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「硝子戸の中から外を見渡すと、霜除けをした芭蕉だの、赤い実の結った梅もどきの枝だの、無遠慮に直立した電信柱だのが直ぐ目に着くが、その他にこれと云って数え立てるほどのものは殆ど視線に入ってこない。書斎にいる私の眼界は極めて単調でそうして又極めて狭いのである。その上私は去年の暮れから風邪を引いて殆ど表へ出ずに、毎日硝子戸の中にばかり坐っているので、世間の様子はちっとも分らない。心持が悪いから読書もあまりしない。私はただ坐ったり寝たりしてその日その日を送っているだけである。」いい文体ですね・・・・云いたいことだけを極めて簡潔に余分な言葉を弄せずそれでいて品格を損なわなわず浮いた所も無く落ち着いた雰囲気が文章全体から醸し出され涎物です・・・昔読んだ漱石の「硝子戸の中」を探し出すのが面倒だったので新たに書店で文庫本を買い求めた。本とは素晴らしいものである。たった286円でこれほどの文書を読ませてもらえるとは!!は~~~ありがたやありがたや
2006.04.30
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さる金曜日芸大脇の道を歩いていると対側の音楽学部ほうの建物からダダダダッ ダダ ダダとかなり大きなパーカッションの音が響いきて「あっ、真澄ちゃんだ(のだめに登場するパーカッション奏者)・・・」とお祭りのような太鼓の音に中途半端な喜びを覚えてしまった・・・
2006.04.30
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都美のプラド美術館展と芸大美術館のエルンスト・バルバラ展(ドイツの彫刻家)の展覧会に加え都美から芸大までの道程の途次にある旧音楽大の奏樂堂が公開されていたので寄ってみたシューマンの室内樂曲?だかのリハをやっていて1楽章だけ聴きながら体を休め芸大に移動しっかりとした揺ぎ無い彫りと木彫の温かみに作家の表現力の素晴らしさを感じ木彫りの持つ魅力に圧倒された木を彫っていくとはこういう事だったのかと改めて知る下のカフェでお茶をして早々に帰ってきた上野の森とレンガの建物が調和して気持ちの落ち着く一日だった。(直ぐ脇ではホームレスの人たちの全体集会みたいなのが開かれておりみんな200~300人が整然と並んで座って話を聞いているのが印象的だった)
2006.04.29
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髪も長くなるわけです。クセ毛も収拾付かなくなるわけです。「四月末日まで半額」のハガキが来ていたので観念して美容院に出かけていった。ハガキが無ければきっと美容院に行く気はまだまだ起こらなかっただろう・・・見事に半額の券に踊らされている私。この前いつおいでになりました?と聞かれても記憶すらなく美容院のデータによると昨年の8月以来らしい。(全く儲けにならないお客だこと)放っておくとラプンツェルになれそ~~~暫く美容院に行かなくて済む様矯正かけてじょきじょき切ってもらったら頭がスカスカになってしまいました(汗)
2006.04.25
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お尻をぺたんと床に付け足を左右それぞれ折り曲げてお尻の両脇に足首やかかとが来る座り方この座り方を正式にはなんというのか知らなかったがとある本には水平座り書いてあった。私は適当にぺたんと座るのでペタンコ座り位に思っていたのに・・・小さい頃からそういう座り方に慣れているので今でも時々このペタンコ座りでパソコンに向かっていたりするのだが先日この座り方を長くし続けたために膝の内側を痛めてしまった。若い頃と違って関節が硬くなって来ているのだろう。もうこういう座り方はしないほうがいいなと実感した。これからは今まで難無くできた事が出来なくなっていく事の方が多くなっていくのだろうね。うううううっ。
2006.04.23
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庭掃除をせっせと熱い気持ちでしていたら、ほんとうに暑くなってきて部屋に戻り、着ていた長袖をぱっと脱いでピンクの半袖のサマーセーターみたいなのに着替えついでにエプロンも黒からもう少し綺麗な色のものに替えて庭に出直すと気持ちまで華やぎました・・・・とさ。単純!母の日に娘からこういうのもらいたいな~~多分くれないと思うが・・・
2006.04.22
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補欠選挙で各党大変な盛り上がり方をしているようですね。こちらは七区からは少し離れているので現地ではどのような様子なのか掴めませんが・・・盛り上がっているのは政治家ばかりなんてことの無いことを祈ります。
2006.04.21
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雨が止んだら~、お別れなのね~じゃなくて雨が止んだら洗車と・・・確か今日の天気は晴れ時々曇りだったはずなのに俄かに暗くなってきて、雷鳴と共に激しい雨が。でも一雨降って厚くて重たそうな雲が風に流されていった後はまるで初夏を思わせるような青い空と白い雲がぽかり。木々の緑もしっかり洗い流されたらしく、きらきらピカピカ輝いてます。空と緑のコントラストが鮮やか過ぎて口をあんぐり開けて見ています。さてさてこんな地中海的な光景を目にしたら何故か今夜はイタリアンだわ~~と言う気分になって冷蔵庫の中でだぶつき気味になっているトマトを一気にトマトソースにしてしまおうと一人盛り上がってしまいました。はははっ。結構私もきらきら輝いてるかも。(自分で言うな!)
