2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
全13件 (13件中 1-13件目)
1

監督 : キム・ソンジュン 主演 : チェ・ジウ / チョ・ハンソン / 公式HP : http://www.renri-no-eda.com/「 連理の枝 」とは白楽天の著名な漢詩「 長恨歌(ちょうごんか) 」の一節。 七夕の日に、長生殿において楊貴妃が玄宗皇帝に誓った言葉です。われわれ両人は、もし、天にあるものならば翼を並べて飛んでいくあの比翼の鳥になろう。 また、地にあるならば、枝を連ねて離れない 連理の枝 のようにいつまでも離れまい。 二本の樹の枝が絡み合い、まるで一本の樹となる様な、強く結ばれた「永遠の愛」の象徴。 チェジュ島(牛島)にあるジウ姫演じるヘウォンの故郷の木。こりゃ、「冬ソナ」以来の名所としてまたもや日本人の奥様方で超にぎわうことでしょうか?桂三枝じゃないけど「奥様方いらっ~しゃ~~い♪」モードぷんぷんです・・・ Story : ベンチャー企業で成功した若き青年実業家ミンスは、数々の女性との恋愛を楽しむプレイボーイ。そんな彼が、ある雨の日に出会ったのは、病院へのバスを待つヘウォンだった。早速ヘウォンを口説きはじめたミンスだが、次第にその明るく純粋な姿に心を奪われていく。それは、ミンスにとって初めての恋だった。しかし、ある日出かけた動物園で、へウォンは突然倒れてしまう。彼女には、生きる時間がわずかしか残されていなかった。 巷では、軒並み評価が低かったので、またもや、やってしまうのか・・・「事故か~?、記憶喪失か~?、実は腹違いの兄妹だったのか~?、純愛&悲恋なのにドリフ並のどぎついギャグもとびかうのかぁ~?」っと、かな~っり期待薄な想像な上、観に行ったのですが・・・(だったら観るなよ。。。っと言われそうですが(笑)・・・) 前半は意外に楽しめました。ヘウォンの親友スジン役のソ・ヨンヒさんが可愛かったです。ヘウォンが入院している病院の先生と看護師長の中年の恋は、「ナースのお仕事」の石原良純 と伊藤かずえ 並のワザトラチックな演技でコミカルに演じているけど、ちょっときもち悪い・・中年でももうちょっと美男・美女があ~いう演技をするなら笑えるけどな~ ジウ姫が不治の病に冒されながら、明るくいたずらっぽいお茶目な演技をするんだけど、そろそろそういう歳じゃないんじゃないかな~っと、ちょっとひいちゃう・・・10年とは言わないけど、せめて7~8年若かったらね~っという感じです(・・たいしてかわらないとか?・・)まぁ、「冬ソナ第1話」の女子高生役よりはましか・・・っとおおめに観ながらみると、その後の病院を抜け出してデートするシーンとかは結構さわやかで楽しかったですけどね。 後半は泣けるシーンなので、周りですすり泣く声がちらほら聞こえていましたが、う~~ん、いまいち感情移入出来ませんでした・・・・いままでの、またこのシチュエーションかい!みたいなところが結構裏切られて、ちょっと新しい設定になっていて、中盤になぜ?っと思えたところが納得!という感じでしたが。その設定が結構うらめに出ていて、いまいち変な展開にどんどんスクリーンから冷めていっちゃう感じがしました。ラストシーンはおもいっきり泣かせようとするのが、意味もなく中途半端な感がしますね~~ ネタバレしないで説明するのは難しいので(笑)観てから読んで頂けると、納得?という感じかもしれません(笑) 期待して行かなければ吉・・・・。意外と不愉快な思いはしません(笑)「誰にでも秘密がある」ほどの金返せモードではありません。 ジャパンプレミアのチケットを売り出すそうですが、普通プレミアってご招待なんじゃないの~?お金とんのかい!っとちょっとびっくり。。。。 ~おしまい~VCD『連理の枝』 ☆ランキングに参加しています。ロ_ρ゛(・・ ) プチンッしてくださると大変喜びまっす☆↓ ↓ ↓ ↓∥HPランキング ∥blogランキング ∥blog&検索エンジン ∥ベストブログランキング∥ 2005年上映一覧へ∥MoonDreamWorks Movie riport Index ∥日記一覧ヘ
March 30, 2006
コメント(2)

監督 : スーザン・ストローマン 脚本 : メル・ブルックス 主演 : ネイサン・レイン /マシュー・ブロデリック /ユマ・サーマン 中川晃教公式HP 公式HP :http://www.sonypictures.jp/movies/theproducers/ 「Holed Me Totch me!」一時期は「キング・オブ・ブロードウェイ」と呼ばれた男、マックス・ビアリストック。 今では、オールドレディ達に最後の欲望的希望を与える事で見返りにかき集めたお金で最低なミュージカルを作り続ける最悪のプロデューサー。 2度目の鑑賞となる今回は、歌手であり、今やミュージカルの新星中川晃教のトークショー付きの特別試写会とあって、それを目当てにもう一度行ってまいりました。 映画に関する情報は前回に書いてありますので省かせて頂いています。 一度目のレビューはこちらです。 中川晃教と言ってもちょっとピンとこない方もいらっしゃるかと思いますが(それは君だけって言われそうですが(笑)・・)TBS系テレビドラマ 「マリア」 主題歌 「I WILL GET YOUR KISS」を歌っていたあの彼です。当時は結構鮮烈なデビューという感じでした。きっと今思い出せない方も曲を聞けば、あ~~これね♪っと記憶にあるはず。・・っというか、私がその人だったのですが(笑)当選ハガキをみたときに真っ先に、中川ってだれやねん・・・っとグーグルで検索したところ、公式HPに曲を試聴出来るようになっていて、聴いてみたら、あ~~これね♪っと(笑)・・ 歌がうまいのにあまり目に見えて音楽活動してないの?っと思ったら、ミュージカルスターとして活躍していたのですね~司会の女性の小気味よい滑舌とユーモラスなトークで会場も当のゲストの中川さんも笑いっぱなしの楽しいトークショーでしたよ。中川さんも結構23歳とは思えないしっかりした考えとポリシーをまとまりよく話すトーク術を持っていて、なかなか頭のいい人なのだなと思いました。話を聞いていて、今度彼の主演するミュージカル「OUR HOUSE」にちょっと興味がわきました。随分と映画にもこのミュージカルにも宣伝には良いコラボレーションだったのではないでしょうか。 2度目となる今回は、前回よりも話の筋がよく見えていたので笑いの場所もストーリーもわかっちゃってるはずなのに、今回は3倍は笑ったと思います(笑)かえって次だ、、来るぞ来るぞ・・っという感じで先に笑っちゃって、笑いをこらえるのが大変なぐらいでした。 回を重ねるごとによりいっそう面白さが増えていくと感じがします。でも、前回にも今回にもちょっと感じたのは、笑っている人はいつも同じ人?っという感じ。広い会場でしたから爆笑場面では開場全体が笑いの渦という感じなはずなのに、なぜか笑っているのは同じ声のひとばかり?みたいな気がしました。っというか、隣に座っている人は映画が始まって終わるまで爆笑していたのはたった1回だったからです(笑)。多分ふふっと小笑い程度はされていたのでしょうが、私のように爆笑していたのは、1回だけだったのが結構気になりました。きっとこの映画はミュージカルなだけに好き嫌いが分かれるのじゃないかなっと思います。ツボにはまりきれないと言うか乗り遅れたらきっと笑えないのではないかな・・・ とはいえ、ミュージカルのほうも観ているという人も結構いらしたみたいで、ミュージカル好きな方には両方観ても楽しめる映画になっているようですよ。 私は、1度目に鑑賞したときは、ゲイリー・ビーチとロジャー・バートのゲイの二人のコンビが大変お気に入りで超おかしかったのですが、今回は、冒頭のほうのレオのブルー・ブランケットの話も面白く感じましたし、おババダンスも超面白く感じました。 そして、ストーリーがわかっているので安心して歌を堪能することも出来ました。 1968年に映画化された際の監督・脚本を手がけたメル・ブルックスが本作に2回ほどどこかで出演しています。