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ゴジラ老人シマクマ君
の映画館徘徊、今日は 神戸アート・ヴィレッジ
の「復活の日」です。実際には アート・ヴィレッジ
は先週の土曜日から復活していたようですが、土・日を何となく避けて、今日が復活の日です。
いつものように、あんまり人通りはありません。ヒゲのじーさんの存在感がなかなかでした。ちょっと早めに着いたのですが、ロビーにベンチがないのイのがザンネンです。まあ、しようがありませんね。
今週のプログラムはこんな感じです。
で、今日のぼくのお目当ては ファリボルス・カムカリ
という人が作った 「水と砂糖のように」
ですね。 カルロ・ディ・パルマ
というイタリア映画の撮影監督の、何というか、伝記的ドキュメンタリーらしいです。
ブライアン・デ・パルマ
という名前の映画監督なら知っていますが、 カルロ・ディ・パルマ
という名前は知りませんでした。
だいたい、撮影監督というポジションが映画を作るうえでどういう仕事をするのかという、まあ、一番基本的なことさえ知りません。だから、今日は「お勉強」のつもりでやって来ました。
でも、ちょっと下調べをしてみると、
カルロ・ディ・パルマ
という人がかかわった映画というのが、こんなふうに出てきました。
ミケランジェロ・アントニオーニ 『愛と殺意』『赤い砂漠』『欲望』。 半分も見てはいませんが、 アントニオーニ 、 ヴィスコンティ 、 ロッセリーニ 、 ときて、 ウディ・アレン ですよ。これは見ないわけにはいかないじゃありませんか。というわけで、結構、勢い込んでやって来ました。
ルキノ・ヴィスコンティ 『揺れる大地』。
ロベルト・ロッセリーニ 『無防備都市』。
ヴィットリオ・デ・シーカ 『自転車泥棒』。
ジッロ・ポンテコルヴォ 『ゼロ地帯』。
フロレスターノ・ヴァンチーニ 『 43 年の長き夜』。
ピエトロ・ジェルミ 『イタリア式離婚狂想曲』。
マリオ・モニチェッリ 『ブランカレオーネ軍団』。
エットレ・スコラ 『ジェラシー』。
カルロ・ディ・パルマ 『女泥棒テレーザ』『冒険が始まる場所』
ベルナルド・ベルトリッチ 『ある愚か者の悲劇』。
ウディ・アレン 『ハンナとその姉妹』『ラジオ・デイズ』『アリス』『地球は女で回ってる』
「36度3分。大丈夫です。」 笑いそうになりました。ここ数年、健康診断とかで36度を超えたことがなかったということもありますが、身体に触れることなく、突如、体温を測られるという不思議ですね。
「えっ、なに?」
どうやって「創作」されてきたのか! 映画が監督一人によってではなくて、撮影者や音楽家や、大勢のスタッフによる共同作業で出来上がっていることは知っているつもりでした。しかし、 「映像」は作られている という、考えてみれば、当たり前の事実を、こんなに直接的に突き付けられたのは初めてでした。
キャスト
ケン・ローチ
ビム・ベンダース
ベルナルド・ベルトルッチ
ウッディ・アレン
アレック・ボールドウィン
ジャンカルロ・ジャンニーニ
2016
年 90
分 イタリア
原題「 Acqua e zucchero: Carlo Di Palma, i colori della vita
」
2020
・ 06
・ 15・KAVC(no8)
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