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去年も同じ時期に同じ話題で日記を書いたので覚えていらっしゃる方もおいでかもしれません。明日11月14日とその翌日の15日は、毎年恒例の、地元の小さな産業フェアが開催されることになっていて、mamatam社も、エントリーしています。参加は今年で3回目になります。11月に入って急に、仕事が予想をはるかに上回る忙しさになったうえに、夫の入院騒ぎがあり、準備も全くできなかったし、夫の退院後も仕事は相変わらず一杯いっぱい、しかも、夫の体調回復に向けて家でも一杯いっぱいという状況でしたので、出展を取りやめてしまおうかとも思いました。でも、当日空っぽのブース作ってしまうのも申し訳ない話と思い、とにかく場所をふさいでいればOKとしようと、今日の午後、最低限のものを持ちこみ、ブースを作ってきました。多分明日の午後すこしと、土曜日はYuukoさんが手伝ってくれると思いますが、ほぼわたし一人で机の前に座っていることになりそうです。前の2回も、ブースを離れて階乗を見て回る時間はあまりありませんでしたが、今回は他のブースを見る時間も、買い物をしている暇も、全然なさそうと思っていました。手仕事作品が大好きで、何かを作っているところを見るのも大好きなmamatamとしては、生殺し状態ですよ。ところが、何と、まだフェアが始まってもいないのに、今日、なかなかイイモノをゲットしてしまい、わたしって転んでもただでは起きないタイプだと、我ながら呆れる筒、笑いがこみあげます。ゲットしたのは、手作りの白木の小抽斗で、なんと1個1000円。やっつけ仕事で設置を終えた後、会場内を一回りしている時に机の上に並んでいるのを見つけ、思わず声を掛けたのです。思った通り手作りだそうで、そんなにお安いのは、リタイアされた建具職人さんが、端材を使って作られたからだとか。3種類ほどあるけれど、それぞれ数十個しか用意していないからすぐに売り切れちゃうだろうと、出展者の方が仰っていましたがさもありなんと思いました。リタイアしたと言ってもプロの職人さん、腐っても鯛ですよね。まあ、端材というだけあって、見かけにうんとこだわる方には満足いかないでしょうけど、しっかりした良い出来ですよ。早い者勝ちじゃあ、わたしは無理だわというと、欲しいなら今取っておけば?とこともなげに言ってくださるので、ちゃっかり3個も確保させていただいちゃいました。無理して出展した甲斐がありました。忙しさに負けて出展中止の誘惑に屈しなかったわたしへの褒美みたいなものですね、きっと。明日、明後日の二日間、都営新宿線のF駅の真ん前にあるホールの2階で暇しているはずですので、ご用とお急ぎでない方、怖いモノ見たさの向こう見ずな方、よろしければお遊びにおいで下さい。
2013.11.14
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少し前、シャンプーをしてお風呂から上がったら、耳が詰まってるみたいに、左の耳がボヨ~~ンとなっていました。プールや海で、耳に水が入ると、栓をされたみたいになるあの感じ。飛行機や、エレベーターで時々なる、耳が塞がったみたいな、あんな感じ。左耳を下にして頭を軽く叩いてみたり、タオルで拭いてみたりしても不快感は消えず、綿棒でそーっと撫でてみたら、先に薄く血が付きました。何度綿棒を変えても少しだけ血が付きます。耳の中に小さな傷があるようで、そう言えば、すこし痛むかも。もしかしたら中耳炎の初期?と思いましたが、もう病院は開いていない時間。夜間診療に飛び込むほどの症状でもないし、今、何かできることはないかと考えて、綿棒にティートリーの精油を染み込ませ、何度か軽く耳の中をこすって、というよりさすって休むことにしました。翌朝、耳の聞こえは、まだほんの少しおかしくて、気のせいか、痛みはまだほんの微かにあるみたいでした。綿棒で撫でてみると、前夜よりはもっと少ないけれど、やはりごく薄く血が付きました。やはり何かあるようですが、熱はないし、痛みも微か。病院もお休み(たぶん日曜日だったのでしょうね)だったので、前日と同じように綿棒にティートリーの精油を染み込ませて耳の中を軽くふいておきました。お昼と夕方に、ティートリー綿棒で撫でた時は、やはり微かに血が付きました。翌朝も同じだったら、明日は病院に行こうと思っていたら、次の朝には、綿棒はきれいなままでした。どうやら、前夜はかさぶたになった血が溶けて綿棒に付いたみたいでした。