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TYにホーンを取り付けようと部品箱を探したらTL用のホーンが2つ出て来たが、1つはサビ無し、もう1つはカバーが真っ赤にサビていた。TLは50も200も6V用なのだが、ホーンは12Vでも対応できるようなので使用する事にして、12Vバッテリーに繋いで動作テストを行うと、サビ無しは鳴らず、サビ有りは鳴った。世の中そんなに上手くは行かない。こんなものであろう。このHONDAの純正ホーンはカバーを本体にカシメてあるので、カバーだけ付け替えてやろうと精密ドライバーで根気よくカシメをこじって外して行く。悪戦苦闘の末やっと外れてので、カバーを外したままバッテリーに繋いでみるが鳴らない。カバーを取り付けると濁った聞くに堪えない音で鳴る。どうやらこのカバーが共鳴効果の鍵を握っているらしい。サビの無いカバーに取り替えても、カシメを完璧に復元しないと本来の音が出ない事が想像できる。カバーのカシメ部分のミミは非常に細いので、元の通りに復元するには神業が必要と判断して断念した。ホーンは分解するなという事だろう。撃沈である。仕方なく小振りの汎用品をamazonで探したら、安物が沢山出品されていた。いつも中華メーカーの安物ばかり買っているので、ここは心機一転、信頼の日本メーカーのデイトナにしたが790円だったので、たぶんこれも中華製だろう。何時までたっても中華のスパイラルから抜け出せられない。届いたホーンはメッキが気持ち悪いくらいピカピカだ。初期不良確認のため、バッテリーに繋ぐと少し低い音で鳴った。取り付け場所が分からないので、一番邪魔にならないライトの下の三つ叉に切ってあるネジを利用して取り付ける事にしたがホーンのステーを曲げる必要がある。このホーンは購入前の写真ではステーをナットで取り付けていたのを確認しているので、ホーンからステーを外す事が出来るのだ。外したステーをハンドベンダーでL型に曲げて再び組み立てて取り付けた。サビサビでも鳴るホーン(左)とサビは無いが壊れたホーン(右)カシメを外して分解したホーンデイトナのホーン車体に取り付けたホーン
2020.03.28
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ふと見たらブログのアクセス数が200万を越えていた。本当にこんなに見ている人がいるのか俄には信じがたい。毎日1000アクセスを越えているのだが、これも本当なのだろうか。まぁそんな事はどうでも良いのだ。TYの復活なのだ。TY組み立ての最後の難関に差し掛かった。電装である。このTYは保安部品も無かったので、当然メインハーネスも取り外されていた。純正品はたとえあったとしても、たぶん高価だし買う気にもならないので、ターゲットはヤフオクだ。しかし、出品が殆ど無い上に、たまにあってもこちらもかなり高価だ。ハンドルスイッチは欠損なので、TLM50用を付けようと中古を用意しているので、どのみち純正ハーネスにポン付けは出来ない事は分かっている。されば、メインハーネスはTY用でなくても、マグネトーで発電する車種ならば、良く似た物だろうと思い探してみたら、HONDA/XL50S用が破格の110円で出品されていたので、即落札した。XL50、TY125、TLM50用の配線図も奇特な方が公開してくれていたのでダウンロードして印刷した。これで一応役者は揃ったが、どうせならバッテリーレスにしてついでに12V化しようと考えた。TYを始めとする同年代のバイクはマグネトー発電なので、発電機からイグニッションコイルに直接電気が送られており、バッテリーが無くてもエンジンは掛かるし、ヘッドライトとテールランプも交流がそのまま流れている。バッテリーはウインカー、ストップランプ、ホーン、メーター照明、インジケーターランプを動かすだけのために取り付けられているのだ。先ずバッテリーレス化だが、6Vバッテリーは探せばあるが、小さいので12Vに比べて持ちが悪い。組み立てが上手く行ったとしても、毎日乗る訳では無いし、精々月に一回エンジンを掛けるかどうかだ。バッテリーが放電してしまうのは目に見えているし、あの弁当箱のようなケースもいただけない。バッテリーの代わりにコンデンサを取り付けるにはシリコンレクチファイアをレギュレーターに付け替えなけらばならない。シリコンレクチファイアは小さな部品で、発電機からの交流を直流に変換してバッテリーに流す装置だが、悲しいかな電圧制御が出来ないので、その制御をバッテリーに委ねているのである。従って、シリコンレクチのままバッテリーをコンデンサに変えるとエンジンの回転数が上がった時に過電流が流れコンデンサがパンクする。バッテリーだと端子間電圧を一定に保つので壊れないと言う訳だ。レギュレーターは交流から直流への変換に加え、電圧制御もできるので、コンデンサでも大丈夫なのだ。早速、松本無線で一番大きなコンデンサ(25V/10000μF)と1mの5色配線セットを、amazonで古いホンダ車互換の12Vレギュレーターを購入した。コンデンサは店の人に聞いたら足の長い方がプラスで短い方がマイナス、更に本体に白い帯線があるほうがマイナスだそうだ。配線をハンダ付けしようと思ったが、下手くそなので熱で壊れても困るので、ギボシを切ってかしめ、更に絶縁のためにホットメルトを盛っておいた。次に12V化であるが、6Vのレギュレーターを取り付けて、電装バルブを6Vにすると、コンデンサでは容量不足でウインカーが点滅しなくなる可能性大なので、LEDにする事も考えられるが、6VのLEDバルブは売られている数が少ない。