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きょうは、7月の最終日でした。「五十日は客の入りが悪い」「金曜日は暇」「暑い日は外食率が減る」と、近所の飲食店の諸先輩方がおっしゃいます。本日はすべてが当てはまる、極めてうれしくない日。明日は土曜日で、客層もお客さんの入り方も違うし、ヘタをすれば「ぼうず」ということもなきにしもあらず、という微妙な曜日です。日曜日は休日。つまり、きょうは、ご飯もお肉もルーも、できる限り残さないようにする必要がある、ということになります。足りなくなれば、すべてを追加で仕込むことができますが、余ってしまったものは、どうにもなりません。家に持って帰って冷凍保存するか、廃棄処分となるわけです。12時少し前に、二人連れの男性客がお見えになり(初めてのお客さん)、次に、近所の同業者の知り合いが。しばらくお客さんは一人だけだったので、仕事の話に没頭していました。すると、二人連れの男性客が入ってきて、知り合いが席を立ちました。この時点でご飯の追い炊きの必要性を感じ、お米を洗って炊飯器にセット。スイッチを押すと同時に4人連れのお客さんが入ってきました。このお客さんは、既に4回目の来店となる方が軸になって、3~4人単位でお見えになります。いつもメンバーが違うので、ありがたいな、と思っています。が、ご飯が炊けていない状況。「済みません、いま、ご飯を炊いている途中でして、10分ほどお時間をいただけますか?」と、お聞きすると、「いいよ。待つよ」とのお答え。ほっとしました。4人連れでしたので、食べ放題のピクルスをおしゃべりのアテにしながら、ワイワイと楽しいおしゃべりをしていてくださいました。10分ほどしてご飯が炊き上がると、蒸らす時間もほどほどに、ご飯とカレーをよそっていきました。ちょっとご飯が固かったと思います。ガス釜ですから、電気釜のように、「炊き上がった時点で食べられる状態」にはなっていません。やはり、10分から20分の蒸らしは必要です。でも、きょうのような状態でそんな悠長なことは言っていられません。ジャーの中で水分を飛ばすように混ぜながら、「早くおいしくなって」と心の中で叫びながら、カレーをよそいました。本日は、そんな、自転車操業のような一日でした。先手を打つことができれば、お客さんにご迷惑をかけることはないのですが、予測と計算と決断は難しいのです。ここ2週間以上、お客さん全体に占めるリピート客の割合が高くなっていました。50%以上、日によっては、100%という日もありました。きょうは、半々でした。チラシを覚えていてくれたのか、店の前を通りかかったときに「一度行ってみよう」と思ってくださったのか、それとも同僚からうちの話を聞いたのか……。いずれにしても、皆さん迷わずに店に入ってこられたので、「あの店でカレーを食べよう」と思って来てくださったのだと思います。さて、どういう印象を持ってもらえたのか。願わくは、次にもご来店いただきたいし、違う人をお連れになったり、別の人に教えてくださったりして、お客さんの底辺が広がるといいな、と思っています。オープンから5週間。そろそろ、それなりの結果を出し、次のステップアップをせねばならぬ時期だと思っています。「単品商売は時間がかかるよ。もっと気長にやらないと」と先輩はおっしゃいますが、そんなゆとりはありません。やれることはやって、やったなりの成果を得なければ、私がこの商売をやっている意味がない。私がカレー屋になるなんて……。いまもって信じられないのですが、それが現実のようです。夢のような現実の中で、しばらく頑張ってみましょうか。この5週間で、4回もご来店になっているお客さんがいるという事実は、そのことへの責任や義務が既に発生しているということだと思います。明日、初めてビールを出します。ビールをリクエストしてくれたお客さんが来店され、偶然来店されたお客さんもビール好きで、皆で楽しく飲みながらカレーやカレー談義に花を咲かせることができたら楽しいだろうな、と勝手に思っています。
2009.07.31
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いい加減な国会審議だけで法案が成立してしまった「国民投票法」の影響が出てきた。予想されていたことだが、これは結構厄介な問題を含んでいる。成人年齢を20歳から18歳に引き下げる民法改正について、法相から諮問を受けている法制審議会の部会は「選挙権を持つ年齢が18歳に引き下げられるのであれば、民法の成人年齢を18歳に引き下げるのが適当」とする最終報告書をまとめた。 憲法改正手続きを定めた国民投票法が、投票できる年齢を18歳に引き下げたのに伴い、公職選挙法の改正で国政選挙の選挙権も18歳に引き下げられることになる事態を見越し、その場合には民法の引き下げを容認した。【山陰中央新報 2009年7月30日】国民投票法との整合性という側面では、成人年齢の引き下げは至極当然な話だと思う。が、「成人」あるいは、「20歳」「18歳」と年齢を規定した法律や省令などの改正の必要性と困難さを考えれば、果たして「成人」の定義を変更することに踏み込むべきなのかどうか、疑問が残る。それでも、18歳を「成人」としたい、というのなら、よほどの「何か」があるのだろう。それは何か。一つは、犯罪に関連する。現在、「少年法」が壁になったり、裁判手続きが煩雑になったりするのが、18歳、19歳の犯罪だ。犯状が悪ければ、大人と同じように裁かれることになるが、一旦は、「少年」としての処罰を検討する、という手続きを経るので、結局は二度手間となる。18歳を成人とすれば、少年法の処罰年齢も当然下げられ、18歳以上は自動的に大人の裁判手続きとなる。つまり、18歳から20歳未満の厄介なグレーゾーンをなくすことができる。もう一つが年金。現在は、20歳が加入年齢になっているが、これが18歳になると、加入者数の増加につながるので、財源確保の一助となる。これが最大の目的だろうと思う。こうした物理的な話の裏側で、「18歳って大人?」という単純な疑問も浮かんでくる。国民投票や選挙への参画、ローン契約、その他諸々の「成人」だからできること、という縛りを、20歳から18歳に引き下げてうまくいくのだろうか。成人の規定を変更する前に、児童のころから「成人」とは何か、人は「成人」になって何ができるのか、何をなすべきか、ということを考える教育を行うことが必要だろう。18歳……、自分はそのとき、果たして大人だっただろうか…。。
2009.07.30
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政治の世界がめまぐるしい。まずは、民主党の総選挙戦略。前回のように、大物自民党議員の選挙区に、話題の女性候補をぶつけてきた。虎の次は…民主・福田衣里子の“クマ退治”長崎2区 虎の次は…民主・福田衣里子の“クマ退治”長崎2区(写真提供 産経新聞社) 自民党の重鎮、久間章生元防衛相(68)に、薬害肝炎訴訟の顔として活躍した民主党新人の福田衣里子氏(28)が挑戦する長崎2区。久間氏は防衛疑惑に「原爆投下しようがない」発言という逆風の中での戦い。民主党の小沢一郎代表代行は「政権交代の象徴」と位置付けている。 「自民大物Vs民主新人女性」は、2007年の参院岡山選挙区で、自民党参院幹事長だった片山虎之助氏を、民主党の姫井由美子氏が破ったのと似たような構図。 このため、福田陣営では、当時のキャッチフレーズ「姫の虎退治」をまねて、久間をクマと読み、「クマ退治」として攻勢をかけている。【夕刊フジ 2009年7月28日】この選挙区だけではない。谷垣氏の選挙区もそうだったはず。「マドンナ候補」と称される人々は、地元ではそれなりの人気者だったり、よく知られた人(テレビ関係者など)だったりするのだが、その人が、「国政」で何ができるのか、何をしようとしているのか、何が実現しそうなのか明確になっているのだろうか。選挙人は、きちんと精査した上で、選挙に臨んでほしい。土井たかこ氏が起こした「マドンナ旋風」が残したものは?「姫」が「トラ」を退治して、地元にもたらした恩恵は?自民党の刺客候補として当選を果たしたマドンナ議員は、何をした?女性がダメ、と言っているのではない。「自民党の古参議員」=「ダーティーで古い体質」というイメージを強調するために、民主党が「若い女性」=「新しさ、クリーンさ」というイメージをつくってぶつけてきているだけという、浅はかな思考は気恥ずかしささえ覚えてしまう。民主党がマニフェストを発表した。「野党ゆえの理想論」を随所に残しているように思えて仕方ない。実際、与党にならないとわからないことがほとんどだと思う。財源や予算に関しては、特にそうだろう。が、民主党が政権を取り、蓋を開けてみて「野党には知り得なかったこと。これでは、政権公約の実現は無理」と、旧政権与党(自民党)や役人のせいにして逃げてしまうような気がしてならない。民主党は、あと1ヵ月の間にさらに具体的な数字や方法論を構築しないといけないし、国民はきちんとそれを見ていかないといけないと思う。少なくとも、「逃げ得」を許すようなことはいけない。中田横浜市長が突如辞任した。中田市長といえば、若さと機動力でリーダーシップをとり、数々の改革を実現したことで知られる。もちろん、裏側では反発も抵抗もあっただろうし、市民に強いた我慢も想像に難くない。が、それはそれとして、市民からも支持され、首長会議でも先導役を務めてきた。任期満了の来年4月を待たずに辞任する理由がどうも明確ではない。「総選挙で選出される新政権と新市長の政権が同時にスタートが切れる」「総選挙と市長選を同時にした方が選挙費用が節約できる」などと説明したらしいが、訴訟を起こされている女性問題や、イベントの受注会社社長夫妻からの個人献金問題など、不透明な部分を残したままの辞任であることが気になる。が、この人は、国政であれ、地方自治であれ、日本の政治にとって必要な存在だと思う。新政党を結成する動きなどがあるらしいが、いずれにしても、これからの日本を牽引する立場と思想を築いてほしい。ようやく、日本が混沌とした状態から抜け出せる大きなチャンスを得た。国民はこのチャンスをうまく生かさなければ、これまで以上にひどい状態に陥るということを、肝に銘じなければならない。まずは選挙。真の政治家を選ぶ「眼」を持つこと、そのために勉強すること、知ること、考えることから始めたい。
2009.07.29
