全4件 (4件中 1-4件目)
1
先日、冬の京都にて研修の講師に呼んでもらいました。当日は「寒い!」けど、澄んだ空気で周囲の山々が絶景に映りました。なので、研修中は窓にロールスクリーンを下ろして行いました。だって、絶景が眩しくて…(笑)。講師がよそ見してたらヤバイっすからね。夕方近くになって、いよいよ本日のメインである実習がスタート。これが結構時間のかかるゲームなので、ちょっと部屋を出てお手洗いに出ました。すると廊下の突き当たりの<非常口>の横の窓から素敵過ぎるほどの夕日がさしているではありませんか!ゆっくりと、受講者の方々にバレないように非常口を開けて、非常階段の踊り場に出ました。そこには、溜息が出そうなほどの夕日が…眩しい。しばし見とれてしまいました。ついでに、写真を一枚撮影しようと「カシャッ!」と、シャッターを押します。その音とほぼ同時に、「ガッシャン!」とドアの閉まる音が…(汗)。しかもガッシャンの音にやたらと重みがあったことは、私のデビルイヤーは聞き逃しませんでした。「ひょっとして…:汗」慌ててドアのノブを回しますが、完全にロックがかかっていて回りません。そうです。やってしまったんです(涙)。外からは開かないのです。「どうしよう!」と思い切り冷汗をかいて、あれこれ考えたけど、「ここはひとつ冷静になれ。ひょっとして、神様がくれたひと時の休憩かもしれないぞ」とあくまでも冷静に(自分に都合よく)、タバコに火をつけて一服…。…がしかし、あまりの寒風にYシャツがなびいて、鳥肌が悲鳴をあげます。研修室は暑いので、うっかり、自慢のフリースを脱いで着てしまったことに後悔しました。こうなったら暢気にタバコなんか吸ってられるわけありません。ふとサインを見ると<13階>と書いてある。これはいったん1階まで降りて…という作戦は、あまりにも無謀すぎるということで、携帯電話で、アシスタントのナオミ嬢を呼び出すことに。しかし、不安なのは、彼女はいつも携帯をカバンの中に入れていることが多い。しかも、今は研修中である。オフにしているかもしれない。(…と、いつも私が言っていること)それに、万が一、電話に出た場合、何と言えばよいのか?まさか、夕日を見てたらドアが閉まった…なんて言ったら、スタートを切ったばかりの08年度は、「ドアおやじ」とか「ロックさま」とか、ヘンなあだ名を付けられてしまうのではないか?…色々な不安と最悪のパターンが頭の中を駆け巡ります。しかし、Yシャツ一枚で、気温2度だけど、13階の非常階段の踊り場の突風により、体感温度は-5度な感じでした。「もう限界だ」と、思い切ってナオミ嬢に電話しまた。「頼む、出てくれぇぇぇぇ!」と、数年ぶりに必死で念力を送ります。すると、あっさり出てくれました。「ひとつお願いがあるんだけど、聞いてくれる?」と優しく腫れ物に触るかのように話します。すると、「お願いって、どこにいるんですか?」とあくまでも研修モードの冷静なお声。「今から説明するから」と私。「まず、廊下に出て、右奥の非常階段が見えるでしょう?」「???あっ!はい、見えます」「そのドアを開けてみてくれる?」「ドアって、ひょっとして…、やだぁぁぁぁ、何やってんですかぁ!?:笑」「ちょっと待って。あんまり大きな声を出すと…」と言っている間もなく、無事ドアが開いて救出されたわけです。しばらくして、はたして研修会場でどのくらいの笑いの渦が巻き起こったのは想像にお任せします。でも、そのかいあって、08年の最高傑作の呼び声も高い写真が撮れたのだから良しとしておこう!
