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オーストラリアの夏休みも最後の週末―名残りを惜しむ子供たちを連れて、迷路に行ってきました。迷路体験は、子どものみならず私も初めて。せっかく行くなら気分を盛り上げたいと、子どもらのリクエストで前日は『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』を見ることに。なんでもそこにヘッジ(生垣の)迷路が出てくるんだそうで。この夏休み、娘は『ハリー・ポッター』に夢中だった。全7巻読破を、夏休みにしたいことNo.1に掲げ、暇さえあれば本を広げていた。それまで読書などろくにしたこともなかった我が子の変わりように改めてポッターワールドの底力を見せつけられた感がある。J.K.ローリングさん、ありがとう!これで娘の読解力も大いにアップしたことと期待しています~さて、そのハリーポッターでは、三大魔法学校対抗試合のファイナルに、ヘッジ迷路が登場する。不気味に薄暗いうえに唐突に枝がにょきにょき~と伸びてきて、ガシッと絡みつき、足元をすくってはアンダーグラウンドに引きずり込もうとしたりするので、なかなか手強そうで、危険な迷路である。それを手に汗握り、画面を食い入るように眺める子どもたち。その横顔に心許ない気分になってきた。こ~んなハイテンションな期待感で出陣してしまったのでは、肝心の迷路体験が色あせて、肩透かしを食らったような気分になってしまうんじゃあないかしら…、とか。Ashcombe Maze & Lavender Gardenは、メルボルンの我が家からは車で1時間半ほどのペニンシュラ半島にあった。入場の際、おねえさんからペンと用紙が手渡された。なんでも草木の陰に、妖精や小人さん(の置物)が隠れているから、12人(だったと記憶しているが…)全員見つけ出して、チックすれば、帰りに何かご褒美がもらえる!ようで、いかにも(幼い)子どもたちが喜びそうな企画であった。でもウチの子たちは、「やらないよ。 だってホグワーツに妖精いないもん」と素気ない。「え~ でも妖精さん(の置物)を探しながら迷路を回るなんてメルヘンだし、 せっかくだからやってごらんよ~。 ポッターにこだわるなら、 魔法で小人さん(の置物)を探しだす課題に取り組んでる、とかの 設定にすればいいんじゃないかなぁ~」と言ってはみたが、結局「三大魔法学校の対抗試合っぽくない」と子どもらに押し切られ、妖精&小人さん(の置物)探しゲームは辞退することになった。まあ、子どもの反対を押し切って自分一人だけでやりたいほどのゲームでもないし……。さて、案内のパンフによれば、ここはオーストラリアで最も古い生垣迷路(Hedge Maze)なんだそうである。25エーカーの広大な敷地には他にもラベンダーの迷路や薔薇の迷路がある。カフェでは、薔薇の花弁入りスコーンも楽しめるんだそうで。迷路で遊んだ後はアフタヌーンティーでもして、庭園をゆったりと眺めながら午後を過ごすのも楽しそうである。ちなみに、このローズの花びらスコーン。そんな洒落たスイーツがあったのなら、ぜひ食べてみたかった!でも哀しいかな、私はこのパンフを開いた今初めてその存在を知ったのだった(涙)。ちなみに、あの日カフェで食べてきたのは(近所のスーパーでも売っている)市販のバニラアイスでした(号泣)。パンフには、薔薇の迷路は、1200本を超える薔薇の木からなる、世界最古の(そうなのっ!?)、薔薇の円形迷路であると謳われている。薔薇の咲き乱れる迷路―なんと優雅でゴージャスな迷路なんでしょう。だが現実には、この夏、ビクトリア州の旱魃の煽りを受け、残念ながら薔薇の華は、ちらほら~としか咲いていませんでした。(^^;ラベンダーの迷路に至っては、花のシーズンではなかったうえに、旱魃で、枝まで枯れまくっていた。。。満開なら、一面、紫に輝くラベンダー畑。リラックス効果の高いラベンダーの香りを嗅ぎながら、ゆったりと藤色の花の間をすり抜け歩く―なんて癒し系な迷路。なんだけど眼前には、枯れ枝の低~い垣根がひたすら地味~に広がるばかり、で。とはいえ、ここの主役はヘッジ迷路である。高さ3メートルあるという生垣の迷路が噴水を挟んで、東側と西側に二カ所。子どもたちのお気に入りも、やはりここでした。それでも最初、娘の方は、「どれくらい長いんだろーね?」とか「暗いのかなぁ?」とか「出られなかったら、どうしよう?」とか、多少怯えていたけれど。なにしろ元来臆病で、閉所恐怖症の気があるうえに、彼女の頭の中では、『ハリーポッターと炎のゴブレット』に出てきた薄暗くも不気味~な迷路が待ち受けているわけで。だけど実際入ってしまえば、3メートルの垣根とはいえ中、明るいし、意外に、混んでるし。