2006.04.21
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山形弁の上手なダニエル・カールさん風に「いてぇ~んだわぁ」と一人ごつ明日は雨が降るという予報に振り回されて今夜のうちに落ち葉をかき集めておかねばと昨夜薄暗くなってからやり始めた中腰の姿勢が多かったのか今朝になって腰がいてぇ~んだわぁ
2006.04.20
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それが問題だ。栓の開けたワインが、そそるんですよ、私を。飲もうかな・・・・でも娘から電話がかかってきて車を出さなくてはならなくなったらまずいよね~~ええい。飲んじゃえ!迎えに行かなくてもいいかもしれないしその時はタクシーにしてもらおう!
2006.04.19
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とある交差点にヤギが住んでいる。ちゃんと小屋も作られているし、えさもちゃんと食べているらしい。この前通った時、友人が「ヤギのいる交差点知ってる?ヤギの飼い主は中村晃子だって」と教えてくれた。ヤギのことは初耳だったが中村晃子がこの辺の出身であることは昔から知っていたからなるほど、この辺に土地を持ってるのだな・・と思った。今日その交差点を通ると確かにヤギがいて長い長い髭を蓄えたヤギは相当な高齢らしく座って口だけモゴモゴ動かしていた。想像していたよりずっとヤギは大きくヤギはこげん大きくなるとね!とひとりごちる。
2006.04.18
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駅前スパーの前に小さな公園があり春には桜が数本綺麗に咲いていた。横を通るとなにやら物々しくテントが。そして更にその上から青いネットが・・・その場所はたしか可愛い機関車が置かれていたはずだ。「ホームレスの人が寝起きするからかしらね・・」と娘に話しかけると「アスベスト飛散防止って書いてるよ!」と娘うへ~私は機関車に入った事はないがこの辺りに住んでいる小さな子供たちは結構機関車に乗って遊んでいたのでは・・ちょっと遅すぎやしないか?
2006.04.17
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お昼前にNHKの食彩浪漫で中村紘子さんの悪魔のささやきを見てやってみようと思った。ローズマリーなどの香草を買出しにゆき帰ってきてから挑戦なかなかいい感じで、赤茶色にパリッと焼けたチキンが出来上がり野菜スープ、ベビーリーフのサラダにワインで日曜の夕食を楽しんだ。名前とは裏腹に美味しい一品でした。ワインもディアブロがあれば完璧でしたね。その昔、コンチャ・イ・トロ社でもっともおいしいワインを貯蔵しておく蔵があったそう。ひそかに盗み飲みする者が絶えなかったため、創立者ドン・メルチョー氏が「この蔵には悪魔が棲んでいる」という噂を流し、人々を恐れさせ、ワインを守ったのです。今でもこの蔵には、コンチャ・イ・トロ社の大切なワインが貯蔵されています。そしてこのワインには、悪魔の刻印が施され、この伝説を語り継いでいるのです。
2006.04.16
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新じゃが、新玉葱、春キャベツ、トマト、ブロッコリー野菜が本当に美味しい季節になってワクワクうれしい。お野菜たっぷりの朝ごはんは幸せそのもの。お野菜の美味しさの前ではハムも卵も色あせますね。さてさて今晩のメニューは何にしようかと朝ごはんをめいっぱい食べたばかりなのにもう悩んでいる・・・
2006.04.16
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この季節、葉を落としていた落葉樹もやわらかそうな色の浅い新芽を出し常緑樹も新芽を付けてその陰で古い葉を密かに落としどの木々も芽吹きを向かえ静かに活力を漲らせていますねどの葉も千切って天ぷらなどにすると美味しいのではと思えるくらいです。タラの芽だけでなく何でも食べたくなってしまうのは私だけでしょうか・・・
2006.04.14
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携帯を買い換えたので、待受画面を素敵なのに変えようと思いプレインストールされている画像を見たらどうしようもないものばかりで・・・畳の目の写真古い理髪店と赤白青の回転するポールトンネルの中にある理髪店の回転するポール人間の脳みたいなグネグネしたもので出来ているモノクロの地球(これは気持ち悪いというより怖い!)グラフ用紙の目の写真あのぉ・・・・選べないんですけど・・・これはもう自分で探すしかないですね。
