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「キネマ旬報」(6月下旬号)は岡田茂追悼特集である。
この関連の特集として注目すべきは 「映画秘宝」(8月号)
の東映特集である。
「東映不良性感度映画の世界」というタイトルに内容につ
いても一目瞭然。
「仁義なき戦い」「トラック野郎」「女番町」シリーズ・・・
娯楽映画のすべてがここにある!
というフレーズがそそるではないか。
「最近、日本映画が元気」などとよく言われるが、本当か?
私にはとてもそうは思えない。魅力がない。その魅力とは
「不良性感度」である。かっての東映映画が持っていた
「世の良識に歯向うような不良性感度」が全くない、のっぺり
とした健康食品のような作品ではつまらない。
そうした失われた映画の魅力を再度、気づかせてくれる「映画
秘宝」の特集である。
必読!
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