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6時に店に行くと、朝一番に若いルーと肉に火を入れます。同時に米をとぎ、味噌汁の出汁を取ります。ルーと肉に火が入って、一旦火を止めるまでにおよそ30分。その間に米を火にかけ、味噌汁のベースが出来上がります。あと30分の間に、その日お客さまに出すルーに火をゆっくり入れ、店の掃除と準備を済ませます。開店時間になると、炊きたてのご飯が蒸らし上がり、その日のルーにも火が入り、肉もいい具合になっています。すると、食べたくなるのです。カレーが。その日、1回目の味見です。とはいっても、小さな器に50g程度のご飯とお肉1切れとルーをかけてスプーンでパクッ。二口くらいで終わりです。「おいひぃ~」必ずそう言います。朝一番のカレーの味見はお腹にしみます。朝の営業が終わり、一旦事務所に戻ります。メールチェックや連絡事項、原稿制作、見積もり、伝票作成などを終えて、お昼の営業開始前15分くらいに店に到着すると、再びその日のルーと肉に火を入れます。朝の営業が終わってすぐに点火しておいたご飯が蒸らし上がっているので、これをジャーに移したら、食べます。カレーを。ご飯、肉、ルーの状態の最終チェックです。このときは、お茶碗に100g程度のご飯と肉3~4切れ、ルーをたっぷりかけて、食します。「おいひぃ~」味を確認できたら、急いで開店準備にかかります。営業開始寸前にすべての準備を終えたら、またカレーが食べたくなります。営業時間内は、幾度となく襲ってくる「食べたい」という衝動を抑え、仕事に専念します。が、お客さまが途切れると、食べたくなります。きょうは、13時前にお客さまが帰られた後、パタンと静かになりました。営業時間終了まで、あと1時間近くあります。我慢できるか……。13:30に切れました。「きょうは、お客さまは来ない!」と決め込んで、ご飯、お肉、ルーを注いで食べ始めました。「おいひぃ~」と何度も言い、パクパクパクパク。5分程度で食べ終わり、器を洗い、さて、調理器具も洗ってしまおうか、と思ったとき、若い女性が店に入ってきました。「いいですか?」「はい、いらっしゃいませ」……よかった。タイミングが5分ズレていたら、カレーにパクついているところを見られてしまっていました。はやり、営業終了まで我慢することにします。でも、食べたいのです。毎日3回も食べているのに!脂(油)や小麦粉を使っていないので、ルーがあっさりしていることと、ルーの中で肉を煮込んでいないので、肉もあっさりしていること、それでも残る肉の脂っぽさをルーが包み込んで、全体が一体化して食べやすいこと、それと、タマネギのとろみと食感がもたつき感のない独特のシャクッと感を生んでいて、食感が飽きないことが原因でしょうか。いいことばっかり書いてしまいました。スパイスが食欲を刺激することや、そもそもカレーが好きななど、自分がつくるから、という理由以前の原因もたくさんあるのは確かです。でも、何にしてもカレーが食べたい。肌の調子、腸の調子、胃の調子がいいのは、カレーのせいだと思って疑いません。うちのカレーは、そんなカレーです。特製和牛カレー 800円
2009.07.28
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関西は、8月に入ってからの梅雨明けになりそうです。これまで最も遅かった梅雨明けは、8月1日だそうですが、それよりも遅くなりそうだとか。海で商売をしている人たちは商売上がったり、というところでしょう。8月1日に梅雨が開けた年、日本海側の民宿の人が嘆いてました。クラゲの出現が早まっていたり、小さな赤潮が出たりするようになって、きれいな海に入れる期間が短くなった、と。大体、海に入れるのはお盆まで、と言われています。ということは、2週間ほどしかないわけです。もちろん、クラゲも水の事故(お盆あたりから、ぐっと増加します)も気にならないという人は、8月の末くらいまでは海に入れるでしょうけれど、普通は余りいい気がしないものです。海の商売が上がったり、と同時に、うちの商売も上がったり、です。暑い季節のカレーは、冬より売上が伸びると言いますが、それは、カラッと晴れた暑さのときの話。汗が乾くから体が冷えるのです。梅雨のジメジメした気候では、かいた汗が乾くことはなく、汗をかくと余計に不快になります。雨、ジメジメ、ムシムシ……、カレー人気は一気にダウンです。特にうちのような辛い類のカレーは。早く梅雨が明けてほしい。そもそも、雨の日は出前か仕出し弁当と相場が決まっているのです。店の近隣では。中華料理とそば(丼物)の出前の自転車が、何度も何度も行き交います。中国人のおやじと、そばやのお兄ちゃんを見るたびに、いやな気持ちになります。あぁ、早く明けてくれ! 長梅雨め!
2009.07.27
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何日か前にも書きましたが、空梅雨に近いような梅雨は、梅雨明け間近の時期に集中豪雨が降って、大変な災害をもたらすことがあります。今回、未曾有の降雨量を記録した福岡や、ひどい災害に見舞われた山口は、梅雨明け間近の大雨の標的になりやすい地域です。いわゆる、「湿舌(湿暖気流が吹くところが舌のような形をしている)」が長く居座る形になると、大雨をもたらします。いま、大阪でも大変な勢いで雨が降っています。都会では、雨の勢いが多少強くても、川が氾濫するとか、土砂災害に見舞われるということがないので、雨による災害を実感しにくいのですが、多分、この雨で農業用水路や川が大変なことになっているとか、裏山が崩れそうとか、道路が冠水して車が立ち往生しているといったような災害の一歩手前の状態に置かれている地域があるかもしれません。雨、風、雷、雪といった自然現象は人間の力ではどうにもなりません。抗っても仕方がない。でも、備えだけは万全にしておきたいもの。商売と同じです。自分が幾ら頑張っても、お客さんが来てくれなかったら意味がない。歩いている人の腕をひっつかんで店に連れてくるわけにはいかない。が、お客さんが一人も来なくても、突然たくさん来てくれても、平常心で対処できるように、いつも心がけていたい。そう思います。あ、もう午前様になってしまう。明日も5時起き。そろそろ休みましょう。さて、いい夢が見られますか。。
2009.07.26
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きのうは天神祭で、店の周辺も祭ムードが徐々に高まっていました。とはいっても、営業時間が終了する14:00は、まだ通常モードといっていいくらい。大川沿いの屋台は、すごいお客さんで賑わってましたけど。近隣の飲食店のほとんどは、夜の営業をやめていました。「トイレ目的の人が押し寄せて、営業どころではなくなるので」というのが理由です。確かに、トイレを貸すくらいはいいとしても、ひどい使い方をされてトイレが詰まったり、汚されたり、ペーパーを盗まれたりするという実態を聞かされたら、皆、腰が引けると思います。うちは、昼のみの営業なので関係ないのですが、後になって考えてみれば、夜、営業すればよかったと思いました。「トイレカレー」などというメニューをつくって。いえ、トイレでカレーを食べるとか、トイレでつくったカレーという意味ではなく。ま、それは冗談として、多くの方にカレーを召し上がっていただくという意味では、とてもいい機会ではなかったかと。でも、うちのカレーは万人ウケするカレーではないので、たくさん召し上がっていただくと、たくさんの批判を流布される可能性も高いかな、とも思います。いずれにしても、昨日の湿度の高さでは、カレーを食べたいと思わない、というのが私の結論でした。そんなことはいいのです(長々と書いておきながら)。土曜日は、思わぬお客さまがいらっしゃいます。きのうはProtea Mamaさんがお見えになりました。お一人で朝に、次は次男くんと、今回は、お昼にお一人でいらっしゃいました。なので、3回目のご来店です。次男くんは、お泊まりで東京に行かれているとのことで、Mamaさんが日頃できないことを一気にこなされているのかもしれないなと思いました。と同時に、貴重なお時間をうちに割いてくださったことに感謝しました。お店が一段落していたときだったので、いろいろなお話をしました。人が生きていくというのは、何と複雑で、何と面倒臭くて、何と煩わしくて、何と素晴らしいことか、というのを感じました。何気なく暮らせていることの底辺に、どれほどの努力と、忍耐と、不安が隠されているか、大して理解できない体質の私でも、すんなりわかるようなお話をしてくださいました。実は、Mamaさんのブログに登場する次男くんの毎日の生活を見て、朝6時から10時までの閑散とした店内で(もちろん、お客さまはいます。毎日お越しくださる方も。常連さんも。でも、絶対数は少ないのが現状)、「自分もしっかり生きなければ」と思って励みにしているのです。何事も継続が必要。いつも元気に店を開ける気持ちと努力が必要。目立たぬなりにも、注目していただける何かが必要。というわけで、今週もがんばります。
2009.07.26
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わが店は、本当に目立たない路地にあります。南北の通り300m以内には、飲食店がありません。東西の通りの人通りも、手前の筋(東側)で途絶えます。店より西側に行く人とて、うちの店の近くを通ることは少ないのです。で、何とか目立つ方法を、と考えたのが「のぼり」です。オーナー店のイメージや、収納場所のことを考えると、1本立てるのが精一杯です。物理的に。オーナー店の営業があるときは、背中に背たろうて帰る覚悟で、のぼりをオーダーしました。残念ながら、月曜日の上がりですので、月曜の朝の営業には間に合いませんが、できればランチ時に、それが難しいときは火曜日の朝には、店の外に出ていると思います。「カレー」という文字が赤文字、「たまご」が黄文字です。目にとまったという方は、ぜひ店内に足をお運びくださいませ。丹波のおいしいたまごと福井のコシヒカリの朝食『たまごかけご飯」が待っています。どうかお楽しみに。
2009.07.25
