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毎年、29日から大晦日までの間に実家に戻り、2日には帰阪するという年末年始を随分長い間続けてきました。今年は、ギリギリまでカレー屋をやっていたのと、体の調子を考えて実家に戻るのをやめました。このことを父親に言ったら、電話の向こうでがっかりした様子で、「楽しみにしてたのに。おかあちゃんが、いつ帰ってくるの? って聞いてた」と言いました。親が年を取るのはつらいことです。私が20代のころは、いつも怒っていた父親です。今回のようなことを言ったら、「勝手なことを言うな。迎春の用意ができてる。帰ってこい!」と一喝されたでしょう。親不孝をしました。が、この状態で実家に戻っても、何もできない。気力が持たない。で、決断したわけです。間もなく23時。あと1時間で2009年が終わります。24時近くになったら、年越し蕎麦をつくって、食べて、年が明けたらスパークリングワインを飲んで、お風呂に入って、一旦眠って、目覚めたら初詣に行こうと思っています。きょうはすごく寒かった。店の掃除と仕込みをするために外に出たとき、初詣に行くという計画が頓挫しそうになりました。ま、三ヶ日の間に行ければいいでしょう。そんなわけで、一人っきりの年末年始となりました。貴重な機会になるでしょうから、これはこれで楽しみます。では、2009年、カレー屋並びに本業でお世話になった方々、ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします
2009.12.31
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昨年、引っ越ししたにもかかわらず、車を前の自宅近くの駐車場に置いたままにしていました(新たな住まいの近くだと、駐車料金が格段に上がってしまうためと、飲酒、駐禁の取り締まりが強化されたため)。ゆえに、車には二度ほどしか乗りませんでした。それでも不都合はありませんでした。以前は、「納品」「ロケ」「取材」「ゴルフ」などで車を多用しました。が、最近、その類の仕事が激減し、パソコンとネット環境があれば何とかなってしまう仕事ばかりでしたし、たまに僻地への移動があったとしても、タクシーを使う方が効率的だったのです。今年の春、「車検」にかける必要があり、手放すか残すかの選択に迫られました。車検は4月初旬。「店をやらないか」と言われたのが3月中旬。店をやるとしたら、車が必要になるのが濃厚。食材を仕入れに行ったり、生産現場を視察したり。取り引き業者との打ち合わせに出向くことも多くなるかもしれません。逡巡した結果、車を残すことにしました。すると、カレー店関連のことで使うのはもちろん、本業やプライベートなことでも多用することになりました。昨年一年間使わなかったのが嘘のようです。これがまた、よく走ります。エンジンはすこぶる快調。スピードも出るし、加速もスムーズ。各機能も問題なし。壊れているのは、表示部の時計表示くらい。1500ccなのに、高速では2000ccクラス並みの走りをしてくれます。(私が飛ばしているだけかしら…)さて、来年はどうしましょう。今年、車検と保険と駐車場の借り換えで40万円近くを要しました。車検と駐車場関連費用はないので、さほどの負担ではありませんが、ランニングコストが結構かかります。ガソリン代も高止まりのまま。煙草を吸わないせいか、いまでも新車の香りのするわが車を、やすやすと手放すのはもったいないし……。年明けには、源泉徴収税の納付があります(本業)。春は税金ラッシュ。決算も控えています。会社や店をやっていると、「これほど税金を払っているのに、一人モンには恩恵がない」と痛感します。あと一年は、何としても車を手放したくないな。カーナビも、CDもなく、ハイブリッドではない古い車ですが、これまでの働きに感謝して。頑張ろう。
2009.12.30
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きのうときょうは、年末の“こなし”営業でした。開けないわけにはいかない、という理由だけで開けるようなもので、決して商売になるような日ではありませんでした。ところが! 2年半前に、近所の居酒屋で会ったことがある若者(タチバナくんの後輩)が訪ねてきてくれたり、このブログをご覧になって、ここ一ヵ月少しの間、足しげく通ってくださった日本有数のカタログ通販会社の方がお越しくださったり(実は、怒濤の土曜日にお立ち寄りくださったのに、お肉がなくて泣く泣く閉店したあの後にご来店くださっていたようで、本当に申し訳なく…)、Protea Mamaさんが開店前の店の前でお待ちくださっていたり(政治の話、福祉行政の話、外交の話、ブログの話、死生観の話……本当にいろいろな話をしてくださいました。思慮深く、哲学のある方であることが、改めて理解できました)、13:30以降にいらっしゃるのが恒例で(平日でもビールを所望されるので、気を使って遅い時間にいらっしゃいます)、見識の広い話をしてくださる方が「食べ納め」と立ち寄ってくださったり、そのほか、うちのような店に心を砕いてくださる方々が次々に来訪され、年末の挨拶をしてくださるので、うれしいやら、恐縮するやら、びっくりするやらの二日間でした。