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FGM(女子割礼)という残酷な風習の中で傷ついていく
女性たちの現実が描かれる。
この現実を知った私たちは非常なショックを受けながら、同
時に人間の尊厳を損なう風習がいまだに続いていること、そ
してそれが当然のこととして認められ、受け入れられている
ことを知るのである。
このとき、私たちの気持ちの中に「これはアフリカという未
開の地だから」とか「アフリカはまだ野蛮なところだから」
とかというものはないだろうか?
人間の尊厳を損なうことは、実は先進国と呼ばれる国や地域
にもまかり通っていることを改めて知るべきではなかろうか。
人間をすべて「コスト」と扱って「削減対象」とか「余剰」
とか扱うことが正義であろうような国は「未開」で「野蛮」
と言ってもいいのではないか?
東京電力の原発事故は、一部の人々の利益の為に実に多くの
人々の尊厳が損なわれているかが明らかになったのではない
か。
これらの映画は、そうした現実への気付きを促してくれる。
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