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マナの吸収はロウセルフに命じるだけで行えるというのは前回の記事で説明しました。今回は集めたマナをどこに溜めるかです。”肉体と影体じゃないの?”そうです。では、その違いはなんでしょうか。これは仙道的な考えでお答えしましょう。肉体にマナを溜めるというのは、生命力によって肉体の能力を改善したり、治療を行うことになります。子供が大人に比べて傷の治りが早いこと、病気が治ったあとの回復も早いですね。これと同じような状態にするのが肉体にマナを溜めるということです。では影体にマナを溜めるというのはどのような意味があるのでしょうか。影体の性質を考えてみましょう。影体とは、影物質によってできた第二の肉体と呼ばれるものです。死後、ミドルセルフやロウセルフの意識を受け止める役割をします。それ以外に目に見えない記憶の房や、影体糸を伸ばしたりもします。つまり影体にマナを溜めると、影物質を自在に操り、遠くまで伸ばしたり、記憶や情報のやり取りを行ったり、様々な魔術的な能力を発揮できるようになるのです。肉体と影体それぞれの役割が違うので、その能力を引き出すエネルギーとしてマナが利用されまます。肉体にマナを溜めるのはむつかしくありませんし、溜めた時に肉体に反応が出て来ますから集まったかどうかも分かりやすいですね。では影体にマナを溜めたらどうなるでしょうか。これを試すには、ロウセルフにある命令を出します。いつも通りにマナの発生を命じて、それから影体だけにマナを溜めていくように命じるのです。最初は部分的に溜める方がよいでしょう。特に分かりやすくするためには手を使います。私は右手か左手の手首より先の部分、または二の腕の部分の影体にマナを溜めるようにしています。呼吸を整え、ロウセルフにマナを発生させるようにします。それから手首から先の影体にそのマナを溜めこむようにします。徐々にマナがたまってくるとじわっと熱が発生します。それが影体に集まりだすと、ちょっと独特の感覚が発生してきます。ゴム手袋の中にお湯を流し込み、それに手を突っ込んでるような感覚です。実際この練習を行ってみると、マナを集めた方の手だけがびりびりとしびれてきますし、練気と言う仙道の練習そっくりな感覚です。当然ですが、マナを集めるというのは気を集めるのと同義なのですけど、仙道の練習が意識を強くもって長時間行わなくてはいけないのに対し、フナの練習方法はとても簡単です。ロウセルフに命じて監視してるだけで良いのですから。それと、影体にマナを溜めて、それを強めていくようにすると、肉体にも変化が現れます。筋肉の内部に強い電流が走ったような感覚や、ひきつるような動きが出ます。これは調子の悪い部分にマナが流れることで、不随意運動が生じるためだと思われます。肉体にマナを溜めても同じことが起こるのですが、影体は肉体よりもわずかに広がった存在なので、私は影体にマナを蓄積する方が良いと思います。仙道では、肉体に陽気を限界まで蓄積すると周囲の空間に自然と気が放出されるようになるとしますが、この段階に行くまでには、数年以上の鍛錬が必要です。ですが、フナであれば、おそらく数日か、数週間もあればできるようになるでしょう。一つだけ注意することがあります。現代の人々は生命力不足なので、自分の肉体だけで発生させるマナでは不足する可能性が高いのです。そこで周囲の空間や電気コードなどからエネルギーを補うようにすると良いでしょう。ただ、そのまま吸収するのではなく、自分の性質にあったエネルギーに変換させるのを忘れないでください。そうしないと気中り(きあたり)という一種の中毒症状を示すことがあります。
2016.06.20
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いまだにエクスペリアのタブレットが修理できず。閑話休題仙道でも気をためるってのは時間がかかります。30年近く前に習った方法ですが、激しい呼吸法を行い、運動(練気)をすることで陽気が発生すると言われました。そりゃそうなんですが。ゼーハーゼーハーしながら筋肉を酷使することで、熱と一緒に気が出てきます。しかしです。そんな激しい動きを毎日やるのって苦しくないですか?私は止めました。やってられませんし。そもそも、若いときは肉体の発生するエネルギーが強烈なので、そんなに強く気を発生させなくても、いろいろなことができるのです。