興味がおありの方は、事前にお顔を確認してから観に行かれると良いかもしれませんねΣd(・∀・) そして前回も書きましたが、ニコール・キッドマンがウーラ役だったら、「ステップフォード・ワイフ」に引き続きマシュー・ブロデリックと共演に、また「奥様は魔女」に引き続きウィル・フェレルと共演という事になったのですね~ 改めてキャストそれぞれの歌のうまさにも関心し堪能できました。機会があれば観てもいいかなと思います。またDVDも買っても損はないと思いました。 〔送料無料キャンペーン中〕プロデューサーズ オリジナル・サウンドトラック-CD-(3/24~) *--------------------------------------------------------------*プロデューサーズ 著者:メル・ブルックス /トマス・ミーハン 出版社:アイビーシーパブリッシング /日本洋書販売 サイズ:単行本/239p発行年月:2005年06月*--------------------------------------------------------------* ~おしまい~ ☆ランキングに参加しています。ロ_ρ゛(・・ ) プチンッしてくださると大変喜びまっす☆↓ ↓ ↓ ↓∥HPランキング ∥blogランキング ∥blog&検索エンジン ∥ベストブログランキング∥ 2005年上映一覧へ∥MoonDreamWorks Movie riport Index ∥日記一覧ヘ
March 29, 2006
コメント(4)

監督 : ピーター・ハイアムズ 主演 : エドワード・バーンズ /キャサリン・マコーマック / ベン・キングズレー 公式HP : http://www.sot-movie.jp/ 「華氏451度」などで知られる巨匠レイ・ブラッドベリの「いかずちの音」または「雷のような音」という邦題で知られる1952年の古典的傑作SF短編を映画化したSFパニックムービー。 監督は、シュワちゃん主演の「エンド・オブ・デイズ (1999)」のピーター・ハイムズ。 主演は、あのつっこみ所満載の映画、「フライト・オブ・フェニックス」の脚本を書いちゃった、エドワード・バーンズ。あまり観たことないなと思ったら、スピルバーグ監督の「プライベート・ライアン」にリチャード・ライベン二等兵役で出ていましたね。 冒頭からB級の臭いがぷんぷん臭ってくる出だしでしたが・・・・ あらま、サー・ベン・キングズレーがおもいっきり悪徳な金儲け主義者、シカゴの大手旅行代理店タイム・サファリ社のチャールズ・ハットン役を演じていました。 SF映画ファンとしては、たとえB級でもそれなりに楽しめる何かが見つかれば、それなりに満足するのですが(笑) SF映画がを作るのにVFXがちゃっちいと致命傷です。2055年の近未来を描くのに逆行した感じさえ感じさせられる映像には幻滅・・・ 製作会社の倒産等があって、当初から制作続行が危ぶまれていた作品を無理矢理製作強行したとの事で、お金がかかってないのは理解するにしても、ちょっとがっかりな出来になっていました。制作費100億円って、いったいどこにかかったの?と思ってしまいました。 ミツバチを一匹殺しただけで、それによって花粉が受粉できず種子を残せなくなった植物が絶滅する等から未来が大幅に変ってしまう等の着眼点は面白いなと思ったのですが、その時点で既にその後の展開から結末に至るまで容易に推測が着くストーリーで、なにをしたいのかまとまりがないまま、安っぽいパニックムービーで終わってしまいました。 SF小説で50年の前に書かれた当時としてはかなり先進的な面白いアイデアだったと思うのですが、今では似たようなアイデアの作品も多数作られているため、アレンジもなく原作に忠実に再現てしまったところが失敗点だったのではないでしょうか・・・~おしまい~ ☆ランキングに参加しています。ロ_ρ゛(・・ ) プチンッしてくださると大変喜びまっす☆↓ ↓ ↓ ↓∥HPランキング ∥blogランキング ∥blog&検索エンジン ∥ベストブログランキング∥ 2005年上映一覧へ∥MoonDreamWorks Movie riport Index ∥日記一覧ヘ
March 25, 2006
コメント(4)

監督 : ニック・パーク /スティーヴ・ボックス 主演 : ピーター・サリス(ウォレス) /レイフ・ファインズ(ヴィクター) / ヘレナ・ボナム=カーター(レディ・トッティントン) 公式HP : http://www.wandg.jp/teaser/index.html 「Wallace & Gromit: The Curse of the Were-Rabbit」94分 中編アニメはいままでに3本作られていますが、2度のアカデミー短編アニメ賞を受賞するなど世界中に熱狂的なファンを持つ人気クレイ・アニメーションです。英国アードマン社と米国のドリームワークス社による「チキンラン」に続く共同製作作品 「ウォレスとグルミット」シリーズ待望の初長編作品でしたが、今回の第78回アカデミー賞では、みごと長編アニメ賞を受賞しました。Congratulations!! CG全盛のこの時代に、クレイメーションのアニメーションの温もりをそのままにCGとの融合を再現し、5年の歳月をかけて製作されたアードマン社とドリームワークス社の技術の結晶です。クレイメーションと言えば、今回のアカデミー賞を争った、ティム・バートン監督の「ティム・バートンのコープス・ブライド」もあげられますが、こちらの場合はCGとの融合で製作されていますので、「コープス~」よりは短い時間での完成が可能となりました。とはいえ、5年という歳月はやはり根気のいる長い時間を要しての完成と言えるので、ほんとに製作サイドの熱意と愛情がふんだんに感じられる温かい作品となりました。監督は、 「ウォレスとグルミット、危機一髪!」(1996) で監督&脚本を手がけ、「ウォレスとグルミットのおすすめ生活」(2002)では、監督総指揮と脚本を手がた、「ウォレスとグルミット」シリーズの生みの親ニック・パークとずっと制作に関わってきたスティーヴ・ボックスは初監督。 製作総指揮には、ジェフリー・カッツェンバーグ。 日本語吹き替え番は、初期の作品からずっとウォレスの声を担当している萩本欽一とレディ・トッティントンには飯島直子。 Story :チーズが何より好きな発明家の英国紳士ウォレスとその忠実なる愛犬グルミットが、今度は町の野菜畑を荒らす謎のウサギを相手に大活躍。 「巨大野菜コンテスト」まで、あと数日。町中がお祭りに向けて浮き足だつ中、住人たちが育てた野菜を食い荒らすウサギが大繁殖してしまう。発明家ウォレスと、パートナーの忠犬グルミットは害獣駆除隊としてウサギ回収マシーン「BV6000」を駆使し、町中の野菜畑を守るのに大忙し!とはいえ、自宅の地下室は捕獲したウサギですでに満杯。そこでウォレスは、ウサギたちに野菜嫌いになってもらおうと、新たな発明品を持ちだすのだが・・・?! 雲がうさみみになっちゃってたり、細かなちゃめっけがとってもツボにはまって嬉しくて楽しい作品です。 博士とグルミットの朝は、自動標的装置により、ベッドをしたから突っつくグルメットの装置と大好きなチーズの臭いをかがせて目を覚まさせるウォレス博士の目覚まし装置からお着替えまでしちゃうものぐさオートメーション装置。サンダーバードのオマージュから、車のオートドライヴでターゲットのうさちゃんを捕獲し保護します。 グルミットは、おとぼけ発明家で 「害獣駆除隊アンチ・ペスト、スワット・ティーム」で街の野菜を守るウォレス博士の食事を作ったり、おまけにちょっぴり太りすぎた博士の体調管理まで気を遣って、博士が内緒で大好きなチーズを食べちゃたりしないように仕掛けまでしちゃいます(笑) そして、街で行われる巨大野菜コンテストに出品するメロンを大事そうに育てていたりします。その辺のお手伝いさんよりも気が利いていて、何でも出来ちゃう。 わたしもこんなクレバリーなグルミット欲しい~ 悪役のヴィクターもその忠犬フィリップもそんなに悪いと言うほど悪くなく(笑)ちょっとおまぬけなキャラ設定になっているので、大人も子供も危機感なく大変楽しめて、あっという間の94分でしたし、わたし的にも大好きな作品ではあります。