2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
全6件 (6件中 1-6件目)
1
■Complete Last Performance/Bill Evans Trio(1979)今日から3日間は休めそうな、ピケです。こんにちは(挨拶)ここんところ、探していたエヴァンスの珍しい音源をオークションでゲット出来て満足、満足♪『VIP'S Theme』はモノラル盤も手に入った。他にもLPでの買いなおしを数枚。CDからLPへの買い直しなど時代に逆行してるとも思うが、でも音はいい。CDではノイズとして消えていたブラッシュワークの発見、繊細な音、ミスタッチも(笑)今年中には最低でもリーダー作はフルコンプリートまで行きたいのだが。79年1月、ジョー・ラバーバラが加わってすぐのラストトリオのライブ。アイオワ州立大学内「ザ・メインテナンス・ショップ」での映像だ。当初は、ファーストセットが『Vol.2』として、セカンドセットが『Vol.1』としてビデオ発売されたので、DVD化されてもそのままの順番だ。この日、エヴァンスはすごく不機嫌に見える。どうやらピアノの調律が気に入らなかったらしい。だから、最初に見ることになるセカンドセットでは、、更に不機嫌に・・・その前週にシカゴのクラブ「ジャズ・ショーケース」で弾いたピアノと比べてのことだろうか。1曲目『Re: Person I Knew』で、高音域を押さえるたびに不機嫌になる、エヴァンスの姿が。その両の手は、無残にむくんでる。この手でよく演奏できるものだ。これも薬からくる、副作用か。ピアノに対する不満を表すかのようなタッチはあるが、ミスではない。ジョンソンは静かに目を閉じて、一心にベースをかき鳴らす。なぞるようにおさえるのではなく、スナップを程よく利かせているのが見える。エヴァンスを引き立てることに長けたゴメスとは違い、エヴァンスの求める方向性を自ら探し、しっかりとしたビートでそれをたどってゆく。しっとりとした『Midnight Mood』へ。音のことを忘れて演奏に没頭してるかのように見える。・・・が、怒るなよ~(笑)『Peacocks』高音域を押さえるときのイライラが伝わってくる。ラバーバラのブラシがほとんど音として残っていないのが残念。マーク・ジョンソンは相変わらずいい。ジョンソンは良く考えてる。一転してハードなナンバー『Theme From M.A.S.H.』ラバーバラのドライブ感あふれるドラミングがいい。ぐいぐいと推進して行く。前へと。激しいやり取りの中で、音に集中してきている。「本番前にサウンドチェックをして良かった」と、あたかも今からが本番で、その前の演奏がチェックだといわんばかりの痛烈な皮肉のMCを挟んで『Quiet Now』へ。よほど音響技術者の仕事が気に入らなかったのだろう。だからというわけでもないが、サウンドチェック的なGの連打から始まる『UP With The Lark』へ。コントロールするのはラバーバラ。一心不乱にソロを取るジョンソンもいい。『In Your Own Sweet Way』へ。インタープレイの妙。ラバーバラからエヴァンスへの流れがいい。『I Do It For Your Love』美しい。すばらしいメロディーとハーモニーの合体。この曲がレパートリーに加わって3ヶ月あまり、まだまだ構築中だが、エヴァンスは自らのピアノの音に集中している。洪水のような音の中からリズムが現れる『My Romance』このトリオの未来を感じさせる。ラバーバラの力強いソロでの推進力。ジョンソンとエヴァンスの一体感。この20ヵ月後に訪れる悲しい終焉は微塵も感じられない。まだまだトリオとしての完成に向かって昇華してゆく半ばだが、その完成形のすばらしさはうかがい知ることができる。エヴァンスがジョンソンに寄せる信頼感、ラバーバラのトリオに対する誠実さは良く出ている。本来のファーストセットへ『Mornin' Glory』静かに目を閉じ、ベースを爪弾くジョンソンの姿が印象的。時には挑戦的に・・・目でエヴァンスを確認することなく、音のみを感じてインタープレイを成立させる。口で言うほどたやすいことではない。3拍子と4拍子のバース、『34 Skidoo』美しいピアノで始まる『But Beautiful』美しいスタンダードなラブバラードだ。よほどピアノが気に入らないのか、いらついているように見える。