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まだ情勢は流動的ながら、集束弾を事実上即時全面禁止する条約への日本の参加が濃厚となったことで、とりあえず考えなければいけなくなった自衛隊保有の集束弾兵器の代替問題。前の記事の続きとして色々思考実験してみましょう。ああちなみに、代替問題においてある意味最大の障壁となるであろう予算についてはここではツッコまないことにします(爆) といっても、とりあえず現時点で確実と思われる結論を先に書くとこうなりますが・・・↓現状において集束弾兵器に匹敵する効果的且つ安価な面的制圧兵器は存在しない 前にも書きましたが、集束弾兵器並みの面的制圧力を備えた兵器は現状では核兵器とFAE(燃料気化爆薬)くらいしか考えられず、しかもどれも集束弾兵器ほどの運用の柔軟性がありません。核兵器は破壊力だけなら超圧倒的ですがあらゆる意味で"使えない兵器"だし、FAEは対人用としては絶大な威力を発揮するものの装甲に対する破壊力は期待できません。そして日本の場合、前者は技術的にはともかく政治的にまず保有は不可能だろうし、後者も一時研究したことはあるようですが導入しようという動きはありません。 というわけで、既存の兵器システムで集束弾兵器が担ってきた役割を可能な限り置き換えるしかありません。 現在、自衛隊が保有する集束弾兵器は4種類あり、1つは航空自衛隊、3つは陸上自衛隊の管轄です。1 CBU-87/Bクラスター爆弾2 MLRS(多連装ロケットシステム)3 70mmFFAR用M261ロケット弾4 155mm榴弾砲用03式多目的弾 これらの中で最も緊急度を要すると思われるのがMLRSです。MLRSはロケット弾の数こそ12発とロシア辺りの多連装ロケット兵器に比べて少なめですが、その代わりにロケット1発に644発もの対人・対装甲多目的子弾を内蔵(標準型のM26ロケット弾)する集束弾システムとすることで圧倒的な面的制圧力を実現しています。しかし、逆に言えばこの集束弾システムこそがMLRSのキモであり、条約の規制によってこれが使えなくなるとMLRS自体の価値を大きく減じてしまう可能性があります。 陸自におけるMLRSは各方面隊直轄の特科群が運用し、約90両5個大隊を擁する陸自特科の最大火力です。いくら何でもこれを全廃して5個大隊分1,500人もの特科の人員を穀潰しにするなどという愚を犯せるはずがありません。しかし、幸いなことにMLRS自体は弾薬さえ何とかできれば充分に延命できるので、恐らく防衛省もMLRS用の代替弾薬を導入する方向になるでしょう。 MLRS用のM26ロケット弾に用いられるM77子弾の実戦での不発率の酷さは以前から問題視されており(今回の"オスロ・プロセス"による禁止条約もむしろ空中投下型システムよりMLRS等の地上発射型システムが主要な規制対象と見ることができる)、改良型として不発率を公称1%未満に抑えた改良型のM85子弾を使用するM26A1ロケット弾やM30ロケット弾等があります。が、このM85子弾も実戦では思うように不発率低減を実現できているわけではないようで、結局今回の禁止条約では使えなくなってしまいました。なので、この禁止条約に抵触しないMLRS用の弾薬は事実上M31単弾頭ロケット弾だけということになります。 M31はGPS/慣性誘導機能を備えたGMLRS(誘導型MLRS)用弾薬の一つとして開発されているもので、90kg高性能炸薬榴弾の単一弾頭を使用します。言ってみればオーソドックスな多連装ロケット兵器と同種の弾薬で、M26等の集束弾システムに比べれば面的制圧力は低下しますがそれでも通常の火砲に比べれば火力投射量は大きく、ぶっちゃけないよりは遥かにマシです。ちなみに、アメリカ軍でも最近はMLRS用にM26等の集束弾薬よりM31単弾頭ロケット弾の調達量が増えてるそうで、この辺は市街地での戦闘が増えて集束弾システムによる面的制圧が使いにくくなってきていることが一因にあるのでしょう。 ただ、M31では対装甲用としてはあまり役に立たないので、別に対装甲用の弾薬を併用する必要がありますが、残念ながらこれに関しては現時点では有効な弾薬が開発されていないので今後の課題となります(GMLRS弾薬の一つとして対装甲探知弾薬を子弾とするXM29が開発されたが未制式)もしかすると日本独自にMLRS用の精密誘導型対装甲弾薬を開発した方がいいかもしれません。 個人的には、MLRSとM31単弾頭ロケット弾の組み合わせは他の多連装ロケット兵器に比べて弾数が少ない分火力投射量が劣る印象を感じているので、ロッキード・マーチン辺りでロケット弾の径を227mmから150mm辺りまで小型化して弾数を12発から16発くらいに増やした誘導単弾頭ロケット弾を新規に開発してくれないかなぁと思ったりします。禁止条約に参加するが手持ちのMLRSは使いたいという国向けにそれなりの需要が期待できそうですが・・・ 一方、他の3種についてですが、空自のCBU-87/Bの場合、現時点で導入できる代替品としてはCBU-97/Bが考えられます。CBU-97/Bは赤外線センサー信管による目標捜索機能と自爆機能を備えたBLU-108対装甲スキート子弾を10発内蔵する対装甲用のクラスター爆弾ですが、今回の禁止条約では子弾重量が20kg以上のものはクラスター爆弾と見なされないため、子弾1発約28kgのBLU-108を使用するCBU-97/Bは導入が可能です。BLU-108は各子弾から4発のスキートと呼ばれる対装甲弾体を目標に投射する機能を備え、対人用としては役に立ちませんが、対装甲では従来と同等以上の面的制圧力を発揮できます。 残るM261ロケット弾と03式多目的弾ですが、M261は70mmFFARの中では元々それほど有効とは思えないのでこの際純減としても問題ないでしょう。03式多目的弾は制式化から間もない国産弾薬なので、今から廃棄というのはちと勿体ないですが、こちらも子弾を減らすなど禁止条約に抵触しない改良を期待したいところです。 こうして考えてみると、集束弾兵器が使えないという前提の下で自衛隊が目指すべき新たな防衛戦略は、人員に対する面的制圧力が低下するのは敢えて甘受し、一方でいわゆるスマート弾薬の導入を増やして装甲車輌や着上陸装備に対する打撃力を高め、とにかくまずは水際に到達する前に火力を集中して海の藻屑にするという方向性が妥当のように思えます。
2008.05.31
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いわゆるクラスター爆弾等の集束弾兵器の禁止・規制を巡る国際社会の動きについて、とりあえず一つの大きな流れができました。 現地時間の今月28日、アイルランドの首都ダブリンで開催されていた、"オスロ・プロセス"に基づくクラスター爆弾禁止条約の国際会議は条約案に事実上合意し、30日に採択の見通しとなりました。12月上旬にノルウェーの首都オスロで署名、批准国が30ヶ国に達して発効する予定です。 今回の条約は、意欲を持つ有志国や非政府組織が中心となって国連の枠外で独自に軍縮条約を進めるものとして、1997年に締結された対人地雷禁止条約に続く事例となります。<クラスター爆弾>「全面禁止」条約案で合意 ダブリン会議 <Yahoo!ニュース/毎日新聞>(注:Web上のニュース記事のため時間経過により削除される可能性があります) 今回合意された条約案は、『子爆弾が10個未満、子弾1個当たりの重量が4kg超、攻撃対象の識別機能、電子的な自爆・無能力化装置を備える』等の条件を満たした不発率の極めて低い最新型弾薬を除くすべての集束弾兵器の使用・製造・移転等を禁止し、在庫弾薬は条約発効後8年以内に廃棄するほか、使用された集束弾兵器の不発弾処理を発効後10年以内に進め、さらに不発弾被害者への支援も進めるという内容。使用禁止までの猶予期間もないなど、事実上の即時全面使用禁止という当初の予想以上に厳しい内容ですが、"オスロ・プロセス"には集束弾兵器の主要な生産・使用国であるアメリカ・ロシア・中国等が参加していないことから、条約参加国がこれら非参加国との共同軍事作戦に参加・関与できるようにする条項が盛り込まれています。 日本は防衛戦略上の観点から自衛隊が保有するクラスター爆弾等の集束弾兵器を重要な装備と位置付けており、今回のダブリン会議でも全面禁止には慎重な姿勢を示し、不発率を低減した弾薬は規制の対象外とする部分禁止を主張してきました。しかし、不発弾による民間人の被害が後を絶たないという人道的観点から福田康夫首相が規制強化により前向きな以降を示したこともあり、最終的に今回の禁止条約案に同意する方針を決めたようです。 かつて、1997年に日本が対人地雷禁止条約に加盟した際、当初は防衛・安全保障上の見地から同条約の実効性に疑問が呈されていましたが、最終的には当時の故小渕恵三首相の意向で条約への参加と対人地雷の全廃が決定され、結果的に自衛隊では代替装備(対人障害システム)を開発したものの周辺国が対人地雷を廃止しない中で日本だけそれを放棄して有効な防御手段の一つを減らしたとの批判を受けることになりました。今回の集束弾兵器問題はその対人地雷問題の轍を避ける方向で議論に参加するはずだったのが、結局は同じように政治家の政治判断によって決着が付けられる結果となったわけです。 さて、早くも賛否両論の声が上がっている今回の集束弾兵器禁止条約への日本の参加ですが、管理人としては当然諸手を挙げて賛成なんぞするわけがありません(爆) 現在自衛隊が保有している集束弾兵器は、航空自衛隊のCBU-87/Bクラスター爆弾、陸上自衛隊のMLRS(多連装ロケットシステム)、戦闘ヘリコプターに搭載する70mmFFAR用のM261子弾内蔵型ロケット弾、155mm榴弾砲用の03式多目的弾の計4種類がありますが、この条約に参加した場合、すべて条約の規制対象となり廃棄することになります。問題はその代替となる装備をどうするか? 代替せず純減して軍縮!などというどこぞの自称平和団体の言いそうな妄想にお付き合いするほど防衛省・自衛隊は暇ではないんです(爆) 以前にも書きましたが、集束弾兵器の最大の利点は対人・対装甲の両方で発揮できる圧倒的な面的制圧能力にあり、既存の兵器でこれに匹敵する破壊力を有するのは核兵器とFAE(燃料気化爆薬)くらいのものですが、核兵器はあらゆる意味で"使えない兵器"であり代替品としては問題外、FAEは対人用はともかく対装甲・器物用としては非力でありやはり代替品とはなりえません。曲がりなりにも代替品を独自開発できた対人地雷とは状況が違うのです。 恐らく日本も保有する集束弾兵器の廃棄を進めつつ条約の対象外となる最新型の集束弾兵器への移行を進めることになるでしょうが、その最新型兵器の種類は決して多くはないようです。空自のCBU-87/Bや、個人的にはあまり使い勝手がいいとは思えない(笑)M261ロケット弾はともかく、5個大隊を擁し陸自の野戦特科の一大戦力であるMLRSを一体どうやって他の兵器で代替するのか? まさか今更全部203mm自走榴弾砲にでも転換するってんですか? んな無茶な・・・orz あるいはMLRS用の誘導機能付き弾薬の一つであるM31単弾頭ロケット弾にでも換装しますかね? そして何より、その代替装備を導入するのに必要な予算をあのケチな財務省がすんなり出してくれるのか? 結局の所、自国の防衛や安全保障について見識が充分とは思えない政治家の見栄や酔狂だけで物事を進められると、軍(自衛隊)や国民にとっては最終的にはロクな事にならないってことだけは確かかもしれません。 何はともあれ、防衛省・自衛隊の今後の対応が注目されます。
2008.05.30
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本日、管理人はまた一つムダに年を重ねました・・・(爆) そういえば先日、オーストラリア在住の我が兄貴から誕生日プレゼントとして小包が届きました。 海外からもオーダーできる日本国内の通販だったようで、中身は全国各地のいわゆるご当地ラーメン6品の詰め合わせでした。 すべて2食入りなので合計12食・・・食い切れねーよ(爆) そういえば、こうやって誕生日プレゼントをもらうのって随分久しぶりな気がします。 まぁ何はともあれ、ひとまず兄貴に感謝を(_ _)
2008.05.29
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最近巷を賑わせている東京での某殺人事件で、容疑者の男が「被害者の遺体を細かく切り刻んでトイレに流した」と当初供述したそうですが、『ゴルゴ13』のいわゆる"ルーツ編"の一つ『芹沢家殺人事件』に同じようなシーンがあるってことで、さいとう・プロダクションが今回の事件について「コメントのしようがない」と宣ったとか何とか。まぁ管理人もニュースで聞いたときに真っ先に『芹沢家』を思い浮かべた香具師ですがね(爆) この供述が本当かどうかはまだわかりませんが、これで『芹沢家殺人事件』のアニメ化はハードルが高くなってしまったかもしれません。もっとも、同作も含めて2008年の現在にアレンジしようとすると時系列的に合わなくなってしまう話ばかりである"ルーツ編"がアニメ化される可能性は低いと思ってますけど(苦笑) というわけで、中四国では27日放映となったアニメ版『ゴルゴ13』第7話の感想。〔Target7:G線上の狙撃〕 原作:リイド社SPコミックス第75巻収録(1986年初出)CAST トーマス・シンプソン:森田順平 セルゲイ・ケルンスキー:宝亀克寿 デイブ・マッカートニー:千田光男 イギリス・ロンドンのとあるコンサートホール。イギリスを代表するバイオリニストのトーマス・シンプソンはキングスフィル・オーケストラとの共演で観客を魅了する。ところが、アンコールでバッハの『G線上のアリア』を弾いていたとき、突然バイオリンのG線(第4弦)が切れてしまう。思わぬアクシデントに動転して立ち尽くしてしまったシンプソンは観客の猛烈なブーイングにたまらず舞台から逃げ出してしまった・・・ 後日、自宅でバイオリニストを目指す子供たちの指導に当たるシンプソンだったが、何故かバイオリンを弾こうとすると手が震えてしまい、人前でバイオリンを弾けなくなってしまう。彼を診察した医師は、身体には異常はなく、ストレスからくる神経症状だろうと診断する。例の事件がシンプソンにとってトラウマになってしまっているのか・・・ シンプソンの不調は事件から2週間が経っても回復せず、ついにはそれを理由に予定していたチャリティーコンサートへの出演を降ろされてしまう。シンプソンは自分の代役として、自身の長年のライバルである来英中のロシア人バイオリニスト、セルゲイ・ケルンスキーが選ばれたことを知って愕然とする・・・ シンプソンは銀行から大金を引き出すと、ロンドン市内の大観覧車『B.A.ロンドン・アイ』のカプセル内にてゴルゴ13と接触する。