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2020.03.04
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第40話「傲慢と偏見」

沈家と胡家が急に出資を引き揚げたせいで趙白石(チョウハクセキ)の陝西(センセイ)機器織布局の計画は暗礁に乗り上げた。
何しろ各設備や輸送費、保険料を考えるとどうしても20万両は必要、出資者なしでは立ち行かない。
趙白石は陝西の富商たちはなぜ時機が読めないのかと苛立ち、過去に固執し頭を使わぬ愚か者だとぼやいた。
すると話を聞いた周瑩(シュウエイ)は呉家が2千株すべて買うと申し出る。
もちろん株が暴落する可能性もあるが、思い切って洋布事業に賭けてみることにした。

周瑩は早速、六椽(ロクテン)庁に叔父たちを集め、出資の話を伝えた。
しかし事後報告で聞いた叔父たちは反発、呉蔚全(ゴイゼン)に至っては西洋人の真似事だと頭ごなしに拒絶する。

そこで周瑩はすでに趙大人に買うと言ってしまったと訴え、今さら撤回したら報復が待っていると脅してみる。
すると呉蔚武が少し考えたいと言った。


趙大人が周瑩の後ろ盾と知って無下に突っぱねることができなくなった。
そこで呉蔚武は周瑩が呉家の大当主でなければ、何を言っても個人の考えで済ませられるという。
しかし大当主をすげ替えると聞いた呉蔚全は難色を示した。
周瑩が大当主になったからこそ呉家は身代を持ち直し、図爾丹(トゥーアルダン)のような取引先もできたという。
呉蔚武も確かに周瑩の商才と度胸は認めていたが、呉家の商いが軌道に乗った今、それがかえって危険だと訴えた。
「商才も度胸もあり過ぎて利しか目に入らず、慎重さに欠ける」
軽率で非常識な人物などもってのほか、新しい大当主は穏健で堅実であることが重要だ。

一方、周瑩は東院で叔父たちの結論を待つことにした。
すると趙鴻伍(チョウコウゴ)がそもそも銀子の管理をしているのは江福祺(コウフクキ)だと言って後押しする。

確かに以前の周瑩なら迷うことなどなかったが、今は呉家の大当主、下の者に示しがつかないことはできないという。
そこで叔父たちを納得させるため、西洋式の工場の良さを知ってもらうことにした。
しかしこれが思わぬ結果になる。
周瑩は講師として英国人宣教師・ジョゼフを招いたが、叔父たちは西洋人を屋敷に招いたと激怒した。
これが呉家の名に泥を塗る非常識な行為だと判断され、周瑩は大当主の座から引きずり降ろされてしまう。


銀子が調達できないため株の購入は撤回するという。
趙白石は周瑩らしからぬ行動に戸惑ったが、実は文を送ってきたのは呉家の新しい大当主・呉蔚武だった。

大当主を降ろされた周瑩は仕事を取り上げられ、暇を持て余していた。
春杏(シュンキョウ)は困難を乗り切った途端に手のひら返しだと怒り心頭だったが、周瑩の魂胆に気づく。
はた目からでは大当主がいかに大変な仕事か分からないものだ。
周瑩は老爺たちが手に負えなくなって頼ってくるまで傍観しているつもりなのだろう。
それにしてもこの機会を逃したのは惜しかった。
趙白石の前で大見得を切ってしまった手前、撤回すれば何を言われるか分からない。
すると周瑩は急に鄭(テイ)氏に呼ばれた。

商いから解放された周瑩だったが、奥にも問題はあった。
実は屋敷の中の物がいくつか見当たらず、鄭氏は元盗賊だった韓三春(カンサンシュン)を疑う。
周瑩は憶測に過ぎないと否定し、この件は自分に任せて欲しいとなだめた。
しかし鄭氏はどちらにしても韓三春と千紅(センコウ)には出て行って欲しいという。
「盗賊に屋敷をうろつかれては安心して暮らせないわ!…人の本性は変わらない」
「以前、私を裏切った王世均は今では誰より忠実です、私だって東院に入るまでは与太者でした
 でも(ほら)変わったでしょう?」
「なら韓三春はいいけど、千紅はダメ!あの女人がいては東院の風紀が乱れるわ」
「千紅が何か?」
「…口にするのも嫌よ、自分で確かめて」

周瑩はまず周老四を窃盗の件で問い詰めた。
すると周老四はうっかり隠し場所なら教えないと口を滑らせてしまう。
周瑩は何年も暮らしてきた家の物を盗むなと叱ったが、周老四は所詮、人の家だという。
「いつか俺と一緒に出て行く気になるさ、その時のために蓄えを作っておかないとな」
「だとしても呉家の物を盗むのは絶対に許さない!」
周瑩は周老四に2度と盗まないと誓わせたが、今度は韓三春の方から屋敷を出ると言ってきた。
何でも千紅が″見ず知らずの土地がいい″と言い出したという。
周瑩はその意味に気づき、自分が千紅と話すので待って欲しいと頼んだ。