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きょうとあす、わが地域は「天神祭」で賑わいます。きょうは、獅子舞を初めとした氏地を巡行する催しが行われました。24日(宵宮):宵宮祭・鉾流神事・催太鼓・獅子舞氏地巡行うちの店の前も、獅子舞の軍団などが行き交っていました。本番は明日。25日(本宮):夏大祭・神霊移御・陸渡御・船渡御・奉納花火特に「船渡御」と「奉納花火」の見物客は半端じゃないほど押し寄せます。でも私は、「陸渡御」がおすすめです。天満宮から船渡御の乗船場のある天神橋までの約3キロを、約3,000人の行列が華やかに行進します。概略は、16:00に催し太鼓を先頭に出発、猿田彦、采女、花笠や山車、御鳳輦、玉神輿、鳳神輿などが西へ向かって練り歩きます。風情のある町並みの老松通が見所です。そんな、華やかな祭の裏側で、悲しい事故も起きました。天神祭準備中川に転落の高校生遺体で発見 大阪市北区の堂島川で22日、天神祭の準備中に行方不明になった高校1年の男子生徒が24日未明、約3キロ下流の同市福島区の安治川で遺体で発見された。 生徒は大阪府東大阪市横小路町、東大阪市立日新高校定時制1年大橋祐介さん(16)。目立った外傷はなく、水死とみられる。天満署は大橋さんが誤って川に転落したとみている。 天満署によると、大橋さんはアルバイトで川に浮かべた船にベニヤ板を張る作業をしていたが、22日午前10時ごろに姿が見えなくなった。捜索していた大橋さんの父親が24日午前3時50分ごろ、川に浮かんでいるのを発見した。(共同)【日刊スポーツ 2009年7月24日】大川、堂島側、土佐堀川は、河口が近いので、川底近くは海からのぼってくる流れがあります。水面に近いところは、もちろん、上流から流れてくる川の水。複雑な水流ゆえに、おぼれやすいし、上がりにくいと言われています。まだ16歳。ご冥福をお祈りいたします。
2009.07.24
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今週は、給料日前の飲食店にとって最も苦しい週だけに、うちの店も大変苦戦しました。人の流れのない立地ですから、チラシをまくか、口コミに期待するかしかないような有様で…。本日は金曜日。給料日ではありますが、金曜日というと夜のお約束のために昼の予算を引き締める人が多いと聞きます(先輩飲食店の方々に)。でも、できるだけいい状態でカレーを提供できるようにと、昨日の朝から、仕込みには余念がありませんでした。気温の暑さと、店内の暑さと、食材の氾濫に気持ちが萎えそうになりながら、すべてを新しくする勢いで、ピクルス、ルー、和牛、佐賀牛と、次々に仕込みをしていきました。特に、佐賀牛を惜しみなく使った「佐賀牛スペシャルカレー」は、和牛カレーとは別のルーを丁寧に仕込み、肉の状態を確かめながら、昨夜の仕込みを終えました。明けて本日。幸いにも、12時過ぎからお客さまが続々とご来店くださり、レギュラーもスペシャルも順調に出ていきました。スペシャルカレーの佐賀牛は、煮込みが必要ですから、オーダーを見越して3人前ずつルーに投入します。既にじっくり煮込んである肉ですから、熱くなればOKです。煮込み出して、2~3分程度で上げるのがベスト。が、それほどうまくいかず、5分、10分と煮込み時間が伸びると脂身の多い佐賀牛はどんどん煮とけてしまいます。さしが入っていると、身の部分もほぐれやすく、あっという間に姿を消してしまいます。10人前の肉を用意していても、7人前取れたらいい方です。でも、ルーにはしっかり10人前の旨味と煮とけた肉が入っています。とはいえ、「肉の塊」を期待される方にとっては、ルーの方はどうでもよく、存在感のある肉が必要なのだと思います。そんな中、しくじってしまいました。「肉の塊」を期待されたお客さま(直接ではなく、お連れさま)から、「肉が入ってなかった」と指摘されました。こちらの意識としては、3人前の量の肉を投入していたので、確かに塊の肉をお入れしたと思っていたのですが……。しかも、以前お越しくださった方がお連れくださった新しいお客さま相手に……。このしくじりは大きい。大失敗です。特に佐賀牛は、大きくカットしたお肉を使っています。が、今回仕入れたお肉は、元々細くカットされていたので、小さな塊になってしまっていました。指摘されてから、悶々としました。営業時間中、「どうしよう」「自転車を頼りに探して、会社までお詫びに行こうか」「(苦情を言いにでも何でも)また来てくださるだろうか」などと繰り返し考えていました。営業時間が終了してすぐに、スペシャルのルーを食べてみました。お客さまが指摘されたことがすぐに理解できました。小さな塊になった佐賀牛は、本当に存在感(歯ごたえ)がないし、ルーにとけ込んでいる肉の味のせいで、肉そのものの味を感じにくい。煮込み時間が長過ぎたのだと思います。鍋の中には、あと一人前も取れない程度ですが、多少の肉が残っていました。召し上がっている間に言っていただいていたら、これをそっと注ぎ足したのに…などと、不毛な思いを巡らせました。カレーを食べにいらして、3分間待たされるのはとても長く感じられると思い、できるだけすぐにサーブできるよう常に保温しているのがアダになりました。思い切って、「煮込み時間を3分ほどちょうだいします」と言ってしまえばいいのです。こんな事件があって、意気消沈して事務所に戻り、おもむろにブログを見てみると、そのお客さまから書き込みがありました。がっかりされていらっしゃっただろうに、責め口調でも、怒り口調でもなく、事実をありのままに指摘してくださっていました。こういうことがあったとき、大抵の場合は再び会話や説明をする機会を得ることはかなわず、お客さまの口から出た不満があちこちを一人歩きして、店は大変評判を落とすことになります。今回も、評判を落とすことはいたし方ないと思っていますが、当のお客さまとネット上であれ、会話ができたことは大変うれしいことだと思います。悶々が和らぎました。と同時に、スペシャルカレーの提供の仕方に工夫が必要だと実感。「煮込み時間をちょうだいします」というのも一手。ほかに、いい手はないのか……。課題ができました。解決のための努力をすることで、新たな評価を得ることができると信じて、精進します。「いいお肉ほど、扱いが難しい」本日の教訓です。
2009.07.24
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余りの暑さと、店の状態に、グロッキー状態です。店が暑過ぎる。営業中はいいんです。エアコンをきかせるので。営業後、サウナ状態になります。ビールサーバー(オーナー店のもの。私は使いません)、製氷機、ドリンク用の大型冷蔵庫が元凶です。日中、下処理をしてボウルに入れておいたタマネギを次の朝触ると、「に、煮えている……」水分が飛んで、温度を持って、タマネギが萎えているのです。あり得ないことですが、ニンジンのピクルスも煮えていました。きょう、全部廃棄処分にしました。こんな状態ですから、肉やルーのことが心配で心配で……。肉、ピクルス、スープ、スペシャルカレーのタネは何とか冷蔵庫に押し込みますが、ルーはどうにもなりません。33cmの寸胴ですから。朝、店に出たらすぐに火を入れます。営業時間中、その日使用するルーはずっと火を入れているので大丈夫。熟成中のルーは、営業終了後すぐに火を入れます。そして、夜、再び火を入れるために店に行かなければなりません。恐ろしく暑い店内で30分以上かけてルーと肉とスープに火を入れます。グロッキーです。暑さにやられ、暑さにやられた食材たちにやられ、売上が悪いことにやられ、やられっぱなしです。さすがに給料日前1週間はきついようです。近くの定食屋さんも言っていました。「18日越えると、悪いよ」と。コンビニはアリの巣状態なのに。路上売りの350円の弁当には群がっているのに。あんな、ニセモノばかり食べていると、体がおかしくなりますよ。食べ物は体をつくります。おかしなものを食べると、間違いなく体がおかしくなります。が、そんな言葉は不況を苦にするサラリーマンには届きません。目先のことしか考えない、わびしいサラリーマンには。あー、疲れた。オープンしてちょうど1ヵ月です。もちろん休みなしです。疲れがピークです。あと二日。頑張りましょう。明日も5時起き。さて、本業を少しこなしたら休んで、朝早めに起きて本業の続きをやりましょう。ふー。
2009.07.23
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おいしそうなカレーの画像が撮れました。(モニターを通して見ると、そうでもないかもしれません。私のPCでは、シズル感抜群の雰囲気に仕上がっております)いかがでしょう。ゴロゴロッと入った国産黒毛和牛の存在感が際立っているでしょう?ご飯もルーも多め。きょう、2度目の来店をされたお客さんと「お口に合いましたでしょうか」「ええ。量が多いんで、もったいないくらいですよ」「じゃ、次からはもう少し少ない目にお入れします」「かといって、少な過ぎると、ガッカリだし」「そうですね。特にカレーは。ちょっと多いくらいがいいと思って、多めにお出ししてます」そんな会話をしました。大抵のお客さんは、普通盛りで満足されます。朝は、丹波から取り寄せた卵をかけて召し上がっていただく「たまごかけご飯」があります。特製醤油で召し上がっていただきます。きざみのりはかけ放題。来週からは、カレーメニューも追加しようと思います。「朝カレー」味付け牛そぼろと温泉卵をトッピングします。ついでに、昼の「特製和牛カレー」のセット画像をアップします。ご飯はいずれも福井産コシヒカリを使用。まず、ご飯のおいしさに驚かれると思います。
2009.07.22
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関東で梅雨が明けて数日たっているというのに、九州南部以外はいまだ梅雨のムシムシジメジメに悩まされています。しかし、間もなくです。今週中には何とか梅雨明けするのではないかと勝手に思っています。そうでないと、商売上がったりです。雨の日には、仕出し弁当と出前がおおはやりです。うちの店のようなややこしい場所にある店は、大打撃を受けます。雨が降ると、空を見上げて恨めしく思うこともしばしば。そんな中、山口で悲惨な災害が発生しました。<豪雨>山口で5人死亡、8人不明 特養ホームには土石流 山口県内は21日朝から強い雨が降り、防府市を中心に土砂崩れや土石流が相次いだ。県警によると、市内の特別養護老人ホームや国道などで、少なくとも5人が死亡、8人が行方不明となっている。県は老人ホームへの災害派遣を、自衛隊に要請した。 下関地方気象台によると、防府市では21日午前9時20分までの1時間に、観測史上最大の70.5ミリの降雨を記録した。消防庁によると、県内で床上浸水9棟、床下浸水103棟の被害が出た。【毎日新聞 2009年7月21日】空梅雨とも言えるような年は、雨が降るときと降らないときの落差が大きい。いわゆる「男性的」と言われるタイプの梅雨です。男性的な梅雨の特徴は、梅雨が明ける寸前に、甚大な被害をもたらす大雨が局地的に続くということが多いのです。。今年は、山口が標的になりました。前線の位置で、被害地域や被害の規模は変わりますが、山口は、梅雨明け間近というときに、こういう大きな水害が起こりやすいと言えると思います。山口だけではなく、西日本は注意が必要です。皆既日食どころではありません。あいにく、明日はくもりか雨らしいです。稀に見る自然現象があるときは、世の中の変化も激しいと言います。災害情報には特に注意して、世紀の天体ショーを楽しんでください。雨、雷、突風、土石流、崖崩れ、地滑り……さまざまな自然の猛威は、すぐそこにあると思って……。
