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アトピーは治る。マクロビオティックは、手段であり、目的でない。すぐ何でも人のせいにする思考の持ち主は本当の安らぎと、深い幸福感を得られない。人生ってやっぱり甘くない。一つ試練乗り越えても、必ず次の山がある。でも、歩ける足があるのだから、恐れず焦らず怒らず、一歩ずつ進めばいい。足が痛ければ、這えばいい。這うことさえ無理だったら、誰かにおんぶしてもらえばいい。
2006.12.30
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※うだうだ長く書き連ねてしまいましたが、要するに何を編んだのよ!?ということだけ知りたい方は、一番下に写真がありますので、一気にスクロールダウンしてください。いまだかつてないほど、必死の形相と覚悟で編んだ草色のショール、友人の結婚式で草色のショールを手渡せるよう、東京-ロス間の機内で、うたた寝した以外は、本当にぶっ続けで編んでいたのですが、実は、最後の1時間、別のものを編んでいました。というのも、同じくブライズメイドとして結婚式に参加する大学時代の親友にホリデーシーズンという季節柄にアメリカで再会するというタイミング上、何かあげようと思い、超シンプルな手袋兼リストウォーマーでも編もうと可愛い毛糸を買ってあったのです。私のものすごく大雑把な計算上では、ロスに着くごろまでにショールを完成させ、ロスでの入国手続きや荷物待ちの時間、さらには、ロスで別の友人と過ごす日中数時間と、サンディエゴまでのフライト中、などなど、細々した時間を利用して、ぱぱぱっとリストウォーマーを編む予定でした。ところが、ロス到着まで2時間切っても、ショールはまだ完成しない。その時点で改めてよく考えてみると、花嫁にショールを渡すのは、結婚式当日でいいわけで、ホテルで夜、編むことができる。でも、ブライズメイドの友人とは、ホテルの部屋をシェアするから、内緒で編むことができない。やばい、じゃあ、手袋を先に編まなくちゃだ!と大慌てで、手袋にスイッチ。作り目30個で、60段ちょっと編めばいいだけなので、楽勝! と思っていたのですが、ここで、まず一つ目の誤算。既に6時間近く編み物をしていた疲労の蓄積で、あまりスピードが出ない。おまけに、この毛糸、色のグラデーションだけでなくふわふわしたり、細かったりと糸質がめまぐるしく変化し、可愛いのだけれど、(編み物エネルギーを使い果たしているニッターにとっては)決して編みやすくない。それでも、頑張って、入国手続きの行列や、荷物待ちのときも編み進めて一つ目を完成。ところが、そこで、完成させるために欠かせないものを二つ忘れていることに気づきました。それは、毛糸針とハサミ。ハサミは、機内に持ち込めないから、成田でチェックインしたスーツケースに入れてありました。ハサミに関する、私の楽観的(今考えるとかなり無茶な)計画では、ロスで荷物を受け取ったときにスーツケースから出して、一つ目の手袋を編み終えたところで毛糸を切って、もう片方の手袋に取り掛かって、サンディエゴの空港に到着するまでに完成させ、サンディエゴで待ち合わせている友人が到着するまでの30分間ほどの間に、再度スーツケースからハサミを取り出して、毛糸を切る予定でした。ところが!睡眠不足でボーッとしていたため、ロスでスーツケースを受け取ったあと、てくてくと出口に向かって歩き始めたとき、「Connecting Flights Baggage Check-in(乗り継ぎ便の荷物チェックイン)」という表示が目に入り、「重たい荷物をここですぐ預けられるとは便利だわ」と、スーツケースをそのベルトコンベアみたいのに素直に乗せてしまったのです。その数分後に、「しまった!! ハサミーー!! 毛糸が切れない!!」と気づいたのだけれど、既に遅し。まあ、いいや、ハサミくらい、ロスのどっかで誰かに貸してもらえばいいや。それまで、毛糸玉の反対から、もう一方の手袋を編もう、と開き直る。しかしハサミはどうにかなっても、毛糸針は、純粋に自宅に忘れてきてしまい、そうどこにでもない。