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夏休みで帰って来た二男と先日の野宿ツーリングで走り残した林道にトライするため再び蒜山に向かった。二男は友人との飲み会で午前様だったので、出発が昼近くとなり、往復時間の短縮のためにクルマで移動する事にした。工作車にセローとTLR125を積載して高速を使って蒜山まで走る。蒜山ICを降りると直ぐに道の駅「風の家」があるので、誰もいない第2駐車場に工作車を駐めてバイクを降ろす。バイクをトラックに乗せるには高さと幅を気にする必要はないが、ワンボックスの場合だと2台のバイクを積載する場合、バックミラーを外さないと積載出来ない。また、トラ車はハンドル幅が広いので、ハンドルを切って2台とも同じような向きに被せるようにする工夫が必要である。早速、エンジンを掛け出発だ。今日は国土地理院のMapsで調べた林道を西から攻めて行く。最初の信号で突然TLRが止まった。また、オーバーフローかとキャブを見るもガソリンは漏れていない。燃料コックがOFFになっていただけだった。やれやれ。前回の事があるので、今日はウエストバックに工具を忍ばせているので少しは安心である。林道に入る前に、オフロードを走る時はタイヤの空気を適度に抜いて、険しい所は速度を落としスタンディング姿勢をとるとクリアし易いなどのアドバイスをして突入。Mapsをみると林道は大体川に沿って奥に延びているので見つけやすい。砂利道を走り、草道を走り、ぬかるみを走り、草原を走りながら段々と東に移動して行く、最後に先日走った林道蛇ヶ乢線を走って終わりにする事としてセローを先に走らせ、終点でターン。今日はウリ坊も出なかったので、走行中の写真を撮る事にして、TLRが先に走り撮影スポットを見つけたのでストップ。少し下り坂になっていたので道を塞ぐように斜めに止めてカメラを構えると、セローがやって来た。2~3枚撮ったところで、セローが目の前に迫るブレーキを掛けているが、下り坂なので滑る。止まったと思いきやそのままTLRに衝突。TLRがひっくり返った。あぁ~あ。咄嗟にクラッチを握ったようだ。アホか!。TLRの損傷はクラッチレバーの先が少し曲がり、フロントカウルに亀裂が入った。貴重なショートレバーなのに!道の駅駐車場に戻ってエンジンを冷やすために休憩。TLRのリアフェンダーの割れをFRPで補修した箇所がオフロード走行の衝撃により、また割れてしまった。ウインカーリレーはやっぱりダメなようだ。HONDA純正に戻した方が良さそうだ。TLRはXL125Sのエンジンを搭載しており、今ままではパワー不足をあまり感じなかったが、今回はパワー不足があちこちに見え、ギア比で助けられた場面が多々あったように感じた。やっぱりTLR200を引っ張り出すか。風の家で椎茸と枝豆と蒜山大根を買って、バイクを積み込み帰途につく。少し時間があるので、野土路トンネルを通ってR181を南下、月田を通って北房に出て、北房ICからは高速に乗り、19時前には帰還出来た。バイクを降ろし、工作車を格納し、アツアツの枝豆と凍る寸前まで冷凍庫で冷やしたキリン一番絞りは最高であった。工作車に積み込んだバイク林道に向かうセローとTLR125雄大な牧草地草地の林道大山を俯瞰する丘蛇ヶ乢林道の撮影地セローの勇姿衝突され「でんぐりかえった」TLR125
2020.08.28