2009.07.21
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久々の連休(日祝も朝と夜の仕込みに励んでましたが)を間もなく終え、明日から新たな一週間が始まります。そして今週は、忍耐の一週間。お給料日が金曜日だからです。知人は、「何とか貯めてきた小遣いを吐き出す週。飲食店は結構繁盛するはず」と言いますが、それは昔の話。いまは、わずかな小遣いを几帳面に割り振って使っているので、給料一週間前はかなりつらい状況にあるのだと、先輩飲食店の皆様方は言います。が、うちの、800円のカレーは、そうした人々に支持される食べ物ではないと思っています。「小遣い4万円/月」以下の人の目にとまるランチではないと。だから、いつもと変わりない客数ではないかと思う一方で、それでも「カレーが好きだから」と、無理をしてやってきてくれているビジネスマンもいるのではないかと、ちょっと不安になったりしています。それはさておき、うちのカレーを食べた知人から、「こんなカレー、初めて。これって、ものすごい人気になる可能性あるで」と言われました。それは、材料と、特殊なつくり方に起因しているものですが、私としては、「自分が食べたい」と思うカレーをつくりたいという信念から考案したもので、「毎日食べても飽きないし、体にもいい」というのが信条です。事実、私は営業前と後に毎日カレーを食べています。営業前は、ルーと肉の状態を調べるため。営業後は、通常量を食べて味がいつもどおりか、香りはどうか、毎日食べても大丈夫か、などなどを体感するため。そのせいかどうか、肌の調子がいいし、お腹の調子もいいし、よく眠れるし(それは、別の原因のような…。でも、内臓には極めていいのは確かなようです)。少し辛(から)いですが、口の中が燃えるような辛さではなく、脳に突き抜けるような鮮烈な辛さで、すぐにクールダウンします。サラッとした汗をかき、その後爽快になる、と、皆さんおっしゃってくださいます。この「奇跡のカレー」を多くの人に知らしめ、一度でいいから食べてもらう手段……、「スーパースプレッダー」しかありません。「スーパースプレッダー」というのは、「超感染性患者」と訳され、SARSのときに、爆発的に感染拡大をさせた数人の感染者のことをそう呼びました。うちのカレーが「おいしい!」「一度食べろ」とアナウンスしてくれ、その人にカリスマ性や説得力が備わっていて、周囲の人が感染したようにうちに食べに来てくれる……、そんな構図が必要なのだと思います。いわゆる「口コミ」でしょうか。たった8席の店ですから、どっと押し掛けられても入れませんが、営業時間は3時間ほどありますし、1時間に3~4回転できますから、少し混雑していても、すぐに店内に入っていただけます。11時台と13時過ぎからが狙い目です。国産黒毛和牛がゴロゴロ入った、ヘルシーでちょい辛のカレー、いかがざんしょ。
2009.07.20
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夏には一旦沈静化するだろうと言われていた新型インフルエンザがここに来て、なぜか猛威を奮っているようだ。学校を舞台にした感染拡大が大きな要因だったようだが、“学生以外は関係ない”と無関心でいることには、問題があるように思う。<新型インフル>国内感染者4千人超す 4日間で千人増 新型インフルエンザの日本の感染者数が19日、4000人を超えた。厚生労働省の午前9時現在のまとめによると、国内で3987人の感染を確認。このほか、入国前の検疫で25人、在日米軍基地で9人の感染が報告されている。重症化や死亡の報告はないという。 厚労省によると、感染者は先月25日に1000人を突破。今月8日に2000人を超えるまでは2週間近くかかった。しかし、それから1週間後の15日には3000人を超え、4000人超になるまではわずか4日間だった。【奥山智己】【毎日新聞 7月19日】「入国前の検疫」で25人も感染が確認されている。これが、G.W.前後のことなら、マスコミが大々的に報じただろう。ところが、テレビなどで「新型インフルエンザ」という言葉を聞くことはおおよそなくなった。ニュースの一項目として報じられることはあるが、数字を並べるだけの、無味乾燥なものだ。一時期のように、インフルエンザや感染症の専門家と言われる人々が画面に登場して、あれやこれやと言う光景は、ついぞ見なくなった。その間に、新型インフルエンザは、ジワジワと日本全国に浸潤している。秋からの爆発的感染拡大に備えてウィルスたちが感染のタネとして散らばり、それを確実に人間が育てているとしか思えない。「ウィルス」というのは厄介なものだ。生態がほとんどわかっていない。すぐに姿を変えることができる。環境適応力に優れている。天敵ができると、すぐに耐性を身につける。いずれにしても、インフルエンザウィルスが苦手とされる、「温度」「湿気」のたっぷりある梅雨どきに、これほど感染が拡大しているという事実は、看過できないことだと思う。何せ、ワクチンの製造数は限定的だし、今後どう変異するかも不透明。タミフル耐性も確認されていて、新しい特効薬もなし(一部で、画期的な治療薬が開発されているようだが、認可には時間がかかる)。これでは、世界で30億人が感染し、数千万人が死亡するというとんでもない予測が現実のものとなりそうだ。感染が確認された地域やコミュニティに身を置く人々は、「感染しない努力」より、「感染させない努力」をしてもらいたい。感染拡大を阻止するには、一人一人の自覚と努力が必要不可欠であることは言うまでもない。
2009.07.19
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※書いていた日記が消滅しました。多分、睡魔が変な行動を起こさせてしまったのだと思います。というわけで、気を取り直し、全く違うテーマで書き直し。(ちなみに消えたブログは、目に余るほどの自民党の醜態に関するものでした)~~~~~~~~~~~今月初めに、一人の女性の死が報じられました。その女性は、勝野七奈美さん(本名・猪田七奈美)。29歳という若さにもかかわらず、がん、しかも肺がんで亡くなるというちょっとショッキングなニュースでした(「肺」は別のがんが転移を繰り返して最後に行き着く臓器だし、それがなくて、単発性の肺がんで亡くなるのは、年配者だという固定観念があるからでしょうか)。彼女はジュエリーデザイナーだったようです。ということは、一般人です。一般人が、病死を報じられるのはごく稀な話。ところが、彼女は勝野洋という俳優と、キャシー中島というタレントのお嬢さんでした。ゆえに、その死が大々的に報じられました。がんに対する啓発活動にも貢献したことでしょう。それはそれでいい。でも、腑に落ちないことがあります。「キャシー中島の娘」という言われ方をしていたことです。芸能人としては、夫の勝野洋さんの方が格上ではないのでしょうか。キャシー中島さんは、フラやキルトで活躍してはいますが、芸能活動はほとんどしていないはず。しかも、お嬢さんも本名ではなく、「勝野」という名前で活躍されていたのだから、「勝野洋さんの娘」でよかったのではないのでしょうか。どうして「キャシー中島の娘」になったのでしょうか。三浦友和さんの家庭の場合も、まだその名残があります。「山口百恵、三浦友和の息子」という言われ方をしていました。ミュージシャンの長男がメジャーデビューしたときに。山口百恵さんといえば、芸能界を引退して30年近くになる人。三浦友和さんは、ドラマや映画、CMで長く活躍している立派な俳優。なのに、名前を表記するとき、どちらが先かといえば、山口百恵さんになる。なぜでしょう。芸能界というのは、変な世界です。「存在感」というか「存在価値」というようなもので、優劣が決まってしまう。やってきた仕事の内容や、活躍してきた年数や、そのときの人気などにかかわらず、「一般人の関心の高さ」を獲得した人間が優位になれる。とはいっても、それは、本当に「一般人の関心の高さ」を反映したものかどうかは疑わしいと思います。新聞記者、テレビの報道部員、芸能ジャーナリスト(そんなものが存在するのかどうか……)といったたぐいの人々の、得手勝手な判断が入っているような気がして仕方がありません。いずれにしても、勝野洋さんや三浦友和さんの心中はいかばかりか……。芸能界は、そんな世界です。
2009.07.18
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朝6時、出勤するときに既に弱い雨が降っていました。「きょうも、客足が伸びないな」と思いました。雨、しかも、梅雨のジメジメムシムシの時期には、人は外に出たがりません。コンビニ頼みか、出前か。というわけで、朝早くの雨に、飲食店は惨敗します。昼寸前で降り出した雨なら何とかなる日もあるのですが。きょうは、閑散たる数時間を覚悟しました。「ムダなご飯を極力なくして」と、言い聞かせました。炊きたてを食べてもらいたいのですが、すべての人にそうするわけにはいきません。店のキャパやお客さんの回転時間の問題から、「残りご飯」とおぼしきご飯を食べさせることもままあると思います。キャパがあり、価格が異様に安く、食材に偏りがある……、そんな部分を見抜けば、自分の商売にとって何らかのヒントになる。が、いまのところうちでは。最小単位のご飯を炊き、消費したら追い炊きをすることにしています。ですから、ほとんどのお客さんは炊きたてを食べてくださっていることになります。でも、タイミングを間違うと、お客さんが来てくださったときにまだ炊けていない、あるいは、蒸らし足りないという事態に陥ることもままあります。そのために、3~4人分のストックは、いつも保温ジャーにあるようにしています。ですから、ご飯についてはいつも頭をフル回転しつつ、勘を頼りに炊くことになります。もっといい方法がないものか……。そんなことを考えながらの昼休み。どういうわけか、いい感じの数珠つなぎで、お客さんが入ってきます。混み合うことも、並ぶこともなく、でも、常にだれかがいる状態で推移していました。通常なら、12時から12時半の間に一気にお客さんが押し寄せて引いてしまうのに、きょうは、10:30~14:00の間に万遍なく、うまくお客さんが来てくださいました。ちょっと気持ちがいいです。久々に2回も、ご飯の追い炊きをしました。それもほとんど消費しました。でもこれは、目標の半分にも満たない状態。さらに精進いたします。もっともっと、おいしいカレーをつくります。*おいしいカレーが食べたくなったら、こちらへ。大阪市北区天満3-8-12「紀楽」
