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昨日の幸田さんのゲストはサンデーモーニングコメンテーターのお仲間(だと思います。実はしばらく番組を見ていないので不確か)の岸井成格(しげただ)さんでした。・岸井成格さん;http://kishii.info/このたび(去年の6月でした)毎日新聞社の主筆になられたそうですが、このポストは新聞の紙面すべてに責任を持つ、非常にえらい立場のようです。テレビでの物腰、喋り方から現在フリーの評論家のような印象を持っていましたが、ずっと毎日新聞社社員で今は役員待遇のようです。今日の話題は岸井さんが理事長をしているNPO法人「森びとプロジェクト委員会」の活動についてでした。・「森びとプロジェクト委員会」:http://www.moribito.info/岸井さんのお話は「日本の森は今3つの危機を迎えている。1つめは針葉樹林の枯死、2つめは広葉樹林の枯死そして3つめが外国資本による、水源地森林の買い占めである」ということです。江戸時代から植林を進めるなど極めて先見性を持った政策を進めていた日本ですが、戦後、経済の効率性を優先するあまり、安い外材の導入を進めた結果、国内の林業が立ちいかなくなり、後継者不足もあり間伐などの手も入らず、その結果、針葉樹林が弱ってきているのです。本来、針葉樹林は間伐することで1本1本が成長できるのですが、現在はすべてが成長しきれぬまま、寿命を迎えていると言われます。たとえば、間伐材は割り箸にも有効活用できるなど工夫はいくらでもあるようです。個人的には、今回の大震災で破壊された家の復興には国内木材を使うと決めて材料費補助をだし、秋田杉など東北の森林を切り出せば、雇用の創出にもなるし跡地への植林によって山の再生もできると考えています。2つめは広葉樹林の枯死で、これがここ数年、ものすごい勢いで進んでいると語ります。これについて以前テレビでも見ましたが、ブナやナラがとくに激しくやられており、この結果、熊や鹿なども餌が不足して村里に出没するなど問題が広がっているそうです。原因は複合的なようですが、岸井さんの話では土中のリン濃度が上昇しているから、と言われます。以前見たテレビではナラに寄生する害虫、カシノナガキクイムシが原因と説明していました。これも里山などに人の手が入らなくなり、巡り巡って寄生虫の大繁殖につながっているようです。岸井さんも「日本人は戦後、土から離れてしまった、森に入らなくなってしまった。自然が豊か、当然いつまでもそのままあり続けるもの、と思っていたがそれではだめ。まず森に入ろう」と訴えます。3つめの問題は外国資本による森林の買収です。日本人は山や森などを売買の対象、利殖の対象と考えていないが、2050年問題と言われる人口100億人に達するとき、水、エネルギーなど資源の調達が不可欠となるのに対してまったく無警戒、一方外国は必死で資源囲い込みを図っており、日本の水も外国に奪われてしまう、と警告しています。ようやく地方自治体なども動き始めていますが、国内でしかも海岸線から離れた山中となればいざとなれば自己中な法律を作って勝手な真似はさせないなど、政府さえしっかりしていれば対応できるでしょう。(某国は立場が逆なら、まずそうするでしょう。だからこそ自国への投資はウェルカム)そのあと、岸井さんの経歴と環境問題とのかかわりなどに話が移りました。岸井さんは入社直後、熊本支局に配属となっていきなり水俣病を取材したのが強烈な印象、きっかけとなってこの方面に目覚めるきっかけになったそうです。40年前、これらの行政をつかさどる省庁ができることになって名前を決める際、まだ「環境」という言葉が一般的でなかったときにこの言葉を推して、環境省(当時は環境庁)の名付け親の一人になったと自負されていました。実はわが社も創立40周年を昨年迎えましたが、当時、水処理設備の設計、建設、運転管理を業務の中心に据えた会社として社長が社名を「環境エンジニアリング」に決めたということです。現在、環境関連の仕事をする「○○環境エンジニアリング」という名前の会社は日本国内にあまたあるも「環境エンジニアリング」という一般名詞を固有の社名として持つことができたのは、先達の先見の明のおかげです。(現在では、別の理由もあってわが社名にも○○がくっついています)直近、岸井さんたちは足尾鉱山跡のはげ山に植林するプロジェクトなども展開しており、日本での植林事業の第一人者、横浜国大の宮脇教授のお話なども出ました。宮脇さんは、新日鐵君津製鐵所が建設される際も鎮守の森構想をもって緑化計画の指導をされ、その成果として見事などんぐりの森が製鐵所を覆っています。・君津の町に森づくり;http://www.nsc.co.jp/kimitsu/eco/green.htmlまったく今日の話とは関係ありませんが、先ほど「花うさぎ」さんのブログで、今回の大震災に対して莫大な義捐金を送ってくれているにもかかわらず日本政府からの感謝広告が出されていない台湾に有志で感謝の広告を出そうという活動をしている女性のことを知りました。