という訳で、結局耳鼻科には行きませんでしたが、あれはきっと、小さな傷に細菌が入って、化膿しかけていたか何かそういうことだったのだろうと、思っています。何しろ病院嫌いのmamatamです。耳鼻科に行かなくて済んだというのが、やたらにうれしくて、ティートリーをつけてみようと思いついた、あれはわたしのお手柄だったと、絶賛我田引水。実は、お世話になっている知人が、爪水虫になったみたいだと言っていらしたので、我が家のティートリーを買う時に、強力濃縮タイプを一本一緒に買ってプレゼントしたのです。真面目で几帳面な方なので、毎日患部にしっかり塗布されていたようで、まだ半分くらいしか使っていないけれど、かなり治って来たと、知らせてくださいました。我が家では、ちょっとしたキズや、吹き出物などにも、最近はまずはティートリーです。夫のあせも対策から始まったティートリーとのお付き合いですが、とても重宝していて、我が家にはなくてはならない存在になりつつあります。
2013.11.13
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この間、図書館から、予約していた図書の到着のお知らせがあり借りに行ってきました。好きな作家さんの本なので、いつもならほとんど一気に読んでしまうのですが、今回は時間に限りがあるためか、まるで味わいつつのように、ゆっくり読んでいました。それでも何日か前に、なんだか名残惜しい気分で読み終わりました。この作家さんの新刊は久しぶりだったので、近々別のシリーズの新刊も出るのかもと思って検索してみて、ビックリしました。プロフィールのところに平成25年3月永眠って出ていたのです。え~~、亡くなってらしたの????北原 亞以子さんという、時代小説の女流作家さん、確かまだ70代半ばでしたよ。そういえば、心臓がお悪いとどこかで読んだような気もします。今回読んだのは「深川澪通り木戸番小屋」のシリーズで、新刊が出るかもと期待して検索したのは、「慶次郎縁側日記」シリーズでした。どちらも、もう新作に会うことは出来ないのだと思うと、このところおやすみもナシで頑張っていた、その疲れがドッと湧いてくるような気がしました。好きだった作家さんが亡くなるって、ショックですけど、それ以上にさみしい思いでいっぱいになります。よく、胸に穴が開いたみたいって言いますけどあんな感じ。だって、ひとりの作家さんと一緒に、大好きだったシリーズキャラクターたちが、ぞろぞろとみんな一遍にいなくなってしまうんですから、そりゃあ寂しいですよ。そんな思いがあったせいか、昨日、図書館にその本を返しに行って、次に借りる本を物色しながら書棚を見て歩いていると亡くなった作家さんの本ばかりが目に付いて、ますます意気消沈でした。藤原伊織さん、半村良さん、北森鴻さん、リリアン・J・ブラウンさん、シャーロット・マクラウドさんなどは、名前を見るだけで、たくさんの作品やキャラクターが浮かんで来て、胸がチクチクと痛みます。ご存命だと思うけど、最近新刊がないローレンス・ブロックさん、気になるけど、確か、もう80歳?う~~ん、難しいかな?そういう人は他にもいます。ナンシー・ピカードさん、キャロリン・G・ハートさん、ジル・チャーチルさんなどなど。スー・グラフトンさんは、アメリカでは新刊が出ているらしいのに、日本では翻訳がまだ。悔しい、英語が読めたらなあ。そう言えば、柴田よしきさん、若竹七海さんも最近新刊が出てないなあ。それを言うなら、北村薫さんも。。。どうされてるのかしら。寂しいです。加納朋子さんは、一昨年、白血病で闘病していましたという素晴らしいノンフィクションを出されて、感動しつつ心配していましたが、今年新刊が出て、ちょっと一安心。早く次作が読みたいです。一方で本人に最近全然やる気がなさそうなのが、森博嗣さん。それがだいぶ長くなってきたので、わたしは少し諦め気味。おなじ森さんでも森雅裕さんは、出版社、編集者たちから総スカンを食って、干されているらしい。何しろ過激にして偏頗な性格で、多分商業出版の方々との仲直りは期待できそうにないので、新刊を読みたいという願いはそろそろ諦めたほうがいいかもと思えてきました。この世を去った方、高齢となって、以前のようには筆が進まなくなった方、新刊をお見かけしなくなった作家さんには、色々な理由があると思いますが、ふと自分を振り返って考えると、それって、自分が歳をとったということでもあるのかなあと思えてきました。現実の友たちは、まだまだ元気。みんないろんな場所で溌剌と頑張っていて、友と老いという言葉は、まだ特に結びついたりしません。でも、知り合いの枠をここまで広げると、老いるというのはこういうことなのかなあと思えて来たり、さらに諸行無常という言葉まで頭に浮かんできます。でも、死は誰にも公平にやってくる、当たり前の出来事なのですから、ここで恐れおののくのではなく、身近に姿を見せたそれと、どう付き合っていくか、考えるチャンスなのかも知れませんね。