ネット上では発電機はそのままで、6V車を12V車に改造する記事が多く紹介されている事から、レギュレーターを12V用にする事で12V化が可能なようである。但し、12VのLEDバルブを使用するには、ウインカーリレーをLED対応のICリレーに変更する必要がある。通常の12V用リレーではカブで経験した通り、ハイフラになってしまうのである。ウインカーリレーは新品の中華製(6V~12V対応)があるので使用してみるが、LED対応かどうかは忘れたので、取り付けてからの対応となる。XL50S用のメインハーネス25V/10000μFのコンデンサ(足の長い方がプラスらしい)足を切って配線を繋いだコンデンサ一寸盛りすぎた絶縁のホットメルト中華製12Vレギュレーター旧ホンダ車互換の記載がある包装紙レギュレーターの4極コネクタレギュレーターに接続するメス用の250型コネクタ怪しすぎる12Vまで対応の中華製IC?ウインカーリレーTY用のゴムバンドに付け替えて取り付けたウインカーリレー
2020.03.26
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そろそろチェーンを取り付けようと思い、サイズ確認のためにネットでTY125の諸元表を探し出したらチェーンに関するデータもキッチリ記載されていた。諸元表によると、サイズは420、リンク数108、ドライブスプロケット13丁、ドリブンスプロケット45丁との事。現車はドライブスプロケット12丁 、ドリブンスプロケット51丁なので必要なリンク数を知るべく、大同工業HPのチェーンリンク計算表に数値を打ち込み計算さすとリンク数は110と出た。と言う事は420サイズの110リンク以上を買えば取り付け可能という事だが、420はカブなどの50ccがよく使うサイズなのが少し気になったが諸元表に記載されている事なので疑う余地はない。早速amazonでAPスタンダードチェーン420/120リンク931円を注文。翌日、速攻で届いたので、喜び勇んで取り付けに掛かる。ご丁寧にクリップが留めてある状態だったので、プライヤーで外す。チェーンラインに沿って取り付けて行くと何だか変である。スプロケットの山にチェーンがうまく噛み合わないのだ。フロントもリアも同じ状態だ。これはチェーンが小さい!明らかに合っていない。やっちまった。イカサマネット情報に騙されてしまったのだ。あのガセネタはチェーンを2セット買わそうとするamazonの仕業か。はたまたチェーン業界のフィッシング詐欺か。謎は深まるばかりであるが、一番悪いのは早く車体に取り付けようと冷静さを欠き、セカンドオピニオンにも協力を得ずネット情報を鵜呑みにした私であろう。しかし、負け犬のように何時までも尻尾を巻いている訳には行かないのだ。不屈のレストア魂を呼び起こし、再びネットを検索を開始する。TY125用のチェーンを販売しているショップを検索して、サイズを確認すると、やはり1サイズ大きい428だったが、1店では信用できないので、他も検索。指さし確認でしつこく復唱して、性懲りも無くamazonで同じ製品の428サイズ140リンク1,347円を発注した。スプロケットに合わせてみると今度はピッタリだ。140Lは長すぎるので、一度取り付けて切断箇所にタイラップを通して印を付けて置く。14コマ余ったので、このスプロケットのセットでは126リンクとなるようだ。計算では110リンク、間違えて買ったのが120リンクどちらも長さが足らない。計算の方はイカサマ諸元表がかなり怪しい。長めの140リンクを買って正解だった。再び取り外しチェーンを横に寝かせ、コマの外し箇所のピンの頭をグラインダーでリンクプレートまで削り取る。ピン抜き用具は無いので、エプソンプリンタの残骸部品にピン径より一回り細い鉄棒があったので、ピンにあてがいハンマーでどつくと簡単に抜けた。チェーンを取り付け、テンションバーとブレーキを外し、アクスルナット緩めて張りの調整を行い組み直している最中に失敗をやらかした。ブレーキパネルとテンションバーの隙間が2センチ位開いていたのだが、そのままボルトを突っ込み六角レンチで締め込んでいたら、手にグニュッとした感覚が伝わったが、そのまま少し締めるとボルトが固くなり回らない。咄嗟にストップ。マズイ、ボルト穴をナメた。ブレーキパネルはマグネシウムなので柔らかい。この箇所は慎重にやらねばならない所と分かっている筈なのに、何回も取り外しや組み付けをしていたので、慢心が出てしまったのだ。テンションバーとパネルとの間に隙間があったために、ボルトがテンションバーに干渉して斜めに入った事が分からなかったのだ。しかも普通の鉄なら入らなかっただろうが、相手がマグネシウムなのでボルトの先端が入ってしまったのだ。ボルトを見てみるとやはり少し斜めに入って止まっている。「どうか傷が直りますように!」と祈りながらボルトを抜いてリア回りをバラして、ブレーキパネルを取り出す。藁をも掴む思いでボルト穴を確認すると、ボルトが当たった外側のネジ山が歪み潰れているが、中の方は大丈夫だったのが救いである。この程度だったらタップで修正出来るかも知れない。ボルトを計測すると、径10ミリ、ピッチ1.25だ。幸いな事に、このサイズならタップセットに入っているので、慎重にボルト穴を切り直す。マグネシウムなので切り直しも思った程難しくなかった。貫通するまでネジ切りを行い、ボルトを通してみると軽く奥までねじ込む事ができる。やれやれである。冷や汗ものであった。今度はブレーキパネルにテンションバーを押し当てて隙間が無いようにしてからボルトを指で締め込み、スムーズに入っている事が確認出来た段階で六角レンチで締め込んで、組み立てはやっと完了。今回のトラブルはそもそもチェーンのサイズを間違えた所から始まっており、最初に躓くと最後まで尾を引く負のスパイラルが始まってしまう事を肝に命じよう。カード割引で931円になった420チェーン420サイズ120リンクグリスがタップリ塗られた420クリップチェーンフロントスプロケットと420チェーンリアスプロケットと420チェーン買い直した428チェーン140L428チェーンのコマ抜きリアスプロケットにピッタリ適合した428チェーンタップで修正中のリアブレーキパネル修正後ブレーキパネルに取り付けたテンションバーチェーン取り付け完了