年末の、幾度かしかない貴重な昼食の店として、うちを選んでくださったことに、心から感謝しました。こういうことがあるから、店をやっていけるのですね。正直、この半年の自分の働きは、納得できないことばかりです。もっとやれることがあるのに、二の足を踏む。やらないといけないことがあるのに、言い訳を探してやらない。やりたいことがあるのに、それを否定して何もやらない。これでは、できることもできないと思いました。少なくとも、励ましの声をくださったたくさんの方々に対して、説明も言い訳もできない。力を出さねば……。きょう、あるお客さんに言われました。お客さま「ボクがなんでここに来てるか、わかる?」私「……」お客さま「ここのカレー、おいしくないからや」私「え……」お客さま「気ぃ悪くせんといてや。おいしいと思うカレーは、それだけやねん。このカレーは、すぐにおいしいってわかるカレーやないのに、それをあえてつくっているとこがいい。おいしくするのは簡単。人間の口なんて、単純やから。それをわかってて、やってないことは、認めるに値するよ」うれしかったです。「おいしくない」と言われたことは、ショックでしたが、以前にも書いたように、「おいしい」と「食べたい」の違いを言ってくださったのだと思います。単純に一口目でおいしい、と思うカレーを求めていないというのは、自分のエゴであるように思っていました。最近。でも、それは、保ち続けなければならないポリシーじゃないかと思えました。コンビニ弁当や、弁当屋のおかしな食べ物ではない、毎日食べたいと思う食べ物を作ることは、食べ物屋に課せられた最低限の使命だと思うのです。食べ物は、体に入れるもの、明日の自分をつくるもの、未来の人類につながるものだと思います。だから、私のつくるカレーは売る価値があるのだと考えるようにします。このポリシーが、商売と合致するポイントを見つけるのが、2010年の課題になりそうです。難しいー。。。
2009.12.29
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深夜帯の番組で、お笑い芸人のタカ&トシがMCを務める番組がある。それは、「お試しかっ!」というタイトル。その番組のコーナーで「帰れま10(テン)」というのがある。別に見たいわけではないけれど、寝室に入ってテレビをつけ、ニュースを見ながら予定表を見直したり、仕事に必要な本を読んでいると、知らぬ間にニュースが終わり、娯楽番組に切り替わっている。そんなとき、どういうわけかよくこの番組のこのコーナーを目にする。お笑い芸人が6人ほど集まって、ファミレスやファストフード店、居酒屋のチェーン店の人気メニューベスト10を当てるというもの。当たるまで、オーダーしたメニューを食べ続けなければならないというルールがある。人気お笑い芸人が、深夜から朝方にかけて、ファミレスなどの脂っこいメニューを食べ続けているのを見るのは、私のような年代の人間にはちょっとキツいものがあるが、若い人にとっては、単に人気のメニューを知ることができ、たくさんのメニューを口にして悶絶している芸人を見るのはある意味楽しいことなのだろう。「帰れま10」というくらいだから、「食べるまで帰れない」という過酷な状況に追い込まれることが前提になっている。ストレートに当てていては、番組が成立しない。10のメニューを当てるのに、40前後のメニューを口にするのが通例だ。深夜帯の番組として見ていたときは、出演しているお笑い芸人たちの苦しみようは、それはそれは大変なものだった。満腹感との闘い、睡魔との闘い、疲労との闘い、次のスケジュールとの闘い……。すべてにおいて、「苦痛」が存在していた。きょう、ゴールデンタイムにこの番組が特番として放映されていた。ステージは、「ミスタードーナツ」と「びっくりドンキー」だった。タイトルはそのまま。が!!! 芸人が何を食べても、幾つメニューを食べても悶絶しない!「おいしい!」「このモチモチ感、何? うめぇ~」「これは人気があるわ」そんな言葉の連続である。深夜帯のときと、何らルールが変わらず、同じように進行するにもかかわらず!である。これは、テレビ局のバカ度を証明するに足る現象だと思う。ゴールデンタイムの番組には苦情が多い。それを気にして、スポンサー(多分、だが、ステージになった店はある意味スポンサーだと思う。広告料として費用を出しているかどうかはわからないが、商品の提供くらいはしているはずである)からクレームが出ないように、事前に配慮して芸人に因果を含めたのだと思う。これでは、番組が成立しない。「人気メニューを当てる」行為そのものより、「悶絶」が面白いのだ。グルメ番組で、参加者の人数分の料理が用意されておらず、クイズやゲームで一人だけ食べられないという状況をつくるアレと同じこと。単に食べ物を食べるのでは、視聴者は飽きてしまう。よって、「苦痛」を盛り込むことによって時間を引き延ばし、注目度を高めようとする戦略だ。深夜帯で人気だから、特番でゴールデンタイムに持ってくる、という安直さは、新たなスポンサーが得にくい、あるいは、制作費がないという状況で理解できなくはないが、ならば、「悶絶」という要素を何か別のものに置き換える必要があるだろう。「総カロリー量」「体重増加量」など。どちらも、飲食店にとってはイメージがよくない。となると、そもそも「帰れま10」というタイトル自体が成立しない。これでいいのか、テレビ番組って。「貧すれば鈍す」を象徴する現象だと思う。テレビ番組は、テレビ局は、坂道を転げ落ちるように質が低下し、留めようがないというのが実感できた。これが日本のマスメディア。悲しいことだ。
