玩具道楽・・・三昧

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2015.07.22
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テーマ: GUNの世界(4298)
カテゴリ: GUN具(WA-Air Gun)
前回で「WA ベレッタM84FS スパイパック DX」を紹介しましたが、今回は詳細編ということで、気になった部分を見ていきます。

DSC01939.JPG

スライド左側刻印は「PIETRO BERETTA GARDONE V.T.−ITALY(イタリア ガルドーネ・ヴァル・トロンピア ベレッタと本社の所在地)」フレーム側には「CAT.5802−MOD.84F−CAL。9Short(カタログNO,5802、モデルM84F、9mmショート口径 ぐらいの意味)」の刻印が入っています。

型で入れられているのはフレームのみなので、スライド部分はバリエ展開が考えられていそうです。

トリガーガードは指掛けの付いた84F以降のタイプで、トリガーガード内側のパーティングラインはMGCのベレッタ同様、左側の縁にあるため後加工不要の設計になっていますが、ヒケができているのはいただけません。

DSC01949.JPG

スライド右には「ベレッタロゴ」「READ MANUAL BEFOR USE(使用する前にマニュアルを読め)」「PATENTED BERETTA USA CORP.ACKK.MD(ベレッタUSA社の特許)」の刻印があります。この辺は実銃どおりなんでしょうね。

フレームには面倒なので省きますが、悪名高き「ベレッタマークはベレッタ社との独占的に許可されています云々」の外見を台無しにしている刻印が入っています。流石に再販モデルでは、この刻印が無くなっているものが見られるので、評判が悪かったのとベレッタ社との契約が切れたものと思われます。

リアルさを実現するための商標取得が、権利関係を主張したいが為の余計な刻印で台無しになった反面教師的な実例ですね。商標問題や特許に関する意識喚起をした所までは評価できますが、その後の顛末まではねぇ。

ちなみに某エアガンメーカーさんに聞いたところ、ベレッタの場合はオリジナル刻印があっても無くても売上に影響は見られなかったので、最新モデルでも商標は取らなかったとのこと。M9をモデルアップしている分には、グリップ以外余り気にならないのも確かですね。

DSC01958.JPG

グリップはベレッタ純正の木製グリップが付いてきます。これはメッキ仕様のDX版のみの仕様だったので、半分木グリに惹かれてDX版にした記憶があります。高級感はさほどありませんが、品の良い色目とデザインで握り心地も良いので気に入っています。



DSC01954.JPG

個人的に気に入らないのが、デコッキング機能が付いたセフティレバー。マルシンのイメージが強すぎたので、FSになってから付いたデコッキング機能が使いにくくて馴染めません。

コックアンドロックできないこと以上に、レバーを上に上げてデコッキングする動作がハンマーの動きと逆なのが、受け入れられない理由でしょうね。実銃どおりの再現なので単に好き嫌いの問題です。

改めて刻印関係とかを見直すと過去の騒動について思い出しました。シャープの液晶じゃないですけど自社のことしか視野に無いと、結果として国内業界全体が先細りになるんですよね。

余計な話が多くて肝心のサイレンサーに触れられなかったので、もう一回続きます。
今日はここまで!!!!!!

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最終更新日  2018.03.23 22:07:47
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