その道のNo.1と賞されるゴルゴ13を前にして、シンプソンはNo.1のバイオリニストという名声を失った無念を吐露し、ライバルたるケルンスキーが今度のチャリティーコンサートまで成功させてしまうのが許せないと呟く。そして、そのコンサートでケルンスキーのバイオリンのG線を狙撃して演奏を失敗させるよう依頼する。シンプソンはケルンスキーにアンコールで自分と同じく『G線上のアリア』を演奏するよう頼んでおり、ゴルゴ13の狙撃によってケルンスキーを自分と同じように失敗させることで自分に何の落ち度もないことを世間にアピールしようというのだ。 ゴルゴ13はホテルの一室に籠もり、シンプソンから受け取ったケルンスキーの演奏の映像を繰り返しチェックして彼の演奏のクセを分析する。そして、デイブ・マッカートニーの工房を訪ねて今回の仕事に使用するM16の改造を依頼する。彼の依頼にしては簡単な内容に多少拍子抜けするデイブだったが、それだけ自分の腕を見込まれていると考えて自信を持って引き受ける。 チャリティーコンサートの当日。ロンドンに赴くケルンスキーにはボディガード2名が同行していた。ボディガードたちは反政府的な言動が目立つケルンスキーの身の安全を心配するが、ケルンスキーは子供たちの役に立てるならと前向きに今回の演奏に臨む。 観客としてやってきたシンプソンは花束を手に会場入りしたケルンスキーの控室を訪れ、演奏の成功を期待して立ち去るが、その裏で自身の仕組んだ罠の成功を目論んでほくそ笑む。一方、ケルンスキーのボディガードの一人は館内でカメラマンらしき東洋人の男を目撃し、それがかつて接触したことのある凄腕のプロのスナイパーではないかと疑うが・・・そのカメラマンことゴルゴ13は映写室に忍び込み、クルーを気絶させると撮影用カメラの三脚にM16を取り付けて舞台を狙う。 チャリティーコンサートは大盛況の内に終わり、いよいよケルンスキーによるアンコールが始まった。上段の席からシンプソンが固唾を呑んで成り行きを窺う中、映写室のゴルゴ13は『G線上のアリア』を演奏するケルンスキーのバイオリンのG線に狙いを定める。そして次の瞬間、ゴルゴ13の放った銃弾が狙い過たずケルンスキーのバイオリンの弦を断ち切った! 舞台裏で見守っていたボディガードたちは、弦の切断が狙撃によるものと気付く。ケルンスキーを狙って次弾が飛んでこなかったことから、狙撃者の目的が弦を切ることだと推測する彼らだったが、その意図は彼らにはわからない・・・ 観客席で目論見の成功を確信するシンプソン。だが、ケルンスキーは一瞬動きを止めたものの、少しも慌てることなくD線(第5弦)を調弦して演奏を再開する。目論見が外れ、相手の懐の大きさを思い知らされたシンプソンは観客席で頭を抱えて悔しがるのだった。そして、冷静に仕事を終えたゴルゴ13は『G線上のアリア』の音色を背に一人コンサートホールを後にする――――――○○○○○○『ゴルゴ13』には時々、「そんなくだらない目的のために○十万ドルもゴルゴ13に払うのか!」とツッコミたくなるような個人的なエゴに基づく依頼をする話がありますが、本作もそんなエピソードの一つ。改めて聴いてみると少なからず聴いた覚えのあるバッハの名曲『G線上のアリア』に引っかけたタイトルには"G=ゴルゴ13"というニュアンスも込められているのでしょうか。 本作も基本的には概ね原作通りの展開ですが、舞台設定等はかなり弄られています。まず、原作の舞台はアメリカのフィラデルフィアですが、アニメ版は何故かイギリスのロンドン。シンプソンとゴルゴ13が接触する場所も原作ではサウナの13号室ですが、アニメ版はロンドンにある世界第2位の大観覧車『B.A.ロンドン・アイ』になっています。どうせなら使うカプセルが"13番"だったら完璧だったのに(笑)また、ゴルゴ13がケルンスキーの演奏の映像を分析するシーンは、原作ではホテルのロビーで他の一般人も足を止めて見守る中、何度も何度もビデオを巻き戻すゴルゴ13の姿がちょっとコミカルさを誘いますが、本作では普通に部屋の中でチェックしています。 特に一番弄られているのはケルンスキーのキャラクター。原作は旧ソ連が健在だった1980年代の作品だけに、チャリティーコンサートに絡めてアメリカ資本主義をさり気なく皮肉ってみたり、絶対西側には亡命しないと公言するなどコテコテの共産主義者として描かれてますが、アニメ版ではそうしたイヤミな部分が抜かれて善人的なポジションになっています。反政府的な言動が目立つために命を狙われているらしいことを匂わせる描写もある意味原作とは逆になった設定ですが、ここでロシアのプーチン政権批判で知られたジャーナリストのアレクサンドル・ヴァルテラヴィッチ・リトビネンコ氏の死亡事件(2006年にロンドンで謎の中毒死を遂げ、プーチン政権の関与による暗殺が疑われた)を引き合いに出してるのが面白いです。まさかこのために舞台をロンドンにしたってわけじゃないんでしょうが(笑)そういえば、ケルンスキーの警護を務めるボディガードの一人がゴルゴ13の顔を知っており、会場内で目撃するも追求できずに終わるという原作にはない要素がありましたが、これもリトビネンコ氏の話を間に挟むことで展開に整合性を付けています。あと、オーケストラの関係者がシンプソンの後任について検討するシーンとかが省かれてますが、これは尺の都合でしょうか。 一方、そのケルンスキーに恥を掻かせようとするシンプソンの動機も、原作では彼が共産主義嫌いであることが一因でしたが、アニメ版ではライバルにお株を奪われるのが気に入らないという単純な動機になっており、ケルンスキーと浅くない面識があり、ゴルゴ13に妨害させる意図を秘めて自ら『G線上のアリア』を演奏するよう頼むなど、原作よりも小者臭を強調した演出になっています(笑)そういえば、先日の『仮面ライダーキバ』でも少女マミがオーディションでの演奏中に弦が切れるトラブルに見舞われるも臆することなくバイオリンの演奏を続けるという何だかタイムリーなシーンがありましたが、アニメ版のシンプソンは最早小学生のガキにすら劣ってしまってるぞ(爆) 今回早くも3回目の登場となったデイブ。ちなみに原作では本作が通算4回目の登場作品ですが、アニメ版でもしっかりゴルゴ13側の常連キャラのポジションを確立していますね。そういえば、原作のデイブは初出でのダラスの地下工房勤めからいつの間にか独立してニューヨークに自分の工房を持っていますが、今回のアニメ版のデイブがいたのも自前の工房なんでしょうか? 最近Webで第1話を見返す機会があったのですが、2話以降は一部の登場人物の名前や場所を示すテロップが入らなくなってしまったので、原作を知らない視聴者にとってはちょっと説明不足の感がありますね。 演奏中の不慮のアクシデントで名声を傷付けられたバイオリニストが、自分の後釜に座った気に入らない別のバイオリニストに同じトラブルを仕組もうとするという、端から見れば自己満足の達成以外の何者でもない今回の依頼なわけですが、そんな依頼人シンプソンの目論見をプロならではの器の大きさであっさり覆してみせるケルンスキー、相手と自分とのプロの矜持の差を思い知らされて意気消沈してしまうシンプソン、そして自分が依頼通りに行った仕事がどのような帰結に至ろうと一切関知することなく、あくまで淡々と依頼を遂行して静かに去っていくゴルゴ13という、3人のプロと呼ばれる男たちの対比がシニカルな結末と共に描かれています。 さて、次回はゴルゴ13を演じる舘ひろしのイチオシエピソードという『動作・24分の4』が登場。個人的にはやはりクライマックスのあの銃がどう描写されるのかが一番の気がかりです(笑)
2008.05.27
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今夏公開予定の映画『仮面ライダーキバ 魔界城の王』ですが、ネプチューンの堀内健に続くゲスト出演としてギャル曽根が登場するようです。ホリケンが演じる劇場版の敵役・アークの手下であるモンスター"メデューサ"の人間体役だそうで、レストランで音也に口説かれて変化するシーンのみの登場らしいですが、キャラがキャラだけに劇中でも大食いするんでしょうか。 さて、今週のキバは善通寺に出かけていたので録画でチェック。【第18話 カルテット・心の声を聴け】 イクサにガルルセイバーを奪われて一方的に攻撃され、遁走を余儀なくされるキバ。だが、追おうとしたイクサもシースターファンガイアを取り逃がしてしまい、変身解除した名護は怒りに任せて壁に血が滲むまで拳を叩き付けるのだった。 一方、這々の体で逃げ延びた渡も「もう戦いたくない」とますます落ち込んでいく・・・ 1986年。マミが見守る中、イクサを賭けての音也と次狼のビリヤード対決だが、ルールすら知らない音也は華麗なプレイを見せる次狼に手も足も出ない。次狼のミスショットでやっと順番が回ってくるも、ジャンプショットを試みてキューの先をへし折ってしまう始末。が、偶然にもその先端が手球を掬い上げて8番と9番の的球をポケットに落とし、流石の次狼も唖然とする。音也はすかさず「覚えとけ、演奏とはひらめきだ!」とこじつけ気味にマミにアドバイスする・・・ 現在。ファンガイアが女性アスリートばかりを狙っていると嶋から聞かされた恵は、以前空を飛ぶ不思議な牙に襲われたというマミの話を思い出し、彼女の保護に動く。が、その頃マミは湖畔でアーチェリーの練習中にシースターファンガイアに襲われていた。紅邸でも"ブラッディ・ローズ"がファンガイアの出現を知らせるが、戦う気力を失った渡は動こうとせず、キバットバットIII世の呼びかけにも応じない。しまいには唸る"ブラッディ・ローズ"を壊してしまおうとするが寸前で思い留まる。痺れを切らしたキバットは自分一人で向かおうとするが、まだ体調が戻っておらずフラフラと落っこちてしまう・・・ 逃げようとして右手首を負傷してしまい絶体絶命のマミ。そこへ恵が駆け付けてシースターファンガイアを迎え撃つが歯が立たない。さらに名護も現れてイクサに変身し、遮二無二な猛攻でファンガイアを圧倒する。元に戻った坂口から執拗にボタンを奪おうとする名護はマミの通報で駆け付けた警官にまで殴りかかり、公務執行妨害で坂口共々逮捕されてしまう。 86年。思わぬ逆転負けにムキになりつつビリヤード勝負を続行しようとする次狼。と、そこへゆりが現れてマミにウソを吐いていた音也を非難。音也の言動が全部ウソだと知ったマミは怒って逃げ出そうとするが、後を追う音也はマミに鋭い指摘をぶつける。彼女がスランプに陥っているのは親の期待に応えようと突っ張っているから。そして、「演奏とは心で弾くものだ。余計なことは考えるな、ただ弾きたいと思って弾けばいい」とアドバイスを贈る。 現在。『カフェ・マル・ダムール』で恵は嶋にシースターファンガイアこと坂口が警察に掴まったことを報告、嶋は警察上層部とのコネクションを使って手を打とうとする。そこへ訪れた渡は恵からマミがケガを負ったことを知らされ、自分がキバとして戦わなかったために彼女がファンガイアにやられたのかと苦悩する。 一方、名護は坂口を護送しようとしていた警官を当て身で黙らせ、坂口を車ごと連れ去ってしまう。名護は坂口から念願のボタンを奪うと、坂口にドツキ倒されて逃げられるのも構わずにボタンを手にして狂ったように笑い続けるのだった・・・ 86年。音也とゆりが見守る中、いよいよオーディションに臨むマミ。だが、当の音也は居眠りしかけてはゆりに引っぱたかれるばかり。途中、弦の一つが切れるトラブルが起きるが、マミは動じることなく演奏を終え、見事オーディションに合格する。 その後、音也とゆりはマミと共に山の展望台を訪れる。ゆりに言わせればこれが約束の音也とのデートらしい。思わず憤慨する音也にマミは合格のご褒美としてバイオリンの演奏を聴きたいとせがむ。音也は「後悔しても知らないぞ?」と意味深に呟きつつ応じる・・・ 現在。マミは右腕の負傷を押して湖畔でアーチェリーの練習を続けていた。そこへやってきた渡は彼女にそこまで無茶をする理由を問う。脳裏に響く音のせいで調子を落として以来、現役を続けるかどうか迷っているというマミは、渡も何か迷いを抱えていると見抜く。やりたくもないことをやっていると答えた渡に、マミは幼い頃の自分を思い出しながら言う。彼女もまた周囲に言われるままにやりたくもないことをやっていたが、ある人物の言葉をきっかけにやめたのだと・・・ 86年。その幼い頃のマミは音也のバイオリンの演奏を目の当たりにして「私にはこんな凄い演奏はできない」と思わず圧倒され、ついにバイオリンからの決別を決意する。親に言われるままにバイオリンをやってきた彼女だったが、バイオリンを本当にやりたいと思ったことは一度もなかったという。そんなマミに音也は最後のレッスンとしてアドバイスを贈る。「これからは本当にやりたいことだけをやるんだ。心の声に耳を澄ませろ、心の声に・・・」 現在。マミの幼い頃の話を知った渡は自宅で"ブラッディ・ローズ"に語りかける。自分が本当にやりたいのはバイオリン作り。だが、一方で戦えという声に導かれてファンガイアと戦ってきた。だが、自分は本当に戦えという声だけで戦ってきたのか・・・? そんな渡に今までを思い出せと声をかけるキバット。これまでのキバとしての自分の戦いを思い返した渡は、ようやく自分の心の声に耳を傾ける。その時、再び"ブラッディ・ローズ"の弦が唸る。渡は決意も新たにキバットと共に戦いへと赴く! その頃、マミはまたも襲ってきた脳裏の音に苦しみながらもアーチェリーの弦を引こうとしていた。そこへシースターファンガイアの不気味な笑い声が迫るが、マミは「おまえなんかに負けるか!」と振り向きざまに矢を放つ。だが、二本、三本と撃ち込まれてもシースターファンガイアは一向に怯まない。そこへ急行する渡。「僕は自分の心の声で戦ってきたんだ。これまでも、そしてこれからも、大切なものを守るために!」渡はキバに変身してシースターファンガイアに立ち向かうが、相変わらずキバットが不調なためか苦戦を強いられる。キバットは出血大サービスとばかりに3つのフエッスルを吹き鳴らし、それに応じてキャッスルドランからガルル・バッシャー・ドッガが射出され、キバと一体となってドガバキフォームを発現! キバはドッガの防御力でシースターファンガイアの放電攻撃を寄せ付けずドッガハンマーで叩きのめすと、続いてバッシャーの擬似水面で相手の動きを封じつつバッシャーマグナムで滅多撃ちにし、さらにガルルセイバーで容赦なく斬り付け、最後はダークネスムーンブレイクでシースターファンガイアを撃破した! 事件が終わり、すっかり傷も癒えてアーチェリーの練習に励むマミを遠くから見守る渡と恵。マミは自分が本当にやりたいことをやっていると改めて思い返すことで例の脳裏の音を克服できたという。そんな彼女を感慨深く見守る渡だったが、彼女に心の声をアドバイスした人物こそが自分の父・音也だったことなど知る由もなく――――――□□□□□□ 今回のキバットバットIII世の蘊蓄は、アメリカを代表する世紀の発明王トーマス・アルバ・エジソン(1847~1931)の名言「天才とは1%の霊感(ひらめき)と99%の汗(努力)」について。