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またまた印象に残る一冊に出逢った。しかし、この著作。構成が以前ブログに書いた「Good Luck」に非常に似ている。読み始めてしばらくは(盗作ではないのか?)とさえ思った。ところが数十ページほど読みすすめていくと、人生において最も大切なことが書いてあることには変わりないのだが、全く別の物語であることが分かってくる。(当たり前だけど)「Good Luck」が子供に向けて書かれたものであるならば、この「賢者の書」は大人に向けて書かれた物語である、といえるかもしれない。印象的な一節を書き出してみよう。 『人間は何を探して生きるかという点において、二つに大別される。 ひとつは、自分を幸せにすることを探す人々。 もうひとつは、他人を幸せにすることを探す人々。 どちらを考えるかによって、自分の所属が決まる。 自分を幸せにしてくれるものを探して生きる人にとっては、この世は思うようにいかない、楽しいことの少ない場所になるだろう。 ところが、他人を幸せにできることを探す人にとっては、この世は喜びに満ちた、楽しいことの多い場所なのだ。 世の中の成功者はすべて後者であることを忘れてはいけない。 』そもそもこの物語は出版するために作られたものではなかったため、著者にとってはデビュー作となった。塾講師だった著者が、未来ある若者へ向けて語った話を一冊にまとめたものらしい。そこにも好感を覚える。いまこの作家の他の作品を図書館で予約中なのだ。↑買えって?本は買って読んでこそ実になる、というのも一理だが、多くの人が手に取った本には「風格」のようなものが備わっているようにも感じるのだ。。。屁理屈??
2007年09月29日
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過日、遊びに来ていた息子(小5)がカレーを作ってくれたのだ♪彼はその日突然、「カレー作ってあげるわ!」と宣言するように云った。「作れるの?」「うん。ハンバーグも作れるよ! どっちがいい?」娘が「ハンバーグはこの前食べた!」と言ったのでカレーになった。 タマネギとジャガイモはあったので、それ以外の食材を買いに行き、夕方から調理開始。ちょっと心配だったので、傍で見守る。野菜は細かすぎるくらいに刻むが、だまって見守る。炒めるときに水を少し入れても、仕上がりに牛乳を入れても、ひたすら口から出かかる「ちょっと待った!」を堪えた。出来上がりは、すこぶる美味しい☆小5にしてカレーが作れるなんてたいしたもんだ。(自分がはじめてカレーを作ったのは大学に入ってからだ)その日、初めて子供に食事を作ってもらった記念日となった♪ありがたい。
2007年09月26日
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マイカーが車検の時期をむかえたので、初めて「スピード車検」なるものを受けた。話によれば「45分」で全て終了。その場で乗って帰れる、ということだ。予約当日、時間よりも少し早く到着すると、さっそく係員の出迎えがあり、車検証を持って車を降りるとそのままキーを渡した。エアコンの効いた快適な受付カウンターで住所、氏名、その他諸々を記入しているほんの5分くらいのうちに、すぐ隣のガラス張りの作業場では愛車のタイヤが全部取り外されて、おまけにボンネットを開けてなにやらチェックが始まっている。(おおっ! 素早い!)なんだか身ぐるみはがされたようだ。タイヤが全部はずされて持ち上げられている車って、なんだか廃車に見える・・・。物悲しい風景だ。一通りのチェックが終わると、作業員に伴われて作業スペースに案内される。そしてマイカーの現状について、タイヤの溝が何ミリ残っているのでまだ十分走れるが、前後輪の溝の減り方が違うのでローテーション(千円・別料金)した方がいいとか、ブレーキパッドは次の車検でも通るくらいでしょう、とか実物を見せられながら細かく説明を受けた。最終的に、勧められたタイヤ・ローテーションとエアフィルター、そして気になっていたオイル交換をお願いした。費用はそれでも過去に受けた車検の中でも最も安くなったようだ。そしてなんと本当に45分で全ての作業が終了して帰れることになった。スゴイ!おまけに「ただいまキャンペーン中で・・・」と、トイレットペーパーをしこたまもらった。 コレ、一人暮らしだと一生分かもしれない・・・・。なんだかとても得した車検であった。
2007年09月22日
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気温が下がってくると、食欲がもどってくる。ご飯をモリモリ食べたい・・・なんて思う。 そこでふいに「ハヤシライス」が食べたくなったのだ!レトルトなんて甘っちょろいことは云わない。鍋にドーンと四皿分を料理したのだっ! ルーひと箱で8皿分なので、半分使うしか道がないのだ。タマネギ、ジャガイモ、ひき肉。本来、牛肉が一般的だが、お腹にも懐にも優しい「ひき肉」が好きなので、カレーを作るときももっぱらコレだ。 大盛り・一品勝負。我ながら非常に旨いっ!!ダレカに食べさせたいくらいだ。 ・・・・一緒にテーブルを囲んでくれる妙齢のオナゴがいればなぁ・・・・・・・・ってか、逆に作ってくれるヒトがいたらなぁ・・・・(遠い目) 儚いユメをみつつ、夜はふけていく。。。