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盆休みに帰って来た長男と総社の山へ林道ツーリングに出掛け、僅か十数キロで突然エンジンストップ、キャブのオーバーフローでリタイヤしてしまったTLR125を工作車に積載してドンキーベースに運び込んでいた。ドンキーベースはエアコンが無いので、扇風機を回してみるも、汗が噴き出して修理する気にもならなかったが、どうも気になるので午前中の涼しい?時間を見はらかって原因究明をする事にした。シートとタンクを外し、マニホールドのボルトを外すとキャブが直ぐに抜き取る事が出来る。エアクリを外しパワーフィルター仕様にしている恩恵である。キャブは故障現場でもバラしているので、ガソリンは抜き取ってある。症状は激しいオーバーフローであったので、フロートバルブが閉じきっていない事が考えられる。フロートとフロートバルブを外してみるが、詰まりはないように見える。パーツクリーナーとエアーで掃除して、ついでにジェット類も掃除する。再び組み立てて燃料コックをON、暫く待ってみてもオーバーフローは起こらない。エンジンを始動してみると呆気なく掛かる。アイドリングも問題無い。直った。やはりフロートバルブにゴミか何かが咬んでいたのだろうか。老眼なので小さなゴミが見えなかったのだろうか。まぁ直ったのだから良しとする事にする。TLRの小さな6Vバッテリーは何年も前に上がっているので、アイドリングではウインカーが点滅しない。バルブをLEDにすれば、解決すると思い、6V~12V対応の中華ICウインカーリレーを買っていたので、取り付けてみた。試しにエンジンを掛けてみたら、何と。6Vのウインカー電球がアイドリングでも点滅しているではないか。恐るべし中華リレー。あなどることなかれ。超安物の中華リレーはHONDA純正を凌いだのだ。こうなったら、LEDバルブの交換や整流ダイオードなどの配線改造をしなくて済むので、この状態でどうなるのか様子を見てみる事にした。中華製の6〜12V対応ICウインカーリレー
2020.08.27
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蒜山野宿ツーリングの記事をアップしたらディアベルさんから、セローの記事に依ると7年ほどオイル交換していないのでは?の指摘があった。いくら何でもそんなことは無いだろうと調べてみたら、本当に7年経っていた。長距離は殆ど乗らないので、距離からすればまだ1,000キロは大丈夫な筈であるが、流石に7年は長すぎるだろうと思い、オイル交換を行う事にした。ブログを書いていて良い点は、過去の整備記録が詳細に残っている事だ。勘違いなどあっても動かぬ証拠として活用出来るのが有り難い。オイルは先日TLR125に入れたカストロールの10Wー40の残りを入れる。容量はクランクケースに1000㎤と刻されていたが、SMで確認するとオイル交換時が1L、オイルフィルター交換時が1.1L、エンジン分解時が1.3Lとなっていたので、1Lで間違いない。19ミリのメガネレンチでドレンを緩めてみると、色はそうでもないが、粘りのないオイルが出て来た。かなり劣化が進んでいるようだ。通常ならオイルを入れてバイクを直立させてオイル量を点検するのであるが、ドンキーベースにはホイストがあるので、これを使う。ハンドルだけ吊れば直ぐに車体は直立するが、更にシートにレベルを置けば完璧な垂直が出る。そうして置いてオイルジョッキにオイルを丁度1L入れてエンジンに注ぐ。エンジンを3分程回して放置。先日の野宿ツーリングに出掛けた時に、トンネル内でメータランプが点かないトラブルがあった。多分球切れだろうが、他の箇所だと厄介だなぁと思いながら帰って来たのである。早速フロントカウルをバラしに掛かる。セローのメーターを外すのは初めてである。左右のウインカーと共締めされているステーのビス4本を外し、スピードメーターケーブルを外し、メーターの裏側のステー2箇所の割ピンとワッシャ、ゴムワッシャを外せばメーターランプにアクセス出来る。ゴムのソケットをメーターハウジングから引き抜いてみると、ランプのガラスの頭が黒く変色している。球切れのようだ。ランプをソケットから引き抜いてみるとウエッジ球だ。SMによると12V3.5Wのウエッジ球を使用となっていたが、手持ちのウエッジ球は5Wしかなかったので、取り敢えず取り付けてキーをONにしてみると点灯。やはり球切れだった。