2009.12.28
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ここのところ、日曜日は床に臥せっているのが慣例になっています。師走だけあって、カレー屋と本業の両立は大変です。本業で神戸に通い始めた10月から、結構無理をしていたのだと思います。ここに来て、疲れが出ているようです。膵臓と肝臓が弱っているのだと思っていましたが、自律神経もおかしくなっているようですし、当然、胃腸の調子も……。カレー屋の営業はあと二日(29日まで)。本業は31日まで。明日は取材が入っています。頑張りましょう。きのうはきのうで、ご飯もお肉もすっかりなくなってしまいました。早がけのお客さま数人が帰った後、6人連れのお客さまが……。土曜日は、ビジネスマンの来店が余り見込めないので、ご飯も少なめにしています。それに、早がけのお客さまから遅がけのお客さままで、結構バラバラにご来店になるので、6人連れのお客様は予想外。その後もお一人。満席になり、ご飯もすっからかん。土曜日には毎週いらっしゃるお客さまが数名いらっしゃるので、その方々のお顔を思い浮かべながらご飯を追い炊きしました。が、お肉が……。その後、常連のお客さまがいらっしゃり、ご飯が炊けるまで10分ほどお待ちいただきました。黒毛和牛のお肉が足りない分は佐賀牛でカバーして、何とかお一人分のみ確保。13:00前には閉店するしかなく…。年末に向けて、食材はできるだけギリギリの状態でいたいのです。何しろ、年明けの営業まで5日間もあいてしまいます。ルーは毎日火入れに行けば何とかなりますが、お肉は何度も火入れすると煮くずれてしまいます。冷蔵庫に入れっぱなしにするわけにもいきません。とはいえ、計算違いでお客さまにご迷惑をおかけするのは最低です。長期休暇があると、売上が上がらないばかりか、こういう苦労もします。いっそのこと、休まずに営業しようかしら、なんて考えたりしますが、この体ではそれも無理。お正月の三が日はゆっくりします。滅多にしない「一年の計」なんてことを考えたりしながら。さて、明日はどんな月曜日になりますでしょうか。
2009.12.27
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きょうのお昼、店を開けてから20分と少し過ぎたころ、「きょうも出足が遅いなぁ」とガラスのドアから外を眺めていると、右側から人が歩いてくるのが見えました。びっくりました!スペさんでした。この夏、Protea Mamaさんと同じタイミングでご来店になって以来ですから、3ヵ月以上はたっていると思います。スペさんは、ごく普通に店に入ってこられました。なんだか、週一ペースで通ってこられる常連さんのように自然に、躊躇なく店の中へ。私も、随分古くからの友人を迎えるようにドアを開け、「いらっしゃいませぇ」と言いつつお迎えしました。きょうは、初めてスペシャルを召し上がりましたが、いつものように汗だくになって、カレーと格闘されていました。スペさんのご実家(生まれ故郷)の地域のタマネギを仕入れているので、スペさんの背後に置いてある箱を指して、「『淡路』だけじゃなくて、地域名まで書いてあるでしょう」と言うと、箱に記してあった地域の説明をコンコンとしてくださいました。ものすごくローカルな話を、ハリのある声で熱心に説明してくださる様子は「さすが、できる営業マンだな」と実感させられるに足るものでした。それは、トークが上手、というより、話に魂がある、といった感じ。前回お会いしたときよりお元気そうで、安心しました。「スペシャルより、普通のカレーの方がいいな」とおっしゃったのを受けて、「そうでしょう。○○歳以上の方にはすすめないようにしているんです。消化器が弱ってきますから」と言うと、激しく抵抗されました。「いや、ボクは若いときから、脂っこいものが苦手なんです! 若いときから…」そうそう。若いときから苦手な人は、さらに苦手になっているはず。それを認めたがらないのは、過去の栄光にしがみつきたいがゆえの……。あら、これは言葉が過ぎました。先日、スペさんのブログに書き込みをした話でした。失礼しました。ほかのお客さんがいたので、お見送りができなかったのですが…スペさん、お忙しい中のご来店、ありがとうございます。年内はお会いできないと思っていましたので、とてもうれしかったです。タクちゃんがカレンダーに託した願いはかなったでしょうか。来年もよろしくお願いいたします。……私はというと、病院に行くもイレギュラー事件により主治医不在で簡単な検査のみ。明日もまた病院行きという悲しいクリスマスを過ごします。「終わり悪けりゃすべてダメ」の2009年にしてしまいそうな勢いです。ま、それをチャラにして、新たな思いで2010年を迎えればいいわけで。とりあえず、メリークリスマス!!!