2006.04.13
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某国の総書記の風貌って昔、オバQに登場していた小池さん(いつもラーメンを食べているか煮ている人)に似ている・・・小池さんのほうが毛の量が多いかなぁ
2006.04.12
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生んでおいて、こんな事言うのもなんですが親の勤めを果たすのって結構大変ですね。昨日から娘にコキ使われて、ヘロヘロになっております。殆ど娘のアッシーです・・・長男は長男で連絡しても連絡取れないし一体どうなってるのやら夫に「バカ娘にバカ息子・・・もうヘトヘトだわ・・」と言うとバカだけど悪いこともしないし、元気で病気じゃないんだからいいじゃないかぁ~って慰められてしまった・・ほんと解ってるんだけどね・・・心配性って損ですね、寿命がそれだけで10年は短くなってる気がする。 これだけ心配しても娘も息子もケロッとして親の心配なんてどこ吹く風ですから・・・
2006.04.11
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桜に鶯ぴーちく、ぴーぴーという聲に交ざってほーほけきょう、と聴こえて来た。先日よりそれらしいものが啼いているとは思っていたがあまり上手く囀れないでけきょけきょ、と啼くばかりだったのに今朝になってようやくちゃんと、ほーほけきょうになった。雀よりすばしっこく飛び方も野生的なので目でしっかり確かめたわけではなかったが聲を聴いてやっぱり鶯だったんだと・・・野鳥の囀りもさわやかな朝鴉もそろそろ子作りの季節を迎えているのかいつもより近くに下りて来ているせっせと巣にする木切れでも集めてるのだろうその辺に掛けているワイヤーハンガーもこっそり盗んで持って行き、捻じ曲げ上手く使っているのだあまり住み心地がいいとは思えないが卵が下に落ちなければいいのだろう鴉もみごとに現代社会に溶け込んでいるもんだと思う 花も鳥も春だねぇ~~
2006.04.08
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「あっ、間違えてる」テレビを見ていて思った。某テレビ局・テレビ夕日で「都のかほり」と画面に番組名が・・・ この「かほり」有名な歌に「シクラメンのかほり」というのもありますねでも間違いなんだそうです。これは旧かなに直すと、正しくは「かをり」。 えっ、よく知ってるねって?そりゃ「はじめてわかる国語」を読んだばかりですから・・・・覚えたてってやつですがな 日本語って難しい~~いくら難しくてもテレビ局が間違えるのイカンでしょう・・・こちらでいろいろな桜が見れますよ~~
2006.04.07
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早朝娘を駅まで送る道 お寺の桜も少し黄緑が混ざったように見え脇を通ると桜の花びらがはらはらと風に舞い散り華々しさと寂しさが入れ混じった気持ちになった。助手席で携帯でメールを打っている娘に「ほら蜜柑ちゃん、花吹雪」と教えたらフロントウィンドウに惜しげもなく降り注いでくる花びらに娘もしばし言葉を失くした様だった。花びらのように散りゆく中で夢みたいに君に出会えたキセキ ...私は、オレンジレンジの歌を思い出してしまった。
2006.04.06
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日記を書こうとしても何を書いていいのやら、何も浮かんできません。夕食後の身も心もまったりした時間というのがヨクナイんでしょうね。頭に酸素も血も回ってない?と言う事にしておこう・・・脳を活性化させるためにブドウ糖でも摂ろうかなああ、なにか餡子の物が食べたい食後でおなかいっぱいなのに、どういうことなんでしょうね。別腹って、本当にあるのかも胃の奥のほうに穴が開いていて、そこから別の胃がつながっていたりして・・
2006.04.05