垣根と垣根の間に挟まれた小狭い通路では、向こうから来る御一行さんと擦れ違うのは一苦労である。お互いフレンドリーに挨拶を交わしながら譲り合い、せいいっぱい片側に身を引いて擦れ違うしかない。その際、垣根の枝が刺さって、痛かったりして。(^^;出口に辿り着くまで、最初は20分ほどかかっただろうか。東も西も制覇してしまうと、子どもたちももう慣れたもので、それからは何度も何度も飽きることなく緑の生垣に吸い込まれていった。いつしか娘の仕切りで、息子はハリー、娘はセドリック、ダディンはビクトール、私はフラー、迷路の中を、魔法学校のファイナル対抗試合で競い合っている。垣根の向こうから、ガーディアンレビオッサー!とかステューピディファイ!とか呪文を唱える声が聞こえてくる。小狭い垣根と垣根の間を縫うように歩いていると、バッグは重たいし、風通しは悪いし、かなり汗ばんでくる。疲れてくる。いい加減疲労困憊してきて、フラー役の私はかなり早めにリタイアしてしまった。それからはベンチに腰をおろして噴水の輝く庭をゆったりと眺めたり、瞑想したりしてました。初めての迷路体験。子どもたちはヘッジ迷路にどっぷり浸っていたようです。ちなみに写真はヘッジ迷路で辺りを窺うセドリック、ならぬ娘。この後ろ姿からは迫力も気合も感じませんが。ちなみにAshcombe Maze & Lavender Gardenのウェブはこちら。でもせっかく行くなら、ここは花の季節がいいですね~。www.ashcombemaze.com.au
2013.01.27
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とてつもなく遅ればせながら、A Happy New Year!!!2013年―皆さま、いかがお過ごしでしょうか?年末年始をはさんで夏休みを日本で過ごし、オーストラリアに戻ってきました。いつにもまして久~しぶりのブログ・アップです。オーストラリアのビーチで迎える花火の年越しもいいけれど、やはり大晦日なら、除夜の鐘。響き渡る鐘の音に心が澄まされますね。明けて、初詣の活気も嬉しい日本の年明け。今年、日本は寒いと聞いていたのですが、実家のある関東地方でも14日は雪が降りました。実家で雪景色を見るのは数年ぶり(思い返せば8年ぶりかも)で、息子に至っては、おじいちゃんおばあちゃんの家で見る初めての雪景色に、それはもう大興奮。めったにない光景に、皆で氷雨のなか、雪景色を楽しみたいと散歩してきました。写真は、日本に帰ると必ず(檀家でもないのに)除夜の鐘をつきに行く近所のお寺。大晦日の夜には階段に蝋燭の灯りが並び、とても綺麗なのですが、雪に彩られた景色も美しかったです~。結局、子どもたちが雪遊びをするほどには積もらなかったのですが、今年は草津温泉旅行で雪と戯れてきました。草津には何度か行ったことがあるものの、冬に行くのは初めて。雪に彩られた賽ノ河原が美しかった。雪の河原に湯気の立ち上る風景は圧巻で、赤い鳥居の並んだ稲荷神社は荘厳でした。息子と二人、凍った階段を滑らないようそろりそろりと上って、参拝したのですが、凛と澄んだ冷たい空気に、神聖な思いにさせられました。賽ノ河原の露天風呂もお勧めデス。シャワーも何もない、極めて素朴な露天風呂なのですが、岩の湯船は広大で、雪の山をうっとりと眺めながら入浴できます。癒されます。岩場に、どなたが作ったのか、小さな雪だるまや雪馬がちょこちょこと置かれていて、湯気の向こうに眺める風景は、まさに冬の風情。ちなみに、一人300円だった(500円かも)と記憶しているのですが、タオルを借りられないので(500円くらいで買えます)、手拭とかを用意していくといいかも。と、今年も雪風呂に癒され、日本の冬に寛いで、メルボルン戻ってきたら、ニュースで小耳に挟んだようにビクトリア州は旱魃に喘いでいました。近所の公園も芝生は枯れ、湖も干上がって、1/5くらい(そこまでじゃないか…)に縮んでました。。。この公園の水場にはもともと鴨がたくさん住んでいたのですが、今までは見かけなかったクカバラとかロゼラとか、オーストラリア大陸の野鳥がたくさんいて、ビックリした。なんでも旱魃のせいで餌を求めてブッシュから水場のある場所へ移ってきたのだとか。今朝も日の出とともにクカバラの群れがユーカリの木のうえでけたたましく騒いでいたけれど、あの子たちはいつか、晴れて地元に戻れるんだろーか??早くまた雨に恵まれて欲しいものです。2013年、今年はどんな年になりますやら。クカバラもロゼラも鴨も、私たちみ~~~んなが幸福でありますように。今年もよろしくお願いします。
2013.01.23
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