あれがないと、手袋を作れないし、ショールの糸の後始末にだって困る。結局、空港に来てくれたロス在住の友人に相談して、M Cafe de Chayaに行く予定を変更して、マイケルズという手芸チェーン店に連れて行ってもらい、毛糸針を買いました。ついでに、そこのレジのお姉ちゃんに、手袋の毛糸を切ってもらい、超ハッピー。毛糸針のために、躊躇せず、M Cafe de Chayaを振ったこの日、私の人生におけるマクロビオティックの重心の位置が、カクッと微妙にシフトしたような、、、、笑。毛糸針だ、ハサミだと、私の訳分からないリクエストに、嫌な顔一つせず付き合ってくれた友人に感謝しつつ、あまりもの寝不足に、ロス空港に送ってもらう途中、会話の合間に意識が途切れまくってて、手袋の残りを編むどころではありませんでした。あと数十段とはいえ、頑張らないと!と、サンディエゴ便を待ちながら、数段編んでは、あまりもの眠たさにロビーの椅子でちょっと横になり、ハッと目覚めて、また数段編んで、ちょっと寝て、という起きあがりこぼしのような動きを繰り返して、周囲から奇異の視線を浴び、サンディエゴまでの1時間ちょっとの短いフライトの中で編み終え、サンディエゴ空港で無事スーツケースからハサミをゲットして二つ目の手袋の毛糸を切り、友人を待つ間に、はぎ合わせ完了!癒し系趣味のはずが、なぜか、心臓バクバクのサスペンス劇場になってしまった。。でも、ホテルに到着してから、早速渡したら、友人はくすくす笑いながら喜んでくれたので、よかった、よかった。ブライズメイドのくせに、二人とも使えるデジカメを持参していなかったので、後日、写真撮って送ってもらいました。すごいシンプルな構造だけど、気に入ってくれたようです。これ、いろんな毛糸を組み合わせたの? という質問を周囲から受けたそうだけれど、使ったのは、パピーのcortona(コルトーナ)という毛糸一玉だけです。竹輪針は、確か、40cmの8号だったかな。棒針は機内持込禁止だけど、輪針はOKです。友人はブルーが好きなので、コルトーナの304。地味な色の組み合わせに見えるけれど、編んでみると、ハデ系な可愛いさを醸し出します。
2006.12.26
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11月初旬に、私が通っている鍼灸院をご紹介した方から、途中報告をいただきました。以下、メールの引用と、私の返事の抜粋です。●背景成人になってアトピーがぶり返し、数年苦しみ今年になって仕事を辞めて湯治まで行ったのにぐちゃぐちゃになってしまう。最近始めた漢方が効きはじめたようだが、ステロイドを数年塗り続けたせいなのか、多汗症になってしまい、外出が非常に困難に。週3回で通って10回ほどの時点での途中報告。●現状・途中報告…めちゃめちゃ悪化中です。鍼を始める前は結構綺麗だったのですが(色素沈着はあり)、始めてからはまず背中にばーっと湿疹が出て、で生理が終わったあとは体中がアトピーまみれになり、耳や頭から浸出液が常に出ている状態になってしまいました。ステロイドのリバウンドなのかな…とにかく、10月に漢方を始める前の、ひどい時期と同じようになってしまい、浸出液で臭いです。先生は、「生理が終わってから回数は考えましょう」とおっしゃったのですが、生理が終わったら悪化して、この前は「立春のころまでにどうにかなるやろ」とのことでした。不安になってきました…とりあえず、3ヶ月は通うと思いますので、またご報告します。●私のコメント実は、「よくない報告」も聞きたいと思いブログであのように呼びかけたので、こういう正直でリアルな報告、有難いです。アトピーの治し方は千差万別だと思うし、いろんな情報がちまたに溢れているので、「これだ!」というものに出会って、治癒の軌道にのるまでが一番大変だと思います。なので、もしも鍼灸が自分に合わないと思ったら、どこかの時点で見切りをつけて他の治療を見つけるのも大切だと思います。でも、「とりあえずは三ヶ月はやってみようと思う」と書いてくれてたので、現状を踏まえて、私が通っている鍼灸院と鍼灸の先生のアトピー治療に関して、この五ヶ月で私が把握したことを、書きます。