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1.NGC2403銀河の撮影 NGC 2403は、きりん座にある美しい渦巻銀河です。冬から春にかけて見頃を迎え、その明るさから双眼鏡でも見つけることができます。 概要 NGC 2403は、地球から約980万光年(あるいは1100万〜1200万光年)離れた位置にあります。約9等級の明るさを持ち、メシエ天体には選ばれていないものの、長辺20分程度の立派な大きさがあります。 分類 この銀河は、渦巻銀河と棒渦巻銀河の中間タイプに分類されています。多くの渦巻銀河にある明るい中心突出部(バルジ)があまり目立たず、丸くない少し伸びた形をしています。 活発な星形成 NGC 2403の円盤では、活発に星が作られています。赤い色の星雲(HII領域)や、青く輝く若い星が多く見られ、大量の水素ガスを抱えていることがわかります。腕に沿って星間塵の暗黒帯も多く見られます。 歴史 NGC 2403は、天文学の歴史において重要な役割を果たしてきました。エドウィン・ハッブルが提唱した宇宙膨張を表す「ハッブルの法則」の根拠となった銀河の一つです。また、1788年にウィリアム・ハーシェルによって発見されました。 【以上、AIアシスタントより】 撮影は、焦点距離 1,600mmのTSA-120鏡筒、カメラはASi294MC Proを使って行いました。撮影の様子や画像処理を下の動画にまとめています。 NGC2403銀河の撮影と画像処理【写真をクリックで動画へ移ります】 2.NGC2403銀河の最終画像 風でオートガイドが振れたり、薄曇りに邪魔されての3日目に、やっと総露光時間4時間45分の57フレームを撮影することができました。 途中、フォーカスの調整で2回、子午線反転で1回の計3回の中断がありましたが、順調に撮影をしながらライブスタックをエンジョイしました。最後の最後にWiFiが切断して、ライブスタック映像が切れてしまいました。 エクステンダー付きのTSA-120鏡筒で撮影したNGC2403銀河の最終画像は、下の写真のようになりました。 TSA-120 で撮影したNGC2403銀河 撮影日:2026/1/24。 撮影地:南関東、自宅庭。鏡筒:TAKAHASHI TSA-120 (f=900mm)。オプションレンズ:Extender ED1.5X (最終f=1,600mm)。マウント:ZWO AM5。カメラ:ASi294MC Pro (Gain: 250、冷却:-15℃)。フィルター:2" Kenko ASTRO LPR type2。ガイド:AstroStreet Off-axis guider。オートガイド:ASiair Plusを使用。ガイドカメラ:ASi220MM Mini。300秒露光で合計57フレーム撮影(総露光時間:4時間45分)。ダーク:5コマ、フラット:20コマ、バイアス:50コマ。画像処理:PixInsight (FBPP, GraXpert, SPCC, HT, Curves Transformation, NXT)。 厳冬の澄み切った市街地の夜空で、比較的良く撮れたのでないかと満足しています。 3.あとがき 厳冬期になるとAsiair Plus と アンドロイドタブレットのWiFiが切断されることがたまにあります。最初はASiair Plusの不具合と思っていましたが、低温になると一般的にWiFi通信が破綻することを知りました。解決策は有線接続にすることが一番と思いますが、ASiair PlusとアンドロイドタブレットとのLANケーブルによるダイレクト接続は聞いたことも見たこともありません。PCやiOSとのダイレクト接続はネットで少し開示がありますが、トライはするものの未だ成功には至っていません。 今の時期は乾燥が進んでいるので、レンズヒーターを鏡筒やガイド鏡に巻くのではなく、ASiair Plusやタブレットに巻くことがWiFi切断の予防策になるのではないか思っています。
January 31, 2026