カウルを取り外したついでに、バッテリーの延命のためにV7に付けていたLEDヘッドライトバルブを取り付けてみようと、H4バルブを取り出してみたが、V7用はヒートシンクがバルブのお尻に付いており、バルブから延びた延長カプラーに接続するようになっているので、バルブを固定する事が出来ず、取り付け不可と分かった。セローにLEDバルブを取り付けるには、お尻の金具が同じ形状のものでないと取り付け出来ない。ヒートシンクが無いものやバルブに付いている物は使用可能だ。ライトとメーターを再び組み立てて、オイルの量を点検窓から確かめるとアッパーレベルの少し下辺りだった。少し多いようだが許容範囲だろう。エンジンを掛けて、ライト、メーター照明の点検を終え、今回の整備は終了とする。次のオイル交換は何時の事になる事やら…..。オイル交換時のオドメーターエンジンから排出されるサラサラの7年オイルホイストとレベルで直立したセローウエッジ球の球切れだったメーター照明お尻の形状が異なるLEDバルブとH4バルブ
2020.08.23
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このところの暑さは異常とも思える高温が続いている。クーラーの効いた部屋よりは気温の低い所に避暑に行こうと盆明けの人が少ない時期を狙って、しかもコロナ対策で三密を避けるために、蒜山に野宿ツーリングを敢行するに至ったのである。8月17日所用のため出発は13時30分。若い時にはバイクにキャンプ道具を積み込んであちこちにツーリングに出掛けていたので、京都の今は無きアウトドアショップPegDownでバイク用のモンベルのテント、MSRのバーナー、コールマンのランタンなどを揃えていたのであるが、30年以上も保管していたため、使用不能のバーナーはOD、CBの両方のボンベが使える中華製バーナー2,099円を、ランタンは電池式エディオンの粗品LEDに代替えして、クッカーセット2,985円を新たに投入し、完全防水のキャリヤバッグ5,480円に突っ込んで、セローに積載したのである。蒜山までの往路はPCのGoogleマップで最短距離を探して、スマホナビに要所を中継地点として登録した。TIGRA(ティグラ)のクランプをV7から外してセローのハンドルの中央に移設したのでスマホの固定は大丈夫だ。ティグラのクランプは六角レンチ1本で簡単に脱着できるので、移設が億劫にならないのがよろしい。R180の日羽から県道57を北上、クルマが少ないので快調に走れる。吉備高原を通り抜け、有漢から奥吉備街道で北房、月田、新庄と北上を続ける。蒜山との境の野土路トンネルに入ると、一気に冷気に包まれた。冷蔵庫に入れられているようで、涼しいと言うよりは寒いという感じだ。愛媛の寒風山トンネルが18°だったので20°くらいであろうか。丁度2時間程で目的の蒜山に到着したので、林道を探してみる事にする。今日はスマホに国土地理院のMapsを入れて来ているので、林道の入口を探しやすい。Mapsは1/25000程度まで地図が拡大でき、ポインターを合わせた地点の緯度、経度、標高が表示されるのだ。従って林道の始点にポインターを合わせ緯度、経度を調べスマホのGPSでその数値の場所を探すという塩梅だ。今回はGPSを使わずとも、地図と感だけで入口は直ぐに分かった。最初の林道は砂利敷きであったが、段々と草が生え、膝の辺りまでになる。車両は入っていないようだ。草が途切れ奥深い急坂の山に分け入ると「軟弱地盤に付き進入禁止」の小さな看板があったので引き返す。辺りはイノシシが掘ったと思われる穴だらけだ。2本目は舗装路であったが真庭市が行う「里山と草原再生プロジェクト」により山の木を伐採し、山焼きを行い草原が作られている。そこには貴重な植物や昆虫が生息し、立ち入りは禁じられているが、阿蘇の外輪山を走っているかのようで、山中の林道とは打って変わって明るい。頂上には畑や牧草地が広がり眺望がすこぶるよろしい。