まず、私の場合は、マクロビと脱ステを二年近く実践して、それなりに治りかけている時点で通い始めたのですが、そうではなくて、まだまだアトピーの症状がひどかったり、つい最近までステロイドなどの薬を使っていた人の場合、最初の三ヶ月は、先生も、その人の症状や過去のことなどを少しずつ把握しながら、手探りで治療を進めるらしい、ということです。一つの季節分、つまり三ヶ月がたてば、先生もその間にさまざまなことを患者さんの話や体から読み取って、治療方針をどんどん絞り込んでいけるようです。一見、ぶっきらぼうで、がさつに見えるわりに、患者さんの話の端々からいろんなことを把握して、それを治療に反映させようと、かなり頭を使っているようです。とはいえ、先生はかなりの現実主義者なので、「なんの効果も手ごたえもなく、一年通うことなんて、絶対無理」というスタンスのもと、「個人差があるけれど、3、4ヶ月で、長くても6ヶ月で何らかの手ごたえ、もしくは効果を出すようにしないと」ということを肝に銘じているようです。なので、「生理が終わったら」また、「立春がきたら」と、適当に先延ばしにするような言葉を発しているように聞こえるかもしれませんが、先生なりに、「この人の場合は、生理のときにからだがこういうふうになるのか」という情報をピックアップしつつ、「冬から春に変わるときに、からだがどう変わるかで、○○が分かる」と、ぶつぶつ頭の中で考えているのだと思います。先生の読みが全てあたるわけではもちろんないのですが、不安を感じることがあったら率直にどんどん質問をするのがいいかもしれません。私はそういったやりとりの中から、思いがけなく役立つ情報を得たことが何度もありますし、逆に先生も、その会話の中から、いろんなヒントを見出してくれるかもしれません。もちろん、相性というのもあるので、やっぱりいまいち信用できない、不安が拭い去れないというケースもあると思います。私は別に先生の回し者でも何でもなく、単に鍼灸+アトピーという組み合わせが思いがけなかったので、この組み合わせがどこまで通用するものなのか、純粋に興味があるのです。なので「三ヶ月通ってみたけれど、やっぱりこういう理由でやめにした」という報告も、私にとっては貴重な情報です。現時点で、報告頂いて私のブログに載せているケース(その1、その2)は、どちらかというと「良い例」に偏っているので、今回のような内容は、現実的な視点が加わって良い、と思いました。いったんきれいになった肌が悪化するのが泣きたくなるほどつらいのは、私も痛いほど分かります。「こうすれば絶対に良くなる」ということを言ってあげられないのが残念ですが、鍼灸に通おうと、やめて他の治療法にスイッチしようと、何らかの良い兆しが早く見えてくることを願ってます。
2006.12.23
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友人の結婚式@カリフォルニアで、たくさんの幸せ(バトル!?)エネルギーをおすそ分けしてもらい、すっかり元気いっぱいで帰国した私。周囲からも「なんかエネルギーみなぎってますねえ」と言われて、ますますその気になり、翌日から、送別会や会議やらでフル回転。そんな中、急に鼻水がずるずる。披露宴では、ベジタリアン食、つまりチーズやバターは結構入ってる食事だったし、ウェディングケーキ食べないわけにいかないから、もちろんいただいし、おまけに、インドの儀式のときに、付き添いの私たちまで、インドの超甘いお菓子を食べさせられたし(インドの結婚式の儀式では、お互いに食べ物を食べさせる、という行為がすごく重要なようで、母親同士がお菓子をお互いの口元に持っていって食べたり、花嫁付き添いの女性と花婿付き添いの男性、とかいろんなパターンでとにかく食べさせまくる。私の友人は、あまりヘビーな食べ物は好きでないので途中で半ギレしていて、「もっと小さいかけらにちぎってくれないと無理ですっ!」と義父にきっぱり告げていた。そーだ、そーだ、最初が肝心だもんね。言いなりになっちゃいかん。 