2009.07.17
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タイトルはうそです。言い過ぎです。きょう、13時半くらいに、店の前を通りかかった人がほとんど躊躇せずに店内に入ってきました。一目でわかりました。「インド人だ!」いえ、パキスタン人かもしれません。が、カレーをよく知っている人であることは間違いないと思いました。ちょっと緊張。その人は、メニューを見ながら、「上と下、どう違う?」と聞きました。「上(和牛カレー)は辛いです。下(スペシャルカレー)は、それよりマイルド。肉がおいしいです」「肉がおいしいのがいい。下を下さい」かくしてインド人とおぼしき人に、スペシャルカレーを供することになりました。その人は黙々と食べています。途中、半分くらい食べ進めたところで顔を上げて、微笑みながら、「辛い」と言います。「辛いですか? インドのカレー、こんなに辛くない?」「いえ、これくらいの辛さはあります」と言いながらも、口を少し開けて辛(から)そうにしています。「肉、おいしい。お米もいいですね」ほめてもらいました。その後、会社の場所を教えてくれました。「ここまでは滅多に来ない。郵便局あたりまで」郵便局というのは、店の少し南にあります。会社はさらにその南のようです。店そのものを知ってもらっていないことと、存在自身が目立たないことがよくわかりました。その人の会社というのは、結構近い場所です。うーむ。というわけで、宣伝活動の第二弾を実施します。(第一弾は周辺企業へのチラシ配布でした)とにかく、店の存在を知ってもらうことが大切。お給料が出たあたりから開始します。「インド人も絶賛!」とはうたわないので、ご心配なく。大阪市北区天満3-8-12「紀楽」
2009.07.16
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きょう、仕込み後に出かけた近くの小料理屋でビールを飲んでいると、マスターがお客さんに私のことを紹介してくれました。「カレーお好きでしたよね。彼女、カレー屋さんしてはるんですよ」お昼も営業している同業者のありがたい言葉。しかも三人連れ。「お客さんが一人でも増えるのはありがたい」と営業作戦を敢行しました。すぐさま店に行ってチラシ(残り少ない)をつかんでとって返し、お客さんに配りました。「ビールある?」「カレーって辛いの?」「いい肉使ってるの?」「たまごはこだわりの?」と、えらく早口で矢継ぎ早に質問されます。どうやら、東京から最近大阪に越してきたようです。「ビールは置くことを検討中です」「辛いですが、食べられないほどではありません」「お肉は、本店の関係でいい肉を使えています」「たまごは自信があります」答えながら、この人は何を求めているのだろうと思いました。「俺は、ビールで辛いカレーを食べるのが好きなんだ」あぁ、そういうことか。辛さの基準として、近くにあるカレーの名店「ハチ」の名前を出されました。「あれくらい?」「あんなに辛くはないです」「じゃ、だめだ。あれだって辛いとは言えないもの」強靭な舌を持つ人です。大抵の人は音を上げてしまうハチのカレーを辛くないというのですから。しかも、ビールがないとダメらしい。「客、一人消えた」です。うちのカレーは辛いですが、ほとんどの人が食べられる辛さです。口にはさほど辛くはないのですが、汗が噴き出します。最後の方になると、口もヒリヒリするようですが(私は平気)、そのヒリヒリはすぐにおさまります。赤唐辛子系の「燃えるような辛さ」ではありません。爽やかな、脳に突き抜けるような辛さです。この辛さが、万人が食べられる辛さの「境界」だと思っています。辛いカレーが好きな人が「これなら合格点かな」と思う辛さ。辛いものが苦手な人が、「これなら何とか食べられる」と感じる辛さ。というわけで、どなたにでも召し上がっていただけるカレーです。皆様、どうぞお越しを。大阪市北区天満3-8-12「紀楽」
2009.07.15
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「エコカー減税」の追い風を受けて、トヨタのプリウスが爆発的に売れているらしい。ETC車載機よろしく、購入予約してもなかなか手に入らないという事態を引き起こしている。そんな中、「待たねばならない新車」より、「すぐに手に入る中古車」を求める消費者が押し寄せ、第一世代、第二世代のプリウスの中古車に高値がついているというのだ。プリウス異常事態 中古価格が新車上回る中古車情報サイトでも高値が多い 新車販売ランキングで1位を記録し、納車待ちが続いている3代目「プリウス」をめぐり、思わぬ現象が起きている。中には、値下げされた2代目の新車を上回る価格の2代目中古車も出ている。今注文しても、新車が手に入るのは2010年3月。「それなら、すぐ手に入る旧型の中古車の方がいい」という人も増えているのだという。■6月末の段階で20万台超える注文が殺到 3代目のプリウスは2009年5月18日に発売。最も安いモデルの価格が、2代目よりも約30万円安い205万円に設定されたことが話題を読んだ。政府による「エコカー減税」の効果もあり、日本自動車販売協会連合会が09年7月6日に発表した新車ランキングによると、09年6月に販売されたプリウスは2万2292台(その内3代目は2万1192台)。軽自動車を含む総合ランキングで、初のトップに躍り出た。 2代目については、新グレード「EX」として、189万円に値下げした上で新車販売が継続されているものの、中古車市場での人気が高い。 3代目プリウスは、6月末の段階で20万台を超える注文が殺到しているとされ、品薄感が広がっている。さらに、「EX」も1月の販売台数は2000台にとどまっている。そのため、「2代目」を中古車市場で求める動きが広がっているというのだ。 中古車チェーン店を運営するガリバー・インターナショナル(東京都千代田区)の「ガリバー自動車研究所」では、「『2代目』の中古車市場での価格は、08年前半は原油価格が高騰していた関係で上昇していたのですが、後半は『新モデルが出る』という情報が出たことから、下落に転じました。ところが、09年に入ってからは、値崩れがしにくい安定した状況が続いています」と話す。【CASTニュース 7月14日19時35分配信】これは、自動車メーカーのみならず、傘下にいる無数の部品メーカーにとって由々しき事態だ。「新車市場」と「中古車市場」は、“車を買う”という行動を見てみれば、買う側にとってはさほど変わりはないが、生産者側には雲泥の差がある。「中古車市場が繁栄するのは、不況のとき」とも言えるし、「中古車市場が繁栄すれば、自動車メーカーは不景気に陥る」とも言える。これまで日本は、工業製品を生産して国内外に売り、利益を上げることで「GDP」を押し上げてきた。その一つが自動車で、日本の主軸産業といっても過言ではない。新車が売れれば、トヨタ、ホンダ、マツダといったメーカーの売上や利益が上がると同時に、傘下にいる無数の中小企業の売上や利益を押し上げる。が、中古車が売れると、中古車販売会社のみの利益で終わる。もちろん、整備や修理といったメンテナンスにかかわる企業の利益も多少上がるが、性能のいい国産車の場合、よほど年数がたっていなければメンテナンスの必要も余りあるまい。つまり、トヨタは、自らの傘下にある無数の中小企業の経営改善を阻止したことになる。どうしてこんなことになるのか。「トヨタ方式」などといって、ムダのないギリギリの生産ラインや部品調達システムを築き上げることで、最大限の利益を上げようとしたことに問題があったのだ。新潟の大地震のとき、一社独占に近い部品メーカーが被災したことで、自動車メーカー各社の生産ラインが数日とまったことがあった。このことが物語るのは、自動車メーカー(トヨタなど)の生産ラインに乗る寸前に製品(部品)を納入させるという、下請けいじめとも言えるようなことを常態化させていたことだ。自分は在庫を持たない。が、分刻みの納品対応をさせるために、下請けには在庫をたんまり持たせる。大企業の横暴そのものだ。そんな生産体制が、急激な需要の伸びに供給が追いつかない状況を生んだ。それは、「そんなものだろう」というところだが、メーカーの計算ミスのために、下請け企業は、ようやくどん底景気から光明が見えた矢先に、見す見す経営改善のチャンスを逸することになった。この責任はだれが取ってくれるのだろう。派遣切り(秋葉原の事件を思い出す)、下請けいじめ、工場閉鎖、工場移転……メーカーの合理主義と横暴と計算ミスの陰で、多くの企業が、地域(工場所在地)が、労働者が大泣きするハメになっている。兆のつく経常利益を上げる企業に、何の責任もないというのだろうか。
2009.07.14
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東京都民は、国を代表する住民だということだろうか。都議選の結果を見ると、国政を反映していると言っても過言ではない。都議としてのマニフェストを見るとき、「東京オリンピックの誘致の是非」「新銀行東京問題」「築地市場の移転問題」「救急医療崩壊の問題」「老人福祉の不備」「児童虐待の問題」など、自治体レベルでできる政策に対する考え方を明示する必要はあっても、「年金問題」「消費税問題」「少子化問題」「公務員制度改革」など、国政レベルの話を出してくるのはまやかしの論理だし、マニフェストとしての意味は一向にない。都議がどうにかできる問題ではないからだ。しかし、TVニュースの映像では、「年金」を初めとした国政レベルの話を都議選の争点に挙げた人(選挙人)が何と多かったことか。誤認識も甚だしい。また、マスコミに躍らされたか。それとも、「東京=国」と思い込んでいる上から目線の人々が多いのか。これで、自民党は解散の時期を逸してしまった。都議選の結果がよければ、早期解散に踏み切るであろうという予測が大勢を占めていた。が、これだけ悪いとなると、そうも言っていられない。任期切れまで突っ走るか、それ以前に勇退するか……。54%超えの投票率を誇りながら、都民は自分たちがやるべきことを理解して投票したと言えるのだろうか。もし、言えないとしたら、来たる国政選挙の結果にも責任を持ってもらいたい。なぜなら、都議選の結果を見て、投票行動に影響を受けた人が相当数いるだろうから。日本人はそういう民族だ。人の言うこと、すること、マスコミの言うことに極めて弱い。「民主党の大躍進」と、「共産党の低迷」「自民党の衰退」は事実だが、その理由をきちんと分析できる学者はいない。都議選を国政選挙のように考えた民主党的思想に迎合した方々(都民の皆さん)、国政選挙がその影響を受けて、国の政治が悪い方向に転換したとき、都民の皆さんの無責任(責任脆弱)と無知のおかげで、全国に蒙昧が波及したと自戒して責任をお取りください。~~~読み返してみて、理論が崩壊していることに気づきました。「国政選挙が影響を受ける」のではなく、「都政に影響が出る」ですね。国政ばかりを見ながら都議を選んだということは、都政において何をするかをきちんと言えない、行動できない議員が生まれた可能性が高いわけですから。それを承知の上で投票した都民の方々に、文句を言う筋合いはありませんでした。「自民敗北」という事実は、私も望ましい結果だと思うし、それが国政選挙に連動するのは当たり前だと考えています。どうしてこういう論調になったのか……。(疲れと睡魔と酔いだと思います)書き直すのが筋だと思うのですが、一旦アップし、何人もの方々に読んでいただいたブログを勝手に改定するのはどうかと思うので、前文をそのままにして、追加で弁明をさせていただきました。謹んでお詫び申し上げます。
