全8件 (8件中 1-8件目)
1

栄養成長に走りがちな植物[お花]対策は。2017年10月分の回なのですが、次回の関連記事として再掲載です。よろしかったらご参考に。 ↓『栄養成長に走りがちな植物[お花]対策は。』たとえば エメラルドセージです。 南九州などの気温の高い地方ではとかく栄養成長に走りがちで ● 大きくなりすぎて咲いても倒れてしまう ● 切り花にしても 水が上がりにくい ● お花が ぽろぽろ落ちてしまう といった、このエメラルドセージなのですが、 ■ 夏場に、いちど半分ほどの大きさに刈りこみ、そのあとに ■ リンサンと苦土[マグネシウム]分の多い肥料を使うなどといった対処法で、ほどよい長さの・花持ちのよいお花ができますよ。そして・・・そんなエメラルドセージの活用法です。あと1週間ほどたって花が盛りになってきたら[以下は↓昨年の写真となりますが]ののの ののの 農産物宣伝の一助的な活用法として、切り花にしてバシバシ利用します。ということで 車に積んで、飾っていただけるところへ ゴー♪のののののの セージといえばスカシバ といえるほどに煩雑に蜜を吸い にきていたホバリングの名手のスカシバ類が、3年ほど前 から なぜかめっきり減ってしまって、ちょっと心配して おります。「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」なな
Nov 28, 2022

花びらの白い色は、死の色だったり。。「白い色は恋人の色」という歌があります。この歌の題名を聞いて、メロディーや歌詞を即座に思い出されるという方も まだおおいのではないでしょうか。♪ 花びらの白い色は 恋人の色 なつかしい白百合は 恋人の色 故郷(フルサト)のあの人の あの人の 足元へ 咲く白百合の 花びらの白い色は 恋人の色 ハワイの女子大生デュオといった触れ込みで売り出したベッツィー&クリスのヒット曲です。いい曲ですよね、作詞・北山修、作曲・加藤和彦。。古きよきアメリカへの郷愁、また夜のヒットスタジオなどといった歌番組に象徴される昭和という時代を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。そして今回は そんなお花の、清純で清楚なイメージを人に抱かせる、そんな白い花の花色についてのおはなしですが・・・まずは意外な、意外すぎる話として「完全な白い花には虫がこない」という事実があります。えっ、白いお花に虫はきてるじゃない・・・っておっしゃる方が多いことかとおもいます。しかし白い色素は植物界には存在しないのです。そう、現実には、白いとおもわれているのは、じつは 黄色の色素/フラボノイドの色。このフラボノイドの色が極めて薄いと、お花の色が、白に見えるのだそうです。ラテン語のflavus (黄色)に「~のような」という意味のoidをつけたフラボノイド。そういえば白いお花がなんとなく温かみをかんじるたりもするのは、この色素のせい。そして、このフラボノイド。この黄色の色素がないと、昆虫には花が見えなくなるともいわれています。逆にフラボノイドをごくわずかな量さえ含んでいさえすれば、昆虫ははっきりとお花を認識できるとされていますから、昆虫にとっては大きな存在だといえるですね、このフラボノイドという色素は。といことで、きっと虫たちは ♪ 花びらの白い色は フラボノイドの色~っていうかんじで、ベッツィー&クリスのかの歌を唄っているんでしょう、きっと。 字あまり、ばりばりではありますけれど 笑。。そして話はつづきますが、「自然状態で、フラボノイトのない完全な純白花ができることもある」「そんな純白花をもつ植物が誕生することもある」と いわれています。で、そんな植物は、どうなるとおもいます?やはりというか、案の定というべきか、純白花には昆虫が訪れることなく、そのうちに絶滅していくのだといいます。 そんな白色は 死の白 / DEAD WHITE といわれる。まさしく いいえて妙な表現だと おもわずにはいられません。ということで今回は、 前々回の復活したクレマチスの白いお花のはなし[こちら]から、気になるお花の色からオーラソーマ[こちら]にとんでだうえでの、死の白についてのご紹介でした。余談ですが・・天国の描写で使われることの多い色、それが「白」でもあることを自分は連想[こちら]してしまいました。つづく・・・。 フラボノイトのない白い花ってば、虫から見ると映画「プレ デター」でのエイリアンの透明なゼリー状の姿のようにみえ るのかもなんておもったりします。そして、あのバットマン にも バットマン・デッドホワイトという、回も あったり。「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」のの
Nov 22, 2022