この言葉は努力の大切さを表すものとして一般には解釈されていますが、後年のエジソン曰く取材した記者が努力の美徳を強調するニュアンスに書き換えたものだそうで、真の語意は「1%のひらめきがなければ99%の努力もムダになる」というものでした。エジソンは自分自身を宇宙という存在からメッセージを受け取る受信機に例えていたそうですが、数多くの努力を費やした果てに問題の解決に繋がる一瞬のアイデア=ひらめきを見出すという彼のスタンスを表す言葉といえます。 さて、戦いに嫌気が差してついには父・音也の遺した"ブラッディ・ローズ"を叩き壊そうとするところまで精神的に追い込まれてしまった渡でしたが、結果的にはその音也が残した「心の声に耳を澄ませろ」という言葉によって戦いへの気概を取り戻すことになりました。父の言葉が22年の時を超えて悩める息子を救ったということになるのでしょうか。 "大切なものを守る"という自身の戦う理由を見出した渡。そういえば以前にもファンガイアと戦うことについてキバットに「おまえには自分の意志がないのか?」とたしなめられたことがありますが、今回ようやくその答えを導き出したわけですね。 予想通りというか同一人物だった22年前のバイオリン少女マミと現在の倉沢マミ。前回、渡がバイオリン職人と聞いて何やら微妙な顔をしていた現在のマミですが、彼女に影響を与えた人物が父・音也であることを渡が最後まで知ることがなかったのと同様、彼女も恐らく渡が自分の人生に影響を与えた音也の息子だとは知らないままなのでしょうね。 それにしても、「俺はしたいことをしてるだけだ」と豪語してその一見ハチャメチャな言動で周囲を振り回しているかと思いきや、幼いマミに対して「本当にやりたいことだけをやるんだ」と真摯にアドバイスしてみせた音也。自分の心に素直に生きるというのは方向性を間違えると自分勝手の傍迷惑に陥ってしまうわけで、音也も半分はそうなってるわけですが(笑)、一方でゆりや音楽に関しては絶対に譲れない何かを常に持っており、それが彼を単なるウザいキャラに貶めないポイントになっていると思います。ただ、惜しむらくはゆりにそれがほとんど伝わっていないことでしょうか(苦笑) 今回の見所は相変わらず調子の悪いキバットが繰り出したキバ・ドガバキフォーム! 一応略称らしいですが、いやぁ平成仮面ライダー史上最も投げやりなネーミングではないでしょうか(爆)アギトのトリニティフォーム、電王のクライマックスフォームに続く寄せ集め系フォームですが、設定によれば変身者およびアームズモンスターたちへの負荷が非常に大きく、5分以上変身を続けると全員共倒れになる危険な形態だそうで、電王クライマックスフォームほどは活躍しなさそうな予感・・・せめてアギト・トリニティフォームみたいな今回1回こっきりはやめてほしいなぁ(笑) ヒトデがモチーフのシースターファンガイアがバッシャーの擬似水面能力で動きが止まったのが気になりましたが、よく調べてみたらシースターファンガイアはヒトデのくせに水が苦手なんですね(笑) 一方、前回にも増してコワれっぷりが尋常じゃない我らが名護さん。キバもシースターファンガイア=坂口も取り逃がした苛立ちから拳が傷付くまで壁を殴り付け、坂口を捕まえようとしてまた警察に逮捕され、さらには護送される坂口を強引に拉致ったかと思いきや倒すんじゃなくてボタンを取るだけで、逃げる相手にも構わずボタンを手にバカ笑いという・・・いやホントマジで大丈夫か?(汗) ところで、「警察の上層部にも"素晴らしき青空の会"のメンバーはいる」と嶋さんが言ってましたが、以前警察に逮捕された名護がすんなり釈放されたのも嶋の組織と警察のコネクションによるものなんでしょうか。軍用のパワードスーツをベースにイクサを作ったりするくらいの組織力や資金力があるくらいですから、対ファンガイア活動を円滑に行うために警察当局と密かに連携していても不思議ではありませんが・・・ そういえば、今回初めてカフェでニアミスした渡と嶋でしたが、顔を合わせなかったのはちょっと残念。もし渡があの紅音也の息子と知ったら嶋がどんな反応をするのか密かに気になってます。
2008.05.26
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<←行事終了後に撮影した黄昏の陸自善通寺駐屯地正門(笑)> 本日、管理人は年休を取って陸上自衛隊善通寺駐屯地(香川県善通寺市)で開催される『陸上自衛隊第14旅団創隊2周年記念行事』を見物してきました。詳細なレポートは後日本館にアップ予定です。 待望の善通寺の広報イベントだというのに前日午後から大雨。天気予報では金~土曜にかけて日曜は晴れとなっていたはずがジワジワと後ろにズレ込んだ感じです。こんなんで明日どうなるんだかとやきもきしつつ就寝して翌朝を迎えると、早朝は雨こそ上がっているもののどんよりとした曇り空。最新の天気予報では明け方まで雨、午前中は曇りとのことだったので、予報通りになることを期待しつつ念のため傘を持参して0630頃に西条を出発しました。 善通寺現着は0820頃。今回は去年と違って余裕持って到着できました(笑)正門前でHK・リュッツオー・オリョールさんら有志各位と合流し、開場と同時にグラウンドの観覧席を確保して記念式典を待ちました。 今回は航空自衛隊第5航空団第301飛行隊(新田原)のF-4EJ改が駐屯地上空をフライパスする予定だったようですが、上空の状態が悪く残念ながら中止。しかし、それ以外のヘリコプターの祝賀飛行や陸自第1空挺団の隊員による空挺降下は予定通り実施されました。天候自体も午前中こそ曇りだったものの昼過ぎには一気に晴れ渡り、日焼け止めを忘れず持参しておいて正解でした。今回は雨で地面が湿ったおかげで、ヘリのホバリングや戦車の体験試乗でやたら砂埃が舞い上がることもなく、砂埃に巻かれてホコリ高き男にならなくてよござんした(笑) 今回の行事の一番の目玉といえるのが、第13音楽隊と第14音楽隊の合同によるチャイコフスキー作曲『序曲1812年』の演奏でした。この曲は楽譜上でクライマックスの付近に"cannon"(大砲)という指定があり、演奏で実際に大砲の発砲(空包)を使用する曲として知られています。善通寺では○年前の旧第2混成団時代の創立記念行事で『序曲1812年』の演奏を披露したことがあり、この時は旧特科大隊のFH-70 155mm榴弾砲を使用したと記憶していますが、今回は礼砲用として残されているM2A1 105mm榴弾砲3門を使用して行いました。ちなみに、当日お会いしたGONG00さんから聞いた話では、FH-70は装填時に砲身の仰角を変える必要があるため、連続で撃つ『序曲1812年』の伴奏で使うのは少々大変なようです。 開門前、駐屯地内に置かれていた105mm榴弾砲を第14特科隊の3 1/2tトラックが牽引していたのがちょっと気になりましたが、後で特科隊の隊員に訊いてみたところ、105mm榴弾砲は今回のために中部方面隊から借用したそうです。管理人の記憶が確かならば、旧第2混成団特科大隊は1995年頃まで105mm榴弾砲を装備していたはずですが、現在の特科隊にも105mm榴弾砲の操作を知ってる隊員がまだ残っているようです。 音楽演奏で105mm榴弾砲が使用されただけでも相当な迫力でしたが、さらに驚かされたのはその後の訓練展示でFH-70と共に105mm榴弾砲も参加したことでした。せっかく借りたのだから訓練展示でも使っちゃえってことだったのかしら?(笑)どうせなら装備品展示にも出してほしかったですが・・・ちなみに、陸自の野戦特科では105mm砲はすでに用廃となっていますが、海外では155mm級より軽量で迅速に展開できる火力として現在も105mmが重用されていると聞きます。 なお、今回久々に聴いて初めて気付いたのですが、『序曲1812年』のスコアの一部はコカコーラの缶コーヒー『ジョージア』のCM曲の元ネタなんですね。 何はともあれ、先日の岩国と似たような感じで天候回復に恵まれ、概ね上出来だった今年の善通寺でした。
2008.05.25
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先日、新居浜にあるミニストップに立ち寄ったところ、書籍コーナーにアニメ化されたエピソードの原作を収録したリイド社の『ゴルゴ13』単行本を集めた特設コーナーが設けられていました。視聴者としてはこういう形で原作をチェックできる場があるのは有り難いですが、これってミニストップだけでやってるんでしょうか? ちなみに、この特設コーナーによれば、アニメ版はすでに13話分まで放映タイトルが決定しているようです。ちょうど1クール分ですが、"13"という辺りが何だか意味深だなぁ(笑)気になるそのラインナップは『動作・24分の1』『檻の中の眠り』『帰ってきた標的』『クロスアングル』『タッチ・ダウン』『デッド・アングル』といずれも印象的なエピソードばかり。しかし、第1クールの段階でこのラインナップとなると、第2クール以降のタイトルが何になるのか気になってきます。 というわけで、中四国では昨日放映となったアニメ版『ゴルゴ13』第6話の感想をば。〔Target.6:神に贈られし物〕 原作:リイド社SPコミックス第35巻収録(1976年初出)CAST ダッチェス:菅生隆之 テリー・バートン:岩崎ひろし 署長:藤本譲 アメリカ大統領候補の指名大会を明日に控えて活気付く街。そこへFBIのテロ対策担当であるダッチェスが到着する。そんな中、交通検問にゴルゴ13の乗った車が通りかかった。車内を検索した警官は1挺のリボルバーを発見するが、プラスチック製の玩具ということで一時預かりとなり、ゴルゴ13はそのまま検問を後にする・・・ 回想――――――夕陽の中、檻の中のエサを狙う猫を眺めながら依頼人が呟く。「奴は迷っているんだ、檻が閉まるより早くエサをくわえて出られるかどうか・・・今度の仕事は君をあの猫と同じ立場に追い込むかもしれない。だが、君は不可能を可能にする男だ」ゴルゴ13はとある組織の関係者である元軍人のマードックから、大統領候補の選挙参謀のケビン・オドネルの殺害依頼を受けていた。オドネルはマードックが属する組織の力を削ごうと目論んでおり、彼が推す候補が大統領となれば補佐官として組織に対抗する政治力を手にすることになる。マードックは牽制の意味も兼ねて大統領候補の目前でオドネルの殺害を依頼する・・・ 翌日。地元の警察署に赴いたゴルゴ13は預かられていた玩具の拳銃を引き取る。そこへ現れたダッチェスは彼の姿を見て顔色を変え、同行の部下二人に彼の行動を監視するよう命じる。玩具の拳銃を所持していたという彼にダッチェスは警戒を隠さない。「俺の記憶に間違いがなければ、奴には針の一本だって持たせたくはない」 大統領候補の指名大会が行われるスタジアムは大勢の観客で賑わっていた。ゴルゴ13はゲームコーナーの射的屋で次々に標的を撃ち抜いて射的屋のオヤジを唖然とさせる。一方、彼を監視するFBIの捜査官二人はその隙に彼の車の中を調べ、彼に尾行を悟られないようサングラスとライターを失敬して車上荒らしの仕業に見せかける・・・ 車に戻ったゴルゴ13は玩具の拳銃を懐に入れると、警官に車上荒らしの被害届を出す。ところが、彼が申告した被害はサングラスとライターと玩具の拳銃だった。警官から話を聞いたFBI捜査官たちは首を傾げる。 やがて、観客が続々と会場入りを開始。ゴルゴ13も風船の束を手に姿を見せ、ボディチェックを通過してスタジアム内に入る。FBIの捜査官たちは引き続き彼を監視するが、彼がイベント用の鳩の足に風船を一つ結び付けて空に放したのに気を取られて見失ってしまう。知らせを受けたダッチェスはスタジアムのすべての出入口を封鎖するよう指示、ゴルゴ13を檻の中に閉じ込められた獣にしようと意気込む。 一方、ゴルゴ13はスコアボードの一室に身を潜めると、風船の中に隠していた玩具の拳銃を出し、口の中に隠していた弾1発を装填して小窓から階下の壇上の標的を狙う。そして次の瞬間、彼の放った弾丸が壇上のケビン・オドネルの眉間を撃ち抜いた! スタジアムは一瞬にして熱狂から驚愕へと変わる・・・ 事件を受けてスタジアムの各出入口は急遽封鎖された。ゴルゴ13の身柄を確保しようと待ち構えるダッチェスたちの前に彼が現れる。背後に近付いた人間を反射的に殴り付けるというゴルゴ13のクセを知っていたダッチェスは、わざと彼の背後に近付いて殴り倒され、公務執行妨害と傷害の現行犯で彼を逮捕させる。 警察署の取調室で署長と共にゴルゴ13を取り調べるダッチェス。スコアボードからの狙撃という困難だが彼なら可能な射撃条件、明確なアリバイなし、そして上着から硝煙反応が見つかり、状況証拠はゴルゴ13の犯行であることを示している。後は凶器の銃器が見つかるかどうかだけ・・・だが、ゴルゴ13は冷静に呟く。「弁護士を呼んでくれ」 しかし、夕刻となってもスタジアムからは凶器の類は発見されない。そんな中、ダッチェスはゴルゴ13が持っていた例の玩具の拳銃で実弾が撃てる可能性を知る。例の拳銃が耐熱性に優れるPPSポリマー樹脂製なら1発程度の実弾の発射も可能だという。ダッチェスは彼が犯行後に拳銃を壊した可能性を考え、大急ぎであらゆるプラスチックの残留品を集めさせようとするが・・・ そこへ、ゴルゴ13から依頼された弁護士のテリー・バートンが到着した。弁護士曰く、彼の容疑はあくまで公務執行妨害と傷害であり、彼も反省しているという。そして、彼は殺人の容疑を否認しており、ダッチェスが告訴するというならこちらも人権侵害で訴えると告げる。そして、容疑の決め手の一つである彼の硝煙反応について、彼が事件前に火薬式の銃を使う射的をしていた事実を突き付ける。また、大観衆の中でのアリバイの証明についても困難さを指摘し、さらにボディチェックでも凶器は持っていなかったと告げる。ダッチェスはプラスチック製の拳銃を使った可能性を示して食い下がるが、弁護士は彼がその玩具の拳銃をサングラスやライターと一緒に盗まれたと警察に届けたことを指摘。それを聞いた部下はついうっかり自分がサングラスとライターを持ち出したことを口走ってしまい、状況はますますダッチェス側に不利になってしまう。 それでも拳銃さえ見つかればと足掻くダッチェスだったが、まさか空にでも消えたのかという弁護士の言葉を聞き、ゴルゴ13が犯行後に拳銃を風船に括り付けて空に飛ばした可能性に気付く。だが、そうだとしても日が落ちた今となっては最早探しようがない・・・・・・愕然とするダッチェスを尻目に、弁護士と共に場を後にするゴルゴ13。ダッチェスはすべて彼の計算通りだったことを悟る。弁護士を呼んだのも、観念したと思わせて風船に視点が行かないようにするための時間稼ぎだったのだ。去っていく彼を見送った署長はポツリと呟く。「凶器の銃は神の手に委ねられたということか・・・」○○○○○○ 今回は第2話『Room・No.909』に続いて刑事がゴルゴ13の"仕事"の謎解きに挑む話ですが、第2話からあまり間を置かずに同じパターンの話を出してきたなという気がします。