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六本木の森アーツセンターギャラリーで『こども展』が開催されています。文字通りたくさんの『こども』の絵ばかりが迎えてくれる展覧会で、パリでの開催では20万人を動員したそうです。何故、そこまでの人気があるのでしょう。実はこの展覧会に出展している画家は、フランスを代表する巨匠ばかり。有名なところでは、セザンヌ、ピカソ、ベルト・モリゾ、アンリ・ルソー、モーリス・ドニ、マティスにレオナール藤田、他にもルノワールやモネ、カミーユ・コローらの作品が一同に会します。風景画や静物画の巨匠が描くこどもの姿は、画家の愛情がこもっており、その人柄を垣間見た感じがします。今回、特に印象的だったのは、とても家族を大切にして9人の子どもたちに恵まれたモーリス・ドニ。好きな画家というのもありますが、ドニの作品には一際強い愛を感じます。絵の中でとても活き活きとした子どもたちを見ると心が晴れてきます。そして、ピカソの作品にも愛がありました。60歳の頃にピカソに弟子入りしたフランソワーズ・ジローとの間にできた子どもたち。ピカソ独特の画風で描かれた彼らは写実的では無いけれど、子供らしい表情を感じることができます。そして、それ以上にピカソの作った切り絵に心を動かされました。ピカソが幼い子どもの遊び道具として絵を描いて切ってあげた切り絵。手製のおもちゃとして巨匠の技術をもって父親の仕事をしているピカソ。優しさを強く感じました。そうやって画家達のこどもに対する愛情溢れる作品を観ていたら、なんだか心に熱いものがこみ上げて来ました。ピカソだけでは無く、巨匠たちは最高の技術を持って、愛情をこめて作品を生み出しています。こんな贅沢な展覧会はめったに無いと思います。とても満たされた展覧会でした。
2014年05月30日
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最高気温25℃超えで夜風が心地よい季節になりました。 海沿いの散歩道は潮のにおいがします。昼の喧騒から解放されて落ち着きますね。 なかなか日が沈まないので帰り道、寄り道が長くなりがちで… 横浜駅の地下街が大改装中で、通れない道や新しいお店に出くわします。 昔ポンパドールがあった角地に花屋さんがオープンしました。 地下街の中にある緑色の一角はいいものです。 手頃なkitchenflowerの花束の中から、ガーベラの入ってるのを買ってみました。
2014年05月29日
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久しぶりに『サマーウォーズ』を観ました。夏の日の夢物語に心が熱くなりました。 最後まであきらめないで、がんばろー!と言った感じの元気と勇気が湧いてきます。 クライマックスに近づいていくにつれて、嬉しさと楽しさに微笑みながら、感動の涙が溢れるような、感情全開で観れる映画ですね。 サマーウォーズ(DVD)
2014年05月27日
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横浜は久しぶりの雨です。 眠れないので、ジャックダニエルをペリエで割って、本棚を漁ってみます。 ハートカクテルの中の江ノ電の二人。 銀色夏生の詩。ムーミントロルのにょろにょろ。 サンテグジュペリの飛行機乗りの話。 最近は電子書籍で買うことが多くなりましたが、やはり紙の本は良いものです。
2014年05月21日
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東京都美術館で開催中の『バルテュス展』を観て来ました。日曜日ということもあり、初夏の新緑が豊かな上野の森も家族連れでいっぱいです。美術館へ向かう人たちは、いつもよりずっと少なく感じました。バルテュス。ピカソをして「20世紀最後の巨匠」と言わしめた独特の美の世界。今回の展覧会は、妻である節子夫人のご尽力にて開催された大回顧展とのことです。駅のプラットフォームや雑誌などに掲載されるバルテュスの絵画はどれも少女達のしどけない姿ばかり。いったいどんな構成の展覧会なのでしょう。初めに、バルテュスの推奨する絵の見方「絵は見ることが大切である。心を鏡の様に澄んだようにして絵を映し出す。」ようにして、今日は鑑賞していこうと思いました。会場に入って最初に目にする展示物は、バルテュス11歳の時の作品『ミツ(光)』。少年が猫と出逢って、そして猫が姿を消すまでの40枚の物語。少年らしいスケッチこの作品を皮切りに、バルテュスの作品にはずっと猫がつきまとうことになります。と、言うより、彼自身が「猫の王」を自負しており、「ぼくは若い頃から猫の臭いがするのでメス猫達が寄って来るのだ。」