ユーカリの木陰で里の行
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A HAPPY YEAR 2014!!!2014年が皆さまに素晴らしい年でありますように。月1、2回UPのぼちぼちブログではありますが、今年もどうぞよろしくお願いいたします。さてさて、去年末から一月ほど日本へ一時帰国しておりました。暑~いメルボルンから寒~い栃木の実家に戻り、私も子どもたちも慌ただしくもゆったりと (?)楽しい時間を重ねてきました。ダディンはといえば、一緒に帰国したものの仕事が忙しすぎて、気の毒に、ほとんどゾンビ化してたけど。(^^;それでも家族で京都旅行や、両親も一緒に鬼怒川温泉旅行にも出かけ、鬼怒川ついでに娘待望の日光江戸村と息子待望の東武ワールドスクェアにも足を伸ばして、今年は数年ぶりにディズニーランドにも行ってきた。といっても、子どもたちはまたサーキットにハマってしまい、ディズニー的なアトラクションまで足が延ばせなかったけど…。―と振り返れば、今年はいつもよりもアクティヴにホリデーしてきたなぁ。満足、マンゾク―これ、娘のよく使うフレーズです。思ったほどにはできなかったけど、母にまったりとレイキすることもできたし。友人たちとも会えたし(もちろん会えなかった友達もいるけど…)。子どもたち連れて街ぶらデイトリップや墓参りもできたしねぇ。そうそう目下、『黒魔女さんが通る!!』にハマってる娘は今回、無事(?)原宿竹下通りデビューを果たしてきた。昔は原宿行くといえば、母の趣味で明治神宮参拝なんかをさせられていたけれど、今回はゴスロリやタケノコのブティックを覗いては(でも地味好みなので買うわけでもなく、あくまでも見るだけね)ひたすらその派手さに驚愕&カンドーしておった。だけど一番の思い出はやはり京都旅行ですね。1月11日から5日間、行ってきました。京都にはいつか子どもたちを連れて行ってあげたいな~とずっと思っていたのだけど今回、思い切って。近畿ツーリストの「[JR東海道新幹線「こだま号」で行く京都!!どこに泊まっても同一料金]☆京都DE連泊3泊でも4泊でも27、000円ポッキリ」ってツアーで。日本人のママ友から「やっぱり京都旅行なら近ツーよ~」と勧められネットで検索したところ、このツアーにヒットした。この「どこに泊まっても同一料金」とか「3泊でも4泊でも27、000円ポッキリ」ってネーミングがいかにも怪しげでヤバイかなぁ~とも思いつつ。ところが、かなり良かったデス、これ。ネット詐欺なんかじゃなく実在するツアーだったし(失礼!)。週末も対象内だし。子供料金(18、500円)もあったし(でも来年には娘は中学生で大人料金になってしまう~! 無念だっ)。近ツーのサービスもきちんとしていたし。怪しげな商品名のわりにはな~~~んのトラブルもなくスムーズに旅をしてくることができました。ラリホ~!ですが新幹線は「こだま」です。念のため。そう、各停なのよ、京都まで。ちなみに私たちはゴージャスに5百円の追加料金払って(^^)グリーン車にアップグレイド!友だちからは、各停のこだまじゃどうせガラガラだろうからその必要はないだろうと言われたけど、こだまだからこそ、やって良かった、グリーン車。というのも、新幹線としては短距離乗車でわざわざ指定席券を買う方が少ないのか、「こだま」の自由席は案外、混む。そうしてオーストラリア大陸で育ったうちの子たちは、幼いころから「しまじろー」のDVDで新幹線乗車の夢を育んできたから、子どもたちの、新幹線の中で座席を向い合せにして家族で駅弁を食べたい~!という、メルボルンではありえない夢を叶えるには、やはり指定席券買って正解だった。