でも、今回のアカデミー賞受賞で、巷では軒並み高評価ですが、わたし的には、それほど大絶賛というわけでもないかな、「ハウルの動く城」のほうがどちらかというと好きです・・・ CGに頼りすぎないクレイメーションに徹して製作したという事で「コープス~」に負けたのなら納得できるのですが・・・・・ ただ、「コープス~」の場合、ブラックユーモアなので、観る人を選ぶのかな・・・とは思いますね。 そうそう、「コープス・ブライド」と言えばコープス・ブライド役のヘレナ=ボナム・カーターがウォレス博士のあこがれのディ・トッティントンの声を担当しています。どちらの作品でも大活躍ですね *--------------------------------------------------------------* ウォレスとグルミット、危機一髪!~ウォレスとグルミット~(廉価版) ◆20%OFF! *--------------------------------------------------------------* ォレスとグルミット ウォレスとグルミットのおすすめ生活 ◆20%OFF! *--------------------------------------------------------------* ~おしまい~ ☆ランキングに参加しています。ロ_ρ゛(・・ ) プチンッしてくださると大変喜びまっす☆↓ ↓ ↓ ↓∥HPランキング ∥blogランキング ∥blog&検索エンジン ∥ベストブログランキング∥ 2005年上映一覧へ∥MoonDreamWorks Movie riport Index ∥日記一覧ヘ
March 19, 2006
コメント(13)

監督 : スーザン・ストローマン 脚本 : メル・ブルックス 主演 : ネイサン・レイン /マシュー・ブロデリック /ユマ・サーマン 公式HP :http://www.sonypictures.jp/movies/theproducers/ 1968年に、メル・ブルックス監督・脚本で製作された映画化。その年のアカデミー賞では脚本賞を受賞しています。2001年にブロードウェイでミュージカル化し、トニー賞全13部門のうち、史上最多の12部門を獲得した話題の舞台を、今度は再び映画版として完全リメイクしたミュージカル・コメディ 。 監督は、舞台版の演出・振付を担当しているスーザン・ストローマン。本作で映画監督としてのデビューとなります。 主演は、ブロードウェイ版のオリジナルキャスト、ブロードウェイが誇る( * )ショーストッパーと言われる、ネイサン・レイン。彼の為に書き下ろされた「Betrayed」の巧みな歌いっぷりと、ショウビズ人間のしたたかさと悲哀が同時に滲み出る演技は、「キング・オブ・ブロードウェイ」の異名をとるとのこと。歌い込まれている彼の歌は驚きと感動さえ与えてくれるさまに匠の技です。 同じく、日頃の自分の仕事に疑問を持ち、密かにプロデューサーに憧れる小心者のレオ役にはマシュー・ブロデリックが演じ、「ステップフォード・ワイフ」などの映画スターとして知られる彼も、実は演劇界でも「ミスター・ブロードウェイ」と呼ばれる実力と人気を兼ね備えています。 まさに、そのまんまミュージカルがスクリーンで蘇った感じで、素晴しいの一言です。 メル・ブルックスは2曲の新曲を書き下ろしていますが、そのうちの1曲「There's Nothing Like a Show on Broadway」は、ゴールデン・グローブ賞の主題歌部門にノミネートされています。 当初ニコール・キッドマンが演じるはずだったスエーデン出身の女優志願の美女ウーラ役にはユマ・サーマン。発声の猛特訓を積んでミュージカル・シーンに挑んだと言うことで、なかなか違和感なくこなしていました。かなりご開帳モードのきわどい衣装と色気がみものです。 ニコールがウーラ役だったら、いったいどんなだっただろうと思うとちょっと残念です。観たかったかも~。 主役が匠なら脇役も非常に濃ゆいメンバーがコテコテに固めています。 同じく舞台版のコンビがそのまま絶妙なあうんの呼吸で演じる、ドレスの似合う演出家ロジャーに扮したゲイリー・ビーチと、アシスタントのカーメンに扮したロジャー・バート。見るからに濃いな~っと思うのですが、わたし的にこの二人がとってもお気に入りです(笑) そして硬派な元ナチ党で最低の脚本家フランツ役を演じるウィル・フェレルは、どこかで絶対観た見た顔だと思ったら、「奥様は魔女」でニコールと共演した、ダーリン役のあの人だったのですね~。濃いお顔立ちなのでやはり一度みれば忘れないというかんじなのですが、いまいち鑑賞が終わるまでには思い出せませんでした(笑)ウィル・フェレルは、ゴールデン・グローブ賞で、助演男優賞にノミネートされました。Story : マックス・ビアリストック(ネイサン・レイン)は、かつてブロードウェイの王様と謳われた大物の演劇プロデューサー。だが、その栄光は消え去り、いまの彼は、老婦人たちから小切手をせびりとって暮らしている 最低のミュージカルをプロデュースせよ!?1959年のニューヨーク。落ちぶれた大物演劇プロデューサー、マックスの事務所に会計士のレオが訪れた。帳簿を調べたレオが、ショウがこけたほうがお金が儲かるという摩訶不思議な事実に気づいたことで、マックスのやる気が充満。レオを巻き込み、大金をせしめようと、初日=楽日を目指す史上最低のミュージカルのプロデュースが始まった!そしてまたとない史上最低の脚本「春の日のヒトラー」が見つかる。 ミュージカルというと結構好き嫌いが分かれますよね。私自身も苦手意識があります(笑)私は単細胞なので、音楽を聴くときは曲調とメロディとその歌う人の歌声に聞き惚れてしまって、あまり歌詞を聴いていないのですね・・・んな人いないぞっと言われるぐらい珍しい人です(笑) てなわけで、曲の歌詞をあまり聴いていないとストーリーもわからないと・・・・ んなことありえないだろう~~~みたいな事があり得るひとなのものですから・・・(つまり単細胞?)マルチな時代に生き残れないタイプかも・・・ ま、わたの事などはどうでもいいので、お話を戻しますが・・・・ エンドクレジットの最後の最後までエンターテイメントに徹していて(笑)また、商魂たくましく?(笑)席を立たせないユーモアに溢れていました(笑) 「 我が闘争 」買っとくれ♪ 書店になければアマゾン・ドット・コムでさがしとくれ♪・・・には笑った・・・ 挙げ句の果て、最後には、「いくら待ってももう終わり!」みたいな、憎まれ口で笑わせてもらえます。 ほんとうに完成された熟練の歌と踊りが観たい方にお勧めです。 ただ、コメディなので好き嫌いがあるとは思いますね。誰でもが楽しめるけど、好みとは違うみたいなところはきっとあるかと思います。 アカデミー賞では、意外に評価されなかったですしね。ま、ゲイが出てくる映画は「ブロークバックMt.」同様歓迎されないのでしょうか~ またまた2度目観にいっちゃいました。レビューはこちらです。 〔送料無料キャンペーン中〕プロデューサーズ オリジナル・サウンドトラック-CD-(3/24~) *--------------------------------------------------------------*プロデューサーズ 著者:メル・ブルックス /トマス・ミーハン 出版社:アイビーシーパブリッシング /日本洋書販売 サイズ:単行本/239p発行年月:2005年06月*--------------------------------------------------------------* (*)ショーストッパーとは、「それほどの 魅力と才能で素晴らしいパフォーマンスをして、止まない拍手でショーを中断させてしまうほどの魅力を持った大スターのこと」(記事へ戻る)~おしまい~ ☆ランキングに参加しています。ロ_ρ゛(・・ ) プチンッしてくださると大変喜びまっす☆↓ ↓ ↓ ↓∥HPランキング ∥blogランキング ∥blog&検索エンジン ∥ベストブログランキング∥ 2005年上映一覧へ∥MoonDreamWorks Movie riport Index ∥日記一覧ヘ
March 18, 2006
コメント(7)