2009.12.24
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2009年が間もなく幕を閉じようとしています。今年はいろんなものが変わりました。「政権」。日本では、自民党から民主党への大変革が遂げられ、新しい日本へと生まれ変わるという期待にあふれました。一時的に。ふたを開けてみれば、元Mr.自民党の小沢氏の内閣支配と独裁政治。閉塞感は増すばかりで、日本じゅうが沈鬱な雰囲気にのまれてしまっています。アメリカでは、共和党から民主党へ。米国初の黒人大統領が誕生しました。2009年1月20日に行われた就任式では、第44代アメリカ合衆国大統領のバラク・オバマが実に魅力的な演説をし、超大国のアメリカが変貌し、躍進する予感は、世界じゅうの多くの人が持ったのではないかと思います。しかし、米国の経済状況はひどくなる一方で、ひた隠す真実は、やがて噴出し、収集がつかない事態に世界じゅうを追い込むと思われています。「インフルエンザ」。新型が発生しました。ものすごい勢いで、日本を感染列島にしてしまいました。役所、国、人々の認識の甘さ、対応の遅れ、打つ手のなさが露呈しました。平和ボケの象徴のような出来事でした。ワクチンができたとはいえ、これからも、微妙に姿を変えて、世界じゅうにはびこるでしょう。「ゴルフ」。男子プロゴルフ界では、石川遼くんの活躍により、ゴルフのイメージがすっかり変わり、ファン層もすっかり変わり、テレビの視聴率が激変しました。超人的な天才を目の当たりにして、多くの日本人は、自分の粗雑さ、無能さ、いい加減さ、謙虚さのなさを悟ったでしょう。アメリカで一歩先行く天才、タイガー・ウッズは醜聞に見舞われました。天才でありながら鍛錬を忘れず、絶えず自分を見詰めているプレイヤーであるという彼のイメージが崩壊しました。「カレー屋」。私事です。6月下旬から、カレー屋を始めました。なんでこんなことになったのか、わからないくらいの奇跡的出来事でした。その決断もさることながら、自分が人に食べていただくカレーがつくれるようになるなんて…。覚悟はあったのですが、これほど景気が悪くなり、人々の気持ちが沈むとは予想できていませんでした。が、そんなことは言い訳。ファンを増やさねば。「800円は高い」「材料費を落とせば、600円にはできる」「このへんは、550円が勝負ライン」「いい材料を使い過ぎ。儲けを出さないと商売じゃない」いろんなアドバイスを聞きます。そのとおりだと思います。でも、私にはできません。自分がカレーをつくる意味、カレーを人様に食べていただく意味、このカレーをつくった意味……、どれを考えても、いまのスタイルを変えることができません。1ヵ月くらい店を休んで、頭をサラにすれば、何とか変えられるかもしれません。でも、いま、毎週来てくださるお客さまを満足させられるものをつくれるか、といえば、自信がありません。年が明けたら、冷静に戦略を考え、場合によっては店を閉めるということになるかもしれません。移転、も考えられる選択肢。いろんなものが変わった今年。自分に限っていえば、計画性よりも突き進むことを選んでしまったように思います。来年は、いい方向に変えられるよう、しっかり考えながら歩もうと思います。明日はクリスマスイブ。何の予定もないという寂しい状況ですが、めげずにカレーを売ります。ケーキも、クリスマスソングも、ツリーもないクリスマスですが、般若心経でも唱えて、心を鎮めることにします。 合掌
2009.12.23
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寒い毎日です。店にいると、ひざがガクガクします。暖房器具は、天井埋め込み型のエアコンだけで、足元が寒いのです。ハロゲンヒーターも、温風ヒーターも、ガスストーブも置くスペースがありません。冷え性じゃないけど、寒がりな私には、大変つらい毎日です。ここ1ヵ月ほど、何をどうやって過ごしたのかわからないくらい雑事に追われていました。毎日ジャンジャン入るメールと電話にうんざりし、それでなくても時間がないのに、いきなり入る急な予定に四苦八苦し、精神的にまいるような状況が長く続いたことで体力と精神力を消耗し、いっそ、引きこもりにでもなってしまえたら、と思いました。でも、店や仕事を休むわけにはいかず、疲弊し切った状態で、店に立ち、仕込みをし、パソコンに向かい、得意先と折衝をし、打ち合わせをこなしていました。いま風邪でも引いたら、ただでは済まないくらい、疲れています。28日までは店を開けようと思います。本店が29日まで、と言っていたので、29日まで開けるかもしれません。が、その後は何も考えずにゆっくり眠りたい。1日10時間でも、15時間でも……。……できません。仕込みがあります。カレーは、手をかければかけるだけおいしくなります。が、少しでも手抜きをすると、たちまちにして味や姿が怪しくなってしまいます。毎日火入れをしなければなりません。ゆっくりかきまぜながらカレーと対話し、おいしくなってもらわねば。というわけで、年末年始もカレーとともに。【宣伝】紀楽 朝昼亭年末の営業は28日(29日かも)まで。年始の営業は4日から。大阪市北区天満天満3-8-1206-6356-70727:30~9:15 11:30~14:15