ホテルは、「どこに泊まっても同一料金」とあるようにいくつかのホテルから選べるのだけど、私たちは三井ガーデンホテル京都四条に。ネットでは悪くなさそうなホテルに見えたけど、なにぶん「3泊でも4泊でも27、000円ポッキリ」だし、実際どんなところなんだろーと案じていたのだが、ここが思ったよりず~~~っと良かったデス。交通の便も良いし。素泊まりだったけど1200円(だった気がするのだけど)払えば、京都のおばんざいバイキングの朝食も食べられたし(ちなみに子どもはその半額。そのまたちなみに、うちの娘は朝っぱらからライチ三十個に、大人2、3倍の量を食べまくっていて、スタッフの視線に、追加料金を加算されたらどーしよ~と一瞬不安になったけど、向こうにテイクアウェイ用のコーヒもありますからどうぞ~とか勧めてくださった。どうもお世話になりました!)とか、サービスも良かったし。そうそう、ビジネスホテルの類だと思ってたけど、浴衣やスリッパなんかもあった!なにより1階に「大浴場」があったのも、ラッキー!京都の町を歩き回って疲れ果てた足を癒すには大風呂の湯がほんと、ありがたかったのよ。ちなみに「大浴場」といっても混んでる週末には更衣室でのロッカー待ち、なぁんて事態もあったけど…。で、お風呂の後は無料のマッサージ・チェアでゆったりマッサージも楽しめる。なのに、私たちの場合、有料だと思い込んでいてタダなことに気がついたのが最後の夜!で、涙。と、ツアーのお話はこれくらいにして―やはり京都は四季折々、いつ行っても素敵ですねぇ。京都の人たちは気さくで親切で、街は賑やかで美しく、なによりもあ~んなにあちこちに壮大な神社仏閣がある!なんて、羨ましい限りデス~。そのうえ幸運にも非公開文化財の特別公開中で、思いもよらなかった仏像や絵画なんかも見ることができた!なんでも大河ドラマ「軍師官兵衛」放映にちなんで1月10日から3月18日まで公開されるのだそうで、京都旅行を年末ではなく年明け11日からに計画して、ほんと良かった!私たちのゆうらりペースではもちろん全部見ることなど叶わなかったけど、それでも東寺五重塔内部に安置された金剛界四仏像に八大菩薩や、観智院の五大虚空蔵菩薩像や襖絵、知恩院山門の楼上内部なんかも見ることができた。とりわけ知恩院の山門、圧巻でした。そのときは特別公開のことも知らなかったし、既にその日は八坂神社の羽子板つきと、道に迷ったせいで(^^;一日のエネルギーの大半を使い果たしていたから、せっかくだから観てゆきたい!というダディンと子どもたちに続き、拝観料払って、だらだらと階段を上っていったら―この階段が思いのほか急で、長くて。手すりに張られたロープを伝って上ってゆくも、気がつけば、木の床はいかにも滑りやすそうだし、ガイド本やバッグにくわえ子どもや自分の靴なんかも持っているので手荷物も多いしで、次第に足がすくんできた…。でもここで振り返って下を見てしまったらマジでヤバそうだったので、ひたすら前だけを見て、もたもたと進み続ける。「がんばって~! もうすぐですよ~」とか上から励ましてくれる誰かの声に、自分ののろさがいっそう自覚され、しゃんとしなければと思うほどますます足の動きが鈍くなる。そうしてようやっと辿り着いた楼上からの眺めは素晴らしかった。だけど、今度は降りなくちゃならないのかと思えば、クラクラ、へろへろ。おぉっと、その前に何か観るところがあるようで。―と、疲労感だけで何の期待感もなく扉を開ければ、真っ暗。そのうち慣れてきた目に見えたのは、羅漢像だった。「すごい!」と、説明の途中で大勢の方がいらしたにもかかわらず、思わず声を上げてしまった。中では男性がトーチを当てながら説明していた。柱や天井に描かれた極彩色の絵画が色あせてしまうので陽光を当てられないのだそうで。