今後の放映予定の中にも同じく刑事による謎解き系の話である『タッチ・ダウン』が控えており、1クールで同じパターンの話が3つも入るのはバランス的にどうなのかという気もしなく・・・ アメリカ大統領候補の選挙参謀の殺害を遂行したゴルゴ13に対し、FBIの敏腕捜査官が状況証拠を揃えて追い詰めようとするも、ゴルゴ13が事前に張っておいた数々の布石によって状況証拠を悉く覆してしまう今回の話。折しも現在アメリカでは次期大統領選挙の候補者を決定する予備選挙、特に民主党のバラク・オバマ候補とヒラリー・クリントン候補の指名争いがヒートアップして話題になっており、本作はある意味絶妙なタイミングでの登場かもしれません。 仕事に使用したプラスチック製の拳銃や射的遊び、車上荒らしの被害届といった数々の布石を張って"完全犯罪"を成し遂げるゴルゴ13と、それに対して敢然と謎解きを挑むも最終的に敗れ去ってしまうFBIのダッチェスの緊張感に満ちた駆け引きが印象的な本作ですが、今回はこれまでの話の中でも一番原作に沿った流れになっていた気がします。唯一の違いは、狙撃の瞬間を伝える夕刊記事に載ったスコアボードの小窓にゴルゴ13が写っているかどうかをダッチェスが確認しようとする原作のシーンが省略されていた点ですが、これは特になくてもストーリー上は問題ないという判断でしょうか。カットインを多用した場面構成など、演出もちょっとだけ第1話に戻った感があります。 ちなみに、今回銃好きとして気になった点は2つ。一つはゴルゴ13がアリバイ作りの一つとして遊んでいた射的。日本で射的ゲームといえば空気銃でコルク弾を撃つテキ屋のアレが真っ先に思い浮かびますが、海外では.22ショート弾を使う実弾の射的ゲームも珍しくないようです。そういえば、原作では射的で使われた銃が.22口径であり、犯行に使われた.38口径の拳銃との矛盾点をゴルゴ13の弁護士が指摘するシーンもありました。それにしても、アリバイ作りの遊びとはいえ1発も的の中央を外さないゴルゴ13の凄腕に泣かされた射的屋のオヤジが妙に可愛いでっかいテディベアを景品に引っ張り出したのにはちょっと笑いました(爆) そしてもう一つはゴルゴ13が仕事に使用したプラスチック製の拳銃。この拳銃の素材に使われたPPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂は融点約280℃という高い耐熱性と耐薬品性を持つエンジニアリングプラスチックの一つで、機械適性の良さからギアやコネクタ、絶縁部品、自動車用のバルブやキャブレターの部品、プリント基板等の様々な機械・機構部品に多用されているそうです。なお、実在するステアーAUGやグロックシリーズ等のプラスチック部品を多用した銃器に使用される素材はポリカーボネート系やナイロン系が多いようですが、PPS系の素材を使用しているものがあるかどうかは資料不足で確認できませんでした。ちなみに、日本のプラスチック製モデルガンの素材はABS樹脂またはABS樹脂に亜鉛合金等の金属粉を混ぜたヘビーウェイト樹脂が主流で、当然ながら実包の装薬に耐えられるような代物ではありません。何しろヘビーウェイト樹脂はモデルガン用キャップ火薬ですら割れるくらい脆いですから・・・(管理人もタナカのP226のモデルガンで2回体験) 本作の原作が登場した1970年代当時、プラスチックをフレーム等の構造材に使った銃器は希有な存在でしたが、今や銃身とスプリングと撃針関連以外全部プラスチック製という銃器も珍しくなくなりつつあります。とはいえ、流石に連続射撃を前提とした銃で銃身までプラスチック化したものはまだ登場していませんが・・・
2008.05.21
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というわけで本日、管理人は夜勤明け早々にiMacを抱えて急遽高知まで出かけてきました。 ちなみに、ここで管理人は計算違いを一つ。当初は高速道路を使わずに国道194号線で高知へ行く予定だったのですが、直前になってその国道194号線が高知県側のいの町辺りで土砂崩れのため未だに全面通行止めになっているのを思い出し、やむなく高知道を走ることに相成った次第です(苦笑)せっかく25日の善通寺行きのためにETCの無料通行分を温存してたのにぃ(泣) ところでその高知自動車道ですが、川之江JCT~南国IC間の4車線化がようやく完了しつつあります。これで高知道も少しは通りやすくなるかな? 閑話休題。かくて1000頃に目的のエレクトリックパーツ高知に到着し、ひとまずiMacを預けることにしたのですが、しばらくチェックしているうちに今回のトラブルの原因が見えてきたようです。店側で色々とDVDを入れてみたところ正常にロード&イジェクトされることが判明し、どうやら今回使ったビデオDVDがたまたまイジェクトされにくかった可能性に行き当たりました。教訓:雑誌付録の安物DVDメディアには注意しましょう(爆) というわけで修理出しはひとまず保留し、回収したDVD共々iMacをその日の内に自宅へと持ち帰ることに相成ったのでした。 とりあえず、早急にPC環境が元に戻せたのでまずは一安心。現時点ではすこぶる正常に動作しております。しかし、今回トラブったDVDを再度突っ込んでみるべきかどうか迷ってます(苦笑) 何はともあれ、大変お騒がせいたしました(苦笑)
2008.05.20
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急を要する我がiMacの修理ですが、やっと週が明けたので早速四国管内のアップル認定サービスプロバイダに連絡を取ってみました。 香川なら高速代がかかっても高知よりは多少は楽に行けると考えて、まずは香川のウチダエスコに電話。しかし、ウチダエスコも四国管内には修理サービスの拠点がなく、大阪にある同社の近畿リペアセンターまで元払いで送るしかないとのことでした。日数も部品の在庫等によるが7~10日ほどかかる模様。 保証期間内のため修理費自体はかからないとはいえ、できるだけ余計な出費と時間をかけずにすませたいのが正直なところです。そこで、ウチダエスコは一旦保留して、四国管内のもう一つの認定窓口である高知のエレクトリックパーツ高知に問い合わせたところ、こちらは持ち込み修理に対応可とのこと。というわけで、明日の夜勤明け早々にiMac持参で高知まで出向くことにしました。よくよく考えたら、西条から高知へは国道194号線を通れば時間は多少かかるが交通費ゼロで行けるのでした(爆)あと、エレクトリックパーツ高知も実は過去高知に出かけた際に何度も通りかかっている場所だったりします。 後は修理に要する日数ですが、こればかりは多分当日中の対応は無理だろうと覚悟してます。
2008.05.19
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前述の通りiMacのトラブにつき、iBookでの書き込み。いやもうiMac Intel Core 2 Duoのスムーズな環境に慣れてたからiBook G3の表示速度のトロいことトロいこと・・・(苦笑) まぁそれはともかく、本日のキバは夜勤帰りにリアルタイムでチェック。【第17話 レッスン・マイウェイ】 ライオンファンガイアとの戦いで深手を負い、キャッスルドランに回収された渡は、バラの花に包まれながら傷を癒すしばしの眠りに就く。その様子を窺う次狼、ラモン、力。この子を始末すれば自分たちは解放されるのかと不穏なことを言うラモンに力も同意するが、次狼は応じなかった。「それはできん。音也との約束がある」 次狼の言葉が妙に耳に残った渡だったが、ふと目が覚めるとそこは自宅の工房のソファーの上だった・・・ 傷は癒えたものの、仲良くなったはずの"大ちゃん"までもがファンガイアだったことに打ちのめされる渡。自分が出会う人々は何故かファンガイアばかり、自分は何のためにファンガイアと戦っているのかと深く悩む。風邪引きで調子の上がらないキバットバットIII世は「面倒なことは考えるな!」と一喝するが・・・ その頃、名護は現金輸送車を襲っていた連続強盗犯・坂口を逮捕しようとするが、相手のボタンを取ることに気を取られた隙に散々殴り返されて逃走されてしまう。名護は怒りに任せて坂口の車を追うが・・・ 一方、何やら酷く落ち込んでいる渡を心配した静香は恵に相談相手になってもらうよう頼んで一緒に紅邸を訪ねるが、渡は『しばらく旅に出ます。探さないでください』と書き置きを残して姿をくらましてしまっていた。 22年前。音也はゆりから知り合いの少女マミのバイオリンの先生になってほしいと頼まれる。バイオリニスト一家の娘だというマミはオーディションを間近に控えながらスランプになっているという。乗り気でない音也だったが、少女をオーディションに合格させたらデートするという条件をゆりに飲ませて依頼を受け、少女の自宅へと向かう。が、そこで待っていたのはマミが自室に仕掛けたトラップの数々とマミの小生意気な言動だった。相変わらずへらへらした言動の音也をマミは相手にせず自宅を飛び出すが、後を追った音也は彼女がオーディションに受かって自分がゆりとデートできればお互い万々歳といつものお気楽ぶりを発揮する。 現在。マシンキバーで一人走る渡はとある湖畔に辿り着き、そこでアーチェリーの練習をする女性に出会う。渡に声をかけられた女性は、見よう見まねでアーチェリーに挑戦する彼の言動が気に入った様子だが、渡がバイオリン作りをしていると聞いて何やら微妙な表情を浮かべる・・・ 女性に誘われてスポーツクラブにやってきた渡だったが、そこで偶然にも渡を探していた恵と遭遇。渡を連れ戻そうとする恵は女性を散々おばさん呼ばわりし、怒った女性も応じて渡を挟んで大ゲンカを始めてしまう。 一方、何処かのテニスコートでテニスの練習をしていた女性をシースターファンガイアが襲った。その正体は例の強盗犯・坂口。坂口を追う名護は二度にわたって逮捕を試みるが、ファンガイアの本性を現した坂口に手も足も出ない・・・ 22年前。お腹を空かせたマミを『カフェ・マル・ダムール』に連れてきて食事をさせる音也だが、マスターの木戸はツケはダメだよと釘を刺し、払えないなら便所掃除しろと要求。音也は演奏のための為の筋力作りだと称してマミに便所掃除を押し付ける。そこへ次狼が現れ、音也はイクサを返すよう要求。かくて、二人はマミも巻き込んでビリヤードで勝負することに・・・ 現在。結局、女性のトレーニングに付き合うことになった渡と恵。アーチェリーでも抜群の腕前を披露した恵は女性と射を競い合うが、彼女のアーチェリーの腕前を見て、彼女がアーチェリーのオリンピック選手だった倉沢マミであることに気付く。と、急に頭痛を訴えて倒れ込んでしまうマミ。実は、彼女は以前ファンガイアに襲われそうになったことがあり、それ以来唐突にその時の恐怖感に襲われるようになってしまい、今回のオリンピック選考会もそのせいで敗れたという・・・ そんな中、ジョギング中の女性をシースターファンガイアが付け狙う。"ブラッディ・ローズ"の唸りを感じた渡は戸惑いながらも現場に駆け付け、キバに変身して戦いを挑むが、心の迷いに加えてキバットの調子が出ないせいもあってか動きに切れがなく、シースターファンガイアに圧されてしまう。そこへ駆け付けた名護はイクサに変身すると、青いフェイクフエッスルをイクサナックルにセットしてキバットが召還したガルルセイバーを奪い取り、ファンガイアそっちのけで猛然とキバに斬りかかった! イクサの容赦ない攻撃にキバは手も足も出ないまま翻弄されていく・・・・・・□□□□□□ 今回は井上敏樹氏ではなく『仮面ライダーカブト』のメイン脚本でお馴染みの米山正二氏が脚本を担当。井上脚本じゃないキバは今回が初かな? 今回のキバットバットIII世の蘊蓄は、19世紀のイタリアのバイオリニスト、ニコロ・パガニーニ(1782~1840)について。"バイオリンの鬼神"とまで言われるほどの卓越した演奏技術の持ち主だったそうで、「悪魔に魂を売り渡して演奏の腕を手に入れた」と人々から噂され、死後も教会から埋葬を拒否されて亡骸は56年間も各地を転々としたという逸話も残っているとか。ちなみに、パガニーニが愛用したバイオリンの名器"カノン"は彼の死後、他人に譲渡・貸与しないという遺言付きで故郷ジェノバ市に寄贈されたものの、20世紀に入ってからは遺言を無視する形で定期修理を兼ねて他のバイオリニストへの貸与と演奏が行われているそうです。ある意味、キバで取り上げるには相応しいかな? それにしても、予想通りというかイタい、イタすぎるぞ名護さん(苦笑)強盗犯の坂口ことシースターファンガイアに散々コケにされて必死になって追い回すものの、いざキバを目の前にするとまたもファンガイアそっちのけでキバをフルボッコする始末・・・前回のあの過剰なまでの自信&微妙な格好良さはどうした?(爆) 今回のイクサはフェイクフエッスルの一つでガルルセイバーをキバから奪うという新たな能力を披露しましたが、やはりイクサはキバの能力を参照して22年かけて機能強化されてきたんでしょうか。しかし、それでファンガイアじゃなくてキバに斬りかかるんだからもうどっちが悪役なんだか・・・(呆) "大ちゃん=ルーク"の件をきっかけに、キバとなってファンガイアと戦うことに疑問を感じ始めた今回の悩める渡。キバットバットIII世がまたも風邪で調子が上がらないのも追い打ちになってファンガイアとイクサ相手に踏んだり蹴ったりですが、彼はこの苦難を乗り越えて己の戦う意味を見いだすことができるのでしょうか。 よく考えると、キバットは今まで渡に対して"ファンガイアと戦う理由"らしきものを明確に語ったことはありません。キバットもまたファンガイアの打倒を目的としているはずですが、その意志や目指す帰結を"キバを継ぐ者"たる渡に対して今のところ明確に示していないように見えるのは何かストーリー上の意味があるのでしょうか? 一方22年前では、音也がゆりとのデートを条件にバイオリニスト一家の娘というワガママ少女のレッスンを引き受けることに。初見で散々振り回されたお返しのつもりか(笑)、一見いい加減でぐうたらな指導とも呼べない言動で少女を振り回してますが、元より音楽に関しては人一倍の情熱を秘めている音也だけに、まるで真剣にバイオリンの練習に取り組まない少女の裏に潜む何かを見抜いているのか・・・? そういえば、22年前のワガママ少女の名前は"マミ"、現在で渡が出会った女性アーチェリー選手の名前も"倉沢マミ"。もしかしてこれって・・・? 今回、22年前でイクサの所有権を巡ってビリヤード対決に臨んでいた音也と次狼=ガルル。しかし、現在で深手を負ってキャッスルドランに回収された渡に対して、殺っちゃおうかと物騒なことを呟くラモン&力ですが、この辺にもキバと彼らアームズモンスターたちの繋がりがあくまで"盟約"に過ぎないことが窺えます。一方、次狼は二人の言葉を「それはできん。音也との約束がある」と却下。過去編において、対立の果てに音也と次狼の間に訪れるであろう結末がどんなものであるかを匂わせる意味深な台詞です。 そういえば、イクサに掻っ払われたガルルセイバーに「あのバカオオカミ!」と毒づくキバットがウケましたが、これもキバットがアームズモンスターたちをあくまで"手段"としてしか認識してないことの現れか?