デザイナーをしている木坂さんが「日本人として何か台湾の人に対してお礼が言えないだろうか」とツイッターでつぶやいたことから始まり1週間少々で3000名以上、1000万円以上の寄付が集まり5月3日に台湾の主要2紙で感謝広告を掲載するそうです。・「謝謝台湾計画」http://blog.livedoor.jp/maiko_kissaka-xiexie_taiwan/archives/2011-04.html?p=2#20110422まだ間に合いそうなので僕も気持ちだけでも参加したいと思っています。それにしても、ネット、ツイッターの威力を改めて知った次第です。どうしようもない政府を補って余りある(本当に余りあるかどうか確信はまだありませんが)素晴らしい活動です。ではまた来週。
2011.04.24
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先週からの続きです。リスナーから、復興財源として日銀に国債を直接引き受けさせることの是非について質問があり、幸田さんが答えています。国債の日銀直接引き受けにより、政府はいくらでもお金が刷れるようになると財政規律が失われ、インフレが進行、モノの値段が何倍にもなるのでだめ、というのが回答です。現在、国債市場は安定しているので、そこで資金を調達すべき、マーケットのその信頼を失わせる日銀引き受けは反対とします。しかし、いかに安定しているとはいえ、国債市場だけで復興財源をすべて引き受けることはできないのではないでしょうか。国債の大量発行は幸田さんの心配する国債の暴落、金利の高騰に跳ね返り、日本政府を苦しめる懸念が大きくなります。さらに現在、国内でほとんど消費できている日本国債を海外の投資家にゆだねることにもなり、今後の日本の金融市場の不安定要因になることも間違いないでしょう。1000年に一度と言われる大災害からの復興対策に通常の市場原理の中だけで対応しようと考えるところにそもそも無理があるように思えてなりません。200兆円程度のお金を1回きりの緊急対策として発行し、それを使って、被災者の住宅建設、雇用対策からインフラ整備、大きな意味での災害対策である自衛隊の増強、とくに空母や揚陸艦の建造などに使うべきだと思います。もちろん、原発対策にも使います。国民に対しては「200兆円の復興資金を発行しますのでその分、しっかりみんなで働きましょう。しっかり働き、需要を満たす供給を行えば、インフレは発生しません」と宣言すれば、必ず日本中が覚醒し、東北は自力復興、その他の地域がそれを支えるという体制が整うのです。政府紙幣発行宣言が遅れれば遅れるほど、世界各国の理解を得られる可能性が減り、日本復興の最高の手法が失われるのです。この話の後に、これからの投資はどうなるか、という話題もでますが小さいこと。一応書きますと。今後は自分の投資が何の役に立つのか、日本の復興に役立つのか、という視点で考え始めるだろうと伊井さん。現在のマーケットの変動の中で火事場泥棒的に儲けている人もいるが、ちゃんとやっている人もたくさんいるので、信頼してほしいと幸田さんも語って終わりです。最後はどうもマーケットの擁護論でしょうか。よくわからず今週も終わりです。ではまた来週。
2011.04.17
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今朝のゲストはキャッシー中島さんでした。志の輔さんとは古い馴染みとのことで、和やか、和気あいあいと楽しい会話が続きました。特に愉快だったのはキャッシーさんが旦那勝野洋さんをつかまえた(まさにその通り)戦略?勝野さんの行きつけの店を調べてそこに行き、親しくなった後、いったん距離を置くも自分のことが勝野さんの口から出たら知らせて、とマスターに頼んでおいて、いざその時に大急ぎで出かける。酔っぱらった勝野さんを自分の部屋に連れて行き、そのまま過ごして、その夜のことをまるで覚えていない勝野さんに何かあったように思わせてその一週間後には結婚。マッサージと料理でしっかり愛夫をつかまえた、ということのようです。年をとっても肉、脂をとるほうが元気でいられる、ふっくらしていられる、というのはそうかもしれませんね。ガリガリで長生きするよりいいかも。今日の落語はめでたいものを、ということで四代目三遊亭円遊師匠の「松竹梅」でした。正直言って今一かな。志の輔ラジオはここまで。ついでですが。今日はネットで杉良太郎さんのボランティア活動の様子を本人の話を交えてやるのを見ましたが、本当に素晴らしいですね。(ここに貼り付けようとしたのですが、だめです。「我が家の食卓」ブログを参照ください)中国のレアアース危機でもベトナムに飛び込んでボランティア活動で信頼関係を結んでいるベトナム要人に掛け合い、日本向けレアアースを確保した!