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2021.05.30
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カテゴリ: 本国配信ドラマ



第3話

龍王のおかげで見知らぬ山からひとりで帰ることになった流螢(リィゥイン)
途中で怪我を負った猫を保護し、薬草を探しながら歩いていた
するとうっかり転んでしまう
そこへ突然、尉遲龍炎(ユーチーロンイェン)が現れた
( ๑≧ꇴ≦)<また出たーっ!
(  ̄꒳ ̄)<猫を助けたいなら手伝うぞ
しかし流螢は断って逃げるように行ってしまう


するとまた流螢の幻覚が現れ、困惑する
『私のことが心配なの?』
「?!話せるのか?!」
しかし幻はすぐ消えてしまう

再び薬草探しに戻った流螢、すると突然、魔精が現れた
しかし危ないところで龍炎が現れ、龍気で魔精を一掃してくれる
そこへ羅酆(ラホウ)閣の配下たちがやって来た
「私は冰星(ビンシン)、我らが追っていた魔精を退治していただきありがとうございます
 閣下のお名前をうかがっても?」
「尉遲龍炎、羅酆閣は魔精の管理もできないのか?」
「…龍王でしたか、この恩はいつかお返を…ではこれにて…(シュッ!」




(  ̄꒳ ̄)<ふっ、かすり傷だ
(´⊙ω⊙)<ダメよ!すぐ治療しなくちゃ!
流螢は龍炎に傷口を見せるよう頼み、少し照れ臭そうに薬を塗った
「助けてくれてありがとう」
龍炎へのわだかまり解けた流螢、すると包帯を背中に回すたび、2人は抱き合うように接近する




一方、鳥妖・青青(チィンチィン)は額の傷を消す方法を探すため、命格星君の蔵書閣に忍び込んだ
しかしすぐ見つかってしまう
命格星君は今回は見逃すことにしたが、青青は解決策が見つかればすぐ去ると食い下がった
その時、拝礼したせいで青青の末額が外れて傷があらわになってしまう
鳥妖の傷が流星痕だと気づいた命格星君は、大かた人間に恋でもして傷をどうにかしたいのだろうと揶揄した
青青はまさかと驚き、人間の朋友なら恩人である夏侯(シァホウ)府の流螢ただひとりだという
「夏侯府の流螢…か(ボソッ」
そこで命格星君は今回だけ例外として書庫から″輪道法書″を出した
実は額にある傷は″流星痕″と呼ばれ、元神の記号だという
青青は流星痕が羅酆閣にある浮生琵琶で消せると知ると、一目散に飛んで行った

流螢は猫の怪我の手当てを始めた
( ˙꒳​˙ )<さあ、小点(シャォディェン)、あなたの番よ!
( ತ _ತ)<みんなに名前を付けているのか?!
(; ˙꒳​˙ )<特別な時だけよ…
( ತ _ತ)<では最も特別なのは誰だ?!
(; ˙꒳​˙ )<それは…その…もちろん…(指差し)
喜んだ龍炎は″小白″とかぶらないよう、猫の名前を花点(ファディェン)に変えろと命じた
流螢は花点という名を気に入り、猫の足に薬を塗ってやる
すると龍炎は流螢の愛読書″白蛇傳″に目を留めた
早速、本を招喚して目を通す龍炎
…ふむふむ、白蛇も恩返ししたのか…
挿絵には雨の中、ひとつの傘に入る男主・許仙と女主・白素貞の姿が描かれていた

猫の手当てを終えた流螢は下山することにした
その時、急に雨が降って来る
龍炎は早速、白蛇傳の挿絵にあった男主に変身し、傘を差し出した
物語から飛び出して来たような公子の姿に心ときめく流螢、しかしどこか気恥ずかしくてぎこちない
するとしばらくして雨があがった
龍炎は傘を閉じたが、流螢が咄嗟に龍炎の腕をつかみ、せっかく手当てした傷口が濡れてしまったと慌てる
「…私の心配を?」
「ぁ…包帯を取り替えましょう」
龍炎は流螢の自分への態度が変わったと気づいた
今回は白蛇傳の湖で傘をさす章を参考にしてみたが、どうやら効果があったらしい



