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かなり前に見た映画だけれど、決して忘れられない、心に染みた作品がいくつかあったりする。ミア・ファローが主演した「フォロー・ミー」(原題はパブリック・アイズ)がそのひとつだ。この映画を僕が見たのは19歳のとき。同じアパートに住む友人の部屋に遊びに行った時、たまたまTVの洋画劇場で放映されたのだった。「この映画、絶対にいいからここで見ていきなよ!」とその友人に薦められてのことだった。(僕の部屋にはまだテレビがなかった)当時まだ恋愛経験のなかった僕には理解しづらい部分もあり、最初のうちは見ていてどうにも納得のいかない点が多い不思議なストーリーだと思ったものだった。特に、依頼主の妻を尾行する私立探偵の行動が納得できず、結局そういったノリで過ちを犯す展開の物語で終わるだけなのかと思った。だけど、後半ストーリーが進むにつれて、この映画はもしかすると一生忘れられないものになるかもしれない、という予感がしてきたのだった。そしてラストが近づくと、その予感は確信へと変わって・・・。きっと、ジョン・バリーの主題歌の力も相当大きいのだと思う。この映画の主題(ミア・ファロー演じる妻ベリンダの心のうち)もその歌詞のなかに綴られているし、何よりこのメロディが本当に心に染みる。 → フォロー・ミーわかったつもりでいて、相手のことを実際のところは余りよくわかっていない。ひとりよがりで済ましてしまい、相手のことを本当に知ろうとしない。この映画が気付かせてくれたものは人間らしくあるためにとても大切なもので、ある意味、それは多くの問題を解く普遍的なメッセージでもあるのでないかとも思う。ほとんどの問題は(例えば政治にしても)そこ・・・相手を真に理解すること・・・に通じるものを見出せるからだ。たとえば僕は教師として、どれほど生徒ひとりひとりのことを理解できているのだろうか。上からの目線で、わかったつもりでいるような態度だけは決して取りたくないと思う。人としての関係を築くきたいのだから、相手の目線でも物事を見れるように努めること・・・これを怠ってはならないと思う。この映画を今思い出したのは、きっとそのようなことを最近考える機会が増えたからかもしれない。
2010年07月25日
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●僕の目の前で「リベルタンゴ」を弾いてくれるNさん。カッコいいぜ~!バンドネオンで有名なアルゼンチンの作曲家ピアソラが創ったこの曲「リベルタンゴ」を好きな人はたくさんいると思う。僕もその一人だ。今までかなりの数のミュージシャンが独自のアレンジでこの曲を演奏しているが、やはりそれだけ多くのプロもこの曲の虜になっているという証なのだろう。アレンジの多くはより官能的に、より情熱的に・・・そんな感じのものが多いだろうか・・・。そんな中で僕が特に気に入っているのは、アコースティックギター1本で聴かせる押尾コータローのバージョンだ。特に長めの導入部からイントロに流れていくところのカッコ良さ、といったらもう最高♪僕はイントロだけでもたまらずにシビレテしまう!こんな風にギター弾けたら絶対気持ちいいだろうなぁ! → Libertango / Kotaro Oshioところが、その押尾コータローのバージョンに匹敵するようなすごく粋でエモーショナルな「リベルタンゴ」を極々身近で聴かされて衝撃を受けてしまった。ギター文化館のホールに響き渡る熱いプレイ。粋なアレンジ。なんと演奏者は、ギター文化館に行くといつも必ず僕の相手を熱心にしてくれるアマチュア・フラメンコ・ギタリストのNさんではないか。喫茶室に場所を改めて、僕の目の前でもう一度その「リベルタンゴ」をNさんに弾いてもらった。編曲は竹内永知。なんとノリの良い演奏!何度聴いてもイントロがカッコいい!エンディングまでの粋でスリリングなアレンジ、これもすごくいい!!そして何よりいいのがNさんのプレイそのものだった。弾きたくて弾きたくて、その情熱で曲に打ち込むであろうNさんのプレイはフィーリング1発!テクニックを超越したスピリット(魂)を感じて僕は感動した。このようなプレイにはいわゆる単に上手な演奏では到達できないものを感じる。こういう感覚は昔ビートルズのジョン・レノンのギターにも感じたものだった。決してテクニカルではないのだが、おそらく誰もこれ以上の演奏はできないであろう、そう思わせる何かがあるのだ。きっと魂で音楽してるんだろうな。Nさんに脱帽。ギター文化館に来る楽しみがもうひとつ増えた。次回「コーヒールンバ」、「リベルタンゴ」の演奏指導、よろしくお願いしますです!