2013.11.11
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今日は寒かったですねえ。わたしはもう、少し前からユニクロのライトダウンを着て通勤しています。ダウンジャケットの中は結構薄着でも十分にあたたかいし、軽くて身動きが楽なのです。今日もそんな格好で会社に行き、昼間、買い物に出かけたら寒いことさむい事、え~~、まだ11月上旬だよねえって独り言を言ってしまいました。で、買い物に行ったついでに、おやつはちょっとおいしいケーキにしようと寄り道をしました。今日は家族3人だけなので、ケーキを3個、パンもおいしいお店なので、息子の朝ごはん用の菓子パンも奮発。息子くん、頑張ってるからねえ、ちょっとは甘やかしてあげてもいいかなという訳なんですけど…で、会計をしようとレジのところに行くと、先客がいたので脇で待っていました。ふと目をやると、傘と、カードケース、それに分厚いお財布がレジ脇のショーケースの上に。多分先客さんのだろうと思い、もし忘れて行かれるようなら声をかけようと思って、その時は黙っていました。商品を受け取り、お釣りをもらったら、お財布がない事に気付かれたようで、「あら、ヤダ、こんな所に置きっぱなし、盗られちゃうわよねえ。」と照れ臭そうにわたしに言いながらお財布をしまいかけて、失言に気づいたようでした。何か言い繕わなくてはと思われたのか、「あら、暖かそうなコート着ていらっしゃるわね。ステキだわ。そんなのどちらでお買いになるの?」って、オクサン、これ、ユニクロですけど。褒めたりないと思ったのか、パンツから、コートの中のシャツまで、ほめちぎってもらっちゃいました。ジーンズタイプのスパッツ?に、何の変哲もない白い薄手のフリースに、黒いダウンですよ?褒めていただいて、いやな気持ちになる訳はありませんが、ちょっと苦笑いでした。早々に、会計を済ませて、まだ褒めてくれそうなオクサマにお寒いのでお気をつけてと挨拶して逃げるようにお店を後にしたmamatamでした。
2013.11.09
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社長が戻って来ました。息子の声と顔が明るくなりました。何人かの方は気付き、何人かの方は気付かないふりをしてくださっていましたが、多分ほとんどの方が思っていらした通り、社長は入院していました。今日は退院でした。10時半に病院を出て、そのままタクシーで会社に直行。入院前は1週間出張していましたので、ほぼ3週間ぶりの出社です。途中、食休みやらお昼寝やらをしながら、それでも結局7時まで仕事場で頑張っていました。2週間、ベッドの上での生活を続けた後ですから、気力なのか体力なのかわかりませんが、なんとまあ、感心するやら呆れるやら。。。それでもやはり疲れたようで、帰宅後、食事をすると布団も敷かずに和室にゴロッと横になってしまい、布団を敷いてあげるとそのまま寝てしまいました。わたしは、また三人分三食を作る生活が戻ってきて、これ、ホントにすごいストレスですし、しかも、入院前の何倍?というほど忙しくて、週末出勤も連続4回目になりましたので、仕事もおさんどんもかな~~り嫌気がさしています。だけど、ここを乗り切ると仕事もおさんどんもかな~~り好きになるはず。。。はありません。まあ、気張らず、適当にやればいいのでしょう。それでも何にもしないよりは遥かにマシなはず。。。ですよね?あ、夫の病気は、彼のプライバシーなので、ここにあれこれ書いたらきっといやでしょうから(入院していたと書いたのも知ったら怒るかも。)書かないことにします。でも、完治には今後の養生は必須だけれど、病気自体はもう心配ないと主治医のお墨付きを戴いての退院です。きっと皆さまご心配くださっていると思いますが、あとはもう、のんびりじっくり体調を戻していけばいいのかなと「どうにかなるさ」がテーマみたいになっているmamatamです。
2013.11.08