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1.バラ星雲を二種類の鏡筒で撮影・比較 前回はオリオン大星雲でしたが、今回は同じく冬の名物であるバラ星雲です。ちょうど1年前にQuattro150Pを使って撮影していたので、Vixen SD81sII と比較してみることにしました。1年前は、デュアルナローバンドフィルターであるL-ultimateを使って撮影していましたので、今回も同じフィルターを使いました。 撮影の様子や画像処理を下の動画にまとめています。 バラ星雲のライブスタックの動画【写真をクリックで動画へ移ります】 2.Quatto150P と SD81sII を使用して撮影したバラ星雲 Quattro150P での撮影は、次のような組み合わせで撮影しました。カメラは共通でASi2600MC Pro です。フィルターは Optolong の L-ultimate を使用しています。露光時間は120秒共通です。 撮影に使用した Quattro150P の機材 Quattro150Pを使用して撮影したバラ星雲の最終画像が下の写真です。 Quattro150P で撮影したバラ星雲 撮影日:2024/12/29。 撮影地:南関東、自宅庭。鏡筒:Quattro150P+専用コマコレクター (f=518mm)。マウント:ZWO AM5。カメラ:ASi2600MC Pro (Gain: 250、冷却:-15℃)。フィルター:2" Optolong L-ultimate。ガイド鏡:EVOGuide 50ED (f=240mm)。ガイドカメラ:ASi120MM Mini。オートガイド:ASiair Plusを使用。ガイドカメラ:ASi220MM Mini。120秒露光で合計63フレーム撮影(総露光時間:2時間6分)。ダーク:5コマ、フラット:20コマ、バイアス:50コマ。画像処理:PixInsight (FBPP, GraXpert, SPCC, HT, BXT Correct only, NXT)。 SD81sII での撮影機材は、下の写真のとおりです。 撮影に使用した SD81sII 機材 最終画像は、下の写真のようになりました。 SD81sII で撮影したバラ星雲 撮影日:2026/1/6, 7。 撮影地:南関東、自宅庭。鏡筒:SD81sII (f=625mm)。マウント:ZWO AM5。カメラ:ASi2600MC Pro (Gain: 250、冷却:-15℃)。フィルター:2" Optolong L-ultimate。ガイド鏡:EVOGuide 50ED (f=240mm)。ガイドカメラ:ASi120MM Mini。オートガイド:ASiair Plusを使用。ガイドカメラ:ASi220MM Mini。120秒露光で合計62フレーム撮影(総露光時間:2時間4分)。ダーク:5コマ、フラット:20コマ、バイアス:50コマ。画像処理:PixInsight (FBPP, GraXpert, SPCC, HT, BXT Correct only, NXT)。 3.あとがき Quattro150P での撮影は、約1年前のものです。Vixen の SD81sII との最終画像を比較すると、一見差が無いよう見受けられますが、詳細にわたって見るとQuattro150P での画像の方が解像度が高いように感じられました。両者を並べたの下の写真です。 皆さんはどのように感じられるでしょうか。 左:SD81sII、右:Quattro150P
January 20, 2026
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1.2026年1月3日の満月から3日間撮影 2026年を迎えましたが、正月は満月期なので撮影は難しいです。しかし、寒い冬の空は透明度が高いのでチャンスは捨てがたい。さて、何を撮るか? QBPIIIフィルターは満月に耐えられるのだろうか。それを確かめるために M42を撮影してみることにしました。振り返ってみると、天文の趣味に入って星雲のモクモク感に感動したのは、M42のライブスタックでした。M42をまともに撮影したことがありませんので、焦点距離900mmで、比較的大きく M42 を撮影してみました。 1月3日が満月(月齢14.4)。お月さまはオリオン座の左側に煌々と照っていました。比較のために、1月4日(月齢15.4)、1月6日(月齢17.4)と連続撮影してみました。 撮影の様子や画像処理を下の動画にまとめています。 ライブスタック撮影と画像処理の動画【写真をクリックで動画へ移ります】 2.M42 の撮影結果 露光時間は、30秒間で充分でしたが、ASiair Plus からタブレットへの画像転送時間が30秒以上かかったので、露光時間は90秒にしました。 