2010年07月18日
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●僕のギター(星野)を弾く大島直先生足立江美子先生のレッスンが終わってギター文化館内のホールに入ると、ステージでは大島直先生のミニコンサートが行われていた。ソルのエチュードがちょうど始まったところだった。大島先生とはこのコンサート後に初めて会話をしたので人柄とかはまだわからなかったのだが、演奏からは十分に実直さのようなものが伝わってきた。バリオスやタレガからの選曲にしても意欲的なものを感じるし、どの演奏もとても小気味が良くて惹かれるものばかりだった。コンサート終了後に、ようやくお話をする機会が持てた。僕のギター(星野良充氏製作)も弾いてみてもらった。今回ステージで演奏したソルのエチュード4曲中のひとつ、「op35-17」が気に入ったことを伝えたらそれも僕のギターで演奏してくれた。何度でも聴きたい演奏!名手の手にかかると、楽器も持てるポテンシャルを引き出されるのだろう。響きが違って聞こえる。素晴らしい!
2010年07月18日
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●ギター製作倶楽部会長、高橋さんの新作ギターを試奏する足立江美子先生。演奏もギターも見事!かねてから待ちわびた足立江美子先生のギター・レッスン。それが今日ようやく実現した。ワンレッスンとして僕が希望した曲目はタレガの「アラビア風奇想曲」。「近代ギター音楽の父」と称される偉大なる作曲家&演奏家、フランシスコ・タレガの代表的な作品である。「アラビア風奇想曲」は総演奏時間が6分を超える大曲であるが、今の僕はタレガのこの作品が無性に弾きたくて仕方が無い。6分を超えるとはいえ、繰り返しが多いので割と早く暗譜することができた。自分の内側からほとばしるように湧き上がるこの情熱。それが今はハッキリと感じるからこそ、このタイミングを大事にしたい。ギターと真剣に向き合っていきたい。レッスン場所の石岡市ギター文化館に向かう道中、クルマの外気温が35℃を記録するほどの猛暑であったが、僕のギター熱はさらにその上をいっていたのだった。足立先生の個人レッスンでは、最初にとりあえず僕の演奏を一通り聞いていただいた後、修正ポイント(たくさんある)を丁寧に指導していただいた。繰り返しの多いこのような曲は特に、単調過ぎて聞いていてすぐ飽きてしまうようなつまらない演奏にならぬよう表情をつけて変化を持たせる必要がある。また、長時間弾き続けるのに必要なものは根性やスタミナではなく、左手の無理のない押さえ方にあることもわかった。今の僕にとって「アラビア風奇想曲」はいろいろな意味で学ぶところが多い曲であるようだ。この曲を選んで良かった。そう思えるのもすべて、足立先生のとても熱心な指導のおかげである。●流麗な演奏で館内を魅了する足立江美子先生。2006年、東京国際ギターコンクール第4位の実力。
2010年07月18日
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今日は「第43回水戸市芸術祭/市民音楽祭」が水戸芸術館コンサートホールATMで開催された。(主催:水戸市教育委員会、水戸市音楽団体連盟、茨城新聞社など)中村俊三先生率いる「水戸ギターアンサンブル」のメンバーは、水戸芸術館に10:05に集合し(この05分という実に無駄のないスケジューリングがいかにも中村先生らしい!)、リハーサル室でのリハーサルを10:24~10:34までの10分間、ステージでのリハーサルを11:18~11:23までの5分間だけ行った。(リハーサルのほうの実に細かい時間設定は主催者側の割り振りによる)特にステージでのリハーサルのために割り当てられた時間が非常に短いのが気になったが、なにぶん参加グループが多い(初日の今日だけで26団体)ために5分間が限界というのも納得なのであった。しかも僕らの場合は譜面台、足台、椅子などのセッティング作業も含まれるからコーラスグループに比べて更に忙しい展開になってしまうのも仕方のないことで。「水戸ギターアンサンブル」の出番はプログラムの22番目(全26グループ中)、後半の9番目であった。つまり、開始から僕たちの出番まではまだだいぶ時間があったのである。そこで僕たちは、主催者の挨拶から17番目「二胡アンサンブル美音会」の演奏が終了するまで、時間にして12時55分から15時30分頃までの約2時間半、僕たちに割り当てられていた最前列の客席で他のグループの演奏や歌唱(コーラスグループが圧倒的に多かった)を鑑賞した。心から音楽を楽しんでいる・・・コーラスを聴いて(見て)いて特にそれが伝わってきた。