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皆様をやきもきさせて、本当に申し訳ありません。昨日も今日も、一昨日までと同様、槍ヶ岳みたいな山を四苦八苦してよじ登るような、はたまた日本海溝の底を這い回るような、何とも説明のしようのない苦難の時を過ごしておりますmamatam母子でございます。ご想像の通り、昨日は、天を仰いでみたり、机に突っ伏してみたりの一日で、ブログを書く余裕も全然ありませんでした。毎晩、8時9時まで作業をしては、何食べる?何喰う?と会話にならない会話をしながら、仕事場から家に向かって自転車を走らせていますが、昨夜は安くておいしくて、量がいっぱいの、mamatam家御用達の中華屋さんに。でも、一昨日たっぷり食べたし、中華はコッテリなので五目ラーメンと台湾風焼きそばに水餃子、ビールは息子だけ、それに今日のお昼用に、揚州炒飯を持ち帰り。これで、なんと3100円。ビックリでしょ?更に驚くことに、その炒飯は一人前の注文なのに、息子とわたしふたり分の今日の仕事場ランチになりました。つまり二人の2食分で3100円。これで美味しいっていうんだから、信じられないでしょ?そうそう、一昨日の居酒屋さんで戴いたもの、飲み物は生ビール(サッポロ白穂乃香ー白ほのかー、これがめちゃうまなんです。)と生スダチサワー一杯ずつ。突き出しは、キノコの炒め煮でした。うまうま~~!!お刺身は、メジマグロとホウボウにしました。とことん緑サラダっていうのがお気に入りで、わたしたちはこれをお塩で戴きます(柚子胡椒ドレッシングとマヨネーズも選べます)。いろんな緑の物が入っていますが、どれも大将のひと手間が掛けてあって、それがまた絶妙。ぶり大根。薄味ですが、しっかり味がしみていました。真鯛の頭の酒蒸し。これは息子がうめえ!うめえ!と70%くらい食べてしまいました。はし使いがすごくヘタなのに、ずいぶんきれいに食べていて、呆れてしまいました。天ぷらや焼き物もとても美味しいのですけど、今日は魚が食べたいという息子の気分で、こんなメニューになりました。息子は明太子丼で締めていました。温かいご飯に明太子と海苔と刻んだ青紫蘇が載っている、見た目変哲のない丼でしたが、明太子はもちろんですけど、海苔とシソがすごく美味しいのです。普通の刻み海苔ではなく、幅海苔とかなんかそんな種類の物のような感じでした。息子が丼を食べている間、わたしはお漬物。ニンジン、キュウリ、いぶりガッコ、あとなんだったっけ?アハハ、読むだけでお腹一杯でしょ?書いてるわたしも、思い出してまたお腹いっぱいです。食べることはやっぱり大事ですし、美味しいものを戴くとなぜか心も和みますよね。毎日、毎日、苦難に見舞われて、好い加減ヘタっている息子も一日の終わりに戴くものが美味しいと、明日もう一日頑張れるような気分になれるかな?と思います。それも今日まで。明日、午後には、夫社長が戻って来ます。息子の苦難も、とりあえず幕を引けるのじゃないでしょうか。ちょうど2週間、良く頑張りました。これで、すこし根性が入ってくれるといいのですが、社長がというよりお父さんが戻ってくると、以前のちゃらんぽらん息子もまだ戻ってきてしまうのじゃないかと、それが少し母としては心配です。
2013.11.07
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一昨日、あと2時間分くらいの仕事を残して作業を仕舞い、ほぼ定時に上がった息子、案の定、昨日の朝は機械のセッティングや準備に手間取り、午前中では終わる気配もありませんでした。それでも、3時の休憩前には製造が終わり、次の作業の準備にかかることができました。次の作業というのは、10月末に手を付けていたけれど、プチトラブルが続いたため、別の注文を先にすませることにして、中断していた製品に再度挑戦というか、再開するのです。夫社長からも、アドバイスをもらって、今回はなかなか良い調子と言っていたのに、Yuukoさんが帰り支度を始める頃になって、機械壊れた!と言いながら、足音も荒く息子が事務室に入ってきました。ひえ~~~会計主任としては、もう真っ青です。夫社長の退職金をはたいて購入した機械、これと夫社長の腕がmamatam社へのお客様の信頼を支えて来たのだし、この機械と夫社長の積み上げてきたデータがあるから、新米職人の息子が、社長の不在中も注文をこなせるのです。子機をひっつかんで作業室に戻り、夫社長に相談しながらの対応が続く間、Yuukoさんは結果を気にしながらも退社。わたしは他になすすべもなく、座って息子の戻ってくるのを待ちます。30分ほどして子機を戻しに来た息子、少し落ち着いたようなので、様子を尋ねると、機械本体は大丈夫そうだけど、部品がボロボロですって。