途中からだったので一通り話が終わってからも私たちは残ることにした。今度は宝冠釈迦如来像を正面に拝むことができた!説明の声をBGMに(せっかく説明してくださったのにろくに聞いてなくてすみません…)瞑想してきた。(^^)ふだんは非公開だという釈迦如来像を前に瞑想できたなんて、なんて幸運なんだろーか。おかげで心はとてつもなく平安に。降りの階段は、靴下脱いで臨むとか小技を効かせたせいもあり、まったく怖くもなく。(^^;素晴らしい仏像は多々あったけど、他に強く心に残っているのは、永観堂禅林寺のみかえり阿弥陀。「永観、遅し」と振り返ったときのままだという阿弥陀像のエピソード、妙に心が打たれる。息子もこの話が気に入ったらしく、忍者に扮して忍び足で素早く私たちを追い越しつつ振り返っては、「永観、遅し」の決め台詞を囁いていた。(^^;ちなみに忍者ごっこは、娘が弟に静かに拝観させるために提案してから、京都の寺院拝観中、二人がハマっていたサイレントゲームね。。。お寺では、清水寺随求道の胎内めぐり。いつだったか、胎内めぐりの話を読んでから一度やってみたいと思っていた。「母の胎内にいるような真っ暗な闇から外に出たときには、 誕生したばかりの赤子のように真っ新な心になって」みたいなことが書かれていたっけ。娘と二人、真っ暗な闇のなかを大きな数珠を伝って、手探りで歩いていった。数珠に一つふれるたび、浄化のマントラを唱えつつ。「ママ、そこにいるよね。いるよね」を繰り返し、娘が後から私にひたっと張り付いてくる。娘を恐がらせないよう、彼女がすぐ後にいることを確認しながら「見返り観音」よろしく(^^)ゆったりと前進した。視界は闇。一部の隙もなくほんとうに真っ暗で、そんな闇のなかを歩くのは距離感をつかみにくくする。どれくらい歩いただろうか?薄明かりに、梵字の記された大きな石が見えてきた。ここに降りる前に説明されたように、石に手を置き、一つだけ願をかけた。娘が願をかけ終えるのを待って、二人でまた暗闇のなかを数珠を伝って手探りで歩き始める。外の明かりがうっすらと見えてきたときにはちょっとホッとしてしまった。胎外に出て(?)、娘にどうだったかと尋ねたところ、「恐かった。 ママは恐くなかった?」そう問われて、もしも娘が一緒でなかったら、きっと私も恐くなってしまっただろうことに気がついた。でも彼女を思い、ケアする側に立とうとする気持ちが恐怖心が入る隙を与えなかったのだろうなぁ、と。「でもね、不思議だったの」、と娘。「真っ暗で何も見えないから目をつぶって歩いてたんだけど、 そのうち青い光が見えて、 道が右へ曲がってゆくとか 先のイメージが見えるようになってきたんだよ。 私のイマジネーションだったのかもしれないけれど」今これを書きながら、入場のさいに頂いた券を見たら、「暗闇の中であなた自身の光を感じてください」と、ある。もしかするとあのとき娘は「自身の光」に触れたのかもしれない。「胎内めぐり」、お勧めです。4泊5日の京都旅行。出かける前、「それだけあればほとんど見れるね。 一日、奈良まで足を伸ばして来れば」とお友達から勧められたけど、いやぁ、どうして、私たちのゆうらりペースでは奈良どころか京都も半分も見られなかった。来年もぜひまた行ってみたいです。近ツーさん、このツアーは今年の3月12日までとなっていましたが、来年もどうかぜひぜひ同様の「ポッキリ」ツアーを企画してください。できれば奈良の方もよろしくお願いいたします~さて、写真は龍安寺の石庭。限りなく美しいですねぇ。瞑想していると周囲のざわめきも眩い静寂さのなかに溶け込んでしまう―そんな至福の時間を過ごせました。
2014.01.12
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