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2024.01.28
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​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​ クリスティアン・クレーネス  フロリアン・バイゲンザマー「メンゲレと私」元町映画館 「ホロコーストの証言」 というシリーズの、 第3弾 「メンゲレと私」 という作品を 元町映画館 で見ました。
 スクリーンで語り続ける ダニエル・ハノッホ という 91歳 リトアニア生まれ の老人の表情の迫力に圧倒さる 96分 でした。
原題 「A Boy's Life」 ですが、 邦題 では 「メンゲレと私」 とつけられています。で、そこに出てくる メンゲレ という名前は、 アウシュビッツ で貨車で到着した収容者の
​​「生・死の選別」​​
​  を指揮し、双子の体を縫い合わせるというような、想像を絶する
​人体実験 ​​
​  をやったことで有名な、 ヨーゼフ・メンゲレ という医学者で、敗戦後も、モサドの追及を逃れて 1979年、69歳 まで生き延びた人物です。
12歳の金髪の少年 アウシュビッツ に連行され、その メンゲレ
​​ 「死への指示」 ​​
​  からいかに逃れ、いかに生き延びたかが語られているのですが、具体的な証言内容や、時折、挿入される、 ナチス・ドイツ だけではなく、 イギリス、アメリカ、ソビエト の、 1940年代のアーカイヴ・フィルム の面白さもさることながら、 91歳 まで生きてきた 証言者ハノッホ の豊かで深い表情に見とれました。
 もう一つ印象に残ったのは、 反ユダヤ主義、体制順応主義 というのでしょうか、 リトアニア オーストリアの市民たち が、その当時、 ユダヤ人 に示した差別的、排斥的で暴力的な態度や行為に対して、 彼が 一言で、こう言ったことでした。
​​ 「恥だ!」 ​​
 ​ この映画で ハノッホ は英語で語っていましたから、聞こえてきたのは shame という響きでした。その時、彼の脳裏に、どんな 「神」 がいての発言かはボクにはわかりませんが、深い言葉だと思いました。
 まあ、それにしても、70年後の今、こんなふうに語り手をさがし、証言を映画にしている努力に 拍手! でした。
 映画館には、ボク以外に
三人の老人が座っていらっしゃいましたが、できれば、若い方に見てほしい作品だと思いました(笑)。こ ​ういう証言に耳を傾けることから 「歴史」 に対する興味を育ててほしいと思うのですが・・・・。

監督・脚本
クリスティアン・クレーネス  フロリアン・バイゲンザマー
編集 クリスティアン・ケルマー
キャスト
ダニエル・ハノッホ
2021年・96分・オーストリア
原題「A Boy's Life」
2024・01・27・no013・元町映画館no224
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最終更新日  2024.03.09 23:46:52
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