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今週のキバは東京のホテルで朝飯を食ってからチェック。何はともあれ、2泊3日の東京滞在もこれで終了です。27日は帰投後に夜勤ということもあり、ただひたすら愛媛に帰るだけ。ホテルをチェックアウトして地下鉄と京浜急行経由で羽田空港に向かいましたが、余裕を持って出かけたつもりだった割りには飛行機に乗ったのは結構時間ギリギリでした(苦笑) というわけで、管理人は1330頃に無事松山空港に到着し、家路に就いたのでした。【第26話 メトロノーム・記憶のキセキ】 86年。"ルーク"=ライオンファンガイアに敗れたダメージで記憶を失ってしまった音也に、真夜は自分が"ゆり"だと偽って声をかける。真夜をゆりだと思い込んだ音也は助けを求めて縋り付く・・・ 一方、本物のゆりは海沿いの公園で音也を待っていたが、音也は一向に現れず首を傾げる・・・ 自分はどんな風におまえを愛していたのかと問う音也に、貴方らしく私を愛してくれればいいと囁く真夜。そこへ音也を狙う"ルーク"が現れるが、真夜はわざと音也を逃がして"ルーク"を止める。「今面白いことになってるの。もしかしたらわかるかもしれないわ、愛というものの秘密が・・・」 現在。まだ深央のことが気になる渡は、キバットバットIIIの呼びかけにもどこか胡乱げな様子。一方、逃げ続ける深央の前には再び"ビショップ"が現れ、"クイーン"としての運命を受け入れるよう迫っていた。人間を愛することが大きな罪だとは思えない深央だが、"ビショップ"は新たな"キング"が現れるまでに"クイーン"として目覚めなければ貴女が裏切り者として処刑されると冷徹に告げる。 一方、相変わらず恵へのストーキングに熱中するスパイダーファンガイアこと糸矢。そこへ現れた"ビショップ"は早く裏切り者の"クイーン"こと深央を抹殺するよう急かす。成功したら恵は自分が貰うと意気揚々の糸矢だが、それが深央の覚醒を促すための"ビショップ"の策略だとは気付いてもいない・・・ 例によってジムでトレーニング中の嶋は、名護からイクサをファンガイアに奪われたとの報告を受ける。自分は悪くないと強がる名護に対し、自分の弱さと向き合うよう促す嶋。このままでは新しいイクサを託せないと言われ、忌々しげに顔を歪める名護・・・ 迷う深央はファンガイアの男性と人間の女性のカップルの前に立ち塞がり、掌に"クイーン"の紋章を表して攻撃しようとするが、覚悟を決めつつ相手を逃がそうとする男性を前にしてやはり手を下すことができず二人を見逃す。だが、その前に"ビショップ"が現れ、仕事のやり方を教えてやるとばかりに自ら手から波動を放って二人を葬り去った。庇おうとした深央も巻き添えで吹き飛ばされてダメージを負い、ボロボロの状態で紅邸に駆け込んで気を失ってしまう。 ベッドに横たわる彼女を前に、渡は自分にできることを求めてバイオリンを奏でる・・・ 86年。記憶喪失の音也は真夜から自分のバイオリンケースを返される。記憶を失っていてもバイオリンの演奏は身体が覚えていたようで、音也は彼女が見守る中バイオリンを奏でる。そして、以前ゆりと約束した、思い出の海で彼女がなくした指輪を自分が見つけるという約束をようやく思い出す。 現在。渡の演奏を聴いてようやく目覚めた深央に、渡は深央を守れるくらい強くなると自分の決意を告げる。しかし、深央は渡に水を求めると、彼が用意している間に部屋を出て姿をくらましてしまう・・・ 86年。ゆりの思い出の海辺にやってきた音也と真夜。音也はゆりへの約束を果たすべく、躊躇うことなく海へ飛び込んでいく。そんな彼の行動を不思議そうに見守っていた真夜だが、そこへ音也を探す本物のゆりが現れた。それに気付いた真夜は彼女に声をかける。見知らぬ女性から自分の名を呼ばれて警戒するゆりに対し、真夜は人を愛するとは、人に愛されるとはどういうことかを問う。ゆりは戸惑いつつも自分の思いを語る。「人は、愛することで今日を生きる。愛されることで明日を生きる」その時、ゆりは海中で奮闘する音也に気付き、慌てて海へ駆け寄るが、音也は水中の砂底で何かを掴み取るとそのまま溺れて気を失ってしまう・・・ ゆりに救われて海岸で目を覚ました音也は記憶を取り戻していた。その掌には錆び付いて曲がった1個の指輪が。本当に約束を果たしてみせた音也に感謝しつつ縋り付くゆり。一方、真夜は端からその様子を興味深そうに見つめつつ微笑んでいた。「人間って、ホント面白い生き物だわ・・・」 現在。渡が深央を探し回る中、その深央の前に糸矢が立ち塞がる。逃げ回る深央だったがそこへ恵と名護が助けに入る。あっさり深央から恵にベクトルが向いた糸矢はイクサを取り返そうと立ち向かう名護をまるで相手にせず、自らイクサに変身して逆に名護を叩きのめしてしまう。そこへ恵が「私、強い男って大好き」と笑顔で声をかけてきて、すっかり有頂天になった糸矢は変身解除して彼女にキスをせがもうとする。が、恵はその隙を突いて糸矢に金的蹴りを食らわすとイクサナックルとベルトを取り返した。「ごめんなさい、私、貴方タイプじゃないの」すぐさま名護がイクサに変身して逆襲し、一方的に痛め付けられた糸矢は敗走する。 その頃、渡はようやく深央を見つけていたが、そこへ逃げてきた糸矢が現れ、全部おまえのせいだと怒りに任せてスパイダーファンガイアとなって襲いかかった。深央の前では変身できない渡は生身で立ち向かうが相手にならず、叩きのめされて川に落ちてしまう。その時、渡を傷付けられた怒りから深央が"クイーン"のオーラを発現させ、その威圧感に恐怖したスパイダーファンガイアは慌てて逃げ出す。だが、その前に渡がキバとなって立ち塞がる。「許さない・・・深央さんは僕が守る!」キバはタツロットを召喚してエンペラーフォームとなり、さらにガルルセイバーを召喚してスパイダーファンガイアを瞬く間に一刀両断したのだった。 再び嶋を訪ねた名護は、泣きながら自分の責任と未熟さを認め、イクサナックルを嶋に返そうとする。自分の弱さを自覚したことで本当にイクサを持つに相応しい男になったとして、嶋は再び名護にイクサを託す。深々と頭を下げる名護だったが、その顔にはあくどい笑みが・・・ その頃、まだ生きていた糸矢は這々の体で川から這い上がっていたが、その前に深央が現れた。「貴方、人間の女を愛してたのね・・・貴方の、夜が来る・・・」糸矢が持っていた恵の写真に気付いた深央は、今度は冷徹に赤い月を背負いつつ手をかざし、波動を放って糸矢を葬り去る――――――□□□□□□ 通算4度目となったキバットバットIII世の本編未登場の蘊蓄、今回はルーク・クイーンに続いてチェスの駒たるビショップについて。元々チェスは古代インドのチャトランガが起源といわれ、これの中のゾウの駒がその後ヨーロッパに伝わる過程でその形からキリスト教の聖職者の帽子と連想されるようになり、いつしかビショップとして定着したようです。ちなみに、英語圏以外でのビショップはゾウの他に走者や将校、道化などキリスト教の聖職者とは別の意味で呼ばれることが多いようです。 さて、過去篇・現在篇それぞれの"クイーン"の物語は、共に今後への余韻を残した決着となりました。 過去篇の音也の記憶喪失は、このまま真夜とゆりが記憶喪失の音也を巡って昼ドラ的展開・・・とは流石にしなかったようで(笑)、ゆりが22年前になくした指輪を本当に見つけると同時にあっさり回復して終わりました。この際、浜辺に落とした指輪がよく22年間も流されずに残ってたもんだなどとはツッコまない方が幸せでしょう(爆) 愛のためなら何だってやってのけるという音也の姿、そして「人は愛することで今日を生きる。愛されることで明日を生きる」というゆりの言葉は、人間の愛という感情に興味を持ち始めている真夜に少しだけ認識の変化をもたらしたようです。しかし、相変わらず現時点では音也とゆりのカップルはガチ状態なわけで、これから残り2クールでどうやって音也→真夜に持っていくのかが気になります。次回も引き続き音也と真夜の邂逅が続くようですが・・・ 一方、現在編では深央がついに"クイーン"としての真の力を発揮! それも、糸矢を利用した"ビショップ"の計略通りではあるものの、そのきっかけは渡を傷付けられた怒りからという皮肉めいた展開に・・・ 渡もまた深央を守るために戦うという決意を新たにしたわけですが、結果的にそれはファンガイアの"皇帝"の鎧たるキバがファンガイアの4強の1である"クイーン"を守ることになるというこれまた皮肉な流れでもあるわけです。 気になるのは、深央がこれから"クイーン"の力をどのように使っていくのかという点。このまま人間を愛したファンガイアを処刑する本来の役割を果たしていくとすれば、それは当然ながら自分の中の渡への想いとは相反するわけで、もしかするとそれに気付いた"ビショップ"辺りが深央に"クイーン"としてより完全になるために渡を抹殺するよう迫るという展開になる可能性もあります。 そして、第1話以来の準レギュラーキャラだったスパイダーファンガイアこと糸矢僚が今回ついに退場。キバ・エンペラーフォームに一刀両断されながらもしつこく生きていたというクモのくせにゴキブリ並みの生命力を発揮し、このまま『仮面ライダークウガ』のコウモリ種怪人ズ・ゴオマ・グみたいに足蹴にされつつも最終回直前までしぶとく生き残って何かやらかしてくれるのかと思いきや、"クイーン"として覚醒した深央の最初の処罰対象に・・・何というか今一つ存在意義のわからない奴でしたね(苦笑) そういえば、"ビショップ"は「いずれ"キング"が目覚める」という旨の発言をしていましたが、やはり"チェックメイト・フォー"の"キング"はイコールラスボスと考えていいのでしょうか。 最後に今回の名護さん。冒頭では自分の弱さに向き合えという嶋に「そんなことに何の意味がある?」と言い返してましたが、そんなだからいつまで経っても成長しないんだなこの人は(苦笑)で、イクサを糸矢から取り返した後は一転して泣いて自分の非を認め、嶋から改めてイクサを任されることになりましたが、殊勝な態度のフリしてほくそ笑んでる辺り、やっぱダメだなこの人は(呆) 視聴者的にはこういうダメな奴は思いっ切り惨めにくたばってほしいと思うのが人情か。『仮面ライダー555』の草加雅人の最期みたいに完全敗北で打ちひしがれているところを誰かが変身したイクサに片腕で掴み上げられて首ゴキッとか(ぉ)
2008.07.27
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<←今回の東京土産の一部。MREが2パックと食事用のトレイ、H&KのTシャツ、床井雅美氏の新刊。他にも25日に会ったLoweさんから銘菓をいただきました> 2泊3日の上京も今日が後半戦。本日はかねてからの予定通り床井雅美講習会の聴講でした。 今回の講習会会場は去年に引き続いて渋谷・青山通りの某ビル。管理人は1100頃にJR渋谷駅に到着して知り合いと合流し、近くのドトールコーヒーでしばらく暇を潰してから昼過ぎに一路会場へ。 今回は去年に続いて二本立てのテーマで、前半はドイツの名門銃砲メーカーであるモーゼル社の歴史について、後半は去年と同じく床井氏によるヨーロッパの最新銃器事情についての解説でした。また、来る8月1日に徳間文庫から床井氏の久々の新刊『最新サポート・ウェポン図鑑』が刊行されることになり、徳間書店から担当者が出張って一足先に参加者への特別販売が行われました。管理人ももちろん速攻でゲット(笑) モーゼルといえば、19世紀後半~20世紀にかけて現在にまで通じる近代的なボルト・アクション機構を完成させ、その後世界各国で開発されたボルト・アクション・ライフルに大きな影響を与えた、世界の銃砲史を語る上で忘れてはいけない存在の一つです。19世紀ドイツの一王国のガンスミスに過ぎなかったペーター・パウル・モーゼルが兄ヴィルヘルムと共にボルト・アクションの設計で世界的成功を得るに至る経緯を交えつつ、第2次世界大戦までに世界中の多くの国で如何にモーゼル系の流れを汲む軍用ライフルが使われたかなどに焦点を当てた内容での講演となりました。各国で使われた各種モーゼル系ライフルについてのチャートを見ると、現在、世界で最も数多く使われている軍用ライフルといえば旧ソ連/ロシアのAKシリーズですが、かつてはモーゼル系ボルト・アクションがまさにAK並みに世界を席巻していたことがよくわかります。しかし、そんな名門モーゼルも今やH&K等のライバル企業に押され、他企業の傘下で民間向けライフルの製造を地道に営んでいるという現状には時代の流れを感じます・・・ 毎度脱線&後ろにズレ込むのがお約束の床井氏のお話だけに、今回はいつもより30分ほど時間を延ばしましたが、やっぱり結局話が延び延びになって余裕がありませんでした(笑) あと、今回も公演終了後には床井氏がゲットしてきた銃器メーカーのグッズ等の消え物プレゼントがありましたが、今回はとある参加者様のご厚意で"シカ肉の缶詰"が参加者全員にプレゼントされ、その缶の裏側に書いた数字の順番に欲しい品物を持っていくという方式になりました。管理人が今回ゲットしたのはH&K社の長袖シャツ。欧米サイズでのXLなので管理人でも充分着られるはずですが、首回りが合わなそうな気も・・・(笑) そして、夜は例によって床井氏を交えて居酒屋で懇親会という名の飲み会。去年は久々に完全徹夜してしまいましたが、今回は事前の予告通り日付が変わる頃に解散と相成りました。今回も大変楽しませていただきました(^^)
2008.07.26