2008.05.18
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突然ですが・・・我がiMacが機能停止に陥りました orz 夜勤から帰宅後、いつものようにiMacを起動してしばしWebを彷徨った後、とあるビデオDVDを見たのですが、そのDVDメディアがリジェクトできなくなってしまったのです・・・ 大慌てでアップル社のサポートセンターに電話を入れてあれこれ試してみたものの、やはりリジェクトできず修理出し決定。しかし、四国管内でアップルの正規サービスプロバイダーは香川のウチダエスコ(株)高松サービスステーションと高知の(株)エレクトリックパーツ高知しかなく、とりあえず高松のウチダエスコに頼ってみて、もしダメならアップルのサポートセンターに依頼ということにしました。と言っても、ウチダエスコは土日は受付はダメっぽいので、問い合わせは早くても月曜日以降ですが・・・ 受け付けてもらえるようなら、高松まで自分で持ち込むか西条まで出張していただくことになるでしょう。AppleCare Protection Planに入ってるので修理代自体はかからないと思いますが、交通費とか出張費とかどうなるんだか・・・(不安) 何にせよiMacは事実上動かなくなってしまったので、しばらく管理人のPC環境はiBook G3で凌ぐほかなさそうです。
2008.05.17
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最近、管理人が密かに計画しているのが・・・iMac両刀使い化計画(笑) 要はMacOS X v10.5"Leopard"の『Boot Camp』を使ってWindowsを入れてみようということです(^^ゞ といっても、今の所そう慌ててWindowsを入れる必要があるってわけでもないんですが。まぁせいぜいMacintoshでは遊べないエ○ゲで遊んでみるくらいでね(爆) そんなわけで、ここ数日色々と調べているのですが、実は困ったことが一つ。管理人がiMacにWindowsを入れようという理由の一つは、とあるWindows用の3Dグラフィックゲームに興味があるからなんですが、これがそれなりのグラフィックカードのスペックを要求する代物で、iMacのチップセットによるグラフィック環境(ATI Radeon HD2400)では動かないかパフォーマンスが激悪の可能性があるのです。まぁ体験版があるので実際に入れて試してみればわかるんですが・・・ で、それならばWindows機を別に買った方がいいかもしれないと思い、昨日松山のアプライドへ情報収集に出かけたのですが、3Dグラフィックに最適なWindows機のハードウェア構成を見て目が点になりましたよ(苦笑)結論:別にWindows機買うよりMac ProにNVIDIA GeForce8800GT組み合わせてBoot Camp入れた方が利口(爆) しかし、Mac Proは現行のハイエンドモデルだけに、要求構成(Intel Xeon2.8GHzクアッドコア×2/2GB RAM/320GB HDD/NVIDIA GeForce8800GTで想定)にすると本体価格が税込360,000円越えになってしまいます。Windows機ならほぼ同等の構成で下手すりゃiMac並みの本体価格だってのに・・・(苦笑) というわけで、iMacを買ったばかりでもあるので今の所Mac Proに買い換えるメドなど立つわけがありません(爆)買うとしてもiMacの減価償却が終わる何年後かがタイミングでしょう。その間にさらにMac Proのスペックチェンジが行われて値段も多少は下がってくれるといいのですが・・・ 以前にも書いた気がしますが、現行のMacintoshデスクトップ機のラインナップはシンプルな反面、一般向けモデル(Mac mini、iMac)とハイエンドモデル(Mac Pro)の差が極端な感が否めません。管理人のように"iMacでは拡張性に難があり、かといってMac Proは豪華すぎる"というニッチユーザーの要望に応えられるよう、以前のx68系時代のIIシリーズやQuadraシリーズ、PowerMacintoshの7000~8000系および白筐体G3シリーズのような、iMacレベル+αのCPUスペックでグラフィックカード等のカスタマイズが可能なミドルモデルが必要ではないかと個人的には思います。 まぁ何はともあれ、パフォーマンスを試す意味でiMacにWindowsを入れる試みは断念しているわけではありません(^^ゞ 要は3Dグラフィックがある程度動いてくれればとりあえず問題はないんで(笑)
2008.05.15
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今年で連載40周年だけあってか、ロッテやカタナゴルフでのCFキャラクター起用や、Yahoo!コミックで特設コンテンツ『ゴルゴ13大研究+トリビア』(公開期間:2008年4月14日~12月3日)が登場するなど、巷では何だか地味に『ゴルゴ13』熱が盛り上がってる感がありますが、今度はネスカフェの缶コーヒー『匠』シリーズからゴルゴ13をデザインした"ゴルゴ13缶"がコンビニ等で限定販売されています。先日発売されたビッグコミック誌最新号では、これに連動したゴルゴ13のCMコミックが載っており、「突如世界中に大量に現れたゴルゴ13の偽者ロボットを本物のゴルゴ13が悉く始末する」というゴルゴ13らしからぬネタを過去作品のコマを使ってやっておりました(笑)肝心のネスカフェ『匠』は最後のコマで登場人物が飲んでるのがちょこっと描いてあるだけです。 というわけで、今日はリアルタイムでの視聴となった『ゴルゴ13』第5話。〔Target.5:スーパースターの共演〕 原作:リイド社SPコミックス第79巻収録(1988年初出)CAST レデル・ニコラヴィッチ:内海賢二 テッド・コーナン:勝部演之 ボブ・スティグナー:てらそままさき トライトン:大林隆之介 とある霧深い森の中で、マフィアの幹部トライトンたちは殺し屋を雇うテストを密かに行っていた。テストの内容は、600mの距離に2つ立てた標的のうち、依頼人役の後ろの的に当てることなく手前の的に10発を撃ち込むというもの。すでに2人落ちたというそのテストに新たに呼ばれたのは、世界でも5本の指に入るという射撃の腕を持つレデル・ニコラヴィッチ。ニコラヴィッチは得意のニーリング(膝射)で9発を標的に撃ち込み、最後の1発を自分の気を散らす観測係の男の眉間にぶち込んでみせる。トライトンは彼を雇うことに決め、標的の名前を告げる。彼らが狙う人物の名はテッド・コーナン―――――― 夜のニューヨークのとある劇場。ブロードウェイの大手芸能プロダクション『コーナン・アソシエイツ』の社長テッド・コーナンは、その場内でゴルゴ13と接触する。彼の依頼は、自ら手塩にかけて育てた副社長のボブ・スティグナーの抹殺。ボブが自分に成り代わるべく殺し屋を雇って自分の殺害を企てていると知ったコーナンは、一週間後にシカゴで開催される全米プロモーターサミットの直前で自分を殺すことでボブが後継としての既成事実を作ろうとしていると睨み、その自分が狙われる瞬間にボブを殺すよう頼む。コーナンはさらにボブが雇った殺し屋ニコラヴィッチの情報もゴルゴ13に伝える。ポーランド出身のニコラヴィッチはオリンピックのスモールボアライフル競技での金メダル候補だったが、今は裏の世界で殺しを請け負っているという。電気雷管機構を組み込んだモーゼル製ボルト・アクション・ライフルを使いこなし、ニーリングを得意とする人物だった。 一方、ボブはマフィアの幹部トライトンとつるんでコーナン暗殺の計略を進めつつあった。雑誌の表紙を飾る自分とコーナンの写真を見たボブは、自分の顔にタイトルが被ったレイアウトを見て忌々しげに雑誌を破り捨てる・・・ スタジオで新人女優の演出に力を入れるボブを階上から見守るコーナンは、かつてボブと初めて出合った頃を思い出す。当時、金さえあればと叫ぶばかりの売れない未熟な三流プロデューサーだったボブに、コーナンは彼の言い値で彼のショー制作に金を出し、半年以内に利子付きで返済できなければ自分の下で働いてもらうと条件を付けた。コーナンの予想通りボブは失敗したが、コーナンは彼に埋もれた才能を見出し、自らショービジネスのイロハを彼に叩き込んだ。そして、今やボブは自分の会社の副社長にまで上り詰めたのだが・・・ 夜、行き付けのパブに久々に顔を出したニコラヴィッチは、見かけない一人の東洋人の男性客(=ゴルゴ13)に気付く。握手に応じず、彼のポーランド軍時代の思い出話を「喋りすぎだ」と相手にもせず店を後にしたその男を見たニコラヴィッチは、そいつの正体に思い当たるものを感じる。 一方、ゴルゴ13は映像分析の専門家を訪ね、ニコラヴィッチの射撃の映像を分析させる。ニコラヴィッチは射撃の際、上から下に銃身を下げていき、右肘を小さく回してからさらにほんの少し銃口を下げて照準を合わせるクセがあった。ゴルゴ13はその微妙な動作の角度を精密に分析するよう依頼する。彼が求めるのは590m先で53cmのズレを生じさせる角度・・・ 一方、ニコラヴィッチはトライトン側からゴルゴ13の始末を頼まれるが、狙撃場所となる空港では彼にボブは狙えないと突っぱねる。その後、ニコラヴィッチは夕刻の遊園地でジェットコースターの線路に立って愛用のライフルを構えようとするが、アルコールの影響か右手が震えるのに苦慮する。その様子をゴルゴ13は遠くのビルから密かに窺っていた・・・ その夜、路地を歩くゴルゴ13の後をトライトンたちの乗る車が密かに追う。そして両者が角の向こうに消えた直後、数発の銃声が鳴り響いた! 警察が現場に駆け付けた時、トライトンと部下たちは全員眉間を撃ち抜かれて死んでいた・・・ そして1週間後、コーナンとボブは予定通り飛行機でシカゴへと飛ぶ。機内でコーナンは引退の意志を仄めかし、我が社を引っ張っていけるのはボブしかいないと呟く・・・ 空港では滑走路の横手の格納庫の屋上にコーナンを狙うニコラヴィッチが待ち構えていた。その姿をゴルゴ13はさらに横の建物から狙う。ニコラヴィッチの射撃映像を分析した専門家によれば、ニコラヴィッチが銃を構えた時と銃口を下げた時の角度の差は0度13分、構えた位置から下げるまでの時間は1.3秒で、その間の590m先での差は2.237m。これらから導き出される、標的の上方53cmを通過する時間は0.99秒後! そして空港に飛行機が降り立ち、車椅子に乗るコーナンがボブに押されながらタラップに姿を見せる。と、その時、2発の銃声が轟き、ボブは眉間を撃ち抜かれて斃れた! ニコラヴィッチがコーナンに狙いを定めて銃口を僅かに下げたその瞬間にゴルゴ13が彼の人差し指をトリガーごと狙撃し、その弾みで放たれたニコラヴィッチの弾丸がボブを捉えたのだ。慌てて銃口を横に向けたニコラヴィッチもその場でゴルゴ13に仕留められた。 ボブの亡骸を抱きかかえながらコーナンはその死を悼む。「ボブ、おまえを社長にしてわしは現場を退こう、一時は本当にそう考えていたのだぞ・・・」○○○○○○ 一人の老いた名プロデューサーとその腹心の副社長の静かな対立、ニューヨーク・ブロードウェイのショービジネス界の内幕、二人のスナイパーの緻密な駆け引き等が印象的な本作は、アニメ化タイトルとしては順当なラインナップの一つといえるでしょう。 本作の原作との一番の相違点はやはりニコラヴィッチでしょうか。原作ではポーランド軍きっての射撃の名手としてモスクワ五輪への出場が期待されていたものの、旧ソ連のKGB(国家保安委員会)の依頼でとある要人の暗殺を請け負ったためにすべてを棒に振ってしまった人物でしたが、2008年設定のアニメ版では流石に設定的に無理だったようで、金に困って裏社会の殺し屋に転落したことになってるようです。また、原作にはない要素として素面で右手が震えるなどアルコール依存症を示唆する描写が加えられてますが、この辺も軍人時代の栄光を引きずりつつ酒を頼りに裏社会で孤独に生きているという演出でしょうか。あと、原作ではゴルゴ13とニコラヴィッチは一度も直接顔を合わせることはありませんが、本作ではゴルゴ13がニコラヴィッチの行き付けのパブに現れたり、銃を構える彼の様子を観察したりと、用意周到に仕事を進めていくゴルゴ13の姿をアニメ版独自に描いているのが興味深いですね。 一方、ニコラヴィッチが使う銃の詳細や、ゴルゴ13が専門家にニコラヴィッチの射撃のクセを分析させる展開はほぼ原作通り。ちなみに、劇中での角度や時間といった要素は数値的にはほぼ整合性のあるものらしいです。ただ、ラストの狙撃シーンはカット割りの演出のせいか、ゴルゴ13がニコラヴィッチの人差し指を撃つ→弾みで発射されたニコラヴィッチの弾がボブの眉間に命中という流れが少々わかりにくく感じられたのが難点ですね。 尺の問題で端折られるかと思ったコーナンとボブの関係も、ライバルの副社長をボブが計略で追い払った回想シーンとかを省いた他は思った以上に原作通りの描写でした。ボブが新人女優と夜のアレするシーンまで原作通りだし(笑)一方で、コーナンとボブが二人で食事するシーンの中で、かつて自分がコーナンに贈ったネクタイのことをすっかり忘れているボブの姿を描くことで両者の微妙な断絶感を巧く表現しています。 ただ、原作ではマフィアとの関わりを嫌うコーナンに対して、ボブが積極的にマフィアと組んでコーナン抹殺後にさらに関係を深めようとする構図を描いていますが、アニメ版ではボブとマフィアの関係についてあまり深く描いていないのは少々説明不足の感があります。ちなみに、マフィアの幹部トライトンは原作では最後までボブの周囲で立ち回ってますが、アニメ版ではニコラヴィッチにゴルゴ13の始末を断られたせいか無謀にも自らゴルゴ13の始末を試みて部下もろとも返り討ちに・・・(合掌) 今回もあちこち手が入っていますが、原作の雰囲気を巧く再現した良作になってます。 ちなみに、今回もサブキャラの配役は豪華。ニコラヴィッチ役はベテランの内海賢二がシブく演じてました。また、ボブ役はてらそままさき。最近では『仮面ライダー電王』のキンタロス役で強烈な印象を残してますね(笑)あと、トライトン役の大林隆介は『機動警察パトレイバー』シリーズの後藤喜一役でお馴染みですが、一時期"大林隆之介"名義にしていたのが元に戻ったようですね。
2008.05.13