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蕗を買ってきて、茎は高野豆腐(だし付きなので超簡単)と煮て葉は二度熱湯を通し甘辛く味付けし、水気を飛ばした。ほうれん草(カット冷凍なので超簡単)で白和えに(生協の白和えの素を使ったので超簡単)お刺身とエビフライとかき玉汁で世は満足満足。手抜きばっかりじゃんって言わないで!!手抜きのほうが多いけど・・・・(汗)最近は手抜きでもこんなに美味しいものが食べられるので、ウレピーなり。(ちょっと前までは手抜きをしたら、お味もそれなりだったよね)
2006.04.04
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赤い靴を履いていた女の子は昭和48年に私の義理の姉であると新聞に投書した方がおられてその赤い靴の女の子は岩崎きみちゃんだとわかったそうですね。私はこの話を本で読むまでこの歌のその異人さんはなにか怪しい人(人買いとか人さらい)かなにかで詳しい事を言えないそれなりの不幸な事情があるのだと思っていたのです親子が離れ離れになると言う不幸な事情はあったようです。でも想像していたような怪しく謎めいた事情ではなく親は北海道の開拓農場に入植するために小さなきみちゃん(当時3歳)にとって過酷な環境を思い米国の宣教師夫婦に養女に出したそうなのです。やがて宣教師は米国に帰る日が来て・・・とそこまでの話を聞いた野口雨情がこの歌を書いたという。もちろんこの話をしたきみちゃんの親もアメリカへ行ったものと思い込んでいたそうです。ところがこのきみちゃんは実際には米国には渡らずに麻布十番にある教会の孤児院に預けられたということです。渡米が決まったとききみちゃんは結核患っていて長い船旅は無理と判断した宣教師夫婦が孤児院に預けることに。そしてその後きみちゃんは9歳でひっそりとその生涯を閉じたそうです。聞けば深い裏事情(故意に隠していたわけではなく、たまたま人に知られる切っ掛けがなかっただけなのでしょう)があったのですね。親子の生き別れに胸を打たれた野口雨情が話のすべてを知らなかったからこそなぞの部分が残り私たちの心のどこかに引っかかりを残す歌に仕上がったのですね・・・注「はじめてわかる国語」(あの歌はこんな意味だった)より参照みなさんこの話知ってました?私はいい年をして全然知りませんでした・・・(汗)これって有名なはなしなんですかね・・・むぅぅぅぅちなみに赤い靴の女の子の像は全国に4つあるそうです。
2006.04.03
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雨に降られる前に落ち葉をかき集め燃やしたりして部屋に入るとTVからは懐かしい映像と歌が。BS2の「そう言えばあの時このうた」という番組で1968年から1971年までの映像をバックにその頃流行っていた洋楽(あの頃はポップスといったが)が流れていた。歌もさることながら映像に釘付けになり大學の全共闘や安田講堂落城、アポロ11号月面着陸激しくなる一方の学生運動、70年安保で新宿駅乱入、大阪万博広がるベッドタウンと団地、東名高速完成、ミュージックテープ(ミュージックテープって、カセットテープじゃなかったのね、なんか大きいよ)の流行により、車の中で音楽を聞くトラックの運転手等などの映像そしてその中の人々を見ていつの時代もみんな一生懸命に人生を熱く生きているんだな・・・と感じ入ってしまった。あれから35年か・・・なんとも言えませんなぁ~~~自分も変わったような変わっていないような・・・
2006.04.02
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娘とバスに乗り座席に着くと正面の座席のおばさんが(70歳くらいだとおばあさんと言えなくなってきました)バス代にと握っていた小銭を落とした音がした。おばさんは足元のあたりをちょこちょこ見ていたが結局見つからず私たちの側からも小銭っぽいものは見えなかった。私たちの視線を感じたのかおばさんがふと顔をこちらに向け「ふふ、見当たらないわ、ふふふ」と言って照れ笑いをした。こちらも何と答えていいのやらで、笑顔だけを返した。その後娘の横顔を盗み見すると何が可笑しいのかニタニタし続けていて私と目が合ったので「何をニタニタしてるの?」と聞いたら「だっておばさんがずっとにこにこしてるんだもん」と。正面の先ほどのおばさんが窓の外に目をやりながらニタニタ(にこにこ?)していてそれを見て娘はニタニタとしていたのだ。にこにこしているおばさんの横顔を見ると私も何故かニタニタとなってなぜだろう・・「ニタニタ」って伝染るんですね。
2006.04.01
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