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写真を取るのが下手なんです。。京都の嵐山に行ってきました。あ、仕事ですよ、仕事。一応ね。2時間ほど自由に過ごせたのですが、一緒に行った仕事仲間と大堰川の遊覧船から山桜など楽しんできました。船も水辺も苦手な私ですが、船頭さんがとても楽しい人で、水の怖さを感じずに良い時間が過ごせましたよ。まだまだソメイヨシノには早すぎましたが、あちらこちらに満開の枝垂桜あり、ところどころ山手には控えめながら清楚な白さの山桜。景色そのものが美しく、川水は翡翠のようで、季節を選ばない場所ですね。そうそう、山桜は自然にあるものだと思ってましたが、船頭さんのお話によると、ここの山桜は、川面から眺めるためにわざわざ吉野の山から取り寄せて植えたものだとか。ところで、途中休憩した高速道路のサービスエリア。駐車場からお手洗いに向かおうとして、思わず足がすくんでしまったのでした。あとで、一緒に行った仕事仲間も同じく足がすくんだと言ってました。途中、最近読んだ本の話をしていたものですから。
2009年03月28日
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幼い愛娘を殺したのは自分が受け持つクラスの生徒だった、と、担任は終業式で犯人をほのめかして教壇を去っていきました。娘を失うことでこの母親が無くしたものは全て、だという悲しみと怒りの深さに気持ちはドンと沈んでしまいます。初っ端からの衝撃的な告白に、読者の私はまず、子の保護者的立場からの視点でやや引きました。春休みが明けてクラス替えが無く同じメンバーで始まった新しい学年は、新たな悲劇の幕開けでもあります。被害者として、教師として、同じクラスの生徒として、犯人として、犯人の家族として、いくつかの立場からの語りが次第に真実を浮かび上がらせていく驚き。考えるべき事柄がいくつも浮かび上がってきて、問い詰められるような緊迫感と迫力を感じました。あと少しの何かがあれば止められたかもしれない事々。一つを止められれば全てが止められたかもしれないのに、そのあと少しの何かが足りないために、誰も彼もが血の泪を流す羽目になったという悲しみ。誰が誰に何をしてあげられるのか、本当はどうするべきなのか、だったのか。いろんな事を考えて、答えが出せないもどかしさを感じた物語でした。読んでみて、なるほど売れているわけが納得できた一冊でした。
2009年03月16日
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「大松鮨の奇妙な客」「においます?」「私はこうしてデビューした」「清潔で明るい食卓」「タン・バタン!」「最後のメッセージ」「見えない線」「九杯目には早すぎる」「キリング・タイム」超短いのから、中短編くらいまでのブラックユーモア漂うミステリー集です。正直言って、うまく理解できなかった部分もあったかも。いや、結構ありました。最初のお話「大松鮨の奇妙な客」で、え゛ーっ!?そっちいくかよ!!と意外な展開に大うけしまって思わず声に出し、家族を驚かせました。今まで予想もしてなかった方向に進んでいくものですから、なんだかわくわくしてしまいました。けどなんて言うのかなぁ、スッキリしないし物足りないんですよ、読後感が。世界が狭いというか、モノが小さいというか。。そうそう、どこかに書いてありましたね、セコい、そうセコいんですよ。そのセコさがなんとも癖にはなるんですけどね。ただひとつふたつなら楽しめるんですが、続けて何作も一気読みはしないほうが良いかも知れません。知り合いに積極的にお勧めする、という気にはあまりならなかったのですが、ためしに知ってもいい世界かも。今まで出会わなかったタイプという意味で驚き度は大でした。
2009年03月14日
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借りてきた本のタイトルを見た娘に笑われました。だよね、笑うと思った、おばさん世代が(おばあさんになっちゃった同世代も多いけど)タイトルを見て読みたいと手に取るタイプじゃないよね。正直に言います、間違えたんです、別の作家と。とはいっても、この方、とても気になっていた、気になりつつも読んでいなかった作家さんではありました。自衛隊がらみの恋愛短編6作です。「ラブコメ今昔」で回想される上官と奥様の二十数年前の出会い。新幹線で出会った優しい男性との遠距離恋愛「軍事とオタクと彼」。ドラマ撮影に協力する自衛隊の広報担当とテレビ局のADが奔走する「広報官、走る!」。航空自衛隊の花形ブルーインパルスのパイロットの妻がストーカー級なファンと火花を散らす「青い衝撃」。上官に内緒の「秘め事」な恋。そして「ラブコメ今昔」で上官の馴れ初めを強引に掘り起こした若い広報官のもどかしいくらいの純な恋「ダンディ・ライオン~またはラブコメ今昔イマドキ編」。私の従兄弟にも自衛隊に入ったのが二人いるし、元同僚が自衛官の奥様だし、自衛官だった知人も数人居ることはいるんですが、特別話を聞くことも無く、自衛隊はずっと遠い存在でしかありませんでした。それだけによけいに、微笑ましく純で真剣さの伝わってくる恋愛が新鮮で、楽しくほのぼのと読みました。といって、ただベタな恋愛だけでなく、自衛官や家族の守る側の凛とした思いを感じて、遠い存在だった自衛隊がほんの少し近しくなったようです。
2009年03月12日
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ハードな職場に切りをつけ、再スタート前の気分直し(あるいはご褒美?)に訪れた北海道で、よく生きてたなぁと思えるほどの交通事故にあった30代半ばの独身男性。その心と身体と頭皮の再生途上の物語です。相当につらく苦しい闘病期間であるはずで、怒りを覚えずにはいられない人物も何人も登場するのに、読むことに辛くない。どちらかと言えば出会った人たちとの関わりのおかげで、ほのぼのとした気分にさせてくれるし、噴出してしまうこともありました。自分を苦しめる原因を作った加害者にさえもいたわりの思いを抱くその心根に、ほっとするものがあります。障害が時に彼の行動に変化を与える部分に痛々しさは覚えますが。読んでいて、これはきっと実体験に違いない、そう思ったのですが筆者に関する情報がいまいちわかりません。オレンジ病棟とは、入院している病棟の名前ではありません。もしこれが実体験であるのならば、苦しかった記憶を、オレンジのやさしい色と香りのオブラートで包み込むことが出来たのでしょう。きっとそこまで回復されたのでしょう。その結果、闘病記、というよりも、育毛記って感じになってましたけども。。
2009年03月06日
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