漢[おとこ]をあげたね、ジョコ大統領。。アメリカのバイデン大統領や 中国の習近平国家主席など先進国と新興国の首脳に加え、当初は出席予定であったロシアのプーチン大統領の代理として ラブロフ外相などが参加して、インドネシアのバリ島で11月15日から2日間開かれた主要20カ国・地域首脳会議。このG20サミット会議では当然のように、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻や、欧米日によるロシアへの経済制裁をめぐり欧米とロシアが激しく対立し紛糾・・・一時は会議の首脳宣言が出せるのかどうかさえ危ぶまれる事態となっていたのですが、各国間の調整の末15日深夜に全参加国が首脳宣言の内容に合意し、16日に首脳宣言を採択する運びとなりました。その宣言の主要な内容ですが、宣言では「ウクライナでの戦争についてほとんどの国が強く非難するとともに、人々に多大な苦痛をもたらし世界経済のぜい弱性を悪化させている、と強調した」などと明記されています。一方、ロシアに対する経済制裁やウクライナ情勢について「ほかの見解や異なる評価があった」として、ロシアや経済制裁を行っていない国の立場も踏まえています。もちろん宣言は出したというものの、当然のことながら今後もウクライナ侵攻やロシアへの経済制裁をめぐる各国の対立や世界の分断は今後も続いていくのが現実ではあるのですが・・・そのような混沌な情勢のなかにあっても、会議が開催され、主要国が会議に参加し、議論によって懸案が話し合われ、まがりなりにも宣言が採択されたのですから、会議を取りまとめた議長国のインドネシア、そして同国のジョコ大統領の努力が会議を成功に導いたといえるのではないでしょうか。それはロシアの反応でもわかります。ロシア大統領府のペスコフ報道官が、「G20サミットで採択された首脳宣言に、ウクライナ情勢をめぐるロシアの立場が盛り込まれたことについて満足している」と16日に発表してもいるのですから。ということで今回は、会議の始まる前からウクライナのゼレンスキーさんとロシアのプーチン大統領を直接訪問し直談判もやるといった根回しもおこなったうえで[こちら]、 ウクライナ侵攻後の初めての開催となった首脳会議を成功させた議長国インドネシアそして同国のジョコ大統領は漢[おとこ]をあげたというおはなしでした。 ちなみに、エリートでも軍人でもないというインドネシア で初めての 庶民出身の大統領であるというジョコ大統領。 趣味はヘヴィメタル鑑賞と歌唱で、レッド・ツェッペリン、 メタリカ、ナパーム・デス、ラム・オブ・ゴッドが好きな バンドだということで、これは歌ってるとこ見てみたい~。「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」のの
Nov 18, 2022

気にかかるお花の色って、いったい。前回はクレマチスの白いお花の話[こちら]でしたが、今回はそんなお花の花の色についての回となります。2007年の11月分ですが、少し編集したうえで・・・よろしかったら。 ↓『気にかかるお花の色って、いったい。』植物の生殖に欠かせない受粉作業。その受粉作業を すこしでも円滑におこなわせようとたたくらんだ植物は、花粉を運んでくれる虫や鳥を呼び寄せるためのさまざまな工夫をおこなってきました。花がいろいろな色を持つようになったのは、まさにこの工夫のひとつ。たとえば夜咲きの花には白い花色のものが多い・・・などというのは、その工夫の最も顕著な例といってよいのでしょう。暗闇で目立つのはなんといっても白色ですものね。虫や鳥でなくとも、ヒトであってもそうです。その日の気分で、なんとなく惹かれるお花の色ってありますでしょう?ヒトが惹かれるお花の色をみると、ついうれしくなったり、うきうきしたりさせられるのには、そんな虫や鳥などから枝分かれして生きてきた生き物としての過去の記憶が甦るのかもしれません。そう、進化の過程でそんな花の色にひきつけられてきた昆虫であったころの遺伝子が、きっと騒ぐ。さまざまな色彩で昆虫を操ってきたお花と、操られてきた昆虫であったころの記憶が甦るのにちがいない/笑。今回は「お花の色」という顕著な例をあげたわけですが、ことほどさように色というのは、われわれ生物に影響をあたえるものだとわかります。余談ですが、そのようなわれわれに及ぼす色の影響についてのひとつの考察、それが「オーラソーマ」。色を生活に取り入れることによって、癒されたり・治癒にもちいられるセラピーで、1983年、イギリスの女性ヴィッキー・ウォールによって創始された手法です。ハーブ、とくにラベンダーの香りの魔法にかかって、各種ラベンダーを育てている自分にとっての “香りのアロマテラピー”があるように、この色に関する「オーラソーマ」というのも じつに興味深いものです。ちなみに自分は、ラベンダーの香りを別とすれば・・・ブルー系のラベンダーのお花よりも、ピンク色系のラベンダーの花色のほうが好きです。などと寄り道しながら、次回 白いお花の色のはなしに つづく・・・。 べつだん、花色には興味がないといわれるあなた。。 それは 分解系の昆虫としての記憶がつよい?あるい は 吸血系の昆虫かも 笑。。「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」のの
Nov 16, 2022

