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1.2022年元旦リベンジマッチ 2021年大晦日にSD81SIIのファーストライトを行い、謎の光条が現れて撃沈しての2022年元旦のリベンジ庭撮り🐔ライブスタックの結果です。見どころは、 1)3個の銀箔止め由来光条の消失 2)SD81SII鏡筒とTamronズームレンズとの比較 結果は、下の動画にもまとめてあります。 SD81SIIとASi294MC Proでライブスタック(画像クリックで動画へゆきます) 鏡筒:SD81SII (f=625mm)、SDフラットナーHD+SDレデューサーHD(最終 f=496mm)、ガイド鏡:Vixen 50㎜ファインダー(f=160㎜)改造、カメラ:ASi294MC Pro(Gain 320)、赤道儀:Althiba3ベルトドライブ化GP2、ガイドカメラ:ASi120MM Mini、フィルター:48mm径 Kenko ASTRO LPR Type2(フラットナー前に装着)、ライブスタック:ASiair Pro内のASiLive、オートガイド:ASiair Pro 内のオートガイドアプリ、撮影日:2022/1/1、撮影地:南関東 市街地庭撮り 機材写真は、下のとおりです。 使用機材① 使用機材② 2.馬頭星雲ライブスタック 下が馬頭星雲のライブスタックを再現した写真です。輝星の光条は、3個の銀箔止めからリング止めになって少なくなっています。48mm径の光害カットフィルターをフラットナーの前側に装着することによって、アメリカンサイズのフィルターをASi294MC Proの中にネジ込んで撮影して出ていた謎の光条も出なくなりました。 SD81SIIとASi294MC Proで馬頭星雲ライブスタックの再現 3.ばら星雲ライブスタック ばら星雲のライブスタックを再現した写真が下の写真です。 SD81SIIとASi294MC Proでバラ星雲のライブスタックの再現 ライブスタックして得られた写真が下の写真です。 SD81SIIでのバラ星雲のライブスタック画像 少し前にTamronのズームレンズでライブスタックした時の写真が下の写真です。SD81SIIと比較して遜色ありません。 Tamronズームレンズでのバラ星雲のライブスタック画像 4.M42ライブスタック 露光時間5秒、10秒、30秒でそれぞれライブスタックを行ってみました。結果が下の写真です。最初の2~4回のスタックで、ほぼ完成したスタック像が得られています。 M42の5秒、10秒、30秒露光のライブスタック比較 30秒露光でのスタック画像が下の写真です。 30秒露光でのM42 5.天体望遠鏡とカメラズームレンズの比較 Tamron SP150-600mm F/5-6.3 G2 ズームレンズを多用していますが、ライブスタック像も天体鏡筒と遜色ない像を映しているようです。 馬頭星雲の両者の比較 ずっと拡大して、両者が同じ拡大率に揃えて並べたのが下の写真です。以下、天体望遠鏡とカメラズームレンズの比較を3枚の写真を見ながら比較してみます。 全体的に見て、さすがに天体鏡筒の方が細かな星が解像されているようです。赤マルの中の星を比較すると、天体鏡筒はマルですが、ズームレンズの方は少々楕円になっています。 拡大写真での比較① 次の写真の赤マルの星を比較しても、ズームレンズの方は楕円です。 拡大写真での比較② 3枚目の下の写真も、同様にズームレンズの方は楕円になっています。 拡大写真での比較③ 以上のように、天体鏡筒とズームレンズを比較すると、1)天体鏡筒の星像は真円であるが、ズームレンズの方は楕円になっている。2)細かな星の解像は、天体鏡筒の方に軍配が上がるが、差はほとんど無い。3)比較前は、天体鏡筒の方が、はるかに星像の肥大化が少なく解像度も高いと予想していましたが、大勢的には天体鏡筒もズームレンズも素人には同等の像を結ぶと感じました。重箱の隅をつつけばズームレンズの欠点は確かに出てくるものの、焦点距離が可変であることなどのメリットも大きいと再認識しました。
January 27, 2022
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まったりと天リフの山口さんの動画を見ていたら、凄いことを何気なく紹介されていた。スマホのASiairPro画面を指先で、「ここを真ん中のポジションに」と押すと、Plate Solving機能が働いて、そこがセンターへ移動すると言うのだ。動画を見たのが一週間前くらいで、一昨日に ASiairPro で、昨日は第一世代の ASiair で確かめてみました。 「GoTo Center」がASiairとAsiairProの両者で可能であることを確認した動画を、下の写真をクリックすると見ることができます。 