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第22話

塗山璟(トザンケイ)は辰栄(シンエイ)府に赤水豊隆(セキスイホウリュウ)を訪ねた。
実は西炎瑲玹(セイエンソウゲン)を支援して欲しいという。
しかし今の西炎は五王と七王が朝廷を牛耳っており、後ろ盾のない瑲玹を助けても何の利もなかった。
豊隆は難色を示したが、塗山璟は高い志を持つべきだと訴える。
「何の功も立てず、一氏族の長で終わる気か?」

翌日、瑲玹は五王の息子・岳梁(ガクリョウ)から宴に招かれた。
小夭(ショウヨウ)はまだ足場が固まっていないうちに朝雲(チョウウン)峰から出るのは危険だと止めたが、瑲玹は頂に立つためには避けられないという。

「何だか嫌な予感がする…私も行くわ、侍衛も帯同して」

岳梁は瑲玹を招待しておきながら完全に無視した。
招待客たちも示し合わせたように関わろうとしなかったが、そこへ七王の息子・始冉(シゼン)が客を連れて来る。
「あの赤水献(ケン)を負かした皓翎羲和(コウレイギワ)部一の猛者だ」
「禺彊(グウキョウ)です」
一方、女客の宴席にいた小夭は歓待されていた。
しかし令嬢たちの話に全くついていけず、息が詰まって外へ出てしまう。

小夭は宴席を離れて独り酒を飲んでいる黒髪の相柳を見つけた。
「相柳、ここで何をしているの?」
しかし男は人違いだという。
「君に一目惚れしたと言ったら?ふっ」

そこで試しに毒入りの酒を飲ませてみたが、男は本当に毒にあたってしまう。
小夭はすぐ毒消しを飲ませて謝罪したものの、やはり不信感は拭えなかった。
「私は防風邶(ボウフウハイ)、もう間違えるな」
実は相柳とうり二つの男は意映(イエイ)の兄だった。

すっかり日も暮れ、宴はお開きとなった。

その時、小夭は一瞬の突風に驚いて空を仰ぎ、防風氏の白馬を見つけた。
小夭は慌てて瑲玹を呼び戻したが、瑲玹が振り返った瞬間、いきなり禺疆に襲われてしまう。
しかし瑲玹は応戦、禺疆と霊力と霊力がぶつかり合い、激しい衝撃波が起こった。
すると小夭が巻き込まれ、馬車に激突し、地面に叩きつけられてしまう。
「小夭っ!」
慌てた瑲玹はわずかに集中が途切れ、禺疆はその隙をついて一撃を放った。

小夭の目の前で瑲玹が力なく倒れた。
「誰かっ!誰かぁぁぁぁぁぁぁ!」
動けない小夭は必死に侍衛を呼んだが、禺疆の結界が侵入を阻む。
すると禺疆は瑲玹を捕まえ、巨大な氷刀を招喚した。
小夭は悲鳴を上げながら必死に這いつくばり、何とか瑲玹を救おうともがく。
「禺疆nnnnnnnng!羲和部が滅んでもいいの?!」
「これは個人的な復讐、羲和部には関係ないんじゃ!」
「なわけあるか!私は皓翎王姫だぁぁぁぁぁぁ!」
「よそ者のために羲和部を滅ぼすつもりか?!」
「こっちのセリフじゃ!よそ者と結託して瑲玹の暗殺を謀りやがったな!」
「兄はこいつに殺された!この首を兄の墓に供えにゃ気が済まねえ!」
禺疆はついに氷刀を振り下ろした。
「やめてェェェェェェェェェェェェェェェ!」
その時、突然、現れた赤水献が氷刀を粉砕、禺疆を誘い出した。

瑲玹は九死に一生を得た。
しかし小夭は空から防風氏が狙っていることを思い出し、何とか立ち上がって瑲玹を守る。
瑲玹も防風氏に気づき、小夭を巻き込むまいとした。
すると小夭は瑲玹を抱きしめて自ら盾となる。
「小夭、どけ!」
「動かないで!」
「いいからどけeeeeeeeeee!」
「私は皓翎王姫よ!あいつらに私は殺せない!私を信じて!信じてェェェェェ!」
「小夭、どけ!」
「動 く な っ!」
すると弓を構えていた防風邶はとんだ茶番を見せられ、結局、瑲玹の暗殺をあきらめて引き上げた。