『Who Can I Turn To』でのメロディとハーモニーの織り成すクライマックスはすばらしい。『Gary's Waltz』の紹介の際に「今日のピアノは良くない」と苦言を呈する。晩年の彼が好んで演奏したナンバーだ。オリジナルナンバー『Turn Out The Stars』を経てアップテンポに『Someday My Prince Wil Come』へ。ラバーバラとのフォーバースのやりとりがいい感じだ。ラストトリオではあまり評価されることのないナンバーだが、やはりラファロ、モチアンとのあの奇跡とも言える演奏のすばらしさがあるからか。晩年よく演奏した『Minha』はブラジル産のバラード。最後はやはりトリオの音の調整もこめてか、『Nardis』このナンバーは生涯で一番多く録音が残っている。マイルスの曲らしいが、エヴァンス作との説もある。代表曲的にいうひともいれば、彼がソロを取らないからそう(代表曲)ではないという人もいる。ベースとドラムのソロはあるがエヴァンスのソロはない。ジョンソンのソロがすばらしいい。この夜のセットの配置も、中心の前にジョンソン、その左右にエヴァンスとラバーバラで、”うちの自慢のベースを見てください”的な配置になっている(笑)以前のドラマー、エリオット・ジグムンドいわく、「たぶんビルは、マークに対してミュージシャンというよりは一人の人間として接していた。マークに対する興味は彼がすばらしい演奏者だからというだけでなく、とても若くて素直で、そしてとても、とてもビルには敬意を表していたからこそかきたてられたのだと思う。彼は音楽に対する寛大さをもたらしたが、ビルはまさしくそれを探しているときだったんだ。ビル自身心の奥深くで本当に変わりたいと考えていて、それがあのトリオに起こったことなんだ。」このジグムンドの分析はおそらく、かなりの部分で的を得ていると思われる。だからこそ、エヴァンスは「あのトリオを超えるかもしれない」との発言を残しているのだろう。アップテンポな4ビートでのスリリングさ・・・エヴァンスのリズムをかいくぐるノリを一番理解していたのがジョンソンであり、このトリオであったといえるだろう。私も人に聞かれると、このトリオを”最高”と押す。 1.Re: Person I Knew2.Midnight Mood3.Peacocks4.Theme From M.A.S.H.5.Quiet Now6.UP With The Lark7.In Your Own Sweet Way8.I Do It For Your Love9.My Romance10.Mornin' Glory11.34 Skidoo12.But Beautiful13.Who Can I Turn To14.Gary's Waltz15.Turn Out The Stars16.Someday My Prince Wil Come17.Minha(All Mine)18.Nardisエヴァンスの流れをひくピアニストは今も多く現れる。マネージャーのヘレン・キーンいわく、「彼の最大の功績は若いミュージシャンたちに、それぞれの信ずる音楽に徹底的に忠実であろうとする、その勇気を与えたことだと思う」とのこと。自らの信念に基づき演奏活動を行い、その信じるものを最後まで見失わずに行ってしまったエヴァンス。その崇高な精神は音楽を通してのみで実体験のない、今の世代にまで受け継がれている。"人の評価はその棺のふたが閉まってから定まる"彼の両の手が音を紡ぎだすことを止めて、もう24年。私の中では、彼の音は古く色あせてしまうことはないだろう。 相変わらず、美しいと感じるし、新しい発見もある。彼にとってはピアノは表現の方法でしかなかったのかもしれない。それ以上でも、以下でもなく。何の役にも立たない、そんなセンチメンタリズムのままに・・・
2004/04/30
コメント(1)