監督 : レン・ワイズマン 主演 : ケイト・ベッキンセイル / スコット・スピードマン / 公式HP : http://www.gaga.ne.jp/underworld/ 「ヴァンパイア・ムービー」の続編です。そしてもうすぐ、「アンダーワールド:エボリューション」が公開になると?思いますので、予習をしようかなっと思ってみたのですが、この映画を観る前に予習が必要だった(笑)・・・ o(∇^*o)(o*^∇)oヘラヘラ でも、とりあえず、導入部分のケイトのナレーションで前作のストーリーを説明してくれているので、ある程度理解できました・・・ 私、ヴァンパイアものは結構好きなのです。「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」は、今ではばりばり主役のトム・クルーズ、ブラッド・ピット、アントニオ・バンデラスっとほれぼれするほど美しい俳優さんの共演で、嫌われ者のレスタトのラストシーンがニヤッ笑えて、なんか憎めなくて、すごっく好き(笑)、なんって言うのだろう・・・そのしたたかさが憎めないというか、説明に苦しむのですが、不思議な感覚です。この前も急に観たくなって突然夜中に一人で観てしまいました。 その続編で、トム・クルーズのレスタトを「ロード~」のアラゴルン役を途中降板したことで話題だったスチュアート・タウンゼントが主役で演じた「クイーン・オブ・ザ・ヴァンパイア」も音楽が凄く好きでした。ストーリーはちょっと置いといて、観ていてわくわくして来ちゃうと言うか、めちゃくちゃ好み・・・でした。 「ヴァン・ヘルシング」はヴァンパイアが主役じゃなかったですが、無骨なかんじのヒュージャックマンがなんか好きじゃやなくて、華に欠けていたし、ストーリーもいまいちもりあがっていなかったし、つまらなかったというか、ヴァンパイアがイマイチキモかったですね。しかし、唯一ケイト・ベッキンセールが綺麗だったのが印象的でした。 「ブレイド」は、「コンスタンティン」同様、アメコミが超お得意のハーフブリードというか、人間とヴァンパイアの合いの子とヴァンパイアの戦い?そこに人間が絡んできて三つどもえの戦いが・・・っと、ちょっとストーリーは忘れてしまって印象にないです(笑)。ただ、マーシャル・アーツなアクションとジェシカ・ビールがかっこよかった・・・っという印象だけが。 どうもアメコミものは、続編、続編と言う感じなので、前作を観ていないで突然続編物から観ちゃうと十分楽しめないところがありますよね。かといって、アメコミを読んでみようとか最初から前作をまた観てみようとさせる魅力にも欠けています。 女性のアクションがかっこいい映画は大好きなので、よく好んで観るのですが、ほんもののアクションができるのは、ルーシー・リューさんだけかと思っていたら、ジェシカ・ビールも体を鍛えていて、彼女のアクションもほんものでかっこいいですね。天は二物を与えないものかと思っていたら、最近では、ジェシカ・ビールやジェニファー・ガーナーなど美しさも兼ね備えた女優さんが増えてきたなっと感じていました。 そして、「イーオン・フラックス」。ハリウッドきっての美形女優シャーリーズ・セロンがアメコミに挑戦という事で、去年からすご~っく楽しみにしていたのですが、いまち期待はずれすぎ・・・ それでは、っといういうことで、「ヴァン・ヘルシング」のケイト・ベッキンセールのアクション映画の本作品を観たいナット・・・・ かなり前ふりが長くなってしまいましたが(笑)。結論から言うと結構楽しめました(*'▽'*) スレンダーなナイスボディと超が着くほど美しいお顔で、生い立ちに影のあるシンの強い女性を好演していました。かっこい~~!お話も、ヴァンパイア(吸血鬼)とライカン(ウルフマン)の比較的正当派なストーリーです。 ヴァンパイアものにもいろんな設定のストーリーが作られていますが、この映画は、日本の任侠映画みたいに「堅気の人には迷惑をかけない」的な、ヴァンパイアとウルフマンの争いの中で人間医師マイケルが絡んでくるストーリーです。いまいち、その人間医師マイケルは知らない俳優さんなのでちょっとわたし的には魅力がかんじられなかったのですが、ケイト演じるセリーンがかなりかっこよくて強い!。 女性のヒーローものの中では比較的本作が気にいりました。続編「アンダーワールド:エボリューション」への予習もばっちりですよ(笑) ラジー賞に輝いちゃった「キャット・ウーマン」は、ハルベリーの露出された色っぽい衣装とスタイルの魅力だけで、ストーリーには魅力がなかったですが、この作品は、キャット・ウーマンのように色気を全面に出して来なくても、十分彼女の魅力があふれていてかっこよかった。 Story : 人間の未知なる世界“アンダーワールド”を舞台に、何百年にわたって続く吸血鬼<ヴァンパイア>と狼男族<ライカン>の壮絶な闘いを軸に、ヴァンパイアのヒロインと人間の青年医師との禁断の恋を描いたアクション・ゴシック・ホラー。主演は「パール・ハーバー」のケイト・ベッキンセイル。共演に「ダーク・スティール」のスコット・スピードマン。監督は、映画の美術部門でキャリアを重ね、その後はCFやミュージック・ビデオの世界で活躍、これが映画デビューとなるレン・ワイズマン。 ビルの屋上から楽々と地上に降り立つ一人の美女。彼女の正体は吸血鬼<ヴァンパイア>の女戦士セリーン。ある時、彼女はヴァンパイアの宿敵、狼男族<ライカン>が人間の青年医師マイケルを追いかけていることに気づく。不審に思ったセリーンはマイケルの行動を追跡。そして、彼に直接尋問している最中、ライカンたちに急襲される。セリーンはとっさにマイケルを助けて逃走するが、その直前、マイケルはライカンのリーダー、ルシアンに肩を咬まれてしまう。それは、マイケルがほどなくライカンになることを意味するのだった…。 *--------------------------------------------------------------* アンダーワールド」オリジナル・サウンドトラック *--------------------------------------------------------------* アンダーワールド Special Edition -DVD-〔送料無料キャンペーン中〕 *--------------------------------------------------------------* *--------------------------------------------------------------* ~おしまい~ ☆ランキングに参加しています。ロ_ρ゛(・・ ) プチンッしてくださると大変喜びまっす☆↓ ↓ ↓ ↓∥HPランキング ∥blogランキング ∥blog&検索エンジン ∥ベストブログランキング∥ 2005年上映一覧へ∥MoonDreamWorks Movie riport Index ∥日記一覧ヘ
March 14, 2006
コメント(0)