↓( ๑≧ꇴ≦)<别动(びぃぇど~ん)! ※音量にお気をつけください


赤水献は禺疆を郊外まで誘き出した。
禺疆はなぜ邪魔をしたのかと憤怒したが、赤水献は好敵手のあまりの下策に呆れ果てる。
「兄がいたのか」
「私の本名は玄冥(ゲンメイ)、兄は玄庭(ゲンテイ)だ」
「かつての悪名高き軹邑(シユウ)城の主か?」
「違う!兄は優しい人だった!」
赤水献は復讐心を利用されているだけだと指摘したが、禺疆は何にせよ殺せるなら構わないという。
しかし赤水献は復讐を阻み続けると警告し、帰って行った。

赤水豊隆は塗山璟に頼まれて結局、瑲玹を救った。
しかし瑲玹の立場が弱いことは事実、深入りしたくないのが本音だという。
すると塗山璟は地図を招喚した。
「今は立場が弱くとも、西炎城を離れれば話は変わる…ここが西炎山だ」

翌朝、西炎王は負傷した瑲玹を見舞い、朝雲峰の衛兵を動かせる令牌を託した。
しかし西炎を手に入れたいならここに閉じこもっていては駄目だと助言する。
やがて傷が癒えた瑲玹は小夭と一緒に王族の墓へ出かけた。
瑲玹は再び小夭が自分の盾になることがあってはならないと五神(ゴシン)山へ帰すことにしたが、小夭は別々の道を歩むとしても今ではないという。
すると小夭は瑲玹の手を握りしめた。

西炎王は瑲玹を河運内史(カウンナイシ)に任命し、西炎城内に屋敷を下賜した。
叔父たちは瑲玹の暗殺を邪魔した小夭に恨みを募らせたが、禺疆の件で息子たちが父王から叱責されたばかり、表立って動くことはできない。
一方、瑲玹は琦園(キエン)に居を構え、小夭も一緒に朝雲殿を出た。
すると荷物を整理していた侍女・珊瑚(サンゴ)が駆けつけ、青梅(セイバイ)酒が最後の1本になったと報告する。
「あなたにあげる、瓶は捨ててちょうだい
 その酒は放っておくと苦みが出る、放っておかれる苦々しさは玉(ギョク)山で味わった
 いくら好物でも苦味が出たら要らないわ」
瑲玹は塗山璟への当てこすりだと気づき、代わりに桑葚(ソウシン)酒を持って来るよう珊瑚に命じた。
「塗山璟に近況を尋ねる文を書こうか?」
「結構よ、期待もしなければ失望もしないって言ったでしょう?それより薬房をしつらえて」
「また毒か?」

小夭は塗山氏の車力に清水(セイスイ)鎮への荷物を頼んだ。
荷物は一見、美しい点心の詰め合わせに見えたが、実は毒だという。
「それで受取人は?」
「届ければ取りに来るはずよ」
するとその帰り道、防風邶と出くわした。
防風邶は小夭が憮然としていると知りながら、しつこくついて来る。
しかし自分たちの命を狙いながら平然と現れた防風邶の企みが気になり、小夭は弓術の腕前が見たいと挑発した。

小夭は防風邶が目を見張るほどの凄腕だと知り、今さらながら身震いした。
…この男に射られていたら私も瑲玹もひとたまりもなかった…
「お見事ね」
「習うか?」
すると防風邶の指南のおかげで霊力の弱い小夭でも見事に的を射ることができた。
防風邶の話では弓術なら少しの力で最大限の効果を得られ、強い者にも勝てるという。
「どうだ、私に師事する気になったか?」
「うん!」
思いがけず気分が晴れた小夭は罠だとしても思い切って飛び込んでみようと決めた。

防風邶は馴染みの小食堂に小夭を連れて行った。
「ここの肉は西炎城で一番うまいぞ」
すると防風邶は小夭のために肉を取り分け、焼餅(シャオビン)の柔らかいところを譲った。
「どうした?」
「何でもない、私の知り合いではないと確信しただけ」
防風邶の顔や飄々とした雰囲気は相柳によく似ていた。
しかし本当に相柳なら塗山璟のように女子を優しく気遣ったりはしない。
一方、青丘に戻った塗山璟は小夭のことを思わない日はなかった。
そんなある夜、西炎の密偵から報告書が届く。
…こちらに大きな動きはなし、ただし第一王姫は防風邶と親しくしており、人目もはばからず街に繰り出しては娯楽に興じている、宵の口まで秘境や山野を巡ることも…
塗山璟は驚きのあまり、慌てて部屋を飛び出した。

小夭は防風邶のおかげで退屈することがなくなった。
「今日はどこへ連れて行ってくれるの?」

つづく





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最終更新日  2024.09.10 20:58:36
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