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今週の『ゴルゴ13』は宿泊先の銀座のホテルでチェック。テレビ東京でのリアルタイム放映を視聴できるのはこれが最初で最後でしょう(笑)〔Target.16:死臭の聖者〕 原作:リイド社SPコミックス第112巻収録(1995年初出)CAST ミハイル:池田秀一 リンチ:中村大樹 カレン:加藤優子 ヒョードル:石井康嗣 夜のアメリカ・ニューヨークの一画にそびえる不気味な高層ビル。その中では仮面とローブを纏った新興宗教の教祖ミハイルが大勢の信者たちを前に、足の不自由な男性に手をかざすだけで立ち上がらせる奇跡を披露していた。歓喜する信者たちの中に、ナターシャと名乗って内部に潜入した女性刑事カレンの姿が・・・ ミハイル率いる宗教団体の信者たちは彼の巧みな洗脳によって死をも恐れない戦闘集団となり、ニューヨークやワシントンD.C.で手榴弾を手に自爆テロを実行するなど暴力的に勢力を広げていた。彼らの動向を危険視するカレンは婚約者の同僚リンチの制止を振り切って自ら教団への潜入捜査を試みていた。 ミハイルは拳銃の銃口を信者たちに向けつつ、精霊の庇護の下にある貴方たちは死を恐れる必要などないと説く。そこへ、ミハイルに心酔する女性信者のマリアが自分を撃つよう懇願するが、ミハイルは彼女に拳銃を手渡して自分が救いたいと思う者に撃ってもらうよう促す。マリアはナターシャことカレンに拳銃を託して自分を撃つよう言うが、カレンは躊躇する。と、ミハイルがカレンの手から拳銃を取り上げてマリアに向け発砲! だが、それは空包だった。マリアの忠誠心を大いに讃えたミハイルは、カレンの正体を即座に見抜く。「君には違う教育が必要なようだね、ナターシャ・・・いや、カレン刑事」カレンの表情が恐怖に引き攣る・・・ 数日後。朝のニューヨークのとある現場に駆け付けたリンチが目の当たりにしたのは、信号機の柱にぶら下げられたカレンの無残な遺体だった。 ニューヨークの地下鉄の車内で、リンチはゴルゴ13に接触し、ミハイルの抹殺を依頼する。死を恐れないゾンビの如き信者たちを率いて勢力を拡大するミハイルの組織が相手では、警察といえども無闇に制圧を試みれば多数の犠牲者を出してしまうためと依頼理由を説明するリンチだが、ゴルゴ13はそれが一介の刑事が自分で金を積んで仕事を依頼する理由ではないと見抜く。「俺に仕事を依頼するには大義名分はいらない。依頼する本当の理由だけ聞かせてくれればいい」促されたリンチは自分の婚約者だったカレンがミハイルの組織に殺されたことを明かし、仇を取ってほしいと訴える・・・ ミハイルは"ミハイルの城"と呼ばれる教団拠点の高層ビルに市民を集めて奇跡を演出し、集まった人々を教団に引き入れて洗脳しソルジャーへと育て上げていた。また、現在の彼は以前敵対するマフィアの攻撃で顔に酷いケガを負ったと言われ、常に仮面とローブで素顔を隠しているという。依頼を引き受けたゴルゴ13は"ミハイルの城"に新入りの信者を装って潜入する。以前と同じように足の不自由な信者を手かざしだけで立たせる奇跡を演出してみせたミハイルは、去り際にゴルゴ13の姿を見つけて問いかける。「君には100年前、いや500年前に会った気がする。我々の故郷、母なるオビ川で・・・次の巡り会いは案外近い気がする・・・」 奧に引っ込んだミハイルは、"奇跡"を演出した老人の立ち上がるタイミングが遅いと不満を漏らす。そして、先程会ったゴルゴ13を政府のスパイと疑い、監視するよう部下に命じる。 一方その頃、アパートの自宅に戻ったリンチは室内に入り込んでいたギャングの男たちから銃口を突き付けられ、金のありかを追求される。リンチはゴルゴ13への依頼金300万ドルを作るためにギャングの金を奪ったのだった。金はミハイルに寄付したとシラを切ったリンチは心の中でカレンに詫びつつギャングの銃弾に斃れる。ギャングたちはミハイルから金を取り戻そうと考えるが・・・ ミハイルの元に、ニューヨーク市警の刑事が雇った殺し屋が命を狙っているとの報がもたらされた。その男に狙われたら例えアメリカ大統領でも助からないと言われる凄腕のスナイパーで、ミハイルはすぐに例の東洋人がそうだと見抜き、彼を始末するよう命じる。早速ソルジャー数人がゴルゴ13の寝所を襲うが、ゴルゴ13はすでに姿をくらましていた。ビル内を動くゴルゴ13は、地下室の内部にコールタールの池を見つける。そこは、死体を死霊として甦らせて操る男が現れると信じるミハイルが殺害した死体を保存するための場所だという。そこへ信者たちが新たな死体を運んでくる。それは先程リンチを襲ったギャングだった。身を潜めていたゴルゴ13は信者たちを倒してライフルと手榴弾を奪うと、手榴弾でビルの電気系統を破壊、暗闇の中で混乱するソルジャーたちを銃撃と手榴弾で同士討ちさせて壊滅させ、悠然とビルを後にしていった。 奴こそが悪魔と契り死霊を甦らせる男だと確信したミハイルは、ソルジャーの総力を挙げてゴルゴ13を抹殺にかかる。そして、街を歩くゴルゴ13の前にソルジャーたちが手榴弾を手に自爆攻撃を仕掛けてきた。難なく回避するゴルゴ13だが、敵はさらに集団で襲撃をかける。ゴルゴ13は拳銃で応戦するがキリがなく、下水道へと退避して追ってきたソルジャーたちを悉く壊滅させる。 自らの誇る精鋭部隊をたった一人の敵に返り討ちにされて歯噛みするミハイルだったが、夜の集会には予定通り出ようとする。が、そこでアジトのビルの地下にも下水道に通じるマンホールがあることを思い出し、自ら警護のソルジャーたちを率いて地下のコールタールの池へと赴く。マンホールを見たミハイルは奴がここから侵入したと確信し、ソルジャーたちが捜索に向かう。が、その時、一人残ったミハイルの背後でコールタールの池から不気味な影が! それはウエットスーツを纏って潜んでいたゴルゴ13だった。ゴルゴ13はミハイルを羽交い締めにして背後のコールタールの池に火を放つ。ミハイルがタール塗れの不気味な影に捕まっているのを見たソルジャーたちは、死霊が甦ったと思い込んで雪崩を打って逃げ出し、唯一助けようとした側近のヒョードルもゴルゴ13の銃弾に斃れる。そして、ミハイルもゴルゴ13に首をへし折られて呆気なく息絶えたのだった。 炎に包まれる"ミハイルの城"。焼け出されて呆然とする大勢の信者たちを尻目に、仕事を終えたゴルゴ13は一人去っていく――――――○○○○○○ アニメ化されたゴルゴ13シリーズの原作はどちらかというと1970~80年代のものが多めですが、今回は一転して1995年初出の最近のエピソードで、アニメ化された原作としては現時点で最も新しい話ということになります。 宗教結社じみたロシア系マフィアとゴルゴ13の対決を描く本作ですが、今回のアニメ版はかなりの部分が改編されています。原作でのミハイルは元々ロシア正教から分離した分離派(古儀式派)の中でも特に神秘主義的傾向に走った異端派の流れを汲む司祭で、西シベリア地方で神秘的な力を発揮して熱狂的な信者を増やしていたものの、突然布教活動を止めてロシアから姿を消し、アメリカのニューヨークで宗教結社じみたロシア系マフィア組織を作り上げて自爆テロなどの過激な手段で中国系や韓国系などの他のマフィアを圧迫して勢力を拡大しているという設定でしたが、アニメ版では流石に正面からロシア正教と関連づけるような設定を避けたのか、単なる過激な武闘派の新興宗教団体として描写されています。原作のミハイルの重病人を治す奇跡は如何にも本物っぽく描かれ、終始落ち着いたカリスマ感のある言動が印象的ですが、アニメ版のミハイルは老人を重病人に仕立てて奇跡を演出する100%インチキ宗教家になっており、信者の目を離れると言動も粗雑になるなど一気に小者感8割増に・・・(笑) 一方、依頼者側の設定も原作とは多少変えられており、原作でゴルゴ13に依頼する男性刑事は敵の犠牲となったカレンへの片思いからゴルゴ13にミハイル抹殺を依頼しますが、アニメ版ではより動機をわかりやすくするためかカレンの婚約者という設定になっており、しかも報酬を作るためにギャングの金を強奪してギャングに殺されてしまうという原作にはない結末になっています。しかも、そのギャングが無謀にもミハイルの組織から金を取り戻そうとして敢えなく始末されるという因果応報な展開に・・・ちなみに、原作でも刑事がゴルゴ13に麻薬組織のボスを殺す依頼をするために警察が押収した麻薬を横流しして金を作るという話があります。 全体的にはミハイルを巡る背景は必要最小限の描写に止め、ゴルゴ13が死をも恐れない狂信的なソルジャーたちの襲撃を如何に退けてミハイルを始末するかというアクション面を重視した演出になっています。ゴルゴ13がソルジャーから2連続で自爆攻撃を受けるのは原作にはないシーンですが、1回目は自動車、2回目は倒したソルジャーの身体を盾にして手榴弾の破片を避けるというゴルゴ13の冷静な対処が印象的。ただ、銃撃戦でのソルジャーたちの動きが少々雑なのが残念なところ。 相変わらず声優陣が豪華なゴルゴ13アニメ版ですが、今回ミハイルを演じたのは池田秀一。そう、ガンダムファンなら誰でも知っている元祖仮面男、シャア・アスナブル役でお馴染みの方です。まさか仮面繋がりで起用か?と思ってたら、番組内のバンダイビジュアルのCMでもちゃっかりシャアが登場するガンダムのゲームが紹介され、こりゃもう完全に狙ってるなと(苦笑)
2008.07.25
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<←IHIマリンユナイテッド横浜の艤装岸壁に移動する『ひゅうが』。画像がデジカメ写真でズームも使ってないのでわかりにくいが(苦笑)、実際見てみるとやはり大きい> 管理人は本日早朝より、東京で明日26日に開催される床井雅美氏講習会への参加のため2泊3日の日程で上京します。というわけで、今日と明日のブログへの書き込みは旅先からとなります。 管理人は0700頃に西条を出発して松山に向かい、松山空港から1100発のJAL便で出発、1225頃に東京・羽田空港に到着しました。ここ数年の上京ではANAばかり使ってたので、JALを使うのはかなり久々です。まぁ、今年は一昨年・去年と利用していたANAの超割が燃料費高騰の影響かなくなってしまったからなのですが・・・ さて、今回の上京の本来の目的は上記の通り明日の床井氏の講習会ですが、それとは別に今回は2つの目的がありました。その一つが、横浜にあるIHIマリンユナイテッド横浜工場で現在艤装作業が進められている海上自衛隊の新型ヘリコプター護衛艦『ひゅうが』(DDH181)を生で見ることです。調べてみたところ、IHI MU横浜から湾を挟んで反対側に位置する磯子区のJ-POWER(旧電源開発)の発電所付近の岸壁からIHI MU横浜の艤装岸壁を眺めることができるようで、そこに出向いて係留されているであろう『ひゅうが』を写真に納めようと目論んでいたのです(^^ゞ というわけで、羽田に着いた管理人はすぐさま横浜経由で京浜急行とJR根岸線を乗り継いで磯子へと向かったのですが・・・・・・これが思った以上に時間を食う道行でした(苦笑)羽田を出発したのが1300過ぎ、磯子に着いたのは1400過ぎでしたが、磯子のJ-POWER前バス停に向かうバスの乗り場を誤認してしまい、実に1時間以上も磯子で無駄に過ごすハメに(苦笑)結局1500過ぎにやっとバスを捕まえてJ‐POWERへと向かうと、目の前の岸壁の向こうにお目当ての『ひゅうが』の艦上構造物が! バスを降りて岸壁に駆け付けると、『ひゅうが』は艤装岸壁を離れて沖合に出ており、タグボートに押されつつ後進をかけて艤装岸壁に戻っているところでした。いよいよ出動公試が始まったのかどうかは現時点ではまだ確認できていませんが・・・それにしても、ましゅう型補給艦と並ぶ海自最大の艦だけにやはりデカいですね-。先日乗ったおおすみ型輸送艦が中学生に見えますよ(笑)護衛隊群の中枢を担うことになる艦だけあってか、艦上構造物のあちこちに通信システムとおぼしきレドームがあり、指揮通信機能の充実ぶりが窺えます。あと、例の火災事故で同じくIHI MU横浜に入渠している『しらね』(DDH143)の姿も見ることができました。 何はともあれ、念願の『ひゅうが』を無事撮影できたのでまずは満足。ただ、帰りのバスに乗り込めたのは1630過ぎになってしまいましたが・・・(苦笑)この界隈は工場地帯だけに出退勤の時間帯はそれなりにバスの便数があるものの、それ以外の時間帯は1時間に1便という状況で、ここまで交通の便が悪いとは正直予想外でした。当初は時間が余れば横須賀辺りまで足を伸ばそうかとも考えていましたが、結果的には無謀な計画を立てなくて正解でした(笑) 1700過ぎにJRで磯子を後にした管理人の次の目的地は杉並区の荻窪。何故そんな所に行くかというと、荻窪にあるミリタリーショップ『東京キャロル』を訪ねてアメリカ軍の標準コンバットレーション(戦闘糧食)であるMREを手に入れるというのが今回の目的その3だったのでした(笑) 横浜で湘南新宿ラインに乗り換えて荻窪に辿り着いたのは1800頃。ここで管理人は『戦車研究室』の同志であるLoweさんと初対面を果たすことに。実はLoweさんとは事前に荻窪で落ち合う予定で、1300頃にはLoweさんは荻窪に到着されていたようですが、管理人の読みが甘くて磯子からの移動が遅れに遅れ、結局5時間も待たせてしまうことになってしまったのでした(苦笑) それでも何とか合流を果たし、やっとお目当ての東京キャロルへ。店頭で販売されているMREの値段は1,200円と1,300円の2つでしたが、昔サバゲー会場の出店で3,000円くらいで売られてたのを考えると安い方でしょう。ただ、妙にメニューが偏っているように見えたのは売れ筋と人気の表れなのでしょうか(笑)そういえば、昔知り合いからもらった茶色パックのMREを食べたことはありますが、現行のタンカラーパックのMREを直に見たのはこれが初めてです。 数多ある中から管理人が選んだのは、現行版であるMRE XIXのNo.5"GRILLED CHICKEN BREAST"(鶏胸肉のグリル焼き)とNo.12"BEAN & RICE BURRITO"(豆と米のブリトー)。No.12は4種類あるベジタリアン用メニューの一つです。本来はこれだけにするつもりでしたが、どうせなら米兵の雰囲気にちょっと浸ってみようと思いプラスチック製トレーも購入。ってそこ、MREは皿なんぞに出さずにパックから直接スプーンですくって食うもんだとか言わない(爆)さらにリボルバーにリムレス弾薬を装填するためのローディングクリップ(フルムーンクリップ)もゲットしたので、合わせて6,000円近くも散財してしまいました(苦笑)ま、今回はこれ以上高い買い物をする予定はないですが、財布の紐は締めておかないと・・・ちなみに、東京キャロルはMREの他にも他国の軍用レーションを販売していることがあり、今回出かけたときはロシア・カナダ・イスラエルの品物がありましたが、どれもMREが軽く4個は買える値段だったので手が出せませんでした(爆) とりあえず、MREは愛媛に戻ってから機会を見つけて食べてみることにします。 東京キャロルでの目的も無事終わり、管理人はカフェでLoweさんと少し過ごしてからお別れし、銀座・新富町の宿泊先にようやく到着したのでした。 ちなみに、ホテル到着後は夕飯ついでに近くにある銭湯『入船湯』を訪ねて一日の汗を流しました。いやだって、ビジネスホテルのトイレ一体型バスルームって実質シャワー室でしかないので汗流しには物足りないのですよ(笑)事前に場所は調べたつもりでしたが、いざ出かけてみるとやっぱり迷ってしまいました。何とか辿り着くと、今日は月に2回のサービスデーらしく通常450円の入浴料が100円ですんでラッキーでした♪ オフィスビルの地下という銭湯らしからぬ佇まいの入船湯ですが、設備の使い勝手は充分。ただ、浴槽の湯がかなり熱かったです。東京の銭湯は熱めの湯が主流なんでしょうか? さて、明日はいよいよ待望の床井氏講習会です(^^)
2008.07.25