監督 : カリン・クサマ 主演 : シャーリーズ・セロン/マートン・ソーカス /ソフィー・オコネドー 公式HP :http://www.aeonflux.jp/ 原作は「 AEONFLUX 」、映画「マトリックス」をモチーフとしたアニメ作品「アニマトリックス」の監督・脚本を手がけたピーター・チョンによって、1980年代にMTVで約5年に渡って放送されたアニメ。 動画や着うたなどを配信する携帯電話向けサイト FLUX では、映画に先駆けアニメ版を2月14日よりピーター・チョン監督にて配信さています。 今回の映画版の監督は「 ガール・ファイト 」のカリン・クサマ。 主演は、「 モンスター 」や今年の映画賞争いに常に名前のあがった「 スタンド・アップ 」のシャーリーズ・セロン。 Story : 2015年、品種改良による麦から発生したウィルスにより、人類の98%が死滅。科学者トレバー・グッドチャイルドの開発したワクチンによりかろうじて人類は滅亡の危機を回避できた。以降、人類は汚染された外界と壁で隔てた都市ブレーニャで、救世主の子孫トレバー8世を君主に、トレバーの弟オーレンと科学者たちで成り立つ政府に厳しく律されながら暮らしているが、イーオン・フラックス(シャーリーズ・セロン)は反政府組織「モニカン」の優秀な戦士でもあった。ある日、イーオンの妊娠中の妹ユナがモニカンの一員である事を理由に殺されてしまう。政府に対する激しい憎悪をもったイーオンに、いよいよ君主暗殺の指令が下る。トレバーに銃口を向けたまさにその瞬間、イーオンの脳裏に、敵であるはずの君主トレバーとの一片の愛の記憶が蘇る。混乱するイーオンは撃てないまま、トレバーの右腕フレイヤに捕まってしまう。果たして、イーオンとトレバーの真の関係とは?ワクチンの副作用とは何なのか?トレバーの行なっている極秘の研究の実態が今明らかになる。 シャーリーズ・セロンのSF映画なので、去年からずっと楽しみにしていたのです。期待が大きすぎたのですね~アメコミファンにとっては面白いのかな?・・・・・ または、シャーリーズのファンなら・・・・・っと。 「ホテル・ルワンダ」に出ていたソフィー・オコネドーも出ています。役が違うとこうもイメージが変るのかなっと感じます。 シャーリーズ・セロンは黒髪も大変キュートで似合っています☆。 次は、、、、「アンダー・ワールド」でもみようかな~(笑)この作品が私にとって不評だったので(笑)今度は、ケイト・ベッキンセールに期待!☆ っと言うことで、「アンダー・ワールド」みました レビューはこちら・・・ *--------------------------------------------------------------* 〔送料無料キャンペーン中〕「イーオンフラックス」 オリジナル・サウンドトラック-CD-(3/11) *--------------------------------------------------------------* イーオン・フラックス オリジナル・アニメーション コンプリートBOX *--------------------------------------------------------------* モンスター *--------------------------------------------------------------*~おしまい~ ☆ランキングに参加しています。ロ_ρ゛(・・ ) プチンッしてくださると大変喜びまっす☆↓ ↓ ↓ ↓∥HPランキング ∥blogランキング ∥blog&検索エンジン ∥ベストブログランキング∥ 2006年上映一覧へ∥MoonDreamWorks Movie report Index ∥日記一覧ヘ
March 13, 2006
コメント(0)

監督 : アン・リー 主演 : ヒース・レジャー / ジェーク・ギレンホール / 公式HP : http://www.wisepolicy.com/brokebackmountain/ 監督は「 グリーン・ディスティニー 」のアン・リー。「 SAYURI 」で共演したサユリ役のチャン・ツィイと、かっこいい姐さん豆葉役を演じていたコン・リーは、この作品でも共演しています。 カウボーイ同士の同性愛を描いた同作品は、ヴェネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞、ニューヨーク映画批評家協会の作品賞と監督賞、ヒース・レジャーが主演男優賞を受賞した他、ゴールデングローブ賞で作品賞や監督賞など、最多7部門でノミネート&4部門受賞を制覇したわけですが、アカデミー賞では、3部門受賞に終わり、メインの作品賞は「 クラッシュ 」に栄冠が・・。まだまだアカデミー賞の場合は保守的と言えるようです。とはいえ、地味で目だない存在だった「 クラッシュ 」ですが、脚本が非常に秀逸で、作品としてはオスカー受賞に値するすばらしい映画でした。地味目でも良い作品に最高栄誉を与えるアカデミー賞というイメージが定着しつつありますね。 ユタ州ソルトレークシティ郊外の映画館、米プロバスケットボールNBAユタ・ジャズのオーナー、ラリー・ミラー氏がオーナーの「メガプレックス」が、6日から上映を予定していた「ブロークバック・マウンテン」を、直前になって取りやめた事が一時話題になりました。 カウボーイは日本のサムライと同じく、アメリカ人の男らしさの象徴であるそうで、西部や南部の男たちは保守的で過剰に男らしさに執着し、ゲイを憎む傾向があるそうです。未だにその傾向はあるのでしょうね。 Story: 1963年夏、西部、ワイオミング州ブロークバック・マウンテン。農場に季節労働者として雇われたイニス(ヒース・レジャー)とジャック(ジェイク・ギレンホール)はともに20歳の青年。対照的な性格だったが、キャンプをしながらの羊の放牧管理という過酷な労働の中、いつしか精神的にも肉体的にも強い絆で結ばれていく。やがて山を下りたふたりは、何の約束もないまま別れを迎える。イニスは婚約者のアルマと結婚、一方のジャックは定職に就かずロデオ生活を送っていた。 〔送料無料キャンペーン中〕ブロークバック・マウンテン プレミアム・エディションDVD ブロークバックの山々の美しい映像は癒し系の爽快感を感じることが出来ます。広いという事は、こんなにも空が大きいのか!!・・・・こんなにも雲が近いのか・・・それが冒頭のファーストインプレッションでした。 20年もの間純愛を貫き通した同性愛者の純愛物語という事で、私にとっても、あまり周りみかけない事なので、嫌っているわけではないしにしろ、知らない愛の世界です。男性の場合、いわゆるゲイと言われる人たちとホモと言われる人たちとの区別すら知らないものですから、勝手にどちらかかが女役で、どちらかが男役?・・・みたいな感覚しかなかったので、どっちが男でどっちが女?っと思いながら観ていました。TV等でみるかぎり、カバちゃんとか、カーリーとかをみると明らかに女性っぽいくて男性にしか興味ないってかんじですし。あの人達はゲイでなくてオカマか・・??・・・っと訳わからない考えが頭をよぎってしまうし・・実際そういうものでもないらしいと気づいたのは中盤にさしかかってから(・・遅いだろって・・) そういう余分な観点にとらわれて観てしまったためか、いまいちストーリーに引き込まれて観ることが出来ませんでした。 いわゆる保守的な考えとは違うのですが、理解が出来にくい事はたしかだと思います。つまり知らないからなのです・・・男同士だろうが女同士だろうが、その間に愛が存在することを否定も拒みもしませんし、たとえ周りにそう言う人がしてもいっこうに違和感は感じない時代ではあると思いますが、理解しろとか、共感しろとかって言われるのは、やはりちょっぴり無理があるかもしれません。 この映画の中では、イニスとジャックの純愛に焦点が当てられて描かれているので、イニスとジャックが激しく抱擁仕合い、キスをするシーンを見てしまって衝撃を受けるイニスの妻アルマがあたかも悪者扱いと言っては言い過ぎですが、些細な事のように描かれていることに多少不満が残ります。二人の子供を抱えて苦悩する妻には目もくれず、嬉々として二人で山に行ってしまう姿に身勝手ささえも感じました。同性愛に関してへの偏見とかではなく、平等の愛として並べて考えればこそ、人間として、いわゆる普通に浮気と言うカテゴリで並べるからこそあまり共感できないと感じました。 昨日、あなたが選ぶ過去のアカデミー賞作品の投票に応募して当選した、2005.6に亡くなったレイ・チャールズの映画「 レイ/RAY 」を観て同じように感じたのですが、小さい頃から生きてきた環境は、その人のその後の人生を大きく左右してしまうことがあるな・・・っと。 つまりどいう事かと言うと、弟を亡くしてしまったトラウマが心を蝕み盲目の苦しみが正常な一つの愛では満足できなくて、次々愛人を作ってしまい、ヘロインにおぼれていたレイの生き方は、幼い頃父親に同性愛者の下半身を露出したまま無惨に殺された死体を見せられたトラウマと両親を早くに亡くし、普通の愛溢れる家庭に生きて来なかったイニスが、同性愛をいけない事と拒みながらも正常な家庭を築けない姿は、どこか似ている気がしたのです。 