2009.12.21
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小沢さんの動きが活発だ。140人余りの大議員団(役に立たぬ有象無象がほとんど)を率いての訪中と、天皇陛下への会談要請。天皇陛下の体調を考慮してのルールを無視した「特例」扱いでの中国国家副主席との会談をごり押しした。「天皇の政治利用ではないか」と質問した記者に対して「日本国憲法を読んだことがあるか』と切り返し、「え」とアホな声を出した切り、発言できなくなった記者を尻目に、「国事行為は内閣の助言と承認で行われる。天皇陛下の行為は、国民が選んだ内閣の助言と承認で行われるんだ、すべて。それが日本国憲法の理念であり、本旨なんだ」と切り返し、自らの行為を正当化しようとした。そもそも、今回の会談は、「天皇の国事行為」に当たるのだろうか。憲法には、1 憲法改正、法律、政令及び条約を公布すること。2 国会を召集すること。3 衆議院を解散すること。4 国会議員の総選挙の施行を公示すること。5 国務大臣及び法律の定めるその他の官吏の任免並びに全権委任状及び大使及び公使の信任状を認証すること。6 大赦、特赦、減刑、刑の執行の免除及び復権を認証すること。7 栄典を授与すること。8 批准書及び法律の定めるその他の外交文書を認証すること。9 外国の大使及び公使を接受すること。10 儀式を行うこと。今回のことは、(9)に近いかもしれないが、飽くまでも形式的な接受であって、今回のような急な要請を伴う、政治的匂いがプンプンするような場合には当てはまらないと思う。もちろん、中国の副主席の訪問は、今年初めには決まっていたようだ。が、小沢訪中と相前後して日程が決まる(あるいは、会談の要請がある)というのは、何か裏があると見られても仕方がない。このことで、何がどうなったのか──小沢一郎という人の実力の誇示。民主党という一つの政党の幹事長という立場でありながら、内閣を動かし、天皇陛下という国を象徴する大きな存在に対して、初の「特例」をつくるだけの力がある、内閣は自分の思いのまま、引いては日本は自分が動かせる……。まるで、「小沢主席」だ。民主党小沢主席の圧政に政府もないがしろにされている。この一連の事件は、日中関係にとっては、ある意味効果的な何かがあったかもしれない。が、普天間問題を抱える日米関係には微妙な陰を落とすだろう。国際社会はというと、日本国の内閣が、一政党の幹事長に牛耳られているという事実を目の当たりにして、信頼、信望、期待をなくしてしまったのではないかと思う。外交から株式市場まで、その影響は計り知れない。「ハトヤマハナニヲシテイル」「ニホンハオザワノオモイノママカ」「コクミンハテンノウヘイカヲゾンザイニアツカッタオザワヲキュウダンシナイノカ」形骸化した鳩山傀儡政権は、今後の指針を早く示すべきだろう。……暗闇で、菅さんの目が光っているような気がする。が、小沢さんの独走はしばらく(参院選までは)とまりそうにない。その間に、景気悪化はますます深刻化し、安保体制は不安化し、拉致問題の解決は長引き、環境問題は重くのしかかってくる。日本の閉塞感は、増すばかりだ。。。
2009.12.15
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「環境保護団体」というやからは、わけのわからぬ攻撃を日本にしかけてくる。自らの団体の活動意義を世界に知らしめるのには、日本は格好の標的になっているからだと思う。昔は「グリンピース」。いまは「シーシェパード」。シーシェパードの代表は、グリンピースにいた人のようなので、同じこと。シーシェパードは、オーストラリアの団体だったと思う。日本の調査捕鯨船を撃墜するのに有効な船を開発したというニュースを見た。ステルスのような、レーダーにひっかかりにくい船体、調査捕鯨船の三倍ほどもあるような高速能力、乗組員の妄信的な「敵国日本思想」……。そんな報道をしていたのが「報道ステーション」。前述の情報を流し、シメのコメントがこれ。「シーシェパードの動きって、鯨とじっくり話し合ってこうなったんならいいんですけど、目的がわかりませんね」もちろん、古館伊知郎氏の言葉。一見すると、アホな言い分だけれど、そのとおりだと思うのだ。