「Center Here」の実施動画【写真クリックで動画へ】 1.ASiair Proで「Center Here」 ばら星雲をPlate Solvingで導入すると、バラの花の中心が、かなり下側に来る。これまでは、方向キーで調整していました。Althiba3赤道儀は、ASiairの方向キーの感度が余り良くなくて苦労しながら位置決めをしていました。 指先で、「ここをセンターにと思うポジション」を長めに押すと、下のように「GO」という文字が出現します。 「ここをセンターに」と画面を長めに押した時 この「GO」をタップするとPlate Solvingが開始され、またたく間に指定したポジションがセンターに来る。これは、有り難い機能である。下にその様子を写真で表示しました。 ASiair Proの「Center Here」機能 2.第一世代ASiairによる「Center Here」 下のアニメーションのように、第一世代のASiairでも「Center Here」機能があることがわかりました。馬頭星雲にM42を入れてやろうと構図を調整してみました。 ASiairの「Center Here」機能 便利な機能です。 3.おわりに ProやPlusだけでなく第一世代のASiairにも「Center Here」機能があることがわかり、ホットしました。ごはんのお供ではないけれど、これでASiairは天体撮影のお供になりそうです。これから、SharpCapのPlate solvingを勉強しようと準備していましたが、中止しようかと思うくらいです。オークションなどで収集した3台の第一世代のASiairが力を発揮してくれそうです。 ところで、ASiairは頻繁にバージョンアップしており、機能が充実してくるのは良いが、ソフトの充実にハードウェアが追随してゆけないのか、下の写真のバージョンになって立ち上がりに故障かと思われるくらいの時間がかかるようになりました。 最新のASiair起動時の画面 しっかりとAM5赤道儀の宣伝もしています。 最後に、本記事を書いてる際に、Ryutaoさんより同趣旨の記事「ASIAIRの構図合わせ」が出されているのを知り「アイヤー」と思いましたが、オリジナルの内容でもないので予定通りアップすることにしました。悪しからず。
January 22, 2022
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ZWO社がAM5赤道儀を上市しました。15㎏くらい搭載できるベルトドライブ赤道儀を探していた矢先の発表。EQ6rは重いのでポチリを躊躇して良かったのか。ここしばらく、あれやこれやと思い巡らす楽しい課題ができました。 1.1回の露光時間時間を長くするとライブスタックが失敗する場合 ライブスタックを実行する際、対象星雲などを明確にあぶり出すために露光時間を長く取りたいが、露光時間を長くすると「星が充分にありません」などとエラーメッセージが出てライブスタックに失敗する場面に遭遇する場合があります。露光時間を長くしたのだから、星は充分にあるはずだ、言っても言うことを聞いてくれません。失敗の原因は、星像とともにバックグランドも明るくなったり、ノイズが多くなったりして星が区別できない状態になっていることが考えられます。 そんな時には、DSLRであればISOを下げる、CMOSカメラあればGainを少し下げればライブスタックが成功するはずです。しかし、せっかく1回の露光時間を長くしたのに、ISOやGainを下げては意味がありません。そこは、バランスです。ISOやGainを下げても露光時間を長くすれば、星雲をよりあぶりだすことが出来れば意味あることですが、それが不可能な場合は、空が明るいとかでライブスタックの限界と、あきらめるしかありません。 ASi294MC Proをカメラに使って露光時間120秒のライブスタックを行った際の例ですが、当初のGainを356で実行していました。前日は120秒でうまくいっていました。 メインカメラのGain ところが、今回120秒露光ライブスタックを実行したところ、下のようなエラーメッセージが出てスタックに失敗しました。 ライブスタックのエラーメッセージ そこで、Gainを320に下げてみました。するとライブスタックOKでした。 Gainを下げる 2.露光時間とライブスタック像 M42を使ってライブスタックの露光時間が短い場合と長い場合でのライブスタック像の比較を行ってみました。機材、条件は下記のとおりです。 ライブスタック:ASiLive(ASiairPro、スマホで操作) カメラ: ASi294MC Pro (クーラー使用せず) レンズ:Tamron SP150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2 (400mmで使用) 赤道儀:Althiba3ベルトドライブ改造GP2 ガイド鏡:ファインダースコープ(f=160mm) ガイドカメラ:ASi120MM Mini フィルター:ケンコートキナ ASTRO LPR Filter Type 2 露光時間:ライブスタックを行う際のひとつひとつの露光時間 総(トータル)露光時間:露光時間 × スタック回数 M42を対象にし、露光時間が10秒と30秒での比較です。 