だからこそ、ストレートにイニスを求めて来るジャックに、否定しても否定しても、拒みきれずにむしろ求めずにはいられないイニスの気持ちと言うものが見えて来るような気がしました・・・・ そして、自分自身で心の葛藤激しく戦いながらも淡々と生きて行こうとするイニスを演じたヒースの演技は素晴しかったです。 ジェーク・ギレンホールは、 「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」でグウィネス・パルトローと共演した時初めて知った役者さんでしたが、一度見たら忘れない濃ゆいお顔立ちです。それに反してヒース・レジャーは印象が薄めのお顔立ちで、役柄によってほんっと同一人物とは思えないカメレオン的になりきれる才能の持ち主なので、毎回役柄や髪型が違うと一瞬だれ?だっけみたいな、感じでした。そういう意味では、ポストジョニデと私的には睨んでいるのですが、ジョニデと違うところは、やはりはっとするほどの美しさというか、オーラみたいなものがたりなかたのかなっとおもいました・・・ 本作の好演が絶賛され注目を浴びた事によって、彼もこれから徐々にオーラを身にまとっていくことでしょうね・・・・ ドラマ「 ドーソンズ・クリーク 」に出ていた、イニスの妻アルマ役のミシェル・ウィリアムズ。 彼女を久しぶりに見ましたが、この映画での共演をきっかけに ヒースと婚約して、今年子供まで産んでたことを知ってビックリ!! ~おしまい~ ☆ランキングに参加しています。ロ_ρ゛(・・ ) プチンッしてくださると大変喜びまっす☆↓ ↓ ↓ ↓∥HPランキング ∥blogランキング ∥blog&検索エンジン ∥ベストブログランキング∥ 2005年上映一覧へ∥MoonDreamWorks Movie riport Index ∥日記一覧ヘ
March 12, 2006
コメント(19)

監督 : スタンリー・トン 主演 : ジャッキー・チェン / キム・ヒソン / 公式HP : http://www.movies.co.jp/sayuri/ THE MYTH/神話 原案・監督は、かつて「 レッド・ブロンクス 」でジャッキーに初めての全米ボックスオフィスNo.1の栄冠をもらたした盟友、スタンリー・トン。「 ポリス・ストーリー3 」「 ファイナル・プロジェクト 」に続いて本作が4本目のタッグです。 脚本は台湾の女流脚本家、王恵玲(ワン・ホエリン)。 撮影隊は、中国政府の全面協力を得て、中国全土の名所名跡にロケを敢行し、始皇帝の時代を完全再現し、香港からインドの古代遺跡まであまりCGに頼らない撮影は、どこか懐かしく、撮影隊の壮大なロマンを追求する姿が目に浮かぶようです。 ジャッキー・チェン演じる二役、21世紀の考古学者ジャック と2200年前の秦の始皇帝の近衛隊の大将モンイー将軍(蒙毅将軍)は、本人がジャパンプレミアで語ったように、現代の考古学者役はいつものジャッキーっぽくて違和感なく見れるのですが、初の武侠映画と言うことで兜を被った武将姿は似合ってなくて違和感ありまくりでしたが(笑)、相変わらずのコミカル調な本物アクションは健在でした(笑) 姫を守るために雪の洞窟に立ち往生して気を失っているシーンはなんだかジャッキーっぽくておかしかった(笑) 秋本直美を若くした感じのキム・ヒソン 演じる( ユシュウ姫 /麗妃)。韓国一の美人女優という事ですが、昔の邦画のレトロ調な美形というか、ちょっと微妙・・・ コン・リー主演作 「 たまゆらの女 」 「 きれいなおかあさん 」などの中国の有名監督スン・チョウが教授役で俳優として悪役を憎々しげに演じていますが、監督業が本業とは思えないカンフーアクションはびっくりです。てっきりカンフーアクション俳優かと思っちゃいました。 さらにはインド映画界でNo.1のセクシー女優マリカ・シェラワットが出演していますが、彼女のスタイルの良さと美しさが超まぶしかったです。インドの女性はお目々ぱっちりで美形が多いですね☆マリカ・シェラファットとのベルトコンベアーのシーンはジャッキーっぽくて超面白くて楽しめました(笑) 愛馬、黒風 がさすがジャッキーの乗る馬、超演技派で笑っちゃった。 実はマーシャルアーツな脱力感漂わせるジャッキーのコミアルアクションは、いつもながら楽しませてくれます。だからといって、ストーリーにもあまり魅力がなく、後半の洞窟内のワイヤーアクションは、かなり幼稚でちゃっちい感じで飽きちゃう感じです。このワイヤーアクションは撮影にかなり苦労したようですが、この努力が実ってないなっと、ちょっと残念です。 ジャッキーに逢いたい人必見の映画ですかね(笑) Stoy : 考古学者のジャックは3ヶ月ほど前から同じ夢ばかり見る。それは自分が古代の武将になった夢だ。そして夢の中にはいつも決まって、この世のものとは思えぬ、美しいひとりの女性が登場する。いったいこの夢は何なのか…。今からおよそ2200年の昔。秦の始皇帝が初めて中国全土を統一した時代。皇帝の信頼あつき近衛隊の大将、モンイー将軍は勅命を受け、隣国・朝鮮から迎える新たな妃・ユシュウ姫の警護のため国境へと向かう。妃とは言っても、秦の侵略を防ぐために朝鮮が献上した人身御供である。朝鮮側の護衛からユシュウ姫を引き継いだところへ、姫を奪還せんとする朝鮮の武将、チェ将軍率いる軍勢が襲ってくる…。 神話~THE MYTH 主演の二人がデュエットする挿入曲の 「 エンドレス・ラブ 」次回作は、タッキーとのダブル主演を視野に入れた新作映画製作の予定で脚本を書いていると言うことですが、「タッキー&ジャッキー」って、どっかで聞いたことがあるような気がしたら「スタスキー&ハッチ」みたいなドラマがありましたね(笑) 韻を踏んでてどこか似てないですか?・・・あ、似てないね(笑)・・・失礼~ε=ε=ε=ε=(o^^)o *--------------------------------------------------------------* レッド・ブロンクス スペシャル・エディション(期間限定) ◆20%OFF! *--------------------------------------------------------------* ザ・ベスト・オブ・ジャッキー・チェン *--------------------------------------------------------------* ポリス・ストーリー/香港国際警察 デジタル・リマスター版 *--------------------------------------------------------------* ファイナル・プロジェクト スペシャル・エディション *--------------------------------------------------------------*~おしまい~ ☆ランキングに参加しています。ロ_ρ゛(・・ ) プチンッしてくださると大変喜びまっす☆↓ ↓ ↓ ↓∥HPランキング ∥blogランキング ∥blog&検索エンジン ∥ベストブログランキング∥ 2005年上映一覧へ∥MoonDreamWorks Movie riport Index ∥日記一覧ヘ
March 9, 2006
コメント(8)