「鯨とじっくり話し合って」というのは、鯨の生態系に大きな影響を与えていて、「やめれくれ」という声が聞こえるなら、ということだと思う。古来より、捕鯨をしてきた日本人は鯨の声が聞こえていたと思う。鯨の尾ひれの先からひげの先まで大切に、慈しんで使ってきた日本人にとって、「じっくりと話し合う」という過程は当然あったはずだし、鯨の声は聞こえていたはず。地球上にいる生物はすべて、自然が決めた生態系の中にいる。鯨が人間に捕獲されるのも、いたし方のない生態系。同じほ乳類なのに、「牛は殺しても、鯨は殺さない」という理論は弱い。人間より弱い生物は、人間に利益をもたすことができなければ当然淘汰される。他の生物と違い、武器と能力を持ってしまった人間が天敵なら、多くの生物が淘汰されるはずだが、そうはなっていないのは、人間が、「共存」を考えざるを得ない生物だからだと思う。相手が弱いからといって、すべてを食い尽くしては、その相手にとって(自分にとって)の未来がないし、相手が強いからといって、その力に甘んじていては、地球を制覇する日は来ないという生物的なジレンマの中で日本人はうまく生きてきたのだと思う。タンパク源を魚に頼っていた日本人にとって、「養殖」などということができようとは、つゆ思わなかったに違いない。必要なときに、必要な量の魚を得るためのノウハウは、自然の生態系に寄るものが大きいと思う。人のこと、よその国のことを言うより、自国のことをきちんと固めて表明していただきたいと思う。
2009.12.09
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しばらく、わけあって高校時代の後輩(女性です!)が家にいました。高校を卒業してから、それほど密に会っていたとか、連絡を取り合っていたという仲ではなかったのですが、ちょっとした人生の機微に触れ、つらい状況に陥ったときに私を頼ってくれたので、しばらく一緒に暮らすことになりました。ただ単に、「一緒にいる」というだけではなく、そこにかかわってくる周囲の人々の気持ちや期待、願いを一身に受けることになってしまって、精神的に、いえ、それ以上に物理的に大変な毎日になってしまいました。朝の営業ができなかったり、夕方の仕込みの時間がうまく取れなかったり、本業をこなす時間が制限されたり……、それは、相当なストレスになっているのだと思いますが、元来鈍感な体質ゆえ、余りストレスは感じませんでした。が、そのしわ寄せは、カレーの味に出たり、お客さまの印象に影響したり、原稿の質に微妙にあらわれたりしていたのだと思います。でも、私は物事を投げ出したり、放置したりということができない体質なので、自分自身への影響を顧みず、「最善の方法」を探してしまいます。「ビジネス」なら、ビジネスライクに、合理的に処理できるのですが、人の感情が複雑に絡んでくるので、とても厄介な状況になっていました。私には最善の方法がわかっているのに、それを実行する人がいないのです。ごちゃごちゃ言わず、くよくよ考えずに、言うとおりにせい!と思うのですが、人の心は頑です。世の中、心の弱い人間が多い。自分のことを理解していない人間が多過ぎる。他人に頼る甘さが当たり前になっている。そんなこんなで、ここ1ヵ月ほど何やかやとかまびすしい環境に身をさらしていました。で、きょう、ようやく一人になれました。爽快! です。一人がいい。自分だけの生活は、どれほど心地よいか。人が言いました。「寂しくないですか?」「すべてのことを自分一人でするのは、大変じゃないですか?」「病気になったら、大変ですよね」答えはNO!もちろん、言われたことは正しいし、そうだと思います。でも、私にとってはそうではないのです。いろいろな人に言われました。「人間には、頼る人間と頼られる人間がある。お前(きみ、あなた、あんた、そち、そなた)は、頼られる人間。頼りたい人間が集まってくるのだ」と。だから、人といるとしんどいことはあっても、楽になることはないのです。20キロ以上の寸胴だって、自分で持ち上げないといけないし、仕入れも仕込みも自分しかやる人がいない仕事だし、電球を取り替えたり、家電製品の修理をしたり、引っ越しの準備だって、自分一人でしなければなりません。それは大変なことです。でも、他人が一緒にいても、そのことの労働時間や苦痛が減るどころか、その人の分までやらされて、苦難が倍増するだけなのです。これまでの人生、そんなことの繰り返しでした。久々の一人の時間。と思ったら、わけのわかんない電話が……。2時間つき合わされた挙げ句、「あーすっきりした」と電話を切られました。あーあ、です。せっかくの一人の時間を2時間も奪われて……。あら、もうすぐ午前様。きょうも睡眠時間は十分取れないみたいです。昨日は、3時まで、変な電話につき合わされました。最近、睡眠時間が取れません。いつも眠い。きょうみたいな貴重な時間は、大切にしよう。というわけで、ブログ終了です。