蒜山の日差しは県南と変わらないが、湿度が少ないので爽やかな風が吹き、何時までも走り続けられるのであるが、5時が来たので道の駅「風の家」に向かう。ここでは地元の後輩君が今日の野宿地を案内してくれる事になっているのだ。駐車場にセローを駐めて、顔を洗ってアルギンZを飲んでいたら、後輩君がスクーターでやって来た。何でも候補地は3箇所、それにスーパー、コンビニ、温泉を案内してくれるらしい。直ぐにスクーターに付いて出発。走りながら指差しで食料調達店を確認、コンビニ以外は19時30分にはどこも閉店らしい。最初の候補地は蒜山の南側岡山県酪農大学校の近くの草原の中、樹木が無いので星空絶景ポイントである。次は北側の八束自然牧場公園だ。林の中にはパン屋が1軒あるが夜は無人となるようだ。あずま屋が1つ、道路を隔てた向かいには道の駅「蒜山高原」があるのでトイレに不便はない。広い芝生でトイレ付き快適ポイントである。次は蒜山三座に向かって登って行った行き止まりの牧草地。蒜山を見渡す眺めは最高だが、荒れ果てた旧牧草地のため、セローのタイヤが半分ほど埋まる絶景草原ポイントだ。今の気分で本日の野宿地は最初の星空絶景ポイントに決定した。最後に一番近い温泉、休暇村蒜山高原に案内されたが、温泉は15時迄でお仕舞いだったので、ラドン温泉「快湯館」に行く事にして、ここで後輩君と分かれた。時計を見ると18時少し前、日没までそう時間はない。のんびりとはしていられない。先ずはテントを張って温泉に行こうとしたが、野宿地までの往復時間が勿体ないと思い予定を変更。快湯館は上長田にあるので今日一番のスピードでセローを飛ばす。走りながら左手にスーパーがあるのを確認。温泉の駐車場はクルマで一杯だったので、玄関脇にバイクを駐めて入湯。内風呂、露店風呂、水風呂と設備は行き届いているが、740円の入湯料はちょっと高い。時間が無いので体と頭を洗って露天風呂に入り、最後に水で体を冷やして退散。次は走りながら見つけたスーパーで買い物だ。今夜はマッシュルームのアヒージョを作る予定だったが、マッシュルームの缶詰が無かったので撃沈。朝食用のホットドッグ用のパンも無かったので、ライスに変更。3食分の食料を買って3Lのポリタンクに水を分けて貰い野宿地へ急ぐ。もう辺りは薄暗くなっている。誰もいない野宿地に到着し、テントを張るのだがもうこの頃になると手元がよく見えないほど暗くなっていたのだが、3分で設営できるモンベルのムーンライトは手探りでも組立てる事ができるので有り難い。寝床と調理器具、明かりの準備が出来たので、先ず持参したキリンの一番絞りで喉の渇きを潤す。本来なら陽のある内にテントの設営と食事の準備を終え日が暮れてからゆっくりと酒を飲みたかったのだが、タイムオーバーをなってしまった。マグロ缶を湯煎して、スーパーで買った1本目のカップの御前酒に移行。満天の星空を仰ぎつつサトウのご飯を湯煎、ゆで卵とマグロの残りで晩飯とする。こんな星空を見るのは何年振りだろう。福島県の白河を思い出す。21時頃になってバイクのエンジン音が聞こえて来た。後輩君が自分でカットしたローストビーフを手土産に陣中見舞いに来てくれ、1時間程仕事やバイクの話しをして帰って行った。再び静寂が訪れる。御前酒が無くなったので持参した赤ワインを飲み進め、22時半頃就寝。翌朝5時起床。テントの外はもう明るいが、出てみると霧で真っ白。テントもあずま屋の屋根の下に駐めていたバイクも雨に打たれたかのように露でズブ濡れだ。Tシャツ1枚では寒いのでジャンパーを着てトイレを兼ねて付近を散策してみる。気温の一番低い早朝は実に気持ちが良い。県南の朝では考えられない爽快さだ。野宿地に帰って、ハムエッグと味噌汁、ご飯の朝食を作る。ハムが余ったので単体で焼いて全て完食。霧が晴れるのを待ってフライングシートとテント、シュラフを干す。撤収準備をしていた所に、丁度後輩君がスクーターで見送りに来てくれた。小まめな心遣いに感謝である。ポリタンクはキャリーバッグの中で少し水漏れしていたので、タンク内の水を全部捨てた。