Show them who's boss!)鼻水は、乳製品や砂糖の排出かなあ、と放置していた。で、数日後に鍼灸に行ったときに、鼻づまりを、トントンと(先生特注の赤ちゃん用鍼グッズで)治してもらい、あー、すっとした、とすっきりしたのもつかの間、週末、外を歩いていたら、じわじわと、ものすごく息苦しくなってきた。ついこないまで、毎朝50分すたすた歩いていた私が、2分も歩かないうちに、はぁはぁ、と息切れして、立ち止まる始末。そのうち、ちょっとした拍子で、周囲が眉をひそめるくらいひどい咳が出始めた。肺の奥深くに痰がつまっていて、深呼吸しようにも、肺の三分の一くらいしか使えない感じ。鼻水が全部、肺に流れ落ちたのか!?などと思いながら、とりあえず、肺といえば、レンコン!レンコンをすりおろして、水を足して火にかけて、塩をひとつまみ加えたものを朝晩飲んだ。飲んだ直後は、確かにちょっとラクになる。でも、数時間もすると、元通り。ちょっと、がっかり。日曜の朝は、ほんとにひどくて、このまま、どんどんむせこんだら、呼吸困難になるかも、そしたら救急車呼ばないと死んじゃうかも、と思わず携帯電話を手元にたぐりよせたくらい。その日一日、ちょっと歩くだけでも、呼吸困難気味で、喘息ってこういう辛さなのかあ、としみじみ痛感しつつ、なんとか症状を軽減できないものか思案した。そしてその夜、「あ、あの本があった」と急に思い出した。マクロビ始めたばかりのころ、リマで買ったこの本。買ったきり、あまり使っていなかったのだけれど、レンコン湯の、もっとパワフルな作り方が載っていないか見てみた。そしたら、レンコン湯の章に、「咳の陰陽」というくだりがあって、すごく参考になることが書いてあった。咳を伴わない、から咳は、陽性。だから、レンコン湯(=タンニンという陽性のものを含んでいるけれど、水で薄めてあるから陰性)が効く。でも、湿っぽくて痰を伴う咳は陰性。だから、レンコンの粉末(=レンコンの陰性を乾燥させて飛ばし、陽性の成分を残したもの)が効く。さらには、昆布の黒焼き30%、レンコン粉末70%という組み合わせで飲むと、一層の効果が出る。なるほど!そのときは既にお店が閉まっていたので、レンコンの粉末は入手できなかったのだけれど、その晩、レンコンをすったものを、少量の水でコトコト煮て、できるだけ水分を飛ばし、さらに豆味噌=陽性(ていうか、味噌味が食べたかっただけというのもある)を加えたものを食べてみた。そしたら、その1時間以内に、二回ほど大きな咳と共に、たくさん痰が出て、それだけで、かなりラクになり、翌朝おきたら、少し体を動かしてもゼーゼーしなくなってた!さらに、その日(って、今日なんだけど)コーレンと黒焼き昆布の粉末を買い、職場にも持っていって、少量の熱湯と混ぜて飲んだ。そしたら、夜には、小走りに動いても、ほとんど問題ないくらいにまで改善。この一部始終を、鍼灸の先生に報告し、「鼻水が全部、肺にいっちゃったんですかねえ」と聞いてみた。(鼻水が、食道にならともかく、そんな簡単に気道に流れたらやばいんだけどさ、なきにしもあらず、かなと思って。)そしたら、「いや、冷えすぎ、疲れすぎが原因や」だって。肺の外は冷えてるのに、中は熱くなってるから、水分がどろどろして、痰がたくさんできやすくなり、さらに、疲労で、腸の動きが悪いのも加担、ということらしい。確かに、式は外だったから、かなり冷えたし、深夜にお開きになった結婚式のあと、ホテルで荷造りをして、数時間も寝ないまま、朝7時半にタクシーに乗り空港に向かい、体は疲れているのに、気持ちは高揚しているもんだから、帰りの機内では、映画みたり、雑誌読んだり、ちょっとパソコン立ち上げて仕事したり、と全然休まなかった。そのツケでした。「ところで、もし救急車呼ぶことになって鍼灸院に連れて行ってくれ、て言うのって、アリですか?」と先生に聞いてみたら、「アリやと思うよ。だって、うちの師匠のとこに、そういう患者おったよ。救急車で乗り付けてきた人。救急車の人はすごい嫌がるかもだけど」ふーん、ありえるのか。まあ、しかし、肺・呼吸器系のことなら、とりあえずはレンコン頼みかな。前から気になってた、この蓮根首飾り風邪除けに買いたくなってきた(笑)。