待ちに待ったオスカーの行方は、なるほどという結果が・・・ ゴールデン・グローブ賞で作品賞に輝いた「ブロークバックマウンテン」はアカデミー賞では、ないだろうという批評家達の意見が前もってささやかれてはいましたが、やっぱりそうなんだぁ~ ゲイのラヴストーリーという事でアカデミー会員の間ではかなり意見が分かれるだろうと言うことでした。まだまだ保守的な面があると言うことらしいです。 また、「アビエイター」の時と同様にGB賞とのダブル受賞はよほどの事がない限りあり得ないという事でした・・・ わたし的には、直前まで、脚本賞は「クラッシュ」が来るといいな~っと思っていましたが、これで納得☆ アニメーション映画賞は「ハウルと動く城」は残念でしたが、てっきり「コープス・ブライド」に負けたのかと思いきや・・・・「ウォレスとグルミット」とは、思いませんでした。まだ、日本公開がまだなので何とも言えませんね・・・・ 作品賞クラッシュ 監督賞アン・リー(ブロークバック・マウンテン) 主演男優賞フィリップ・シーモア・ホフマン(カポーティ) 主演女優賞リース・ウィザースプーン(ウォーク・ザ・ライン 君につづく道) 助演男優賞ジョージ・クルーニー(シリアナ) 助演女優賞レイチェル・ワイズ(ナイロビの蜂) 脚本賞クラッシュ 脚色賞ブロークバック・マウンテン 撮影賞SAYURI 編集賞クラッシュ 美術賞SAYURI 衣装デザイン賞SAYURI メイキャップ賞ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女 視覚効果賞キング・コング 録音賞キング・コング 音響効果賞キング・コング 作曲賞ブロークバック・マウンテン 主題歌賞Hustle & Flow 「It's Hard Out Here for a Pimp」 アニメーション映画賞ウォレスとグルミット 野菜畑で大ピンチ! 外国語映画賞Tsotsi (南アフリカ)ドキュメンタリー映画賞(長編)皇帝ペンギンドキュメンタリー映画賞(短編)A Note of Triumph:The Golden Age of Norman Corwin短編賞(実写)Six Shooter短編賞(アニメーション)The Moon and the Son : An Imagined Conversation 名誉賞 クラッシュロバート・アルトマン 忙しくてまだDVDに録画した授賞式もレッドカーペットも見れていないのですが、早送りしてジェシカだけ見つけて、あまりにも超かわいいので写真載せておきます(*'▽'*)/ ☆ヘアスタイルが超綺麗でした☆ドレスはベルサーチです。彼女はベルサーチが大変お気に入りだと言うことです~ 第78回カデミー賞 My Favorite dress & hair style Best 3 ~おしまい~ ☆ランキングに参加しています。ロ_ρ゛(・・ ) プチンッしてくださると大変喜びまっす☆ ↓ ↓ ↓ ↓ ∥HPランキング ∥blogランキング ∥blog&検索エンジン ∥ベストブログランキング∥ 2005年上映一覧へ∥MoonDreamWorksMovie riport Index ∥日記一覧ヘ
March 6, 2006
コメント(6)

監督 : マイケル・マッゴーワン 主演 : アダム・ブッチャー / キャンベル・スコット / 公式HP : http://c.gyao.jp/movie/little-runner/ 監督は、「 My Dog Vincent 」で監督・脚本デビューを果たし、1985年に実際のデトロイトマラソンで優勝経験を持ち、来日もしているマイケル・マッゴーワン。 Story :「お母さんは、奇跡でも起きない限り昏睡状態から目覚めない」看護婦のアリスの言葉が14歳の少年、ラルフ(アダム・ブッチャー)の心をとらえた。奇跡なら自分が起こしてみせる…! 病気の母を助けたい一心で、そう誓った少年は走り始める─ボストン・マラソンに最年少で優勝するという“奇跡”を実現する為に。クラスメイトにバカにされながらも黙々と自己流のトレーニングを続けるラルフだったが…。 厳格なカトリックの学校に通うラルフは、通常ではしてはいけないと教えられるタブーを数々破りながら、普通じゃなさみたいなものを最初から臭わせていて、クラスメイトから嫌がられせを受けたりばかにされたり、なにかと校長から目を付けられながらもいっこうにめげるどころか、どこまでもマイペース。そんな普通じゃなさみたいなものが大変観る者をひきつけてやまない不思議な魅力に溢れる少年でした。 それほど大きな感動というわけではないのですが、ストーリーだけでない主人公ラルフを演じたアダム・ブッチャーの魅力に引っ張られながら最後まで楽しく観ることが出来た作品でした。普通なら、昏睡状態に陥った母親の為に奇跡を起こそうと頑張る姿に感動と涙があふれるはずなのですが、良い意味であり得ない奇跡を起こそうとする感動のドラマが裏切られながら、実は最も彼や彼の取り巻く周りの人たちの心の中にも素晴しい奇跡を起こしていた。静かな感動がむしろさわやかで心地よい作品でした。 *--------------------------------------------------------------* リトル・ランナー 著者:マイケル・マッゴーワン *--------------------------------------------------------------*~おしまい~ ☆ランキングに参加しています。ロ_ρ゛(・・ ) プチンッしてくださると大変喜びまっす☆↓ ↓ ↓ ↓∥HPランキング ∥blogランキング ∥blog&検索エンジン ∥ベストブログランキング∥ 2005年上映一覧へ∥MoonDreamWorks Movie riport Index ∥日記一覧ヘ
March 5, 2006
コメント(0)

監督 : スティーヴン・ギャガン 主演 : ジョージ・クルーニー / マット・デイモン / 公式HP : http://wwws.warnerbros.co.jp/syriana/ 「 Syriana 」とは、あるシンクタンクが石油の利権をめぐって作った中東再建のための架空の国名です。 原作は、ロバート・ベア Robert Baer 『CIAは何をしていた?』(新潮社刊) 監督は、スティーヴン・ギャガン Stephen Gaghan 製作総指揮には、ジョージ・クルーニー、ベン・コスグローヴ、ジェフ・スコール、スティーヴン・ソダーバーグ。 あまりにも複雑なプロットの作品で、歴史に詳しい人や中東関連のニュースを熟知している人でなければ、観ていてすぐに理解できる人のほうが少ないのではないでしょうか。かく言う私も例に漏れず目が白黒しちゃうほどのわけのわからなさに唖然としながら観ていました。 この映画のストーリーは、ノンフィクションではなく、実話にインスパイアされて作られた、かなりリアリティ溢れるフィクションです。それというのも、本物のCIA諜報部員ロバート・ベアのこの世に出した暴露本を原作とし、本人へのインタビューや彼に紹介を受けて実際の事実を知る人たちにインタビューを元に考えられたストーリーだからです。中には、ブラックマンデーにかかわったテロリストもいたそうです。 カタール政府に反対したハマド王子が、シリアでクーデターを起こそうとしたことが原因で誘拐されている 実話に基づいて、劇中でもアレクサンダー・シディグ演じるナシール王子を誘拐・暗殺するというストーリーが作られています。映画の中でジョージ・クルーニ演じるCIAのベテラン諜報員ボブ・バーンズが拷問を受けるシーンがあるのですが、80年代、ベイルートではアメリカ人を拷問にかける時、爪をはがす拷問は相手が口を開かないときのイラン人の常套手段だった事が元に作られたシーンだと言うことです。 シーンの中で原作者のロバートは1回だけカメオ出演しています。ご興味がある方は、前もって彼のお顔を確認してから観に行ってくださいね(笑) また、原作者のロバートがCIAからの命令でサダム・フセインを暗殺しようと試み、途中でCIAに裏切られ、FBIから取り調べを受けたという話を元に、ボブが、ナシール王子(アレクサンダー・シディグ)暗殺の指令を受け、計画中にCIAから裏切られるシーンが作られたと言うことです。 知られざる裏社会という事で戦場で暗躍する武器商人描いた、ニコラス・ケイジの映画「ロード・オブ・ウォー」が記憶に新しいですが、あの映画よりもより深い裏・・っと言う感じの、映画にしちゃって大丈夫なんだろうかというほど裏の実情を映画というメディアを介して白日の下にさらしてしまった、あまりにもリアルな怖いお話です。マフィアだ、暴力団だと言えば「ザッツ 悪組織」と言えるのですが、中東の石油産業の石油の利権という、この世の限りある資源に魅せられてそれを巡って、裏で起っている事、それは一国の王子をも暗殺しようとしたり事故に見せかけて暗殺を企てたりと、フィクションであってフィクションでない身の毛もよだつ恐ろしい事実だったりしている事が、知らされる映画です。現在ニュースで報じられている事故や事件が実は巧みに仕掛けられた陰謀だったりするかもしれない・・・と思うと、お~~恐。。。。。 これから鑑賞される方は一応下の4人の登場人物を事前に把握してから観たほうがより理解出来ると思います。