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「ひょっとして、お客一人?」 で、座席につきました。コロナ騒ぎで、その傾向が強くなりましたが、隅のはしっこの席が、予約購入の場合の指定席です。変ですね。誰も他にお客がいないのに、100人ほど座れるホールの隅っこに座っている老人って。
「はい、そうなんです。」
「ええー?綾瀬はるかさん見に来る人いないの?」
「あのー、ミント神戸と番組かぶってまして。こういうふうになることがあるんです。」
「まあ、いいですけど。 綾瀬さん はどうなっていますか?」 そんな気分でした。
「彼女は永遠に善意のフィギュアを演じ続けるのかなあ?」 そんなことを考えながら、一人ぼっちで、まあ、言いようによればワン・マン社長の試写会(笑)のように 一人映画 を終えたのでした。
「伊佐山ひろ子さんが元気そうだったのはなによりだけれど、まあ、これじゃあ、ぼくが社長ならお蔵入りだろうなあ。」 とか、なんとか、 久しぶりの 伊佐山ひろ子 には反応しながらも、 小林薫 はほとんど見過ごしたうえに、映画そのものには首を傾げながら、上映が終わっても、いつものように開かないドアを、オソル、オソル自分で押し開けて出てくると先ほどの オニーさん が入り口で片づけをしていました。
「結局、誰も来んかったね。」いやはや、実は、結構重たいテーマを描いていた映画なのですが、ピンとこなかったんですね。ボンヤリ見ていたエンド・ロールに哲学の監修者に、これまた贔屓の 国分功一郎 なんて言う名前まで見つけてしまいましたが、人が生きている世界として描かれているらしい 「水」 のシーンに引き付けるものがなかったことが決定的だったような気がしました。
「ありがとうございました。ご苦労さまでした。」
山崎貴「ゴジラ−1.0」109シネマズハット35 2023.11.16
吉野耕平「沈黙の艦隊」109シネマズ・ハッ… 2023.10.17
山田洋次「こんにちは、母さん」109シネマ… 2023.09.15