その頃、青青は羅酆閣に忍び込んでいた
新生の元神は歴劫へ行く前、羅酆閣で八泪を飲まされ、過去を忘れて人間界へ向かう
閣主・雪阡尋(シュェチェンシュン)と言えば冷血無情で知られ、私心に囚われることなどないとか
青青は閣内の陰気な雰囲気に身震いしながら、とにかく琵琶を探しに向かった

ふもとの町へ到着した流螢と龍炎
若い娘たちは美しい龍炎の姿に目が釘付けとなり、流螢も満更ではない様子
中にはわざと転んで龍炎に助けを乞う娘までいたが、龍炎は決して手を差し伸べなかった
流螢は思わず自分から龍炎の腕に手を回し、連れて行ってしまう
…私ったら何してるんだろう…
流螢は慌てて手を離したが、龍炎が流螢の手を取ってまた自分の腕に回した
しかし流螢は焦って手を放し、深い意味はなかったと釈明する
「恩返しすると言っただろう?」
「龍王大人(ダーレン)、男女はむやみに触れ合わないのが礼儀だと…」
「知っている、許仙が白素貞に傘を貸した時に同じことを言ってた、白素貞は…」
「恩返しは必要ありません」
そこで龍炎は流螢に″邪魅君王の恩返し″を渡し、この本のせいでやり方を間違えたと説明した
龍炎は春画を見て動揺、こんな本を読んではいけないと教える
(  ̄꒳ ̄)<?人間は悪さを教える本も書くのか?
すると龍炎は本を消し去り、白蛇傳で恩返しを学び直すことにした

その頃、青青はついに閣主が所有する浮生琵琶を見つけた
命格星君の話では琵琶の玄をすり潰し、それを傷に乗せれば痕が消えるという
しかし琵琶に手を伸ばしたその時、冰星たちが現れる

青青は閣主の前に連行された
墨絵を描いていた雪阡尋はいちべつもせず、侵入者を殺せと命じる
驚いた青青は命乞いしたが、閣主が耳障りだとばかりに机を叩いて顔を上げた

思わず端正な閣主をまじまじと見つめる青青、すると冰星から閣主のご尊顔を見るとは不遜だと叱られてしまう
青青はとにかく額の傷跡を消したかっただけだと訴えたが、冰星は琵琶で傷が消えるなど聞いたことがないと呆れ、掌(ショウ)を放った
一撃に倒れた青青は末額が外れ、流星痕があらわになる
その傷を見た雪阡尋は思わず立ち上がると、急に激しい頭痛と共に断片的な記憶が蘇った
…千年以来、浮生琵琶を私に借りに来た者などいなかった
…この小妖、どこか怪しい
そこで雪阡尋は罰として青青を婢女として百年、自分に仕えさせると決定、逃げ出さないよう法力を奪ってしまう
…よく調べさせてもらおう、お前の本当の目的が何なのか

流螢は一夜の宿を取った
龍炎は客桟の屋根の上で白蛇傳を読みふけっていたが、読破すると流螢の部屋に現れる
「分かったぞ、千年妖蛇の白素貞は許仙へ恩返しするため人間界へ降った
 蛇妖は恩返しのため恩人に嫁いだんだ、この恩返しの方法が気に入っているなら、私も君に嫁ぐ」
「私は娶れないわ…だってお金がないし…」
「平気だ、本座には龍隠天池と千年の霊力がある、金の心配など必要ない
 それに私はほとんど食べないし、君でも十分に養えるぞ」
「無理よ」
「なんだ、まだ気に入らないことが?」
「違うの、実はあなたを助けたのは私じゃなくて小姐よ?恩返しなら小姐に…」
すると龍炎が急に流螢に接近し、首元の匂いを嗅いだ
やはりあの時、自分を助けた人間の香りがする、間違いない
龍炎は自分が人間でないため流螢が嫌なのだと考えた
「心配ない、本座はそなたの好きなように変われるぞ」

龍炎は名士、将軍、富豪と変身して見せたが、流螢は疲れたのでもう休みたいと言った
(  ̄꒳ ̄)<うむ、そうだな
( ゚д゚)<…あの〜帰らないの?
(  ̄꒳ ̄)<一緒に寝ないのか?

つづく


(^ꇴ^)龍王~屋根の上で白蛇傳を読破してるwww
それにしても命格星君は中の人のせいでどうしても何か悪巧みしていると疑っちゃうわ(笑





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最終更新日  2021.06.13 12:32:54
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