2007年09月19日
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文化センターの講座で「居合」があり、一回・千円体験というチラシが入っていたので、興味津々で行ってきた。先生は居合道・七段とのことだが、とても温厚で気さくな方であった。じつは居合刀なるものを見たのも初めてのことであった。(当たり前だけど、見た目は日本刀そのもの)色々説明を受けたあと、その場に座って刀を置くところから腰にさして刀身を抜くところまでを見せていただいた。ひとつひとつの所作を注視する。「一本」という形も見せてもらう。なんだろう・・・?初めて見る「ものめずらしさ」はあるが、重厚感のようなものが感じられない。それならば、(隙がないか)と背中や立ち居振る舞いをまばたきもせずに見る。分からない・・・・。「隙がない」ようには見えないが、自分に見抜く力がないのかもしれない。 肝心の居合刀による素振りはとても面白かった!!やはり木刀と違って握りがいい。手に馴染むのだ。そして刀身が細いのでじつに気持ちよく振れる。ブレない感じだ。(木刀より若干軽い)ビュッ! という心地いい風切り音。木刀のそれとはまた違う。「居合やってた?」と先生。「いえ、合気道を少し」「あぁそれで・・・筋がいいですよ」 (刃筋が通るっていうのはこういうこと?)と思えるくらい素振りが気持ちいい。木刀の素振りでは何十回に一回しかないくらいの気持ちよさが、その居合刀ではすぐさま感じられた。(気のせい?) 最後に先生が「四方切り」を演舞された。・・・・なんだろう?カッコいいけれど、自分の道場の先生の木刀の素振りの方が刃筋が通ってる感があるのだ。腰の切れも。比べるものではないかもしれないが。。。 ここで思うのは、「師を選ぶ」ということは武道において最も重要だと感じた。極言すれば「武道(の種目)を選ぶ」ことより大切かもしれない。合気道の経験がなければ、今回の居合の姿の良さにひかれて迷わず入門していたかもしれない。 ・・・で、結局、講座の申し込みはやめることにした。だが、居合道は面白そうである。もし・・・どこかで「この人だ」と思う先生と出逢う機会があれば入門するかもしれない。そういう可能性が残る体験であった。
2007年09月14日
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これは知人から聞いたハナシ。。。とある温泉でのこと。浴室に入っていくと、外国人(白人)男性が湯船に浸かっていた。そもそも外国では「温泉に浸かる」という行為はポピュラーではないと云われるが、件の外国人も熱い湯に不慣れなようで、我慢して入っているという気配が漂っていたらしい。こういう外国人はとかく日本文化に憧れがあるもので、温泉に入るのも刺激的な経験なのだろう。そして知人は、真っ赤にのぼせ上がっている件の外国人の二の腕にタトゥー(刺青)があるのに気付いた・・・。文字が彫ってあるのだった。 「 大丈夫 」・・・・・墨の色も鮮やかに、縦に「大丈夫」。漢字Tシャツを着てる外国人は珍しくないが、漢字をタトゥーで入れているのには少々オドロキだ。しかも、よりによって熱湯の中で遭遇した「大丈夫」の文字。知人は熱い湯より笑いを堪えるのに必死だったらしい。。。
2007年09月13日
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安倍総理が辞任した夜。。。 合気道の稽古で飛び受け身したら背中の筋か何かを痛めたようで、シップを貼りたいのに手は届かず・・・ スーパーにて一個98円で購入した梨を切り、ひとりシャリシャリと食べる・・・ 開いた窓からは夜風とともに虫の音が忍び入ってくる。秋の気配。ひとりかもねむ。。。(←突然、頭に浮かんだ・・・)
2007年09月12日
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これは先月のハナシ。。。 夏休み最後のイベント。ミュージカル「アニー」を親子三人で観にいった。参照(http://www.ntv.co.jp/annie/2007special/index.html)オーディションや稽古風景などをまとめたTV番組を事前にみせたりして、息子と娘の期待感をくすぐっていた。二人とも「楽しみ!」と興奮気味である。自分自身、なにをかくそうアマチュア劇団で舞台に立っていた経験があるので、息子と娘にも演劇という世界を一度触れさせておきたい思いがあったのだ。しかも同世代の少女たちが、一人前のプロとして演じている姿は二人に刺激を与えることだろう。ぼくらは期待感を膨らませて愛知県芸術劇場大ホールに足を踏み入れた。そこは映画館とは違ったムードがある。舞台下の生オーケストラが音合わせをしているのが聞こえる。それを覗くのもまた一つの経験?