ということは、製造不能はまぬかれたということで、さらに損害もウン千万円という事態にはなっていないということで、先ずはホッと一安心。でも部品がボロボロって。。。どの部品?と恐る恐る聞くと部品Aが10個くらい、部品Bが壊滅的との返事。とっさに計算機が頭の中でスイッチオン。部品Aは一個5万円くらい、部品Bは1個で30万?50万?。。。つまり最大100万?やっぱり涙が出そうです。息子は、夫社長から、作業続行に向けてチェックすべき個所やら、やっておくべき作業やらの指示を受けたらしく、これからまだしばらく作業しなくてはならないようです。でも、する仕事があるということは、翌日製造できる可能性もあるということですから、それなら、先ず一息入れてから、落ち着いて作業した方がいいのじゃないかと、息子にコーヒーメーカーをセットするように頼んで、セブンイレブンにスイーツを買いに行きました。お店に向かって自転車を走らせながら、ふと考えたら、このトラブルは最悪だけれど、最悪の中ではベストのタイミングだったような気がしてきました。コーヒーを飲みながら、シュークリームとチョコアイスを食べたらだいぶ落ち着いたようで、息子も作業に戻りました。潰れた部品はサイズパーツなので、代替えできる部品があるかどうか心配でしたが、部品Aは予備があり、部品Bは、代わりに使えそうなサイズがあるとのことで、心配していた生産は今朝10時に何とか再開できました。サイズパーツなんて言ってもわかる方しかわかりませんよね、ごめんなさい。でも、わたしも素人、きちんと説明できないので、そこは目をつぶって先を読んでください。更に幸いなことには、代替えのサイズパーツが今回の製造にうまくはまったようで、トラブルもなく良い速度で生産が進み、今日は予定通りの数量を仕上げることができました。この注文の売上額全部を合わせても、部品代金の穴埋めはできそうにはありませんが、ともかく、注文の品物をつつがなく納品できることが何より大事、それができないと、お金より大事な「お客様」を失うことにもなりかねず、潰れた部品どころではない大きな損失につながる恐れもあります。とりあえず、その危険はなくなったわけですが、それは別にめでたい事ではないのに、製造が順調に進んだこともあって何だか息子と二人、妙に幸福な気分になって、以前ブロ友のくうみんさんに紹介していただいた、すごく美味しい居酒屋さんに夕ご飯を食べに行ってしまいました。ふたりでビールと生スダチサワーまで飲み、美味しいお魚とお野菜をお腹一杯、反り返っちゃうほど食べて7700円でした。安かったねえ、美味しかったねえって、二人でニコニコしながら帰ってきました。夫社長は、二人で飲んでる最中にも息子に明日の作業の指示の電話をして来たり、アウェイでやきもきしてるのでしょうに、なんて能天気な母子でしょう。夫社長には、絶対言えませんね、こんなこと。先日の製造中断の問題も、終わったわけではなく、まだ大問題のままですし、本当に困った事ばかりまだまだ山盛りですが、そんなこと言っている間にも時は過ぎ、日はめぐり、ドロドロとですが仕事も進み、毎日が過去になって行きます。歌の文句ではありませんが、「なんとかなるさ」って、ほんとうだったのねって、変なことに感心する今日この頃のmamatamです。
2013.11.05
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いつも、温かいコメントをありがとうございます。このところ、コメントか、コメ返か日記の更新か、どれかひとつしかできない感じで、結局コメ返が後回しになる日々が続いています。のどに小骨が刺さっているみたいな気分で、コメントくださった皆様にもとても申し訳ない気持ちですが、また、万全の状態で戻ってこれる時まで、大目に見ていただけたら嬉しいです。息子は気持ちを切り替えて、今日は別の注文に取り掛かりました。今日の製品も、ひとつだけ不安があったのですけれど、それは取り越し苦労に終わって、一日スムーズに製造できたようです。扱いやすい原料で、製品仕様(製造指示)も無理のないものだったことは、息子はもちろん、わたしにとっても幸いでした。今日もあともう少し頑張ってくれると良かったのですが、あとひと頑張り分を明日に残して、作業を終了してきたようです。このあたり「三つ子の魂百まで」というのか、あぁ、やっぱりと思わせてくれました。いきなり180度の変貌を遂げてくれるわけにはいかないようです。