■Jackie De Shannon / What the World Needs Now こんヴぁんわ。著作権法改悪案には断固反対のピケです(挨拶)とりあえず、自分にやれることからやっているが、もう時間はない。http://sound.jp/stop-rev-crlaw/index.html公人中の公人たる閣僚の個人情報云々を言う前にちゃんと議論を尽くすことはあるだろうに。今日は田原総一郎のセミナーに。結果を論評するだけで、先のことを云々するものではなかったが、なかなか面白かった。さて、デ・シャノン日本での評価は、不当といえるくらい低い。アマゾンでも在庫切れで何も手に入らない状態。シンガーソングライターとして、いくつものHITソングを書いているのに自身最大のHITはバカラックの曲という、変わったエピソードを持っている。フレンチホルンの特徴的な音から始まる『What The World Needs Now Is Love』映画、オースティンパワーズでバカラック自身が登場して2階建てバスの上で弾き語りをするスマートなシーンがあったが、やはりこのデ・シャノン版の方が好きだ。当初はディオンヌ・ワーウィックに歌わせる予定だったのだが、彼女が拒否したためにデ・シャノンの元に。で、全米7位のヒットに。のちにディオンヌも吹き込んでいるが、デ・シャノンを意識したからか、平凡な出来に終わっている。(ディオンヌの持つ本来の魅力が無いような)「What The World Needs Now Is Love、 Sweet Love No, Not Just Some, But For Everyone」この歌の歌われた1965年とはそういう年だったのだろう。この曲は、私の大好きなナンバーのひとつだ。彼女にまつわるエピソードとして、プレスリーと半年間付き合ってたとか前座で回ったビートルズの全米ツアーでメンバーに気に入られて、デートを申し込まれたとかいろいろあったな。とにかく綺麗な女性だ。(/////∇/////)カァァバーズもそのデビューアルバムでデ・シャノンの曲を取り上げていた。フォークロックの始祖の部類に入る才女だ。彼女の旦那のランディ・エデルマンもシンガーソングライターで、デ・シャノンと同じ相手(カーペンターズ)に曲を提供しているというのも珍しい。1.Buddy2.Heaven Is Being With You3.You Won't Forget Me4.Needles And Pins5.Hellos And Goodbyes6.When You Walk In The Room7.Till You Say You'll Be Mine8.Breakaway9.Should I Cry10.I Remember The Boy11.Dream Boy12.Don't Turn Your Back On Me13.What The World Needs Now Is Love14.A Lifetime Of Loneliness 15.Come And Get Me16.Splendor In The Grass (Version #1)17.For Granted18.Windows And Doors19.I Can Make It With You20.500 Miles From Yesterday21.Where Does The Sun Go?22.It Shines On You Too23.Reason To Believe24.The Weight25.Come And Stay With Me (Remix)26.Put A Little Love In Your Heart27.Love Will Find A Way28.Brighton Hill 今年のゴールデンウィークは何日くらい休めるかな・・・(涙)
2004/04/27
コメント(0)
こんヴぁんわ。夏から牛肉輸入再開とのことだが、もとからあの人らの全頭検査ってあてになりそうにないし。なんせいいかげんな国ですから。さて久しぶりの京都公演。デビュー以降の公式なものは6度目かな・・・神戸は北野のT2,大阪は梅田のロイホと、おばさんのライブはいろいろ通った頃もあった。当時は300km/h出せる車に乗っていたので、名古屋のラブリーまでも何度か行った。今では神戸のとかもぜんぜん足を伸ばしてないな・・・チケットはファンクラブの優先予約で取れるので予定さえ空ければいいのだが。ちなみに今日の席は前から5列目の真ん中近くの通路横。ベストポジションだったな♪先ずはソロで『Tennessee Waltz』から幕が開くいつものゆったりとした歌で。で、いつものようにベタベタの挨拶。次は『Over The Rainbow』と何度か聞いたナンバーが続く。オリジナルソング、2曲。『Everybody Everywhere』では最後はみんなで手拍子しながら大合唱。で、赤いチャンチャンコならぬシャツの宮野弘紀さん(g)が合流して『Get Into My Life』今出宏(harp)も合流する。