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4月6日は、4(し)月6(ろ)日の語呂合わせで、「白の日」です。
芥川龍之介の児童向け短編小説に『白』があります。
全身真っ白な犬の白は、お嬢さん、お坊ちゃんにかわいがられ幸せに暮らしていましたが、出かけた先で、隣家の仲良し犬、黒が、犬殺しに捕まるところに居合わせてしまいました。
白は、慌てて黒を見捨てて逃げ出します。お嬢さんたちの元に逃げ帰った白は、追い出されてしまいます。全身が真っ黒に変わっていて、おまえは白じゃないと。
この後、白は…。


白は「好ましいこと」「潔白」「無実」などいい意味の象徴として使われる言葉です。この小説の中の「白」は、好ましくない、罪ある行動によって「白い」属性を失ってしまいました。
物体が、全ての可視光線をほぼ100%乱反射するとき、目に映る色が「白」なのですが、全ての可視光線を完全に100%乱反射する物体はないそうです。100%潔白で、罪がなくい人間もまた存在しないのかも知れません。
参照元:『芥川龍之介全集5』ちくま文庫から 『白』
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