趙白石は″問題があって機器織布局の計画を延期する″と奏上した。
無事に任務を果たした杜明礼(トメイレイ)は安堵し、次に査坤(サコン)へ沈家の陶(トウ)番頭に近づいておくよう命じる。
陶番頭といえばかつて古月(コゲツ)を打ち壊す根回しをしたが、いつか使えそうだ。
査坤は了解して下がることにしたが、杜明礼の話はまだ続く。
「貝勒の目はうまくごまかした、だが我々の希望は…泡と消えた」
「何のことです?」
すると杜明礼は胡咏梅(コエイバイ)から届いた文を出した。
「渡した2割の株は引き上げる、私とは絶交すると…」
「…住む世界が違う、縁のない人です」
「査坤…長年、打たれ慣れて痛みなど感じぬと思っていた…
 だがこの文を見て激しい痛みを覚えたっ」
「…諦められないと?」
「分からない、でも咏梅の存在はぬくもりを与えてくれた
 彼女は私の心まで温め、生きていると感じさせてくれた
 諦めらきれぬのは人でなく、あの感覚かもしれぬ…」
しかし杜明礼はこれで良かったのだと自分に言い聞かせた。
配当の銀票で例の箱は5年でいっぱいになる予定だったが、今となっては幻に終わる。
すると査坤は急に貝勒に収める銀票をつかみ取り、帳簿を書き換えるよう頼んだ。
「宦官で終わる気はありません…」「(査坤…)」


沈家でも機器織布局が頓挫したと知り、沈四海(シンシカイ)は早く手を引いて良かったと安堵した。
いくら趙白石が布政使でもやはり杜明礼には叶わない。
すると沈星移(シンセイイ)は国と民のための計画を潰され、これは悲劇だと反論する。
「でぃえ、そのうち巻き添えを食いますよ」
しかし趙白石はまだ諦めたわけではなかった。
実は趙白石は出資者を探すため、漢中(カンチュウ)と安康(アンコウ)へ出かけると決める。
「志半ばで諦めはせぬ、意思を貫く粘り強さがあれば、どんな壁も乗り越えられるはずだ(キリッ」

呉家では呉蔚武が大当主となり、東院から仕事を引き継ぐことになった。
しかし帳簿は山のようにあり、思わず呉蔚武は煩雑だとこぼす。
それもそのはず、図爾丹から入る品は13品目24種類、さらにこれらの買い手が各地に37店、図爾丹には36店の45品目を代理販売していた。
輸送業者も複数関わり、支払う時期も手数料も異なる、同じ品でも販売先によって条件は違う、当然、帳簿を分けねば管理しきれない。
また王世均が口頭で引き継ぐ仕事はさらに面倒だった。
いつもの輸送業者が休業したので別の業者を手配したり、購入した馬が輸送中に死んで保証を求めたり、不良品の返品の交渉をしたり、とにかく厄介な問題が多い。
さすがに呉蔚武も周瑩が毎日これをこなしていたのかと驚いた。
「この倍はあります、まず急ぎの事項だけお伝えしています」
王世均は涼しい顔で言った。

周瑩は呉家の夫人たちのお花見に千紅を呼び、仲を取り持つことにした。
しかし夫人たちに馴染めない千紅は、妓女のように花園にいた奉公人の男たちと親しげに話している。
それを見た夫人たちは品がないと蔑み、屋敷の恥だと呆れた。
すると呉漪(ゴイ)が席を立っている間に周瑩が千紅を座らせたことから、戻って来た呉漪と千紅が喧嘩になってしまう。
もはや親しくなるどころか、夫人たちと千紅の溝は深まるばかり…。
そこで周瑩は千紅と別の机に移動し、義姉妹にならないかと提案した。
「ねえ、今いくつ?」
「物心が付く前に売られたから知らないの…」
「奇遇ね、私も子供の頃に捨てられて年を知らない」
周瑩は急に草を引っこ抜き、千紅にどちらか選べと言った。
「長い草を引いたら義姉、短い草が義妹ね」
すると千紅は長い草を引く。
「漪妹妹?紹介するわ、千紅姐姐よ、これからは漪妹妹もそのつもりでね、分かった?」


周瑩が大当主を降りて1ヶ月が経っていた。
叔父たちは慣れない仕事で悲鳴を上げていると聞いていたが、まだ呼び戻してもらえない。
いずれ大当主に戻れたとしても、誰かに株を買われてしまった後では意味がなかった。
周瑩は何とかして叔父たちを後悔させようと思い立つ。
その時、千紅が訪ねて来た。

つづく


(^ꇴ^)周老四…まだ盗んでいたとは…
前にも「ここは呉家だ、お前の姓は周だぞ?」って言ってたし、シビアなのね





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最終更新日  2020.03.04 13:59:57
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