2009.07.13
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うちのカレー店のお昼は、2つのメニューしかありません。「特製和牛カレー」と「佐賀牛スペシャルカレー」です。「特製和牛カレー」は、佐賀牛と国産黒毛和牛を煮込んだスープで炊いたルーと別鍋で煮込んだ黒毛和牛をご飯の上で合わせるというスタイルで提供します。「佐賀牛スペシャルカレー」は、和牛カレーと違うルーを仕上げてその中に佐賀牛を入れて煮込んでいます。ルーは、肉としての匂いや脂、存在感のある和牛には、清涼感のあるあっさりしたルーにするために、辛みをたっぷり加えます(何を加えているかは企業秘密)。対して佐賀牛の方は、辛みを抑え、マサラの香りと品の高い香りのする香辛料(企業秘密)を入れて仕上げます。佐賀牛を煮込むため、脂が溶け出して甘味が増します。その甘味と辛みのギャップが、メリハリとなって食べる人にインパクトを与えているようです。昨日、よく行く料理店の従業員(フレンチの料理人)が来店してくれました。料理人らしく、「スペシャルっていうのを食べたいです」というので、保温していた鍋に火を入れて熱くして出しました。実は、その店の店長(オーナーシェフ)が以前来てくれたときもスペシャルをオーダーしました。メニューが2種類あるなら、「いい方」を頼むのが料理人、「まずはお試し」で「安い方」を頼み、それがよければ「いい方」に移行するのが一般人だと思います。彼は、二口ほど食べた後、つぶやくように「これ、うまっ」と言っていました。こちらから「どう?」と聞けば、必ずといっていいほど「おいしいです」と答えてくれますが、思わずこぼれ出た言葉のようだったので、私は心の中でニンマリしました。食べながら、そして食べ終わってからも、カレーのつくり方についていろいろ聞かれました。何分「企業秘密」が多いもので、余り詳しくは話せなかったのですが、できる限り話したら、最後に「仕事してますねぇ」と言ってもらいました。「素人にしては、結構やるでしょう」と言うと「素人じゃないですよ、このカレーは。よく考えてはりますよ」ですって。私は、自分がつくったカレーを「奇跡のカレー」と呼んでいます。自分が思うスパイスの配合と、タマネギの使い方、味の入れ方が黒毛和牛にピタッと合い、それと若いルーを混ぜた特製ルーが佐賀牛にピタッと合った、という奇跡的な状況で誕生したからです。そして、「特製和牛カレー」800円、「佐賀牛スペシャルカレー」1200円という、時代に逆行した価格をつけていますが、ごく普通のビジネスマンやOLさんたちが食べにきてくれます。しかも、「佐賀牛スペシャル」の売れ行きがすごい。当初、「和牛」5:「佐賀牛」1の割合で売れるだろうと思っていたのですが、蓋を開けてみれば、「和牛」2:「佐賀牛」1という驚異的な売れ行きになっています。もちろん、オープン当初の「物見遊山」や「カレー好きの贅沢」もあると思います。が、1200円のランチは決して安くない。が、食べてくれる……。これは、佐賀牛の原価や売価を知っている人がいるとしか思えない。100g1600円の佐賀牛を100g近く入れているのに1200円……採算が合わないとわかっているから、試してみたくなるのではないかと。いずれにしても、お客さんにはウケているようです。「不景気」「弁当男子」「コンビニ弁当」「安弁」という、いまの時代を象徴する言葉は、うちの店では別の世界のものになっています。とはいえ、例えば、カレー550円、スペシャル800円くらいにすれば、もっとお客さんが来ているかもしれません。価格の話だけすれば。でも、それでは長続きしません。だって、そんな価格では、おいしいカレーはつくれませんもの。材料を落とし、手間を省き、ロス率を低くしようとすれば、おいしくないカレーチェーンのカレーと同等になってしまいます。そんな店はやる意味がない。と思ったわけです。何にしても、「佐賀牛スペシャル」が内包するパワーはすごい。このメニューの精度をどんどん上げて、評判を高くすることで店の評判も高めたいと思います。当面の間は、ですが。本当は、「和牛カレー」のおいしさをわかってもらい、どんどん売ることが本来の目的ですから。
2009.07.12
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店のオープンが6月23日。チラシを配ったタイミングや地域など、諸条件がうまく重なったのかもしれませんが、6月いっぱいは、結構お客さんがやってきてくれたのです。7月に入ると、梅雨の悪天候(雨ばかりではなく、湿気や気温も含む)が続いて客足がとんと伸びませんでした。近隣のベテラン飲食店の方々に聞くと、「15年やってるけど、こんなに暇なのは初めて」と言います。「お客さんの数が減った上に、客単価がぐんと下がった」という店長さんもいました。皆で原因を分析したところ、「ボーナスが思ったより悪かったのではないか。外食どころではなくなったってことだ」という結論に達しました。事実、学校の先生(公務員)や、役所の人々を相手にしてる飲食店は、さほど売り上げの変動がないようです。民間企業のボーナスが悲惨なことになっていて、我々は、そうした人々を相手に商売しているということです。「えらいときに店を始めたもんです」と私が嘆くと、「店をするのは、景気の悪いときがいい。景気のいいときに、わけもわからず儲けてしまうと、悪くなったときにどうにもならなくなる。ぼちぼちやれるいまのうちに、いろんなノウハウを覚えたらいい」と、力強い言葉を下さいました。そういうことにします。「どないでっか?」「頑張ってまっせ!」でいきましょう。近く、メニュー、営業時間、休業日を見直します。店をやってみて初めて、意外なニーズがあることがわかりましたので。さて、本業が忙しくなっているのをどうしたらいいのやら……。きっぱりやめられないのがつらいところ。以前の仕事のメンテや、得意先の要請にはおこたえせねば。そんなこともこなしながら、おいしいカレーをつくりましょう。きょうもきょうとて、1個400gもある特大の淡路のタマネギ20個を切って、炒めて、カレーのベースを仕込んできました。明日は少しおいしくなっています(はず)。あす、火入れと同時に香辛料を足して、よくかきまぜながら2時間程度煮込み、傍らで肉を炊き、新しいルーを仕込むという作業があります。やけどをしそうになりながらの作業を無事終え、今週の業務を終了しました。明日から来週です。休みのない、数珠つなぎ生活になって1ヵ月。いつまで続くのかわかりませんが、できるところまでやってみます。毎日毎日、カレーを試食し、カレー臭(加齢臭?)をさせて、波乱の毎日を送ります。合掌。
2009.07.11
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法律には何の拘束力もないのです。TV局の横暴はいまに始まったことではない。著作権の譲渡強要禁止=TV局の下請けいじめ防止で-総務省 (時事通信) 総務省は10日、テレビ局が優越的地位を乱用して番組制作会社に取引などを強いる、いわゆる「下請けいじめ」防止のための指針をまとめ、発表した。制作会社に属する楽曲著作権をテレビ局が譲渡するよう強要したり、番組制作を委託する見返りに制作会社に出資を受け入れるよう強制したりする例などを示し、独占禁止法などに触れるとして是正を求める。 制作会社は中小企業が多く、テレビ局に比べて経営基盤が弱い。昨年来の景気減速による広告収入の低迷を受け、テレビ局による「下請けいじめ」は増加しているとされ、これら制作会社を保護する狙いがある。 [時事通信社 2009年7月10日]ありとあらゆることで、TV局はケチケチ政策を取っています。(といっても、いまだに夜の世界での接待はお盛んなようですが)。制作会社の社員の給与はせいぜい400万(それ以下がほとんど)。が、放送局の社員の給与は2倍、3倍です(1000万以上がゴロゴロ)。なのに、制作会社をいじめるのです。同じ番組内容、同じキャスティング、同じ制作体制で、「予算を1/3にする」と平気で言うらしい。TV局の人間は、勘違いしているのです。「自分たちは世の中をリードしている」「自分たちが世の中をひっぱっている」「マスコミが広告の主流」「テレビの力は偉大」ある意味では正解でしょう。が、下がり切った質を改善しようとしない放送局など、世の中から必要とされなくなる日が近いのです。存在価値の低下です。それでもなお、下請けいじめをする。力のなくなった政治家が、●●族議員という肩書きを利用して献金を要求するようなあくどい構図と一緒です。言うことを聞かなければ、業界内で生きていきなくなる。悪いうわさを立てられて、局への出入り禁止という仕打ちに遭う。まったくひどいものです。そんな業界にいた(現在進行形)というのが情けない。幸い、私自身は直接そういうあくどいいじめや仕打ちに遭ってはいませんが、仕事を一緒にするプロダクションの中には、結構むごい状態になっている会社もあります。音楽関係だけではなく、映像著作権、制作、編集、CGやロゴ制作に至るまですべての関連業種に対して、いじめをなくす法規制をしてほしい。酔った頭では、これくらいのことしか考えられませんが……。業界内は切実な事態を迎えていることは確かですので、関係団体、立法府の方々、受益者、諸々の方々、ぜひ本腰を入れてご一考ください。お願いいたします。
2009.07.10