2020.03.24
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TY125の純正ウインカーは無いので、フロントはTL用の吊り下げ式ウインカーを取り付ける事にして、以前ヤフオクで中古を買っておいた。YAMAHA純正もハンドルから吊り下げ式になっているが、当時物は大きすぎて恰好悪いし、中古でも値段がTL用と比べるとかなり高いのだ。2年ほど前に買ったままで詳しくは見ていなかったので、レンズを外して内部をみてみる。両方ともバルブは外されており、片方は汚れがあるものの問題なさそうだが、もう片方はバルブを嵌める座金のサビが酷い、スプリングに至ってはサビが進行し過ぎ、バラバラに折れて原形をとどめていない。やられた。これはでは使用出来ないので、手持ちのジャンク品から座金とスプリングを取り出した。部品は使えそうだが、サビがあったのでサンドペーパーで磨き、CRCを吹いて組み直す。リアは手持ちの社外品をフレーム留めにしようとしたら、フレーム側の取り付け穴にはネジが切っていないので、アースが取れない。仕方がないので、ウインカーを分解してプレート取り付けビスに丸型端子を共付けしてアース線を取り付けた。内部がサビサビで使い物にならないTL用フロントウインカーストックのジャンク品から取り出したスプリングジャンク品のスプリングと座金を磨いてセットしたウインカーサビが無かったウインカー(右)と修理を終えたウインカー(左)フロントウインカーレンズ(下)とリアウインカーレンズ(上)アース線を取り付けたリアウインカー車体に取り付けたリアウインカー
2020.03.22
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TY125のキーシリンダーは旧車に多く用いられた左サイドのタンク下のフレームに取り付けるようになっている。保安部品全てが取り払われていた現車には当然備わっている筈も無く、手持ちも無いので新しく購入するしかない。純正品はYAMAHAが在庫を確保していたとしても高価な事は想像できるので、中華製の超超激安品をamazonで購入しておいた。キー2本付きで何時サビ出るか不明な怪しげなメッキ仕上げの一見綺麗そうな千円ほどのキーシリンダーセットだ。こいつを取り付けようと穴の開いたステーにセットしてみたら穴が大きすぎて抜けてしまう。キーシリンダーを固定する座金が必要だ。大きめのワッシャーでは穴が小さすぎてどうにもならない。加工が簡単にできる何か適当な大きなワッシャー状の物は無いかと道具箱を漁っていたらプラスチック製の穴あき円盤のような物が出て来た。小さなシールに平仮名で息子の友人の名前が書いてある。どうやら息子が小学校の頃に使った教材の一部らしい。当時友人から喝上げしたのかも知れない一品である。そのプラ円盤に敬意をはらい、加工する事にした。円盤の外径を卓上グラインダーでステーの外径の大きさまで削り、内円は100均で購入した砥石をインパクトドライバーに取り付けてキーシリンダーの太さまで削った。色が黄色なのが気に入らないが、このプラ板のお蔭でシリンダーをガッチリ取り付ける事が出来た。中華製のキー2本付きキーシリンダーセットフォルダが抜け落ちるほどの大きなステーの穴小学校の教材と思われるプラの円盤ベンチグラインダーで外周加工中のプラ円盤加工後キーステーに取り付けたプラ円盤ロックワッシャで締め付け取り付けが完了したキーセット
2020.03.20
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この車体は保安部品が一切取り除かれていたので、リアブレーキスイッチも欠損となっている。取り付け場所はステーがあり分かるので、手持ちのTLM50用のスイッチを代用しようとしたらスイッチの径が小さい。座金を何とかしたら取り付けは可能なのだが、ブレーキアームとスイッチを繋ぐスプリングの取り付け位置が分からない。TL系などはブレーキアームに取り付け穴があり、そこにスプリングを引っ掛けるだけなのだが、その穴が何処にも無いのである。塗装したので塗料で隠れているのかもと思い、天眼鏡を使い目を皿のようにして調べたが、無いのである。しかも、スイッチとアームをダイレクトに繋ぐには角度的に無理である。では、どうやってスイッチを引っ張るのだろうかと考えた。幾ら考えてもアームにスイッチを引っ張る部品を取り付けて引っ張る事しか思いつかないのでパーツリストで確認したが、そんな部品はない。しかし、スイッチに繋がるスプリングの先に何か長い棒のような物が付いている。その棒をどうやって使用するのかは書かれていないので、今度はネットの写真を片っ端から漁って確認しようとしたが、どの写真も奥まったスイッチのスプリング取り付け部分を大写しにした物は皆無であった。