いつ見ても、今出さんのハープの吹き方はなんだかかわいい感じだ(笑)で、「えー、次は私うただけで」ともう一人のメンバーを紹介。今日はメンバー未定とのことだったので誰が出てくるかな・・・やっぱゲルシーかなと思っていたら、案の定、ゲルシー、江川滋(p)が照れたように下を向きながら出てくる。もう1本アコギを持ってきた宮野さんに、「も~、年よりは道具ばっか持ってきて・・・」(笑)途中で「始めてきた人は~?」と挙手を求めると、私の周りから多くの手が挙がった。全体でもかなりの”初アヤド”の人がいたようだ。最初は雰囲気に圧倒されていたようだが、だんだん暖まって手拍子も滑らかに。おばはんは、いつもと同じように観客もいじるいじる・・・最後はボブ・ディランのナンバーで。「この人、何歌っても同じになるなーっておもてたんやけど、この季節になんだかこの曲はいいです」と、はにかみながら曲紹介、「風に吹かれて」しっとりとした曲の終わり、幕が落ちる・・・で、いつもどうりにマイクをもって舞台の裏で、観客へのアナウンス。最後まで笑わせてくれるおばはんだ。どうも今日は心地よく酔っ払ってしまって、曲目を失念してしまった。ろくに内容もかけない。でも、ひじょーにいい感じだったのだ。自分の中で茶化してしまわないと、熱いものがこみ上げてきてしまって困るくらいに。また、おばはんからはいいパワーをもらった。また、来週もがんばるか・・・ぼちぼちと
2004/04/25
コメント(0)
■Three of a Perfect Pair/ King Crimson (1984)こんヴぁんわ。時々、原りょうの小説の主人公、沢崎のようにスマートになりたくなるピケです。彼のストイシズムがあふれる文章が好きで一時は何度も読み返した。久しぶりに本棚からあふれてきた、『さらば長き眠り』を久しぶりに読んでみた。「ハードボイルドだじょ~~」などと内藤陳の古いギャグを口にしてしまう。まだまだだな。ネットにはいろんな”こまったちゃん”がいる。すぐに正義を振りかざす人も、その部類に入るだろう。キャパシティーに個人差はあるものの、自分の許せるラインまでは困ったチャンも受け入れる、そういう度量の大きさを持ってもらいたいものだ。度量のないことは良悪でいうならば、悪くはない。ただ度量がなく、人間的にも浅く見えるというだけだ。ご本人がそれでいいならば、いいだろう。私の知らないところでがんばっていてほしい。ちょっととげが刺さっただけで大騒ぎする人間は、相手してると疲れるので周りにいてほしくないだけだ。さてさてクリムゾン。これもLPからの買いなおし。ファンからは『ディシプリン クリムゾン』と呼ばれる80年代の作品だ。80年代のクリムゾンはそれまでのファンからはあまり好意的には受け入れられなかった。音が希薄、しまりがない等々・・・70年代後半のメタルクリムゾンを望む方々にはちょときつかったのかも。フィリップ翁が、『これでクリムゾンとしての役目はおしまいです。二度とキング・クリムゾンというユニットが作られることはないでしょう』(今となってはオイオイだが。)と言っていた、来日の際にはエイドリアン・ブリューのヴォーカルに難がありスターレスも演奏曲目からは外されたし。スターレスの破壊美を80年代に再現することは少し無理があったのか。ただそう批評するかたがたの多くがライブを聞いての意見ではないことは残念だ。クリムゾンがライブバンドであることをお忘れではないだろうか?今となっては希薄な、当時のライブに行った時の感想だが、おおむねよかったと記憶している。アルバム『ディシプリン』を”ベストワークのひとつ”とのたまった、フィリップおじさんの真意を解釈し間違えてないか?『Red』で、その生を終えたクリムゾンが、ディシプリンというバンド名で活動を再開したとき、ロバート・フィリップはギタリストを入れた。その自身以外の初めてのギタリストがブリューというのはうなずける部分もあった。ザッパ、デビッド・ボウイ、トーキング・ヘッズといったところで見せた奇才ぶり。フィリップおじさんは”自分にはないもの”を認めたのだろう。どんなフリー的な即興をやろうと基本的な姿勢は乱さないフィリップおじさんと違い、ブリューはいいかげんだ。(笑)それがブリューの魅力を生み出しているが。以前ブリューが動物の鳴き声をギターで再現しているCMがあったのを覚えている方はおられるだろうか。ブリューの音はあのCMそのものだ。それをフィリップおじさんは欲したのだろう。