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「彼のすべての作品を見ていなければ、映画について語る資格はないと断言したい。」 とかなんとか、まあ、このチラシでもおっっしゃっていて、ある意味、ウンザリするのですが、そういうもんかとへこたれる気分もあって、別に 蓮實教 の信者というわけでもないのですが、
見なきゃ! となっちゃうんですね(笑)。ところが、まあ、カナシイことに、まあ、ほんとにかなしいわけでもありませんが(笑)、 蓮實大先生 が傑作とおっしゃっている 「奇跡」 とか、ネット上でも評判の 「裁かるるジャンヌ」 とかも見るには見たのですが、正直、
ポカーン・・・ だったわけで、今回の、この 「裁判長」 とか、ちょっとドキドキしましたね(笑)。
その赤い色が揺らめく のですね、その揺らめきと、 裁判長 の、実は人々の祝福とは裏腹に職を辞する決心に揺らいでいる心境が重なり合うシーンは、ちょっとドキドキしましたね(笑)。
「フィルムに色を付けているのでしょうね。後になってつけたのではないですね。」 ナルホド、やっぱり、 監督の意図 なのですね。いわゆる テクニ・カラー を ディズニー が 専売特許 にして評判をとったのが 1930年代 だったと思いますが、 1918年 のこの映画で、 彩色によってのカラー が試されていて、それが、
不思議な効果 を上げていることにおどろきました。
もしも、 彼がカラーを自在に操っていたら? どんな映画を撮ったのかなと思いましたね。
楽しいドライヤー発見! になった方もいらっしゃったのではないでしょうか。
ピアノでサイレント! またまた楽しい時間でした。
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