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今週の「らんまん」で故・田邊教授から東京大学の植物学教室への「出入り禁止」となった万太郎が7年振りにドイツ留学から戻り教授となった徳永と教授室で話をするシーンがありました。
壁に掛けられていた肖像画がアップになり、徳永教授に激似と思って目を奪われ「初代教授」でもなく「尊敬する植物学者」でもない自分の肖像画を飾る真意は?と私も思いました。
案の定、ネットの記事には憶測として下記の理由が書かれていました。
①ドイツ留学で日本人として感じた屈辱感の裏返し。
②徳永教授の心情の表れで、それは自画像に描き添えられている「夕顔」の花に込められている。
朝ドラを見ていた時は気が付かなかったのですが、ネットの画像では確かに右下に数輪の夕顔が描かれていました。文学青年だった徳永教授が「源氏物語」の登場人物の中で特に好きな女性が「夕顔」というシーンが放送されたのは6月で、これで一気に徳永教授の株が上がった感がありました。
源氏物語好きの私にとっても「夕顔」がこんなにスポットライトを浴びるとは・・という感じで再び「夕顔」を検索してみました。
「夕顔」という名前の由来は光源氏に宛てた和歌
「心あてに それかとぞ見る 白露の 光そへたる 夕顔の花 (訳:光源氏様、あなたが白露のように美しいので、ここに咲き誇る夕顔の花もより美しくなります」と結句の「夕顔の花」からでした。何だか「徳永教授の功績(或いは心根?)が素晴らしいので、あなたの好きな夕顔の花も一層美しく見えます」のように想像が膨らんでしまいます‥。
そしてネットの記事は夕顔の花言葉は「はかない恋」で源氏物語の中の「夕顔」のイメージは「魅惑の人」から「徳永教授にとっての魅惑の人がもしかして万太郎なのかもしれない。そしてその答えはこれからの展開で知る事が出来るかもしれない」と結んでいます。再び存在感を表す「夕顔」、そして7年振りの胡瓜を食べる大兎・・。何だかほっこりします。
余談ですが、昨日NHK「あさイチ」に徳永教授演じる田中哲司さんがゲスト出演して、視聴者からドイツ語の発音を誉められ「英語にない発音があって苦労しました」とコメントしていて、大学時代に第2外国語でドイツ語を履修した事を思い出しました。母音の上に点々がつく発音
「
¨
」(
ウムラウト)が難しく「有難う」の「Danke Schon」の「o」につく
「
¨
」
から完全にダメ出しを受けて凹んだ事を思い出しました💦
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