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2020.03.09
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​​ ハロルド作石「7人のシェイクスピア(第11巻)」ヤンマガKC
​​​​​​​お待たせしました。 ヤサイクン 三月の 「マンガ便」 です。 ハロルド作石「 7 人のシェイクスピア」 最新号、 「第 11 巻」 が届きました。
エリザベス一世 統治下のロンドンで繰り広げられている 「海軍大臣一座」 「ストレンジ卿一座」 による劇場戦勝もいよいよ佳境です。 10 巻」 ​シェイクスピア​ との恋に落ちた、女王の侍女 ​ジョウウン・ブラント​ との禁断の関係も、いよいよ、本格的 「大人のマンガ化」 しています。画像は載せませんが、ナレーションはこんな感じ。
「宮廷では忠実、家では行儀良く、そしてベッドでは奔放!」
​ ​いやはや、こんなシーンが、果たして必要なのかどうか。 ​ハロルドさん​ の読者サービスとしか思えないのですが、まあ、興味をお持ちの方は本冊へということですね。​​​​

劇場戦争 に戻りますが、二つの劇団の対決のために、 ​シェイクスピア​ が考えたアイデアは何か?秘密の恋人 ​ジョウン・ブラント​ への一通の手紙に計画を託します。
​​ エリザベス女王 ​​ は、かねてから ​「リチャード三世」​ の再演を望んでいましたが、 ​シェイクスピア​ ​「リチャード三世」​ を演目として舞台に載せる交換条件として、女王が上演を禁じている ​「マクベス」​ の上演許可を求めたのです。
​「 7 人のシェークスピア」​ では、 ​「マクベス」​ という演目を イングランド の女王 ​エリザベス一世​ が、 スコットランド王 の話だという理由で嫌っているという設定なのです。そんな女王の好みを逆手にとって、女王が嫌う ​「マクベス」​ を世に出すための 「シェイクスピアの挑戦」 というのが、この手紙に託された、マンガの筋書きなのですが、 シマクマ君 は、ここで 「はてな?」 となってしまったのです。
 ここで描かれている ロンドン劇場戦争 は、 エリザベス統治下 ​シェイクスピア​ がロンドンでトップスターに躍り出る 1590 年代 の出来事のはずなのですが、 ​「マクベス」​ は彼にとっては、どちらかというと、後期、 1606 ころにできた作品で、それは ​エリザベス一世​ が他界した後のことなのですね。
 調べてみると、 ​シェイクスピア​ の四大悲劇 「ハムレット」「マクベス」「オセロ」「リア王」 は、それぞれ 1600 を越えて書かれているようです。で、芝居好きの ​エリザベス一世​ は、 1603 に死んでしまいます。一番早く書かれた ​「ハムレット」​ 1600 だそうです。残りの三つは ​「オセロ」( 1602 )、「リア王」( 1604 )、「マクベス」( 1606 )​ というわけで、実際には、 エリザベス女王 ​「ハムレット」​ 以外、その演目の存在も知らなかったのではなかったかと思うのですが、というのがぼくの 「はてな?」 です。
 もっとも、​そもそもが シェイクスピア​ 7 人の集合体として描いている虚構作品ですから、こだわるのは野暮ということでしょうね。史実を持ち出してこだわってしまえば、実際の シェイクスピア はこのとき、妻子持ちの 「オッサン」 なわけで、宮廷の侍女との恋の話も???てことになりかねません。
​​ しかし、一方、 11 に登場する二人の俳優 「海軍大臣一座」 ネッド・アレン 「ストレンジ卿一座」 リチャード・バーベッジ は実在しています。特に リチャード は演劇史に名の残る名優だそうです。 
このマンガではこの男ですね。
 ​​​​​​​​​​​​​​​​​​​
虚々実々、いよいよ劇場戦争も佳境、最後の対決をむかえます。 12 巻」 が楽しみですね。
追記2020・03・08
「7人のシェークスピア」 (1巻) ​・ (9巻) (10巻) ​の感想はここからどうぞ。
追記2023・02・15
 過去の記事の修繕をしました。​


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最終更新日  2023.06.02 23:07:11
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