と森田実さん(政治評論家)が絶賛していましたが、この人のボランティアは筋金入り。国の内外を問わず、50年以上、投じた私財は30億円以上、というものすごいものでした。杉さんがこだわるのは、心のこもった食事、サービス、というわけで今回もカレー、豚汁などを手作りで5000食以上現場に持ち込んで喜ばれたとのこと。16年前の阪神大震災でもヘリコプターで物資を届け、いまだに当時の被災者たちの心に残る活動をされたそうです。どうしてここまで出来るんですか?の問いにもお互い様、とか自分にできることをやるだけ、と全くの自然体。その杉さんが声を大きくするのも政府の対応についてです。被災者のための仮設住宅なんてもったいない、やめちまえ。被災者たちには温泉か何かに移ってもらってその間に全員に本物の家を建ててあげろ、と言います。仮設はしょせん仮設、阪神大震災で終わり。本物の家を建てれば無駄になるんだからもったいない。家が建って初めて被災者たちも希望が持てるのです、という言葉にはこれまでの活動の重みがあります。僕も政府が前例にこだわらず、「被災者の家を全部立ててあげます。希望者は全部自衛隊隊員に採用して、自宅の片づけもすべて隊員としての活動として給料を払います」といえば一気に復興に向かうと言っていますが、思いは同じです。辻本なんかと比べ物にならない。大体彼女、今どこで何をしているのでしょうか。
2011.04.10
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先週まで原発関連の話が続き、さて今日は、と思っていたらコモンズ投信代表取締役社長の伊井哲朗さんでした。聞いたことのあるお名前でしたが記録にはありませんでしたが、この番組の常連のようです。・伊井哲朗 代表取締役社長 ・山一證券で営業企画部に約10年間在籍。マーケティング、商品戦略などを担当、その後、機関投資家向け債券セールス。メリルリンチ日本証券、三菱UFJメリルリンチPB証券にてミドルマーケット及びウェルスマネジメント業務を約10年間経験。2008年9月にコモンズ投信代表取締役社長に就任、現在に至る。お二人で震災が日本経済に与える影響、今後の復興の見通しなどについて語られました。いずれにしろ大きな打撃を受けるのはやむを得ないが、これによって製造業での日本離れが加速するという心配はないだろう、というのが伊井さんの見立てです。すでに海外に出せる部分は出てしまっていて、今国内に残るのは心臓部の部品なので容易に代替はできない。逆に重要な部品は日本製が多い、アイフォンも中国製といいながら半分くらい、特に中枢の部品は日本製であり、これが調達できないと作れないなど、改めて日本の製造業の強さを世界が認識している状態、と語ります。そして現場の責任者たちが自分自身被災しながらも、工場の復旧に努めており、予想以上の速さで生産を再開しようとしている、と讃えます。震災後の被災者たちの冷静、秩序だった対応も含め、自分たちの国が同じ災害をこうむっても日本のような対応はできない、というのが世界の共通認識です。現場はとにかくしっかりしている、でも上が、というのが日本です。結局は上がだらしなくても何とかしてしまうので、いつまでたっても上はよくならない、というところでしょう。為替についても震災直後、日本のマーケットがしまった後で仕掛けられたという面もあって急騰したが、日本の非常事態に先進国が協調介入して円安を容認したので一気に戻った、と伊井さん、普通なら円は売られるところだが、まだ日本は復活すると信じられているのだろうと幸田さん。株価は一気に下がった後、まただいぶ戻して来て落ち着く。そんな中で一番安定していたのが国債。震災後も通常通り入札をこなして日本国債の信頼は揺らぎもしなかったとも伝えてくれました。こんな中で震災復興の資金をつくるために復興国債を発行して日銀に引き取らせようというのは、せっかくの日本の財政規律、信頼を失いかねないので絶対にダメ、と幸田さんが力説します。でも僕の単純な疑問として、どうしてここまで平時の財政規律にこだわるのかな、と思います。いかに日本の国債の信頼が厚いとしても(ほんの少し前までは国債の暴落が心配、と言われていたのは横におくとして)数十兆円の復興国債が簡単に市場で消化されるとも思えませんし、第一これこそ暴落のきっかけになりかねません。それよりどうしても国家紙幣発行権を行使させるのがいやなら、復興国債として日銀が引き受け、永久に塩漬けするという案をとるのはこの1000年に一度の国家危機のなかでやむを得ないし、世界の了解も得やすいでしょう。もちろん、了解を得る必要は全くありませんが。ではまた来週の続きを楽しみに。
2011.04.09
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