2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
全3件 (3件中 1-3件目)
1
と、最近考えることが多い。三月に結婚した学生時代の友達、michelleさんは一生仕事を続ける、専業主婦は性に合わない、と宣言されておられるし、何らかの仕事をかかえている人も多い。多いというか、20-30代で子どもがいなくて完全に家庭に入っているのは、友人・知人たちの中でも私ぐらいなものだということに気が付いた。私、生産性がない女だったんだ…と気づき、かなり落ち込んでいる。 もともと中距離恋愛だったので、結婚を機に退職、県外へ転居。その後新しい土地と結婚生活に馴れるために、しばらくは仕事をしないことにした。それがきっかけだったのだろうか。 それはともかく、落ち込んでいても仕方がない。自分の考えを整理してみることにした。私が専業主婦を選んだ理由。1:夫の仕事を家庭からサポートしたかった 端的に言って、「内助の功」を狙うつもりだったわけ。多忙かつなかなか責任のある仕事をしているであろう(想像)夫の仕事や生活のリズムを家庭から整えてあげること。これは妻の大切な役目だと、まず考えた。きっちりした食事や着る物の整備は、必要だ。夜は家で殆ど摂れない夫が昼も外食すると、家で食べる食事は一食になってしまうため、東京時代は毎日お弁当を作っていた。三段の弁当箱だったので、周りの人に密かに驚かれていたらしいけれど(苦笑)。2:家庭と仕事を両立する自信がない 私はなんでも打ち込んでしまうタイプだ。仕事にのめり込んだら、おそらく家事は余り出来ない状況に自分を追い込んでしまうだろうし、そうなったら、私が仕事をすることに理解を示してくれている夫は私がすべき家事を、かわりにやりかねない。そんなことは、させられない。 そんなふうに私は不器用だから、どっちもはできない。どっちもやろうと思っても、きっとできない。どちらも中途半端になってしまう。そう考えた。仕事をやるなら、仕事も責任をきっちりもってしっかり、そしてそれと同時に、家事も8割方完璧にせねばならない。職場にも、家庭にも迷惑をかけないように。そんなこと、私には、残念ながら、無理。できない!3:長いものには巻かれろ→自我を捨てる 私が今から転職したとして、どんなに頑張っても、おそらく夫ほどの内容の仕事は出来ない。悔しいけれど。それなら、より能力がなく、より稼げない私は、より能力があり、より稼げる夫に、心底気持ちよく働いていただく環境を整え、より稼いでいただくほうが、利口ではないか、と思い至った。 自分の幸せだけを考えていればよい独身時代は、もう終わったのだ。もともと気が強い部分もあった私が、人のために溢れる自我を心から納得して押さえ、日々尽くすことができる。自分がそういう人間に変われるチャンスは、そうあるものではない。 要するに、私は古風な人間だったのかもしれない(まるっきりそうは見えないけれど)。「夫は外で金を稼ぎ、妻は家で、外に出たら7人の敵がいる夫のために家をまもり食事を作る」という、昔から続いてきた男女の枠組みを、今でも大切にしているのだ。我が家では「あなた稼ぐ人、わたし家のことをやるひと」という役割分担に則って、生活している。これはこれで、心地よいものなのかもしれない。 ここまで書いて、気持ちも落ち着いてきた。周りには「もともとキャリアウーマンだから、家にいると辛いだろう」と言われることもあるが、そうでもない。上にも書いたけれど、自分のことはさておき、家族のために尽くすことは、とても生き甲斐があることなのだ。仕事をしていたときは、自分のために仕事をしていたけれど、会社のためにも仕事をしていた。それと同じだ。まさに、私は「○○家」に「永久就職」したのだ。主婦として、自分の職分を誇りをもって全うすることは、私の任務なのかもしれない。 ちょっと元気が出てきた。また明日から、頑張ろう。家族と自分のために。家族を幸せにすると、その幸せは自分にも返ってくるものだもの。(といいつつ、実は和服の着付師になりたいと考えているんだけど…)
2004年04月16日
コメント(2)
山形に引越してから一週間が過ぎた。ここは、とても良いところだということを、実感している。空気が綺麗なことは勿論、食物も良く、アパートの敷地内をでれば、四方は山という、景観の良さも素晴らしい。すっかりなじんでしまった。 以前居住していた千葉との相性は、実に悪かったことが、ここに来てよくわかった。私は仕事をしていないので、用事がない限り外には出ることもないのだが、千葉にいたときは、ほとんど引きこもりとも言える生活だった。食材は「大地を守る会」でお願いしていたから、外に買い物に出かける必要もなかったことも理由の一つだったとは思うが、それを差し引いても、全く外に出る気がしなかった。 ところが、今、この山形ではかなり違う。気分も明るく、外に出ることが億劫でなくなった。都会と同じものとは思えない空気は、実に爽やかである。土地と人との相性は、前から感じていたし、実際嫌な感じを受ける土地・場所ではろくなことが起きないのは、実感してはいるが…。 生憎来週末まで、ムシカの演奏会や、夫の同期の方の結婚式などで夫婦で東京との往復になる。まだ観光らしい観光は殆どしていないけれど、私の親友夫妻(彼らはムシカの仲間でもある)の住処が、我が家から徒歩圏内という、偶然以上の何かにも恵まれた。2年か3年すれば、また大都会である東京に戻らねばならないが、せめてここにいる間は、自然と健康を満喫したいものである。
2004年04月13日
コメント(2)
この4月1日より、夫が東北地方の行政に携わることになり、彼の地へ着任した。それにともなって、私も明日、引越をする。この三週間近く、ある理由から体調を崩し、殆ど寝たきりに近かった。未だに万全ではないので引越作業すらままならない状況だったが、私の両親が一昨日から一泊で来てくれて大車輪の活躍をしてくれたおかげで、なんとか明日、夫とともに、東北へと旅立つことができそう。 今度はのんびりと過ごすことが出来るだろうから、温泉巡りをしながら身体を整えて、楽しい生活を送りたいものだ。皆様にはお世話になっていますが、引き続き転居先から、細々と日記を更新していくつもりですので、どうぞ宜しくお願いいたします。
2004年04月03日
コメント(0)
全3件 (3件中 1-3件目)
1
![]()

![]()