JEAN PHILIPPE MUVIENはフランスジャズ界で、ネットワークをもつギタリストらしいですが、初めてこの作品で名前を知りました。 ALLGORYTHMという新しいレーベルを立ち上げてその弟1作目にあたる作品なのです。 ちなみに、DANIEL HUMAIRと契約を交わしているという話なのでそのうちユメールの新作もこのレーベルからリリースされるのかもしれない。 ジャケットデザインや作りがSKETCHと共通点が多いのだけど、関係があるのだろうか? 1曲目から、ユメール、セレアの疾走感のある鋭いリズムを聴いているだけでこれは、期待できそうだと予感。その上を我らがスクラヴィスが強烈なインパクトのあるバスクラを聴かせてくれるのだから、個人的にはこれだけで満足してしまいそう。 それでは、レビューにもなんにもならないわけで、もうちょっと聴き進んでいこう。 DANIEL MUVIENのギターに関しては、デュクレやD・シュバリエ、B・シェピック、ジョンスコなどのテイストがサウンドのあちこちに聴き取れるのだけど、演奏自体も良好なんだけど、この一枚だけでギタリストとしての才能を見極めるには少し時期尚早のような気がいたします。 それよりは、コンポーザー、リーダー、プロデューサーとしての資質に非凡なものを感じます。
とてもスリリングで、こういう作品は日本やアメリカのジャズシーンからは生まれてこないフランスジャズ界の独自性を感じます。 メロディーや雰囲気で聴くかたには毛嫌いされるかもしれないけど、リズムは切れ味鋭い4ビート中心なので、そんな方にこそ一度耳にしてもらいたい音楽ですね。 新鮮に感じること間違いないし、これが機でやみつきになるかもしれませんよ・・・ メンバーはJEAN-PHILIPPE MUVIEN(G)DANIEL HUMAIR(DS)JEAN-PAUL CELEA(B)LOUIS SCLAVIS(CL) VINCENT LE QUANG(SAX)VINCENT PEIRANI(ACCORDEON)MAJA PAVLOVSKA(CHANT) 録音は2005年12月