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今週からキバの放映後に仮面ライダー電王のキャラクター短編『モモタロスのまっかっか城の王』が始まりました。8月3日放送分まで1分間の短編3話を放映し、最終話は映画『仮面ライダーキバ 魔界城の王』との併映です。いや~やっぱりモモタロスたちはいいなぁ(笑)【第25話 ファンファーレ・女王の目醒め】 86年。すっかり音也と恋人同士になったゆりは、紅邸で音也に好物のオムライスを振る舞い、今までの詫びとお礼の気持ちを込めて"From YURI"と刻印した腕時計を贈る。音也はお礼に自分にしてほしいことはないかとゆりに問い、ゆりは「海が見たい」と応える。音也は「海ならここにある。俺の愛だ!」といつもの調子で豪語するが・・・ 現在。『カフェ・マル・ダムール』で一緒にお茶する渡と深央。深央の弁当屋でのバイトも順調のようで、渡は彼女のお弁当が食べたいと言う。店を訪れた恵はそんな二人にデートの指南を買って出るが、同じく居合わせた名護は「男女交際など二人には早すぎる。汚れた頭をクリアにし、人類のために、世界平和のために君たちのできることをまず考えなさい」と空気の読めない説教を・・・ 86年の『カフェ・マル・ダムール』。ゆりから次狼の一件についての報告書を受け取った嶋の手元には、その次狼から返されたイクサナックルがあった。嶋は新戦力として音也を正式に"素晴らしき青空の会"のメンバーに迎えることに決め、ゆりも大賛成する。すっかりいい雰囲気の二人に思わずコーヒーを吹く嶋だが、やることさえすれば私生活には口を出さないと言い、イクサナックルを音也に託す。だが、母の仇たる"ルーク"のことが頭から離れないゆりはどこか複雑な表情。そんな彼女の気持ちを察した音也は海に行く約束はやめるかと言うが、ゆりは首を振り、かつて母と一緒に行ったことのある思い出の海岸に行きたいと言う。音也は彼女がそこでなくした指輪を見つけてやると豪語してみせる。「俺を信じろ。奇跡を起こしてやる、愛の奇跡だ!」 現在。いつものようにジムでトレーニングに汗を流す嶋は、恵にイクサのバージョンアップ計画について話すが、一方で装着者たる名護の資質を問題視し始めていた。「自分の中の弱さを知るのが真の戦士だ。名護君にはそれが欠けている」その言葉を柱の陰で密かに聞いていた名護は思わず歯噛みする・・・ その頃、深央はいつものように弁当配達の仕事に励んでいたが、その配達先のアパートの男性が突然ライフエナジーを奪われて死んでしまった。部屋の扉にはファンガイアの仕業らしき奇妙な三日月状の亀裂が・・・突然の惨劇に恐怖した深央は慌てて弁当屋に逃げ帰ると先に仕事を切り上げようとするが、その目の前で弁当屋の従業員たちまでもが同じようにライフエナジーを奪われて死んでしまう・・・ 86年。公園の花壇で暇を持て余していた"ルーク"は、花を見て新たなタイムプレイを思い付く。同じ頃、"クイーン"こと真夜も何処かの地下道で人間を愛したファンガイアの男を処刑していた。そこへ偶然にも音也が通りかかり、二人は四度目の出会いを果たす。と、そこへ"ルーク"が現れ、胸にバラの花を挿していた音也に狙いを定めた。音也は真夜が狙われていると勘違いして彼女の手を取って逃走。物陰に隠れて何とかやりすごした音也は真夜が狙われていると告げるが、真夜はよくわからない。「いい女は狙われるもんだ。だが心配するな。おまえがお姫様なら俺が城だ」「私を守るって、どうして? 死ぬかもしれないのに?」首を傾げる真夜に「男とはそういうもんだ」と音也は言い切る。 現在。自分の周囲で次々に人が死ぬという事態に恐怖した深央は、巻き込みたくない一心で紅邸を訪ねて渡に別れを告げてしまう。理由がわからない渡は自分のせいなのかと問うが、理由を明かせない深央はただ謝るしかなくそのまま出て行ってしまった。 唐突な別れ話に、自分が頼りないせいだろうかと思い悩む入浴中の渡。「初恋とは実らんものだ」と冷静なキバットバットIII世に対し、いつの間にか紅邸に居着いたタツロットはやたら明るいテンションで渡を励ますが、先輩風を吹かすキバットが突っかかって湯船の中で取っ組み合いに・・・ 一方、路上を彷徨う深央は一連の怪死が自分のせいではないかと思い始めていた。そんな彼女の前に現れる不気味な雰囲気の男。それは"チェックメイト・フォー"の一人"ビショップ"だった。「運命からは逃れられませんよ、クイーン。貴女は自分でも知らないうちに人間どもを襲ったのです。抑えても抑えきれないクイーンの力によって」実は深央こそが現在の"クイーン"だったのだ。彼の言葉を信じようとしない深央だが、"ビショップ"は"クイーン"が倒すべき者たちのリストを差し出し、"クイーン"として生きるよう慇懃無礼に迫る。 "クイーン"になどなれない深央は渡されたリストを焼き捨てるが、そこへスパイダーファンガイアこと糸矢僚が現れた。糸矢はシャークファンガイアを従え、役立たずの"クイーン"たる彼女をこの機会に始末しようと襲いかかってきた。シャークファンガイアの光弾攻撃で壁に穿たれる三日月状の亀裂。どうやら一連の怪死は彼らが仕組んだものらしい。深央は必死に逃げるが・・・ 86年。執拗に追ってくる"ルーク"から逃れる音也と真夜。一旦逃げ切った音也は真夜に自分のバイオリンケースを託すと様子を見に戻っていく。それと入れ替わるように真夜の前に現れた"ルーク"は、"クイーン"が標的と一緒にいたことに今頃気付いて驚くが、真夜はこのままゲームを続けるよう"ルーク"に促す。彼女はファンガイアが人間を愛する理由を知るため、音也の姿を通して人間とは何かを観察しようというのだ。 そこへ戻ってきた音也は真夜を庇いつつイクサに変身、"ルーク"が変貌したライオンファンガイアに立ち向かうが、相手の圧倒的なパワーにまったく歯が立たず、さらにイクサシステム自体も過度の負荷でダウンしてしまい、ライオンファンガイアに投げ飛ばされて倒れてしまう・・・ 現在。糸矢とシャークファンガイアに追い詰められそうになった深央だったが、そこへ恵と名護が駆け付ける。憧れの恵を目にした糸矢は深央たちには目もくれず一目散に彼女に走り寄ろうとするがまるで相手にされない。一方、名護は素手でシャークファンガイアを妨害しつつイクサに変身しようとするが、吹っ飛ばされた恵にぶつかった拍子にイクサナックルを変身ベルトごと取り落としてしまい、挙げ句にそれを糸矢に拾われて持ち去られてしまう。 尚も深央を追う糸矢とシャークファンガイアの前に駆け付けた渡が立ち塞がった。渡はキバに変身して2体のファンガイアに挑むが、スパイダーファンガイアからの糸攻撃で視界を封じられてシャークファンガイアに攻め立てられるなどやはり分が悪い。と、そこへタツロットが飛んできてファンガイアを牽制、キバはタツロットを左腕に装着してエンペラーフォームに変身すると、襲いかかるシャークファンガイアをエンペラームーンブレイクで一蹴! その姿に恐れをなしたスパイダーファンガイアは糸矢の姿に戻ると一目散に逃げ去っていった。 86年。気を失っていた音也は真夜に声をかけられてようやく意識を取り戻したが、戦いのダメージのせいか記憶喪失に陥ってしまった。自分の名前すら思い出せない彼の頭に一つだけ残っているのは、愛する女性である"ゆり"の名前だけ・・・それを見た真夜はある思惑を秘めて彼を呼ぶのだった。「ねえ、私がゆりよ・・・」□□□□□□ 今回のキバットバットIII世の蘊蓄は、本編に合わせてチェスの駒の一つ"クイーン"について。チェスにおけるクイーンは縦横斜めのすべての方向の任意のマスに動くことができ、日本の将棋における飛車と角行の価値を合わせ持つ最強の大駒でもあります。しかし、最後のオチはお約束の「女王様とお呼びっ!」ですか(苦笑) さて、今回は過去篇・現在篇共に『"クイーン"にとっての人間を愛することの意味』が大きなテーマといえます。 過去篇では恋敗れた次狼=ガルルが去り、ようやく相思相愛となった音也とゆりの姿が。音也は嶋から正式に"素晴らしき青空の会"のメンバーに加えられてイクサを任されるなど、まさに順風満帆? しかし、今までの冷淡さから掌を返したようなゆりの音也へのデレデレぶりは何というツンデレというかバカップル(苦笑)とはいえ、視聴者的視点で見れば今回の音也とゆりの幸せな姿はある意味盛大な不幸フラグであり、所詮は一時の夢でしかないのでしょう・・・ 一方、人間を愛したファンガイアの処罰という己の役割に忠実に生きる"クイーン"こと真夜ですが、音也と実に4度も顔を合わせたことで、徐々に人間という存在に対する興味を抱き始めたようです。そこへ降って湧いた音也の記憶喪失!? "ルーク"=ライオンファンガイアに大敗した音也はダメージが酷すぎたせいか記憶を失ってしまい、僅かに覚えているのは自分の恋人たる"ゆり"の名前だけ。だが、真夜は驚いたことにそれに乗じて音也に自分を"ゆり"だと思い込ませるという行動に出ました。自分を仮の恋人と当て嵌めて自分に対する音也という人間の言動を観察し、それを通して人間というものを知り、人間を愛するファンガイアが後を絶たない理由を知りたいということなのでしょうか。ただ、音也が記憶喪失のまま真夜をゆりだと思い込んで一緒になるという巷の記憶喪失話にありがちな展開はちと考えにくいなぁ・・・まぁ何にせよ、これがいずれはミイラ取りがミイラになる結末へと繋がっていくのでしょう。 一方、過去編ではついに深央が現在の"クイーン"であることが発覚。描写を見る限りでは、深央は自分が"クイーン"を継ぐファンガイアであることを自覚した上で自らそれを拒否し続けているようです。"クイーン"でありながら人間(とは厳密には呼べないが)の渡に好意を抱いてしまったのもある意味皮肉な運命。過去篇の"クイーン"=真夜が"道を踏み外しつつある者"だとすれば、現在篇の"クイーン"=深央は"すでに道を外れている者"ということか。しかし、そんな彼女を"クイーン"としての運命に引き戻そうと"チェックメイト・フォー"の一人"ビショップ"が暗躍する・・・"ビショップ"を演じるのは『仮面ライダー響鬼』で"童子"役を演じた村田充。またまた響鬼に縁のある出演者の登場ですね。追い詰められる深央はこのまま"クイーン"としての望まぬ運命に引きずられてしまうのか、それとも・・・? その"ビショップ"の暗躍と前後して動き始めたのが久々登場のスパイダーファンガイアこと糸矢僚。恐らくはシャークファンガイア共々"ビショップ"の当て馬扱いなのでしょうが・・・よく考えると、過去でゆりに、現在で恵に横恋慕している糸矢もまた"クイーン"の粛正対象になるはずですが、過去では真夜の追及から逃げ延びたのか、それとも何らかの理由で追及されなかったのか気になります。 キバのエンペラーフォーム登場に合わせる形でか、現在編でイクサの新たなバージョンアップへの動きが出てきたようで、イクサにもいよいよ新フォームが登場するのでしょうか? しかし、ここにきて嶋は装着者たる名護の資質を問題視し始めている模様。何かと問題の多い名護の言動にも一見我関せずを装っていた嶋ですが、やはり気にはしていたらしい・・・というか、まともな上司ならあんな問題部下などとっくの昔に切っちゃってるでしょう(苦笑) しかも、当のその名護さん、渡と深央の恋愛ムードに水を差すKYっぷりを遺憾なく発揮したかと思ったら、嶋に資質を問われて苦悩しているところへ糸矢にイクサシステムを奪われてしまうという大失態を演じるハメに・・・ここからまたも名護2度目の転落が始まってしまうのでしょうか? しかし、もしこのまま名護が装着者の座を追われるとなると、はたして誰がイクサを任されるのか・・・
2008.07.23
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アニメ版『ゴルゴ13』の主題歌であるNaifu『Take The Wave』をiTunes Storeで購入してみました。1曲150円って安くていいねぇ(笑) 改めてフルコーラスで聴いてみてわかったのですが、アニメで主題歌として使われてる歌詞は2番なんですね。そのうち1番の歌詞に変わるのかなぁ? まぁその前に曲自体が変わるだろうけど(爆)〔Target.15:海へ向かうエバ〕 原作:リイド社SPコミックス第21巻収録(1974年初出)CAST エバ・クルーグマン:田中敦子 グランパ:有川博 船長:阪修 ヨーロッパへと向かうとある旅客機。夜、その機内で一人の女性がトイレに行く振りをして席を立った。女性は胸のペンダントに仕込んだ細い針で、自分の斜め前の席に座っていたニューヨーク・マフィアの幹部のうなじを一刺しして死亡させる。同行する部下たちや居合わせた乗客には、それはまるで突然の心臓発作で死亡したようにしか見えなかった・・・ "仕事"を終えた女性は、フランス・パリに住むクライアントの"グランパ"を訪ねた。彼女の名はエバ・クルーグマン。ペンダントに仕込んだ針を武器に、証拠を残さず殺しであることすら気付かせないうちに標的を仕留める凄腕の女殺し屋である。相変わらず鮮やかな彼女の手並みに感嘆する"グランパ"だが、幹部の死がエバによる殺しだと察したニューヨーク・マフィアが彼女を捜し回っているとの情報を掴み、ほとぼりが冷めるまで身を隠すよう促す。だが、エバは自分を殺せるような相手がいるとしたらどこに隠れてもムダだとあくまで冷静だった。"グランパ"はそんな彼女の姿を見て、とある殺しのプロの男を思い出す。感情に流されることなく機械のように仕事をこなすそいつの名はゴルゴ13。"グランパ"はエバとゴルゴ13にどこか同じ匂いを感じ取っていた。一方、その名を聞いたエバは微かに表情を変える・・・ エバを始末しようと躍起になるニューヨーク・マフィアの幹部会は、ゴルゴ13に彼女の抹殺を依頼することを決定し、命を受けた部下たちがとある夜の森でゴルゴ13と接触する。標的となるエバの顔写真を見せられたゴルゴ13は一瞬表情を変えるが、あくまで冷静に依頼を聞く・・・ 後日。モナコのとあるカジノにいたエバは、そこにゴルゴ13の姿を見つけ、思いがけない再会を喜ぶ。実は、二人は三年半前に出会った間柄だった―――――― 三年半前、洋上を行く豪華客船に偶然乗り合わせていたゴルゴ13とエバ。だが、ある夜、客船内に時限爆弾が仕掛けられたとの一報が入った。ポルトガル・リスボンの警察当局からの情報によれば、犯人はロンドンでの同時爆破テロに関与したテロリストの一人とみられ、リスボンで客船から下りた際に爆弾を仕掛けたが、その後自殺してしまったという。船長たちは乗客を救命ボートで脱出させる一方、船内に仕掛けられた爆弾の捜索に全力を挙げる。一方、ゴルゴ13とエバは「荒れた海にボートを漕ぎ出すのと、時限爆弾を抱えた船に残るのと、大して変わりはない」と船内に残っていた。やがて、客室の一つで時限爆弾らしきものが発見されるが、爆弾は10分後に爆発するようセットされていた。ゴルゴ13は自ら起爆装置の解除を買って出るが、エバも「もし失敗したときに一人でも道連れがいないと寂しいと思って」と現場に立ち会う。そして、爆発まで残り2分を切った頃、ゴルゴ13は起爆装置の解体を見事成功させたのだった。「私・・・自分と同じ匂いを持った男に会ったのは初めてなの・・・」改めて対面したゴルゴ13とエバはその夜、お互いの"血の臭い"に惹かれ合うようにベッドで熱い一時を共にしたのだった。 ――――――そして現在。寝室で三年半前のあの夜と同じようにベッドを共にした二人。二度目の偶然の再会を喜ぶエバだったが、ゴルゴ13は「いや・・・偶然じゃない」と呟き、「じゃあな、エバ」と言い残して去っていった。相手が知らないはずの自分の名前を知っていたのを見たエバは、彼こそがゴルゴ13だと察し、自分の置かれた運命を悟って目を閉じるのだった。「さようなら、私の男・・・さようなら、ゴルゴ13・・・」 その後、再びパリの"グランパ"を訪ねたエバはしばらく仕事を休むことを告げ、去り際に首に提げていた仕事道具のペンダントを下水口に投げ捨てていった。 エバは数年ぶりに故郷の島に戻り、殺し屋ではない一人の女性として一時を過ごす。浜辺に憩い、坂道で子どもたちと縄跳び遊びに興じる・・・・・・浜辺で顔馴染みの漁師と会ったエバは言う。「またすぐに旅に出るわ・・・遠いところへ・・・」 その日の夕刻、夕暮れの海を走る一艘のモーターボート。その窓ガラスには弾痕が・・・運転席には銃弾を受けて突っ伏したエバの姿があった。彼女の亡骸を乗せたまま走り去っていくボートを、彼のスコープは静かに捉え続けていた――――――○○○○○○ 原作のゴルゴ13シリーズには、ゴルゴ13と彼に縁を持つことになった女性たちのエピソードがいくつかありますが、その中でも凄腕の女殺し屋とゴルゴ13の刹那的な出会いとプロ故の哀しい結末を描く本作は最も評価の高いエピソードの一つです。それだけに今回のアニメ化はある意味当然であると共に、その出来がどうなるかが大いに注目でもありました。 総じて言えば、やはり尺の都合等により原作の雰囲気を完全に出せてはいないものの、要所はきっちりと押さえた良作に仕上がっています。最後のシーンで原作にはない「遠いところへ旅に出る」というエバの台詞を入れてアニメ版なりの寂寥感を出しています。ただ、原作のラストではエバの亡骸を乗せたボートをゴルゴ13のスコープがずっと捉え続けている画が本作の哀しい余韻をさらに引き立てていますが、アニメ版では少々あっさり気味だったのがちょっと残念かも。 エバの"仕事"の描写についてはかなり端折った描写になっており、アニメ版では原作冒頭での飛行機内でのKGB工作員殺しとその後のニューヨーク・マフィアのボス殺しを一つにまとめた展開になっています。また、原作で彼女にマフィア殺しを依頼する男・グラントがアニメ版では"グランパ"という名前でエバの後見人的な人物として登場しています。そういえば、エバの殺しの手口は後頭部のうなじに細い針を刺して延髄を突き心臓発作死に見せかけるというものですが、ゴルゴ13シリーズではこの手の殺害方法が時々出てきますね。 ちなみに、豪華客船での時限爆弾の話ですが、容疑者がロンドン同時爆破テロ絡みになっているのが2008年設定ならではのアレンジでしょうか。また、仕掛けられていた爆弾も原作ではダイナマイトを束ねて時計式の起爆装置と一緒に箱に入れたよくありがちな代物ですが、本作ではガスボンベか何かを改造したでっかい爆発物になってました。 今回エバを演じたのは田中敦子。『攻殻機動隊』の草薙素子役や『Fate/stay night』のキャスター役等でお馴染みの方ですが、今回はどこかゴルゴ13と同じものを持ち、故に彼に惹かれる女殺し屋エバを見事に好演していました。しかし、「3年と6ヶ月と15日ぶり」って細かい覚え方はどこのノインさんかと(爆) そして何よりも・・・田中敦子のエ○声キタ━━━(・∀・)━━━!!!! (笑) まぁ田中敦子の場合、洋画の吹き替えとかでもそっち系の演技はされてるようなので、YouTubeで一頃話題になった某アニメでの釘○理恵の○ロ声に比べたらインパクトは低いんでしょうけどね(爆) 原作ではエバのベッドシーンは吹き出しの台詞等を入れずに画だけでイメージ的に表現していたので、アニメ版でも原作を踏襲して声なしでやるのではとか予想してたんですが、きっちり声付きで映像化してくるとはテレ東恐るべし・・・(笑) ちなみに、田中敦子繋がりで『攻殻機動隊S.A.C.』シリーズで荒巻大輔を演じた阪修も船長役でちょこっと出演しておりました。