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そそっかしい方ではないのですが、やけどをしてしまいました。しかも……3日とあけず、4カ所も。炒めていたタマネギが飛んできて、左の二の腕に水腫ができました。このことで、腕には気をつけていたのですが、手の甲は無防備でした。2カ所ルーで火傷しました。大きな寸胴にヘラを差し込んで、底からルーをかき混ぜるという作業では、肘から手首までの間に、痛々しい筋を刻むことを覚悟せねば。これは注意深くこなすことができました。が、小さな寸胴で炊いていた肉の状態を見ようと、蓋を開けた途端、ものすごい蒸気が、私の肘の下にかかりました。私はとっさに水道水を出し、湯気の当たった痕を冷やしました。それが効果的なのか、もっといい方法があるのかは知りませんが、とにかく冷やすことが先決だと思いました。流水、氷水、氷を巻いたタオルと、あらゆる冷たいものをあてがいながら、仕込みをしました。開店時間が過ぎ、お客さんがやってきたころには、「水ぶくれは回避できただろう」と思って氷のタオルをはずしたのですが、はずしたそばから水腫ができ始めます。ビビッた私は、来客にカレーを出したあと、さらに氷を包んだタオルで、幹部を冷やしました。合計3時間、そうやって過ごしました。幸いにも水腫はできなかったのですが、皮と身の間の剥離は裂けられず、机にあたったところの皮がむけてしまいました。飲食店の知り合いに聞くと、「4年の辛抱ですよ」ですって。3年でようやく痕が薄くなり、4年でわかりにくくなる。ということらしいのですが、水腫になった場合は、さらに回復に時間がかかるらしいのです。あーあ、やけどで手が汚くなりました。これがきれいに治ることには、うちのカレーはもっと売れているのでしょうか。……不毛な質問、疑問でした。。。
2009.07.09
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店の前の通りとその背景になっている、北側「たばこ店」・南側「カレッジハウス」(女子寮/高校生、大学生、専門学校生を中心とした女子のみの家具付きアパート)は、暇なときの観察ポイントになっています。この2週間の観察日記を一つ。まずは「たばこ店」から。昔は酒屋、雑貨屋、食料品屋を一緒くたにしたいわゆるスーパーストア(別名・よろず屋)を営んでいたという大きなたばこ屋さんの壁面2面は、たばこと清涼飲料水の自動販売機で埋め尽くされています。清涼飲料水は120円→100円。しかも、メジャーメーカーのものばかりです。「ジャパンビバレッジ」が設置しているもので、500mlのペットボトルでさえ、130円とお得です。皆よく知っているもので、この販売機目当てに、朝6時から(それより前は出勤前なので知りませんが)、続々と近所の人が飲み物を買い求めにやってきます。ちょっと驚きです。私は、自販機で飲み物を買うということがまずないので(甘い飲み物が嫌いだし、飲み物に100円も120円も使うのがもったいない)、これほど多くの人が自販機で飲み物を購入するのかと。車をとめて買い求める人、通勤途中に立ち寄る人、出勤してからやってきて、飲み物と煙草を同時に買っていく人……。煙草を吸うために集まってくる人も大勢います。自販機の端っこに、灰皿が置いてあるのです。この灰皿に、多くの人が群がります。わざわざ自転車に乗ってやってきて煙草を購入し、その場で一服して帰っていく主婦とおぼしき人、1時間置きにやってきて、煙草を楽しむビジネスマン(仕事は大丈夫? と心配になります)、この人は、同時に携帯で電話をかけるのが習慣です。相手は奥さん? 不倫相手?何だか詮索してしまいます。通勤途中に立ち寄り、思いっきり吸って気合いを入れてから会社に向かう人、昼休みに食事の帰りにやってくる若い女性、毎日決まった時間(朝10時、12時、2時、4時)にやってくる近所の会社の若い男性、毎日11時にバイクで乗り付けて一休みしていく中年ライダーなどなど。決まった顔が見えると、時間がわかるほどです。人間って、こうも毎日決まったことができるものだと感心します。特に勤め人は、勤務時間という枠の間で、毎日毎日、同じことを繰り返して生きているのだと思います。いいことだといえばいいことです(規則正しい生活を続ければ、体調や精神状態も安定するでしょうから)し、寂しいことだといえば寂しいことです(それで楽しいのか? それで人生が豊かになるんか?それで自分が発展できるのか? などの疑問が浮かびますから)。そんなことを思いながら、自分はというと、わずかなお金をいただくために毎日14時間以上カレーと奮闘していて、これを笑っている人もいるだろうな、と感じてしまったわけです。店のガラス壁の向こうに展開する景色……しばらく観察が続きそうです。
2009.07.08
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店をオープンさせてから2週間、あっという間でもあったし、もっと時間がたっている気がしているというのも事実。飲食店というのは本当に難しい。近隣のベテラン飲食店に聞いても、答えが出ない疑問ばかり。「6月末、7月に入ったころから、パタンとお客さんが来なくなった」「昼の出足が遅くなった」「客の流れがおかしい」さまざまな事象は理解できていますが、その理由がさっぱりわからないのです。「ボーナスが減って、外食どころではなくなった」「蒸し暑いから、外に出ないのかも」「飲食店が減って、さまよう人が続出しているよう」など、思いつくこと全部を並べても、きちんとした結論が出ません。が、何らかの法則が存在することはわかっています。それをきちんと知ることができれば、いい解決法が見つかるかもしれません。それはそうと、雨が降らないのです。オープンから2週間を経過する間、営業時間に一度も雨が降っていません。6時に店に出るときは、ひどい雨が降っていたのに、昼は晴天というのが2回。10時前から11時(休憩時間)に雨が降り、お昼の営業時間になった途端、雨が上がったというのが2回。お昼の営業前に、通り雨のような強い雨が降ったのが1回。このように、なぜかうちの店が開店時間を迎えるとき、ピタッとやむのです。雨が。それがいいことなのか、悪いことなのかもわからない。しばらく頑張ってみるしかないですね。物理的な話をして申し訳ないのですが、うちの店には傘立てというものがありません。オーナー店の怠惰だと思うのですが、客の傘は適当に外に置かせていたようです。傘立てを買いますか。それとも、運がついていると思って、雨が降るまで知らぬ顔を決め込むか。何にしても、大変です。が、夜の眠りが深いし、理論はわからないものの、肌の調子がすこぶるよいのです。「雨が降らない」……どうにか逆手にとった戦略を考えましょう。あぁ、眠い……。
2009.07.07
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4人の死者を出すという、余りにもひどい放火事件が起こった。場所は大阪市此花区。大阪の中では“下町”といった感じの街。パチンコ店わずか20分の悪夢…30代男、無言で放火 大阪市此花区のパチンコ店「cross(クロス)-ニコニコ」で5日、4人が死亡、19人が重軽傷を負った放火殺人事件は、発火から鎮火までわずか20分という短時間に起きた白昼の悲劇だった。被害はなぜ急速に広がったのか。犯人の男は店に入った直後、無言のまま火をつけて逃走したといい、大阪府警は男が一方的に強い恨みを抱いていた可能性があるとみて調べている。 府警によると、出火したのは5日午後4時15分ごろ。男が店の3カ所の出入り口のうち、大通りに面した南東側の出入り口から侵入。無言のままガソリンとみられる液体をまき、火をつけて逃走した。 消防が出動し、火は約20分後に消し止められたが、鉄筋6階建ての雑居ビル1階に入る同店(約400平方メートル)を全焼。23人の死傷者を出す大惨事となった。 男は30歳ぐらいで、やせ形。液体は青っぽいバケツに入れて持ち込んだとみられる。[ 夕刊フジ 2009年7月6日] 犯人は山口で出頭し、既に逮捕されている。消費者金融に借金があって、「人生に嫌気がさした」「人が多数いるところに火をつけた」と言っているらしい。いわゆる無差別殺人。秋葉原の殺傷事件を初め、「誰でもよかった」という理解しがたい理由で無差別に人を殺傷する事件が相次いでいる。人生に嫌気がさしたなら、勝手に死ねばいい。なぜ、他人を道づれにしようと思うのだろう。「自分の存在感の誇示」心理学の専門家がよく言う言葉。何の取り柄もないからこそ、こんな完璧に間違った方法で、自分を誇示したがるのだろう。取り柄がないのは、教育のせいだと思う。だれでも一つくらいは好きなことややりたいことを持たなければ、生きる気力や意義が持てない。子どものころにそういう芽を見つけて育てる教育をされなかった人間は、こんなことになる。また、「負ける」ことや「人より劣っている」ことを認めることが極めて嫌いな人種がいる。それも、教育のせいだろう。力の優劣、人間力の強弱によって、群(社会)の中で立場が変わるのは、動物社会の摂理なのだ。そんなことは、12歳までに理解させなければならない。41歳にもなって、こんなわけのわからない事件を起こす人間がいるということは、30年間(もしくはそれ以上)の教育が間違っていたということで、その中で育った人間は、こういう事件を起こす危険因子を持っている可能性があるということを示しているのだと思う。それにしても、こんなことで命を落とした人たちの無念さはいかばかりか…。謹んでご冥福をお祈りいたします。
2009.07.06
