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22日に書いた「百億の昼と千億の夜」であるが、原作も
萩尾版も両方好きである。これは実は不思議なことで、
この作品に限っていえば、原作との比較をしながら、批
評家的視点で萩尾作品を読むことはないのである。そこ
は萩尾望都という作家のすごさであろうが、原作との比
較をすることを忘れさせる力があるわけだ。
この作品は「滅び」の物語であるが、何度読んでも、心
洗われ、心開かれるのである。この作品は私の想像力と創造力を刺激するそんな作品な
のである。
「草子ブックガイド」と「一瞬と永遠と」 2011年10月20日
小説「モールス」読書中 2011年10月03日
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