2008.07.21
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単行本第6集豪華版の発売に合わせて19日のビッグコミックオリジナル誌に巻頭カラー掲載となった今月の漫画『PLUTO』(浦沢直樹/手塚治虫)はAct.56『破壊の数式の巻』。19日にポケモン映画を見てから本屋で単行本第6集を確保するついでにチェックしてきました。 一度は公に死亡したと発表されたこともあってか、科学省によって厳重に隠蔽されたアトムの復活。しかし、本当に正常な状態で再起動したのかどうかはお茶の水博士にすらわからない・・・一方、科学省から姿を消した天馬博士はベルギーにて例のブラウ1589と対面し、アトムが目覚める直前に受信した外部からの"何か"を探ろうとするが・・・ その頃、エプシロンの死によって世界の7大ロボットをついにすべて打倒したと快哉を叫んでいたのは、"Dr. ルーズベルト"および彼をブレーンとする人物、即ちトラキア合衆国のアレキサンダー大統領だった。かの第39次中央アジア紛争に端を発する一連の物語は、自国の永遠の繁栄のために旧ペルシア王国を利用してトラキア国が仕組んだのか? この辺は何というか現実のイラク戦争に対する批判臭くもありますが・・・後は"生き証人"たるダリウス元国王さえ片付けてしまえばと目論む彼らですが、その足下では何やら不気味な破滅への足音が・・・? そして、アトムが突然部屋の壁に殴り書き始めた大量の数式。それは恐るべき超兵器"反陽子爆弾"の製法だった!? SF系ガジェットとしての"反陽子爆弾"は、一昔前まで地球を一瞬で消滅させる破壊力を持つ恐怖の最終兵器としていくつかの作品に登場していたように記憶しています。有名なところでは手塚治虫の『W3(ワンダースリー)』や横山光輝の『マーズ』、また『鉄腕アトム』原作でも『コウモリ伯爵の巻』に登場するペダン博士が反陽子爆弾の開発に取り組んでいた描写があります。ただ、気になるのはその反陽子爆弾の数式のデータの出所がどうも亡きゲジヒトの記憶らしいという点。奇しくも単行本第6集に収録されているAct.41で"Dr.ルーズベルト"はゲジヒトを「今までで一番強力な大量破壊兵器」と評していましたが、それはこの最終兵器(のデータ)の存在を踏まえてのことなのか・・・? しかし、浦沢先生の『21世紀少年』でも"反陽子爆弾"が登場するそうですが、いよいよ最終章の『PLUTO』にまでそんな大風呂敷広げて大丈夫ですか浦沢先生(苦笑)<今回のより詳細なレビューをご覧になりたい方は、当店のPLUTOコンテンツ"Branch of MOST"までどうぞ(^^)>*注:ブログよりレビューのアップが遅れる場合があります
2008.07.21
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<←瀬戸内海を行く輸送艦『しもきた』の艦橋後部。快晴に恵まれてよござんした♪> 昨日19日と本日20日に広島湾にて開催された海上自衛隊呉地方隊の2008年度展示訓練。管理人は本日20日の本訓練を見物してきました。 前日に東シナ海で台風発生との報が流れ、まさか去年みたいに土壇場で台風接近で中止!?と一瞬気を揉みましたが、幸い台風は東シナ海に消え、快晴のうちに本日を迎えることができたのでまずは一安心。聞けば、昨日19日の事前訓練では終わり間際に雨に見舞われたそうですが、本日は終日快晴に恵まれ、念入りに日焼け止めを塗ったにも関わらず多少日焼けしてしまいました(苦笑) 管理人は早朝0600前に西条を出発して一路松山へ。乗艦場所となる松山外港第1埠頭には0700過ぎに到着し、臨時駐車場に車を入れてシャトルバスで岸壁に向かうと、今回管理人が乗艦する巨大な輸送艦『しもきた』(LST4002)がでーんと待ち構えておりました(笑)岸壁では自衛隊愛媛地方協力本部と陸自第14旅団第14特科隊および第14高射特科中隊の広報が展開しており、FH-70や93式近SAM等も展示されていました。 しばし待つ間に、同じく『しもきた』に乗り込むGONG00さんとOZさんが到着。管理人は終日お二人と共に行動することにして一緒に乗艦しました。車両甲板でLCACを少し見てからエレベーターで飛行甲板に上がり、課業開始の自衛艦旗掲揚を眺めるなどして出港までの暇潰し。そういえば、自衛艦旗掲揚を生で見たのは2000年の自衛隊観艦式以来です。 そして、『しもきた』は定刻通り0900頃に松山を出港して瀬戸内海へと船出しました。 今回の参加艦艇および航空機は以下の通り。今回も何というか必死になって参加艦艇を掻き集めたという印象が・・・(苦笑)個人的には『さざなみ』(DD113)が見たかったです。<艦艇>*護衛艦隊第4護衛隊群 DDH142 ひえい(第4護衛隊) DD105 いなづま(第8護衛隊)*護衛艦隊第1護衛隊群 DD108 あけぼの(第1護衛隊)*護衛艦隊第12護衛隊 DD129 やまゆき DD131 せとゆき*護衛艦隊隷下部隊 LST4002 しもきた(第1輸送隊) LCAC2103/2104 エアクッション艇3号/4号(第1エアクッション艇隊)*しもきた搭載艇 ATS4202 くろべ(第1海上訓練支援隊)*潜水艦隊第1潜水隊群 ASR403 ちはや(第1潜水隊群直轄) SS596 くろしお(第5潜水隊)*呉地方隊 MSC675 つきしま MSC676 くめじま MSC677 まきしま(第42掃海隊) AMS4304 げんかい(呉警備隊佐伯基地分遣隊)*海上保安庁第6管区海上保安本部 CL24 あきかぜ<航空機>*航空集団隷下部隊 ロッキード・マーチンP-3Cオライオン(第1航空群第1航空隊) 新明和工業US-1A(第31航空群第71航空隊) シコルスキーSH-60Jシーホーク(第22航空群第24航空隊) ホーカー・ビーチクラフトTC-90(徳島教育航空群) 富士T-5(小月教育航空群)*航空自衛隊 マクダネル・ダグラスF-4EJ改ファントムII(第5航空団第301飛行隊)*海上保安庁第6管区海上保安本部 MH595 ベル212『せとづる2』 さて、順調に航海を続ける『しもきた』でしたが、その行く手に何やら海霧が・・・これがまた何とも奇妙な霧の出方で、上空はすっきりと見えるものの、海面から一定の範囲だけが濃い霧に包まれて漁船すら遠目では見えないという有様。島の海岸線がまるで判別できずてっぺんだけが浮いて見える姿は何だか蜃気楼のようでした。まぁ霧の僅かな冷気のおかげか艦上は結構過ごしやすかったです。 汽笛を鳴らすこと数回、進むうちに海霧も1000を過ぎる頃には何とか晴れて展示訓練に最適の海面状況となりました。そして、1045頃から艦内に搭載する2隻のLCACの発進展示を開始。ただし、乗艦者は安全確保のため後部飛行甲板から前部甲板へ退避させられてしまい、艦尾に張り付いてLCACの発進の瞬間を撮るという目論見は敢えなく潰えたのでした・・・(苦笑) やがて、海上に宇品・呉・岩国から出港した各参加艦艇が続々と集結し、1200過ぎからいよいよ展示訓練の開始。まずは縦隊に並んだ各艦艇の上空を各航空機がフライパスする飛行展示ですが、圧巻だったのは空自第301飛行隊のF-4EJ改。海面上数十mくらいと思われる超低空飛行で『しもきた』の両舷横をかっ飛んでいって急上昇という機動飛行を披露し、あまりの速さにデジカメのシャッターすら切れませんでした(苦笑) 飛行展示が終わると、艦艇群は折り返しつつ並列縦隊となる編隊航行に移行し、その間隙を縫いつつUS-1Aの離着水、LCACの高速航行、SH-60Jによるフレア発射、海保巡視艇とヘリコプターの高速機動などの各種展示が披露されました。 展示訓練はほぼ予定通り1330頃に終了となり、参加艦艇はそれぞれ帰港の途に。管理人たちは松山帰投まで艦内の食堂でダベりつつ休憩することにしました。艦内では食堂および陸自隊員用の科員室を休憩室として開放するほか、厨房口で飲料類、自販機スペースでアイスクリームの販売が行われ、食堂内では艦の各種グッズ類の販売や非常用糧食(戦闘糧食I型)の展示が行われました。他にも甲板上でラッパや手旗の披露とかもありましたが、出港から4時間以上も暑苦しい甲板上でウロウロしていた管理人たちには涼しい食堂から動く気力はもう残っておりませんでした(爆) そして、『しもきた』は1545頃に無事松山に入港し、管理人たちもここでお別れしてそれぞれ帰投と相成りました。 第4護衛隊群の艦艇がフル参加した2001年の時に比べると物足りなさは否めないものの、とにかく2002年以来6年ぶりの見物ということで充分に堪能させていただいた今回の展示訓練でした(^^) 次は2009年に実施されると思われる自衛隊観艦式を見てみたいですが、休みが合うかどうか・・・
2008.07.20
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本日19日より、2008年劇場版ポケットモンスター『ギラティナと氷空の花束 シェイミ』(湯山邦彦監督)が全国東宝系で公開開始となりました。 今年も大阪ポケモン映画オフ会は実施できそうにない管理人ですが(苦笑)、せめて一度でも見ておこうと思い、早速夜勤明け早々に新居浜TOHOプレックスまで出向いて公開初日の初回上映を押さえてきました。<ストーリー> かつて、アラモスタウンで繰り広げられたディアルガとパルキアの壮絶な戦い。その影響は現実世界と隣り合わせに存在する異次元の空間"反転世界"にまで及んでいた。"反転世界"に住まうギラティナは影響の原因たるディアルガに怒り、とある湖に現れたディアルガを"反転世界"に引きずり込んで襲いかかった! その戦いに巻き込まれて同じく"反転世界"に入り込んでしまったシェイミは、何とか脱出はしたものの、川に流されるなど散々な目に遭った末に、旅の途中でとある街を訪れていたサトシたち一行と出会う。グラシデアの花畑に集まって渡りをするというシェイミの"花はこび"の習性を知ったサトシたちは、シェイミと共にグラシデアの花畑探しに乗り出すことに。だが、そのシェイミを"反転世界"の中から何故かギラティナが付け狙う。さらに、"反転世界"を我が物にしようと企む男・ゼロがハイテク母艦メガリバを駆ってサトシたちの行く手に立ち塞がる――――――▽▽▽▽▽▽ 奇しくも19日は宮崎駿監督の最新作『崖の上のポニョ』も公開初日。両雄相打つといった様相の本日となりましたが、少なくとも初回上映に集まった子どもや家族連れを見る限りではポケモン派が多かったような気がします。 さて、ポケモンアニメ版&劇場版10周年という節目の作品のはずだった昨年の『ディアルガvsパルキアvsダークライ』は自分的にはどうも微妙な出来に感じたのですが、今作はよくまとまった出来だったのではないかというのが正直な感想ですね。 以下、個人的な注目点をいくつか。*コミュニケーションは大切に 今作のメインポケモンその1・シェイミはテレパシーで人間と直接コミュニケーションが取れるキャラ。終始小生意気な言動でサトシたちを振り回しつつも、ラストの別れではちょっとホロリとさせてくれます。 それにしても、ここ最近のポケモン劇場版はテレパシーを使えるキャラが多めな気がするのは管理人だけでしょうか? まぁその方が観客としても感情移入しやすいでしょうし。 ちなみに、シェイミの声は女性活動弁士として活躍する山崎バニラが担当。『ドラえもん』でもジャイ子役で準レギュラー出演しているようです。*フォームチェンジの大安売り いわゆる進化ではなく、状況に応じて姿と能力を変化させる能力を持ったポケモンはデオキシスが最初でしたが、今作ではギラティナとシェイミがそれぞれ2つのフォルムを使い分けるという何だかフォームチェンジの大安売り状態でした(笑) ただし、ゲームでギラティナとシェイミのフォルム変化を見ることができるのは秋にリリースされる『ポケットモンスター プラチナ』だけ。この辺はある意味あざといマーケティング戦略だなぁ・・・ そうそう、今回の劇場観賞特典である『ポケットモンスター ダイヤモンド/パール』へのシェイミの配布は管理人もしっかり確保しました(笑)*見てくれの割りには可愛い声だった(笑) 今作のメインポケモンその2・ギラティナですが、声がどう聞いてもモスラです。本当にありがとうございまs(ry あのおっかない見てくれに可愛いモスラ声ってのは微妙に違和感がありますね(笑) ポケモンアニメ版ではポケモンの声にも一部を除いて声優を起用しており、劇場版ともなると「あのベテラン声優にこのポケモンを演らせるのか!?」と思いたくなるような配役もあったりしますが、特撮映画の怪獣の鳴き声のSEを流用するのは管理人の知る限りでは今回が初のような気がします。・・・と思いきや、ディアルガやパルキアもそれぞれキングギドラとバラゴンの鳴き声がベースになってるようです。何気に東宝怪獣ばかりですが、映画の配給元が東宝だからその意味では別段変ではないですね(笑) 声の配役といえば、今作の主題歌はCrystal Kayが担当していますが、ポケモンセンターのラッキー役で声優出演もしていたのには吹きました(笑)そういえば、主題歌を唄うアーティストが声優としてもゲスト出演するのは第1作『ミュウツーの逆襲』でボイジャーを演じた小林幸子以来ですね。*中身や方法論はともかくポリシーがある悪役はいいものだ 中村獅童が演じた今作の敵役・ゼロ。ギラティナとシェイミの力を利用して"反転世界"を我が物にしようとする若き野心家ですが、その背景には"反転世界"に悪影響をもたらす現実世界への失望感を見ることができます。ポケモン映画に登場する悪役の人間は自分の野心に任せて状況を引っ掻き回す迷惑キャラが多いですが(笑)、今作のゼロは久々に自身のポリシーを感じさせるキャラだった気がします。とはいえ、一面的な思考回路や方法論に関しては同意はできませんけど(苦笑) それにしても、クライマックスでのサトシたちとの戦いでのゼロは完全に目付きがイッちゃってましたな(笑)*相変わらず存在意義のわからない奴 最近のポケモン映画の悪弊の一つとして、"前宣伝では大きく取り上げられていたのに蓋を開けてみたら今一つ存在意義のわからなかった大物ポケモン"がいる点が挙げられますが、今作ではレジギガスがそうでした(苦笑) 前作の映画告知やポスター等ではギラティナやシェイミと並ぶ重要キャラのような扱いだったレジギガスですが、肝心の映画本編では氷河崩壊の危機に何の脈絡もなく突然遺跡から復活してきてマンムーの群れと一緒に氷河を足止めしているだけでした(笑)*そして毎年恒例の最後のオチ 映画のラスト、"反転世界"を飛び出したギラティナは何やらディアルガの気配を察して空の彼方へと飛び去っていきましたが、思えばこれは来年の映画への伏線なのですね。 というわけで毎度恒例、エンディング・テロップ後に流れる来年の映画告知は、ディアルガとパルキアにさらにギラティナを加えた3大怪獣超決戦の予感が・・・というか来年までこのネタで引っ張るのか(爆) さて、最後に余談。大阪のバイオサイエンス研究所チームが、動体視力の優劣に関係すると思われる、視覚情報を脳に伝える働きを持つタンパク質の遺伝子をマウス実験にて発見したそうですが、これに付けられた名前が何とポケモンのピカチュウをもじった"ピカチュリン"。光を発して電気を操り、素早い動きが特徴ということでこの名前になったそうですが、電気や光はともかくピカチュウってそんなに素早さの高いポケモンだったか?(爆)