◆ボブ・バーンズ(ジョージ・クルーニー) CIAのベテラン諜報員* テヘランでの武器商人の暗殺が最後の仕事になるはずだった彼は、テロ組織に資金を流しているというアラブ某国の王位継承者メシャール王子の暗殺の密命を受ける。 ◆ブライアン・ウッドマン(マット・デイモン) スイス・ジュネーブのエネルギー商社石油産業アナリスト* アラブ某国のハマド王が主催するパーティで、邸内のプールで息子が溺死するという悲劇に見舞われるが、パーティでの出来事に責任を感じたナシール王子(アレクサンダー・シディグ)によって相談役に取り立てられる。 ◆ ベネット・ホリデイ(ジェフリー・ライト)「バスキア」でゴールデン・グローブ賞を受賞 ワシントンで働く野心家の弁護士* キリーン社の採油権獲得の裏にある疑惑を調べ上げ、コネックス社に有利になる条件のもとに合併を成功させる為に働く。彼ののボスであるディーン・ホワイティング(クリストファー・プラマー)は、コネックス社の採掘契約を打ち切ったナシール王子に代えて、アメリカの言いなりになる第二王子メシャールを王位継承者にするよう、ハマド王に圧力をかけ始めていた。◆ワシーム(マザール・ムニール) 父親と二人でナシール王子の国へ来ていた出稼ぎ労働者* ナシールが採油権を中国へ渡してしまったために、コネックス社で働いていた二人は、突然解雇を言い渡される。ワシームはイスラム神学校マドラッサの指導者のイスラム教の過激な教義に引き込まれて行く。 ニコラス・ケイジの「ロード・オブ・ウォー」は、まだ武器商人として苦悩しながらもひょうひょうとビジネスをする一人の男を描いた作品だけに、裏の世界と言えど、ニコラス・ケイジの好演もあって、まだ多少娯楽性がありましたが、この作品は顔と名前を一致させて整理しながらみないと理解もほど遠い、あまりにもリアルな裏社会を描いており、娯楽としての鑑賞は難しいと思いました。 ただ、感じた事は、中東で起っている自爆テロなどの背景には、生きて行くよりどころを無くしてイスラム教などの過激な教義に引き込まれて行き、いわゆるジハードなるものを信じて疑わずに死んでいく若者も多いのだろうな、という事です。これも一種のマインドコントロールなのでしょうね。 *--------------------------------------------------------------* CIAは何をしていた? *--------------------------------------------------------------* CIAは何をしていた? *--------------------------------------------------------------* ~おしまい~ ☆ランキングに参加しています。ロ_ρ゛(・・ ) プチンッしてくださると大変喜びまっす☆↓ ↓ ↓ ↓∥HPランキング ∥blogランキング ∥blog&検索エンジン ∥ベストブログランキング∥ 2005年上映一覧へ∥MoonDreamWorks Movie riport Index ∥日記一覧ヘ
March 4, 2006
コメント(18)

監督 : 三谷幸喜 主演 : 役所広司 / 松たか子 / 佐藤浩市 公式HP :http://www.uchoten.com/ この映画に関しては、わざわざ説明する必要もないと思いますが(笑)監督は言わずとしれた三谷幸喜。お正月映画にふさわしく、んまぁ~!豪華過ぎる出演人。 舞台は、イタリア語で「 どうぞ/進め 」の意味を持つホテルの名前は「 HOTEL AVANTI 」 限られた時間と場所の中で様々な人々を登場させる手法は、1932年に制作されたハリウッド映画 「グランド・ホテル 」にちなんで名付けられたグランドホテル形式で作られています。 「 グランド・ホテル 」の豪華キャストであるMGMの5大スターの名を冠した 「 ガルボ 」 「 バリモア 」 「 クロフォード 」 「 ピアリー 」 の4つのグランド・スイートルーム。こんなところからも、なかなかこだわりの作品だと言うことが伺われますね。 お正月作品だというのに、観る機会を逸してしまっていた私は、すっかり忘れていた映画だったのですが、昨日突然「 有頂天ホテル観にいかない? 」っと友達から誘われて、そう言えば観ていなかったからみてもいいかなっという感じで観に行ったわけですが・・・・ いろんな劇場で公開されていましたが、ついでの用事の時間の関係で、珍しく最寄りのシネコン以外の劇場で鑑賞することになりました。今までは前もって席が確保できて音も環境もいいという理由でシネコン専門で観ていましたが、久々に普通の劇場に行ってみるとめちゃくちゃ空いててなんだか、こういうのも結構快適~っと思いました(笑) 雑誌やTVで超話題で内容も舞台裏もかなり繰り返し公開されていましたので、ストーリーもこんなもんだろうなという予想のそのままだったので、観ていて既に一度観てしまっていたような2度目的感覚があったせいか、あまり大爆笑という感じになれませんでした。ちょっぴり笑えるかなっと思える場面では、結構周りでは大爆笑の渦で手や膝を叩いて大受けしている感じでした。 豪華すぎるほど豪華な演技派がこれでもか!!っというほど出演していますので、面白くないわけではないのですが、ただの娯楽作品だなっと思いました。もちろんお正月映画なので、娯楽作品で豪華な出演人なのでそれだけで楽しめるのは当然ですが、いわゆる詰め込み感というか、おせち料理みたいなごちそうの寄せ集めというか、もう一度観たいと思わせてくれる何かが足りなかったように感じました。いわゆる「 お祭り作品 」です。 松貴子の演技は結構笑えたし、今回の彼女の切れの良い演技は実に良かったです・・・・また、コールガール役の篠原涼子も、荷物を倒して従業員の注意をそらしておいて、その隙に忍び込むシーンは、こんな事までしちゃうのね、っという驚きとおかしさで楽しませてくれながら、仕事とは裏腹な純粋な心を持つコールガールを非常に巧く演じていました。 以外に思ったのはYOUさんの歌唱力。実は彼女は元歌手だったのですね~一瞬、あれ?吹き替えなのかしら?なんって思ったけど、確かに彼女が歌っていました。英語の歌もなかなか切れのいい発音で very good☆ ちょっと興ざめしたのが、役所広司のエピソード。周りからの信用も仕事も非の打ち所のない完璧な、役所さん演じる副支配人の新藤が偶然前妻と再会することになる場面では、実に中途半端。観ていて、どこかむずがゆいというか、シリアスにもコミカルにもなり得ない中途半端なところがちょっと気持ち悪かったです。ここは、おもいっきりシリアスに演じてくれれば、単にお笑いに終わることない、笑いあり涙ありの深みのある、さすが三谷作品っと思えたし、逆にコメディに徹してくれれば、気持ちよく大笑いできる面白い作品になったと思うのですよね。役所さんは、出来る男みたいな二枚目俳優としては一流だけど、こういう演技には無理がある気がしました。こんな役は武藤田役を演じた佐藤浩一のほうがうまいですよね。配役を逆にしたほうがしっくり来る気がしたのですよね・・・。 一番変だったのが、フジTVのアヤパン・・・どうしてフジTVの女子アナって、こうも出たがりなのかしら、一瞬なのにばかにへたくそ・・・話題性ばかりで映画の中に出演させちゃおうという思惑もいやだな~もうちょっとうまければ許せるけど、あまりにひどいレベルですね・・・ 巷では大絶賛の中で、いまいち、こんなもんか~と思えた、わたし的には普通に面白い?作品でした。 ~おしまい~ユニバーサルJ サントラ/THE 有頂天ホテル オリジナル・サウンドトラック[DVDソフト] THE 有頂天ホテル スタンダード・エディション☆ランキングに参加しています。ロ_ρ゛(・・ ) プチンッしてくださると大変喜びまっす☆↓ ↓ ↓ ↓∥HPランキング ∥blogランキング ∥blog&検索エンジン ∥ベストブログランキング∥ 2005年上映一覧へ∥MoonDreamWorks Movie riport Index ∥日記一覧ヘ
March 4, 2006
コメント(4)
全13件 (13件中 1-13件目)
1
![]()
![]()
![]()