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店をオープンさせてから10日ほどがたちました。朝の営業については、まだまだ告知及び宣伝不足であることが否めず、固定客をつかむに至っていないという状況。店の存在を早く知らしめるべく、アイデアを盛り込んだ告知活動が必要だと思っています。昼については、徐々に存在感を増していると思います。(ちょっとひいき目に見て、ですが)近隣の飲食店にお客さんの数を言うと、「へぇ、すごいね」と言われます。自分としては、目標の半分にも満たない数字なので、納得できないのですが、「うちなんか、昼の営業を始めたときは、お客さんゼロの日が何日もあったよ」と言う、夜には大人気の居酒屋さんや、「開店して2ヵ月は、ひどい状態だった。従業員に出す給料も稼げなかった」と言う、うどん・そば店の店主など、励ましとも賞賛とも言える言葉を下さいます。それは、「カレー」だからかもしれません。「単品メニューでお客さんを呼ぶのは大変よ」と、飲食店の店主は口をそろえて言います。それはよくわかっています。近隣の定食屋は、「とんかつ」「ハンバーグ」「焼き魚」「煮魚」と、5~7種類ほどのメニューをそろえています。毎日足を運んでも飽きなように、より幅広い年齢層の客を呼び込みたいという目論みでしょう。が、店のキャパ、厨房の設備、地域性、私の能力……すべての条件を勘案すると、この戦略の実現は難しいのです。また、周辺と同じことをしても面白くない、というあまのじゃくの性格もあって、カレー一本にしたのです。単品として成立するのは「カレー」「(特徴のある)丼」「ハンバーグ」くらいでしょうか。あとは、店のネームバリューや歴史、夜の営業形態、地域性などの特殊な事情によって、成立し得ているメニューだと思います。中でも「カレー」は、単品メニューの王者だと思います。週に1度や2度でも食べられる。いろんな味が存在し、それが許される。年齢層を限定しない。供する形態(盛り方、器、具、セットメニューなど)がさまざまで、個性を発揮できる。などなどの理由から、百者百通りのカレーが生まれ、それぞれの存在感を示すことができる食べ物だからです。チェーン展開しているカレーショップは、トッピングをたくさん用意しています。この手は後日考えるとして、まずはカレーの味を知らしめることが先決。私は、ゴロゴロッと入ったたくさんのお肉(国産黒毛和牛)とたっぷりのルー、多目のご飯という構成で勝負します。既に、1週間で2度来店してくれたお客さんがいたり、初めての来店でレギュラーではなくスペシャルカレー(1200円)を注文してくれたり、大盛り(+100円)をオーダーしてくれたりするお客さんがいることにはちょっとした感動を覚えました。お客さんの8割は男性です。汗を拭き拭き召し上がっているので、「からいですか?」と聞くと、決まって皆「いえ、ちょうどいいからさです」と言います。女性は「からいね。おいしいけど」と、ストレートな意見をくれます。男性がからいと言わないのはプライドがあるからでしょうか。「からいです」と素直に言ったのは、二人連れでやってきた若い男性だけです。ほとんどのお客さんが近隣の企業の社員さんです。まだ、「食べ歩き」系のお客さんはいらっしゃっていません(と思います)。あからさまに味をけなす人、変な要求をする人、お金を支払わない人などありがたくないお客さんもいません。が、これからは、いろんな事態を覚悟しないといけないと思います。変な人も来るでしょう。いやなことを言う客も出現すると思います。客商売にはつきもの。覚悟しないと。というわけで、10日間のリポートを書きました。また新たな1週間が始まります。さて、どんな1週間になりますやら……。
2009.07.05
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今朝、店を開けると同時に、Protea Mamaさんと、私が会いたかった次男くんが来店されました。Mamaさんがお一人で来てくださったのが1週間前。こんなに早く、次男くんと会えるなんて……。Mamaさんと次男くんは、うちのたまごかけご飯を淡々と召し上がりながら、Mamaさんが次男くんに昼のメニューのカレーの話をしてくださったりしてるうちに、あっと言う間に朝食の時間が終わりました。Mamaさんが次男くんに朝食のお代を支払うように促され、次男君はご自分の財布から500円硬貨を取り出して、私に差し出してくださいました。「400円頂戴します。500円お預かりします。100円のお返しです」そう言いながら、次男くんから400円をいただく意味を噛み締めました。うちの店を出たMamaさんから、「これから小路の作業所に行きます」と聞かされました。Mamaさんのブログによると、朝早くからウォーキングをしたり、ご飯を炊いたり、卵焼きや味噌汁をつくったりと、大忙しの次男くんの、作業所に行く前の貴重な時間をうちの店で使ってくれたことに、ちょっとした責任を感じました。責任……いつもと違う時間を過ごしたことが、次男くんの生活や人生に少しでもプラスになることがあったかどうか……ということです。Mamaさんと次男君が角を曲がって見えなくなるまで見送ったのですが、次男君の足取りが軽かっことが、私の気持ちを軽くしてくれました。Mamaさん、ありがとうございます。次男くんに会えてうれしかったです。お漬け物はお気に召さなかったようで……、ほかのお漬け物もおすすめしたらよかったと後悔しています。またお会いできたら、さらにうれしいです。ご飯を召し上がらなくても、お茶と会話だけでも楽しみに来てください。おいしいお茶やら、ちょっとした茶菓子やら、ちーちゃんとの思い出の写真やらを用意しておきます。暑い中、お忙しい中のご来店、本当にありがとうございます。
2009.07.04
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本業をやっているときは、苗字か「社長」、プライベートでは、苗字か名前、アダ名(学生時代の友達のみ)、カレー店に立っているときは、「ママ」「おねえさん」と呼ばれます。「ママ」とか「おねえさん」と呼ばれ出したのは、本当に最近の話なので、まだなれないというか、気恥ずかしい感じがします。では、それ以外の呼び名でしっくりくるもの、気恥ずかしくない呼ばれ方といえば……、思い当たらない。「おかみさん」「おかみ」というと、きちんとした料理屋さんのようだし、「ねえちゃん」は下町っぽいし、なれなれし過ぎる。「おかあさん」「おばちゃん」は論外。……こういうふうに考えてみると、日本語は、女性の呼称が貧困だと思います。(といっても、外国語にはたくさん呼称があるかというと、よく知りませんが)男性の場合、「マスター」「大将」「おとうさん」「ご主人」「板さん」あたりの呼称を使いますが、その人の年齢や服装、料理に対する姿勢(正式な料理人かそうでないか、自分でつくっているか、オーナー的立場か、など)から、どれかしらにあてはまるように思います。男性の方が、それぞれのフィールドでの地位(社会的な)が確立されているということなのかもしれません。対して女性は、長い間家庭の中にいて、「奥さん」と呼ばれることが当たり前だったから、呼称が貧困なのでしょうか。カレー店の運営(経営)をする女性の呼び方でしっくりするもの、耳障りのいいものはないでしょうか。気恥ずかしい思いをせずに済む呼称……、どなたか、お教えください。
2009.07.03
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麻生さんが総理総裁になってから、景気はむちゃくちゃだ。特に大阪は、公務員の給与カットを初め、中小企業の業績低迷(倒産)、大手企業の東京流出、ボーナスカットによる住宅ローン難民出現、在阪放送局の業績低迷、コンビニ強盗・ひったくり・セルフスタンド荒らしなど窃盗・強盗事件の多発等々景気の悪さを実感できる事象や事件が蔓延している。うちのカレーは800円する。この金額は微妙なはずだ。周辺の飲食店は650~700円という価格設定だ。800円を超える店は、うどん・そばの店や中国料理店のセットメニューか、ちょっとした料理屋のお造り定食・てんぷら定食といったところ。価格を決めるとき、700円以下にするか、それ以上にするかで悩んだ。700円以下にすれば、安物のカレーショップチェーン店と同等の価値観になる。700円以上にすれば、カレー専門店としての存在感と、それなりの商品イメージが必要になる。この価格戦略のボーダーラインは、バブル崩壊直後なら「1000円」だったと思う。飲み物やサラダをつけて1000円にすれば、お客は2軒目の「喫茶」が省略でき、「安い」と感じられるラインだった。が、いまは違う。「外食」は「コンビニ弁当(カップ麺、おにぎり含む)」「給食(仕出し弁当)」といった、低価格商品と戦わなければならない。しかも、「弁当男子」なる人種の出現も見逃せない。飲み物すら水筒で持参する人種もいるらしい。私が戦う相手は、こうした「人種」ではなく、景気なのだと思う。高速道路1000円とか、エコポイントとか、定額給付金とかといった、利益の偏りの著しい、子どもだましの政策を漫然とやられている間に、国の借金はどんどん膨らみ、しかも、ひどい内容の補正予算は審議すらされないまま役人の利益確保と麻生さんのやりたい放題を大いに内包したまま成立してしまった。次は消費税アップだ。断末魔の自民党の金の無駄遣いが、次期政権の首をじわじわと締めることになるだろう。何にしても、ご飯多め、お肉ゴロゴロ、手間暇かけてつくったルーのカレーが「800円? 安いなぁ」と言われる日が来ることを期待する。それには、自民党ではダメなことははっきりしている。が、それ以外なら光明が見えるとも言い難い。官僚政治を根底から変え、収入に見合った支出ができる国をつくるのには相当時間がかかると思うし、それをしようとする政治家も希有なように思う。利権、私利私欲、名誉欲にまみれたいまの政治家が、あえて自分たちの利の薄い政治をするとは考えにくいからだ。まともな政治家が、国民のための政治をしてくれるようになるまで、私のカレーショップが延命できるかどうか、甚だ疑問だ。
2009.07.02
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本日は、夜の営業がありました。私のカレーショップは午後3時には消滅し、高級焼き肉店に大変身しました。「たまごかけご飯」や「カレー」に関係するもののほとんどが棚の中や上、物入れの中に姿を消し、客単価1万円以上の高級店へと変貌すると、某有名商事の面々が6人でやってきました。同じ会社の東京・大阪間の交流会というか、接待のようでした。仕込みもできず、近くの居酒屋で情報収集していると、電話が鳴りました。「たまごかけご飯が食べたいって言うてはるんやけど、どうしよう」オーナーのご子息からでした。「すぐに行きます」1分ほどでかけつけ、たまごかけご飯の用意をしました。たまご、特製しょうゆ、漬け物をセットし、2人前提供しました。「幾らつけましょう」と言われたので、「昼はたまごが100円、漬け物は50円程度だと思います」「じゃ、倍額でいいですね」「え?」「たまごを200円にして、漬け物50円で、250円×2でいいですね」「は、はい」よく考えたら、決して高くないのです。たまごの原価は60円を超えています。高級焼肉店が、夜の営業で出すものとしたら、全く高くない。が、何か納得のいかないものも感じました。昼も夜も同じたまごなのに、価格が違う……。6人のお客が飲み食いした金額は……多分7~8万円。一人1万円以上。昼は800円。スペシャルが1200円。大盛り、たまごをつけて最高額が1400円。肉を切るだけで1万数千円。3日間手間ひまかけてカレーをつくってこの金額。トホホ。やっぱり、早く夜の店に転換せねば……。
2009.07.01
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