2008.07.19
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以前にも紹介した伝説の(笑)実写映画版『ゴルゴ13』2作がそれぞれDVDとして10月21日にリリースされることになりました。『ゴルゴ13』(1973年東映/佐藤純弥監督 主演:高倉健)『ゴルゴ13 九竜の首』(1977年東映/野田幸男監督 主演:千葉真一)<上記共に楽天アフィリエイト/S-プレミアムCD・DVD&GAME館> 管理人的には見てくれからして濃すぎる(爆)千葉真一版は正直どうでもいいので、以前TVでちょっとだけ見た高倉健版を全編見てみたいところです。蔦屋でレンタルされるかな? というわけで、今週のアニメ版『ゴルゴ13』の解説をば。〔Target.14:落日の死影〕 原作:リイド社SPコミックス第31巻収録(1976年初出)CAST AX-3:大塚芳忠 アントン・ルーカス:関貴昭 ムルザング:金谷ヒデユキ アメリカ連邦議会上院の情報活動特別委員会は、CIAが数千人を殺傷可能な量の致死性毒物を密かに隠し持っていることを記者会見で公表した。この毒物はある特定の貝毒とコブラの毒素を主原料としたもので、ごく少量で人を死亡させることができ、解毒方法も見つかっていないという。この事案は化学兵器禁止条約への明らかな違反であり、上院は本格追求に乗り出すことに。 一方、その毒物を製造する組織をコントロールしていた黒幕の人物は、議会の追求が他方面に及ぶのを警戒して毒物の製造工場を研究者共々消去することを決断する。だが、その毒物工場の所在地はエージェントにすら隠蔽されており、黒幕は外部のプロを雇って工場の所在地を突き止めさせた上で始末させようと計画する・・・ 朝を迎えたパラオ諸島のとある島。その売春宿の一つで娼婦と一夜を過ごしたゴルゴ13の姿があった。娼婦曰く、昨夜相手にした客も自分相手にイカなかったそうで、同じように冷たい目付きでほとんど話をしなかったという。ゴルゴ13は彼女にマヌという男について尋ねるが、娼婦の昨夜の客も同じ男について訊いてきたらしい・・・ 宿を後にしたゴルゴ13はマヌが出入りしているというバーを訪れ、求職中の薬学者と称してバーテンダーから情報を集める。この島にはパパイヤから抽出されるタンパク質分解酵素であるパパインを製造する工場があり、そこで多くの薬学者を雇っているという。だが、その工場の経営者はほとんど人前に姿を見せない謎の人物らしい。店を出たゴルゴ13はちょうど店に居合わせたマヌから接触され、自分の紹介で件の化学工場に就職の世話をしてやると持ちかけられる。マヌ曰く、さっきも同じく薬学者だという男を紹介したばかりらしい。 そして夕刻、ゴルゴ13はマヌから紹介されたムルザングという人物の屋敷を訪ねるが、屋敷の番犬はすでに何者かに射殺されており、当のムルザングも室内で縛り上げられていた。ゴルゴ13はムルザングを拳銃で脅して工場の経営者に自分を薬学者として紹介させる。その夜、パパイン製造工場に案内されたゴルゴ13は経営者のアントン・ルーカスに接見し、宿舎に案内されて一泊することに。だが、アメリカでの例の疑惑報道を機にアントンはスパイの潜入を警戒し、ゴルゴ13と先に迎え入れた人物を寝室の監視カメラで監視していた。ゴルゴ13はその監視の目をかいくぐって宿舎を抜け出し、経営者の屋敷へと潜入する。ところが、そこにはすでに先客が侵入していた。工作員らしきその男はアントンの両脚をサイレンサー拳銃で撃ち、毒物工場がラパロ島という島の洞窟内にあることを白状させる。 ベランダにいたところを警備員に見咎められたゴルゴ13は拳銃で応戦、騒ぎを聞き付けて表に出てきた先客の男と対面する。男はアントンの屋敷に手榴弾を投げ込んで爆発させるが、ゴルゴ13も工場の各所に設置していた時限爆弾を作動させてあっと言う間に工場を炎上させ、その場から姿を消す。 パパイン工場を壊滅させた後、例の工作員の男はラパロ島に向かうべく地元の漁師からカヌーを借り受けるが、漁師曰く、一時間前にも別の男が仲間の漁師からカヌーを借りてラパロ島に向かったという・・・ 深夜のラパロ島にカヌーで潜入した工作員の男。だが、洞窟を進んだ彼は、先に潜入した何者かによって見張りが喉を切られて死んでいるのを見つける。そのまま洞窟内の工場に辿り着いた男は居合わせた警備員たちを拳銃で射殺するが、非常ベルを押そうとした最後の一人を岩陰に潜んでいたゴルゴ13がM16A2で仕留めた。改めてゴルゴ13と対峙した男は、依頼人こそ違うが共にこの毒物工場の殲滅を依頼されていると見抜き、お互い敵対関係になる必要もないならプロ同士それぞれ勝手にビジネスに入ろうと提案、共に夜明けを待つ。 そして早朝、ゴルゴ13と男は姿を見せた工場の技術者たちを次々にライフルで射殺、飛び出してきた警備員たちも銃撃と手榴弾で悉く排除し、各所を爆破して任務を完了した。二人の破壊活動によって工場内に集められていた大量の毒蛇や毒虫たちが溢れ出しており、二人は集られるのは面倒とばかりに島からの脱出を急ぐ。 かつて太平洋戦争の激戦地だったという島の洞窟内には多数の日本兵の遺骨が散乱していた。上陸した入り江の海岸に戻ってきた男は、岩陰で喉に銃剣を突き刺して自決した日本軍将校の白骨化した亡骸を見てふと呟く。「どうせ俺たちのビジネスはロクな死に方をしないだろうが、願わくばこうして誇り高く死にたいものだ・・・はは、くだらない感傷ってやつかな」ゴルゴ13は冷ややかに応じる。「だろうな・・・蛇の死体も犬の死体も、人間の死体も、皆同じはずだ」男は自分たちのビジネスでは人間以外の死体は金にならないと言うが、ゴルゴ13は返す。「女の髪のピンを吹っ飛ばすだけで金になるということもある・・・スナイパーならな」 衛星携帯電話で依頼人に仕事の完了を報告する男を尻目に、早々に島を去ろうとするゴルゴ13。ところが、"AX-3"のコード名で呼ばれるその男に、依頼主は倍額の報酬を示してアメリカ側が送り込んできた工作員の始末という新たな依頼を出してきた。それが目の前の相手だとすぐに悟った"AX-3"は、プロ同士の哀しい宿命を実感しつつゴルゴ13と対峙する。お互い、ライフルに残した弾は1発のみ。先に動いた方が負ける・・・ 海からは満潮で潮が上がり、背後の洞窟からは工場から湧いて出た毒虫の群れが迫る中、両者はその場から一歩も動かず半日以上に渡ってお互いの隙を読み合う。やがて夕刻が迫り、潮が干潮になり始めた頃、洞窟からコウモリの群れが飛び出したその時、ついに両者が動いた! お互いが放った最後の一発がそれぞれの肩口を掠める。横っ飛びに伏せたゴルゴ13は将校の亡骸が持っていた銃剣を取って投げ、拳銃を抜こうとした"AX-3"は喉に刃を受けて斃れた。「銃では、互角だった・・・銃では・・・」そう呟いて息絶えた"AX-3"の最期を見届け、ゴルゴ13は島を後にする――――――○○○○○○ ゴルゴ13シリーズにおける"プロ同士の対決編"の中でも屈指の傑作と評されている本作。原作ではCIAが禁止された毒物兵器を秘密裏に隠し持っており、西側陣営がゴルゴ13を雇って毒物工場の破壊を依頼したのに対し、同じく毒物兵器の供給を受けていた東側陣営も独自に工場を破壊すべく工作員"AX-3"を送り込むわけですが、CIAが毒物を違法保有していたという設定はアニメでもそのまま踏襲されている一方、"AX-3"を送り込んだ依頼主の正体は明らかにはなっていません。ただし、作中ではアメリカだけでなく中東にも毒物を供給していたことを示唆する台詞があるほか、"AX-3"の武器をロシア製にすることでその背後関係が原作通りであることをイメージさせる演出になっています。ちなみに、原作の舞台はミクロネシアですがアニメでは何故かパラオになっています。 なお、その"AX-3"の武器ですが、原作ではS&W系っぽい自動拳銃とM1カービンでしたが、アニメではAK74とマカロフPbを使用。Pbは旧ソ連軍の制式拳銃であるマカロフことPMを改造した特殊部隊向けサイレンサー拳銃で、こんなマニアックな代物を出してきた辺りに原作へのオマージュと考証の細かさを感じます。 ところで、工作員が名乗る"AX-3"は依頼主との通信時のコード名で(原作では本名は明らかになっていない)、アニメ版では第1話『AT PIN-HOLE!』のジェイク・クエード(原作ではフリッツ・スタイン)みたいにオリジナルの本名でも付けるかなと密かに期待してたんですが、結局原作そのままに"AX-3"のままでした(笑) 本作の見所は何と言っても、その道のプロとして双璧を成すゴルゴ13と"AX-3"の姿でしょう。依頼主こそ違うものの同じ依頼を受け、同じようなペースで敵情を探って潜入し、偶然にも相対するもののお互いに介入せず勝手に仕事を進めようということで結果的に図らずも共闘する形となるも、最後はプロ同士の命がけの対決に臨むことになるという皮肉めいた展開に。射撃の腕もほぼ互角で、おまけに買った娼婦も同じならベッドでの女性の扱い方まで同じという・・・(笑) 一方で、微妙に異なるゴルゴ13と"AX-3"のプロとしての矜持・・・いつ死んでも不思議でない稼業故にか"誇り高き死"にどこか憧れを抱いている風の"AX-3"に対し、どんな死体だろうとそれ以上の認識を持たず、感傷や誇りといった主観に流されることなく粛々と仕事を遂行するゴルゴ13。ラスト、お互い銃撃ではケリを付けられず、拳銃を抜こうとした"AX-3"に対してゴルゴ13が咄嗟に銃剣を手にして仕留める結末も、プロとしての"生"や"死"への僅かな考え方の違いが二人の明暗を分けたといえるでしょう。 アニメ版の都合で尺は短くされているものの、二人の哀愁と緊迫感溢れるやり取りが原作そのままに描かれていたのは非常に良かったです。 ちなみに、今回"AX-3"を演じたのは大塚芳忠。最近では『仮面ライダー電王』のデネブ役でのおとぼけな演技が印象に残っていますが、今回はゴルゴ13と双璧を成すプロをシブく演じてくれました。 あと、個人的に気になったのが工場の連絡要員であるムルザング役。かつてフジテレビ系の『タモリのボキャブラ天国』の芸人コーナーにて替え歌ネタで人気を博した"地獄のスナフキン"金谷ヒデユキがチョイ役ながら見事に好演しておりました。現在の金谷氏はお笑い芸人から卒業してミュージシャンとして活動しているほか、最近では81プロデュースにジュニア所属して声優としても活動の幅を広げているようです。
2008.07.14
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今月24~27日、静岡県の鈴鹿サーキットにて毎夏恒例の『コカ・コーラゼロ 鈴鹿8時間耐久ロードレース第31回大会』が開催されます。 近年の鈴鹿8耐といえば、2003年の『仮面ライダー555 Honda』以来、その年放映の仮面ライダーのタイトルを冠したホンダのワークスチームが毎年参戦しています。しかし、今年は場内イベントとして仮面ライダーキバの登場がアナウンスされている一方、現時点で出場エントリーの中にキバの名前を冠したチーム名はありません。例年なら6月中には参戦発表会があるはずですから、今年は残念ながら参戦なしとみてよさそうです。 これまでの総合成績を振り返ると、2003年の『555 Honda』10位、04年の『仮面ライダー剣 Honda』4位、05年の『仮面ライダー響鬼 Honda』5位、06年の『仮面ライダーカブト Honda DREAM RT』および昨年の『仮面ライダー電王 Honda DREAM RT』6位と、毎回優勝を期待されながら中盤前後の成績に甘んじているのは否めず、この辺も今回参戦がない理由かもしれません。 ちなみに、例年仮面ライダーチームのライダーとして参戦していた徳留和樹・山口辰也の両選手ですが、今回は徳留選手はDREAM Honda Racing Team 11の第3ライダー、山口選手はモリワキMOTULレーシングの第1ライダーとして出場するようです。【第24話 皇帝・ゴールデンフィーバー】 22年前。ゆりを独占しようとする次狼=ガルルに襲われて川に沈んだ音也。川岸に打ち上げられた彼を偶然通りかかった伸二と涼子が見つける・・・ 変わって現在。病室で年老いた涼子を介抱する伸二だが、医師からは彼女に回復の見込みがないと告げられ、彼の表情は冴えない・・・ 一方、『カフェ・マル・ダムール』では深央が渡、恵と共に無事モデルの仕事を終えたことを祝う。すっかりいい雰囲気の渡と深央を気遣って、恵は笑顔で席を外してやるのだった。 22年前。オープンカフェに呼び出されたゆりを待っていたのは力だった。拡声器片手に大仰な言い回しで愛の言葉を喋りまくる力だが、ゆりは呆れると同時にそれが音也に吹き込まれたものだとすぐに見抜く。音也を探そうとするゆりだが、そこに現れた次狼は消えた男のことなど忘れろと冷ややかに言う。自分を愛している音也が消えるわけがないと反論する彼女に対し、音也はファンガイアに殺されたと次狼は言うが、ゆりは信用せず次狼に詰め寄る。しかし、次狼はゆりに当て身を食らわして気絶させると、「紅音也のことなどすぐに忘れさせてやる」と言って彼女を拉致してしまう。 その頃、伸二と涼子に助けられた音也は伸二のアパートで息を吹き返していた。自宅に戻ろうとしていた伸二だったが、その前に"クイーン"こと真夜が立ち塞がる。おまえが神に殺されるまで逃げ切ってみせると言う伸二に対し、真夜は例え自分が死んでも次の"クイーン"が貴方を殺すと言い放つ。伸二はグリズリーファンガイアに変貌して挑もうとするが、そこへ現れた音也は真夜がファンガイアに襲われていると思い込んで自転車を投げ付け、ファンガイアは逃走。一見、白馬の王子が現れてか弱い女性を助けたといったところだが、仕事を邪魔された格好の真夜は大笑いしつつも言い寄る音也に「ほんのお礼よ」とビンタを一発食らわして去っていく。ますます彼女に興味を持った音也は後を追おうとして、自分を探していた力と遭遇することに・・・ 現在。深央と渡の親展ぶりに興味津々の健吾は渡に根掘り葉掘り聞こうとする。そんな中、余命幾ばくもない涼子を思う余り、伸二がまたも宝石店から指輪を盗んでしまった。逃げる伸二は追う名護と健吾に囲まれてグリズリーファンガイアの本性を現し、二人を蹴散らして逃げ去る。