水筒の水も酒類も飲み干したので、手持ちの水分は0の状態になったまま、林道アタックに出掛ける。Mapsによると上蒜山登山道の起点付近から林道が延びているように見える。国土地理院の1/25000の地図では幅員1.5m~3mの道は実線で示されているので、それより広い細い二重線は全て舗装路と思って良いし、それより細い点線は登山道又は石段などが混在する獣道なのでトライアルバイクでも難しいと思って良い。なので、バイクでオフロードを走るには実線が長く延びている箇所を探せば良いのである。上蒜山は以前二男と登山をしていたので、土地勘がある。実はこの広い登山用駐車場も野宿地の候補に上がっていた場所なのである。思った通り林道が谷に沿って延びている。入口に林道蛇ヶ乢線「へびがたわ」と読むのだろうか、何とも恐ろしい名前の林道だ。入って行くにつれてヘビがうじゃうじゃ出て来そうだ。しかし名前とは裏腹に砂利敷きの林道は幅員も広く走りやすい。暫く走ると熊笹で覆われた林の端に茶色の獣が3匹見えた。熊では無い猿か?いや4本足のウリ坊だ。かなり近づいたところでセローのエンジン音にビックリして熊笹の中に飛び込んで逃げて行った。熊でなくて良かった。3km程の林道は行き止まりとなったが、ブナの原生林の中を走るのは実に気持ちの良いものである。次は蒜山キャンプ場付近から小川を挟んで蒜山大山スカイラインに並行に登る林道を走り、帰りに蒜山キャンプ場に寄ってみた。高額キャンプ場とあって管理の行き届いた見事な芝で、とても綺麗でお洒落なキャンプ場にはオートキャンプを楽しむ家族連れが何組もいた。まるで団地キャンプだ。喉が渇いたので、蒜山唯一のコンビニ/セブンイレブンに寄ってコーラの小サイズを飲んで、念のためにガソリンを5L給油。二川から藤森、見明戸を通って美甘でR180に合流、月田、北房から奥吉備街道を走り、有漢から吉備高原へ。この辺りのどこかで昼飯を食べようと思い、水の調達をすべく自動販売機を探すと2台目に増量600cc入りの天然水を見つけた。ラーメンに500cc使っても100cc飲料用に回せる。県道57を途中で豪渓方面に分岐する。昼食タイムは豪渓の紅葉の葉が広がる河原で涼を取りながらに決定。メニューはラーメンライスだ。ご飯の湯煎は水の節約のために川の水を使い、コッフェル大で塩ラーメンを煮て、朝に作っておいたゆで卵を投入。1時間程のんびりしてMapsで探した最後の林道秋葉山登山道を目指して進むが、何といきなり石段だった。しかも幅員30cmの急勾配の獣道だ。国土地理院さん地図を実線ではなく点線に直しておいて下さい。これではセローでも無理と判断して帰宅する。暑いと思ったら37°もあった。ドンキーベースにセローを格納してリアタイヤを調べてみると、中央のブロックに全て亀裂が入っていた。トライアルタイヤで高速走行したためだろう。何れにせよブロックもかなり摩耗しているので、交換時期に来ている。自走による林道アタックを考慮して、今度はトレールタイヤに戻してみようと思う。蒜山は一般道でも片道2時間で行ける事が分かったし、野宿地、温泉、食料調達も確保出来る事が分かったので、暑い時期を中心にちょくちょく行ってみようと思う。最初の林道草丈が段々と高くなって行く草も絶え山へ奥深く分け入ると木漏れ日が美しい2本目の林道急坂の途中で断念舗装路の林道ミニ米塚のような人工里山頂上の牧草地北海道のような風景イノシシ?クマ?の罠ラドン温泉快湯館蒜山一のスーパーみかも夕日が沈む蒜山夜明けの野宿サイト朝食のハムエッグと味噌汁とご飯もうすぐ収穫できそうな野宿地に沢山成っていたオニグルミ恐ろしき蛇ヶ乢林道豪渓でラーメンライスの昼食
2020.08.19