2009.12.08
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店の向かいにタバコ屋さんがあります。ご主人はよくカレーを食べに来てくれます。ただ、「辛いのが苦手やねん」「病気をしたから、肉を制限せなあかんねん」「動物性の脂がだめやねん」という条件をお聞きしているので、特別に(内緒の話です)、【辛味香辛料の少ないスペシャルのルーを使用】【脂の少ないモモ肉を選んで】【肉の脂が極力入らないように】カスタムメイドのカレーをつくって提供しています。そのことへの謝礼なのか、手に入りにくいお菓子を差し入れしてくださったり、タバコ屋さんに来た業者さんの分もオーダーしてくださったりします。私もお返しに、ご主人の病気にいいというタマネギ茶をつくって持って行っています。ご主人はありがたい常連さんです。奥さんは、古希を少し越えていながら、半袖の上にボスのジャンパー(飲料の自動販売機をたくさん設置されているので、ノベルティでしょう)を羽織って、朝8時には外に出て掃除をしたり、販売機のジュースを補充したりと、元気にキビキビ動き回っていらっしゃいました。つい2週間ほど前の夕方、私がイレギュラーなお客さんをお送りするために外に出たとき、ちょうど奥さんと会い、「コンビニにお菓子を買いに行くねん。一緒に行こう」といつになく、人懐っこい声でおっしゃいます。「お客さんをお送りしたら、追ってまいります」と言って、コンビニの前で別れました。お客さんを駐車場までお送りし、コンビニに戻ると、既にレジのところにいらっしゃいました。支払いを済ませた奥さんと戻る道すがら、「だんなが新地に遊びに行ってん。私一人やから、お菓子食べるねん」とおっしゃいます。タバコ屋さんの前で別れようとすると、名残惜しそうに「店に行っていい?」とおっしゃり、初めて店にいらっしゃいました。朝食用に用意している健康茶を入れ、奥さんにお出しすると、コンビニの袋の中から、二つずつあるパンとチョコレートを出して「どっちがいい?」と聞かれます。私は厚かましくも好きな方を選び、ちょうだいしました。奥さんは、お父さんが戦争に出生した話、タバコ屋さん(元はお米屋さん)に嫁いできたときのいきさつ、お母様の教え、ご主人のこと、いろいろ話してくださいました。15分ほどしたとき、「今度、帝国に行こう。和食が意外においしいから。おごるわ」と行って席を立たれ、帰られました。先週木曜日のお昼過ぎまで、元気な姿を見ていました。きのう、お隣のご主人が店に来られ、回覧の用紙を配ってくださいました。そこには、奥様が亡くなられたという知らせが書かれていました。金曜日の夜9時に……。驚いて声が出ませんでした。あんなに元気だったのに……。帝国ホテルにまだ連れて行ってもらっていないのに……。奥さんはよくおっしゃってました。「いいことしてたら、病気で寝付いたり、あちこち悪くなったりせずに、ぽっくり死ねるって、母が言ってた」と。いいことをしてこられたのでしょうね。冷蔵庫には、まだ奥さんからいただいたチョコレートがあります。ありがとうございました。謹んでお悔やみ申し上げます。合掌。
2009.12.06
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今週半ばから、理由があって、朝の営業ができない日々が続いていました。夜から朝にかけて、相当な不安を抱えることがあって、安心して外に出られなかったのです。お昼の4時間程度は、何とか外に出て営業できましたので、昼は休まず営業しました。そんな数日間に、お客様からかけていただいたうれしい言葉。●きのうと今朝、朝の営業をしてなかったね。体調?●実は朝、毎日来てたんですが……ご無事でよかった。●朝ご飯食べに来たら、お休みやったね。珍しい。●平日は朝しか来れないから、ずっと休んでるのかと思った。心配で来てしまった…。(お休みの土曜日にわざわざご来店くださって)来るお客様、来るお客様が……。そして、スペシャルが欠品しているときにオーダーされ、再来店してくださったお客様、最近初めてお越しのお客様、常連さんとも言うべき方がお連れくださった方、さまざまな方からいただいた言葉。●おいしい! また来てよかった。(スペシャルオーダーで再来店の方)●ここのカレーは胃もたれしないね。ヘタしたら、夕方まで胸に残るようなカレーもあるけど、前回、全くそんなことがなかった。(ブログで店のことを知り、10分近く歩いてご来店のお客様)●随分前にチラシを見て、来よう来ようと思いながら来れなくて…。来てよかった。おいしい。(家が店の近所で、勤務先が10分ほど離れたところにある方)●これはおいしい。ほかの店のカレーとは全く違いますね。