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2021.10.02
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​​​​​​ ​​​ 週刊 読書案内 穂村弘「にょっ記」(文春文庫) ​​
歌人 穂村弘 「にょっ記」(文春文庫) を元町の古本屋さんで買いました。 2006年 「別冊文芸春秋」 という月刊誌に連載されていた 「日記(?)」 のようですが、果たしてこれが日記かどうかは、意見の分かれるところかと思います。2009年に出版された文庫版です。もう10年以上も前の本ですね。​​

 ぼくは暇なうえに、これといった目的があったり、夢の実現をもくろんで努力するということが、ただただ、ない暮らしをしていますから、妙にはまりましたが、お忙しい人生を生きている人が読んだらどう思うのか、聞いてみたいような気はしますが、特にすすめません。
​ 開巻、 第一日目 はその年の 4月1日 です。その年がどの年かはわかりませんが、たぶん、 穂村弘 本人も連載の初回ということで、気合とか入っているんじゃないかとも思います。引用してみますね。​
4月1日  おにぎり

 できたてのおにぎりを食べる

 できたてのおにぎりは、やわらかく、あたたかく、湿っていて、まだおにぎりとして「確定」していないようで、落ち着かない気持ちになる。
 おにぎりを食べながら、小学校の運動会を思い出す。
 お母さんとたあちゃんとたあちゃんのおばさんと一緒に、広げた茣蓙の上で、風に切れ 切れの放送を聞きながら食べた。
 あれは、ひんやりつめたいおにぎり。
 風の合間の青空。
 遠い歓声。
 草に垂れた靴紐。
 未来。
 僕の未来。
 僕の未来は、どこにいったんだろう。
 今、ここにある、これが僕の未来なのかな。
 指にくっついたご飯粒をぺろぺろ嘗めながら涙ぐむ。 ​​
 こんな感じですね。ついでなので、適当に、まあ、なるべく短いのを引用します。
6月6日  冗談を思いつく

 「きびしい半ケツは出ました」という冗談を思いつく。


10月1日
 真夜中の先生


  真夜中に、ベッドの上でぬいぐるみたちに通知表を配る。

  ぬいぐるみたちは、とってもどきどきしていた。

3月18日  ライオン


  口の中にあたまをつっこめば友達になれる、ってテレビで畑正憲さんが。
​  ​まあ。こんな感じですが、ちなみに 最終回 3月31日 です。ぼくが選んだ日付は、ぼくの誕生日には記述がなかったので、翌日の 6月6日。 今これを書いているのが 10月1日 。「終りの方で」と思ったのですが 3月31 は少し長かったので、高校時代の友達の誕生日 3月18日 。彼は 「アインシュタインと誕生日が同じだ」 といって、威張っていましたが、今調べてみると アインシュタイン 3月14日 が誕生日らしいですから、ぼくの記憶違いかもしれません。まあ、 3月14日 「にょっ記」 には記述がありませんから、これでいいです。​
​​ 作家の 長嶋有 という人が、解説の代わりとか言うことで 「偽ょっ記」 というのを、お終いの方に何ページか書いていますが、面白くない上に長いので引用しません。​​
 ということで、大したことが起こらなくても、特に腹が立ったりしないお暇な人にすすめます。
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最終更新日  2021.10.02 00:20:30
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