2006.12.18
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機内食って(少なくともユナイテッドのエコノミーのは)妙に油っこいメインと、ぱさぱさのサラダとパン、そしてボッテリしたデザート、という組み合わせの場合がほとんどで、まともに食べるとなんかお腹の調子が悪くなるのだけれど、機内での楽しみといったら、映画と食事くらいしかないから、なんだかんだいって、結構食べてしまったりする。ここ数年は、ビーガン食をいつも注文しているのだけれど、油っこい料理と、ぱさぱさのサラダ、というのは変わらない。大抵、ポテトをとにかくたくさん使ってごまかしている感じで、またかー、と毎度思う。でも実は、ビーガン機内食のデザートだけは、いつも楽しみなのだ。ビーガンを頼むようになってから、ユナイテッドに何回か乗っているけど、毎回、デザートはこのクッキー。Miyoko's vegan chocolate chip cookie.で、毎回、「やったあ、ミヨコのクッキーだあ!」って嬉しくなる。クッキーにしては、ぷっくりしているし、食感も、かなりしっとりしていて、クッキーというより、ケーキに近いかも。でも、私はかなりこのチョコ・チップ・クッキーが気に入ってる。で、どこかに売っていないかな、と思っていたのだけれど、今ちょっと調べてみたら、全く同じ事を書いている(2005/06/01のエントリー)アメリカ人がいて、笑ってしまった。この人は、肉とチーズ大好きなのだけれど、たまたま特別食を注文してみたら、このクッキーと出会い、「ビーガン、非ビーガン関係なしに、今まで食べたクッキーの中で一番美味しい!」と絶賛している。そして、どこかで買えないかと調べた結果、このクッキーは、機内食のみを対象に製造していて、一般には買えないことが判明したらしい。がっかり。普通に買えないといわれると、なぜかもっと食べたくなるなあ。
2006.12.14
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どうにか間に合いました、草色のショール。機内で、ところどころうたた寝した以外は、映画も見ず、スチュワーデスが差し出してくれるジュースも飲まず、ぶっ続けでほぼ7時間近く編んだのに、終わらず、現地のホテルでも、夜起きて編むぞ! と気合い入れたのに、その数分後に寝入ってしまい、結局、時差のせいか、朝の3時ごろにぱっちり目が覚めたときに、「よし、いまだ!」と一気に編み上げました。今回、アメリカの結構大がかりな結婚式にブライズメイドとして出席したのだけれど、いやあ、こんなに大変なものだとは思いませんでした。水曜日の夕方着いて、本番は土曜日だから、自分用の買い物したりする時間もあるよね、くらいに思っていたのですが、甘かった。花嫁のおごりでブライズメイドや花嫁の義姉らと半日スパ、という予定が入っていたり、、当日配るプログラムの組み立て作業を2時間かけて行ったり、コーディネーターとの早朝ミーティングに出席したり、前日の夜のパーティのための余興について、グルームズメン(花婿側の付き添い人たち)と相談したり、とにかく朝から晩まで連日びっちりのかなりハードなスケジュールでした。式や披露宴で果たすべき、ブライズメイドの役割も多くて、「いやあ、大変だこりゃあ」と何度も思いながら朝からろくに食べる暇もなく、あっちゃこっちゃ走り回っていたおかげで、ぴちぴちだったドレスも、本番が終わるころには、結構普通のフィットになっていました(笑)。のわりに、あまり大して役に立たなかった気もするのだけれど、二つだけ功名をあげました。一つが、花婿の靴を取り返したこと。韓国系アメリカ人の花嫁と、インド系アメリカ人の花婿の結婚式ということで、インドの儀式やしきたりも混じった式だったのですが、インドの結婚式では、儀式を行う台にあがるときに、(※訂正)花婿がぬいだ靴を、花嫁側の友人たちが取り上げて隠し、それを花婿の親がお金を出して取り返さないといけない、そして、買戻しの金額が多ければ多いほど、今後花嫁が夫婦関係におよぼす力の強さを示す、という伝統(遊び?)