JONの呟き日記
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いや~~! 月日の経つのが何と早いことか! もうかれこれ20年程前になるであろうか。 会社に在籍していた頃の話である。 当時は「自己啓発」という流行りの言葉が巷間を賑わせていた時代であり、「新入社員教育・セールス研修・幹部研修」などなどのタイトルで、書店の一角にはその類の書籍が山のように積まれ、毎日飛ぶように売れていた時代であった。 どこの企業も研修会においては「実務研修」の他に当たり前のように「自己啓発」をプログラムに組み込んで実施していたのである。 「人格形成を通じて立派な企業戦士を生み出し、会社を繁栄させること。」というのがその主目的だったのであるが、あわよくば「人材」育成はもとより、「人財」が育まれることをどこの企業も願っていたのである。 当社においてもご多分に漏れず、「自己啓発」のための「役務者研修会」がある日、会社の近くにあるホテルで3泊4日の日程で執り行われたのである。 事前に講師から研修用教材として2冊の書籍が各自に渡され、よく読んで感想文をまとめておくよう指示が出されていたのであるが、その内の1冊のタイトルが掲題にある「脳細胞は甦る」著:三石巌というものであった。 小生、この手の本は大好きなので何の苦労もなく、トントン拍子で読み終えてしまったのだが、2度3度と読み返していくうちに興味ある発見をしたのである。 それは、人の体内で悪さを働く「活性酸素」の存在なのである。 分子栄養学を研究していて物理学者でもあるこの著者は、高年齢層の予防医学はひとえに「活性酸素対策」にあるということを明言しているのだ。 人体に取り込まれたもろもろの有害な「食品添加物」は肝臓で解毒・分解されて体外に排泄されるのであるが、その働きの際に肝臓内に「活性酸素」が大量に発生すると主張しているのである。 この肝臓内に大量に発生する「活性酸素」こそが我々の細胞にダメージを与え、生命を脅かす元凶なのであるが、これをやっつけてくれる掃除屋(スカベンジャー)がビタミン群なのだ。 定年を迎えサラリーマン生活に終止符を打った後、悠々自適な人生を過ごすために、著者は我々に対し毎日大量のビタミン(EとC)を摂取するよう促しており、さらに読み進めていくと老化を少しでも遅らせるために1日の摂取量をビタミンC1200mg・ビタミンE1200IU(国際単位)(800mg)を上限に摂るようにと進言しているのである。 但し、ビタミンCの場合は天然型でも合成品でも効果は同じだが、ビタミンEに関しては合成品は全く効果がないため、天然型(ナチュラル)のDアルファトコフェロール成分に限定されるとのことである。 老後に至り、蓄えが沢山出来たとしても、頭が冴えなかったり、体力が弱弱しかったりでは充実した生活は送れないという訳である。 心身の健康バランスが大切なのは何も高齢者ばかりではなく、老若男女すべての人に非常に大切なものなのであるが、その一助となっているのが栄養補助食品と呼ばれる「サプリメント」なのである。 老化が関係しているとされる「人の遺伝子に組み込まれたプログラム」の変更は現代医学では不可能であるが、リタイアー後の人生はせめて「サプリ」の有効活用で「活性酸素対策」を万全にし、充実した人生を全うしたいものである。 今からでも遅くはない! 諸兄たちも予防医学を兼ねて、ビタミンCとEの大量摂取を試してみては如何かな?!
2010年11月19日
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