それでもあの長い棒が気になるので、予備パーツの箱を漁り、リアブレーキアームを取り出してみると、アームを取り付けるシャフトの先端辺りに4ミリ程の穴が貫通している。現車を確認すると矢張り同じ箇所に穴が貫通している。シャフト抜けを防ぐ為の割ピン用の穴にしては位置が違うので、この穴にあの謎の棒を差し込むシュミレーションをしてみたら丁度スイッチの真下に来る事が分かった。恐らく棒の取り付け方はこの方法で間違いないだろうが、確信が持てないので、カブで写真屋のTY125の現車を確認に出向いた。写真屋のコンテナのシャッターを開けるとピカピカのTYが鎮座していた。早速シフトペダルのシャフトの奥を確認すると思った通り棒が刺さってその先端がブレーキスイッチのスプリングに連結してある。棒は刺さっているだけで割りピンなどで留められはいないようだ。よしよしこれで間違いない。意気揚々と帰って来たのは良いが、さてこの棒をどうやって作るかが問題だ。4ミリ径の鉄棒を探すが丁度良い物はない。4ミリ径のアルミパイプはあったが、パイプなので強度が気になる。この穴に入るパイプは無いかと更に探すと3ミリ径のアルミパイプがキッチリ嵌まった。二重パイプになると強度も十分だ。しかも、スイッチを引っ張るだけなので、それ程の強度は必要ないだろう。アルミなのでスプリングの線が通る小さな穴開けも簡単だ。念のためにシャフト側も抜け防止の為の割ピンを通す穴を開けておいた。自作したアルミロッドをシャフト穴に通し、ブレーキスイッチのロッドの穴に少しバネ力が強いブレーキシューを留めるスプリングを取り付けアルミロッドまでの長さが足りない部分は細い針金で延長してロッドの穴に取り付ける。ブレーキレバーを押し下げながらスイッチが動くのを確認してやっと終了と思いきや、ブレーキスイッチの径が取り付けステーの径と合っていないのでグラグラだ。座金を探せねばならない。文房具を入れている雑箱を漁るとアルミのハトメが出て来た。以前ブルーシートのハトメを追加する時に買った余りだ。しかもスイッチのネジ径にピッタリだ。素晴らしい。スペーサー代わりにハトメを4枚使用し、下側から予備のスイッチから外したプラのワッシャで締め付ける。これでガッチリと取り付け出来た。やれやれ今度こそ完成だと歓喜のブレーキテストを行ったらスイッチが殆ど動かない。何故だ?もしやと思ってアルミロッドに目をやると、曲がっている。二重パイプで完璧だと思えた自作ロッドがいとも簡単に曲がっているではないか。スプリングが強すぎたか。針金を付ける時に引っ張り過ぎたか。いずれにせよ甘っかった。撃沈である。矢張りアルミなど「ヤワ」な物は使用出来ない。鉄だ。鉄棒だ。色々探していたら、台所の流しの戸棚に置く棚が出て来た。シャフトの穴径は4.2ミリ。棚の足は4.4ミリなので足をベンチグラインダーでシャフト穴の長さだけ削れば通る。早速グラインダーで解体して、適当な長さに切断して、穴開けに掛かる。ボール盤が無いので、万力に挟んで細い錐を使うのであるが、今度は鉄なので慎重に行う。細い錐に力を掛け過ぎると直ぐに折れてしまうので、CRCを吹きながら、慎重に穴を開けて行く。時間は掛かったが錐を折ること無く両端に何とか穴開けができたので、早速取り付ける。今度は抜群の強度で曲がる事も無くブレーキの踏みしろに応じてブレーキスイッチを動かす仕事をしている。リアブレーキスイッチ如きに時間と手間を取ってしまったが、何とか取り付ける事が出来た。穴開け加工が完了したアルミのテンションロッドブレーキアームシャフトのスプリングの奥に顔を出した自作のテンションロッド真下から見たアルミのテンションロッドとリアブレーキスイッチの連結ハトメのスペーサーを嵌めたTLM50用のリアブレーキスイッチ定位置に取り付けたTLM50用リアブレーキスイッチ探し出したキッチン用の棚穴開けが完了した鉄棒アルミの曲がったロッドと鉄のロッド抜け落ち留めのRピンを通したテンションロッド針金でブレーキスイッチのスプリングに転結したテンションロッド車体の真下から見たテンションロッド
2020.03.18
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クラッチワイヤは写真屋から貰った新品がある。何でもTY125のレストアをするために純正を発注したら、チューブが当時の灰色から黒色に変更になっていたのが気に入らず、当時物の中古を再購入したために不要になった一品である。私はそういった拘りは一切無いので、有り難く貰って使用する。新品だが念のためにCRCを注入して組み付けに掛かる。テンションを掛けるためのサポート金具は、エンジンのフィンに開けられた穴に取り付けるのだが、この金具はワイヤ取り付け部にスリットがあり、ワイヤを外す事ができるので、狭いフィンの下側からボルトを嵌める事も容易にできる。クラッチワイヤはエンジン側には調整箇所が無いが、ワイヤの途中のアジャスターとハンドルのアジャスターで調整出来るようになっている。フロントブレーキワイヤは当時物の中古しかないが、一番綺麗な物を選んで、これもCRCを注入して組み付ける。サポート金具はテンショナーに共付けするので、テンショナー上部の取り付けボルト外す必要がある。ブレーキパネル側のアームの角度を調節して取り付けるもワイヤが長すぎてレバーがふにゃふにゃでNGである。アームの角度を更に変えようと思ってもスピードメーターワイヤが嵌まる膨らんだ差し込み口に当たって角度が変えられない。面倒くさいが一度ホイールを外して、ブレーキパネルを取り出し、ブレーキシューを抑えながらスピードメーター差し込み口ギリギリの角度でアームを押し込み角度を変えるとサポート側の少しの調整でテンションがしっかりと掛かった。ブレキーレバーを僅かに握るだけで、でんぐり返りそうな程ブレーキが掛かる理想のタッチとなった。こいれで前後ブレーキ、クラッチと機能面の取り付けを終えた。新品のクラッチワイヤとサポート金具ワイヤアウターには品番であろうか数字が印字されているサポート金具を取り付けるためのエンジンフィンのボルト穴エンジンフィンに取り付けたサポート金具エンジン側のクラッチケーブル(取り回しは斜めに立ち上がった2本のフレームの間を通すようだ)ハンドル側何度もバラしてやっと取り付けたフロント回りハンドル側のフロントブレーキ