3日間の撮影結果は、下の写真のとおりです。 オリオン大星雲(満月:月齢14.4) 撮影日:2026/1/3。 撮影地:南関東、自宅庭。鏡筒:TAKAHASHI TSA-120 (f=900mm)。マウント:ZWO AM5。カメラ:ASi2600MC Pro (Gain: 250、冷却:-15℃)。フィルター:2" サイトロンジャパン QBPIII。ガイド:オフアキシスガイド AstroStreet off-axis guider。オートガイド:ASiair Plusを使用。ガイドカメラ:ASi220MM Mini。90秒露光で合計35フレーム撮影(総露光時間:70分)。ダーク:5コマ、フラット:20コマ、バイアス:50コマ。画像処理:PixInsight (FBPP, GraXpert, SPCC, HT)。 オリオン大星雲(月齢15.4) 撮影日:2026/1/4。 撮影地:南関東、自宅庭。鏡筒:TAKAHASHI TSA-120 (f=900mm)。マウント:ZWO AM5。カメラ:ASi2600MC Pro (Gain: 250、冷却:-15℃)。フィルター:2" サイトロンジャパン QBPIII。ガイド:オフアキシスガイド AstroStreet off-axis guider。オートガイド:ASiair Plusを使用。ガイドカメラ:ASi220MM Mini。90秒露光で合計41フレーム撮影(総露光時間:82分)。ダーク:5コマ、フラット:20コマ、バイアス:50コマ。画像処理:PixInsight (FBPP, GraXpert, SPCC, HT)。 オリオン大星雲(月齢17.4) 撮影日:2026/1/6。 撮影地:南関東、自宅庭。鏡筒:TAKAHASHI TSA-120 (f=900mm)。マウント:ZWO AM5。カメラ:ASi2600MC Pro (Gain: 250、冷却:-15℃)。フィルター:2" サイトロンジャパン QBPIII。ガイド:オフアキシスガイド AstroStreet off-axis guider。オートガイド:ASiair Plusを使用。ガイドカメラ:ASi220MM Mini。90秒露光で合計39フレーム撮影(総露光時間:78分)。ダーク:5コマ、フラット:20コマ、バイアス:50コマ。画像処理:PixInsight (FBPP, GraXpert, SPCC, HT。 3者を比較してみると、あまり違いは判りません。ライブスタック上では、やはり満月の日はランニングマンが少々薄めにしか写っていないように感じました。M42 のように別格に明るい星雲はQBPIIIフィルターを使えば、満月日でもライブスタックが可能であり、撮影もできることがわかりました。 3.あとがき 満月期なので、明るいM42をQBPIIIフィルターを使って撮影してみました。意外にも、M42をまともに撮影したのは初めてでした。結果は、さすがに明るいだけあって、満月日とそれ以降の撮影日との結果は、そんなに違いはありませんでした。 時間が余ったので、デュアルナローバンドフィルターの L-ultimate フィルターでも撮ってみました。結果は下の写真とおりです。 L-ulatimate フィルターでのオリオン大星雲(月齢17.4) 撮影日:2026/1/6。 撮影地:南関東、自宅庭。鏡筒:TAKAHASHI TSA-120 (f=900mm)。マウント:ZWO AM5。カメラ:ASi2600MC Pro (Gain: 250、冷却:-15℃)。フィルター:2" オプトロン L-ultimate。ガイド:オフアキシスガイド AstroStreet off-axis guider。オートガイド:ASiair Plusを使用。ガイドカメラ:ASi220MM Mini。90秒露光で合計39フレーム撮影(総露光時間:78分)。ダーク:5コマ、フラット:20コマ、バイアス:50コマ。画像処理:PixInsight (FBPP, GraXpert, SPCC, HT)。 L-ultimate フィルターでは、M42のモクモク感は増加しましたが、ランニングマンがショボくなってしまいました。
January 9, 2026
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