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2005年01月23日
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「ビハインド・ザ・サン」という映画については
事前には情報もあまり入っていなかったが、監督が
「セントラル・ステーション」
と「モーターサイクル・ダイアリーズ」の
ウォルター・サレスとあれば、見ないわけにはいかない。
結果としては「当り!」

上映時間は1時間32分という最近では短い部類であるが、
内容は濃い。無駄のない描写と演出である。

舞台は1910年代のブラジル。

なき報復劇。
憎悪の応酬。
その中で生きる主人公の青年トーニョと、まだ幼い弟。
そんな二人が出会う、サーカスとそこで曲芸を見せる美女。
古い因習に囚われていた二人は、その彼女によって
外の世界を知る。

この映画では、<回るもの>が象徴的に登場する。
その一つが、主人公の家の庭にある大きな粉砕機。
精糖のため、サトウキビを砕く木製の機械が、休むこと
なく牛によって回転している。
まるで永久機関のようだ。これが象徴するのは、


もうひとつの回るものとは、サーカスの美女による
ロープを使った芸。
垂れ下がったロープを主軸に、腕の力だけで回って
見せる芸は、まさに自由と未来への飛翔を感じさせる。
この回転シーンは映画の特性をフルに活かして、観客


しかし、この報復劇は悲劇を経て、希望を感じさせる
ラストシーンへと辿り着く。

荒涼とした荒野は「紅いコーリャン」を、
ラストシーンの海は「大人は判ってくれない」を
それぞれ連想させる。

この「ビハインド・ザ・サン」は、
ブラジル映画版
<「紅いコーリャン」+大人は判ってくれない」>
かも知れない。

原作は、イスマイル・カダレの小説「砕かれた四月」で
舞台はアルバニアとのこと。

主演は、ロドリゴ・サントロ。
「モーターサイクル・ダイアリーズ」の
ガエル・ガルシア・ベルナルにちょっと似ている。




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最近はバタバタとしており、なかなかコメントに返答が
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全く申し訳ありませんが、いただいたコメントは、
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最終更新日  2005年01月23日 17時25分44秒
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