があるということを、当日になって知らされました。ちなみにブライズメイドは、白人、黒人、日本人だったので、もちろん皆初耳。でも、言われたとおり、儀式が始まるやいなや、靴を取り上げて、後ろに座っていた花嫁の幼馴染のおじいさんに渡して、「絶対に誰にも渡さないで」と指示しました。ところが、そのおじいさんは英語を話さない中国系アメリカ人だったので、おそらく意味をよく理解していなく、適当に自分の席の下につっこんでおいたらしく、式が終わる直前に、花婿側の友人が見つけてしまい、靴を取り返されてしまったのです。形だけの遊びだと思っていたら、どうも花婿側も、まずはお金を払わないで取り返そうとするらしいことに、そのときようやく気づき、ブライズメイドの私たちは、地団太を踏みました。で、式の最後の誓いが取り交わされている間、こそこそと相談をし、靴を取ったインド人の女の子から、靴を奪い返して! と、参列していた他の友だちに一生懸命目配せ。結果、式が終わり、花嫁たちが退席する最中に、どうにか靴一つは奪還。でも、インド人も負けじと、もう片方の靴は、同じ列の端にいた別のインド人の女の子に渡してしまいました。それを見た私は、グルームズマンと腕を組んでしずしずと退場する数十秒前に、そのインド人の女の子のうしろに駆け寄り、彼女がにぎっていた靴を引っ張りました。インド人はびっくりしつつも、両手でがっちり靴をつかんで離さない!私は時間がないものだから、「手はなしてよ!」と言いながら、力づくで靴をもぎとり、急いでパートナーのグルームズマンのところへ戻り、一応しずしずと退席したのでした。私のパートナーのグルームズマンは、インド人だったのだけれど、息切らしている私を見て、「大丈夫? それ、持っててあげようか?」と言ってきました。猜疑心の強い私は、「なにこいつ、助けるふりして、靴を取り返そうとしているな」と思い、「ううん、大丈夫」とクールに答えて、ブーケと一緒にしっかりと靴をにぎりしめなおしました。あとから判明したのですが、実はこの彼、インド系アメリカ人にも関わらず、この靴の取り合いの伝統を全く知らなかったらしく、このときは、本当に親切心から靴を持ってあげようとしてくれたらしいです。でも、花婿と他のグルームズメンから、「おまえ、せっかく靴を奪い返すチャンスだったのに、何やってんだよ!」となじられ、式が終わった10分後くらいに、私のそばにやってきて、「さっきの靴さ、、、えっと、あのインド人のおばあさんがどうしても間近で見たいっていっているんだけど」と、ものすごく苦しい言い訳をして取り返そうとしにきたのだけれど、そのときには、すでに靴は、花嫁の友人夫婦のベビーカーの中に隠してあり、私はにっこり笑いながら、「あのね、あの靴取り返すために、インド人のおばあさんの一人や二人ねじふせているんだから、老人を引き合いにすればどうにかなるなんて考え、超甘いから」と言い放ちました。「互いを愛し、許しあい、、」という牧師のスピーチを聞いた直後に、こんな力づくの戦いを繰り広げている私って、、とちょっと罪悪感もあったのだけれど、この一部始終を後から知った花嫁からは、「よくやった!インド人たちも、ここまで本気で自分たちの伝統にノッてくれるなんて、と感心していたよ」というお褒めの言葉をいただいたので、功名ということにしておきます(笑)。はぁ、そんなこんなでエネルギーをすっかり使い果たしました。あ、そうだ、二つ目の功名が本題でした。結婚式が行われたのは南カリフォルニアで、ものすごく晴れて天気がよかったのだけれど、温度はかなり寒くて、式当日のお昼前からずっと外で、肩丸出しのドレスで、カメラマンに写真を撮られていた花嫁はすっかり冷えてしまってました。そのとき、ブライズメイドの友達が、「あのショール、今あげれば?」と良いアイデアを提供してくれたので、披露宴の最中にでもあげようと思っていた予定を変更して、急遽その場であげました。そしたら、涙を目に浮かべるほどすごく喜んでくれて、その場で「あったかーい」と羽織ってくれて、カメラマンにも撮ってくれるよう頼んでくれました。