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先日から愛媛でも公開中の映画『仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事』の本編終了後に、今夏8月9日公開予定の恒例の夏の劇場版『仮面ライダーキバ 魔界城の王』の特報映像が少しだけ流れています。今回はTV本編の番外編なのかパラレル設定なのかまだわかりませんが、妙にバンパイアじみた雰囲気の渡、何故か同じ画面内にいる渡と音也等々、どんな展開になるのやら・・・ そういえば、この夏の劇場版ではネプチューンの堀内健が仮面ライダー役で出演するとのこと。ホリケンが演じるのは歴代最大級(途中で巨大化した仮面ライダーJを除く)となる身長3.2mの劇場版限定仮面ライダー・アークだそうですが、変身前の役者が示されてるってことは要はスーツアクターなのか?【第14話 プレイヤー・非情のルール】 現在。ライオンファンガイアのパワーの前に手も足も出ないキバ。だが、ライオンファンガイアは急にガルルセイバーを落とすと頭を押さえて苦しみ始め、そのまま逃げ去ってしまった。 22年前。次狼が変身したイクサはライオンファンガイアのロケットクロー攻撃で変身解除してしまい遁走を余儀なくされる。遅れて現場に駆け付けたゆりは、次狼が落としていったイクサナックルを見つける・・・ 22年前。路上でスケボーに興じる青年たちを見つけた"ルーク"は、彼らを標的に新たなタイムプレーを思い付き、あっと言う間に青年たちを襲ってゲームをクリアする。 現在。渡や静香と共にボール遊びに興じていた"大ちゃん"は、ふと見かけたスケボー遊び中の青年たちに何かを感じた様子。と、そこへ先日出合った定食屋の娘・恵里子が通りかかり、3人は彼女の定食屋で食事のご相伴に与る。"大ちゃん"は恵里子の父・照義が蕎麦を打つ様子に興味を持ち、照義に勧められて生地捏ねに挑戦。彼の様子が気に入ったらしい照義と恵里子は"大ちゃん"を店のアルバイトとして雇いたいと言い、渡と静香は多少不安を感じるも"大ちゃん"は快諾する。 22年前。退院した音也の前に次狼が現れ、ゆりのために力を貸すよう持ちかけてきた。母親の敵たる"ルーク"が現れたことでゆりは自制心を失い、イクサナックルを手に奴を追っている。だが、相手はファンガイアの頂点に君臨する"チェックメイト・フォー"の一人。事情を知った音也は一度きりだと言って共闘に応じる。 現在。照義の定食屋で働くことになった"大ちゃん"は、多少失敗しつつも何とかこなせている様子。さらに、自転車のブレーキが壊れて事故りそうになった恵里子を助けたりして何やらいい雰囲気に。ますます"大ちゃん"が気に入った照義は紅邸を訪ね、"大ちゃん"を店の跡継ぎに迎えたいと渡たちに頼み込む。 公園で白鳥ボートに乗ってデートする"大ちゃん"と恵里子の様子を窺いつつ、心配していた渡と静香はひとまず安堵する。ただ、渡は"大ちゃん"の記憶が戻ったときにどうなるかがまだ心配だった。そんな中、水場の噴水を目にした"大ちゃん"は急に何かを思い出す。彼が思い出したのは"赤いタイルの噴水"・・・ 22年前。ゲームクリアのご褒美のパフェに舌鼓を打っていた"ルーク"は、風船を持つ子供を見かけてまた新たなタイムプレーを思い付く。 一方、ゆりは辺り構わず仇を探し回っていたが、音也と次狼がそれを制する。ゆりはあくまで自分の手で仇を討とうとしていたが、音也はやむなく手刀を食らわしてゆりを気絶させ、イクサナックルを回収した次狼と共に"ルーク"を探す・・・ 現在。『カフェ・マル・ダムール』を訪れた渡は"大ちゃん"が言っていた噴水の手掛かりをどうやって探すか悩む。その背後では徹夜明けでやつれた様子の恵が22年前のファンガイアによる未解決事件のプロファイリング作業に取り組んでいた。そこへ名護が訪れるが、以前と違って何やら機嫌がいい様子。すかさず茶化してきた恵に、名護はイクサが自分に相応しい新たな力を獲得したと豪語する。その時、渡は恵が机の上に散らかした資料の中に"赤いタイルの噴水"の写真を見つける。 恵里子も交えて"大ちゃん"と共にその"赤いタイルの噴水"を訪れた渡。その噴水の赤いタイルには奇妙な傷が残されていたが、それは22年前に"ルーク"が風船を配るキャンペーンガールたちを襲おうとしたファンガイアの牙によるものだった。傷をなぞっていた"大ちゃん"は急に頭を押さえて苦しみ始める・・・ 22年前。そのキャンペーンガールを追い詰めていた"ルーク"の前に音也と次狼が現れる。「悪いな、ゲームは終わりだ。いや、新しいゲームかな。俺がおまえを倒すという」すかさず次狼がイクサに変身して挑むが、ライオンファンガイアとなった"ルーク"のロケットクローにあっけなく吹っ飛ばされる。音也はイクサナックルを拾って光弾攻撃を食らわすがライオンファンガイアは回避、逆にロケットクローに翻弄される。そこへゆりが現れて母を殺した理由を問うが、ライオンファンガイアは襲った相手のことなど一々覚えていないと相手にせず、激昂したゆりはファンガイアスレイヤーで斬りかかるがまったく歯が立たず投げ飛ばされて気を失ってしまう。怒り心頭の音也と次狼はそれぞれイクサとガルル怪人体に変身して立ち向かうが、こちらもまったく太刀打ちできない。二人を追い詰めたライオンファンガイアだったが、そこで腕時計のアラーム音が鳴り、タイムオーバーを悟ったライオンファンガイアは音也たちを無視して姿をくらます・・・ 現在、頭痛に苦しむ"大ちゃん"は恵里子と共に定食屋に戻ろうとしていたが、苦痛が頂点に達したとき、その顔に不気味なステンドグラス様の模様が! 自宅で"大ちゃん"の身を案じていた渡だったが、その時、壁の"ブラッディ・ローズ"の弦が唸ってファンガイアの出現を知らせる。導かれるままに定食屋に駆け付けた渡は、豹変した"大ちゃん"が恵里子や照義、店の常連客たちを襲ってライフエナジーを奪うのを目の当たりにする。"大ちゃん"がファンガイアだと知って愕然とする渡。 ついに記憶を取り戻した"大ちゃん"、いや"ルーク"はライオンファンガイアに変貌。渡は意を決してキバに変身。「ほう、おまえがキバを受け継ぎし者か。面白い!」そしてキバとライオンファンガイアの戦いが始まるが、相手の圧倒的なパワーの前にキバはまるで歯が立たず、ロケットクローで腹を貫かれて深傷を負ってしまう。ライオンファンガイアはトドメを刺すべく他のファンガイアの魂を呼び出して巨大なオーラ体"サバト"を出現させる。深傷を負ったキバは身動きもままならず、キバットバットIII世はフエッスルでキャッスルドランを召喚する。一方、キャッスルドランの姿を目撃した名護はイクサに変身、フェイクフエッスルで新装備パワードイクサーを起動させる。 "サバト"と対峙するキャッスルドランだったが、そこへ現れたイクサの乗るパワードイクサーがキャッスルドランの尻尾を噛んで投げ飛ばして戦いに介入。パワードイクサーは"サバト"の攻撃を素早く回避すると掴みかかって猛烈な勢いで回転しながら投げ飛ばし、イクサポッド爆雷を連続で投射して"サバト"を撃破! 一方、キャッスルドランはその間に気絶したキバを自分の体内に回収して飛び去っていった。 キャッスルドランの城内の廊下を、気を失った渡を抱えた次狼=ガルルが奥へと進んでいく――――――□□□□□□ 今回のキバットバットIII世の蘊蓄はチェスの"ルーク"の語源について。ルークと言えば塔や城の形をした駒の印象が強いですが、元々は戦車(といっても現代のではなく古代の戦闘馬車。いわゆるチャリオット)を意味するペルシャ語のrokhまたはサンスクリットのrothが語源だそうです。元々チェスの起源はインドと言われ、ペルシャやアラビア文明を経てヨーロッパに伝わって今のチェスの形式へと変遷していくうちに各駒の役割や名前が変わっていき、元々チャリオットを表していたルークは城塞へと変わったようです。 さて、今回はイクサの新装備・パワードイクサーが本格登場! キバのドラン族等に相当する存在ですが、こちらはモンスターではなく一応人造のメカ。重機みたいな見た目とは裏腹にアクロバティックな動きでファンガイアの巨大オーラ体をあっさり撃破してみせました。 公式サイトによれば、パワードイクサーもゆりの母・麻生茜が設計したもので、"ファンガイアの進化や形態の方向性が特定できないため、もし常識を越える大きさの巨大ファンガイアが現れたら?"という嶋のif的発想が開発の発端だとか。何ら明確な根拠がない中でそういう発想ができるとしたら、嶋さんってすっげぇ先見性の持ち主だよなぁ。それにしても、人間の作ったメカに投げ飛ばされる異界の怪物って何かすっげぇ情けないぞ(苦笑)というか、設定全長42mのキャッスルドランがシュードラン並みのサイズ(全長12.7m)のパワードイクサーに軽々と投げ飛ばされるってのは科学法則的にどうなのよ(爆) 22年前の初代イクサはルーク=ライオンファンガイアにまるで歯が立ちませんでしたが、現在のイクサVer.10+名護ならどこまで戦えるのか気になりますね。今回は珍しくキバ打倒一辺倒ではなくファンガイアの"サバト"掃討に集中して久々にキバからお株を奪った名護イクサでしたが、次回は何やらガルルセイバーを奪ってキバに八つ当たり気味な攻撃でまた株を下げちゃうんだろうか・・・(爆) 一方、ついに現在でも復活してしまった"大ちゃん"もとい"ルーク"によって予想通りというか定食屋一家に惨劇が! というか思った以上にあっさり展開してしまった感が。記憶が甦った途端につい先程までの親密ぶりから一変、何の躊躇もなく定食屋一家を餌食にしてしまう"ルーク"が恐ろしい・・・過去編でのスケボーや風船、噴水の描写もすべては2008年での"ルーク"の再覚醒への巧妙な伏線だったわけで、鬱展開を容赦なく描く井上敏樹脚本恐るべし。まぁ渡と記憶喪失のままの"大ちゃん"(ルーク)がお互い敵同士と知らないまま仲良くなったり戦ったりするという展開でも面白かったとは思いますが、それだと今の名護と渡の関係と被っちゃうから避けたのでしょうか。 ファンガイアとはいえ父・音也との縁をきっかけに改心した大村とは信頼関係を築くことができた渡ですが、今度は逆に生まれつつあった信頼を記憶喪失の反作用とはいえ一瞬でぶち壊された格好だけに、根っからの悪たる"ルーク"に対して今後どのように向き合っていくのでしょうか。次回早くも挫折しかけてしまうようですが・・・ そういえば、現在のライオンファンガイアはキバに変身する渡を見て「おまえがキバを受け継ぎし者か」と言ってましたが、これはつまり22年前の過去編でもいずれキバが登場する伏線なのか?
2008.05.11
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4月12日から全国東映系でロードショー中の映画『仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事』(金田治監督)。愛媛でもようやく今月10日から松山・衣山シネマサンシャインと新居浜TOHOプレックスで上映が始まりました。 というわけで、管理人も早速本日見に行ってきました。思えば、劇場版仮面ライダーをロードショーで見るのは劇場版『仮面ライダーアギト PROJECT G4』以来8年ぶり2度目だなぁ・・・【ストーリー】 車で逃走する二人組の銀行強盗を追跡する警察。と、そこへ現れたのは何故かショットガンやロケットランチャーで武装した良太郎、少女ハナ、そしてモモタロスたち!? 一方、二人組の強盗の正体は片やピンクラビットイマジン、そしてもう一方は何とホースファンガイアだった!? 実は、オーナーがトレーニング中に予備の電王ライダーパスをはぐれイマジンに盗まれてしまい、パスを奪回すべくデンライナーの車内に"デンライナー署"を立ち上げて犯人捜しに乗り出したのだ。彼らの活動に協力すべく警視庁から若手刑事の鈴木が派遣されてくるが、気弱な鈴木はノリノリで暴走気味に"捜査活動"を展開するモモタロスたちにオロオロするばかり・・・そんな"デンライナー署"は何故か巷でも噂の存在。良太郎の姉・愛理も尾崎・三浦コンビと共に良太郎に差し入れすべくデンライナーを訪れてリュウタロスと対面することに。 一方、その予備の電王パスを盗んだ犯人、はぐれイマジンのネガタロスは、指名手配犯の黒木、クラウンイマジンと契約する白人女性セーラ、さらに多数のファンガイアと手を組んで"究極の悪の組織"を作り上げようと企んでいた。その中には何やら潜入捜査気取りの侑斗とデネブの姿も・・・ そんな中、偶然にも紅渡と静香に出会った良太郎たちは、彼らの情報からネガタロス一味のアジトを突き止めるが、手柄を焦る鈴木刑事は単身で乗り込んで捕まってしまい、後を追って潜入した良太郎たちも危うくネガタロスの罠にかかってアジトごと爆破されそうになる。何とか脱出した良太郎たちは、国会議事堂を襲おうとするネガタロス一味の前に立ち塞がり、たちまち始まる大乱戦。だが、ネガタロスがパスを使って変身した"ネガ電王"の恐るべきパワーに電王やゼロノスは苦戦を強いられる。そこへファンガイアの気配を察知した渡も駆け付けてキバに変身して加勢し、電王クライマックスフォームのボイスターズキックとキバのダークネスムーンブレイクがついにネガ電王を打倒! しかし、ネガタロスは時の荒野へ逃げ込み、ネガデンライナーとギガンデス体を操ってデンライナー&ゼロライナーと壮絶な戦いを繰り広げる。だが、最後はキバを乗せたキャッスルドランがデンライナー&ゼロライナーに加勢し、三者の連係攻撃でついにネガタロスとネガデンライナーを撃破したのだった。 悪戦苦闘の末に黒木を逮捕した鈴木刑事は、協力のお礼にとデンライナーで22年前の過去の時間へと向かう。そこで鈴木は生前に死別した父の姿を初めて目の当たりにする。刑事として忙しく日々を送っていた父の後ろ姿に笑顔を浮かべる鈴木刑事であった・・・ かくて事件は終わった。しかし、時の警察列車デンライナーの活躍はまだ終わらない・・・・・・?□□□□□□ 1月末の最終回以来○ヶ月ぶりに、しかも銀幕で再会することになった電王ファミリーですが、お祭り騒ぎとノリの濃さはやっぱり健在でした(笑)時系列的には電王TV本編の最終回後と考えていいと思いますが、どんな経緯で良太郎がモモタロスたちと再会して"デンライナー署"に引っ張り込まれたのかとか、"2007~08年における桜井侑斗"ではなくなったはずの侑斗がどうやって新しいゼロノスカードを確保したのかとか、最終回で消滅したはずのイマジンの中からネガタロスなどが如何にして"はぐれイマジン"として残留できたのかとか、ストーリー面でのツッコミどころは満載です(苦笑)しかし、TV本編では見られなかった愛理とリュウタロスのご対面が実にほのぼのした雰囲気で実現したり(周りは大騒ぎなんだけど・笑)、これもTV本編ではなかった"侑斗に憑依するウラタロス"とか見所も結構有。しかし少女ハナ、いくら"見た目は子供、頭脳は大人"(江戸川コナンかぃ)だからってAT-4ぶっ放したりワイヤーアクションで大の大人4人を薙ぎ倒すってのはやりすぎだろう(爆)あと、どうせならジークも登場させて署の片隅で「臣下たちよ、存分に職務に励むYがよい」などとエラそうにふんぞり返ってる姿が見たかったなぁ(笑) 悪くするととっ散らかってしまいそうなお祭り騒ぎ的ストーリーの中にあって核となっていたのが、良太郎たちに協力する警視庁の若手刑事・鈴木の存在。イマジンたちのおっかない見た目とハチャメチャな言動に振り回されながらも、生前に殉職した刑事だった父への憧れを胸に一生懸命立ち向かい、最後は指名手配犯の黒木を逮捕する手柄を挙げ、22年前の過去の時間で憧れの父の姿を目の当たりにすることになりました。この辺の流れは電王TV本編での契約者にまつわるドラマを核にしたドラマツルギーに沿ってるのでしょうか。 一方、大々的にPRされていた『仮面ライダーキバ』との共演ですが、基本的には予想通りというかあくまで『仮面ライダー電王』の番外編であり、キバのキャスト陣は客演の趣です。TVのCMでは「22年前の謎に迫る!」とか宣伝して22年前の音也たちキバの過去組との絡みを予感させてましたが、蓋を開けてみればラストの22年前のシーンで音也がいつものキザキャラを披露しているだけでした(笑)ネガタロスの一味として登場するファンガイアもホースファンガイア以外は顔にメイクしただけの人間ばかりですが、流石に本編で出番の多いスパイダーファンガイアをここでやられ役に使うわけにはいかなかったのだろうなぁ。 映画の撮影時期はキバTV本編の3・4話を撮影していた頃らしく、映画で出せるキバの要素は元より多くないことを考えると、キバ側がストーリーにあまり絡まなかったのはある意味しょうがないのかも。これが夏の劇場版だったらもっと両者の要素を取り込んだ映画になったかもしれません。 とはいえ、クライマックスでの電王とキバの共闘や、デンライナー&ゼロライナー&キャッスルドランの連携バトルはやっぱり燃えます。キャッスルドランが例の荘厳なテーマ曲に乗って砂漠の中からネガデンライナーの攻撃を防ぎつつ登場し、デンライナー&ゼロライナーの上に四肢を踏ん張って波動砲(違)をぶっ放す大迫力の展開は何というか土壇場でオイシいところを持ってったというか(笑)この際、電王やゼロノスの武器でファンガイアを倒せるのかとか、逆にキバの技がイマジンに効くのかとか、キャッスルドランが時の荒野に突入できるのかとか細かいツッコミはしない方が幸せなのかも(爆) 最後に今回の敵・ネガタロス。モモタロスの色と模様と角の位置を変えたような姿が印象的ですが、何らかの形でモモタロスとの存在の関連性も示唆されていたら面白かったかも。ネガタロスの声を演じたのは緑川光。管理人的には『新機動戦記ガンダムW』のヒイロ・ユイ役でお馴染みですが、あの頃に比べると随分声に貫禄が付いちゃったような気が・・・(笑)演技の賜物なのか、喉を酷使してあれが地声になってしまったのかはわかりませんが。 ところで、今回は拳銃とかの発砲シーンがやけに気合い入ってましたが、エンディングロールで銃器アドバイザーがBIG SHOTとわかって超納得(笑)しかし、いくら何でも車内からAT-4をぶっ放すのはやめてほしかったなぁ(苦笑)
