60ばーばの手習い帳

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February 5, 2023
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 ​​木の枝などにわずかに残った雪を「友待つ雪」と言います。



 源氏物語『若菜・上』に、源氏と女三宮が歌を贈答する場面があります。梅の枝につけた文が、源氏から宮へ贈られ、源氏は外の景色を見ています。​
​友待つ雪のほのかに残れる上に、うち散り添ふ空を眺めたまへり。​​
​ ​​  心は紫の上のもとにありながら、承知せざるをえなかった高貴な女三宮との婚礼でした。具合が悪く…と言い訳しながら、女三宮を訪れず、紫の上の居室から手紙を送る源氏。
 その背景が、わずかに残る雪に空から舞い散る雪の風景です。「友待つ雪」とは何とも趣のある言い方です。

             参照元:幸運社・著『四季のことば ポケット辞典』PHP文庫





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Last updated  February 5, 2023 12:00:24 AM
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