さすがに50歳前になると気の発生も少ないので厳しいですが。私は腸が弱いです(いきなり)。生の食材を食べると、一気に下します。こればっかりはなかなか治らず、いつも電車の中は怖い思いをしていました。つい最近のことです。布団の横でネクサス7を充電しつつ、うとうとしておりました。その時、ふと手が充電器に触れたのです。発熱して熱かったのですが、あることを思い出しました。熱や電気は完全に気です。ということはマナでもあります。通電してるコードを手で触り、そのエネルギーを取り込むように意識をかけると、触れている手を通じて体内に気が満ちてきます。ただこの方法は意外と効果が続きません。その理由は私も分かりませんでした。今はとてもよくわかります。ロウセルフの力を借りていないからですね。そこでロウセルフに命じて、”電気のエネルギーをマナとして吸収して”とやってみました。するととても面白いことが。手を通じてマナがどこどこと流れてきたのですが、それがなんとおなかの中にまで流れてきたのです。面白いのでそのまま放置していたら、エネルギーがおなかの中心に集まり、ぐるぐると回転し始めました。じわーっとした熱と圧力が広がり、腸がぐるっと動いたのが分かりました。何かがほどけたような感覚。不思議なんですが、それからはほとんどお腹が緩くならなくなりました。これ、何が言いたいのかと言うと。十分な生命力があれば、肉体の不調は自分で改善できるってことです。そのためのエネルギーは自分で発生させる必要はなく、他からもらってきてもいいのです。ですので、一番簡単なのが電気を利用することなのです。しかし仙道の方法では安定しないのが問題でした。それはロウセルフの働きを知らなかったからですね。そこでロウセルフに命じて、安定してエネルギーを吸収するようにすれば、簡単に生命力を追加することができます。これを利用すれば、体調を整えるのもむつかしくありません。次回の定期練習会ではこれもやってみようと思います。
2016.06.18
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ロウセルフが伝えてくる情報を正確に拾うには練習が必要です。人は常にいろいろな情報を処理していますが、その大部分をロウセルフに任せています。ミドルセルフが行っているのは、ロウセルフが決定した事柄を再確認してるに過ぎません。ロウセルフの意識中心はお腹にあります。そこから上がってくる情報は迷走神経を伝ってきます。迷走神経は、脳から直接出入りしている12本の神経のひとつです。正確には1対ですが。この迷走神経を利用してロウセルフは大脳に信号を送っているのです。肉体の調子が良かったり悪かったりすると、それによって気分が大きく変わりますよね。意識レベルに上がってこないような情報に、人の精神は大きく左右されますが、それはこの脳神経の影響が非常に強いのです。以前、肉体の思考によって人の本質が影響を受けると言う事を書きました。過去の記憶や前世の記憶、さまざまな経験、それらによって人は情報の処理と判断を行います。意識をそれらの思考に任せてしまうと、感情的な判断が強く動いてしまいます。正しい判断を行うとき、ロウセルフの思考は邪魔になります。押さえつけて止めるのではなく、思考をニュートラルにしておかなくてはいけません。例として先日の出来事を。ある理由で、カーシェアリングの車を運転して港区内を移動していました。朝からご飯を食べていなかったので、目的地に着く前に何処かで買い出しをしようと考えていたら、先に目的地に車を停めてから買い出しに行く方が良いと言う意識が沸き上がったのです。でもそれをすると、余計な距離を歩かなくてはいけません。コンビニの前に車を停めて買い出しする方が時間も無駄になりません。結局、最初のイメージを無視して後の考えを実行したら、駐車違反の切符を切られそうになりました。ギリギリで間に合ったのですが、その時に最初のイメージが正しい事を理解したのです。この判断のポイントは、感情的に面倒なことをしたくないと言う部分です。他にも幾つか判断ポイントはあったのですけど、明確に正しいと言えるメッセージを受け取ったと思いました。このような出来事を何度か繰り返すと、受動のコツが分かってきますよ。
2016.06.01
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