2008.05.10
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中四国では6日放映となったアニメ版『ゴルゴ13』の第4話。何分単行本を持っているわけではないので、放映の度に感想ネタを書くため古本屋に出かけて単行本を漁る日々になりそうです(苦笑)〔Target.4:プリティ・ウーマン〕 原作:『レディ・ビッチ』リイド社SPコミックス第25巻収録(1975年初出)CAST リンダ:岡本麻弥 マーティ・オブライエン:亀井三郎 ビリィ:西凜太郎 ニューヨーク・マンハッタンのギャンブルを牛耳るマフィアのボス、マーティ・オブライエンの愛人リンダ。彼女は6年前に娼婦からボスの女にのし上がった身だった。「俺は死んだっておまえを離しはしねぇ、おまえも男なしではおれない女だ」と彼女を日々溺愛するマーティだったが、リンダはマーティの束縛から逃れて真の"レディ"になりたいと望んでいた。 そんなある日、リンダはオペラハウスに出かけたのを利用してゴルゴ13に接触し、セントラルホテルの1204号室で落ち合い、マーティの殺害を依頼する。彼女はマーティから逃れてフロリダに移り、そこで人生をやり直そうと考えていた。室内をチェックするゴルゴ13の逞しい姿を目の当たりにして、リンダは思わず彼に抱かれる妄想を思い浮かべてしまう・・・ オペラハウスから戻ってきたリンダを出迎えたのはマーティの手下の一人リッキー。リッキーは何かと彼女に言い寄るが、リンダは相手にしない。一方、マーティの用心棒のビリィはリンダが偽名でセントラルホテルの1204号室に来て誰かと会っていたことを突き止めるが、彼女が会っていた相手の痕跡が残っていないことに疑問を感じて調べていた。部屋を出たビリィはそこでゴルゴ13と遭遇、彼が咄嗟に拳銃を抜いた速さを見たゴルゴ13は自分とほぼ互角と看破、ビリィもまた立ち去るゴルゴ13を只者ではないと感じる。 アジトのビルに戻ったリッキーとリンダは、マーティからセントラルホテルで会っていたかどうかを詰問される。リッキーは否定するが、自分が書いたメモの痕跡を見つけられたリンダは動揺してつい頷いてしまい、リッキーはマーティの部下たちによって部屋の窓から階下に投げ落とされて殺されてしまう。 ブティックに買い物に向かうリンダに、彼女の身を案じるマーティは護衛の部下を張り付けるが、リンダは言葉巧みに彼らを追い払うと携帯電話でゴルゴ13に一緒にフロリダに行こうと誘いをかける。 一方、殺されたリッキーの弟は仲間たちと共にマーティへの報復を決意していた。ゴルゴ13はその様子を静かに窺う・・・ その頃、ビリィはセントラルホテルの監視カメラの映像を調べた探偵から、リンダが会っていたのがリッキーではなく自分が遭遇した東洋人の男だったこと、そしてその男がゴルゴ13であることを知らされる。渋る探偵にビリィは大金を積んでゴルゴ13の居所を調べさせる。「ゴルゴは背中を見せないそうだ・・・俺が見てやるさ、血に染まった奴の背中をな!」 その夜、ビリィからリンダがゴルゴ13と会っていたことを知らされたマーティは、彼女の狙いがゴルゴ13に自分を殺させることだと気付いて愕然とする。リンダはゴルゴ13が一向に知らせをくれないことに不満を感じていたが、マーティは怒りを押し殺してそんな彼女を外出に連れ出し、彼女の目の前でゴルゴ13を殺るようビリィに命じる。 アジトのビルから出てくるビリィ、マーティ、リンダ。そこへ、待ち構えていたリッキーの弟と仲間の4人が拳銃を手に襲撃を仕掛けてきた。4人はビリィによって瞬く間に片付けられるが、その隙に身を潜めていたゴルゴ13がサイレンサー付きの拳銃でマーティを射殺! ビリィはリンダを連れて車でゴルゴ13の泊まっているホテルへと向かう。 マーティがいずれはリンダのために命を落とすと思っていたビリィは、彼女をマーティの疫病神だと皮肉る。そのおかげで彼の縄張りをそっくりいただけるじゃないとリンダは言うが、ビリィはきっぱりと言い捨てる。「人間にはな、それぞれ向き不向きってもんがある。俺はボスになる器じゃないんだ・・・おまえがどんなに憧れても大富豪の若奥様になれる器じゃないようにな」 ゴルゴ13の泊まるホテルに着いたビリィは、車からリンダを降ろそうとしてゴルゴ13の姿に気付き、雨の降りしきる中で対峙する。次の瞬間、リンダの腕を放したビリィとゴルゴ13は同時に拳銃を抜くが、銃弾に斃れたのはビリィだった。リンダの腕を取っていた自分の隙を突いた相手に敬服しながら息絶えるビリィ。これでやっと"プリティ・ウーマン"になれると喜ぶリンダだったが、ゴルゴ13は彼女に背を向けて立ち去ろうとする。自分をこれだけその気にさせておきながら自分になびかない彼に怒りを覚えたリンダは思わずビリィの拳銃を手に彼を狙うが、振り向きざまの彼の銃弾に斃れるのだった――――――「出てしまえ・・・汚れた血なんか、みんな・・・流れ出てしまえば、いいんだ・・・」○○○○○○ 今回の第4話、最初タイトルを聞いたときは「原作にそんな話あったか?」と首を傾げたのですが、蓋を開けてみれば1975年初出の『レディ・ビッチ』の改題だったのでした。アニメでタイトルが変更されたのは原作タイトルの中に英語の代表的なタブー語である"ビッチ"が入ってるのがマズかったのかなぁと推測しますが、どうせ公式サイトで原題を出してるんだから意味ない気も(苦笑) 第1話であれだけエ○シーン全開だったのに喫煙とか差別的表現とかは自主規制なのか描写されないテレ東の放送コードって今一つよくわかりまへん(爆) まぁそんなわけで、第1話以来久々にアレなシーンが多めだった今回(笑)田舎出の娼婦からマフィアのボスの情婦に上り詰めたものの、真の"レディ"になりたいと望んで自分を束縛するボスの殺しをゴルゴ13に依頼した女性リンダ。しかし、彼が纏う男のフェロモンにほだされたのが運の尽きだったのか、最期は自分になびかない彼に銃口を向けて自滅するハメに・・・原作ではリンダは一方的にゴルゴ13に妄想を抱いた末に自滅していくのに対し、アニメ版では彼にフロリダに来ないかと誘いを入れ、彼女が自分になびかない彼を最終的に憎んでしまう結末をより明確にした感があります。 所詮自分は"レディ"など望むべくもない雌犬(ビッチ)に過ぎないと自覚していながら、それでもそれを望まずにいられなかった彼女の哀しい生き様をアニメ版でも巧く描写できていたように思います。ゴルゴ13を一目見てその"男"っぷりに惚れてしまうも様々な形で救われない結末を迎えてしまう女性が多いですが、リンダもそんな哀しい女性の一人といえます。 全体的には今回も概ね原作に沿った展開でしたが、マーティや手下のリッキーがリンダをやたら"好き者"呼ばわりする台詞など差別的なニュアンスのある表現は流石にTV放映を考慮してか端折られています。原作でのリンダの最期の台詞の中にある「雌犬の血」もアニメ版では「汚れた血」に変わってたし。また、原作ではリンダと密会した疑惑を持たれたリッキーはその時一緒にいた贔屓の娼婦に助けを求めるもウソを吐かれてしまったためマーティの部下にビルから投げ殺され、リッキーの弟たちはマーティの部下の一人を襲ってその経緯を知りますが、この辺の顛末は尺の都合か単純化されています。また、用心棒のビリィがリンダの接触相手に疑問を持つシーンも、原作では部屋に残されていた細巻きの葉巻の吸い殻がキーになりますがアニメ版では省略。やっぱりアニメ版のゴルゴ13は葉巻吸わない設定なんでしょうか?『ゴルゴ13』の魅力の一つといえば、最後はゴルゴ13に敗れてしまうものの強烈な存在感を残す敵役が随所に登場する点ですが、今回の用心棒ビリィもそんなキャラの一人。早撃ちではゴルゴ13も一目置くほどの腕前を持ち、ボスが死んでも「俺はボスの器じゃない」と謙虚にあくまでボスの仇を取ろうとする男気が光るだけに、あっさり倒されるやられ役なのは惜しいところ。ちなみに、ビリィの早撃ちの速さを見抜くゴルゴ13ですが、原作ではリッキーが投げ殺されるところを外のビルから見ていたときにチェックしていますが、アニメ版ではリンダと落ち合ったホテルの廊下で直接対面したときにチェックしています。 なお、原作のビリィはコルト・ガバメント系のオートを使いますが、アニメ版ではSIG/ザウェルP220系(P226かP228?)を使っているのが今風か。一方のゴルゴ13は、マーティを仕留めるシーンではディテールがはっきりしませんがサイレンサー付きの自動拳銃を使用し、最後のビリィとの一騎打ちは原作通りのリボルバーでした。流石にアニメ版では原作でしょっちゅう出てくる"リボルバー+サイレンサー"はやらないかな?(笑) さて、そのゴルゴ13の早撃ちの速さが明らかになるエピソード『動作・24分の1』はアニメ化されるのだろうか・・・
2008.05.07
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<←地上展示されたF/A-18Cの1機、VFA-97所属の特別塗装機。海神の槍を手にしたマッチョなワシが勇ましい> 本日5日、管理人は2002年以来実に6年ぶりとなる念願のアメリカ海兵隊岩国基地日米フレンドシップデーに出かけてきました(^^) 前日の4日に昼勤を終え、一風呂浴びてから日付が変わってから0038頃に西条を出発、1時間ほどで松山・三津浜港に到着し、0250発の防予汽船のフェリーで山口・柳井へと向かいます。2002年の時には客室内が足の踏み場もないほどの混雑だったフェリーですが、今回は多少混雑気味とはいえ思ったよりは少ない感じでした。混雑を避けて出足が分散しているのでしょうか。 フェリーは定刻より少し速い0510頃に柳井に入港しましたが、前日の天気予報の通り現地は雨。岩国に着くまでに止むことを祈りつつ下船し、近くのセブンイレブンで朝飯を調達してからJR柳井港駅に向かい、0559発のJR山陽本線で一路岩国へ直行。0630に岩国に着いた頃には雨も何とか上がって一安心。 そして、JR岩国駅からの有料シャトルバスで一路岩国基地へ。市内のあちこちで発生している駐車場難民と化した車列を尻目に悠々とバスで基地に直行できるこの優越感は出かけた人間にしかわからないものですね(笑) バス降り場から少し歩くと基地の正門前に。幸いというかヘンなシュプレヒコールを叫ぶ輩には出会うことはありませんでした(笑)そして、0730には開門となり、ひとまず歩きに歩いて地上展示場へ直行。地上展示機をつらつらと見て回った後、0840頃にF-2の付近でHKさんと合流。さらにらいとういんぐさん&岡山県人さんとも合流し、以降終了まで同行することと相成りました。 今回は航空自衛隊の第11飛行隊"ブルーインパルス"の参加もなく、また当初フライパスが予定されていたボーイングB-52ストラトフォートレス戦略爆撃機も予想通り「飛来はなし」と事前にアメリカ側からアナウンスされ、さらにここ数年来訪していた厚木のF/A-18E/Fも不在となったため、内容は少々物足らずの感があります。が、それでも飛行展示では地元岩国のVFA-97所属のF/A-18Cや三沢の第35戦闘航空団所属のF-15C/D、室屋義秀氏率いるチーム・ディープブルースおよび世界的な曲技飛行パイロットであるリトアニアのユルギス・カイリス氏による民間エアロバティック、さらに空自のF-4EJ改およびF-2や海自のUS-2等々が派手なパフォーマンスを披露してくれました。一方、地上展示は米海兵隊のCH-53Dが4機も並んでたりした一方、密かに期待していた海自のCH-101の展示は実現せず。とはいえ、MC-130HやKC-130R、"レッドドルフィン"塗装のT-4など初見および久々に見る機体も多く、管理人にとっては6年ぶりに岩国フレンドシップデーの空気に触れられたこと自体が大きな収穫ではあります(^^) 天候も午後には晴れとなり、日焼け止めがムダにならずにすみました(笑)ちなみに、今年の来場者は基地発表で約20万人とのことでした。 管理人たちは1700頃までダラダラと基地内に居座っていたため、危うく岩国駅行きのシャトルバスに乗りっぱぐれるところでした(苦笑)とりあえず岩国駅で一同とお別れし、管理人は駅の食堂で夕飯を食ってから山陽本線で柳井港に戻・・・るはずだったのですが、ついうっかり車内で居眠りして1駅乗り過ごしてしまったため結局2010発のフェリーに乗るハメになり、最終的に西条に帰り着いた頃には日付変わってました(苦笑) なお、今回の地上展示機等は以下の通りです(カッコ内の所属部隊等は一部推定)*地上展示機等<アメリカ海軍/海兵隊>・ボーイングF/A-18C/Dホーネット(VFA-97/海軍第97戦闘攻撃中隊"Warhawks" 岩国)(VMFA(AW)-242/海兵第242全天候戦闘攻撃中隊"Bats" 岩国)・ロッキード・マーチンKC-130Rハーキュリーズ(VMGR-152/海兵第152空中給油輸送飛行隊"Sumos" 普天間)・ホーカー・ビーチクラフトUC-12F(海兵隊岩国基地ベースフライト)・シコルスキーCH-53Dシースタリオン(HMH-463/海兵第463重ヘリコプター中隊 米ハワイ)・シコルスキーSH-60Bシーホーク(HSL-51/第51対潜ヘリコプター飛行中隊"Warlords" 厚木)<アメリカ空軍>・ボーイングF-15Cイーグル(第18航空団第44戦闘飛行隊"Vampires" 嘉手納)・ロッキード・マーチンF-16C/Dファイティングファルコン(第51戦闘航空団第36戦闘飛行隊"Fiends" 韓国烏山)(第8戦闘航空団第80戦闘飛行隊 韓国群山)・フェアチャイルドA-10AサンダーボルトII(第51戦闘航空団第25戦闘飛行隊"Assam Draggins" 韓国烏山)・ロッキード・マーチンC-130Hハーキュリーズ(第374空輸航空団第36空輸飛行隊"Eagle Airlifters" 横田)・ロッキード・マーチンMC-130HコンバットタロンII(第353特殊作戦群第1特殊作戦飛行隊 嘉手納)・ボーイングKC-135Rストラトタンカー(第18航空団第909空中給油飛行隊"Young Tigers" 嘉手納)・ホーカー・ビーチクラフトC-12J(第374空輸航空団第459空輸飛行隊 横田)・ベルUH-1Nイロコイ(同上)・セスナ172F(アメリカ空軍嘉手納エアロクラブ 嘉手納)<アメリカ陸軍>・シコルスキーUH-60Aブラックホーク(第78航空大隊"Ninja" 座間)<陸上自衛隊>・ベルUH-1Jイロコイ(中部方面航空隊中部方面ヘリコプター隊 八尾)・ベルAH-1Sコブラ(中部方面航空隊第5対戦車ヘリコプター隊 明野)・MDヘリコプターズOH-6Dカイユース(同上)<海上自衛隊>・ロッキード・マーチンUP-3Dオライオン(第31航空群第91航空隊 岩国)・新明和工業US-1A(第31航空群第71航空隊 岩国)・ゲイツリアジェットU-36A(第31航空群第91航空隊 岩国)・シコルスキーMH-53Eシードラゴン(航空集団第111航空隊 岩国)・アグスタ・ウェストランドMCH-101マーリン(航空集団第111航空隊 岩国)<航空自衛隊>・マクダネルダグラスF-4EJ改ファントムII(第5航空団第301飛行隊 新田原)・三菱F-2A(第8航空団第6飛行隊 築城)・川崎C-1(第3輸送航空隊第403飛行隊 美保)・川崎T-4(第5航空団第301飛行隊 新田原)(第13飛行教育団 芦屋)・富士T-7(第12飛行教育団 防府北)<車両類>・オシコシMk27 MTVR(後継中型戦術車両)・M1045A2ハンヴィー・TRAM(多目的連結操舵型装輪トラクター)(MWSS-171/海兵第171航空師団支援中隊 岩国)・RTCH(荒地用コンテナ荷役装備)(同上)・バックホーローダー(同上)
