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「ああ、こっちが護国神社か。」徘徊 2022年3月8日(その1) 灘区あたり
三宮
で映画を見て 阪急六甲行
、 2番のバス
に乗りました。先日は 青谷橋
あたりで降りたのですが、今日は 神戸高校
の下を過ぎて 五毛天神
で降りました。
「たしか、もう一つ神社があったよな。」
先日 五毛天神
を徘徊したときの、そう思っていたのですが、西灘に下ってしまったので、今日はもう一つを探してウロウロしました。
バスを降りてしばらく東に歩くと中学校がありました。 市立上野中学
です。この北に上っていくともうひとつ 市立長峰中学
があるはずですが、ここから見ると遥か山の上で登っていく元気はありません。見上げても霞んでいて見えませんが(ウソです)、そっちのほうから川がながれてきています。
杣谷(そまたに)川
です。この写真は霞んで見えないはずの上流を映していますが、このすぐ下流で、もう少し東の谷を下っている 都賀川
と合流するはずです。
交差点の看板に出てきました。今日の目的地(?) 護国神社
です。
おお、なかなか立派な石碑ですね。 護国神社
って兵庫県に二つしかないってご存知でしたか?明治になってから作られた神社で、まあ、いわば 「大日本帝国」
御用達の戦没者慰霊神社ですね。だから、ぼくがふらふら立ち寄っているあまたの神社のように 「神話的神々」
は、ここでは祀られていません。
こんなふうに、少年兵を顕彰した塔があったり、何々連隊の慰霊碑があったりします。そういえば海の向こうで戦争が始まりましたが、少年に限らず、普通に暮らしていた人が兵士として「国家」に殺されるのが戦争だとぼくは思いますが、死んでしまった人を美化することで、戦争を始めた国家の罪をうやむやにするのはやめた方がいいと思いますね。彼等が生きていれば、90歳をはるかに超える時が経っているのですが、その中に、戦争を美化する人がいるとは思えませんね。
あとに残された家族や友人が、ここにきてお参りする気持ちは理解できないわけではありませんが、自分の命として考えるなら、英霊とか報国の御霊とかではなくて、ただの人間として扱ってほしいですね。
狛犬さんも、なんだかちょっと違いますね。角度を変えてみますね。
他のところの 「阿」
とは違いますね。
こっちが 「吽」
ですが、まあ、どっちかというと劇画っぽいという気もしますが、あんまりなことをいうと叱られそうです。
こっちも、もう一枚。結構気に入ってますね、ぼく。
よくよく見れば、なんだか笑ってしまいますね。
で、この奥に本殿がありますが、前庭が運動場みたいで、だだっ広いです。
写真が傾いてしまいましたが、他意はありません。撮り手がへたくそなだけです。本殿にお参りするのを忘れてしまいましたが、こちらも他意はありません。帰ってきて、写真を見ながら本殿の祀られ方もちゃんと見ればよかったと思いましたが、後の祭りですね(笑)。
一本だけ 梅の木
がありました。 六甲
の山並みを背景に、なかなかな咲き加減でした。あと、境内にあるのは、予想通りサクラですね。もう、半月ほどしてくれば、境内も違った風景なのでしょうね。
「さてここからどうしようかな。」
もうちょっと東に歩いてみます。じゃあね。
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