HEY RIM JEON,ソウル出身のピアニストで、この作品は2002年バークリー音楽院のスタジオで、音楽仲間とともにレコーディングされたもの。 トリオ、カルテット、クインテットによる演奏が収録されています。 彼女はバークリーとニューイングランド音楽院の両校を卒業し、Ran Blake, JoAnne Brackeen, Michael Cain, Laszlo Gardony ,Ray Santisiに学んだ俊英で、もともとはクラッシックのピアニストだっただけに、粒立ちの整ったタッチの良いピアノは中々のものだと思う。 アルバムの半分以上はピアノトリオによる演奏で、4曲目「TASTE OF YOUR TEARS」での哀愁味溢れたプレイなど、メロディストに喜ばれると思う。 中々の美メロナンバーです。 歌謡性ばかりのプレイでは決してなく、その次に演奏されるマッコイ・タイナー「PASSION DANCE」を聴いてみて欲しい。 彼女が有能なジャズピアニストだということが分かるはず。 このアルバムを通して、むやみに難しいこと、新しいことをしようとしていないことも逆に好印象かもしれない。
ドラムが少し弱いかなとも思うけど、作曲面で貢献しているので、ここは大目にみておこう。 2002年時点でのHEY RIM JEONの考えるジャズが素直に表現されたアルバムです。 メンバーはHEY RIM JEON(P)JIM ALLARD(SS,TS)ADRIAN ROSS(TP)SHELDON STEEL(B)CURTIS WARNER Jr(DS) 1. Old Folks (W. Robison/D. Lee Hill) 2. A Night In Tunisia (D. Gillespie) 3. Tossed (C. Warner) 4. One For Brother Benny (C. Warner) 5. Taste Of Your Tears (H. Jeon/C. Warner 6. The Passion Dance Experiment (M. Tyner) 7. Scent Of Calla Lily (H. Jeon) 8. Softly, As In A Morning Sunrise (S. Romberg)