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マイティ・ソーの続編。地球の舞台となるのはロンドンとストーンヘンジ辺り。 登場する星や星人が増えてやや解り難いかもしれない。 ストーリーにもやや無理があるかも知れないが、原作はマーベルコミックなので、あまり細かい事を気にしては楽しめない。 それなりに手に汗握る。82点。
2014年02月25日
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あなたの生涯の一本を塗り替える、〜壮大なヒューマンドラマ〜。というコピーが付いている。 ニキ・ラウダというレーサーは我々バブル世代であっても、名前だけは知っているというぐらい昔の人で、正直、何故今この人なのか?という気がしなくもない。 映像は迫力に満ちて我々のような車好きなバブル世代にとって胸踊るエグゾーストノートが響き、映画館で観て良かったなとほくそ笑む部分がある。また、映像はどうやって撮影したのかな?と思わせる程リアル感に満ちている。映像や時代考証は素晴らしい。 しかし、人物やその配偶者の人物像と心理における説明不足感から感情移入が難しい面が散見される。 今年最初の劇場観戦となったが、、あなたの生涯の一本を塗り替える、というコピーはやりすぎで、85点!
2014年02月12日
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美術好きを自認する人でも英国に起こったラファエル前派は難解な絵画美術運動だと思う。ラファエルとは、ラファエロの事。ルネサンス以前の自由なスタイルを標榜する活動で、ミレイらがラファエル前兄弟団を結成した1848年から1890年頃までの芸術運動だか、第一期の実際の活動期間は5年程度と短く、やがて象徴主義に引き継がれていく。 テート美術館から72点来ていて、かなりの充実ぶり。美術好きは必見だろう。半分位がダンテ・ゲイブリエル・ロセッティの作品だ。写真のプロセルピナはロセッティの代表作で今回の展覧会のメインイメージとなっている。印象的で美しい顔立ちだが彫りが深く何処か男性的でもあり、当時の英国では美人という定義に属する女性ではなかった様だ。この作品のモデル女性はジェーン・バーデンという。強い個性を持ち、やがて弟子のモリスの妻になる女性だが、ロセッティは生涯自分の妻エリザベス・シダルよりもジェーンを思慕したという。驚きだったのはジョン・エヴァレット・ミレイの作品。中でも釈放令はレンブラントかジョルジュ・ド・ラ・トゥールを思わせる重厚な写実絵画で素晴らしい。上写真のミレイのオフィーリアも必見。オフィーリアのモデルはロセッティの妻となるエリザベス・シダルである。ミレイはラファエル前派を擁護した批評家の巨頭ジョン・ラスキンの妻を最終的に自分の妻に迎えている。これらラファエル前派の画家を取り巻くモデルともなる女性達の複雑な関係も非常に興味深い。何としても見たい展覧会である。
2014年02月11日
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