癒しのお花。復活のお花。主として育てているラベンダーの開花とか挿し木とかの作業にかまけてしょうじきいってほったらかしにしている鉢花ひとつ。クレマチス[前回分はこちら]です。鉢です。9月中旬にやってきた台風14号[その後10月に激甚災害指定された]の来襲前にも 鉢を移動させて避難させたほうがいいなあ とはおもいつつ、やはりラベンダー鉢とか果樹の鉢とかが優先となってしまって、すまない・・とおもいつつ簡単な風避けを置いたままで軒下におきざりにしてしまった クレマチスです。強風にさらされ、豪雨に打たれ、増水した水に浸かって、息も絶え絶えになったような、そんなクレマチスの鉢を もうだめかもしれないなと思って、それでもブロック塀の脇にある花壇に地植えしてからふた月あまり・・・・。そんなクレマチスが 10月中旬にはいるや、枯れた枯れていたとおもっていた茎葉にいつのまにやら生気が宿りはじめ・・・11月のはじめには 例年よりは小ぶりで花数も少ない・・・ とはいえ、りっぱに開花してくれたのでした。 台風被害の大きさやそれにともなう復旧の困難さに日々追われてきた身にとっては 励まされている気分になって嬉しかったです。。 ということで、これからは いちばんとはいわずとも、 ちゃんとお手入れしたいな とおもっているところです が、はてして・・・笑。「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」のの
Nov 10, 2022

枯らしたか・・と思わされてしまう植物。2021年4月分ですが、次回分関連で再掲載です。 ↓主として育てているラベンダーの開花とか挿し木とかの作業にかまけてしょうじきいってほったらかしにしている鉢花のうちの ひとつ。 3月末の様子といえば このようなかんじで、鉢の草取りもろくにせず枯れたような茎に葉っぱが数枚・・・というような状態で、水やりのときには「ぁあ、枯らしてしまったか」とか「はて、この花はなんだったっけか」なんて 不謹慎なことまでおもってしまうこともあったりする鉢花。そんなふうな世話のいたらぬ自分なのに、サクラのお花の見ごろが終わった時分の朝に、水やりをやっていると 視界にとびこんでくるのがこの大輪の白いお花。 クレマチスです。身を入れて世話をしなかった自分をあざ笑うかのように、くだんのほったらかしにしていた鉢から毎朝つぎつぎと咲き続けてくクレマチス。 存在すら忘れていて申し訳なかったと、反省しつつたのしませてもらっております。今年はしっかりとお世話させてもらいますね[きっと・おそらく・たぶん・・・] こちらも毎年いま時分になると庭のそこかしこから自然に芽 だってくる山椒。。 冷や奴や ちらし寿司などなどの香りづけに重宝させていた だいてます。「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」
Nov 8, 2022