比較データは、次のような方法でデータをとりました。実際のライブスタックでは、刻々と変化する画像を逐次ヒストグラムを調整しながら見ているので客観的なデータが取得できません。そこで、刻々と自動保存されるFitsファイルをDSSでスタックしてゆき、トータル露光時間の画像としました。 各々のトータル露光時間の画像は、最大のトータル露光時間の画像での最適のヒストグラム条件と同じ条件で画像処理したものを使用しました。 結果は、下の写真の通りです。露光時間を短くとり、トータルの時間を長くしても、淡いところのあぶり出しは困難との結果が出ました。極言すれば、露光時間の長さのみで、あぶり出しの程度が決まってしまうと言う感じです。 M42(露光時間10秒と30秒との比較) M42の場合、10秒露光でいくら長時間ライブスタックを続けても、30秒露光のモクモク雲はあぶり出されることはありません。 続いて、下記の機材で、バラ星雲を30秒露光と120秒露光との比較を行ってみました。 ライブスタック:ASiLive(ASiairPro) DSLR: EOS Kiss X5 (天体改造) レンズ:Tamron SP150-600mm F/5-6.3 Di VC USD G2 (400mmで使用) 赤道儀:Althiba3ベルトドライブ改造GP2 ガイド鏡:ファインダースコープ(f=160mm) ガイドカメラ:ASi120MM Mini フィルター:CLSフィルター(SVBony APS-C用) 結果は下の写真の通りです。露光時間が長いと短時間で星雲像をあぶりだすことが出来ました。短い露光だと、いつまでも色が薄く、徐々に濃くなってゆきます。オートガイドが出来るのであれば、長時間露光のライブスタックが有利です。 バラ星雲(露光時間30秒と120秒との比較) バラ星雲の場合は、星雲のあぶり出し程度は30秒でも120秒でもあまり変わり無い感じでした。30秒の場合は、色が薄く、スタックを重ねてゆくと徐々に赤が濃くなってゆく感じでした。120秒の場合は、星雲の色の変化は最初からあまり変化がなく、徐々にバックグランドが黒くなってゆく変化が見られました。 3.オートガイドの必要性は・・・・・ 観望会などでライブスタックを実行する場合、不意なトラブルを避けるために単純な機器や装備で臨むことが好ましい。そのためにもオートガイドは避けたいところです。極軸を正確に合わせれば、ノータッチガイドで60秒くらいまでは許容されるかも知れません。 自分の場合は、極軸を合わせることが困難な環境にあるため、オートガイドは必ず実行するようにしています。 日常使っている赤道儀は、Althiba3ベルトドライブ化されたGP2またはGPD2赤道儀です。ベルトドライブはバックラッシュが無く、応答性が良く、追尾精度は1秒前後です。調子が良い時は0.5秒付近を保持できる。極軸合わせをせずして、この追尾精度ですから大満足です。 観望会などで使いやすい赤道儀は、AZ-GTiではないかと思っています。しかし、このAZ-GTi、追尾精度がどのくらいあるのか明確ではありません。ある時は追尾精度が1秒前後、ある時は5秒くらいになったり、バックラッシュの固まりのごとく跳ね踊る時もあります。ということで、今回はじっくりとAZ-GTiの追尾精度を追ってみました。ガイド鏡の焦点距離は160mm、ガイドカメラはASi120MM Mini、極軸合わせ無しで緯度を合わせ、大まかに北へ向ける条件での検討である。 15分くらい放置して安定した時の状況が下の写真である。追尾精度が1.5秒付近である。このくらいであれば、400~600mmの鏡筒で120秒露光くらいはOKなはずだ。 AZ-GTiの良い時の追尾精度 追尾が安定しない場合は、やはりDECが暴れます。下の写真は、そのような時のものです。追尾精度は2.5秒くらいになります。このくらいになると、120秒露光は無理となります。 AZ-GTiの荒れた時の追尾精度 4.まとめ 1.星雲などのあぶり出しは、露光時間の長いライブスタックが有利である。2、「星が充分にありません」などのライブスタックのエラーメッセージが出る場合は、ISOやGainを一段下げると成功する確率が高くなる。3.スタック回数は10回程度で充分である。それ以上行ってもバックグランドが綺麗になるだけで、ディスプレイ画面での変化はあまりない。4.観望会などでライブスタックを行う際には、初期が淡く、徐々に星雲が浮かび上がるプロセスが見栄えが良い。しかし、そのようなディスプレイを行うことは難しい。最初の露光で全ての像が決定されてしまう感じで、スタックを重ねて背景のノイズが消えてゆく感じである。
