PR
カレンダー
カテゴリ
コメント新着
キーワードサーチ
赤ん坊が わらふ 八木重吉 この 「読書案内」 で、以前、 八木重吉 の詩の、ちいさなアンソロジー詩集 「六甲のふもと 百年の詩人」(ほらあな堂) を手作りした 山形梢さん のことを紹介したことがあります。
赤んぼが わらふ
あかんぼが わらふ
わたしだって わらふ
あかんぼが わらふ
おどろきの
かたまりよ、
わたしの
ちいさなむすめ
うまれてから
まるひとつのもも子
おまへの からだは
たましいのように おどろいてゐる
草のように おどろいてゐる
「欠題詩群(二)」1924年10月
週刊 読書案内 朝倉裕子「雷がなってい… 2024.09.16
週刊 読書案内 朝倉裕子「母の眉」(編集… 2024.08.23
週刊 読書案内 宗左近「長編詩 炎える… 2024.07.09