2008.05.05
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今週のキバは昼勤中のため録画でチェック。今日の夜に岩国に出かけるので、とりあえずその前に一通り見ておきました(^^ゞ【第15話 復活・チェックメイトフォー】 22年前、ガルルとバッシャーのダブル攻撃に敗れて変身解除してしまった音也。危うくガルルにトドメを刺されそうになるが、そこへ音也を探すゆりの声が聞こえてきたためバッシャーは退散。ガルルは次狼の姿に戻ると、駆け付けたゆりに音也がファンガイアにやられたらしいと告げ、気絶して倒れた音也からイクサナックルを回収するのだった。 その頃、街中で革ジャン姿の大柄な男が何やら怒ったような様子で「罰ゲームだ、俺は俺に罰を与える!」と言って近くの電柱から電線を引きずり出して自ら感電してしまう。驚いたサラリーマンの男性が声をかけるが、革ジャンの男は「何か面白いことはないのか?」と唐突に男性に尋ね、相手が呆気に取られるばかりと見るや空中からキバを突き立ててライフエナジーを奪ってしまった! 一方、大ケガを負った音也は入院。見舞いに来たゆり曰く、音也がイクサを使ったことで身体が受けるダメージのサンプルデータが取れたという。しかし、「病名は恋の病だ。特効薬は、おまえだ」と相変わらず口達者な音也に「貴方の病名はバカだ。バカに付ける薬はない」とゆりも毎度の如く呆れるばかり・・・ 現在。22年前の革ジャンの男が川原に座り込んでいるが、22年前と様子がまったく違う。よれよれのコートを纏い、どこかぼんやりした表情で川の中のザリガニを見つめている。そこへ通りかかった渡と静香が様子を窺っていると、男は急に川に入っていって深みに足を取られてしまった。慌てて駆け付けた渡たちによって男は助けられるが、ザリガニが溺れてたから助けようと思ったと妙なことを言う。わけがわからない渡立ちは足早に立ち去ろうとするが、男は何故か後を付いてくる。名前も家もわからないと言う男はどうやら記憶喪失らしい・・・ 22年前。ラモンと力のマッサージ屋を訪ねた次狼は二人にイクサを取り戻した礼を述べるが、あんまり面倒に巻き込まないでとラモンは素っ気ない。自分たちはそれぞれの種族の最後の生き残りだと言う彼らの言葉に、次狼も昔の記憶を思い出す・・・・・・かつて、次狼と同じウルフェン族の仲間たちを皆殺しにした一人のファンガイアの男。手の甲と革ジャンにチェスの"ルーク"をあしらい、バイクに乗って去っていったそいつの顔を次狼は忘れてはいなかった。 その頃、その"ルーク"の男は満開の桜を見て新たな殺人ゲームを思い付き、腕時計のタイマーを20分にセットする。そして、通りかかった桜色のスーツ姿の女性を襲ってライフエナジーを奪い取る。 現在。結局紅邸までやってきた例の記憶喪失の男。警察に任せるべきだと相談し合う渡と静香を余所に、男は工房内をきょろきょろと興味深げに見回し、渡がニスの材料用に鍋で煮込んでいた椎茸のダシ汁を飲み干してしまう。おかわりを要求する男はどうやら空腹らしい。壁の巣箱から首を傾げつつその様子を窺うキバットバットIII世だったが、何やら風邪を引いているようで・・・ 22年前。ピンク色の服を着た人間ばかり立て続けに7人も襲われたという事件の情報は、早速『カフェ・マル・ダムール』の嶋たちの元にもたらされた。いつもとは一味違うファンガイアの動向に警戒を抱きつつ、ゆりは自ら桜色の衣服を纏って囮となる。その背後に例の"ルーク"の男が近付くが、そこで腕時計のアラームが鳴ってタイムオーバー。男は口惜しげにゆりを見逃すと、またも自らに罰を与えるべく鉄塔の高圧線を切断して感電。そして、通りかかったジョギング中の男性に「何か面白いことはないか?」と尋ね、相手が「ない」と答えるやライフエナジーを奪ってしまう・・・ 一方、ゆりは病院に音也を見舞うが、音也は病院食が不味いからと枕に齧り付き、ゆりが「あーん」で食べさせてくれるなら食ってやってもいいと言い出す始末。ゆりは捜査中に通りかかっただけだと言いつつお望み通りに食べさせてやる。音也はそんなゆりを見て、かつて次狼にイクサを返すよう土下座したときの彼女の姿を思い出し、何故ファンガイアを倒したいのかと尋ねる。かつて母を"ルーク"の刺青のファンガイアに殺された記憶を思い起こすゆり・・・ 現在。記憶喪失の男に食事を振る舞う渡と静香だったが、男は食器の使い方すら覚えていないのか、まるで幼児の如く食卓を引っ繰り返してしまう。やむなく渡と静香は男の面倒を見てやることに決め、大柄だからという理由で"大ちゃん"と呼ぶことにするのだった。 22年前。街を歩く"ルーク"の男は偶然宝くじの売店を見かけて新たなルールを思い付く。と、そこへゆりが通りかかり、"ルーク"は彼女に唐突に「宝くじで3,000万以上当たったことがあるか?」と尋ねる。何が何だかわからないゆりだったが、ふとその男の顔に既視感を覚える。さらに、ゆりをルール外と見て立ち去ろうとするそいつの背中に"ルーク"の絵を見て、そいつが母の敵のファンガイアだと気付いたゆりは慌てて後を追うが見失ってしまう。 "ルーク"は別の場所で3,000万円の宝くじを当てた男を見つけ、ライフエナジーを奪う。これで時間内にルールをクリアしたらしい"ルーク"は「俺は俺にご褒美を与える」と呟く・・・ 現在。工房でバイオリン作りに取り組む渡だったが、"大ちゃん"は手伝いを試みようとして製作中のバイオリンの胴を壊してしまい渡に叱られてしまう。しょげて家を出て行った"大ちゃん"だったが、偶然自転車のチェーンが外れて立ち往生している女性を見つけ、自転車を直そうとする。探しに出てきた渡もそれを見て手伝いに加わり、何とか自転車を修理。定食屋の娘だという女性・恵里子は大喜びし、丁重に例を言って去っていく。 修理にかまけて足を痺れさせてしまった渡を背負って帰路に就く"大ちゃん"。渡は先程きつく叱ったことを詫び、"大ちゃん"も改めて「ごめんなさい」と頭を下げるのだった。 22年前。自分へのご褒美としてパフェに舌鼓を打ってご満悦の"ルーク"の男。そこへ現れたゆりが母の仇を討つべくファンガイアスレイヤーをムチのように振るって戦いを挑む。その一撃でパフェを切り飛ばされた"ルーク"は怒って逆襲、ゆりは圧倒されて気を失ってしまう。そこへ駆け付けた次狼は、そいつが自分の仲間を殺した仇であり、"チェックメイト・フォー"の"ルーク"と呼ばれる存在であることに気付く。次狼は怒りに任せてガルルに変身、"ルーク"も相手がウルフェン族の生き残りと知るやライオンファンガイアへと変貌! 戦いを挑むガルルだったが、ライオンファンガイアの強大なパワーに圧倒されて変身解除してしまう。それでも怯まず今度はイクサに変身して立ち向かうが、それでもまったく歯が立たない・・・ 現在。紅邸を出て一人街の中で頭を押さえて苦しんでいる"大ちゃん"。通りかかった女性に声をかけられた途端、その姿がライオンファンガイアに変貌! 反応を察して駆け付けた渡はキバ・ガルルフォームに変身して戦いを挑むが、ライオンファンガイアの圧倒的なパワーに手も足も出ず、逆にガルルセイバーを奪われて一方的に追い詰められてしまう――――――□□□□□□ 今回のキバットバットIII世のトリビアは"チェックメイト・フォー"にちなみ、将棋の"詰み"に相当するチェス用語のチェックメイトの語源について。ペルシア語で『待ち伏せに遭った王、打ち負かされた王』という意味の"Sha:h Ma:ndan"が語源とされているそうで、一般には『死んだ王』という意味での解釈もあるようですが、これは単語Ma:ndanをアラビア語のma:taと誤解釈したもので正しくないとか。 そういえば、今回は何やら風邪引きらしいキバット。単なるギャグオチかと思いきや今後への伏線だという話で・・・? さて、1986年にてガルルとバッシャーとの戦いに敗れてイクサを奪い返され、大ケガで入院するハメになった音也。まぁそれでもイクサを使用した人体が受けるダメージのデータソースにはなったようで。次回は一転して次狼=ガルルと手を組んで再びイクサとなるようですが、相手があまりにも強大すぎる気が・・・ その新たな敵、ファンガイアの中でも最強級という"チェックメイト・フォー"のルーク。ライオンファンガイアである彼はゆりにとっての母の仇だけでなく、次狼にとってもウルフェン族の仲間を多数殺した仇敵。しかし、上位のファンガイアらしくその圧倒的なパワーたるやガルルやイクサもまるで寄せ付けない・・・22年前は一定時間内に特定の条件の標的を襲うというゲーム的な行動を繰り返していたようで、ルールをクリアすれば自分へのご褒美とパフェを食い、クリアできなければ自分への罰だと自ら高圧電流に感電するというなかなかワイルドなキャラクターです。特定のルールに沿った殺人という展開は『クウガ』でのグロンギの"ゴ"集団を思わせますね。 ところが、2008年でのルークは一転して何故か記憶を失っているらしく、22年前のワイルドな外観&言動からは想像も付かない赤ん坊じみた行動で知り合った渡や静香を唖然とさせる始末。結局、なりがデカいからと"大ちゃん"という名前で渡と共同生活を送ることになりましたが、唐突に苦しみだしたかと思うとライオンファンガイアに変貌、駆け付けたキバ・ガルルフォームを圧倒する強さを発揮。名護=イクサに続いてお互いの正体を知らないままの対決という構図が・・・ そういえば、公式サイトのキャスト紹介での"チェックメイト・フォー"の項目に載っている他の3人は、駒のシルエットを見る限りでは"キング""ビショップ""ポーン"のようです。イメージとしては下っ端の感じがする"ポーン"が入っているのも不思議なら、逆にボス格扱いになりそうな"キング"が普通に入っているのも意外だし、定番と思われた"ナイト"と"クイーン"がないのも予想外です。管理人は"チェックメイト・フォー"のクイーン格が渡の母ではないか?と最初予想してたのですが、これを見るとハズレっぽいなぁ・・・何にせよ、ルーク=ライオンファンガイアでさえこれだけ強いとなると、他のメンバーはどれほどの強敵なのか気になります。 22年前はお見舞いを通じて音也とゆりの距離が1mmほど近付いたかと思いきや、奇しくも同じ相手が仇ということで次狼とゆりの結束にも新たな影響が出そうな予感です。 一方現代でも、お互い敵同士であることを知らない渡と"大ちゃん"の関係、そして一見純粋無垢な"大ちゃん"が気に入ったらしい定食屋のお嬢さんとの交流の行く末ははたしてどうなるのやら・・・何だか壮絶な鬱展開が待ってそうな気がします。 あと、今回出番のなかった名護も次回は新兵器パワードイクサーを引っ提げて復活!? ただ、頼むからキバとファンガイアの戦いに空気読まずに乱入するような出方はやめてほしいなぁ(爆) ・・・・・・あれ? 健吾は?
2008.05.04
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いつもより3日早い本日発売の今月のビッグコミックオリジナル誌。今日の昼勤帰りにコンビニでチェックした今月の漫画『PLUTO』(浦沢直樹/手塚治虫)はAct.54『悲しみの覚醒の巻』。 自らの角で捕まえたエプシロンを殺そうとせず、逆に僕を殺せと訴えた"プルートゥ"。本来は戦うべき存在ではなかった彼が望んでいるのは自らの死なのか? しかし、にも関わらず幻影の中で自ら止めるべきだとのエプシロンの呼びかけに首を振ったサハド。彼が望まない戦いに苦悩しながらそれでも"プルートゥ" という殻に囚われているのは、アブラー博士によって植え付けられた憎しみに駆り立てられているだけでなく、突如現れた黒雲の中に垣間見た"あいつ=ボラー"の存在に対する恐怖故なのでしょうか? そして、その謎の黒雲によって力の源たる朝日を奪われたエプシロンは、自ら両手をもぎ取ってワシリー少年とホーガンを守り・・・・・・しかし、あの結末は何だか劇場版エヴァンゲリオンの某シーンを思い起こさせますね(管理人は直に見たことはないんだけど) 一方、日本・トーキョーシティでは、天馬博士の亡き息子・飛雄の墓前に毎日花を手向けていたらしいウランと天馬博士が邂逅。どうやらPLUTOでは天馬博士とウランは初対面のようです。無表情を装う天馬博士の陰に大きな悲しみを見て取り、さらにどこか遠くにある二つの大きな悲しみを感じるウランは、未だ瞑する兄アトムに会うべく博士と共に科学省を訪れますが、遠いノルウェーの地でのエプシロンの最期に呼応するかのように、彼女の目の前でついにアトムの目が! 子供を守るために両腕を残して散ったエプシロンの最期と、100万馬力にパワーアップされたアトムの再起動に立ち会うウランと天馬博士という原作の2大シーンを同時に再現してみせた今回。ついに最後の一人たるエプシロンが斃れ、"そして誰もいなくなった"わけですが、物語の幕はまだ下ろされない・・・エプシロンと入れ替わるようについに目覚めたアトムですが、天馬博士の抱く仄暗い情念を背景に復活した彼は果たして何を背負うのか・・・?<今回のより詳細なレビューをご覧になりたい方は、当店のPLUTOコンテンツ"Branch of MOST"までどうぞ(^^)>*注:ブログよりレビューのアップが遅れる場合があります
2008.05.02
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昨日は親父と連れ立って、松山市の愛媛県美術館にて4月5日~5月18日まで開催中の『人体の不思議展』を見学してきました。『人体の不思議展』は、150点もの人体標本の展示を通じて人間の命・身体・健康などについての理解を深めることを趣旨とする展覧会です。筋・骨格系、頭部、神経系、呼吸器系、循環器系、泌尿器系、生殖器系など各分野ごとに分けて全身標本や四肢、身体の一部、内臓等の部分標本が展示されています。また、身体の様々な現象についてのパネルコラムや、実物の全身標本に触れたり、全脳の標本の重さを体験したり、骨密度・脳年齢の有料測定コーナーなどもあります。 この展覧会で展示されている人体標本は、献体によって提供された遺体をプラストミック(プラスティネーション)と呼ばれる樹脂置換技術で加工したもので、従来の模型やホルマリン標本に比べて半永久的な保存が可能で、より精密に人体の各組織の構造を把握できるとのことです。ちなみに、検体となった人々は中国人だそうで、標本製作は中国の研究機関で行われているとか。 どの展示物も"本物"の人体がベースだけあって、皮膚・筋肉・血管・神経・内臓・骨格の複雑な関連性を細かく観察することができます。とはいえ、かつては生きた人間だったモノが"物体"に加工され、様々な形で分割されたり部分的に取り除かれた状態でずらっと並んだ光景というのはやはり一種の不気味さを感じさせますね・・・ この『人体の不思議展』、後日Webで調べてみると、元は生きていた人体の標本を展示物として衆目に晒し、且つそれを商業的興行として行うことについて倫理面等から賛否の議論も起こっているようです。本展のキャッチコピーに"人間とは、命とは、からだとは、健康とは"という言葉がありますが、賛否を巡る議論も含めて本展を垣間見ることにより、人間の命・身体・健康、そして尊厳についてより深く考えさせられる気がします。
2008.05.01
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