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盆休みで長男が京都から突然帰って来たので、剣山スーパー林道を走る計画を立てようとしたが、日帰りが良いと言うので、獣道を求めて総社の林道に変更した。セローはブレーキのOHを始め各種整備済みである。TLR125はタイヤの歪みを修正した時に、オイル交換の記録を探したが、確認出来なかったので、カストロールの10Wー40を入れておいた。オイルはかなり汚れていたので、車体を組んだ時に交換はしていなかったようである。昼前に2台で総社を目指して出発した。なるべく幹線道を通らず、細い山道を選んで総社まで約13㎞ほど走った「おふくろ亭」で昼食を食べようと右折レーンで信号待ちをしていたら、突然TLRのエンジンが止まった。キックしても掛からないので、急いで押しながら「おふくろ亭」の駐車場に運び入れたら今度は大量のオーバーフローが起こった。どうゆうこっちゃ。今まで何の問題も無かったキャブが突然暴れ出したのだ。取り敢えず涼しい店内で軽い食事を終えて、修理に取り掛かる。幸いセローには純正工具が積載されているので、フロートチャンバーを外してみるとメインジェットに嵌まるラッパ状のプラ部品がチャンバー内に転がっていた。こいつが悪さをしていると思い込み、組み立てて燃料コックをONにすると、暫くしてキャブの上側に付いているオーバーフローパイプから大量のガソリンが漏れ出した。全然直っていなかった。キャブを分解、洗浄する必要があるが、工具も頼りないし、暑いので断念した。2ケツのセローで帰宅し、工作車で回収に向かって帰ったら午後2時頃になっていた。折角なので、今度はV7ドンキーとセローで児島方面に走り出す。いきなりV7は自信がないというので、種松山の峠を越えた所まで、V7で先導し、バイクを交換。セローで先導して鷲羽山スカイラインを走る。鷲羽山から児島、唐琴を通って渋川へ。盆休みとあって多くの家族連れが海辺でバーベキューをやっていた。王子が岳方面にそれて、涼しい山中を走り由加神社前を通って曽原に出て帰宅。オフロードトレックがプチツーリングに変わったが致し方ない。長男のV7の感想は、「セローよりは乗りやすい。音は面白いが、振動が凄いのがダメ。」マルチに慣れたらV7は癖のあるバイクになるらしい。改造後初めてのオイル交換オドメーターよりトリップメーターの数の方が多いバカヤローな中華メーター鷲羽山スカイライン瀬戸大橋を望む児島吹上
2020.08.17
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TLR125のタイヤが歪んでいるので、直す事にした。タイヤを一旦外す事も考えてタイヤレバーを用意したのだが、ネットでの評判はスプーン型が圧倒的に楽で、失敗も少ないと書かれているので、この際、購入してみる事にした。持ち運びはしないので、一番長い37cmのスプーン型3本とプロテクター4セット入りを購入、2,699円と手頃な値段だった。リアブレーキロッドを取り外し、アクスルナットを緩めておき、足踏式のリフトスタンドをアンダーガードの下に滑り込ませ、車体を持ち上げる。アクスルシャフトを抜いてリアホイール外す。ホイールを床に寝かせ、タイヤの空気を抜いてサイドのラインが均等に見えるようにタイヤの位置を決めて行く。動きが渋い所はタイヤレバーを使う。何とか修正出来たようなので車体にホイールを取り付けてみたが、修正した反対側がズレていた。やり直しである。両方を均等に合わすのは非常に難しい。合わしたつもりでも空気を入れるとまたズレてしまうのである。何年もズレたままの状態だったので、歪み癖がついているのかも知れない。それでも何回もやっている内に、前の状態よりは良くなったので、ホイールを回して見ると、タイヤがバッテリーケースに接触しなくなったので妥協する。タイヤを外さなかったので、新しいタイヤレバーの使い勝手は、分からずじまいである。スプーン型のタイヤレバ/プロテクターは1ヶ写ってない
2020.08.16
