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2021.08.30
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​​ゲオルギー・ダネリア「クー!キン・ザ・ザ」元町映画館  あっけらかんとした脱力感、、まあ、一言で言えばそういうことになりますかね。
​ 初めて聞く名前だったのですが、 ゲオルギー・ダネリヤ という監督が 1986年 に撮った ​『不思議惑星キン・ザ・ザ』​ という実写版SF映画を、 2013年 アニメ化 した作品だそうで、実は 元町映画館 「実写版」 「アニメーション版」 の二本を同時上映するという、 映画館の鏡 のようなプログラムを組んでいらっしゃったのですが、二本目を見終えると終バスが怪しくなるとかなんとかいうことを理由にトンズラしてしまったというわけでした。​
 面白くなかったのか?というと、そういうわけではないのですが、 「脱力感」 溢れる、あまりにもおおらかな展開にポカンとしてしまったというのが正直な感想でした。
 丁度、同じ週に ​「JUNK HEAD」​ というSFアニメーション映画を観ました。共通して感じたのは、見かけ上の 「幼児性」 なのですが、作り手の意識は対極にある感じがしました。
​「JUNK HEAD」​ では 「幼児性」 は作り手の自己意識の内実をかなりストレートに表現している印象でしたが、この映画の 「幼児性」 というのは、まあ、典型的なのが 「クー」 「キン」 という二語だけで、コミュニケーションが成り立つところだと思いましたが、それは 「表現意図」 によってかなり周到に選ばれた方法だと感じました。
​ この映画の場合の 表現意図 といえば、やはり、ディストピアとしての全体主義社会批判だと思うのですが、 「クー・キン」 という 「ことば」 の使用、(まあ、これはかなり俊逸なアイデアだと思うのですが)といい、 「アリャ・マア?」 的なワープといい、登場する飛行体といい、キャラクターといい、 ​​
​「ナルホド、ナルホド・・・、イヤ、ナンデ!?」​ ​​
脱力ワールド に仕立てているところが、思想的こわばりのようなものを忘れさせていて、 「大人の映画」 という印象を持ちました。
 で、実は、 ​「JUNK HEAD」​ 同様、こちらの映画も妙に醒めた気分で見てしまいました。理由はよくわかりませんが、一つ考えられることは、ぼく自身の 「年齢的」・「思想的(?)」 こわばりを捨てきれていないというか、 子供の目 になりきれなかったからでしょうね。​

 脱力する代わりに、居眠りしてしまう(寝てませんが)感じでした。まあ、そういうわけで、こちらを見終えて、もう二時間というのは、どうも、爆睡に終わるいやな予感がしまして、しっぽをまいてトンズラと相成ったわけなのでした。トホホ。

監督 ゲオルギー・ダネリア
共同監督 タチアナ・イリーナ
音楽 ギア・カンチェリ
キャスト(声)
ニコライ・グベンコ(ウラジーミル・チジョフ)
イワン・ツェフミストレンコ(トリク)
アンドレイ・レオノフ(ウエフ)
アレクセイ・コルガン(ビー)
2013年・92分・ロシア・ジョージア
原題「Ku! Kin-dza-dza」
​​ 2021 08 20 no79・元町映画館no84


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最終更新日  2023.12.22 23:10:59
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