このトリオ、物凄くエンターテイメント精神に溢れた演奏をしてくれています。 選曲がさすがドラマーがリーダーだけに、リズム面でバラエティーに富んだ曲が選ばれていて飽きさせません。 もちろん、安っぽい意味合いのエンターテイメントではなくて、長年ジャズを聴きこんできた通の耳を楽しまれるのに十分な意味でのエンターテイメントであります。 この曲をこんな風に演ってくれたらというこちら側の勝手な想像通りの演奏をしてくれるかと思えば、予想を覆す新鮮な解釈で舌を巻かせてくれたり、アルバム一枚を退屈することなしに聴き通すことが出来る出来栄えなのです。 MIKE KOCOURの歌心溢れるピアノは、このアルバムに最も貢献していると言えるでしょう。 もちろん、天才ではないですよ。 天才ではないけど、才人です、この人は。 本当のピアノトリオファンだったら、ほとんどの人がそうだと思うのだけど、ブラッド・メルドーの作品とこのアルバムがあれば、多分日常的にCDトレイにいれる回数が多いのは後者の方だと私は思うのでうがねぇ。
天才ではない3人が作った素晴らしいピアノトリオアルバムですね、これは。 1. Summertime 2. Windows 3. Green Chimneys 4. Mahjong 5. Equinox 6. My Foolish Heart 7. Cheesecake 8. Full House 9. All Or Nothing At All メンバーはSCOTT SADLON(DS)DWIGHT KILLAN(B)MICHAEL KOCOUR(P)