January 19, 2022
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1.経 緯 一眼レフカメラでのライブスタックを継続していますが、今回は、CMOSカメラを使って実行するライブスタックとのライブスタック像の比較を行ってみました。 比較した結果は、下の写真に示す動画にもまとめていますのでお立ち寄り下さい。 一眼レフとCMOSカメラのライブ像の比較動画(写真クリックで動画へ) 一眼レフカメラとして、EOS Kiss X5 (天体改造)を、CMOSカメラとして ASi294MC Pro を使用して比較を行いました。鏡筒は、Tamron 150-600mm F5/6.3 G2 を使用。その他の条件などは下の写真のとおりです。 カメラ:EOS Kiss X5 (天体改造) 鏡筒:Tamron SP150-600mm F5/6.3 G2 (f=400mmで使用)、ガイド鏡:Vixen 50㎜ファインダー(f=160㎜)改造、カメラ:EOS Kiss X5 天体改造(ISO 6400)、赤道儀:Althiba3ベルトドライブ化GP2、ガイドカメラ:ASi120MM Mini、フィルター:SVBony APS-C CLSフィルター、ライブスタック:ASiair Pro内のASiLive、オートガイド:ASiair Pro 内のオートガイドアプリ、撮影日:2021/12/27、撮影地:南関東 市街地庭撮り カメラ:ASi294MC Pro 鏡筒:Tamron SP150-600mm F5/6.3 G2 (f=400mmで使用)、ガイド鏡:Vixen 50㎜ファインダー(f=160㎜)改造、カメラ:ASi294MC Pro(Gain 302)、赤道儀:Althiba3ベルトドライブ化GP2、ガイドカメラ:ASi120MM Mini、フィルター:Kenko ASTRO LPR Type2、ライブスタック:ASiair Pro内のASiLive、オートガイド:ASiair Pro 内のオートガイドアプリ、撮影日:2021/12/28、撮影地:南関東 市街地庭撮り 2.馬頭星雲での比較 馬頭星雲でのカメラ比較です。最初が、EOS Kiss X5でのライブスタック像です。 EOS Kiss X5の馬頭星雲(20回スタック) 次が、ASi294MC Proでのライブスタック像です。 ASi294MC Pro での馬頭星雲(30回スタック) 両者を比較すると、 馬頭星雲のスタック像の比較 ASi294MC Proでのスタック回数が30回とEOS Kiss X5の20回に比べて10回も長いので、何とも言い難いですが、ASi294MC Proでの像の方がしっくりきます。 3.ばら星雲での比較 ばら星雲も120秒露光で比較しました。まずは、EOS Kiss X5の像です。赤が鮮明に出ています。 EOS Kiss X5のばら星雲(15回スタック) ASi294MC Proでのバラ星雲ですが、EOS Kiss X5に比べて、星雲が狭いようです。特に上部の星雲があまりあぶりだされていません。色も、薄い感じです。 ASi294MC Pro でのばら星雲(22回スタック) 両者を比較すると、EOS Kiss X5の方が赤色、星雲の広さ共に勝っています。 ばら星雲のスタック像の比較 4.M42での比較 M42は、30秒露光で比較しましたが、少し露光時間が長かったかも知れません。EOS Kiss X5の像が下の写真です。 EOS Kiss X5のM42 (21回スタック) ASi294MC ProでのM42が、下の写真です。 ASi294MC Pro でのM42 (22回スタック) 両者を比較すると、EOS Kiss X5の方が赤味が強く出ています。 M42 像の比較 5.まとめ 1)ライブスタック像の解像度は、両者同じくらいでした。2)星雲によって、それぞれ得意、不得意があるようで、バラ星雲とM42はEOS Kiss X5に軍配、馬頭星雲はASi294MC Proに軍配が上がるようでした。3)一眼レフでのライブスタックは、シャッター音が少々ストレスに感じられました。早くミラーレス一眼のドライバーが出て欲しいものです。Sonyミラーレスのみがあるようですが。
January 14, 2022