その様子を目の当たりにした渡は、涼子が入院している病院を訪れて伸二から事情を聞くことに。涼子に自分がファンガイアであることを隠しながら22年間ずっと一緒に暮らしてきた伸二だが、涼子のために何をすればいいのかわからず迷っていた。と、そこへ無理してベッドから出てきた涼子は二人の会話を聞き、22年前に二人で一緒に植えたネムノキを見たいと伸二に頼む。二人を思い出の地へ連れて行ってやろうとする渡だが、そこへ新たに弁当屋でアルバイトを始めた深央が配達用の車で通りかかり、渡は二人を連れて行くため深央に頼み込むことに・・・ 22年前。ゆりを拉致した次狼は何処かの森の奧へと彼女を連れて行き、そこで二人で暮らそうと告げるが、どうしても自分を受け入れてくれない彼女に苛立ちを募らせていく。そこへ二人の居場所を突き止めた音也が駆け付けた。音也がまだ生きていたことに激昂した次狼はゆりの目の前でガルルの本性を現し、ゆりを助けようとする音也を容赦なく叩きのめす。ゆりはそんな音也を必死に庇い、「私はこの男を、紅音也を愛している!」とついに自分の本心を叫ぶ。動転したガルルは自分のものにならないならとゆりを殺そうとするが、結局手を下すことはできず、次狼の姿に戻って去っていった。一方的に叩きのめされた音也だったが何とか無事で、ゆりは彼を抱き締めながらお互いの無事を喜び合うのだった。 現在。渡と深央が見守る中、伸二は涼子を背負って山中にある思い出のネムノキを訪れた。すっかり大きく育ったネムノキを見上げながら、伸二は自分がファンガイアであることを明かそうとするが、涼子はすでに彼の正体を知っていた。そして、涼子は伸二にこれまでの22年間を感謝し、彼の背中で静かに息を引き取る。 ついに訪れた妻の死に打ちひしがれる伸二の前に名護が現れる。伸二は悲しみに引きずられるようにグリズリーファンガイアとなり、イクサに変身した名護と壮絶な戦いを繰り広げる。両者の戦いに巻き込まれそうになる渡と深央だったが、その時、倒れ込んだ深央の掌に一瞬何かの紋章が浮かんだ。それを見たグリズリーファンガイアは渡たちに騙されていたと思い込んで深央に襲いかかる。何とかファンガイアを止めようとする渡だったが、聞く耳を持たない相手に深央が痛め付けられるのを目の当たりにしてキバに変身。しかし、グリズリーファンガイアの圧倒的なパワーに手も足も出ない・・・ その時、キャッスルドランの奥深くでポーカーに興じていた次狼たち3人は突然城内が鳴動したのに気付く。それはキバの感情に呼応し、キバの真の力を覚醒させる力を持つ魔皇竜タツロットの目覚めの合図・・・「じゃっじゃーん! ドラマチックにいきましょー!」「びゅんびゅんびゅんびゅんびゅーん! テンションフォルティッシモー!」かくて、ハイテンションな声と共にキバの元へと飛来したタツロットはキバの身体を拘束する"カテナ"を断ち切って左腕に合体。キバは無数の金色のコウモリを纏いながら究極の姿・エンペラーフォームへと変貌した! エンペラーフォームとなったキバはグリズリーファンガイアを圧倒、最後はエンペラームーンブレイクでトドメの一撃を浴びせる。だが、キバがふと気付いたとき、深央の姿はどこにもなかった・・・ 思い出のネムノキを背に眠る涼子の亡骸。そこへ断末魔の伸二が這いずりながら寄り添う・・・「これからも、ずっと、一緒だ・・・」かつての妻の笑顔を思い起こしながら、彼女の手に自分の手を重ね合わせた伸二はついに力尽き、破片となって大地に還っていく・・・ だが、その様子をどこか冷ややかな表情で見つめつつ去っていく深央の姿が――――――□□□□□□ 今回のキバットバットIII世の蘊蓄は、過去編で伸二と涼子が植えていたネムノキについて。夜になると葉を閉じる就眠運動をすることで知られる植物ですが、同じく葉に刺激を与えると閉じることで知られるオジギソウもマメ科ネムノキ亜科です。なお、ネムノキの葉は触っただけでは閉じません。 ネムノキといえば、おしべがハケのように発達したぼんやりした淡紅色の花が印象的。管理人は本日親父と一緒に所要で松山まで出かけてきたのですが、旧丹原町と東温市を結ぶ桜三里の道端にはあちこちにネムノキの花が咲き誇っておりました。 さて、過去と現代に跨る3つの恋愛譚がひとまずの決着を見ることになった今回。余命幾ばくもない妻・涼子のために何をしてやればいいのかわからず、宝飾品ばかりを求めて強盗犯に身を堕としていた現在の伸二。しかし、彼が人外の存在であることをすでに知っていた(というか22年間も外観が変わらないならおかしいと考えるのが普通だな)涼子が望んだのは、22年前に二人で植えた思い出のネムノキをもう一度一緒に見ることでした・・・上でも書いている通り、ちょうど今がネムノキの花が咲く頃ですが、作中では撮影時期の都合か花を付けていなかったのはちょっと残念かも。 渡たちの助けによって最後の望みを叶えた涼子は静かに息を引き取り、伸二はその後を追おうとするかのようにグリズリーファンガイアとして荒れ狂い、さらに些細な"誤解"によって深央にまで牙を・・・結局、渡ができたのはキバの真の姿たるエンペラーフォームを以て彼に最期の冥りを下すことだけでした。 人間とファンガイアという本来相容れない種族の愛が行き着いた一つの帰結である伸二と涼子の物語。この二人が報われなかった例だとするならば、逆に報われる例となりうるのは・・・? 案外早い登場のような気がするキバの究極形態・エンペラーフォーム。しかし、あまり格好良く見えないのはあの面構えとやたら金ぴかでマントまで羽織った外観だからか(苦笑)ちなみに、公式サイトの解説によればキバの鎧は本来はファンガイアの"皇帝"たる存在のために作られたものだそうで、つまりこれはキバと対を成すファンガイアのラスボスへの伏線? エンペラーフォームの発現役となる新キャラ・タツロットの声を演じるのは石田彰。しかし随分とはっちゃけたキャラのようで(笑)しかし、気になるのはキャッスルドラン内にいる次狼=ガルルたちがタツロットの存在を知っているのに、彼らの主ともいえるキバットバットIII世は「誰?」と首を傾げていた点。もしかしてキバットがキバのエンペラーフォームを見たのは今回が初なのか? 一方、過去と現在の主人公サイドの恋愛模様はどちらも一応形にはなったものの、双方すでにあからさますぎるほどの悲恋フラグが・・・(汗) 過去編ではついに相思相愛となった音也とゆり。まぁあれですね、一見鬱陶しいヘンな奴ほどやがて気になってくるというこの手の恋愛話ではお約束のパターン(笑)逆に言えば、急接近する二人に焦った次狼が第21話からあの手この手で起死回生を図ろうとして最終的に自ら盛大に墓穴を掘った格好でもあります。打ちひしがれた恋愛の敗北者・次狼は独り何処へ行くのか・・・ しかし、視聴者的視点では音也とゆりがこのままハッピーエンドにはならないのはすでにわかっている話。次狼との三角関係がひとまず決着した今、恋多き男・音也の興味を少しずつ引き始めたらしい真夜の存在が二人の関係をどのように変えていくのかが今後の注目点ですね。しかし、ゆりに片思いしちゃった力=ドッガはこれからどうなるのやら・・・ 他方、現在編ですっかりいいカップルになったと思われた渡と深央ですが、こちらにも皮肉な運命の足音が・・・グリズリーファンガイアを"誤解"させた彼女の掌に浮かんだ紋章、それは"クイーン"たるファンガイアの証!? 過去編の真夜曰く、"クイーン"の力は世代を超えて受け継がれていくようで、予想通り深央がその"クイーン"たる者ということになるようです。今回のラストでの深央の冷ややかな表情を見る限り、彼女の中で徐々にファンガイアの側面が覚醒しつつあるのか? 渡にとっては"ルーク"に続いて心理的に最もイヤな形で上級ファンガイアと接した形になってしまうわけですが・・・ こうして見ると、過去編・現在編共に"クイーン"=ファンガイアと人間の禁断の愛を裁く役割を担うという点が物語のカギになってきそうですね。
2008.07.13
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<←管理人の元に帰ってきた乗艦券2枚と戦死公報18通(笑)去年よりは運が上がったか?> 気が付けば実施まで後一週間に迫った海上自衛隊呉地方隊展示訓練。管理人は先月、総計20通の往復ハガキによる梯団を編制して果敢にも乗艦券確保作戦を決行しましたが、今月初旬から逐次戦果報告が届き始め、本日すべての結果が出揃いました。当選:20日松山出港 輸送艦『しもきた』(LST4002) 乗艦1名 2枚戦死:18枚キタ━(・∀・)━(∀・)━( )━(・∀)━(・∀・)━!!!! 思えば、去年は月末ギリギリまですべての当落がわからず焦りましたが、今年は最初に返ってきた1枚で早くも本命(20日松山出港の艦)を引き当ててしまいました! なお、その後18枚まとめて戦死公報(落選)が届き、本日最後の1枚が当選となって返ってきたわけですが、それも同じ20日松山出港だったのでした。 ちなみに、去年の落選ハガキは抽選結果だけを伝える文面でしたが、今年のは呉地方総監部での艦艇一般公開やイベント情報、呉の『てつのくじら館』(海上自衛隊呉史料館)の案内情報も一緒に記載されています。 なお、乗艦場所は松山での海自艦艇広報ではお馴染みの場所である松山外港第1埠頭です。呉地方隊展示訓練で松山から出港があるのは久々らしいですが、よく考えると松山におおすみ型輸送艦が来港するのは今回が初めてのような気がします。おおすみ型は乗艦見学では呉等で何度か乗ったことがありますが、動く艦に乗るのは初めてなので色々と楽しみです。LCACの発進展示も間近で見られるチャンスかな? ちなみに、今回の呉地方隊展示訓練の参加艦艇についてはまだ判然としませんが、現時点でのWeb上の情報を総合すると、今回もあちこちから寄せ集めてる雰囲気が・・・(苦笑) 何はともあれ、後は当日の天候さえ晴れてくれれば、昨年の大阪湾展示訓練のリベンジは果たせます(爆) しかし、自分一人で2枚も乗艦券を持っていても仕方がないので、当ブログおよび管理人のマイmixiにて、もう1枚の乗艦券の譲渡先を募集します。引渡は事前に郵送か、または当日松山の現地にて直接渡しになるかと思いますが、どっちにしろ今月20日早朝までに松山まで来ることが可能な方に限ります。 希望される方は、管理人宛てメールフォームから件名を『呉地方隊展示訓練の件』としてお知らせください。なお、希望が複数となった場合、誰にお譲りするかは管理人の胸先三寸です(爆)
2008.07.12
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先月中旬、GAO(米会計検査院)がボーイング社の異議申し立てを事実上支持した米空軍KC-X(次期空中給油機)の選定問題ですが、ついに予想通りの結論に達した模様です。*米空軍の次期空中給油機、再入札。ゲーツ国防長官決断 <Japan Aviation News>(注:Web上のニュース記事のため時間経過により削除される場合があります) アメリカ国防総省はエアバスA330MRTT案を選定した次期空中給油機KC-45の契約を中止し、改めて再入札を行うことを正式に決定しました。国防総省では機種選定作業自体は充分に審査されており、評価のプロセスに問題があったとして12月末をメドに最終決定する模様です。 現用のボーイングKC-135ストラトタンカーの残存機は経年劣化が著しく、早期の後継機導入が求められている中で、総額1,000億ドルに達する一大国防ビジネスの契約が一旦ご破算にされるという異例の展開がついに現実のものとなったわけです。 以前の記事でも触れましたが、今回の事態に至った背景には、アメリカ軍の装備品に関して連邦議会や民主・共和両党に根強いバイ・アメリカン論、即ち『アメリカの防衛・安全保障に関わる航空機は外国製品ではなくアメリカ製の機体であるべき。それは安全保障だけでなく生産ラインが所在する関連自治体の財政や雇用にも寄与し、民間航空機分野でのセールスにも影響する』という考え方が存在していることはまず間違いないといえます。だからこそエアバス案を推しているEADS&ノースロップ・グラマン社は米アラバマ州にKC-45の最終組み立てラインを建設するなどしてこれらの国益擁護論に対抗しようとしてきたわけですが・・・ 何はともあれ、正式に仕切り直しとなった米空軍KC-X。どうなることやら・・・
2008.07.10
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<←フグの卵巣の粕漬けで作った"フグの子パスタ"。見た感じは多少黄色っぽいだけでたらこパスタや明太子パスタと大差ない(笑)> 先日購入したフグの卵巣の粕漬け&糠漬け。糠漬けはしばし冷凍庫で温存して粕漬けからちまちまと消費していますが、単にご飯の友に使うだけでなく料理に活用してみようと思い、早速パスタに使ってみることにしました。 後で調べてみたら、フグの卵巣の糠漬けを扱う一部の販売店ではオススメの応用レシピとしてパスタが紹介されている所がありました。やっぱり似たようなことは誰でも考えるんですね(笑) COOKPADで拾った明太子パスタのレシピを参考に、まずはフグの卵巣の粕漬けを一欠片、電子レンジで加熱してボールでほぐします。後はレモン果汁・マヨネーズ・牛乳を適宜入れて混ぜ合わせ、最後に電子レンジ茹で器で茹でたスパゲッティを絡め合わせて刻み海苔を飾ればあっと言う間に出来上がりです。 見た感じはウニを混ぜたたらこor明太子パスタといった風情ですが、味は当然ながら全然違います。元々卵自体が塩気が強いので、マヨネーズは多くなくてもいいかも。
2008.07.07