そのときついでに自分のデジカメでも写真を撮って、、、あればちょこっと首下ショットでも載せることもできたのですが、実はなんと、ガジェット・フリークの私としたことが、デジカメの充電ケーブルを持っていくのを忘れていて、成田でぱしゃぱしゃ毛糸の写真を撮ったり出来上がったショールの写真を撮っている間に電池を使い切ってしまい、肝心の式と披露宴では写真一枚も撮っていないのです。。まあ、当日はカメラマンがかなり念入りに、ブライズメイドたちなども含めて、たっくさん写真を撮ってくれていたら、いずれはそれが手に入ると思うのだけれど、うーむ、功名二つを上回る失態かも。それが原因というわけではないのだけれど、実は今、本気で一眼レフデジタルカメラの購入を検討しています。30歳になったらライカを買うんだ、とその昔言いふらしていた手前、本当は、ライカのM8を狙いたいところなんですが、50万円のカメラの価値を引き出す才能もセンスもないので、その10分の一の、5万円台(ボディ)のニコンD40を狙ってます。でも、そんなオタクな話はまた今度。
2006.12.12
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成田の第一ターミナル北ウィングに、こんな出店がありました。有機米じゃなくて、自然農法のお米のおにぎり。へぇー、すごいじゃん、と思って、お店のお姉さんに話しかけました。「これって、どこのお米なんですか?」「おみがわ、です」「おみがわ、ってどこですか?」「えーと、さわら、のもうちょっと向こうなんですけど」「さわら、ってどこ? どの県?」「。。。千葉県です」そりゃそーだ、ここは成田だもんね。失礼しました。誰も他にお客さんはいなかったので、めげずに話しかけ続ける。「いつごろからこの店あるんですか?」「そうですねえ、二年くらい前だと思います」「へぇ、そんな前からかあ。自然農法のお米って、まだまだ認知度低いと思うんですけど、お客さんの反応ってどうですか?」「あ、皆さん結構お買い上げになってくれますよ」そうかあ、一個200円から250円の結構高めなおにぎりだけれど、ちゃんと売れてるんだ。なんか、ほっとしました。(お店のお姉さん、ちょっと戸惑いながらもちゃんと答えてくれて、ありがとう♪私がお店の写真を撮り始めたら、さっと、柱のかげに隠れてしまった、、笑。怪しい者じゃありませんからー!え、じゅうぶん怪しいって!?)もちろん、私も広島菜で包んであるおにぎりを一つ買いました。編み物をあと60段編めたら、自分へのご褒美として、機内で食べる予定です。
2006.12.06
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アメリカの友達の結婚式に行ってきます。ブライズメイドのドレス、ようやく二日前にどうにか入りました。(この写真、私じゃありません。念のため、、笑。)友達がサイズ00と0のドレスを取り寄せてくれたのですが、00は見ただけで絶対アウト。おそるおそる0を着てみたら、なんとまじで入らない!!ジッパーがアンダーバストより上に、どうやっても上がらない!「入らないからサイズ1を取り寄せてー」と友人にメールしたら、「このドレス、サイズ1はないの。でも、あまりめげないで。私もウェディングドレス着てみるたびに、ジッパーを壊してるから」という返事が届いた。おいおい、花嫁とブライズメイド揃ってドレスのジッパーが途中までしかあがってなかったら、シャレにならないじゃん!!というわけで、その日から、本気で食べ物を制限(といっても、夜たくさん食べないようにする、という、最初からやれよ、というレベルのことだけですが)したり、毎朝50分新宿駅まで歩いたりしました。その成果あってか、冷や汗かきまくったせいか、夜、ご飯食べる前ならどうにか入るようになりました。おまけに昨日、お腹下してしまい、一日食べられなかったので、ぴっちぴっちだったときよりは、少しまともにフィットするようになりました。しかし、結婚式は土曜日。それまで、当然毎晩のように、ディナーやパーティの連続。こうなったら、「私ビーガンだから」を理由に、極力食べないぞ!!