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2021.12.08
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週刊 マンガ便 小林まこと「青春少年マガジン1978~1983」(講談社) ​2021年​ ​10月​ ​マンガ便​ で届いたマンガですが、 ​2008年​
​​少年マガジン創刊50周年! ​​
 ​の企画 ​​ で描かれた作品のようです。まあ、少し古いということですね。 ​  ​​
​​ 「おバカ」 ​​
​ ​ という言い回しがありますが、このいい方のニュアンスというのは案外説明しがたいわけです。あっさりあきらめて ​​
​小林まことのマンガの世界!​​
​ ​ というと、ぼくにはわかりやすいのですが、 ​小林まことの世界​ を知らない人には通じません。ぼくの感覚では、 小林マンガの笑いのツボ というか、バカバカしさの急所は ​いしひさいち​ ​「頑張れタブチクン」​ とか、まあ、朝日新聞に連載している ​「ののちゃん」​ の世界にも近いといえば近いのですがちょっと違います。​
 ああ、彼は、おバカ格闘マンガで有名ですが、 ​おバカネコ​ を描いた ​「What's Michael?」​ の人でもあることは忘れてほしくないですね。
​ で、 ​小林まこと​ を読んでいただくより方法がないのですが、 ​小林まこと​ が、漫画の主人公として作り出したキャラクターではなくて、彼自身や、彼が仕事上で会った人たちを ​「おバカ」ワールド​ で描いたのが、この 「青春少年マガジン1978~1983」(講談社) でした。​
 たとえば ​梶原一騎​ とか、かなり著名な方も登場しますが、 ​小林まこと​ ​「マンガ家」​ になっていく ​​
​「おバカ生活の青春!」​
​ ​ が描かれていて、ちょっと胸に迫るシーンもあります。まあ、自伝といえば自伝ですね。
 主人公は表紙の三人で、左が ​小野新二さん​ 、中央が ​小林まことさん​ 、右側が ​大和田夏希さん​ です。三人とも、もちろんマンガ家ですが、ぼくには 小林さん 以外覚えがありません。
 お二人は ​小林まこと​ が青春時代を語るときに、忘れらないライバルにして親友だったことが、この作品を読めばお分かりいただけることと思います。
​ 余談ですが、毎月、 ​マンガ便​ を届けてくれる ​ヤサイクン、改めトラキチクン​ ​小林的「おバカ」​ を目指したギャグを連発することがあって、本人は面白いことを言っていると自己満足していますが、たいていスベッテいて、小学生の チビラ軍団 に呆れられています。​
 いかにも ​小林マンガ好き​ らしい ​「おバカ」​ ぶりですが彼自身はまだ気づいていないようです(笑)。



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最終更新日  2024.06.24 20:06:36コメント(0) | コメントを書く


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