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間もなく公開となる劇場版『仮面ライダーキバ 魔界城の王』の主題歌が、相川七瀬によるスペシャルユニット『Crimson-FANG』の歌う『Circle of Life』に決まりました。 相川七瀬といえば2004年の『仮面ライダー剣』で主題歌『Round ZERO』を担当したのが記憶に新しいところですが、今回は育児休業から復帰した彼女の本格復帰作第1弾ということになるようです。【第23話 変奏曲・永遠の逃亡者】 22年前。デートを終えて恋人と別れ、家路に就く一人の女性。だが、その前に"チェックメイト・フォー"の"クィーン"こと真夜が現れた。怯える女性の顔にはファンガイアの証たるステンドグラス様の模様が・・・「わからないわ・・・誇り高きファンガイアでありながら何故下等な人間を愛するのか・・・」真夜は赤い月を背負い、女性の命乞いを無視して冷徹に女性を処刑すると、次の標的を求めて歩き出す・・・『カフェ・マル・ダムール』に帰ってきたマスターの木戸を何やら怖い形相で出迎えたゆりと次狼。だが、それは木戸の34歳の誕生日を祝うためだった。相撲Tシャツやおニャン子クラブのアルバムレコードをプレゼントされて大喜びの木戸。と、そこへ投げやり気味にバイオリンでハッピーバースデーを奏でた音也が、自分ももうすぐ誕生日だから祝えと要求。音也の額を拳でグリグリしたり嫌いな糸コンニャクを口に突っ込んだりと容赦ない次狼。一方、音也がいつも店でオムライスを食べているのを知っていたゆりは・・・ 変わって現在の『カフェ・マル・ダムール』。深央との仲の進展具合を知りたがる恵に、渡は赤くなりつつも逆に恵に彼氏について質問。"頭が良くて運動神経も抜群で顔もスタイルも超イケてて自分の信念を持って生きてる完璧な男"という自分の理想の男性像を語る恵だったが、それを聞いた渡から「名護さんじゃないですか」とツッコまれ、さらにその当の名護が健吾と一緒に来店してきて慌てて顔を隠すハメに・・・ 86年。ラモンと力が営んでいた路上マッサージ屋が無許可営業のため営業禁止処分を受け、行政当局により強制撤去されてしまった。路頭に迷うハメになった二人は、次狼の口添えで『カフェ・マル・ダムール』のバイト店員として働くことになった。すっかり馴染んでいるラモンに対し、力は屈強なガタイに似合わぬエプロン姿で、来店した音也も思わず固まる。一方、ゆりはカウンターで一人何やら料理に励んでいたが、あまり上手くいっていない様子である。 そんな中、店内で待ち合わせをしていた一組の男女のカップル、竹内伸二と涼子。伸二は別れ話を切り出したい様子らしいが、涼子は彼の思いを知ってか知らずかコーヒーに砂糖を2つ入れてやると席を立ってしまう。何やらおどおどしている伸二は彼女の後を追うことも躊躇っているようで・・・ その夜、自宅のアパートに戻った伸二を、先に部屋を訪ねていた涼子が食事の支度をしながら出迎えた。彼女に言わせればまだ伸二とは別れていないらしい。彼女にとっては勇気を振り絞っての訪問だったようだが、伸二は相変わらず優柔不断で、涼子はとうとう痺れを切らして出て行ってしまう。伸二はようやく彼女を追いかけて捕まえ、やっとの思いで一緒にいてくれないかと切り出す。何とかよりを戻せたらしい二人だったが、そのそばを静かに通り過ぎる真夜の姿が・・・伸二はその姿に表情を強張らせる。 後日、何処かの森で小さなネムノキの苗木を植える伸二と涼子。伸二は自分たちがずっと一緒にいることをこの木に誓い、必ず逃げ切ってみせると決意する・・・ 一方、『カフェ・マル・ダムール』ではゆりがオムライス作りに挑んでいたが、出来上がったのはラモンでさえオエッとなってしまうような残骸の数々。ところが、力だけはそのオムライスの残骸を口にして何故か美味いと呟き、ゆりに人懐っこい笑顔を見せるが、ゆりはあまりのギャップに固まってしまうばかり・・・どうやらゆりに惚れてしまったらしい力に、ラモンは告白の台詞を教えてあげようと奮闘、話を聞いた音也もノリノリで「ビーナスでもオチるとっておきの台詞を教えよう」と豪語するが・・・ そんな中、仲良く街を歩く伸二と涼子の後を真夜が音もなく追う。が、そこへ唐突に現れた音也が「やっと見つけた、俺の女神」と真夜に声をかけてきた。思わぬ再会に驚いた真夜はその拍子に伸二たちを見失ってしまい、音也を避けつつそのまま姿をくらます。次狼と共にその様子を見ていたゆりは音也の相変わらずなナンパ癖に呆れ返るが、音也曰く本命はあくまでゆりらしい。そして、呆れるゆりを尻目に音也と次狼はまたも見苦しい取っ組み合いを始める・・・ 現在。表の本業であるモデルの仕事に精を出す恵だったが、一緒に撮影をするはずだったモデルがドタキャンしてしまった。恵はその代役として深央に声をかける。深央は無理だと固辞するが、貴女はまだ自分の魅力に気付いていないという恵の言葉と渡からの励ましを受けてモデルの仕事に初挑戦する。最初は緊張のあまり笑顔が作れない深央だったが、楽しいことを思い出してみてという恵のアドバイスで、端から見守る渡を見ているうちに自然に笑顔になり、恵と共に上手く撮影をこなしていく。 その時、撮影現場に通りかかった一人の男が小道具の真珠のネックレスを引ったくって逃走した。渡は後を追うが見失ってしまい、さらにそこへ突然グリズリーファンガイアが襲いかかってきた! 渡はキバに変身して立ち向かうが、相手の強大なパワーに圧される。キバットバットIII世はクマが相手ならオオカミだとばかりにガルルセイバーを召喚、ガルルフォームとなったキバは今度はグリズリーファンガイアと互角に戦うが、一種の隙を突かれて吹っ飛ばされ、その間に逃げられてしまった。 逃げ去ったグリズリーファンガイアの正体は先程ネックレスを盗んだ男。それは22年前の伸二だった。昔と変わらない姿の伸二が訪ねた病院の一室には、重い病を患って伏せる年老いた涼子の姿があった。伸二は返事をする気力すら衰えてしまった彼女にネックレスを捧げる・・・ 86年。『カフェ・マル・ダムール』で音也に自分の作ったオムライスをごちそうするゆり。音也のためではなく店のためだと言い張るゆりだったが、一口食べた音也の評価は「まぁまぁだな」であった。 その後、川原で一人バイオリンを弾く音也だったが、そこへ次狼が現れる。「美味かったか? ゆりのオムライスは・・・よかったな、最後の晩餐に美味いものが食えて。おまえは邪魔だ!」次狼はガルルの本性を現すと音也を容赦なく叩きのめして川へ叩き込んでしまう。「ゆりは俺のものだ・・・これで、俺のものだ!」□□□□□□ 今回のキバットバットIII世の蘊蓄はオムライス。思えば、管理人が一昨年まで大阪で決行していたポケモン映画オフでは、カスミがオムライス好きってことで昼食はいつも梅田のHEPナビオファイブ7階にあるオムライス専門店『ポムの樹』でオムライスと決めてました(笑)でも今年も実行できそうにない・・・(無念) 管理人的には、オムライスで一番難しいのはライスを卵でくるむテクニックだと思います。素人の腕ではなかなかお店のオムライスみたいにはいきません・・・ さて、今回から展開が大きく動き出すと聞き及んでいたキバですが、まずはますます混迷を深めるキャスト陣の恋愛模様からか? まずは過去編。まずは34歳の誕生日を迎えたマスターの木戸さん。つまり現在編では56歳になるわけですが、髪型が変わってそれなりに老けた嶋(というか取って付けたようなヅラで30代を演じている41歳の金山一彦氏乙)とは対照的に、同じく還暦の一歩手前にしては眼鏡以外は22年前とほとんど変わっていないとは・・・(驚)まさか実はファンガイアでしたなんてベタなオチは用意されてないだろうな(汗) 何だかんだと言いつつ音也の好物のオムライスを作ろうと躍起になっていた今回のゆり。そこへ、生活の糧を失ったラモン=バッシャーと力=ドッガが『カフェ・マル・ダムール』の店員として転がり込むハメに。ウェイターなラモンはなかなか可愛らしかったですが、力は・・・とりあえず野郎エプロンはやめようよ(爆)そんな力はゆりの作ったオムライスの残骸が口に合ったらしく(笑)、何やらゆりに惚れつつある模様? 前々回の合コンではいきなり女性に「俺の子を産め!」と言った挙げ句そのままエサにしてしまいましたが、本気で恋した女性相手にはどこまでも純情一直線な性格なんでしょうか。 もっとも、肝心の音也はというとゆりが本命だと言いつつ、以前出会った謎めいた美女・真夜にも気安く声をかけてる始末(苦笑)しかし、皮肉にもその真夜は人間を愛するという"大罪"を犯したファンガイアを処罰する闇の処刑人であり、音也が彼女に声をかけたおかげで伸二と涼子は命拾いするという因縁めいた展開に・・・ファンガイアが人間を愛するという感情が理解できないと呟いていた真夜は、今の所音也も見覚えのある人物という程度の認識でしかないようですが、いずれは身をもってその感情の意味を知ることになるのかな? そして、ゆりが少しずつ音也になびき始めているのを見て焦ったらしい次狼は、ガルルの本性を剥き出しにして音也を襲撃! 平成ライダーでは毎年恒例の水オチの登場ですが、殺す気満々のくせに川に投げ込んでから生死を確認しない詰めの甘さもこれまた恒例(爆)というか、どうせ殺すのなら何故ライフエナジーを奪わなかったんでしょうね? 音也のライフエナジーなんて不味くて食いたくないってか?(笑) 次回は力の恋路にまで立ち塞がるらしい次狼ですが、いよいよゆりの前に彼の正体が晒されるのか? とりあえず一言・・・何事も強引な奴は嫌われるぜ(爆) 一方、現在編ではこちらも渡と深央が純情一直線な恋愛模様を展開中。しかし、照れる渡の頬を二度もCGで赤く染めるのは少々やり過ぎな気も(苦笑)そんな二人を陰に日向に応援している恵ですが、"頭が良い・運動神経抜群・顔もスタイルも超イケメン・自分の信念を持って生きる完璧な男"という自分の理想の男性像を熱く語ったところ渡に「それって名護さん?」とツッコまれる・・・これってフラグ?(爆)恵が今まで何かと名護に突っかかってたのも、なまじ自分の理想像に合致する男だから余計に今の名護のキャラが気に入らないからだと考えればある意味納得かも(笑) そんな中、過去と現在を結ぶもう一つの恋愛模様が・・・過去編にて人間の女性・涼子を愛した奥手そうな青年・伸二の正体はヒグマがモチーフのグリズリーファンガイア。ちなみに、厳密にはグリズリーことハイイログマはヒグマの亜種です。 真夜の影に怯えながらも涼子と添い遂げようとしている過去編での伸二ですが、22年後の現在まで生きているということは、とりあえず真夜の魔の手から逃れることはできたようです。だが、現在の涼子は年老いて重い病に伏し、伸二は昔と変わらぬ姿のまま彼女の看病を続けるという、ある意味では異種族婚故の逃れられない帰結ともいえる哀しい日々を生きているようで・・・ 次回、ついに解放される"皇帝"は禁断の愛に生きようとした哀しきファンガイアに如何なる結末をもたらすのか・・・というか、キバ新フォームの玩具情報出るの早すぎ(笑)
2008.07.06
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4月から始まったアニメ版『ゴルゴ13』も、"13"繋がりで本日めでたく1クール13話に到達しました。どの話も原作の雰囲気を完全に再現できているわけではありませんが出来としてはよくまとまっており、"原作をベースにしたアニメとしてのゴルゴ13"として考えれば出だしはまずまずといったところでしょうか。管理人的には今後政治ネタや"ルーツ編"ができるのかどうかが気がかりですが・・・〔Target.13:クロスアングル〕 原作:リイド社SPコミックス第93巻収録(1991年初出)CAST ビクター・ランス:堀内賢雄 パトリー:村松康雄 何処かの洋上に浮かぶ豪華なヨット。その甲板上で日中から情事に耽る一組の男女の姿が・・・と、そこへ上級から一機のヘリコプターが急接近してきた。そのヘリのキャビンに陣取った男は、超望遠レンズを付けたカメラでヨット上の男女の姿を見事ファインダーに捉え、飛び去っていく・・・ 後日、アメリカ・ニューヨークのとある雑誌社のオフィスにその男が現れ、撮影した件の写真を披露した。男が撮影した相手はフリジア王国のシベール王女とその恋人であった。男の名はビクター・ランス。これまでに世界42ヶ国で250人以上もの著名人のスキャンダル写真をものにしてきた凄腕のカメラマンである。彼のスクープの中には社会的影響を及ぼしたものも少なくなく、それだけに命を狙われること6回、人権侵害で100件以上もの訴訟を起こされている強者でもあった。いつものように報酬の小切手を切ろうとした編集長のパトリーに対し、ランスはいつもの倍の報酬を要求する。実は彼はこの仕事を最後にカメラマンを引退しようとしていた。 高層ビルのレストランで夕食を共にするランスとパトリー。これまでに数々のスキャンダル写真をスクープしてきたランスだったが、有名人のケツを追いかける生活にそろそろうんざりしていた。パトリーはここ最近のランスのスクープが質・量共に以前より落ちていると指摘するが、ランスは自分が狙うに値する獲物はもういないからだと豪語してみせる。すると、パトリーは引退の花道を飾る最後の仕事にと、ある人物の撮影を持ちかけてきた。その人物とは超A級のスナイパー、ゴルゴ13! 今まで誰も撮影したことのないゴルゴ13の狙撃の瞬間を撮影できれば世界的なスクープになる。だが、彼は自分の狙撃を目撃した者を生かしてはおかないため、非常に危険な仕事でもある・・・話を聞いたランスはカメラマンとしてのプライドを刺激され、ゴルゴ13の撮影という最後の大仕事に打って出る決意をする。「上等だ、この俺が引退を賭けるに相応しい相手だぜ・・・ゴルゴ13!」 後日、ランスはパトリーと野球場で野球観戦をしながら再び落ち合う。ランスは米国防総省の最高機密データベースにも進入できる凄腕の情報屋を頼ってゴルゴ13の動向を探っていた。ランス曰く、スナイパーもカメラマンも基本は同じ、標的を狙える最良の位置を見つけ、チャンスを逃すことなく狙う、違うのは使う道具だけ。ランスは自身のカメラマンとしての長年の経験を武器にゴルゴ13がどう動くかを読み、一度きりのシャッターチャンスをものにしようと意気込む。 そして、夕刻のニューヨークのとある街角で、ゴルゴ13が狙う標的の居所のビルを探し当てたランスは、ゴルゴ13が近くの高層タワーを狙撃地点に使うと予測し、近くのビルの屋上にカメラを準備してゴルゴ13の狙撃の瞬間を待ち構える。やがて、ビルに標的のマフィアのボスが現れるが、高層タワーにゴルゴ13が現れる様子はない。焦ったランスの目の前で、標的は彼のまったく予測しない方向から狙撃された。ランスはゴルゴ13がビルから遠く離れた洋上のボートから標的を狙撃したと気付き、揺れる海の上からでも正確に狙撃する相手の凄腕に驚愕する・・・ 何が何でもゴルゴ13の狙撃の瞬間をスクープしようと躍起になるランスは再度情報屋を頼り、ゴルゴ13の新たな仕事の情報を得る。ゴルゴ13の次の標的は"僧侶"(ビショップ)と呼ばれる武器商人で、現在はイギリス・ロンドンのベルウィック通りにあるアジトに戻っているらしい。しかし、ゴルゴ13を相手にして怖じ気付いた情報屋はこれを最後にランスとの連絡を閉じてしまう。夜のロンドン・ヒースロー空港にランスが降り立ったちょうど同じ頃、ゴルゴ13もまた空港に到着していた・・・ "僧侶"のアジトがあるビルを見つけたランスは、ホテルに泊まり込んでゴルゴ13が標的を狙う位置を分析する。ビルの最上階にある標的の部屋を確実に狙うためには、狙撃地点は周囲の状況から発射角度98°、有効射程距離2,500フィートの範囲内に限定される。問題はその範囲内のどこから狙うか? 例えば、ビルの斜め前にあるリードホテルは狙撃地点としては最適だが、どの部屋から狙うかを予測するのは困難である。そこで、ランスは逆にホテルを狙撃地点として使えないようにすればいいと考え、隣接する公園の中にあるアデル商会ビルの非常階段を唯一の狙撃地点として絞り込む。このポイントにゴルゴ13が現れるように仕向けて自らの撮影地点を設定しようとするが、相手に気付かれることなくこちらから撮影できる場所は近くには見当たらない。悩んで窓の前に立ったランスだったが、その窓に映る自分の姿を見てあるアイデアを思い付き、今度こそこの勝負はいただきだと確信する。 翌日、ランスはとある廃屋の屋根裏部屋に超望遠カメラをセッティングした。ランスが狙うのは廃屋から見て正面に建つ標的のビルの隣にある全面ガラス張りの建物。そこの壁面にはランスが設定した狙撃地点となるアデル商会ビルがくっきりと映っていた。ランスはその壁面に映るゴルゴ13の姿を撮影しようというのだ。準備を整えたランスはリードホテルにテロリストを装って爆弾を仕掛けたとの電話を入れ、これによってゴルゴ13を自分の設定した狙撃地点に追い込もうとする。一方、そのリードホテルにはランスの読み通りゴルゴ13が滞在していたが、爆弾が仕掛けられたとの情報により外への避難を余儀なくされる・・・ ランスが廃屋に陣取って待つこと数時間、間もなく正午を迎えようとしたとき、ついにアデル商会ビルの非常階段に作業員を装ったゴルゴ13が現れた。自分の思い通りにゴルゴ13が現れたのを見て勝利を確信するランス。そして正午になり、ビルの窓のカーテンを開けて標的の"僧侶"が現れた。射撃姿勢を取るゴルゴ13にランスがシャッターを切ろうとしたその時、雲間から太陽の光が降り注ぐ。トリガーを引こうとしたゴルゴ13は隣のビルに映る廃屋の窓に不審な光が見えたのに気付き、咄嗟にM16A2に散弾を装填してビルの壁面を銃撃して破壊、すぐさま二射目で"僧侶"を射殺した。降り注いだ太陽の光が自分のカメラのレンズに反射し、それをゴルゴ13に気付かれたと察したランスは、狙撃の瞬間でもそこまで周囲を警戒するゴルゴ13の用心深さに驚き、自身の完敗を認めるのだった。 