ということで、三人して舞台前まで階段を下りていき、弦楽器や打楽器など微調整している演奏者の様子を興味深く見せてもらった。やがて開演のブザーがホールに響き渡った。幕が上がると、一気に物語の中に吸い込まれた。下は六歳からの少女たちが、舞台の上で踊ったり飛び跳ねたりとそれは眩しく輝いていた。主役のアニーを演じる十歳くらいの女の子の堂々たる演技は観客の心を掴んではなさない。息子と娘の横顔を盗み見ると、舞台に釘付けでもう夢中だ。(娘は同じ年頃の少女たちの活躍をどう感じるだろう・・・)(息子は同学年の少女が主演を張っている姿を見てなにを思うだろう・・・)ぼくは少女たちの演技に感動しつつも、それを観ている我が子の心の内を想像した。途中休憩をはさんで約三時間のミュージカルが終演すると、息子は開口一番、「感動した!」といった。目が輝いている。ホールを出て駐車場へと三人で歩いているときも、彼は同じことを三度言った。「兄ちゃん、同じこといってる~」と娘。かくいう娘も「来年、オーディションうける!」とすっかりその気になっている。大枚をはたいて観に来た甲斐があるって云うものだ。だが彼らに演劇の道に進んでほしいわけではない。「こういう世界もあるのだ」ということを教えたかった。演技する少女たちの息遣いや声の張り、そして物語に純粋に感動するだけでも良かった。夏休みの最後の一ページ。ミュージカル「アニー」は二人の胸にどう刻まれただろう。 ☆ 以上、メルマガより転載。
2007年09月07日
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子供に送りたい本を、ただ一冊あげるとすればコレだ。アレックス・ロビラ著「Good Luck」。去年だったか、書店で平積みになっていた著作で、ずっと気になっていたのだが読んだのはじつは最近のこと。それも図書館で見つけて。そもそも子供に向けて書いたものらしいが、大人が読んでも感動する。人生のバイブル・・・という表現を用いてもけっして大袈裟ではない。だから世界中で読まれているのだろう。物語は二重の作りになっている。読み始めると、一気にラストまで読み終えてしまう。途中でやめることのできない物語である。 ただ感動したばかりではなく、自分の場合は息子と娘に一冊ずつ手渡すために買っておかなければならない・・・と考えた。だが、小学校高学年でも分からない漢字があると思うので、中学校入学の時にプレゼントしたいと思っている。なので、とりあえず自分のために一冊買った。いつでも読み直せるために。。。 ☆ 印象に残った一文を追記・・・『幸運が訪れないからには、訪れないだけの理由がある幸運をつかむためには、自ら下ごしらえをする必要がある』
2007年09月06日
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先週、娘から絵手紙が届いた。どんな気持ちで描いたのだろうと想像する。。。電話じゃなく、手紙を書こうという娘の気持ちを。 自分も絵手紙、かいてみた・・・。娘の喜ぶ顔を想像しながら。。。
2007年09月03日
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本日、つい一時間ほど前、合気道の審査があった。思い通りにできた技と、「受け」の意外な動きに上手く対応できなかった場面とがあり、その思い通りにならなかったことばかりが頭の中でリフレインして・・・・非常に落ち込む。。。 道場長が「短刀横面打ち・自由技」と云われたら、こちらは当然横面打ちの捌きをしようとするのだが、「受け」の方がどちらかというと正面打ちに近い打ち込みをするので、非常に間合いが取り辛かった。横面打ちは、その正面打ちっぽい「受け」との間合いの調整で終始したかもしれない。(いっそ正面打ちの捌きをした方が良かったか??) たぶん、「受け」の方も緊張していたのかもしれないが、「短刀正面打ち・自由技」と指定されたときに、「短刀突き」がきた!こちらは相手の出方が分かりづらいと判断していたので、どのような攻撃にも対応しようと無意識に構えていたのが良かった。咄嗟に「受け」の背面に回りこんで両肩に手をかけて引き落とした。呼吸投げの一種だ。「受けは突きじゃなくて、正面打ちするように」道場長の声が低く響いた。横面打ちのときから正面打ちっぽかったが、正面打ちは正面打ちできてくれるのでやりやすかった。「短刀突き・自由技」ではやはり微妙に中心をはずして攻撃してくるので、ちょっとやりづらい。それならそれで微調整しつつ、技を繰り出していく。だんだん息も切れてくる。初めはあらゆる呼吸投げのオンパレードでせめてみたが、最後の方は押さえ技ばかりにして、必死で息を整える時間を稼いだ。 (もう・・・ダメ。。。電池切れで・・・す・・・)カラー・タイマーが点滅して、それも消えかかりそうなとき、「はい、やめ!」の声が。(たすかった~~) 結果はその場で発表される。 「准二段合格」だった。。。。 もう疲れ果てて・・・・・・オシマイ。
2007年09月01日
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