こんなカレーをいただいたら、ほかのがいただけなるのがつらい。●新しい辛さの軸ですねぇ。スカッとした感じで、体の中からホカホカしてきた。おいしかったです。●ここのカレー食べたら、よそのカレーがおいしくなくなった。ご飯もいいし、おいしい。●待ったかいがあった(準備中に店の外でお待ちでした)。おいしいです。●おいしかったです。今度、カレー好きのヤツを連れてきます。●ボリューム満点だし、おいしいし、大満足です。……スペシャルのオーダーが多くて、十分な数量が用意できない日々が続いています。本店にお願いして、何とか確保してもらうように頑張っているのですが、どうしても13時まで持たない。ややもすると、12時前に欠品になってしまうことがあるくらいです。せっかく、スペシャルを楽しみにして来てくださったのに、その期待感を十分満足させられるおいしいカレーなのに、提供できないのは大変つらいことです。来週、朝の営業が通常どおりできるようになるかどうかは微妙ですが、朝カレーを大変ほめてくださるお客様もいらっしゃるので、どうにか営業したいと思っています。開店から5ヵ月たち、ようやく評価をしてくださる方がある程度の人数になったという感じです。飲食店の先輩に言われました。「マスコミや広告で来たお客さんは定着しない。きちんと評価してくれるお客さんがほしかったら、急がないこと」そのとおりだと思いました。ちょっとイレギュラーな状況になって、初めて気づきました。わざわざ足を運んでくださるお客様に、いつもおいしいカレーが提供できるよう、環境、体調、体制、仕入れ、仕込みの状態を整えないと。そんなことを思った、師走の一日でした。
2009.12.05
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さっき、食事をした後、家に向かって歩いていました。歩道を真っすぐ。すると、左手から自転車に乗ったおねえちゃんが飛び出してきました。こちらに向かって、一切ハンドルを切ることもなく、ブレーキをかけることもなく。「ドン!」当たったのは、車輪が私の右足ふくらはぎ、彼女の左手ハンドルが私の左手の小指下のふくらみ部分(手で防ごうとしたのでしょう)。私「痛!!」おねえ「すみません、そこから曲がってきたので、見えなかったんです」私「?????」私は見えていました。曲がってくるおねえちゃんが。でも、おねえちゃんは見えてなかったってこと?私「ブレーキ、かけなかったでしょう?」おねえ「見えなかったんです」私「私がいなかったら、そのまま車道に出ていたよ」おねえ「すみません、そこの角から曲がって……」ダメです。言い訳が支離滅裂。左手小指下を見たら、擦り傷になっていますが、大して痛くないし、「病院沙汰」というのも大袈裟だったので、不問に付しました。「すみませーん」と言いながら走り去った彼女の後ろ姿を見送った後、「痛っ!!!」擦り傷ではなかったのです。当然といえば当然ですが、打ち身になっています。みるみる赤蒼くなってきました。しまった!! 住所を聞いておくべきだった。これはれっきとした車両と歩行者の事故ですから、警察に届け出れば、治療費の補償をしてもらえるのです。万が一、左手が使えなくなったとしたら、寸胴のカレーをヘラで回せないし、皿にカレーを盛ることもできません。コップに水を入れるのも不自由です。これは、怪我の補償だけではなく、休業補償もしてもらわないと。と、思ったのは後の祭り。おねえちゃんが自転車で走り去った後でした。諦めて、帰るしか……。が、が、が、これをタイピングしている左手小指はしびれているし、痛い!腹が立つ!あんな、アホなおねえちゃんを野放しにしてしまった自分のふがいなさを嘆きます。彼女には、自分のしたことをきちんと認識してもらう必要があったのだと思います。そういう対処をしないから、自転車事故は増え続けるのだと思うのです。ああ、腹が立つ!!この小指のしびれ、どうしてくれる!明日の朝、ごっつ腫れてたら、被害届を出してきてやる!自転車って、本当にうっとうしい!私の例はちょっとした事故。こんな怪我で済まない人が続出しているのは明白。法的規制をしなければ、被害に遭った人のほとんどが「泣き寝入り」することになります。だって、車なら「色」「形」「車種」「ナンバー」といった情報が残りますが、自転車では、それは難しい。ゆえに、被害届を出したとしても、捜索のしようがない。これでいいわけはないのです。死者をたくさん出しているにもかかわらず、法整備が進展しないのは、行政の怠慢以外の何者でもない。何とかしてくれ!!あ、イテテテテ。「shift」キーを使うと痛い!イテテ、イテテ、イテテ(カナはshiftキーを使うので)……。くそ~っっっ!!!!
2009.12.01
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