2008/01/19
コメント(0)
パレードのないディズニーランドを訪れるのは、初めて。(雨天、雷雨を除く)パレードがないことで実感できることは<ゲストが多い>ということ。冬の平日でも「こんなにたくさんの人々が来ているのか!」と驚く。そして、パレードの役割も痛感する。パレード待ちの人々が全くいないから、3万人くらいの人々が常に「次から次へ」と動き回っているから、全体として、人の動きが早くなる。アトラクションはもちろん、レストランやショップまで、かなりに混雑する。それと、ズーッとアトラクションばかり乗ってしまうせいか、「疲れる」というのが同伴したメンバー(16名)の意見。その他、一日を通じて、「ウワー、きれい!」「かわいい!」「凄い!」というウキウキ、ワクワク系の刺激が激減することも判明。(何だか単調になってしまう…)こんな機会は滅多にないから、改めて、ショーやパレードの威力を実感できた。(あっては困るが…)もちろん、あのような事故はあって欲しくないし、もう少しで大惨事だったと考えると、その責任は大きいと思う。次に登場するパレードでは、どいった改善を施してくるのか?業界全体が注目している。反対に、TDLでは、各フロートごとにコントロールスタッフが1名ずついるお陰で、こうした事態の際の対応が早いという、運営上の強みもわかった。他のパークでは「万が一のため」のスタッフは削られがちだが、改めて必要性がわかった。何しろ大変貴重な一日でした。
2008/01/11
コメント(53)
最近、携帯電話の充電機が街中の色んなところに設置されるようになってきた。もちろん、レジャー施設でも。ところが、「あっ、バッテリーが切れた:涙」というビデオカメラを抱えたお父さんは多い。中にはせっかく「世界最軽量」とかの機種を購入しても、8時間も撮影可能なバカでかいバッテリーをつけてくるから、本当にお疲れさんです、と思う。そこで、そうしたAV機器も充電できるようにしてあげればいいのに…と考える。ビデオや写真は、その施設でバンバン撮影してもらえばよい。自分で持参して、勝手に撮影してくれる。それを後々まで大事に残してくれて、たまには家族で一緒に「懐かしいねえ」とか言いながらみてくれる。何度でも…。そう考えてみると、大変ありがたいお客さんだ。ならば応援しておいた方がいいに決まっている。「でも、場所がない」とか言わないで、<充電カフェ>でも、<全席コンセント付きレストラン>でも何でも作って、飲食店の単価UPにつなげれば一石二鳥である。または、最近、おもちゃ屋さんでも売っている、<風力発電キット>とか<ソーラー発電キット>みたいなエコ系グッズで充電できるようにしてみる…とか。それでも「コストが…」という声が聞こえてくる。でも、自分で撮影したビデオや写真は捨てないけど、広告宣伝部や企画部が作った、ご自慢のパンフレットやイベントチラシは自宅に帰ればゴミ箱行きである。(よほどのコレクターは別だが…)それに年間数百万円も使っているんだから、コストは比べ物にならない。それなら、何年間も保管してくれて見てくれるサービスに投資してもいいはずだ。
2008/01/09
コメント(0)
本年もよろしくお願いします。年末のカウントダウンは、全国的に寒波に見舞われたみたいで、現場で働く人々にとっては、肉体的にも精神的にもタフな日々だったと思います。改めて「水商売」という言葉を噛み締めました。それほど天候がコロコロ変わる日々でした。(一日のうちに、晴れ→雪→風→雨…のち雪…など)だから、そこで働くスタッフはユニフォームとかそれ意外に着用する衣類に創意工夫が求められるシーズンです。この辺に関しては、開業時のまだ寒かったTDL(周辺に何もなかったから風が凄くて…:震)で鍛えられているので、僕自身は万全の装備?で臨みました。*無印で買ったロング靴下=ズリ落ちないし暖か*ユニクロの長袖のヒートテックのシャツ=熱を逃がさす通気がよい*靴底の厚いバックスキンシューズ=メーカーは忘れたけど、蒸れないで暖か(でも、防水モノの方がよかった:汗)*フード付きのダウン=羽がタップリで保温性抜群!こうして、防寒着バッチリですが、一番不安なのが、やはりお客さん。それも、ギャル系のお人。おしゃれもわかるけど、-5度の世界で、ミニスカートはないでしょう(震)。胸元もしっかり閉じなさい!と、思わず言いたくなってしまうほどに、おしゃれ重視でやってきます。(本当にたくさん…:汗)車でぬくぬくで来るから「このくらいなら平気かな?」なんて考えて来るわけだけど、着いてみてビックリ!となります。でも、維持でもカウントダウンの瞬間までいようとするわけです。(普段なら帰るところでしょうが…)最初は、カップルでいちゃついていれば大丈夫!なんでしょうが、2時間も経てば、唇は紫色化してきます。剥き出しの素足は、寒いを通り越してきっと「痛い」はずです。たぶん明日は、寝正月になるんだろうなぁ…とか思ってしまうわけです。そこで、「あちらの店で防寒着を販売してますよ」と案内してあげます。ちょうどJリーグのサポーターの人たちが着るようなロングコートみたいな防寒着がありました。「ダサいからいらない」とか言うのかな?と思っていたら、「ええ!あるんですかぁぁぁぁ」と、ダッシュしていきました(笑)。案の定、コートを買って戻ってくると、「これでスノーボーダーのパンツとブーツが売ってたらいいのにぃ…」とのこと。貴重なアドバイス。一旦、かっこうを気にするのを放棄した瞬間に、あくまでも機能を重視するわけです。レジャー産業って、いつもおみやげの販売に関しての議論が多いけど、屋外の施設は、「忘れた」「持って来ればよかった」という商品が実は大事なんです。その典型は<傘>とか<ポンチョ>です。その他、<ホカロン>なんかもあれば売れたでしょう。そう考えると、TDLはミニーのイヤーキャップとか手袋とか帽子とか…「自分の土産にもなるし…」と、必需品も完璧ですね。屋外では、天気が敵になってしまうことが多いけど、天気に合わせた(利用した)運営ができるようにならなければいけないな、と再確認した次第です。
2008/01/04
コメント(0)
全4件 (4件中 1-4件目)
1