2020.03.16
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TY125の車体に付いていたフロントブレキーとクラッチレバーはトライアル用だろうか太いショートタイプの物が付いていた。クリーニングしてみると、なかなか目にすることのない形状をしているので、錆びて原形を留めないアジャスターと固定ナットは他車用を流用して使用する事にした。しかしである。ブレーキ側のホルダーからブレーキスイッチが取り去られているので、何とかしなければならない。フロントブレーキスイッチは他車を含めても手持ちが無いので、amazonで探してみたら、汎用品が2本で644円で出ていた。1本あったら良いのだが、1本あたり322円なので即注文したが、差し込み口の径が合うかどうかは分からない。届いたスイッチは問題無く作動したが、やはり径が違った。差し込み口の径が大きすぎてスイッチ側のストッパーが掛からない。仕方がないので、絶縁テープを巻いて太さを調整してホルダーに押し込むとストッパーが丁度良い場所に引っ掛かって止まった。レバーを取り付けてスイッチの動作を繰り返し確認するも大丈夫のようだ、指で引っ張っても抜けないので、何とか使えるだろう。ハンドルはレンサルのアルミ製が付いていたのだが、悲しいかな曲がっていたので、使えない。純正は鉄製でトライアル車にしてはかなり曲がりの大きく恰好が悪いので、レンサルを何とか修理出来ないかと思い、片方を側溝のグレーチングに引っ掛け曲がっている所をバーナーで炙りなが引っ張ってみたが、幾ら炙っても、幾ら引っ張っても元には戻らなかった。これはプレス機か何かで荷重を掛けて直すしか無いだろう。ハンドルはTLM50の予備機から拝借する事にして青棒とバフで磨いてみたらこれもレンサルだった。83cmと少し長いが、スイッチ類を取り付けてみて、少し余裕が出れば両端を切断する事にする。レバーを取り付けスロットルを嵌め込むとレバーの長さが足りない事が判明。TL系はスロットルが薄く作られているのだが、TYのスロットルはキルスイッチも仕込まれているので、かなりの厚みとなってしまうのだ。折角のショートレバーだったが、敢えなく断念。その昔、福山の先輩から頂いて大事に保管しておいた、TY125純正レバーを使用する事にした。2本で644円だった激安フロントブレーキスイッチフォルダーに取り付けたスイッチレバーを閉じると白いビストン部分が動きスイッチ自体が動く事はないTLM50から外したハンドルレンサルの刻印があったハンドルハンドルに取り付けたショートブレーキレバーYAMAHA純正のTY125用レバーショートレバーと純正レバーとの比較
2020.03.14
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ドンキーベース完成に伴い実家から発動機と耕耘機の修理のオーダーが入った。発動機は三菱メイキG500Lで、定格3.5馬力、最大5.0馬力だ。工作車に積んで持って帰ったが、耕耘機はスパークはするので、キャブだけ外して持ち帰った。話しによると、発動機は5年程前に掛からなくなり、そのまま軒下にビニールを掛けて放置していたとの事。野晒しでなかった事で、酷いサビなどが無かったのが救いである。一応欠品や、破損箇所などないか見渡して修理に取り掛かる。タンクを外してみるとガソリンが僅かだが残っていたので全て捨てた。プラグを外してみると焼け具合は良好だ。プラグコードに繋いでリコイルスタータを引くと発火が確認出来た。電気系統は大丈夫のようだ。ならばキャブレターだろうと思いバラシに掛かるが、キャブを留めている片方のボルトがマフラーが邪魔になって外せないので、マフラーから外す。エアークリーナーを外し、スロットルやチョークを繋いでいる針金のように細いロッドとスプリングも外すとキャブが外れる。このキャブはフロートチャンバーが異様にデカくて円筒形となっており、底のボルトで留める仕様なので、フロートチャンバーはどの位置でも取り付け出来るようになっている。キャブの外側はアイドル調整とパイロットジェットがあるのみ。中はガソリンが残っておらず、不純物も無く綺麗なものだ。フロートを外しニードルバルブを取り出すとこれも綺麗だが、バイクのようにスプリングが仕込まれた突起が無い。発動機なのでこんなものであろうか。次はメインジェットだが、キャブの上下を貫通している筒の中の奥まった所に付いており、マイナス溝も無くボルトの頭状にもなっていないので、外す事ができない構造となっている。仕方がないので細い針金とパーツクリーナーと圧縮エアーで貫通を確かめつつ掃除を行う。全ての穴の掃除を行い、貫通を確かめたので、組み立てに掛かる。スロットルを繋ぐ細いロッドは天秤金具を取り付けた後では取り付けが出来ない事がわかり、何回も天秤金具を取ったり着けたりでやっと組み立て完了。