意気消沈しつつ通りに出たランスは、標的のビルの手前にあるリードホテルの壁に備えられたニュースの電光掲示板に気付き、標的が毎日正午に必ず電光掲示板のニュースを見ることをゴルゴ13があらかじめ調べていたと悟って彼の用意周到さに改めて脱帽する。と、その時、投げかけられる視線に気付いたランスが振り向いたその先には、公園の中から鋭い眼光を送るゴルゴ13の姿が――――――○○○○○○ ゴルゴ13シリーズには様々な形でゴルゴ13に挑戦するキャラクターが登場しますが、本作は"撮影"という分野でゴルゴ13に挑むも敗れ去る凄腕のカメラマンの姿を描くエピソードです。ちなみに、ゴルゴ13は自分の射撃のクセを読まれるのを恐れてか、自分が狙撃する姿を記録に取られることを徹底的に嫌っており、原作でも何度かそれに関連したエピソードがあります。 ただ、原作では「ゴルゴ13の狙撃を撮影すれば彼の狙撃テクニックの一端が明らかになり、世界各国の諜報機関も注目するだろう」という編集長の台詞がありますが、アニメでは「世界的スナイパーであるゴルゴ13の撮影を成功させて世界をあっと驚かせる」という単純な説明になっていて、それが何故大事なのか説明不足の感があるのがちょっと残念かも。 分量的には充分原作そのままで進められそうな話なのに、今回も敢えて原作の一部の展開を削ってアニメオリジナルのシーンを入れていますね。原作でランスが公衆電話の受話器に盗聴防止用のカプラーを取り付けて情報屋と通話するシーンが省かれているのは、流石にIT技術が発達した現在の設定では合わないからでしょうか。携帯電話で必死に相手に頭を下げるランスの不審者っぷりに通りかかった親子連れが引いていたのが笑えます。 一方、展開的にはイギリスでのゴルゴ13の仕事がメインですが、その前にニューヨークでゴルゴ13の狙撃の撮影に挑むも失敗する展開を加えることで、原作以上に自信家として描かれているランスが徐々にゴルゴ13にのめり込んでいく姿をより印象付けています。しかし、自分でランスにゴルゴ13の撮影を持ちかけておきながら、それに没頭していく彼の姿を目の当たりにして「私はとんでもない提案をしてしまったのかもしれない」などとほざく編集長の無責任っぷりにウケました(爆) また、イギリスでホテルに滞在していたゴルゴ13のシーンを入れたのは、原作では台詞なしの彼に「何故だ?」の一言でも喋らせておくためでしょうかね(笑)管理人的にはゴルゴ13が一言も発しないまま終わる話があってもいいとは思いますが(というか原作はそんなエピソードが多数) 何にせよ、やはりアニメ版は"原作をベースにしたアニメとしてのゴルゴ13"として考えるべきなのでしょうね。 そういえば、これまたアニメオリジナルのシーンである、ロンドンのホテルで朝を迎えたゴルゴ13の姿ですが・・・ゴルゴ13の白ブリーフ姿キタ━(・∀・)━!!!!(ガウン羽織ってるけど) 思えば、記念すべき原作第1話『ビッグセイフ作戦』の冒頭、ブリーフ一丁で窓際に立つゴルゴ13の初登場姿は今や伝説と化してますが(笑)、アニメでもやっと出してくれましたね。 最終的にはゴルゴ13が土壇場で自分以外の第三者の存在とその意図を察したため、ランスの一世一代の挑戦は失敗に終わることになりますが、ゴルゴ13がビルの壁面の窓ガラスを潰すために使った弾ってよく考えたら何だったんでしょうか? 原作では散弾か爆薬入りっぽい弾薬でしたが、今風に考えるとフランジブル弾(亜鉛等の金属粉末を凝縮した弾丸。命中すると貫通せず粉々に砕ける)辺りでしょうかね。 ラストは原作と同様に、ランスを睨むゴルゴ13と怯えるランスの表情を対比させる結末になっていますが、原作ではランスがこの後どうなったかは読者の想像に任せる終わり方なのに対し、アニメでは本作では最後に銃声をオーバーラップさせることでランスが殺されたとより印象付ける演出になっていて、この辺は原作と同じでもよかったような気もします。管理人的にはランスは一睨みされただけで見逃されるという結末も有りかなと思っているので・・・(^^ゞ さて、今回からエンディングテーマがGARNET CROWの『夢のひとつ』に変わりましたが、相変わらずエンディング映像と合ってない歌です(苦笑)まぁこれも聴き続ければ慣れるでしょう。今回のエンディング映像は前回よりもさらに劇画調のミニストーリー仕立てになっていて、効果音が英語で入れられている辺りが何だかアメコミ風ですね。
2008.07.05
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<←伝説の珍味、フグの卵巣の糠漬け&粕漬け。左はまだ開封していない糠漬け、右は食べかけの粕漬け(笑)> "河豚は食いたし命は惜しし"といわれる通り、僅か2~3mgで人を殺せる猛毒のテトロドトキシンを持ちながら高級食材として珍重されているフグ。種類によって違いますが、一般的には特に肝臓と卵巣が危険部位であり、その調理には免許が必要です。が、それにも関わらず食通の間ではフグの肝は濃厚な風味を持つ珍味といわれているそうです。 しかし、一方で世の中には如何なる経緯によってかそのフグ毒を克服して危険部位である卵巣を食べられるようにしてしまった地域もあります。それが、石川県の郷土料理として知られる"フグの卵巣の糠漬け"です。フグの卵巣の糠漬け 約200g <楽天アフィリエイト/んまーいmon屋>フグの卵巣の粕漬け 約200g <楽天アフィリエイト/んまーいmon屋> 先にも書いた通り、フグの卵巣は肝臓と並ぶ猛毒の危険部位のため、食品衛生法により食用にはできません。しかし、石川県の白山市や金沢市の一部地域では、そのフグの卵巣を1年間塩漬けにしてからさらに2年以上糠漬けにするという製法により毒素を消失させて食用にしています。300℃以上の加熱でも分解・変性しないほど安定した物質であるテトロドトキシンが塩漬けと糠漬けによって無毒化される科学的な理由はまだ解明されていませんが、一説には糠に含まれる酵素や微生物の発酵作用によるものではないかとも言われています。 フグの卵巣をこのような形で食品として製造・販売できるのはこの地域だけで、フグ加工の資格免許を持つ業者のみが製造を許可され、出来上がった製品は(財)石川県予防医学協会による毒性検査を受けて無毒(1g中10マウスユニット以下 1マウスユニットは体重20gのマウスを30分で死亡させる毒性を示す)であることを確認してから出荷されています。 以前からこの珍味に興味があった管理人は、楽天市場で上の販売店を見つけて糠漬けと粕漬けの2つを早速ゲット(笑)粕漬けは糠漬けしたものをさらに二ヶ月ほど粕床に漬け込んだものです。 流石に二つとも開けてしまうのは勿体ない&食べきれないので、糠漬けは冷凍庫でしばし温存しておくことにして先に粕漬けからいただくことに。粕を丁寧に洗い取ってからアルミホイルに包んで軽く焼き、適当に等分して夕食のおかずにしました。もっとも、それだけではやっぱり食べきれないので、毎日の食事で少しずつ消費していくことになりますが・・・ 肝心の味ですが、糠と粕の風味も利いて非常に濃厚で塩辛いです。管理人は酒を飲まないので酒の肴としての感じはわかりませんが、ご飯の友としてはなるほどピッタリだと実感します。これだけ濃厚な味ならタラコや明太子みたいにパスタのソースにも使えそうなので、後日試してみようと思います(^^ゞ あぁちなみに、食べてから○時間経っても身体に異常はまったくありませんでしたよ(笑) そういえば、フグの肝も何とか無毒化して食べられるようにできないかと試みられているそうです。 養殖されたフグの中に毒素が少なかったり全くない例が見られることから、フグの毒であるテトロドトキシンは元々一部の細菌が生成する毒素であり、エサとなる貝類を通じて食物連鎖による生物濃縮でフグの体内に蓄積されると考えられています。そこで、2004年に長崎大学水産学部の研究グループが独自の養殖管理方法によりまったく毒のないトラフグの養殖に成功しました。佐賀県と同嬉野町(現:嬉野市)ではこの研究を基に無毒化した養殖フグの肝を嬉野温泉の旅館で提供する"ふぐ肝特区"構想を国の構造改革特区として申請したものの、「フグ毒の生成過程についてまだ完全に解明されておらず、現段階では100%の安全性が確保できない」との厚生労働省の見解が出されたため認められていません。長崎県や佐賀県では現在も無毒化フグ肝の食用化に向けて試食会を行うなど地道にアピールを続けているようです。
2008.07.04
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宮崎駿監督が4年ぶりに手掛けるスタジオジブリの最新作『崖の上のポニョ』(7月19日公開)、『イノセンス』以来5年ぶりのアニメとなる押井守監督の最新作『スカイ・クロラ』(8月2日公開)、通算11作品目となる毎夏恒例の劇場版ポケットモンスター『ギラティナと氷空の花束 シェイミ』(7月19日公開)と、今年の夏の邦画界は3大アニメ映画による一大決戦の様相を呈しております(大袈裟) そんな中、フジテレビ系の毎日お昼の定番番組『笑っていいとも!』の本日のテレフォンショッキングに押井守監督がゲストとして初登場しました。『スカイ・クロラ』の草薙水素役で声優に初挑戦し、昨日の同コーナーに登場した女優・菊池凜子からのお友達紹介で出演と相成ったようです。『スカイ・クロラ』の制作にはこれまでの自身の技法を敢えて封印して臨むと仰っていた押井監督ですが、声の出演に菊池凜子や谷原章介ら俳優・女優を積極的に起用したり、絢香を主題歌に起用したり、他分野とのコラボレーション企画を立ち上げたり、何より自分自身が積極的に雑誌等のメディアに露出するなど、確かに今までの押井監督の映画とは一味違ったプロモーションが行われているように思います。今回の『いいとも!』出演もその一環ということなのでしょう。ま、管理人としては蓋を開けてみたらやっぱり押井映画だったに一票投じたいですが(爆) そういえば、管理人がTV媒体で押井監督の姿を見るのは一昨年のNHKスペシャル以来のような気がします(笑) さて、番組に登場した押井監督は『攻殻機動隊2.0』のポスターと、劇中に登場する俺の考えたスーパー震電戦闘機"散香"の1/72モデルを持参。それにしても相変わらずボソボソとした喋り方をする人ですね(爆)ちなみに、恒例の出演祝いの花束の名前には、『スカイ・クロラ』の主題歌を唄う絢香を始め、小説家の今野敏、『イノセンス』以来の付き合いであるスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー、押井作品ではお馴染み音楽家の川井憲次、Production I.Gの石川光久社長や神山健治監督ら、どこかで見覚えのある監督縁の方々のお名前が・・・ 面白かったのは、"散香"のモデルを見てすぐに震電の名前が出てきたタモリのリアクション。タモリの意外な博識ぶりは同じフジ系の『タモリのジャポニカロゴス』等でも知られるところですが、震電だけでなく3式戦闘機"飛燕"にまで及ぶとは正直驚きでした。 そして、観客100人の中で1人該当者がいれば番組特製ストラップがプレゼントされるお馴染みの1/100コーナー。押井監督からのお題は『バセットハウンドと暮らしたことがある人』というある意味監督らしいネタ。で、流石にマイナーな犬種だけに該当者は0でしたが、見たことがある人なら4人はいたようで。タモリにバセットハウンドについて語る押井監督があの独特の顔を説明するために自分の顔を両手でむにょっと引っ張ったのにはちょっとウケました(笑)しかし、その押井監督の愛犬として知られたバセットハウンドのガブリエル君は昨年お亡くなりになったとのこと・・・(合掌) とりあえず、概ね平穏に終わった感じの押井監督『いいとも!』出演でした。ちなみに、監督からのお友達紹介はこれまた『スカイ・クロラ』繋がりで谷原章介でした。 次は是非ともNHKの『プロフェッショナル 仕事の流儀』にご登場いただきたいです(笑)
2008.07.03
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今や管理人の高速道路を使う長距離ドライブには欠かせなくなっているETC(自動料金収受システム)。通勤割引などの割引制度により、上手く使えば通行料金をある程度安上がりに押さえることが可能になりましたが、一方でインターチェンジのETCゲートを強引に突破して料金を踏み倒す悪人が少なからずいるのも事実・・・ そんな中、佐賀県でこんなETCの不正使用が摘発されました。*<ETCキセル>2枚のカードで通行 40歳男を逮捕 佐賀 <Yahoo!ニュース/毎日新聞>(注:Web上のニュース記事のため時間経過により削除される場合があります) 管理人は今の所1枚のETCカードしか持たないようにしているのでやったことはないんですが、2枚のETCカードを持ち、距離100kmを超える区間を走る際に1枚のETCカードで普通に100km以内の区間を通行してゲートを出てから次のカードに切り替えて残り区間を通って通勤割引を2回受けるという使い方をしているユーザーは少なくないようです(割引適用はカード1枚ごとに適用されるのでこういう芸当ができるらしい)しかし、今回は鉄道で乗降駅の切符を買って途中区間の料金を踏み倒す不正乗車行為、いわゆる"キセル"を2枚のETCカードを使って行った事例だそうです。 上の記事で出ている今回の手口を管理人の身の回りを例に検証してみました。松山・高松自動車道で松山IC-高松西IC(片道3,550円×2=7,100円)を往復するケースを想定してみます(料金はすべて普通車料金) この場合、AとBの2枚のETCカードを用意し、まずは事前に高松西の手前の坂出ICに入るときに使ったBのカードを何らかの手で温存しておき、松山から入る際にはAのカードを使用、降りる前にBのカードに差し替えて高松西を出ます。そして、復路はBのカードで坂出から入り、往路で使ったAのカードに差し替えて松山の次の伊予ICで出ます。これにより、データ上では往路はBのカードを使って坂出-高松西(550円)、復路はAのカードを使って松山-伊予(400円)の往復合計950円ということになり、本来の松山-高松西間往復7,100円との差額6,150円をごまかせるというわけです。 ちなみに、松山-高松西で2枚のETCカードを普通に途中で切り替えて通勤割引を2回受けようとする場合、往路は松山-大野原IC(区間96.7km)で一旦降りて割引1,350円+大野原-高松西(割引700円)の計2,050円、復路は大野原-いよ西条IC(区間93.3km)で一旦降りて割引1,300円+いよ西条-松山(割引700円)の計2,000円、往復合計4,050円という計算になります。なるほど、これなら手口さえ思い付けばキセルの方が遥かに安上がりではありますね(苦笑) ただし、紙の切符で乗車する鉄道でのキセルならともかく、ETCはすべての通行記録が管理されているわけで、おかしい点があればすぐにバレるとこの犯人は考えなかったんでしょうかね。あるいは以前から不正使用が行われていたのに今の今まで気付かなかったNEXCO側の目が節穴だったのか・・・ まぁ何はともあれ、今回こうしてETCの不正使用の手口が一つ明らかになったわけですから、今後システム上で対策が取られることを期待しましょう。もっとも、この手の不正使用とシステム対策は古今東西問わずイタチごっこの様相を呈するのが常ではありますが・・・
2008.07.02
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