帰国したら、忘年会や送別会の連続なので、一気に体重が戻ると思うけれど、とにかく今週末は「スリムなベジタリアン」キャラでいきます(爆)。ダイエットの次に気になっているのが、友達への編み物プレゼント。ワインレッドのマーガレットをやめて、彼女が好きな(そして、どうも結婚式のテーマカラーの一つでもある)グリーン、そう、まさに草色の毛糸でショールを編んでます。ます、なんです。まだ終わってません。編み始めたときは、マーガレットが出来上がった高揚感が持続していたもんだから、ノリノリで、3日ほどで半分弱編み上げました。ところがそこで気がゆるんでしまい、仕事や他のことに気をとらわれていたら、あっという間に出発日になってしまいました。先週からは、「高級な毛糸は電車の中で編むわけにはいかない(毛糸落っことしたり、人の服にひっかかったりしたら悲しいから)」というモットーをかなぐり捨てて、必死こいて通勤中編みました。帰宅途中の路線で人身事故があって、一時間電車が動かなかったときも、「これぞチャンス!」とばかりにがんがん編み進めました。でも、まだ全然終わってません。なので、機内でわき目もふらずに編む予定です。編み物して、少しは二の腕のぜい肉が落ちればいいんだけど。。Wish me luck!もし出来上がったら、アメリカで写真撮って載せます♪
2006.12.06
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涼しい季節がおとずれてから、ずっと、「おひつを今年こそ買うのだ!」と思っていた。特に、「心地いい日本の道具」を読んで以来どうせなら、ちょっと高級なおひつを買ってみようか、迷っていた。だいぶ前(おっと、一年以上前だ!)に、おひつの下調べをしたとき、値段を抜きにすれば一番気に入ってたのが、これ。現物が、この写真のような、なんともいえない温かみのある茶色をしているのかは分からないけれど、素敵だなーとうっとり。そして、さらに、「作家物のおひつ」をいろいろ調べるうちに、アンテナにひっかかたのが、この二つ。栗盛俊二作内底隅にアール(丸み)をつけたオリジナルのデザイン。蓋に、極厚の杉板を使っていて、ご飯の水分調節に威力を発揮して、なんと、このおひつ(栗久製)に限りますが、中に入れたご飯は、 冬場で4日程度、夏場でも2日は持ちます。!!夏場で2日!? それってすごくない?あと、伊予秀芸の、「タガのない桶」の特許技術を使ったおひつも、すごい気になった。値段は4万円!!人体に無害な接着法、というあたりが、高いゆえんか?うーん、うーん、と本気でここんとこ悩んでいたのだけれど、自分一人用のおひつに2万、3万というのは、ちょっとどうしても正当化できなかったので、ランクを1万円台に下げて探しなおし、結局、これを買いました!天然秋田杉木肌優しい曲げわっぱおひつ(6寸、二人用、約二合)私は一人で、いつも二合くらい炊いて、1、2日かけて食べるので、ちょうど良い大きさ。「木肌優しい」というのと、「白い木肌の」というのがあり、一瞬迷ったのだけれど、外側だけウレタン塗装してある「木肌優しい」バージョンにしました。いつもは無塗装の木肌にひかれるのだけれど、なぜか、おひつはつやつやな感じでもいいかな、と。中は無塗装で、杉のにおいがスーッとします。さあ、これで、冷蔵庫で硬くなった玄米とはおさらばだ!天然秋田杉のおひつ、他のお店でもほとんど同じ値段で売っていたのだけれど、「和みいちばん」というお店は、手ぬぐいと、しおりをつけてくれるというから、ここに決めた。でも、おまけというのは大抵大したものじゃないから期待していなかったのだけれど、こんな素敵な寄木細工のしおりが入ってた!本好き、しおり好き、そして、ちまちました手芸が好きな私にとって、ドツボです。パッチワークみたいで、すごい可愛い!まじまじと見ても、飽きない。でもって、こんなに薄いのだけれど、どんなふうに作ってるんだろう。とりあえず、プラスチックのカバーをつけたまま、大事に使ってます。
2006.12.01
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