いま、うちの作物にはどんな肥料を施すのが良いのか。肥料価格暴騰の影響で、 例年の作付けとは異なる肥料や有機質肥料を多投した影響なのか、現時点での作物の生育の様子がいまひとつつかみにくい・・・とおっしゃる方からの質問がおおくなっております。ということで、そんな場合の対策例となります。よろしかったらご参考に。↓このような時期にあたって いま、うちの作物にはどんな肥料を施すのが良いのかという生産者さんからの質問を多く受けることになります。それはとりもなおさず 樹勢を回復させ、その後すぐに収量が多くなる肥料はなに?という質問ということになります。そうなんです、なによりこの価格高騰時に収穫量を多くすることは農業経営的に大事なことですからね。せっかくの追肥ですから、できうるかぎりすぐに効果の出る追肥が求められている。そこでこんな場合には使用する肥料の種類としては、 ● 液体の形状として市販されている液肥 ● 粒の形状であっても水によく溶けるタイプの肥料といった種類の液肥を ● まずは葉面散布 ● あわせて かん水施用という具合に使用することになります。そしてたくさんある液肥の選択方法ですが、これは作物の現状をみて ● 樹にたくさんの果実がついている ● 樹についた果実の大きくなるスピードが遅い ● 樹の先端部分の先端で花が咲き、芯が細ってきている ● 葉の色が淡いといった作物の状態であるときには、チッソの割合の多く入った肥料を定期的に施していきます〔糖分のはいった肥料ならなお良し〕。またそれとは反対に ● 花は咲くのだが、花がとまらない〔実にならない〕 ● 樹の勢いが強く、先端部分が伸び、花が樹の中段で咲く ● 葉が大きく、葉色が濃い〔葉の表面が波うつ状態もあり〕といった場合は、リンサンやマグネシウムの多くはいった肥料や場合によっては、さらに カリのはいった肥料を加えて施用していくといった方法をとっております。というわけで今回は、作物栽培の最大のかきいれどきにおける肥料の選び方と液肥の使用法に関するおはなしでした。具体的な商品名は こちら 。 今回のすぐ効くタイプの肥料を施用する回数ですが、まずは 1週間のうちに2回ほど施用してみて、作物の様子を観察しま す。・・・そして ときには こんな奥の手も。 「夢で終らせない農業起業」 「本当は危ない有機野菜」のの
Nov 2, 2022

限りなく要求するって怖すぎ。4月分のはなしですが、最近は ますます要求がはげしくなっているかんじで。世界大戦にまきこむんじゃねーよ・・と思わされつつの再掲載ですが、よろしかったら。 ↓どなたもいちどは聞いたことがあるとはおもいますが、 山に棲む 山姥/やまんば の 話です。 ある牛引きが沢山の干し魚を牛に背負わせ、ひと山を超えて 自分の村へ帰る途中、危険な山姥/やまんばに出会う。 何か食べるものをよこせ、まずはその牛の背中にある魚を食 わせろとじりじり詰め寄ってくる山姥。まずい、ひょっとし たら自分が食われちまうと、命の危険を感じた牛引き。そこ で牛引きは一計を案じ、積み荷の魚を一匹づつ投げて[山姥が 魚を食べている間の]時間を稼ぐことで、なんとか逃げおおせ ることにした。 しかし、そこは山姥。 魚を食べる速度はとてつもなく早く、 魚を投げても魚を投げても、 あっという間に山姥はこれを 平らげ もっとくれ・もっとくれと叫びつつ、どこまでもい つまでも牛と牛引きを追いかけてくる。とうとう積み荷の魚 の残りが一匹となり、そこで山姥は牛引きににやりと笑って 言い放つ。 これを喰ったら、つぎはべこ(牛)かお前か。 どちらかを食わせろと迫ってくる。 牛がいなくなれば、 これからの仕事はできくなる。しかし 命には変えられない。 牛引きは、相棒である牛を見捨てて 一目散に逃げに逃げた。というようなお話。・・・怖い怖すぎる話ですよね。ルックスもでしょうけれど、いつまでも追いかけてくる執念と、尽きることもない山姥の欲というもの、それがまた輪をかけて怖い。そんな山姥の話、この人を見ると連想してしまっちゃって。国民の命と安全、そして財産を守る責任があると思う職についておられながら、すべてを相手の責任として、際限なく武器を欲しがるその姿勢や怖すぎ。 今回11月になっての再掲載にあたって、ぜひ こちらを。 スロバキア人写真家のユライ・ムラヴェツ・Jr監督の 『ウクライナから平和を叫ぶ』です。 追加で よくいってくれた感満載のタッカ・カールソン の こちらも よろしかったら。 「夢で終らせない農業起業」 「本当は危ない有機野菜」のの
Nov 1, 2022
全8件 (8件中 1-8件目)
1