燃料コックの状態を見て、ついでにオイル交換をしようとドレンボルトを探したら2箇所もあった。注油口も2箇所だ。恐らくポンプなどをベルトで繋いだ時に前後どちらからでもオイル交換できるようにするための親切設計だと思われる。オイルは真っ黒では無かったし、20Wのオイルが無かったので止めにした。直ぐには壊れないだろう。新しいガソリンを少し入れてリコイルスタータを5回程引いたら掛かった。暫くしてチョークを戻すとアイドリングも安定している。スロットルを開けると大きな音で回転も付いて来る。台座が無いので、エンジンが一人で暴れ出す。放っておいたら他所の家に飛び込んでも困るので、アイドルに戻し様子をみたが大丈夫のようだ。一旦止めてを繰り返したが問題無いようだ。後は耕耘機のキャブの掃除したら終わりだ。お蔭で貴重な時間が割かれてTYの作業が中断してしまったので、納品時には牡蠣鍋と清酒嘉美心を存分に飲ませて貰う事としよう。三菱メイキG500Lエアークリーナー、マフラー、キャブ側取り外し中のデカいフロートチャンバーが付いたキャブキャブの真上。アイドルスクリューと中央にあるのがパイロットジェットどうにも外せないメインジェット
2020.03.12
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エンジン始動時にオイルポンプの固着が判明したので、外しておいたのだが、いよいよメンテに掛かる。スロットルワイヤで引っ張っても動かなかったプーリーを手で回してみると固いが少しは動くのでパーツクリーナーで洗浄すると動き出した。だがエンジンからのシャフトに噛み合うギアが動かないので分解する事にした。ハウジングを留めているビス1本にサビがあり、ドライバーでは緩みそうにないので、インパクトドライバーで慎重にどついて外すが、最後のサビの無い一番綺麗なビスがナメた。こんなもんであろう。これは要交換である。ハウジングにもガスケットがあったが、エンジンへの接合部のも外す時に破っているので気にせず作業を進める。後で発注する時のために取り除いたガスケットの厚みを中華製のマイクロメーターで測ってみると0.9ミリだった。中は思ったほど酷くはなかったが、ネバネバのオイル汚れがあったので、灯油に漬けて置く。1日おいてパーツクリーナーで洗浄、PLではオイルポンプはアッセン交換でパーツは出ていないので、ガスケットは作るしかない。amazonで注文しておいたキタコのガスケット1ミリ厚とポンチ(0.5ミリ~7ミリの14本セットで1,150円)が届いたので組み立て作業にかかる。ガスケット上に赤いブレーキの鳴き止め剤を塗ったパーツを置いて型取りして、カッターで切り出すのだが、これが厚すぎて切れない。仕方がないのでハサミで切った。エンジン側は何とかなったがポンプ内部のガスケットは穴の位置がギリギリなのでポンチで叩くと千切れてしまう。やはり1ミリは厚すぎたようだ。失敗である。もう少し薄いガスケットを買い直そうかと思ったが、以前東急ハンズでNBRゴムを買って保管してあるのを思い出した、確かフロートチャンバーのパッキンを作るために買ってそのままになっている筈である。これも1ミリ厚だが、こちらの方が薄いように思える。早速、切り出すのだが、鋭いカッターの刃を押し当ててもなかなか切れない。もの凄い粘りのあるゴムだ。これならガッチリとシールドしてくれそうである。舐めたビスは新しい物に交換して組み立て、エンジンに取り付けた。オイルタンクからのホースとキャブへのホースを取り付け、スロットルワイヤをプーリーに嵌め込むと一応完成だが、オイルが正常に出るかどうかオイルを入れてエアー抜きをしてからの結果となる。分解中のオイルポンププーリーを外すと中のギアが固着していた失敗だった1ミリ厚のガスケット14本セットの激安ポンチガスケットの型取りエンジン側のガスケットポンプ内部のガスケットエンジンに取り付けたオイルポンプ
2020.03.10
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フロントのホイールも付けたし、フェンダーも付けたので、テンションバーとブレーキアームの取り付けに掛かる。テンションバーはリアと同じアルミ製で穴開け加工が施されておりYAMAHAの意気込みが感じられる一品である。アクスルナットを緩めてブレーキパネルを手で回し位置決めをして両端をボルトで留める。次はブレーキアームだが、角度が全く分からない。通常のバイクならブレーキパネルにブレーキワイヤを留める箇所があるのでアームの角度は自ずと決まって来るのであるが、TYはそんな物は無い、どの角度でテンションを掛けるのかが分からないのである。バラす前の写真も無いし、記憶も無い。仕方がないのでネットのお世話になる。写真を見てビックリ、フロントフォークにクロスするように取り付けられているではないか。そうだったのか。これは知っていないと思いつきでは出来ない角度だ。そのまま取り付けようとしたらロントフォークが邪魔で無理。仕方がないのでテンションバーの片方を外してやっと取り付け完了。当初から覚悟はしていたが、作業間隔がかなり開いたので二度手間ばかりでなかなか進まない。ちょっと変わったフロントブレーキアームの取り付け角度リアのアルミ製テンションバー
2020.03.08