でも、かなり気落ちして、疲労困憊に見えた昨夜にくらべると今夜は声にも力があり、顔つきもややすっきりして見えます。ゲンキンなもの、とも思いますが、この辺が若さなのでしょう。明日は今日の残りを片付け、昨日の注文の前に手掛けていたこれまた厄介な製品に戻らなくてはなりません。ひとつうまく行ったからといって、急に技能が上がる訳もなくきっとまた苦難の一週間が始まるのでしょう。そして、それが終わると、目下の日程表の中の最難関である、新規の大口注文が控えています。これまでの製品は、夫社長がすでに一度手がけていますので、機械のセッティングなどのたくさんのデータや、注意書きやメモが製造記録としてファイルしてあります。でも、新規の注文にはそれがありません。製造開始までに戻れると見積もっていたようですが、どうなることやら、気がもめます。その製造開始までに社長が戻ってこれるか、これない場合はどうするのか、まだまだ気の抜けないmamatamの毎日です。
2013.11.03
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2週間ほど前から夫社長が不在です。新米職人の息子が社長不在の急場をしのいでいますが、本当に大変なことになっています。注文に応じて仕事のスケジュールを組むのですが(って当然ですよね)社長がいればこれくらいという日程にたっぷり下駄をはかせて組んだはずの予定表がことごとく崩れて行きます。スイスイと進んだのは、最初の注文だけでした。これも、考えたら社長が息子と一緒に部品の組み付けをし、機械のセッティングをして出かけたものなのです。月末で、それでなくても忙しいのに、ぎっしり詰まった予定表に書かれた製品名は、難しい注文ばかりです。余裕を見たとは言っても実際やってみないとわからないのだから、調子よく進んでいるのなら、一日でも、せめて半日でも、予定表より早く進めておけばいいのにと、やきもきするのは母ばかり。出社は遅れる、仕事場にきてもグダグダしてなかなか仕事を始めない、もう少し進めておいたらと言っているのに、予定はクリアーしているからと帰ってしまう。で、結局、2件目の製造から躓き始め、3件目、4件目とお約束のようにトラブって、ここ1週間、もう泥沼です。わたしも、製造予定の順序を入れ替えたり、無理そうと思えば、早めに納期延長のお願いをしたり、納期遅れを出すことは、今までは免れています。とはいえ、ギリギリの綱渡りで、ヒヤヒヤの毎日です。ですので、今日も土曜日ですが、出勤しました。今日の注文も、実はちょっと札付きでした。何年か前からリピートで何度も注文を戴いている製品なのですが、原料の品質が不安定で、すんなり作れる場合もある一方、社長でも苦労したことが何度もあった製品です。そんなことを言えば息子も不安になるでしょうから、黙っていましたけれど、今回来る原料は、どんな様子か、本当はとても心配でした。こんな時に限って、はずれ籤が当たるのですね。案の定?大きく規格から外れた原料が来てしまいました。息子は一日、あーでもないこーでもないと取り組み、電話で社長にも相談に乗ってもらいながら頑張りましたが、どうやら製造不能。社長でも、今日の製品は作れなかったでしょう。忙しいのに一日無駄になったと息子は怒っていましたが、今までにもこういうことはありましたし、これも勉強です。「無理だった」事を後でお客様に証明できるように、いくつかデータを取っておくための余分な作業をして、今日は仕事場を出たのが8時過ぎでした。昨夜はこの仕事の準備のため9時まで仕事場にいたし、週末も休まず、連続2週間働いていますから、若いと言ってもさすがに疲れていると思います。でも、今週に入ってからは、ちょっと目が覚めたかなと思うような仕事ぶりです。いつもグズグズしてわたしをイライラさせていた朝の支度もほぼ時間通りにするようになり、9時には仕事場に着くようになりました。この道ウン十年の社長と肩を並べることなどできるはずがない事は本人にもわかっていたでしょうが、ここまでとは思っていなかったのでしょうね。やってみて初めて見に沁みた...のだと良いのですが。わたし自身、いろんな方の、社長の技術や知識に対する褒め言葉を、あまり真剣に考えたことはありませんでしたが、本当に彼でなくては出来ない仕事があるのだということ、だからこそ零細mamatam社が今まで持ちこたえてきたのだということを、改めて再認識しました。社長の戻りまで、もう少し、みんなで頑張ります。
2013.11.02
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