決してフィリップには真似のできないもの。キーボードやシンセを多用したイエス等のほかのプログレバンドと違い、クリムゾンはキーボードはあまり重視しなかった。それが今日またクリムゾンが生息しえている理由でもある。ピート・シンフィールドの詩に依存する部分が強かった初期から、クリムゾンではキーボードはメインではない。キーボードの技術的進歩の段階では多用したほうが新しく聞こえた音も、今日では逆に古臭く聞こえる。クリムゾンの即興の緊張感は変わることがない。ブリューの超変則的ピッキングも。ブリューの奏法については『サルでも出来るブリュ-奏法 』なんて面白いHPもあるので探してみるのもいいかも。1.Three of a Perfect Pair2.Model Man3.Sleepless4.Man With an Open Heart5.Nuages (That Which Passes, Passes Like Clouds)6.Industry7.Dig Me8.No Warning 9.Larks' Tongues in Aspic, Pt. 310.King Crimson Barber Shop [*]11.Industrial Zone A [*]12.Industrial Zone B [*]13.Sleepless [Tony Levin Mix] [*]14.Sleepless [Bob Clearmountain Mix] [*]15.Sleepless [Dance Mix-F. Kevorkian] [*]で、完全盤を買いなおしたのだが、枝葉を書いているうちに時間も遅くなったので、これくらいにしておこう。(書き逃げ)
2004/04/11
コメント(0)
■JAZZ Alive! A Night At The Half Note/ Zoot Sims - Al Cohn(1959)こんヴぁんわ。総額表示の対応はもうお済ですか?今週は少し多忙なピケです。(日本語変か?)さて、YAHOOのチャットルームはどうなるのだろうか。まあ、著作権の関係から見て、今の節操ないストリーミングがいつまでも続くはずなかったのだが。『自分の表現の為に音楽を流す』だの『今の日本の著作権制度は、BB時代にはまったく対応できていないのが現状』とか、あふぉーな言い訳にもならない泣き言をぬかしておられる方々はご自分たちのされたことについて、いかが考えておられるのだろう(おそらく何も考えてない)『ヤフーは個人情報を漏洩してたくせに!』・・・約5分間ほど気絶してしまいそうなせりふだ。意識改革をしなくてはならないのはあなたたちのほうではないだろうか。ミスタースインガー、ズート・シムズ。彼の持つ歌心はすばらしい。特にこの年代、50年代後半から60年代前半に残した音源はそのフレージングの妙がよく堪能できる。最初に言っておくと、ズートは決して天才ではない。レスター・ヤングから強く影響を受けた、ソフトなフレージングがその持ち味であり、そしてその持ち味は決して本家を超えることはなかった。パーカーが聴かせるような一瞬の気も抜けない緊張感があるわけでもなし。”生涯一度たりとも吹く音を間違えたことがない”というエピソードもあるが、いつも酔っ払ってたズートのことだし(笑)練習のときから酔ってたから、本番で酔っても間違わなかったとか。アル・コーン。彼もズートと同じく、”一流の中の二流”といったポジションだ。同じくレスター系の音を出す。ズートの最後にも立ち会った友人だ。そんな二人が吹き込んだアルバムは何枚もあるのだが、これが結構楽しい。『Either Way』や『From A To Z』等、軽やかで気持ちいい音を聴かせてくれる。何も天才の演ずる音だけがJAZZではない。バトルじゃないとテナーの競演に意味がないわけではない。心地よさを感じるポイントは人それぞれだが、自分にはこれも心地いい音楽だ。アップテンポな『Love Come Back To Me~恋人よわれに返れ』お互いのソロを楽しみながら演奏しているようだ。『It Had To Be You』。これくらいのテンポの曲が、一番ズートらしさを引き出すのではないだろうか。”ズート大好き”などっかの野球バカに聞いてみたいところだ。フィル・ウッズが加わってのトリプルサックス『Wee Dot』最後もアップテンポに『After You've Gone』ズートにいい影響を受けて、他の二人の管もいい感じだ。ドラムはポール・モチアン。私にとっては”黄金のトリオ“のイメージのほうが強いかな。1.Love Come Back To Me2.It Had To Be You3.Wee Dot4.After You've Goneこの2人ではこのアルバム以外のほうが評価は高いな。さて、明日の仕事をちょっとするか・・・