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防湿庫で眠っている一眼レフカメラを有効に使うことを目的に、DSLRライブスタックの試験を行っていますが、比較のためにCMOSカメラでのライブスタックも実行してみました。 鏡筒は、カメラズームレンズのTamron 150-600mmを焦点距離400mmで使用しました。フィルターはASi294MC Proに1.25インチのKenko Astro LPR Type2をネジ込みました。星雲としては、燃える木を含む馬頭星雲、バラ星雲、そしてM42オリオン大星雲を選択しました。ライブスタック実施日:2021/12/28 このライブスタックの様子は詳しく下の動画にまとめています。 Tamron 150-600mmとASi294MC Proでライブスタック(画像クリックで動画へゆきます) 鏡筒:Tamron SP150-600mm F5/6.3 G2 (f=400mmで使用)、ガイド鏡:Vixen 50㎜ファインダー(f=160㎜)改造、カメラ:ASi294MC Pro(Gain 302)、赤道儀:Althiba3ベルトドライブ化GP2、ガイドカメラ:ASi120MM Mini、フィルター:Kenko ASTRO LPR Type2、ライブスタック:ASiair Pro内のASiLive、オートガイド:ASiair Pro 内のオートガイドアプリ、撮影日:2021/12/28、撮影地:南関東 市街地庭撮り ばら星雲のライブスタックのモニター画面を再現。 ばら星雲のライブスタック M42のライブスタックのモニター画面を再現。 M42のライブスタック 馬頭星雲のライブスタックのモニター画面を再現。 馬頭星雲のライブスタック
January 9, 2022
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1.EOS Kiss X5とTamron 150-600mmズームレンズによるライブスタック 防湿庫で眠っている一眼レフカメラを有効に使うことを目的に、DSLRライブスタックの試験を続けています。 前回は、EF 200mm F2.8L レンズとEOS Kiss X5(天体改造)で、ASiair Proを使ってライブスタックを行った結果を記載しました。今回は、レンズをTamron SP150-600mm F5/6.3 G2を f=400mm で使い、同じカメラで、かつDarkとBiasを撮ってライブスタックを行ってみました。 一方、ASCOM DSLR Driver で認識されると期待して購入した ミラーレスEOS Kiss M は、残念ながら認識されませんでした。他の用途に回すことにします。 このライブスタックの様子は詳しく下の動画にまとめています。 EOS Kiss X5とズームレンズでのライブスタック(画像クリックで動画へゆきます) Tamron SP150-600mm F5/6.3 G2とEOS Kiss X5との組み合わせでのライブスタックは、下の写真の機材や方法で実行しました。 使用した機材 鏡筒:Tamron SP150-600mm F5/6.3 G2 (f=400mmで使用)、ガイド鏡:Vixen 50㎜ファインダー(f=160㎜)改造、カメラ:EOS Kiss X5 天体改造(ISO 6400)、赤道儀:Althiba3ベルトドライブ化GP2、ガイドカメラ:ASi120MM Mini、フィルター:SVBony APS-C CLSフィルター、ライブスタック:ASiair Pro内のASiLive、オートガイド:ASiair Pro 内のオートガイドアプリ、撮影日:2021/12/27、撮影地:南関東 市街地庭撮り 2.ばら星雲のライブスタック バラ星雲のライブスタックは、露光時間120秒で実行しました。スタック回数と像は下の写真の通りです。 ばら星雲のライブスタック(露光120秒) ライブスタック観望の場合、2から4回のスタックで充分な映像を得ることができます。15回スタックでライブをストップし、得られた画像ファイルが下の写真です。 ばら星雲(15回スタック) 3.馬頭星雲のライブスタック 馬頭星雲も露光時間120秒で実行しました。 馬頭星雲のライブスタック(露光120秒) 20回スタックして自動保存されたスタック画像が下の写真です。 馬頭星雲(20回スタック) 4.M42のライブスタック M42は、露光時間30秒で実行。 M42のライブスタック(露光30秒) M42は、かなり明るい星雲なので、30秒露光であれば2回のスタックで充分な映像が得られる。 20回スタックでの画像ファイルが下の写真です。 保存されたM42の20回スタック画像 5.まとめ 1.ASiair Proを使用して、一眼レフでも充分にライブスタックが実行できることを確認することができた。2.Tamron 150-600mmズームレンズは、口径が大きいためか、前回のEF 200mmレンズよりもはるかに高解像度のライブスタック像を得ることが出来た。ライブで観望するだけなら、天体鏡筒に引けを取らない感じであった。3.一眼レフのシャッターの寿命は10万回だと言われているので、シャッター音がストレスに感じることがある。シャッターを頻繁に使用するところは、ピント合わせの場面だけである。ピント合わせの場面で工夫をすれば、シャッター回数を劇的に減らすことが出来る。
January 5, 2022