と、節子夫人に自慢気に話していたそうです。さて、展覧会ではバルテュスの名声を上げた「エミリー・ブロンテ」の『嵐が丘』の挿絵が展示されています。若い時に叶わぬ恋に苦しんだバルテュスが、作品に自分を重ね合わせて描いたそれは、人形の様な人物が幾何学的な構図の中に配置されて不思議な空間を醸し出しています。今回の出展の代表的な作品の一つ『夢見るテレーズ』は少女が椅子に寝そべって足を開いている妖しげな作品。バルテュス描く少女は、無垢な少女が性に目覚めていく、束の間の美を見せてくれます。印象的だった作品は、『地中海の猫』。海から出た七色の虹が途中で魚に変身し、テーブルでナイフとフォークを持って料理を待つ大きな猫の皿に飛び込んで来る。海の上には少女がボートに乗って遊んでいる。そのコミカルな表現が頭に焼き付いて離れません。最後の展示室は、もっぱら節子夫人をモデルに描いた作品ばかりですが、浮世絵調の作品はバルテュスの画風と相まって不思議な調和を見せています。この違和感がバルテュス絵画の特徴かもしれません。大人の女性がするようなポーズを決める少女達。浮世の中にある西洋の現代。ありえない光景が、シュルレアリスムに通じるところがあるのかもしれません。新鮮で、強烈な印象を残す展覧会でした。
2014年05月11日
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画像中心のSNS『pinterest』。 女子の使用率が80%というのも納得。 きれいでセンスのいい写真をたくさん見ることかをできます。 最近はそこを訪ねて行って、ボードにいろいろpinしています。 Androidアプリがあるので、myXPERIAに落としてどこへ行っても見てしまう。 かすかな非日常を見いだせるのが嬉しいです。
2014年05月10日
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細田守監督作品『時をかける少女』。 初めてちゃんと見ました。 泣ける(T-T) さすがに、『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』と比べても遜色ない、いい話でした。 タイムリープで救う命。タイムリープで叶わぬ恋。 実際の世界ではやり直しはできないわけで、なんでしょう。改めて一期一会と言うことの大切さを思いました。 特に、「人が大切なことを言おうとしている時は、ちゃんと聞いてあげる」みたいな事をきちんとしたいものです。 物語の終わりには、相思相愛の二人ですが、好きって言葉で現す事なく二度と会うことの無い時代に別れてしまいます。 切ないけど、やたらときれいなお別れの仕方に感動しました。 きっと生きている限りいい形で、忘れられない想いとして続いていくことでしょう。 【中古】アニメDVD 時をかける少女 [通常版]【画】
2014年05月10日
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新芸術社刊『恐怖小説コレクション2 魅』。初版平成元年八月。 書棚から古い本を見つけて読み始めたらページを捲る手を止められなくなりました。 小松左京、日影丈吉、半村良、三橋一夫、島田一男、多岐川恭、生島治郎、山田風太郎と言った八人の戦後を代表する作家の短編を収録しています。 恐怖小説と言っても幽霊が出てくるような怖さではなく、物語としての怪談・奇談のようなあやしさがあります。タイトルの『魅』にあるように、魅いられるような恐ろしさを感じます。 今はAmazonでないと手に入らなくなりましたが、一世代前の珠玉の短編集だと思います。 添付は日影丈吉の現在も買える短編集です。 【新品】【本】【2500円以上購入で送料無料】恐怖博物誌 日影丈吉/著
2014年05月10日
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5月4日はスターウォーズの日。 CS放送では24時間スターウォーズ関連作品を放映しています。 スターウォーズを24時間も観ていられませんが、日本語訳と字幕版で6本。それだけで12時間になりますね。 たぶん一通り観たことがあると思うのですが、久しぶりに観ると新鮮です。 小道具の作り込みの素晴らしさに[DVD] スター・ウォーズ オリジナル・トリロジー DVD-BOX<3枚組>〔初回生産限定〕 、冒険とロマンスの織り込まれた物語の奥深さな引き込まれてテレビの前から動けません。 「May the force be with you!」
2014年05月04日
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