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シャリィやTL等で失敗して痛い目にあった筈なのに….。2度ならず3度も。3度ならず4度も同じ失敗を繰り返すのは注意力が無いのか?頭が悪いのか?毎回の事であるが、車体を組む順番としてエンジンを乗せて、スイングアームとフォロントフォークを取り付けたら前後のフェンダーを取り付けないと非常に面倒な事になる。それなのに、毎回前後のホイールを先に取り付けていい気になって「恰好ええじゃないの」と一通り眺めて、フェンダーが無い事に気づく。フェンダーは後からでも取り付けは出来ない事はないけれども、タイヤが邪魔になって取り付けに苦労するのである。今回もご多分に漏れず工具が使いにくいし、指がつりそうになるし、面倒な事になってしまった。が、ホイールを外す事無く何とか装着出来のだが、フロントは取り付けた後からフェンダーブラケットを取り付けるのを忘れていたことが判明した。鉄製のインナーブラケットはフェンダーの内側に取り付けるので見た目は無くても分からないのだが、剛性を高めるために必要な部品である。このブラケットとフェンダーはリベット留めされていたので、ドリルでリベットを破壊して外し、フェンダーを塗装したのだった。取り付けは同じくリベット留めにするべく、手持ちの一番太いリベットピンを取り出したが、それでもまだ足りない感じだったが、試してみると何とかギリギリブラケットに引っ掛かり事無きを得た。前後フェンダーを取り付けて、PLを見たらフロントにはブラケットが無くてリアに付いているではないか。どぉ~ゆぅ~事じゃぁ~。リアのブラケットなんぞ記憶に無い。PLが175用なので125とは仕様が違うのだろうか?フロントフェンダーとインナーブラケットフェンダーの穴に合わせてセットしたブラケットリベット留めを終えたフェンダーフロントフェンダー装着完了リアフェンダー装着完了
2020.03.06
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今日は天気も良いし、仕事も無いので、心ゆくまでTYを弄ろうと思っていた矢先に福さんからツーリングの誘いの電話。何でも姫路の海辺に「ぼうせ鯖」なる名物を食べさす市場があり、そこから17キロ程走ると石宝殿と呼ばれる御本殿を持つ生石神社があるので、見に行こうという壮大且つ魅惑的な提案がなされたので、泣きの涙でTY弄りはお預けする事にして、正月以来乗っていなかったV7ドンキーを引っ張り出した。10時過ぎに代車のドカティーM797に乗った福さんが到着。姫路は近いのでこの時間でも十分である。しかも高速は使わずに地道でのアプローチとする。M797は代車なのでナビがない、従ってスマホ装着装置の付いたV7が先に走る事として出発。中国地方で一番渋滞の激しいR2を岡山方面にに向けて走るが、昼前のせいか渋滞は予想より少ない。君津でブルーラインに乗って道の駅一本松展望公園で休憩。目的地の「姫路とれとれ市場」をナビにセットするも音声が聞こえない。ヘルメットの受信機の電池切れだ。そうえば買ってから一度も交換した事がない。逆によく持ったものだ。この道の駅は何時も沢山のバイク集まる事で有名なので、平日でも数台の大型バイクが駐まってる。ハーレー、BMW、VMAX、ゼファーと大型揃いだ。しかも話しから60過ぎのジジイばかりだ。電池は途中のコンビニで調達する事にして、音無しナビで出発する。備前ICでR250に分岐後直ぐのセブンで2ヶ入り単三電池を購入してインカムから電池を取り出すと何と記憶違いの単四だった。レジに引き返し単四に交換して貰うが、値段は同じ。どういうこっちゃ。パナソニックさんそれなら単一も単二も同じにしてくれ。電池を新品にしたので、音声案内が復活、カキオコが美味い日生を抜けると兵庫県だ。赤穂の町まで来るとナビが高速に乗れと指示を出し始めた。セットする時に一般道優先にするのを忘れて「おすすめ」にしていたのでナビの意味がない。たつの市室津の海岸線に差し掛かると、入り組んだ小さな半島に漁村の風景が実に美しい。思わず駐まって写真をパチリ。クルマの多い姫路を抜けると高速を諦めてくれたナビが仕事を開始、JF坊勢姫路とれとれ市場に13時30分無事到着。市場の中は新鮮な魚が生きたまま水槽に入れられ売られていた。値札も付けられ、その場で捌いてくれ、持って帰るもよし、市場内の食堂で食べるもよしというシステムだ。勢い良く泳ぐ「ぼうせ鯖」を一匹すくって食べようとしたら、店員に2人では多いのでと刺身におろしたパックを勧められた。今日の昼飯は「ぼうせ鯖」の刺身、焼き牡蠣3ヶ、味噌汁、ご飯小、漬け物の豪華版だ。鯖は予想通り美味かったが、牡蠣は色も悪く、柔々でダメだったが私は紳士なので文句も言わず美味しく頂いた。次は生石神社(おうしこじんじゃ)の石宝殿に進むべく、ナビをセット。今度は一般道優先にした。生石神社は小高い山の中腹にあり、正面は真っ直ぐな急傾斜の石段が境内まで伸びるが、バイクなので凸凹の石畳の参道を登ると県道を跨いで駐車場があった。クルマでの参拝はこの県道を上って来るようだ。御影石とは明らかに異なる粘土質の寄附石が両側に並ぶ短い参道を登ると正面の石段の上に跨ぐように建てられた絵馬殿、その上に真ん中を通り抜ける事が出来る拝殿その奥がいよいよ石の石宝殿だ。石で造った本殿だろうと思いきや、これが何ととてつもなく大きな直方体(四方6.3m高さ7.8m)の石が池の中に浮いているように見える。回りは人が歩けるようになっているので具に観察してみると、この石宝殿は三方を断崖に囲まれている事から石山を彫って巨大な石を彫り抜いたに違いない。その石に筋彫りや下部を丸めたり、後部は大きな突起の細工を施してあるのだ。福さんの情報によると、この宝殿は横たわった状態で、本来は後部の突起が下になり完成との見解もあるとの事。