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1.ことの発端 昨年10月、ある天体関連ブログでVixen社がSD81S鏡筒の悪名高い3個の銀箔止めを輪っか止めに改良するアップグレード・キャンペーンの案内を見つけ、早速実行に移しました。これでSD81SIIになったわけです。ファーストライトが2021年を閉めくくる12月31日。これで清々しい気持ちで新年を迎えようとする算段だったわけですが・・・・・ 果たして、ファーストライトは下の写真の通り、明るい星に光条が見られるではありませんか。目を疑いましたが、現実でした。 原因不明の光条 鏡筒:SD81SII、ガイド鏡:Vixen 50㎜ファインダー(f=160㎜)改造、カメラ:ASi294MC Pro(Gain 320)、赤道儀:Althiba3ベルトドライブ化GP2、HDフラットナー+レデューサー(f=500㎜)、ガイドカメラ:ASi120MM Mini, ASiair Pro内アプリ、フィルター:Kenko Astoro LPR Type2 (31.7mm径)、ライブスタック:ASiair Pro内のASiLive、露光時間:120sec、スタック回数:14回 出るはずのない光条が見られて、愕然としました。3個の銀箔止めから発生する光条を消すためのSD81SIIだったのに。 原因さがしの大晦日から正月でした。除夜の鐘を聞きながらの犯人捜しです。気持ちも穏やかではありません。まさかVixenがポカをするわけはないし。 2.光条の犯人捜し ・ASi294MC Proのダークを撮った時の不穏な光条が犯人か? 最近、ライブスタックのためにダークを撮ってみました。すると、下の写真のように光条が出て、不審に思っていました。もしかしたら、これが原因かとも思いました。 120秒でのダークを20回スタック 大晦日の夜、ASi294 Proにフタをして、分厚い布をがんじがらめに巻いてダークを撮り直してみました。そうすると全く同じ光条が見られ、鏡筒などの光漏れではないことが分かりましたので、犯人から除外しました。・CMOSカメラに31.7mm径の光害カットフィルターをはめ込んだことが原因か? 光害カットフィルターはCMOSカメラのM42メスねじに、円盤アダプタにネジ込んだ31.7mm径のフィルタを装着しています。 31.7mm径のフィルターの装着 このフィルターの装着により、その上からネジ込むM42ネジを持つ31.7mmスリーブアダプターがCMOSカメラの中に完全には入り込みません。ネジ込みが途中で止まってしまうのです。これが原因であることは充分に考えられます。 しかし、SD81SII鏡筒を使わず、Tamronの150-600mmズームレンズを使っての撮影は、同じようにしてフィルターを装着したCMOSカメラを使っています。光条なんて見たこともありません。 次に、SD81SII鏡筒でライブスタックして自動保存されたFitsファイルを確かめてみました。下の写真のように、何とケラレが見られました。 31.7mm径フィルターでのケラレ 急遽、ズームレンズで同じフィルターを取り付けたCMOSカメラで撮影したFitsファイルを確かめてみるとケラレはありません。 SD81SIIでは、ケラレ、ズームレンズではケラレ無し。CMOSカメラに届く光束の経路がかなり異なっていることが伺えました。 これで、犯人はケラレるフィルターが原因だということで、HDフラットナーの先っぽに52-48mmステップダウンリングを介して48mm径フィルターを装着しました。 そして、正月の夜、同じ対象に鏡筒を向けてライブスタックを行いました。その結果が下の写真です。 48mm径フィルター装着のライブスタック像 鏡筒:SD81SII、ガイド鏡:Vixen 50㎜ファインダー(f=160㎜)改造、カメラ:ASi294MC Pro(Gain 320)、赤道儀:Althiba3ベルトドライブ化GP2、HDフラットナー+レデューサー(f=500㎜)、ガイドカメラ:ASi120MM Mini, ASiair Pro内アプリ、フィルター:Kenko Astoro LPR Type2 (48mm径)、ライブスタック:ASiair Pro内のASiLive、露光時間:120sec、スタック回数:20回 3.顛 末 一応、謎の光条は48mm径のフィルターを装着することによって出現しないことが確認でき、胸を撫でおろしました。フィルターが原因ということは確かそうですが、それが光条出現とどのような因果関係があるのか、原因の本質は不明です。 EOSレンズではOKであったアメリカンサイズを装着したCMOSカメラが、天体鏡筒ではNG。そういうこともあることを体験した大晦日から正月でした。
January 2, 2022
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