もしかすると、人間の声こそが究極の楽器なのかもしれない。声による美しい音世界に浸っていたら、そんな風に感じたものだった。また、コーラスに次いでオカリナの活躍も目立っていた。オカリナの素朴な音色にはとても癒された。ギターとの相性も良さそうに感じた。思えばこのコンサートホール、僕が5年前に久々に(約25年ぶり)またギターを弾きたい!と思う切っ掛けを与えてくれた場所であることを思い出した。木村大君のリサイタル「アランフェス協奏曲」がここで行われ、たまたま暇があって聴きに来たのだった。演奏後、大君に握手してもらい、よ~し弾くぞ~っ!と奮起したものだった。その後、ギターは僕にたくさんのサプライズをもたらしてくれている。木村大君にも感謝しなくちゃいけないね!そしてようやく自分たちの出番が巡って来た。本番の演奏中、僕は結構大事な部分で目立つミスを2つ3つしてしまい反省する点が多かったのだが、アンサンブルの難しさを感じながらも初めてのステージを十分に堪能することができた。特に良かったのは(実は演奏以外のことなのだが)、昼食から共に長い時間を過ごすことで今までなかなか出来ずにいたメンバーの方々との親睦を深めることが出来たことかな。きっと僕の素顔(結構天然でドジが多いことなど)もわかってくれただろうし(笑)。今日は本当に色々と感慨深い一日であったけれど、やはりこれが一番嬉しいことだね。今後の活動も、また練習での集まりもますます楽しみが増えた。
2010年07月10日
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芸術館内ミュージアムショップのガチャガチャでゲットしたベートーベンの胸像。300円。よく出来てる~♪今夜は水戸ギターアンサンブルの練習日。芸術祭のためのリハーサルを水戸芸術館コンサ-トホ-ルATMで行った。僕にとって初体験となる芸術館のステージやその舞台裏・・・すべて興味津々の出来事だった。前もって知っておいたほうが良いこと、注意すべきことなどの発見がいくつかあったので今日のリハーサルは参加しておいて本当に良かった。当日は案内の貼り紙があるはずだから迷路のような通路でも迷うことはなさそうだが、ステージの照明が反射して目の前の譜面が見えないのには驚いた。話には聞いていたが、本当にキラキラ光ってしまってまったくといっていいほど音符が見えなくなる部分が何箇所も発生してしまうのだ。何らかの対策を講じねば・・・。ステージ上で、本番通りの配置で演奏してみる。いつもの練習とはだいぶ感触が異なる。自分の弾く音がよく聴こえる。周りのメンバーひとりひとりの弾く音もよく聴こえてくる・・・。気持ちが引き締まる。これが芸術館のステージなんだ!緊張しながらも、先生に恵まれ、ギターが好きで音楽が好きな仲間とともに演奏できる喜びを噛み締めた。
2010年07月06日
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仕事帰りに「アジサイ祭り」が行われている保和苑に寄ってみた。駐車場が閉まる18時まであと30分しかない。今日はとりあえず様子見ってところかな・・・と思いつつ、中央の池のほうに行ってみた。色とりどりのアジサイの花に囲まれた池の中を鯉たちがゆったりと泳いでいる。池の辺にしゃがんで少しの間鯉たちを眺めては昔のことを思い出していた。そういえば小学校の写生会で皆してここに来たんだよなぁ、と。忘れていたあの日の記憶がよみがえってきた。僕はちょうどこの石のあたりに腰かけてスケッチしていた。そしたら急に僕のよこで「ドッポーン!」という音がして同級生が池に落っこちた。僕らの大声が聞こえたのか引率の先生がすぐに駆けつけた。驚いたのは、池に落っこちた同級生のA君が犬かきのような不思議な泳法で池に浮いていたことだ。彼も必死だったのだろう。A君を池から引っぱり上げて助けた先生の一言が今でも忘れられない。「体育で水泳やっといて良かったな。こんなところで役に立った!」そのとき突然「ポチャッ」という音がして僕は我にかえった。(ここへ来ると何かが起きるようになってるのか・・・) 池の水面を見て僕はまた驚いてしまった。僕のほうに向かって何やらひたむきに泳いでくるからだ。なんと、それはカメだった。けっこう大きいがその泳ぐ姿がなんとも可愛いくて、僕も身を乗り出して手を振った。池に落ちないように気をつけて(笑)。かなりそばまで寄ってきて、そのカメはしばらく僕の顔を見つめていた。よく見るとこのカメ、なかなか味のある表情をしているではないか♪
2010年07月04日
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