なるほど、そう見ると筋彫り等の辻褄が合う。由緒看板にも未完成と書いてある。何れにしても、これほど巨大な石を彫り出すにはとても人間業では出来ない。由緒にあるように正に神々が彫ったのだろう。そしてこの石宝殿は日本三奇(塩釜神社の塩釜、霧島山の天の逆鉾、生石神社の石宝殿)の一つらしい。これは必見である。神社がある山は全て岩山であり、社殿の脇から頂上へ登る石段が彫り抜いてあるので登って行くと大正天皇行幸之跡の石碑があり、麓を一望できる展望台になっていた。今日は凄い物を見せて貰って感動しつつ下山。時間があるので一般道でナビをセットして帰る事にした。帰路は姫路バイパスから太子竜野バイパスそしてR2、ブルーラインだ。山陽自動車道が出来てからもう何年も通っていなかったが高速道路のような両バイパスは片側2車線で快適だ。有料だと思っていたのだが、R2のバイパスになっており無料だった。このお蔭で高速で帰るのと変わらない時間で帰る事ができた。最後の休憩をとるべくブルーラインの一本松に入ると、白鬚のおっさんがGUZZIも変わったなぁと話しかけて来た。軽のワンボックスで東京から鹿児島まで一般道のみで旅をしているとの事。自慢のソーラーシステムを見せてもらった。ソーラーシステムはボンゴフレンディーにも搭載したいと常々考えていたので、大変参考になった。それにしても何ヶ月もかけて気ままな一人は憧れる。羨ましい。男のロマンだ。バイクが乗れなくなったらフレンディーも改造して旅クルマにするのも良いだろう。やることは尽きないと色々と考えを巡らせながら帰宅した。室津の漁港姫路とれとれ市場の水槽今日の昼飯生石神社表参道生石神社社殿圧巻の石宝殿石宝殿裏の突起上から見た石宝殿頂上の展望台道の駅一本松展望公園地デジアンテナと自転車を装着した後部ソーラー発電システム
2020.03.04
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ステップとスプリングは手が付けられないほど錆びて、しかも変形していたのだが、修正してサビ落としを施し塗装しておいた。それでも表面はガタガタである。スプリングの取り付け方法はTLなどのステップとステップステーに挟んで取り付ける方法とは違い、貫通したステップボルトの下に組み込む方式となるのだがスプリングを支えるワッシャが見当たらないので、適当な大きさのワッシャで代用した。スプリングもサビが酷かったので、折れるのではないかと心配したが、取り付けて動かせてみてもちゃんとテンションが掛かり大丈夫のようだ。サイドスタンドは経験上、スプリングを先に車体とスタンド両方のフックに掛けたままステーに取り付けると力要らずで簡単に取り付けられるのが分かっているので今回もそうしたが、これがどうしてもステーとスタンドのボルト穴が合わないのだ。スタンドを腕力で下へ引っ張ったくらいではどうにも動かない。諦めて、スタンドを先に取り付けてスプリングを掛けようとしたのだが、ペンチで引っ張ると絶対塗装が剥げるので、太い鉄棒を嚙ませて引っ張るがなかなか掛ける事が出来ない。こんな時は初心に帰れだ。もう一度先にスプリングを掛けてスタンドをステーにセットする。スタンドを下に引っ張ればボルト穴が合いそうなので、どうにかならないかと考えながら下をみたらスタンドの先の広がった地面に接地する部分が目に止まった。そこに足を掛けて踏み降ろすと何の事はないスプリンが伸びて穴がピッタリ合った。拍子抜けである。もうこれでスタンドのスプリング掛けの極意は修得して修了証を貰う事ができたのだ。スタンドのスプリング掛けでお困りの方はお申し出下されば出張掛け致しますので、是非お声掛け下さい。ステップの裏側ステップスプリングの位置苦労して取り付けたスタンド
2020.03.03
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リアホイールにスプロケットを取り付けたので、車体に組み込むのだが、PLで確認するとスプロケット側のカラーが無い事に気づいた。PLではカラーの形状がよく分からないので、ヤフオクのTY部品を調べたら、カラーと言っても突起の少ないキャップのような物だった。このホイールはタイヤ付きを中古で購入してタイヤを新品に入れ替えたが、カラーは嵌まっていたかどうか、記憶に無い。部品箱を漁ってみたが、何処にも無い。アスクルシャフトとブレーキパネル側のカラーは付いている。そこで、シワの無くなった脳みそで過去の記憶を辿って行くと、買ったのはホイールだけで、アクスルシャフトは付いていなかった事を思い出した。そうなるとこのシャフトは車体に付いていた物だ。ではカラーは車体に付いていたホイールに嵌まったまま?直ぐに古いホイールを確かめると、あった。あった。ありました。左側のハブに嵌まっていた。しかも、予備のホイールにも嵌まっていたので2つ確保出来たが、ホイールを取り付けるだけで、えらい時間が掛かってしまった。テンションバー、ブレーキアーム、アジャスターをセットして組み込むのだが、ここでホイストの出番となる。電動でちょいちょい、とボタンを押すだけで車体が吊り上げられ、手間も力もいらずいとも簡単にシャフトを通す事ができた。これは使える。チェーンはスプロケットのサイズを再度確認してから発注の予定。アクスルシャフトと左カラー、右カラー、ワッシャ、ナットアクスルシャフトにアジャスターを挿し込んで組み立て開始右リア回り左リア回り
2020.03.01
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