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フォルツァのSMも届いた事だし、そろそろエンジンを下ろしてみようと、マフラーを外し、リアのブレーキキャリパーも外し、ラジエターの配管やら配線も外した。残るはリンク構造と、ダンパーを兼ねる2本のエンジンマウントボルトを抜くだけである。このエンジンは上部にあるマウントボルトと後部左右にあるリアサスで吊り下げられている構造となっている。従ってエンジンを下ろすと言う事は、それに繋がるベルトプーリーケースやリアホイールまで一緒に外すと言うことである。普通のバイクのようにエンジン単体で外せないのはスクーターの宿命である。先ず、リンクの下側にあるダンパーのナットを緩めてみようと、1/2のソケットレンチの19ミリで試してみるも、全く緩まない。今度はメガネレンチで試してみるも、フロントタイヤが浮き上がるほど力を入れても緩まない。僅かに反対側のボルトの頭が動き共回りするだけである。どうもおかしいなと思ってナットをよく観察してみたら、ナットの中に細いワッシャーのようなものが見える。ロックナットだ。これが悪さをしているのかも知れない。こうなったら最後の手段で電動インパクトレンチの出番である。インパクト用の19ミリロングソケットを装着してガツンと一発やったが緩まない。ガガガガガと連続で攻撃しても反対側のボルトの頭が少し共回りするだけで緩む気配がない。ナットもボルトもカウルに覆われた車体の下なのでサビ一つ無く、ピカピカ光っているので、固着は無いと思われる。今まで幾ら固く締められていたナットでもインパクレンチで緩まなかった事は一度も無い。この先このナットを緩める方策が見つからないのだ。ダンパーのナットは諦めて、リンクのナットに挑戦してみる。このナットも同じく19ミリのロックナットを使用しているので、今度はいきなりインパクレンチで回してみるもこれも緩まない。反対側のボルトが共回りしているだけだ。困った事だ。反対側のボルトの頭を押さえようと、するが手が届かないので、車体に後ろ向きに跨がって試してみるも体勢が悪く敢えなく断念。夕方になって写真屋がランニングの途中に休憩に寄ったので、これ幸いとメガネレンチでボルトの頭を押さえて貰い、反対側からインパクトレンチの連続攻撃を仕掛けるとやっと緩んで外す事が出来たが、ダンパーのナットはどうやっても緩める事が出来なかった。SMを見ると分解している写真が添えられているので分解出来る筈である。何で緩まないのだろうそれが分からない。マフラー、ブレーキキャリパー、配管、配線を外した車体リンク上部の取り付け取り付けロックナットどうやっても緩まないダンパー取り付けロックナット
2020.08.09
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V7ドンキーの車検が迫って来たので、天気予報で降水確率の一番低い日を選んだら8月6日と出た。ネットで予約を入れて簡単な整備を行う。ブレーキは前後共パッドの残量もあるし、フルードの変色もないので、今回は交換を見送った。タイヤはフロントの純正のピレリが減ってはいるが、車検には通る溝の深さがあるので交換はもう少し先にする。リアは新品同様なので問題ない。タイヤの空気圧はかなり減っていたので規定のフロント2.2気圧、リア2.4気圧に調整。OHVエンジンなので車検毎にタペット調整をするのが望ましいようだが、異音も無いので今回は見送り。アゴスチーニのステンレスマフラーは外して純正に付け替える。灯火類は問題ない。難関のヘッドライトはCIBIEに交換したので、今回は光量不足になる事はないだろうが、光軸は調整が必要だ。何時もの雨戸調整の雨戸を昨年末に取り払ってしまったので、ドンキーベースに調整場所を作る事にした。板壁から丁度5mのコンクリートの床に長さ20cmのビニールテープを貼り、バイクに跨がった状態でライトの中心(ライトステーの取り付けボルト)までの高さを測ると0.895m。0.895mー(5m×0.895m÷100)=0.850mなので、板壁の0.850mの高さに10センチ程の長さのビニールテープを貼る。