2004/04/06
コメント(0)
■The Greate American Songbook/Carmen Mcrae(1971)こんヴぁんわ。ノートPCを物色中のピケです。今のタワーだけでいいと言えばいいんだけど。サブのノートがどんどんご老体になってきてるので、とりあえず何かないかな。ただのROMドライブをマルチドライブに換装して使おうかと試してみたが、47ピンの問題でか、認識しない。無理やり半田付けしてしまうか。メイン機のほうもPCアンプとの併用で、オーディオカードを試そうかと思っている。SOUND BLASTERの前に一時期EGOSYS社の製品を使っていたが、ドライバの不具合に耐えられずにブラスターに交換、→ブラスター節に耐えられず、PCアンプ、と来て、再度オーディオカードを試そうかと。M-AUDIO社のものを友人宅から拝借してきたが、これは結構いい。さすがプロも使うだけある。ブラスターあたりの”サウンドカード”と"オーディオカード"の違いは明確にある。ソフトはONKYO CarryOn Musicがver4.00になったのでこれを買うかな。音質的にはこれが一番いい。メディアプレイヤーやリアルワンなんて使う気にならない。以前に使っていた、MUSIC MATCHもよかったのだが、イコライザが別になっていたのが、ちと気に入らなかった。あと、MUSIC MATCHもCarryOn MusicもMP3エンジンは同じFraunhofer llSだったはずなのだが、MUSIC MATCHの再生音はどうも自分には合わないような。Ver4.0はLPのリッピングをする際に、音楽ファイルの波形情報を元にインターネット上のデータベースを使いタイトル情報を取得してくれるとか。いちいちタイトルを入れる手間が省ける。ただ、ONKYOの弱点はバグ。ライブラリの曲数が10,000を超えているのが影響してるのかも知れないが、途中でフリーズすることがあり、その時に作っていたプレイリストも消えてしまう。だからプレイリストを編集する際は、途中で何度かソフトを正常終了させてプレイリストファイルを更新してやらないといけない。それでも壊れることもあるので、別フォルダにバックアップを取らなくてはならない。今回それを怠ったが為に、1週間近くかけて整理したプレイリストがおじゃんに・・・それともうひとつ、直してほしい点が。アルバムで同じ曲名のものがCDDBに登録されていると、録音の際にあとの方のものに上書きされてしまうのだ。最初のほうの曲は残らない。MUSICMATCHはこの点の管理がうまく、自動で番号を振って別ファイルとして録音できていたのだが。NetTUNEとか今後の拡張を考えていくとやっぱりONKYOブランドで統一したほうがやりやすいかな。アンプ単体では今のマランツに勝る国産品はないと思うのだが。マルチチャンネル=高音質化と捉えているメーカーの姿勢についてゆくのは疑問が残る。だから、はなからマルチを捨てているMAー700Uに飛びついてしまったのかな?”良い音”とはマルチチャンネルと同義語ではないのだ。ニュースステーションが先日終わった。最後まで久米さんらしい、終わり方だ。一流のスタイリストとして、あそこで落涙することはできなかったのだろう。番組の一番のスポンサーであったトヨタに圧力をかけて、スポンサーから降りさせた、梶山静六とのインタビューが一番久米さんらしくって面白かったな。岡留安則さんもご苦労様、である。言論の自由、表現の自由といった、曖昧模糊なものはもはやいつの間にか消え去ってしまった。それを感じとる感性もないままに、権利を主張する人々と接することにも疲れた。すぐに論じたがる方々も。もう評論の時代は終わったことに気がつかれたほうがよかろう。論ずる前に、事実をきちんと見つける努力をしたほうが、いいだろう。いつも以上にうだうだと書いてしまった。カーメン・マクレエこの作品は”ライブとはこうあるべし”というひとつの姿だろう。もう亡くなられて10年の月日が流れようとしている。このアルバムを聞くと、『ああ、ライブっていいな』とつくづく思う。