バイクに跨がってコンクリート床のビニールテープにヘッドライトを合わせて、前方の壁を照射。光軸がビニールテープに合っていたらOKなのだが、5センチ程下にズレていたので、ライトをビニールテープに合わせて少し上向きにして調整完了である。前回の車検では、ヘッドライトの光量不足に泣かされたので、用心のために、180W相当のH4ハロゲンバルブとH4LEDバルブを工具と共にカバンに忍ばせた。今日は午後1時からの予約なので、40分前に出発する。持ち物は車検証、自賠責証書、納税証明書、印鑑、現金である。晴れているのは良いのだが、バイクの温度計は既に35°を表示している。流石に暑い。しかも、純正のペコペコペコと迫力の無いマフラー音が頼りない。5分前には陸運局に到着、1時前なのに係りの職員から予約番号を告げる前に書類を渡されながら説明を受けた。サービス向上になっているのか?窓口で重量税3,800円と検査登録費1,700円の計5,500円分の印紙を貼って貰って検査レーンへ向かう。今回の心配事はヘッドライトの光軸調整のみだが、たぶん大丈夫だろうと変な自信があった。バイク専用レーンには誰もおらず、直ぐに検査となった。灯火類OK、右のマフラーに測定器を突っ込んで排ガス測定。ところが何と×。なんで?マフラーは純正に戻しているのに?係員に聞いてみようとしたら「スミマセン、間違って一番厳しい数値にセットしていました。」との事。もう一度やり直してOK。スマホで写真を撮っていたら「写真はダメです。」との事。以前まではよかったのだが、厳しくなったのだろう。しかし幸先が悪い。何か悪い予感がしてきた。今回は打音検査は無く、ハンドル幅と高さを測定。すると、高さが6cm低いと言い出した。そんな事は無いだろうと言って再度測ったが6センチ低い。ミニカウルだ。純正で付いていたあの野暮ったい「7」の大きなゼッケンが書かれたカウルは直ぐに外していたのだ。前回の車検では何の問題も無く通ったのに、今回はその6cmが引っ掛かったのだ。係員は300円払って構造変更が必要との認識を示したが、前回はそんな事は言われなかったと食い下がったら、もう一度測ってくれたがやはり6cm低い、涙目になった私の顔を見て、次の車検の時にまた指摘されるかもしれないが、今回はOKとの温情を頂いた。ブレーキ、メーター誤差のテストを終え、いよいよ最後のライトテストだ。スイッチをハイにしてややエンジンを吹かしながら測定器の表示パネルを凝視する。光量はある。何せCIBIEだ。大丈夫だ。必ず合格する。だが、結果は敢えなく×。「光軸が20上です。」との事。「ライトを触っても良いか。」と聞くとOKとの事。少し上向きにして測定するも×。よく聞いてみると20上とは光軸が中心より上側に当たっていると言う事だそうだ。それなら下向きにしなければならないのに更に上向きにしたので全くダメ。もう一度調整をやり直して、2回目のトライを行う事となる。大体の当たりをつけて微妙に調整して測定するも×。これは想定内、20上との事なので、ライトを僅か下げて見るが×。係員に汗と鼻汁と涙目になって懇願するような顔を向けて微調整を行うと再度テストしてくれた。結果はOKであった。やれやれである。テスター屋へ持ち込まずに何とか切り抜けたので助かったが、検査員の温情があったればこそである。泣きながら感謝したい。車検証を貰って一目散に退散する。ドンキーベースに帰って、光軸をビニールテープの印に合わせてみたら、かなり上を照射していた。印を下げて貼り直す。計算式が間違っていたのか、私の施行が悪かったのか分からないがこれで次回の光軸調整は大丈夫だろうと思える。いや、思いたい。アゴスチーニのマフラー床に貼った5mラインビニールテープの印に光軸を合わせる合格通知を貰っての帰途ドンキーベースに到着して一件落着のV7ドンキー
2020.08.07
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