意外性の塊のような即興もあり、ひげおやじ(ジョー・パス)のにやにや笑う顔が浮かぶようでもあり。ジミー・ロウズのピアノでおとなしく歌っているかと思えば、自らの弾き語りでバラードを詠ったり。元はベイシー楽団のピアニストから始まっているのだから当然だが。ヴォーカルに転向して、54年のリーダー作『イージー・トゥ・ラヴ』でデビュー。日本ではエラ・フィッツジェラルド、サラ・ヴォーンと共に御三家と称されていたな。ビリーに可愛がられ、その影響を受けたマクレエ。ビリーへのトリビュートライブも残している。その作品はまたいずれかの機会に。男性ヴォーカルの大御所シナトラがビングの影響下から脱するのに苦労したのとは違い、自分の世界を簡単に築きあげたようにも見える。決して簡単ではなかったんだろうが。自分の心を観客に向かって詠い上げるかのようなトーキング・スタイル。前述の3人の中では一番デビューが遅く、30歳を過ぎての歌手デビューだった。この作品はそんな彼女のスタンダードだけではない魅力を感じさせる作品だ。1971年にハリウッドのクラブ「ダンテ」に出演したときのライヴ盤でコンテンポラリーにも積極的に取り組んでいる。アーヴィング、グリーン、ポーターといったティンパンアレーのものから、天才バカラック(笑)、レオン・ラッセルまで。ジョー・パスやジミー・ロウズを含むコンボをバックに、歌もしゃべり(笑いともいう)も絶好調のマクレエ。文化や言葉といったものを超えて、伝わってくるものがある。それは彼女の情熱といえるのだろうか。先ずはベースとのデュオから始まる『Satin Doll』ひげおやじが途中のソロから加わる。『If the Moon Turns Green』で、オーディエンスに問うように詠いながら笑わせもする。このあたり綾戸さんと似てるなあ。軽快なヴォーカルとギターがいい『Day by Day』ロウルズってこんなに渋いプレイも出来たのか。私の一番好きなスタンダードナンバー『The Days of Wine and Roses』思わずボリュームを上げたくなる。そのままメロディアスな『It's Impossible』へと。この流れが心地よい。”オーディエンスを前に歌っている”という情景が良く伝わってくる。いろんな人がカバーして、もはやスタンダードともいえる『Song for You』マクレエの歌い方に良くあったナンバーと言えるだろう。パスじいさんのギターが光る『I Cried for You』陽気にオーディエンスを笑わせ、一体感を盛り上げる『Behind the Face』もいい。バカラックのナンバー『(They Long to Be) Close to You』も。この曲も『Song for You』と同じく、カーペンターズもやっているナンバーだ。最後の『I Thought About You』まですぐに時間が過ぎる。何度でも繰り返し聞きたくなる作品だ。彼女の歌を形容する言葉がなかなか見当たらないで、人には勧めにくいが、それでも『まあ、聞いてみな』といえる作品だ。しいて言うなら、”エンターテイナー”といえるだろうか。1.Satin Doll2.At Long Last Love3.If the Moon Turns Green4.Day by Day5.What Are You Doing the Rest of Your Life?6.I Only Have Eyes for You7.Medley: Easy Living/The Days of Wine and Roses/It's Impossible8.Sunday9.Song for You10.I Cried for You11.Behind the Face12.Ballad of Thelonious Monk13.There's No Such Thing as Love14.(They Long to Be) Close to You15.Three Little Words16.Mr. Ugly17.It's Like Reaching for the Moon18.I Thought About You私の持っているものは、18曲のバージョンだが、このあとコンプリート盤(20曲!!)も出ていた。さてさて、4月もぼちぼちと行くか・・・出張出来ないくらい予定が入ってるんだが(汗)
2004/04/04
コメント(0)
全6件 (6件中 1-6件目)
1
![]()

